JPH08162462A - 半導体基板の処理方法、半導体基板、半導体結晶の評価方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体基板の処理方法、半導体基板、半導体結晶の評価方法及び半導体装置の製造方法

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JPH08162462A
JPH08162462A JP30408494A JP30408494A JPH08162462A JP H08162462 A JPH08162462 A JP H08162462A JP 30408494 A JP30408494 A JP 30408494A JP 30408494 A JP30408494 A JP 30408494A JP H08162462 A JPH08162462 A JP H08162462A
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oxygen
heat treatment
temperature
outward diffusion
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JP30408494A
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Naoki Yamada
直樹 山田
Michiko Inaba
三智子 稲葉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体基板表面の酸素外方拡散を促進させ
て、半導体基板表面の酸素濃度を下げるとができるとと
もに、半導体基板に初期状態から存在する酸素析出物の
再固溶化を促進することができる。また、IG工程を行
ったCZ−Si結晶表面から外方拡散される酸素外方拡
散を検出することにより、結晶表面近傍に酸素析出物が
形成されることを防ぐことができる。 【構成】 半導体基板を表面処理して該半導体基板表面
を露出させ、露出させた該半導体基板を300℃以下の
温度で、かつ窒素ガス雰囲気にした炉内に挿入した後、
該炉内を所定の外方拡散熱処理温度まで昇温して該半導
体基板を外方拡散熱処理することにより、該半導体基板
中の不純物を外方拡散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の処理方法
に係り、詳しくは、半導体基板中の不純物の外方拡散及
び酸素析出物の再固溶化を促進する技術に関する。ま
た、イントリンシック・ゲッタリング(IG)工程にお
いて、Si結晶中に含まれる格子間酸素の外方拡散量の
評価技術に関する。
【0002】半導体基板は、種々の不純物やそれらに起
因する微小な結晶欠陥を内包している。例えば、不純物
として酸素、そして微小結晶欠陥として酸素析出物があ
る。また、酸素不純物濃度がある程度高いと、LSIの
製造過程でこの酸素不純物が凝集して酸素析出物へと成
長する。基板表面近傍の素子動作領域にこれらの酸素析
出物が存在すると、素子特性が劣化する。
【0003】そこで、LSIの製造初期過程に酸素不純
物を熱処理することにより外方拡散させて、基板表面近
傍の酸素濃度を下げることにより、酸素析出物の再固溶
化及びLSI製造過程での酸素析出物の成長防止を図っ
ている。しかしながら、ある程度酸素濃度を下げれば、
LSI製造過程での酸素析出物の成長は防止することが
できるが、初期状態から存在する酸素析出物の再固溶化
に対しては酸素濃度を下げるだけでは効果が弱く、その
初期状態から存在する酸素析出物の再固溶化の促進が重
要な課題になっている。
【0004】このため、基板表面近傍の酸素濃度を下げ
ることができ、かつ酸素析出物の再固溶化を促進するこ
とができる熱処理技術が要求されている。近年、半導体
基板として主に用いられているチョクラルスキー(C
Z)結晶中には、約1×1017〜2×1018atoms
/cm3 程度の格子間酸素が含まれている。IGは、こ
の格子間酸素を析出させる現象を利用しており、Si基
板を高温で熱処理することにより、格子間酸素を凝集さ
せて酸素析出物を形成するものである。この酸素析出物
そのものは欠陥であるため、この酸素析出物による欠陥
が素子の電気的動作領域に含まれていると、リーク等が
発生し易くなる等、デバイス特性を悪化させて不良の原
因となっている。
【0005】そこで、酸素析出のゲッタリング作用、即
