JPH0816242A - 無人走行車およびその走行制御方法 - Google Patents

無人走行車およびその走行制御方法

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JPH0816242A
JPH0816242A JP6173479A JP17347994A JPH0816242A JP H0816242 A JPH0816242 A JP H0816242A JP 6173479 A JP6173479 A JP 6173479A JP 17347994 A JP17347994 A JP 17347994A JP H0816242 A JPH0816242 A JP H0816242A
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JP
Japan
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traveling
vehicle
vehicle body
wall surface
distance
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Withdrawn
Application number
JP6173479A
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English (en)
Inventor
Izumi Yamamoto
泉 山本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁面に凹凸があったり、壁面形状の変化が不
規則なものであっても所定の走行制御を行うことができ
る安価な壁面ならい方式の無人走行車を提供する。 【構成】 自走可能な各々独立して回転数を制御できる
走行輪15,16と、外部環境に対する自己の相対的な
位置を検出するための前方センサ11a、側方センサ1
4a,14bとを備え、通路の壁面の所定の位置に上記
前方センサ11a、側方センサ14a,14bによって
検出可能な基準面を断続的に設け、車体10本体には、
上記検出された検出出力からその基準面との距離を演算
するとともに、演算された基準面と車体10との距離か
ら、走行車の走行軌跡を修正して走行させるCPU20
を設け、CPU20によって各基準面位置で走行軌跡を
修正し、各基準面間は直進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人で走行しながら例え
ば建物の床面を清掃したり、荷物などを搬送する無人走
行車に関し、さらに詳しく言えば、通路の側壁およびそ
の側壁と当該車体間の距離を検出しながら、通路側壁に
ならって走行するように構成された無人走行車およびそ
の走行制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の無人走行車は、その周囲を監視
しながら走行するため、車体には例えば超音波センサか
らなる複数の検出手段が設けられており、図4にはその
概略が示されている。
【0003】すなわち、車体1の前面2にはその前方距
離を検出する前方センサ2aが設けられているととも
に、両側面3,4には、車体1の側方距離を検出する側
方センサ3a,3b、4a,4bが設けられている。こ
の場合、側方センサ3a,3bは一方の側面3において
進行方向の前後2カ所にそれぞれ配置されており、同様
に、側方センサ4a,4bは他方の側面4において進行
方向の前後2カ所にそれぞれ配置されている。なお、図
示されてはいないが、通常は、この他に、後方センサと
床面の凹凸などを検出する床面センサが設けられてい
る。
【0004】直進走行する場合には、例えば建物の通路
壁面を基準として走行する。この場合、車体に近い側の
壁面を主基準面とし、遠い側の壁面を副基準面とする。
すなわち、図示の状態では、右壁面RWが主基準面、左
壁面LWが副基準面として採用され、側方センサ3aに
よる検出距離Aと、側方センサ3bによる検出距離Bと
の差(A−B)もしくは側方センサ4aによる検出距離
Cと側方センサ3bによる検出距離Dとの差(C−D)
が所定値(例えば5cm)以上である場合には方向ずれ
ありと判断され、その修正が行われる。このように壁面
からの距離を検出して走行制御を行うものは、一般に壁
面ならい方式として知られている。
【0005】このような壁面ならい方式以外の方式とし
て、例えば電磁誘導式、あるいはジャイロ+エンコーダ
式と称されるものが一般に知られている。
【0006】このうち、電磁誘導式のものは、誘導線を
