JPH08161303A - 出力制御装置及び方法 - Google Patents

出力制御装置及び方法

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JPH08161303A
JPH08161303A JP6298396A JP29839694A JPH08161303A JP H08161303 A JPH08161303 A JP H08161303A JP 6298396 A JP6298396 A JP 6298396A JP 29839694 A JP29839694 A JP 29839694A JP H08161303 A JPH08161303 A JP H08161303A
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JP
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font
output
character
scaler
output control
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JP6298396A
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Miyuki Miyazaki
幸 宮▲崎▼
Toshiya Goto
俊也 後藤
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の同属性フォントが混在した出力制御装
置においても、ユーザの使用目的に適合したフォントの
選択、出力を行える。 【構成】 いずれかのスケーラを選択するための優先順
位を設定する操作部またはホストコンピュータ300に
設定された優先順位に従ってCPU101がスケーラ情
報テーブル2及びフォントテーブル1にスケーラ情報を
付加登録し、入力された文字情報のフォント属性を参照
しながら優先順位の高いフォントを文字出力フォントと
して選択する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
らの文字発生要求に従い文字パターンを出力する出力制
御装置に係り、特に、複数フォントを有し、ホストコン
ピュータから指定された情報で、フォントを選択し出力
を行う出力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザプリンタ等の電子写真方式
の印刷装置においては、複数のフォントを内蔵し、ホス
トコンピュータが使用するフォントを、プリンタにコマ
ンド・パネル等で選択・設定し、印字するのが一般とな
っている。これらのフォント選択の方法としては、フォ
ントの名称を指定する方法と、フォントの属性により指
定する方法とがある。
【0003】フォントの属性による選択方法とは、フォ
ントの属性を数種規定し、フォント毎にその情報をテー
ブル(フォントテーブル)に記憶し、属性の優先順位が
高いものから、指定された属性と異なるフォントを候補
から落していき、最後に残ったフォントを選択する方法
である。
【0004】以下、添付図面に従って本発明に係わる従
来例を説明する。図14はこの種の印刷装置の構成を説
明するブロック図である。
【0005】図において、100が本実施例における印
刷装置であり、印刷結果200を形成するものである。
300は印刷データを出力してくるホストコンピュータ
である。
【0006】印刷装置100内には、印刷装置全体を制
御するCPU101をはじめ、以下に示す構成を備えて
いる。
【0007】108は前記ホストコンピュータ300か
らのデータを一旦格納する受信バッファ、102はアウ
トラインフォントデータ(ストローク形式のフォントデ
ータでも構わない)を記憶しているフォントメモリ、1
03は内蔵されているフォントの属性、パターンデータ
へのポインタをテーブルとして持っているフォントテー
ブル、104は受信データを格納するページバッファメ
モリ、105は1ページ分のイメージデータを展開する
ビットマップメモリ、107はビットマップメモリ10
5に展開されたイメージデータに基づいて実際に印刷を
行うプリンタエンジン部である。