ち酸素析出物を素子動作域外に形成し、素子動作域の金
属汚染を、酸素析出物間又はその周辺に吸収し、その有
害性を除去する作用を利用する手法は、半導体製造にお
いて重要な手法となっている。
【0006】
【従来の技術】図6は従来の半導体基板の熱処理シーケ
ンスを示す図である。従来は、図6に示す如く、Siの
半導体基板1001上にゲート絶縁膜等を形成するため
にSi半導体基板1001全面にSiO2 絶縁膜100
2を全面に堆積し、Si半導体基板1001表面を酸化
してSiO2 絶縁膜1002を形成した状態で外方拡散
熱処理を施すことにより、初期状態から存在する酸素析
出物の再固溶化とLSI製造過程での酸素析出物の成長
防止を図るため、基板表面近傍の酸素濃度を下げてい
た。
【0007】次に、ここでIG工程について説明する。
IG工程は、概ね次の様な熱処理過程からなる。まず、
ウェハ(結晶)を900〜1350℃程度の高温で熱処
理して、ウェハ表面近傍の酸素をウェハ外部に追い出
し、表面近傍の酸素濃度を低下させる(外方拡散工
程)。
【0008】次に、ウェハ内部に400〜800℃の低
温で酸素析出物の核を形成する(析出物の核の形成工
程)。ウェハ表面は、外方拡散工程によって酸素濃度が
低下しているために、酸素析出物の核は形成されない。
最後に、このような低温からゆっくりと処理温度を上昇
させ、前述の如く形成した酸素析出核を大きな酸素析出
物に成長させる(析出物の成長工程)。この場合、低温
で形成した析出核(微小析出物)は、900℃以上の高
温では、熱的に不安定であるために、低温から高温への
温度上昇速度が速い場合、酸素析出核は消滅してしま
う。このため、酸素析出物の成長工程の温度上昇速度
は、極めてゆっくりと行うことが必要である(1〜5℃
/分程度)。
【0009】このようにして保たれた表面近傍には、酸
素析出物のない無欠陥層(denuded zone:
DZ)が形成され、ウェハ内部には、析出欠陥層が形成
される。DZの観察方法としては、化学エッチング液を
用いて酸素析出物等の欠陥を選択的にエッチングする方
法(選択エッチング法)や、ウェハに赤外光を照射して
欠陥から錯乱される赤外光を検出する方法(赤外線散乱
法)、あるいは、本発明者等が開発した、貼り合わせ研
磨低温IR法等がある。
【0010】近年、これらの方法の進歩により、DZに
も酸素析出物が形成されていることが明らかとなってき
た。前述したように、酸素析出物そのものは欠陥であ
り、素子動作域に酸素析出物が形成されると不良の原因
となるため、DZは、酸素析出物の形成されない無欠陥
領域でなければならない。そのためには外方拡散工程で
表面の酸素濃度を充分に低下させておかねばならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の半導体
基板の熱処理方法では、Si半導体基板1001全面に
SiO2 絶縁膜1002を堆積した状態で外方拡散熱処
理を行っていたため、SiO2 絶縁膜1002により酸
素外方拡散が阻害されてしまい、基板表面近傍の酸素濃
度を十分低下し難いうえ、初期状態から存在する酸素析
出物の再固溶化を十分に行い難いという問題があった。
【0012】上記したように、ウェハ表面にDZを形成
するために酸素を外方拡散させるのであるが、酸素の外
方拡散量は、常に一定というわけではない。熱処理する
際の雰囲気やウェハの表面状態によって、同じ温度や時
間でもかなりの違いが生じてくる。酸素の外方拡散が充
分に行われない場合、表面近傍の酸素濃度は低下せず、
その後の熱処理によって表面近傍に酸素の析出物が形成
されてしまい、耐圧劣化等が生じ易くなる等、デバイス
製造に悪影響を齎らす。
【0013】そこで、酸素の外方拡散量をモニターする
必要が生じてきている。通常、外方拡散後の表面酸素濃
度は1×1017以下であり、しかも外方拡散する領域
は、表面から30μm程度である。この場合、SIMS
や通常の室温FT−IR法による測定では、測定誤差が
大きく、正確に定量することは困難であるという問題が
あった。
【0014】また、前述した従来の選択エッチング方法
では、酸素析出物だけを選択的に削って写真で観察する
方法であるため、酸素析出物のある所とない所を目視で
確認することができるが、酸素析出物の量を数値レベル
で測定することは困難であるという問題があった。この
ように、従来の評価方法では、表面近傍の酸素析出物量
を数値レベルで確認することができないため、仮に目視
で確認することができなくても、微量の酸素析出物が含
