JPH08161448A - 現金自動取引装置の制御機構 - Google Patents

現金自動取引装置の制御機構

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JPH08161448A
JPH08161448A JP29811294A JP29811294A JPH08161448A JP H08161448 A JPH08161448 A JP H08161448A JP 29811294 A JP29811294 A JP 29811294A JP 29811294 A JP29811294 A JP 29811294A JP H08161448 A JPH08161448 A JP H08161448A
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JP
Japan
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read
magnetic card
card
teller machine
reading
Prior art date
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Pending
Application number
JP29811294A
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English (en)
Inventor
Atsushi Amano
天野  淳
Manabu Tanaka
学 田中
Takao Toida
孝夫 戸井田
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Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気カードの寿命の通告、カードリード機構
の異常の通告が可能な現金自動取引装置の制御機構。 【構成】 リードエラー連続回数7、通算リードリトラ
イ回数8、連続リードリトライ発生回数9をカウントす
ることにより、磁気カードの寿命の予告、磁気カード制
御機構の異常または警告を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード情報の読取
り書込みを行なう磁気カード機構、情報記録と装置制御
を行なう制御部を有する現金自動取引装置の制御機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気カードの読取り書込みに伴う
障害に対する予防策は、読取り書込みのハードウエアに
磁気レベルを検出する機能を持たせ、検出された磁気レ
ベルが基準値以下のときは読取りデータの書込みを行な
うことにより、低下した磁気レベルの回復を図ってい
た。また、読取りエラー(リードエラー)については、
3回〜5回の再読取り操作(リトライ)を行なったのち
リードエラーによる取扱不可としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、前記ハー
ドウエアに磁気レベルを検出する機能構成を備えるため
コスト高となることが避けられない。また、磁気カード
のリードエラーは、突然発生するため、利用者に不便を
与えることになる。またこのとき、装置に異常が発生し
ている場合であっても、磁気カードの異常によるリード
エラーと見做されて取扱不可となるなどの不具合があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、再読取り実行回数の通算値を記録する
磁気記録手段、すなわち、通算リードリトライ回数を算
出する通算リードリトライカウンタを、磁気ストライプ
に設定し、通算リードリトライ回数をカードデータとし
て持ち、その回数でカード不良を判定することにより寿
命を認識し、利用者または取扱店に通告するものであ
る。また、リードエラーの原因の切り分けは、連続でリ
ードエラーが発生するような場合は、媒体異常すなわ
ち、磁気カードの不良ではなく、装置異常によるリード
エラーであるとする。すなわち、特許請求の範囲に記載
されているように、本発明の第1は、少なくとも、磁気
カード情報の読取り書込みを行なう磁気カード機構、情
報記録と装置制御を行なう制御部を有する現金自動取引
装置の制御機構において、前記磁気カードは、読取り異
常に伴う再読取り実行回数の通算値を記録する磁気記録
手段を有し、前記制御部は、前記通算値を所定の限界値
と比較することにより、前記磁気カードの寿命を判定
し、画面表示若しくは印字出力することを特徴とする現
金自動取引装置の制御機構である。
【0005】また、本発明の第2は、少なくとも、磁気
カード情報の読取り書込みを行なう磁気カード機構、情
報記録と装置制御を行なう制御部を有する現金自動取引
装置の制御機構において、前記制御部は、読取り異常に
よる取扱不可が連続して発生する回数を記録する記録手
段と、前記連続発生回数を所定値と比較する手段とを有
し、前記所定値との比較結果に基づいて装置異常を判定
する制御手段を有するか、または、前記制御部は、前記
読取り異常に伴う再読取り実行が連続して発生する回数
を記録する記録手段と、前記再読取りの実行の連続発生
回数を所定値と比較する手段とを有し、前記所定値との
比較結果に基づいて装置異常の警告を行なう制御手段を
有することを特徴とする現金自動取引装置の制御機構で
ある。
【0006】
【作用】磁気カードの正常読取り実行状態においてリー
ドリトライが発生していれば、磁気ストライプに設定さ
れた通算リードリトライカウンタを更新するために書込
みを行なうことにより、磁気レベルが低下していれば磁
気カードの磁気レベルの回復が期待できる。また上記の
ように、通算リードリトライ回数の設定限界値に基づい
てカード寿命を判定し、利用者と取扱店にその旨を通告
することにより、リードエラーによる取扱不可の状態が
発生する前に磁気カード再発行を促進することができ
る。しかし、装置異常によるリードエラーの連続発生、
及び、リードリトライの連続発生の場合には、予め設定
された所定値とそれぞれ比較することによって、装置に
異常があるか、または、異常のおそれがあるものとして
警告することにより、誤検知を最小限に止めることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る現金自動取引装置1のハードウエ
ア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本
発明の現金自動取引装置1の制御機構は、少なくとも、
磁気カード情報の読取り書込みを行なう磁気カード機構
2、情報記録と装置制御を行なう制御部3を有してお
り、後述するリードエラー連続回数のカウント制御と、
連続リードリトライ発生回数のカウント制御は、磁気カ
ード機構2と制御部3によって実行される。図2は、本
発明の磁気カード4における磁気ストライプ5に記録さ
れたデータフォーマット6の一実施例を示す図である。