【0008】図15は、図14に示したフォントテーブ
ル103のデータ構造を示す図である。
【0009】この図に示すように、印刷装置内に持って
いるフォント全ての名称、属性、ポインタ、フラグによ
って構成されている。このテーブル内のフォント順番
は、内蔵されているフォントから、フォントカード内フ
ォント、ユーザ登録フォントの順に並んでいる。
【0010】このテーブルの中から、指定されたフォン
トを検索して印字を行う場合、属性の優先順位は、高い
方から、グラフィックセット、文字ピッチ、文字サイ
ズ、スタイル、ストロークウエイト、書体、副書体とな
っており、この優先順位に従いフォントが決定される。
【0011】図16は従来の印刷装置におけるフォント
選択処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(23)は各ステップを示す。また、コマ
ンド及びパネル設定で、フォントの属性指示がきた場合
には、その時点で設定されている他の属性も含めて、フ
ォントの検索処理を行う。
【0012】まず、ステップ(1)でフォントテーブル
103内フォント全てのフラグをセットする。そして、
ステップ(2)で指定されたグラフィックセット以外の
フォントのフラグをすべてクリアした後、フラグの立っ
ているフォントが1つになっているかを調べる(3)。
【0013】この判断で1つになっていた場合には、そ
のフォントを用いて印字を行う。また、フラグの立って
いるフォントがなくなっていた場合には、グラフィック
セットの選択規則に従って、現在設定されているグラフ
ィックセットのフォントのフラグがセットされる
(4)。
【0014】これらを印字する際に、指定された文字コ
ードにパターンがない場合には、同属性のフォントがあ
るかどうかを確認し、同属性のフォントがあった場合に
は、そのフォントのパターンで出力する。
【0015】従って、フォントAが選択され、実際に印
字するコードが指定されたときに、フォントAがパター
ンをもっていないコードだった場合には、次に優先順位
の高いフォント(フォントB)のパターンが、あるかど
うかをチェックし、ある場合にはそのパターンを出力
し、ない場合にはさらに次に優先順位の高い同属性のフ
ォント(フォントC)にパターンがあるかどうかをチェ
ックし、ある場合にはそのパターンを出力し、該パター
ンがなく他の同属性フォントもない場合には、パターン
なしの処理を行う。
【0016】以上のような手順で、ユーザが同属性のフ
ォントを登録することにより、ユーザ外字処理を行って
いる。
【0017】例えば50×50のサイズのドットフォン
ト文字パターンを、グラフィックセットJIS8、固定
ピッチ、直立体、ミディアム、明朝体の属性の文字セッ
トして、スケーラブルフォント変換して、文字コード
「302h」に登録することにより、フォントを切換え
ることなく、ユーザ登録した文字(外字)を印字するこ
とにより、ユーザ登録した文字パターンが出力される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、プリンタ内に、フォントスケーラが複数ある
ことを想定しておらず、ダウンロード等で、プリンタ内
にフォントスケーラが複数存在することが可能となった
際には、各フォントスケーラのフォントフォーマット
で、和文の代表的なフォントは、同じような属性を持っ
て存在することが予想される。
【0019】このように、プリンタ内に同属性のフォン
トが複数存在するようになると、従来の属性選択では、
ユーザの期待しているフォントを選択することが難しく
なっている。
【0020】また、使用可能なスケーラ種別が増えると
同属性のフォントを従来のように、外字として扱うこと
も、難しくなってきている。
【0021】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、登録されたスケーラの優先順位を記憶
して文字情報に対する文字パターン発生時に使用するフ
ォントを選択することにより、複数の同属性フォントが
混在した出力制御装置においても、ユーザの使用目的に
適合したフォントの選択、出力を行うことが可能とな
り、よりユーザフレンドリな文字処理を行えるととも
に、登録された外字のスケーラと登録されたスケーラと