まれていると、結局、欠陥が生じてデバイス特性に悪影
響を及ぼすことがあった。
【0015】そこで、本発明は、半導体基板表面の酸素
外方拡散を促進させて、半導体基板表面の酸素濃度を下
げることができるとともに、半導体基板に初期状態から
存在する酸素析出物の再固溶化を促進することができる
半導体基板の処理方法を提供することを目的としてい
る。また、本発明は、IG工程を行ったCZ−Si結晶
表面から外方拡散される酸素外方拡散量を検出すること
により表面近傍に酸素析出物が形成されることを防ぐこ
とができる半導体結晶の評価方法及び半導体装置の製造
方法を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体基板を表面処理して該半導体基板表面を露出さ
せ、露出させた該半導体基板を300℃以下の温度で、
かつ窒素ガス雰囲気にした炉内に挿入した後、該炉内を
所定の外方拡散熱処理温度まで昇温して該半導体基板を
外方拡散熱処理することにより、該半導体基板中の不純
物を外方拡散することを特徴とするものである。
【0017】請求項2記載の発明は、半導体基板を熱処
理して該半導体基板内に酸素折出物を形成した後、該半
導体基板を300℃以下の温度で、かつ窒素ガス雰囲気
にした炉内に挿入し、その後、該炉内を所定の外方拡散
熱処理温度まで昇温して該半導体基板を外方拡散熱処理
することにより、該半導体基板中の不純物を外方拡散す
ることを特徴とするものである。
【0018】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記表面処理を行う前に、前記半導体
基板を熱処理することにより、前記半導体基板内に酸素
析出物を形成することを特徴とするものである。請求項
4記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前
記外方拡散熱処理を行った後に、前記半導体基板を熱処
理することにより、前記半導体基板内に酸素析出物を形
成することを特徴とするものである。
【0019】請求項5記載の発明は、上記請求項1乃至
4記載の発明において、前記不純物は、酸素であること
を特徴とするものである。請求項6記載の発明は、上記
請求項1乃至5記載の発明において、前記外方拡散熱処
理は、前記半導体基板を1000℃以上1300℃以下
の温度範囲にして行うことを特徴とするものである。
【0020】請求項7記載の発明は、上記請求項1,
5,6記載の発明において、前記外方拡散熱処理は、3
00℃以下の温度にて前記半導体基板を前記炉内に挿入
した後、3℃/分以上の昇温速度にて所望の外方拡散熱
処理温度まで前記半導体基板を昇温してから行うことを
特徴とするものである。請求項8記載の発明は、上記請
求項1乃至7記載の発明において、前記外方拡散熱処理
を行った後、前記半導体基板表面を酸化して酸化膜を形
成し、その後、該酸化膜を除去することにより、前記半
導体基板表面に生じた反応生成物を除去することを特徴
とするものである。
【0021】請求項9記載の発明は、上記請求項1乃至
7記載の発明において、前記外方拡散熱処理を行った後
に前記半導体基板表面をポリッシュすることにより、前
記半導体基板表面に生じた反応生成物を除去することを
特徴とするものである。請求項10記載の発明は、上記
請求項3乃至9記載の発明において、前記酸素析出物形
成の熱処理は、前記半導体基板を絶縁膜で覆った状態で
行うことを特徴とするものである。
【0022】請求項11記載の発明は、上記請求項10
記載の発明において、前記絶縁膜は、酸化膜の1層構造
からなるか、若しくは酸化膜と窒化膜の2層構造からな
ることを特徴とするものである。請求項12記載の発明
は、上記請求項3乃至11記載の発明において、前記酸
素析出物形成の熱処理は、前記半導体基板を400℃以
上1000℃以下の温度範囲にして行うことを特徴とす
るものである。
【0023】請求項13記載の発明は、上記請求項3乃
至12記載の発明において、前記酸素析出物形成の熱処
理は、不活性ガスまたは酸素ガス雰囲気内で行うことを
特徴とするものである。請求項14記載の発明は、半導
体基板表面から5μm深さまでの酸素折出物密度が1E
5〔atoms/cm3 〕以下であることを特徴とする
ものである。
【0024】請求項15記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、前記半導体基板表面から10μm
以上深い部分の酸素折出物密度が5E7〔atoms/