図示するように、通算リードリトライ回数8は45桁と
46桁に記録されている。他の桁は、一般と同様に利用
者の取引情報、例えば、銀行コード、支店コード、預金
口座コード、口座番号、暗証番号、暗証入力誤入力件数
を示す有効性コードなどの情報が記録されている。
【0008】図3は本発明の一実施例を示すフローチャ
ートである。以下、図3に基づいて本発明の制御手順を
説明する。 S01:磁気カード4の記録を読取り(リード)を行な
う。 S02:リードが正常か異常かの判定を行なう。 S03:リードが異常のとき予め設定した所定回数に達
するまでリトライ動作を行なう。所定回数のリトライ動
作が終了するとリードエラーが確定する。 S04:ここでリードエラー連続回数7の発生がN回な
らば装置異常によるリードエラーとする。N回未満なら
ば媒体異常、すなわち、磁気カード4に起因するリード
エラーとし、何れの場合も磁気カード4の返却を行な
う。 S05:S02のステップで、リードが正常のとき、こ
れまでの取引で、リードリトライがない場合は取扱い正
常とされる。リードリトライ有ならば、S06へ移行す
る。 S06:連続リードリトライ発生回数9がN回の場合は
S07へ移行する。 S07:装置異常の可能性があるとして注意を要する装
置異常とし、取扱店へ回線を通じて警告する。 S08:S06のステップで連続リードリトライ発生回
数がN回未満ならば、通算リードリトライ回数(RT
C)8を算出する。 S09:RTC8の算出結果がM>RTCとなる場合は
S11へ移行する。 S10:S09でM<RTCとなる場合は、カード寿命
に達したものとし、利用者と取扱店に通告する。利用者
には画面表示及び明細表印字で、取扱店へは回線を通じ
てそれぞれ通告する。 S11:RTC8がM以下のときは書込み(ライト)許
可か否かを確認する。 S12:ライト許可であれば磁気カードのRTC8更新
のためにライトする。
【0009】本実施例は、磁気カード4の取扱いについ
て記載したが、磁気記録手段を有する通帳に対しても適
用可能なことはいうまでもない。また、本発明は、現金
自動取引装置に用いられる磁気カード4のみならず、暗
証入力により起動動作の可否を判断する装置の制御機構
に対しても広く適用することができる。
【0010】上記実施例により、リードエラー連続回数
7をカウントし、そのカウント回数を例えば、10回で
装置異常によるリードエラーとすることにより、磁気カ
ード4に起因するリードエラー(媒体異常)を最小限に
抑えることができる。また連続リードリトライ発生回数
9をカウントし、そのカウント回数が、例えば10回に
なったときは、装置異常による注意を要するものとして
取扱店に警告することができる。これにより装置異常に
よるリードエラーを事前に防止することができる。連続
リードリトライ発生回数9が10回未満ならば、RTC
8を算出する。RTC8が例えば30回以上ならば磁気
カード4は寿命に達したものとし、利用客と取扱店にそ
れぞれ磁気カード4の更新を通告することができる。こ
れにより媒体異常によるリードエラーを事前に防止する
ことができる。RTC8が30回未満なら、書込み(ラ
イト)許可か否かを確認しライト許可であれば磁気カー
ド4のRTC8更新の目的でライトする。ライトするこ
とにより結果として、磁気レベルの回復が期待でき、ま
た、ハードウエア構成に磁気レベルを検出する機能を付
加することが不要となりコストの低減を図ることができ
る。
【0011】
【発明の効果】本発明の実施により、磁気記録媒体(磁
気カード、通帳等)に記録された情報の読込み時におけ
る通算リードリトライの実行回数を、予め設定した限界
値と比較することにより、前記磁気記録媒体の寿命を判
定することができ、また、読取りエラー(リードエラ
ー)の連続発生回数を予め設定した所定値と比較するこ
とにより、装置制御機構の異常を判定し、さらに通算リ
ードリトライの連続発生回数を予め設定した所定値と比
較することにより、前記装置制御機構に異常のおそれが
あるものとして警告を与えることができる。よって、ハ
ードウエアの変更をもたらすことなく、低原価での前記
媒体のリードエラーを事前に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現金自動取引装置のハードウエア
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の磁気カードにおける磁気ストライプに
記録されたデータフォーマットの一実施例を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…現金自動取引装置 2…磁気カ
ード機構 3…制御部 4…磁気カ
ード 5…磁気ストライプ 6…データ
フォーマット 7…リードエラー連続回数 8…通算リ
ードリトライ回数 9…連続リードリトライ発生回数 S01〜S12…処理ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸井田 孝夫 東京都千代田区神田駿河台四丁目3番地 日立テクノエンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、磁気カード情報の読取り書込
    みを行なう磁気カード機構、情報記録と装置制御を行な
    う制御部を有する現金自動取引装置の制御機構におい
    て、 前記磁気カードは、読取り異常に伴う再読取り実行回数
    の通算値を記録する磁気記録手段を有し、 前記制御部は、前記再読取り実行回数の通算値を所定の
    限界値と比較することにより、前記磁気カードの寿命を
    判定し、画面表示若しくは印字出力することを特徴とす
    る現金自動取引装置の制御機構。
  2. 【請求項2】少なくとも、磁気カード情報の読取り書込
    みを行なう磁気カード機構、情報記録と装置制御を行な
    う制御部を有する現金自動取引装置の制御機構におい
    て、 前記制御部は、読取り異常による取扱不可が連続して発
    生する回数を記録する記録手段と、 前記読取り異常による取扱不可の連続発生回数を所定値
    と比較する手段とを有し、 前記所定値との比較結果に基づいて装置異常を判定する
    制御手段を有することを特徴とする現金自動取引装置の
    制御機構。
  3. 【請求項3】前記制御部は、前記読取り異常に伴う再読
    取り実行が連続して発生する回数を記録する記録手段
    と、 前記再読取りの実行の連続発生回数を所定値と比較する
    手段とを有し、 前記所定値との比較結果に基づいて装置異常の警告を行
    なう制御手段を有することを特徴とする請求項2記載の
    現金自動取引装置の制御機構。
JP29811294A 1994-12-01 1994-12-01 現金自動取引装置の制御機構 Pending JPH08161448A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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