の状態とを判定して外字のパターン発生を制御すること
により、ユーザフレンドリな外字処理を行える出力制御
装置を提供することを目的とする。
【0022】更に、フラグのセットされているフォント
が複数個残っていた場合には、ステップ(5)に進み、
指定された文字ピッチ以外のフォントのフラグをクリア
し、前記グラフィックセットの場合と同様に、残ったフ
ォントの数をチェックし(6)、1つならば決定、1つ
もなければその属性の選択基準に従い処理され(7)、
複数個残った場合には次の属性の処理に進む。
【0023】以下、文字サイズ、スタイル、ストローク
ウエイト、書体、副書体と同様に処理を行う(8)〜
(22)。そして、最後まで1つに絞れなかった場合に
は、フォントテーブル内一番最後にあるフラグがセット
されたフォントを選択する(23)。
【0024】図17はこの種の印刷装置における同属性
フォントテーブル及び同属性フォント処理を示す図であ
り、(a)はフォントテーブル内の同属性のフォントを
すぐに検索できるように、登録しておく同属性フォント
テーブルであり、優先順位の高い順に格納されている。
【0025】また、図8に示したフォントテーブル10
3から、ポインタでリンクされている。
【0026】(b)は実際の登録フォントのコード表内
パターンの有無を示し、(a)で示したフォントの詳細
に対応する。(c)は同属性フォントの出力パターンを
示しており、フォントAが優先的に出力され、フォント
Cのパターンは、フォントAにもフォントBにもパター
ンの無いコードが指定された時に限り出力される。
【0027】実際に同属性にフォントがあるフォントが
選択された場合には、最後まで1つに絞れず、フォント
テーブル内一番最後のフォントを選択するため、優先順
位の高いフォントすなわち、ユーザ登録のフォントがあ
ると、内蔵フォントよりも優先して登録フォントが選ば
れ(フォントCよりもフォントB)、登録フォント内で
は、最新の登録フォントが選択される(フォントBより
もフォントA)。
【0028】
【課題を解決するための手段】上述する課題を解決する
ために、本発明の出力制御装置は、出力すべき文字のフ
ォントを属性に従い選択する出力制御装置であって、複
数のフォントデータ及び複数のフォントスケーラを記憶
する記憶手段と、前記複数のスケーラの優先度を設定す
る設定手段と、出力すべき文字フォントを選択する際
に、前記設定手段により設定された優先度に基づき、出
力すべき文字のフォントを選択する選択手段とを有する
ものである。
【0029】また、本発明の出力制御装置は、複数のフ
ォント及び複数のスケーラを記憶する記憶手段と、前記
複数のフォント及び複数のスケーラの一覧情報の出力を
指示する指示手段と、前記指示手段による指示に基づき
前記複数のフォント及び複数のスケーラの一覧情報を出
力する出力手段とを有するものである。
【0030】また、本発明の出力制御方法は、複数のフ
ォントデータ及び複数のフォントスケーラを記憶する記
憶手段を利用し、出力すべき文字のフォントを属性に従
い選択する出力制御方法であって、前記複数のスケーラ
の優先度を設定する設定ステップと、出力すべき文字の
フォントを選択する際に、前記設定ステップにより設定
された優先度に基づき、出力すべき文字のフォントを選
択する選択ステップを有するものである。
【0031】また、本発明の出力制御方法は、複数のフ
ォント及び複数のスケーラを記憶する記憶手段を利用す
る出力制御方法であって、前記複数のフォント及び複数
のスケーラの一覧情報の出力を指示する指示ステップ
と、前記指示ステップによる指示に基づき前記複数のフ
ォント及び複数のスケーラの一覧情報を出力する出力ス
テップとを有するものである。
【0032】
【作用】従って、複数の同属性フォントが混在した出力
制御装置においても、ユーザの使用目的に適合したフォ
ントの選択、出力を行うことが可能となり、よりユーザ
フレンドリな文字発生処理が行えるとともに、登録され
た外字のスケーラと登録されたスケーラとの状態とを判
定して外字のパターン発生を制御することにより、ユー
ザフレンドリな外字処理を行える。
【0033】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す印刷装置の制