cm 3 〕以上であることを特徴とするものである。請求
項16記載の発明は、チョクラルスキーシリコン結晶を
薄く研磨する工程と、チョクラルスキーシリコン結晶を
低酸素濃度結晶に貼り合わせて試料を形成する工程との
うち、何れか一方の工程を先に行い、次いで、試料のチ
ョクラルスキーシリコン結晶中の酸素濃度をフーリエ変
換赤外分光光度計を用いて測定する工程と、次いで、酸
素濃度を測定した試料を熱処理する工程と、次いで、熱
処理を行った試料のチョクラルスキーシリコン結晶中の
酸素濃度を再度フーリエ変換赤外分光光度計を用いて測
定する工程と、次いで、測定した貼り合わせ後の試料の
酸素濃度から測定した熱処理後の試料の酸素濃度を差し
引いて、熱処理によって試料から外方拡散した酸素量を
求める工程とを含むことを特徴とするものである。
【0025】請求項17記載の発明は、前記外方拡散酸
素量をモニターしたIG工程を含むことを特徴とするも
のである。請求項18記載の発明は、上記請求項16記
載の発明において、前記外方拡散酸素量と拡散係数とを
用いて、熱処理後の酸素濃度プロファイル及び表面輸送
係数を求めることを特徴とするものである。
【0026】請求項19記載の発明は、前記酸素濃度プ
ロファイルをモニターしたIG工程を含むことを特徴と
するものである。請求項20記載の発明は、上記請求項
16,18記載の発明において、前記外方拡散酸素量と
表面輸送係数とを用いて、拡散係数を求めることを特徴
とするものである。
【0027】
【作用】本発明では、後述する図1に示す如く、半導体
基板1をドライ又はウェットエッチングして半導体基板
1表面を露出させ、露出させた半導体基板1を300℃
以下の温度で、かつ窒素ガス雰囲気にした炉内に挿入し
た後、炉内を外方拡散処理温度まで昇温して半導体基板
1を外方拡散熱処理することにより、半導体基板1中の
酸素等の不純物を外方拡散するように構成している。
【0028】このため、表面を露出させた半導体基板1
を300℃以下の低温度下で、かつN2 ガス雰囲気にし
た炉内に挿入することにより、半導体基板1表面に酸化
膜を形成しないで炉内に挿入保持することができる。こ
れにより、半導体基板1を、表面を露出させた状態でN
2 ガス雰囲気中で外方拡散熱処理することができるた
め、後述する図2に示す如く、酸素外方拡散を促進させ
ることができるとともに、酸素析出物の再固溶化を促進
させることができる。
【0029】次に、本発明では、CZ−Si結晶表面か
ら拡散される外方拡散量を検出することができれば、前
述した問題を解決することができるので、FT−IR法
を次のように応用した。通常のウェハ厚のCZ−Si結
晶のままでは、表面30μm程度の酸素の減少量を定量
することは困難である。このため、ウェハのCZ−Si
結晶を薄く研磨する。ところが、薄く研磨したままのC
Z−Si結晶をFT−IR測定すると、CZ−Si結晶
内で赤外光の多重反射が起こるとともに、酸素による吸
収ピークも厚さに反映して小さくなり、測定誤差が大き
くなってしまい実用上好ましくない。
【0030】そこで、薄く研磨したCZ−Si結晶を低
酸素濃度結晶に貼り合わせて試料厚を厚くする。通常使
用されているウェハのミラー面同士ならば、表面の平坦
度を気にする必要もなく簡単に接着することができる。
更に、FT−IR測定を低温で行う方法をとる。低温で
の酸素のピークは、室温の50倍程度であるため、充分
に定量することができる。これが試料の作成方法であ
る。このようにして測定した酸素濃度をリファレンスと
する。
【0031】次に、低温FT−IR測定した試料をモニ
ターサンプルとして熱処理を施し酸素を外方拡散させ
る。熱処理を行った後、再び低温FT−IRで酸素濃度
を測定し、リファレンスの酸素濃度を差し引くことによ
って外方拡散した酸素濃度を求める。なお、熱処置を施
せば試料の表裏表面から酸素が外方拡散するが、この方
法では、裏面には厚い低酸素濃度結晶を貼り合わせてあ
るため、裏面からの酸素の外方拡散は考慮しなくてもよ
い。このため、酸素の減少量を表面からの外方拡散量と
することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は本発明に係る実施例1の半導体基板
の熱処理シーケンスを示す図である。
【0033】本実施例では、まず、Si等の半導体基板
1上に形成されたSiO2 等の絶縁膜2をドライ又はウ
ェットエッチングして半導体基板1表面を露出させる
(図1(a),(b))。次に、表面を露出させた半導