床面にあらかじめ設置し、これに対して、走行車側に
は、誘導線から発せられる電磁波を検出する検出手段を
搭載しておき、走行時に検出手段によって検出した検出
出力から偏差を求め、この偏差に基づいて走行軌跡を修
正しながら走行するようになっている。
【0007】また、ジャイロ+エンコーダ方式のもの
は、ジャイロにより車体の軌道に対する傾きを検出し、
また、エンコーダにより車輪の回転数を検出して車体の
走行距離を求め、あらかじめ設定された軌道上を走行す
るように制御するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、壁面な
らい方式のものでは、壁面までの距離を検出し、その壁
面に沿って走行するため、走行の基準となる壁面に凹凸
があったりすると、トレースすることができなくなった
り、柱が直線上に並んでいる通路などでは、それらの柱
を基準に走行することはできず、したがって、このよう
な通路では作業不能になってしまう。
【0009】電磁誘導式のものでは、誘導線を敷設する
ことが必要なので、美観上や構造上の理由で誘導線の敷
設工事ができない個所では使用不可能となる。また、ジ
ャイロ+エンコーダ式のものでは、位置の検出に高価な
高精度ジャイロが必要となり、必然的に走行車自体が高
価なものとなり、普及価格のものを提供することはでき
ない。
【0010】本発明は、このような従来技術の実状に鑑
みてなされたもので、その目的は、通路壁面に凹凸があ
ったり、壁面形状の変化が不規則なものであっても所定
の走行制御を行うことができる安価な壁面ならい方式の
無人走行車を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、壁面の所定の位置に断続的に走行車の走
行の基準となる基準面を設け、車体側には上記基準面を
検出する検出手段と、この検出手段によって検出された
検出出力から基準面との距離を演算するとともに、演算
された基準面と車体との距離から、走行車の走行軌跡を
修正して走行させる走行制御手段とを備えていることを
特徴としている。
【0012】この場合、走行制御手段は、検出手段が基
準面を検出できないときには以前に検出した基準面から
の距離を勘案して直進するように設定されている。
【0013】
【作用】上記手段によれば、走行制御手段は、検出手段
が基準面を検出したときに、その検出出力から車体と基
準面、言い換えれば基準面が設けられた壁面との距離を
演算し、その演算結果に応じて走行軌跡を修正する。そ
して、壁面に沿って次の基準面を検出するまで当該走行
軌跡にしたがって直進する。この動作を繰り返して作業
対象となる通路に沿って走行することになる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例について説明する。図1はこの実施例に係る無人走行
車の模式的平面図である。図中矢印は車体の進行方向を
示している。
【0015】この実施例において、車体10の前面に
は、超音波センサからなる前方センサ11aが設けられ
ており、両側面12,13には同じく超音波センサから
なる側方センサ12a,12b、13a,13bがそれ
ぞれ設けられている。各側方センサ12a,12b、1
3a,13bは、側面12,13の車体進行方向の前後
に設けられている。
【0016】なお、図示されていないが、従来例と同様
にこの他に後方センサと床面センサとが設けられてい
る。また、両側面12,13の中央部には反射型の光電
スイッチ、いわゆるフォトリフレクタ14a,14bが
側面に対して直角な方向に向けて設置されている。
【0017】走行手段は車体の10のほぼ中央に配置さ
れた左右一対の走行車輪15,16と、その前方に配置
された1つの前輪17と、後方に左右一対として配置さ
れた2つの車輪18,19とを備えている。走行車輪1
5,16はそれぞれ異なるサーボモータ15a,16a
によって独立的に回転駆動され、その回転数を異ならせ
ることにより方向を変えることができるようになってい
る。
【0018】また、各サーボモータ15a,16aに
は、その回転を検出するエンコーダ15b,16bが取
り付けられている。図示されていないが、このエンコー
ダ15b,16bはスリット円板とフォトカプラからな
る公知のものを使用してもよい。
【0019】図2は、この実施例に係る無人走行車の制
御ブロック図で、上記各センサからのデータを記憶する
RAM(ランダムアクセスメモリ)からなるメモリ21
と、このメモリ21へのデータの書き込み、読み出しを
制御するとともに、ROM(リードオンリーメモリ)2
2に格納されているプログラムにしたがって各サーボモ
ータ15a,16aを制御するCPU(中央演算処理ユ