御構成を説明するブロック図であり、図7と同一のもの
には同一の符号を付してある。
【0034】図において、1はフォントテーブルで、後
述する図2に示すスケーラインデックスを記憶可能に構
成されている。2はスケーラ情報テーブルで、詳細は図
3で後述する。
【0035】先ず、ホストとの通信処理について説明す
る。
【0036】文字印字の際には、ホストコンピュータ内
アプリケーションソフトのプリンタドライバ等から制御
情報を付加した文字コード情報が送られてくる。これは
受信バッファ108に一旦格納され、制御コマンドか文
字コードか解析される。1ページ毎の解析されたデータ
をページバッファメモリ104に中間コードで格納し、
出力する際にはビットマップメモリ105に展開された
プリンタエンジン部107に出力される。制御コマンド
としては、サイズ単位指令命令や印字位置移動命令、グ
ラフィックセット指定命令、ピッチ指定命令、サイズ指
定命令、ストロークウエイト指定命令、スタイル指定命
令、書体指定命令、文字セット名称選択命令、文字セッ
ト登録命令等である。これらの制御コマンドを用いて、
印字する位置、フォントを決定し、文字コードがきた時
点で選択されているフォントの文字コードで、文字パタ
ーンを出力する。なお、選択された文字セットの情報に
従いフォントフォーマットがどのスケーラで展開可能か
否かを判定してスケーラが選択される構成となってい
る。また、スケーラの優先順位は、あらかじめテーブル
に記憶されている(プログラム内で規定して優先順位を
決めておく)ものと、ダウンロード時に、スケーラの情
報として与えるもの(コマンドのパラメータ)ものがあ
り、これらの優先順位に従い決定される。また、コマン
ド(制御コマンド)やパネル設定によってスケーラの順
位を変えることも可能に構成されている。
【0037】図2は、図1に示したフォントテーブル1
の詳細構成を示す図である。
【0038】印刷装置内に持っているフォント全ての名
称、属性、ポインタ、フォントスケーラのインデックス
及びフラグによって構成されている。このテーブル内の
フォントの順番は、内蔵されているフォントから、フォ
ントカード内フォント、ユーザ登録フォントの順に並ん
でいる。
【0039】図3は、図1に示したスケーラ情報テーブ
ル2の詳細構成を示す図である。
【0040】この図に示すように、プリンタ内に存在す
るスケーラの名称、優先レベル(スケーラレベル)、格
納レベル、及びスケーラのフォント展開関数へのポイン
タ(実際に文字を展開する際に、このポインタの示すス
ケーラを用いて展開することとなる。)が格納されてお
り、優先レベル順にソートされている。
【0041】また、同じ優先レベルのスケーラ内では、
登録されたものが優先順位の上位に位置され、複数登録
されているものは、登録された順番の遅い方が上位に位
置している。このテーブル2のインデックスが図2に示
すスケーラインデックスに格納されている。
【0042】実際の文字処理環境下では複数のスケーラ
が存在していることが予想され、それらは異なるレベル
を持っている。そして、プリンタ立ち上げ時に上記テー
ブル2はCPU101のRAM領域に作成され、その
後、スケーラがホストコンピュータ300からダウンロ
ードされる毎に、ユーザがダウンロード時にスケーラの
情報として与えたスケーラの優先レベルに基づいて、情
報が追加され、インデックスが振り替えられ、フォント
テーブル1内インデックスも更新される。
【0043】この様に構成された印刷装置において、い
ずれかのスケーラを選択するための優先順位を設定する
操作部またはホストコンピュータ300に設定された優
先順位に従ってCPU101がスケーラ情報テーブル2
及びフォントテーブル1にスケーラ情報を付加登録し、
入力された文字情報のフォント属性を参照しながら優先
順位の高いフォントを文字出力フォントとして選択し
て、複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する文字
処理環境において、入力される文字情報に対応する文字
パターンを発生するための適切なスケーラとフォントを
選択するものである。
【0044】また、CPU101は限定されたスケーラ
候補に対応した優先順位の高いフォントを文字出力フォ
ントとして選択して、限定されたスケーラに対応するフ