体基板1を300℃以下の温度(例えば100℃)で、
かつN2 ガス雰囲気にした炉内に挿入する。そして、炉
内をRTA(Rapid Thermal Annie
l)法により外方拡散処理温度、例えば1150℃まで
昇温し、この温度で2時間程度半導体基板1を外方拡散
熱処理することにより、半導体基板1表面部分の酸素等
の不純物を外方拡散処理する(図1(c))。
【0034】本実施例で得られた半導体基板1は、半導
体基板1表面から5μm深さまでの酸素析出物密度が1
E5〔atoms/cm3 〕以下であり、半導体基板1
表面から10μm以上深い部分の酸素析出密度が5E7
〔atoms/cm3 〕以上であった。この半導体基板
によれば、折出物密度を低下させたことによる素子特性
の向上及びバルク内析出物による汚染物ゲッターリング
効果の向上を図ることができる。
【0035】なお、上記外方拡散熱処理を行った後、前
記半導体基板1表面を酸化して酸化膜を形成し、その
後、酸化膜を除去することにより、N2 ガス雰囲気での
外方拡散熱処理時に半導体基板1表面に生じたSiN等
の反応生成物を除去するように構成してもよい。また、
外方拡散熱処理を行った後に前記半導体基板1表面をポ
リッシュすることにより、N2 ガス雰囲気での外方拡散
熱処理時に半導体基板1表面に生じた反応生成物を除去
するように構成してもよい。
【0036】このように、本実施例では、半導体基板1
をドライまたはウェットエッチングして半導体基板1表
面を露出させ、露出させた半導体基板1を300℃以下
の温度で、かつ窒素ガス雰囲気にした炉内に挿入した
後、炉内を外方拡散処理温度まで昇温して半導体基板1
を外方拡散熱処理することにより、半導体基板1中の酸
素等の不純物を外方拡散するように構成している。
【0037】このため、表面を露出させた半導体基板1
を300℃以下の低温度下で、かつN2 ガス雰囲気にし
た炉内に挿入することにより、半導体基板1表面に酸化
膜を形成しないで炉内に挿入保持することができる。こ
れにより、半導体基板1を、表面を露出させた状態でN
2 ガス雰囲気中で外方拡散熱処理することができるた
め、後述する図2に示す如く、酸素外方拡散を促進させ
ることができるとともに、酸素析出物の再固溶化を促進
させることができる。
【0038】図2に示すように、表面にSiO2 絶縁膜
2を形成した半導体基板1の比較例では、Ar、N2
囲気何れの場合も酸素外方拡散数量が少なく、SiO2
絶縁膜2酸素外方拡散が阻害されているのが判る。表面
のSiO2 絶縁膜2を除去して表面を露出させた半導体
基板1の比較例では、Ar雰囲気で外方拡散熱処理する
ことにより、表面にSiO2 絶縁膜2を形成した半導体
基板1の比較例の場合よりも、酸素外方拡散を促進する
ことができるが、酸素析出物の再固溶化は十分進んでい
るとはいえない。
【0039】これに対し、表面のSiO2 絶縁膜2を除
去して表面を露出させた半導体基板1の本発明では、N
2 雰囲気で外方拡散熱処理することにより、Ar雰囲気
で行った比較例の場合よりも、酸素析出物の消滅幅を大
きくすることができるため、酸素析出物の再固溶化を十
分促進させることができる。なお、比較例の外方拡散熱
処理条件は、上記実施例と同様である。
【0040】なお、上記実施例1では、内部に酸素析出
物を形成していない半導体基板1の表面を露出させるよ
うに構成する場合について説明したが、本発明はこれの
みに限定されるものではなく、例えば半導体基板1表面
を露出させる前に、半導体基板1をHe,N2 等の不活
性ガスや酸素ガス等の雰囲気内で熱処理することにより
半導体基板1内に酸素析出物を形成した後、表面を露出
させるように構成してもよい。
【0041】本発明においては、外方拡散熱処理を行っ
た後に、半導体基板をHe,N2 等の不活性ガスや酸素
ガス等の雰囲気内で熱処理することにより、半導体基板
内に酸素析出物を形成するように構成してもよい。酸素
析出物の熱処理は、半導体基板を表面を露出させた状態
で行うように構成してもよいし、半導体基板を絶縁膜で
覆った状態で行うように構成してもよい。後者の絶縁膜
としては、酸化膜の一層構造からなるか、若しくは酸化
膜と窒化膜の2層構造からなるものを用いればよい。酸
素析出物の熱処理は、半導体基板を400℃以上100
0℃以下の温度範囲にして行うことが好ましい。
【0042】上記実施例1では、外方拡散熱処理を半導
体基板1を1150℃にして行ったが、本発明において