ニット)20とを備えている。
【0020】一方、左右の壁LW,RWには、図3に示
すように、壁面のあらかじめ設定された位置に、断続的
に基準面30が設けられている。この基準面30は、回
帰反射型ミラーからなり、前述のフォトリフレクタ14
a,14bとほぼ同じレベルに取り付けられている。
【0021】無人走行車は、所定の基準位置から図3に
示すように壁面LWに沿って走行を開始し、フォトリフ
レクタ14aで基準面30を検出すると、CPU20は
その検出出力から基準面30aまでの距離を演算する。
そして、この演算結果から基準面30aに対する車体1
0の位置を判断し、壁面LWに沿って平行になるように
修正して直進する。
【0022】そして、次の基準面30bを検出すると、
同様に基準面30bまでの距離を演算してその演算結果
から車体10の位置を判断し、壁面LWから適切な距離
を保つように方向を修正してさらに直進する。このよう
にして次々と基準面30を検出して走行方向を修正しな
がら前方の所定距離に壁面を検出するまで、もしくは、
所定の目標位置までこの工程を繰り返す。
【0023】もし、前方の所定距離に壁面を検出したと
きに反転するように設定するものであれば、無人搬送車
の車幅に応じた設定されたピッチで反転し、今度はその
ピッチ分壁面LWから離れた位置に無人走行車の位置を
設定し、基準面30を逆にたどり、同様の制御を行って
走行する。
【0024】したがって、このように構成すると、基準
面30以外の壁面の形状がどうなっていようとも、もし
くは、壁面がなかったり、カーテンなどにおおわれて反
射光や反射する超音波などを検出できないような場合で
も、確実に自立走行が可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
断続的に設けられた基準面を基準に走行位置を修正し、
基準面間は直進するように制御されるので、壁面に凹凸
があったり不規則な変化があったとしても、所定の走行
制御を行うことができる安価な壁面ならい方式の無人走
行車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る無人走行車の概略構成を
示す平面図。
【図2】同実施例に係る無人走行車の制御ブロック図。
【図3】実施例に係る無人走行車の走行制御を示す説明
図。
【図4】従来例に係る無人走行車の概略構成を示す平面
図。
【符号の説明】
10 車体 11a 前方センサ 12,13 側面 12a,12b,13a,13b 側方センサ 14a,14b 光電スイッチ(フォトリフレクタ) 15,16 走行輪 15a,16a サーボモータ 15b,16b エンコーダ 17 前輪 18,19 車輪 20 CPU 21 RAM 22 ROM RW,LW 壁面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路壁面側に走行時の基準となる基準面
    を所定の間隔をもって配置するとともに、車体側にはそ
    の基準面を検出する基準面検出手段および同基準面と当
    該車体間の距離を測定する距離測定手段を設け、上記基
    準面検出手段にて上記基準面を検出した場合のみ、上記
    距離測定手段にて同基準面と当該車体間の距離を測定
    し、走行軌道の修正を行なうようにしたことを特徴とす
    る無人走行車の走行制御方法。
  2. 【請求項2】 上記基準面検出手段が反射型光電スイッ
    チであり、上記基準面が回帰反射型ミラーであることを
    特徴とする請求項1に記載の無人走行車の走行制御方
    法。
  3. 【請求項3】 車体側に走行手段、方向変換手段および
    外部環境に対する自己の相対的な位置を検出する検出手
    段を備え、上記検出手段によって検出した自己の位置に
    応じて所定の通路を自立的に走行する無人走行車におい
    て、通路壁面の所定の位置に上記検出手段によって検出
    可能な基準面を断続的に設け、上記車体に、上記検出手
    段によって検出された検出出力から基準面との距離を演
    算するとともに、演算された基準面と車体との距離か
    ら、当該車体の走行軌跡を修正して走行させる走行制御
    手段を設け、同走行制御手段によって各基準面位置で走
    行軌跡を修正し、各基準面間は直進させるようにしたこ
    とを特徴とする無人走行車。
JP6173479A 1994-06-30 1994-06-30 無人走行車およびその走行制御方法 Withdrawn JPH0816242A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20010904