ォントを少ない処理で確実に選択するものである。
【0045】さらに、CPU101は、ホストコンピュ
ータ300等から記憶手段(RAM)に登録(ダウンロ
ード)したスケーラとあらかじめ登録されたスケーラと
を識別するための登録レベルを登録して、取得したスケ
ーラを優先選択するものである。
【0046】また、入力されるリスト出力に基づいてス
ケーラ情報テーブル2に記憶されたスケーラレベル、登
録レベルを含むスケーラリストまたはフォントテーブル
1に登録されたスケーラインデックスを含むフォントリ
ストを出力するステータスをCPU101が発生して、
所定の出力装置(印刷装置またはホストコンピュータの
表示器)上でスケーラリスト及びフォントリストをユー
ザに報知するものである。なお、本実施例では、プリン
タエンジン部107を出力装置としてスケーラリスト及
びフォントリストをプリンタアウトする。
【0047】さらに、CPU101の判定結果に基づい
て外字に対応するスケーラが、所定のメモリ媒体(メモ
リカード、ハードディスク(HD)、MO、ROM、R
AM等)に登録されているかを判定し、該判定結果に基
づいて外字に対するパターン発生を制御して、外字に対
応するスケーラが登録されているかどうかに応じて外字
または登録フォントのいずれかを発生させるものであ
る。
【0048】以下、図4を示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る印刷装置におけるフォント選択処理
動作について説明する。
【0049】図4は本発明に係る印刷装置におけるフォ
ント選択処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(23)は各ステップを示し、各手順は
CPU101のROMに記憶されている。
【0050】なお、属性の優先順位は従来例と同様であ
る。また、本実施例の印刷装置は、コマンド及びパネル
設定で、フォントの属性指示がきた場合には、その時点
で設定されている他の属性も含めて、フォントの検索処
理を行う。
【0051】まず、ステップ(1)でフォントテーブル
1内フォント全てのフラグをセットする。
【0052】そして、ステップ(2)で指定されたグラ
フィックセット以外にフォントのフラグをすべてクリア
した後、フラグの立っているフォントが1つになってい
るかを調べる(3))。1つになっていた場合には、そ
のフォントを用いて印字を行う。また、フラグの立って
いるフォントがなくなっていた場合には、グラフィック
セットの選択規則に従って、現在設定されているグラフ
ィックセットのフォントのフラグがセットされる
(4)。更に、フラグのセットされているフォントが複
数個残っていた場合には、ステップ(5)に進み、指定
された文字ピッチ以外のフォントのフラグをクリアし、
前記グラフィックセットの場合と同様に、残ったフォン
トの数をチェックし(6)、1つならば決定、1つもな
ければその属性の選択基準に従い処理され(7)、複数
個残った場合には次の属性の処理に進む。
【0053】以下、文字サイズ、スタイル、ストローク
ウエイト、書体、副書体と同様に処理を行う(8)〜
(22)。
【0054】そして、最後まで1つに絞れなかった場合
には、ステップ(23)において、テーブル内に残って
いるフラグのセットされているフォント内で、スケーラ
のインデックスが一番小さいものを選択する。
【0055】〈印字の手順〉次に、図5のフローチャー
トに基づき、印字処理について説明する。選択されたフ
ォントを印字する際に、指定された文字コードのパター
ンがあるか否か判別し(1)、指定された文字コードに
パターンがない場合には、同属性フォントテーブルに基
づき、同属性のフォントがあるかどうかを確認し
(2)、同属性のフォントがあった場合には、そのフォ
ントのパターンで出力する(3)。同属性のフォントが
ない場合、文字なしと処理する(4)。(未定義コード
として“□”で出力する。または空白で出力する)。指
定された文字コードのパターンがある場合には、選択さ
れたフォントで出力する(5)。
【0056】この時、CPU101はスケーラ情報テー
ブル2を参照し、スケーラレベルが同じで同属性フォン
トがあった場合に、ユーザ外字として出力するように制