は、これのみに限定されるものではなく、外方拡散熱処
理を1000℃以上1300℃以下の温度範囲にして行
うことは好ましい。1000℃より低温にすると、低温
過ぎて不純物が外方拡散し難くなり好ましくなく、ま
た、1300℃よりも高温にすると、高温過ぎて不純物
汚染の影響を受け易くなり好ましくない。これから、不
純物の外方拡散を促進させることと、不純物を回避する
ことを考慮すると、前述の如く、1000℃以上130
0℃以下の温度範囲で外方拡散熱処理を行うことが好ま
しい。
【0043】上記実施例1では、外方拡散熱処理を30
0℃以下の温度にして半導体基板1を炉内に挿入した
後、RTA法により外方拡散熱処理温度まで半導体基板
1を昇温してから行うように構成する場合を説明した
は、本発明はこれのみに限定されるものではなく、外方
拡散熱処理を300℃以下の温度にて半導体基板を炉内
に挿入した後、3℃/分以上の昇温速度にて所望の外方
拡散熱処理温度まで半導体基板を昇温してから、行うよ
うに構成してもよい。この場合、半導体基板を徐々に昇
温させて外方拡散熱処理を行っているため、上記実施例
1と同様な効果を得ることができるうえ、内部に多量の
酸素析出物を容易に形成することができる。
【0044】また、本発明においては、半導体基板を熱
処理して半導体基板内に酸素折出物を形成した後、半導
体基板を300℃以下の温度で、かつ窒素ガス雰囲気に
した炉内に挿入し、その後、炉内を所定の外方拡散熱処
理温度まで昇温して半導体基板を外方拡散熱処理するこ
とにより、半導体基板中での不純物を外方拡散するよう
に構成することにより、上記実施例1と同様の効果を得
ることができるうえ、内部に酸素折出物を形成すること
ができる。 (実施例2)次に、図3は本発明に係る実施例2の半導
体結晶の評価方法を示す図である。
【0045】本実施例では、まず、CZ−Si結晶11
(〔0i〕=1.62×1018atoms/cm3 )を
FZ結晶12(〔0i〕=3.02×1015atoms
/cm3 5mm厚)に800℃以上の温度で貼り合わ
せる(図3(a))。ここで、CZ−Si結晶11をF
Z結晶12に貼り合わせているのは、次のような理由に
よる。CZ−Si結晶11をそのままで高分解能でFT
−IR測定を行うと、酸素濃度のピーク付近に干渉縞が
生じて酸素濃度のピークを検出し難くなり実用上好まし
くないので、これを防ぐために、酸素をほとんど含有し
ていないFZ結晶12に貼り合わせしている。
【0046】次に、CZ−Si結晶11を厚さ200μ
mに研磨して薄くする。ここで、CZ−Si結晶11を
薄くしているのは、次のような理由による。試料をFT
−IRで測定する時、試料した光を透過させて出射して
きた光を検出して酸素のピークを検出する。これを低温
で測定すると、試料内での光の吸収が大きくなってしま
い、検出器に光が届き難くなり、検出精度が低下して実
用上好ましくないので、CZ−Si結晶11を薄くして
内部での光の吸収を低減している。
【0047】次に、FT−IR測定した試料をモニター
サンプルとして、他の通常のウェハとともにIG工程に
導入する。次に、外方拡散を終了した後、モニターサン
プルのみ取り出し、再びヘリウム温度でFT−IR測定
を行う。そして、CZ−Si結晶11とFZ結晶12の
貼り合わせ後の試料で求めた酸素濃度から、IG工程を
行った試料から求めた酸素濃度を差し引き、IG工程中
に試料から外方拡散した外方拡散酸素量を求める。
【0048】ここでの外方拡散熱処理条件は、1200
℃、1時間とした。この場合、図4に示す如く、CZ−
Si結晶11とFZ結晶12を貼り合わせを行った後の
リファレンスの試料の吸収係数は、0.653であり、
外方拡散を行った試料の吸収係数は、0.604であっ
た。このリファレンスの試料の吸収係数から外方拡散を
行った試料の吸収係数の差が外方拡散酸素量となる。
【0049】そして、ここで求めた外方拡散酸素量に、
拡散係数D=0.07exp(−2.44/kT)を用
いると、図4に示すような吸収係数曲線が得られ、この
曲線を微分することにより酸素濃度プロファイルに直す
と、図5に示すようになる。また、ここで外方拡散酸素
量と拡散係数Dとを用いて、熱処理後の表面輸送係数h
を求めることができる。また、酸素濃度プロファイルを
モニターするように構成してもよく、この酸素濃度プロ
ファイルをモニターしたIG工程を含むことように半導
体装置の製造方法に適用させてもよい。更に、ここで求
めた外方拡散酸素量と表面輸送係数hとを用いて、拡散
係数Dを求めるように構成してもよい。