御することにより、複数のスケーラが混在した環境での
ユーザ外字処理を可能としている。
【0057】〈スケーラ情報通達手順〉次に、スケーラ
の情報及びフォントの情報を、ユーザに通達する手順
を、以下に説明する。
【0058】図6は本発明に係る印刷装置におけるフォ
ントリストの出力例であり、図に示したとおり、図2に
示したフォントテーブルと、図3に示したスケーラ情報
テーブルの内容が、コマンド、パネル109の操作によ
り、印刷または表示され出力される。制御手順を図7を
用いて説明する。これは、CPU101がパネル109
の操作入力ホストからコマンド入力がなされた時点で
(ステータス要求コマンド入力時点で)、コマンドの指
定に基づき出力先を判定し(2)、プリンタ出力指定ま
たはパネルの操作の場合、フォントテーブル103の内
容及びCPU101内のRAM領域に作成されているス
ケーラ情報テーブル2を参照し、ページバッファメモリ
104を介してビットマップメモリ105に出力イメー
ジを展開し(3)、プリンタエンジン部107により出
力する(4)。ホスト表示指定の場合は、テーブル情報
をステータスとしてホストに送信する(5)。
【0059】また、ステータス要求コマンドにより、フ
ォントの情報及びスケーラの情報が要求された場合に
は、それぞれのテーブルを参照して、情報がユーザに渡
される。これらの情報に基づいてユーザは目的にあった
フォント使用環境を自在に構築することが可能となる。
【0060】以上の手順により、同属性フォントが複数
あった場合にも、スケーラ、フォントリストを確認し、
設定を行うことができるのでユーザのニーズにあったフ
ォントが選択可能となる。
【0061】〈スケーラ優先順位設定手順〉なお、上記
実施例では、ダウンロードするスケーラに優先レベルを
情報として登録させていたが、次に、簡単なパネルの設
定で、実現する例を図8を用いて詳細に説明する。
【0062】本実施例で説明を行うフォント選択の以前
に、ユーザが内蔵のフォントスケーラを使用するか、ダ
ウンロードされたフォントスケーラを使用するか、すべ
てのスケーラを使用するかを操作パネル109またはホ
ストからのコマンドで設定するものとする。
【0063】本実施例では、図4に示したCPU101
のフォント選択処理手順を説明するためのフローチャー
トのステップ(1)のテーブルの初期化時に、フォント
のすべてのフラグをセットするだけでなく、図5に示し
たフォントテーブル内フォントスケーラの情報と事前に
パネルまたはコマンドの設定とにより(1)、設定され
たスケーラのフォントのフラグをセットする(2)〜
(4)。
【0064】以降は、従来例と同じ手順でフォントを選
択することにより、ユーザのニーズにあったフォント
が、簡単なパネル操作等で選択可能となる。
【0065】〈外字印字手順〉上記実施例では、使用す
るスケーラを簡単なパネルの設定で限定していたが、外
字については、異なるスケーラのフォントも使用できる
ように構成してもよく、以下その場合について詳細に説
明する。
【0066】図1に示するように構成された印刷装置に
おける外字印字手順を図9を用いて説明する。選択され
たフォントに外字登録されているか否かを判別し
(1)、登録されている場合には、登録された外字のフ
ォントフォーマットが外字登録された登録先のフォント
のスケーラで展開可能かどうかを判定する(2)。
【0067】展開可能な場合、登録先のスケーラを用い
て外字に対するパターン発生処理を行い(3)、展開不
可能な場合、コマンドにより指定を判別し、コマンドに
より異なるスケーラを使用可能な場合、プリンタに搭載
されるスケーラ資源を利用して外字に対応するパターン
を発生させる(5)。
【0068】また、コマンドにより異なるスケーラは使
用不可と設定されている場合、登録された外字のコード
に対応する元のフォントの文字パターンを発生させる
(6)。よって、スケーラ種別が異なる複数の同属性フ
ォントが登録された外字環境下において、登録された外
字のスケーラと登録先のスケーラとが一致しない場合
に、該登録された外字の文字パターン発生を制限するこ
とができる。
【0069】以上説明した手順により、登録外字のスケ
ーラ種別と登録先のスケーラ種別に応じて柔軟な外字パ
ターン発生処理を可能としたものである。