【0050】このように、本実施例では、IG工程中に
試料から外方拡散した酸素外方拡散量をチェックするこ
とができるので、表面近傍に酸素析出物が形成されるこ
とを防ぐことができる。従って、これまで酸素の異常析
出によって発生していた不良を減少させることができる
ため、歩留りを向上させることができる。
【0051】なお、上記実施例2では、CZ−Si結晶
をFZ結晶に貼り合わせて試料を用いる場合について説
明したが、本発明はこれのみに限定されるものではな
く、要はCZ−Si結晶を低酸素濃度結晶に貼り合わせ
た試料を用いればよく、FZ結晶以外の低酸素濃度結晶
であってもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、半導体基板表面の酸素
外方拡散を促進させて、半導体基板表面の酸素濃度を下
げるとができるとともに、半導体基板に初期状態から存
在する酸素析出物の再固溶化を促進することができると
いう効果がある。また、本発明は、IG工程を行ったC
Z−Si結晶表面から外方拡散される酸素外方拡散を検
出することにより、表面近傍に酸素析出物が形成される
ことを防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の半導体基板の熱処理シ
ーケンスを示す図である。
【図2】本発明と比較例における酸素外方拡散量、酸素
析出物の消滅幅の酸化膜厚及び熱処理雰囲気の依存性を
示す図である。
【図3】本発明に係る実施例2の半導体結晶の評価方法
を示す図である。
【図4】リファレンスの試料と外方拡散後の試料におけ
る深さに対する吸収係数の関係を示す図である。
【図5】図4に示す吸収係数曲線から得た深さに対する
吸収係数の関係を示す図である。
【図6】従来の半導体基板の熱処理シーケンスを示す図
である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 絶縁膜 11 CZ−Si結晶 12 FZ結晶

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板を表面処理して該半導体基板表
    面を露出させ、露出させた該半導体基板を300℃以下
    の温度で、かつ窒素ガス雰囲気にした炉内に挿入した
    後、該炉内を所定の外方拡散熱処理温度まで昇温して該
    半導体基板を外方拡散熱処理することにより、該半導体
    基板中の不純物を外方拡散することを特徴とする半導体
    基板の処理方法。
  2. 【請求項2】半導体基板を熱処理して該半導体基板内に
    酸素折出物を形成した後、該半導体基板を300℃以下
    の温度で、かつ窒素ガス雰囲気にした炉内に挿入し、そ
    の後、該炉内を所定の外方拡散熱処理温度まで昇温して
    該半導体基板を外方拡散熱処理することにより、該半導
    体基板中の不純物を外方拡散することを特徴とする半導
    体基板の処理方法。
  3. 【請求項3】前記表面処理を行う前に、前記半導体基板
    を熱処理することにより、前記半導体基板内に酸素析出
    物を形成することを特徴とする請求項1記載の半導体基
    板の処理方法。
  4. 【請求項4】前記外方拡散熱処理を行った後に、前記半
    導体基板を熱処理することにより、前記半導体基板内に
    酸素析出物を形成することを特徴とする請求項1記載の
    半導体基板の処理方法。
  5. 【請求項5】前記不純物は、酸素であることを特徴とす
    る請求項1乃至4記載の半導体基板の処理方法。
  6. 【請求項6】前記外方拡散熱処理は、前記半導体基板を
    1000℃以上1300℃以下の温度範囲にして行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至5記載の半導体基板の処理
    方法。
  7. 【請求項7】前記外方拡散熱処理は、300℃以下の温
    度にて前記半導体基板を前記炉内に挿入した後、3℃/
    分以上の昇温速度にて所望の外方拡散熱処理温度まで前
    記半導体基板を昇温してから行うことを特徴とする請求
    項1,5,6記載の半導体基板の処理方法。
  8. 【請求項8】前記外方拡散熱処理を行った後、前記半導
    体基板表面を酸化して酸化膜を形成し、その後、該酸化
    膜を除去することにより、前記半導体基板表面に生じた
    反応生成物を除去することを特徴とする請求項1乃至7