【0070】〈フォントフォーマットの説明〉図10は
上記説明したフォントフォーマットの一例を示す図であ
る。
【0071】この図に示すように、各スケーラは展開可
能な独自のフォントフォーマットは、フォント単位の属
性情報と印字情報(アンダーラインの位置や最大文字サ
イズ等)、文字毎の印字情報と印字データ(アウトライ
ンデータ)、さらにはそれらのインデックス(ポイン
タ)情報を有している。
【0072】〈印字手順〉次に図11を用いて、印字手
順を説明する。具体的には、先ずフォント選択の以前
に、シングルスケーラモードで行うか、マルチスケーラ
モードで行うかをパネル109またはコマンドで設定す
る。CPU101はRAM領域内に前記スケーラモード
を記憶する。
【0073】選択されたフォントを印字する際に、指定
された文字コードにパターンがあるか否かを判別し
(1)、指定された文字コードにパターンがない場合に
は、同属性フォントがあるかどうかを確認し(2)、同
属性のフォントがあった場合には、上記スケーラモード
を参照し(3)、シングルスケーラモードにおいては、
同じスケーラの同属性フォントのみを検索し(4)、異
なるスケーラのフォントは参照しない。パターンがある
場合、そのパターンを出力し(7)、ない場合、パター
ンなし処理を行う(8)。
【0074】一方、同じスケーラの同属性フォントにパ
ターンがあった場合には、そのパターンを出力する
(8)。また、マルチスケーラモードであった場合に
は、スケーラが同じかどうかに係らず同属性のフォント
を検索し(5)、パターンが有るかないか判別し、有る
場合、そのパターンが出力される(7)。ない場合、パ
ターンなし処理を行う(8)。このスケーラモードを指
定することにより優先度により選択されないフォントを
選択できるようになる。
【0075】以下に、具体的な選択・出力例を図17を
用いて説明する。
【0076】図17では同属性フォントテーブル及び同
属性フォント処理で示したフォントA、フォントB、フ
ォントCにおいて、フォントA及びCは内蔵のスケーラ
を用いているフォントで、フォントBはホストコンピュ
ータのアプリケーションで使用しているフォントのスケ
ーラのデータであった場合、つまり、フォントBはホス
トコンピュータアプリケーションで作成した外字フォン
トであった場合には、シングルスケーラモードでは、同
一スケーラのフォントパターンのみを出力するため、フ
ォントBのパターンは出力されず、マルチスケーラモー
ドでは、従来例と同様、フォントA、フォントB、フォ
ントCの優先順位でパターンが出力される。
【0077】(他の実施例)以上スケーラの優先順位を
独立してテーブルとして持つよう、説明を行ったが、通
常の印字においては、同属性のフォントを意識すること
なく、フォント選択を行うよう構成し、省メモリ化をし
た場合について、以下に詳細に説明を行う。
【0078】まず、フォントの選択のための属性で、優
先順位の最も低い副書体番号について説明を行う。この
副書体番号は、明朝体やゴシック体といったフォントの
書体の中でも、デザインした会社やスケーラの違いによ
って微妙に異なるデザインの違いを判別するために、0
〜255の番号を割り当てている。
【0079】フォントの格納形態がビットマップとスケ
ーラブルによっても、異なってくるために、それぞれの
別の番号がふられている。
【0080】この副書体番号は、最も優先順位が低く、
他の属性による選択で、1つのフォントに絞り込めなか
った場合に、指定された副書体番号と同一のもの、同一
のものがない場合には、番号の小さいフォントが選択さ
れる。
【0081】この副書体番号を、スケーラ毎に異なる番
号を設定し、優先順位の高いスケーラには、登録時また
はあらかじめ内蔵の状態で、小さい番号をふることによ
り、従来のシングルスケーラ環境のフォント選択処理を
大幅に変更することなく、スケーラの優先順位が設定可
能となる。
【0082】以下副書体番号により、スケーラの優先順
位を吸収した場合の実施例について説明を行う。
【0083】図12は本実施例におけるフォントテーブ
ルの詳細であり、印刷装置内に持っているフォント全て
の名称・属性・ポインタ・フォント展開関数へのポイン
タ及びフラグによって構成されている。フォントテーブ