    記載の半導体基板の処理方法。
  9. 【請求項9】前記外方拡散熱処理を行った後に前記半導
    体基板表面をポリッシュすることにより、前記半導体基
    板表面に生じた反応生成物を除去することを特徴とする
    請求項1乃至7記載の半導体基板の処理方法。
  10. 【請求項10】前記酸素析出物形成の熱処理は、前記半
    導体基板を絶縁膜で覆った状態で行うことを特徴とする
    請求項3乃至9記載の半導体基板の処理方法。
  11. 【請求項11】前記絶縁膜は、酸化膜の1層構造からな
    るか、若しくは酸化膜と窒化膜の2層構造からなること
    を特徴とする請求項10記載の半導体基板の処理方法。
  12. 【請求項12】前記酸素析出物形成の熱処理は、前記半
    導体基板を400℃以上1000℃以下の温度範囲にし
    て行うことを特徴とする請求項3乃至11記載の半導体
    基板の処理方法。
  13. 【請求項13】前記酸素析出物形成の熱処理は、不活性
    ガスまたは酸素ガス雰囲気内で行うことを特徴とする請
    求項3乃至12記載の半導体基板の製造方法。
  14. 【請求項14】半導体基板表面から5μm深さまでの酸
    素折出物密度が1E5〔atoms/cm3 〕以下であ
    ることを特徴とする半導体基板。
  15. 【請求項15】前記半導体基板表面から10μm以上深
    い部分の酸素折出物密度が5E7〔atoms/c
    3 〕以上であることを特徴とする請求項14記載の半
    導体基板。
  16. 【請求項16】チョクラルスキーシリコン結晶を薄く研
    磨する工程と、チョクラルスキーシリコン結晶を低酸素
    濃度結晶に貼り合わせて試料を形成する工程とのうち、
    何れか一方の工程を先に行い、次いで、試料のチョクラ
    ルスキーシリコン結晶中の酸素濃度をフーリエ変換赤外
    分光光度計を用いて測定する工程と、次いで、酸素濃度
    を測定した試料を熱処理する工程と、次いで、熱処理を
    行った試料のチョクラルスキーシリコン結晶中の酸素濃
    度を再度フーリエ変換赤外分光光度計を用いて測定する
    工程と、次いで、測定した貼り合わせ後の試料の酸素濃
    度から測定した熱処理後の試料の酸素濃度を差し引い
    て、熱処理によって試料から外方拡散した酸素量を求め
    る工程とを含むことを特徴とする半導体結晶の評価方
    法。
  17. 【請求項17】前記外方拡散酸素量をモニターしたIG
    工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】前記外方拡散酸素量と拡散係数とを用い
    て、熱処理後の酸素濃度プロファイル及び表面輸送係数
    を求めることを特徴とする請求項16記載の半導体結晶
    の評価方法。
  19. 【請求項19】前記酸素濃度プロファイルをモニターし
    たIG工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  20. 【請求項20】前記外方拡散酸素量と表面輸送係数とを
    用いて、拡散係数を求めることを特徴とする請求項1
    6,18記載の半導体結晶の評価方法。
JP30408494A 1994-12-07 1994-12-07 半導体基板の処理方法、半導体基板、半導体結晶の評価方法及び半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH08162462A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6325848B1 (en) 1997-11-11 2001-12-04 Nec Corporation Method of making a silicon substrate with controlled impurity concentration
JP2002246573A (ja) * 2001-02-13 2002-08-30 Nippon Steel Corp Simox基板の作製方法
JP2011109124A (ja) * 2011-01-12 2011-06-02 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

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