ルは、電源立ち上げ時、フォントデータ/フォントスケ
ーラの登録時にRAMに作成される。また、フォントデ
ータを展開するためのスケーラが存在しなかった場合に
は、テーブルは作られない。
【0084】このテーブル内のフォントの順番は、内蔵
されているフォントから、フォントカード内フォント、
ユーザ登録フォントの順に並んでいる。このフォントテ
ーブルにより、従来と同様にフォント選択処理を行うこ
とにより、選択されたフォントのデータを、フォント展
開関数へ渡すことにより、文字の展開が可能となる。さ
らに、フォント登録時の副書体番号の設定の仕方につい
て詳細に説明を行う。
【0085】フォントの登録時、内蔵にあるフォントと
同じグラフィックセット番号/文字ピッチ/文字サイズ
/スタイル/ストロークウエイト/書体番号のフォント
として登録し、外字としてではなく独立したフォントと
して扱いたい場合には、副書体番号を内蔵のフォントと
異なる番号の副書体番号を設定し、内蔵のフォントより
優先順位が高く扱いたい場合には、副書体番号を小さく
設定する。この設定は、コマンドにより設定する。ま
た、外字として登録を行いたい場合には、登録時に、内
蔵のフォントの属性を副書体番号も含め同じ設定にすれ
ば、外字となる。
【0086】これらの登録制御は、ユーザーがステータ
スやフォントリストを参照し、コマンドで行うことも可
能であるが、専用のフォントダウンローダーを用いるこ
とにより、デフォルトの設定(このデフォルトの設定は
後述する様にダウンロードしたフォント、内蔵のフォン
トを指定できるような設定である。)を自動的に行うこ
とができ、設定を容易にすることが可能である。
【0087】また、登録時に、フォントスケーラまたは
フォントデータの専用ツールやアプリケーションによ
り、スケーラ固有の副書体番号を設定されてしまう場合
にも、属性の書き換えコマンドにより、対応可能であ
る。
【0088】もちろん、以上説明したフォントテーブル
の構成を用いた場合にも、パネルやコマンドでスケーラ
を限定することも可能である。さらに、登録レベルによ
り、副書体番号をかえることにより、より柔軟な対応が
可能となる。
【0089】次に、図13のフローチャートを用いて本
実施例におけるCPU101のフォント選択処理手順を
説明する。
【0090】なお、図13のフローチャートに係るプロ
グラムはROMに記憶されている。
【0091】コマンド及びパネル設定で、フォントの属
性指示がきた場合には、その時点で設定されている他の
属性も含めて、フォントの検索処理を行う。
【0092】まずステップS1でフォントテーブル内フ
ォント全てのフラグをセットする。そして、ステップS
2で指定されたグラフィックセット以外のフォントのフ
ラグをすべてクリアした後、フラグの立っているフォン
トが1つになっているかを調べる(ステップS3)。1
つになっていた場合には、そのフォントを用いて印字を
行う。また、フラグの立っているフォントがなくなって
いた場合には、グラフィックセットの選択規則に従っ
て、現在設定されているグラフィックセットのフォント
のフラグがセットされる(ステップS4)。更に、フラ
グのセットされているフォントが複数個残っていた場合
には、ステップS5に進み、指定された文字ピッチ以外
のフォントのフラグをクリアし、前記グラフィックセッ
トの場合と同様に、残ったフォントの数をチェックし
(ステップS6)、1つならば決定、1つもなければそ
の属性の選択基準に従い処理され(ステップS7)、複
数個残った場合には次の属性の処理に進む。以下、文字
サイズ、スタイル、ストロークウエイト、書体、副書体
と、同様に処理を行う。副書体番号の絞り込みの処理に
おいて、スケーラの優先順位も含めた形で、絞り込むこ
とが可能となり、最後まで1つに絞れなかった場合に
は、フォントテーブル内一番最後にあるフラグがセット
されたフォントを選択すればよく、実際に文字を展開す
る際には、フォントテーブル内、展開関数へのポインタ
をもちいて印字可能となり、スケーラは自動的に決定す
る(ステップS23)。
【0093】上記説明した実施例によれば、ホストコン
ピュータ上で表示に使用したフォント及びスケーラをプ
リンタにダウンロードしてある状態で、アプリケーショ
ンの仕様によりダウンロードしたフォント及びスケーラ
を用いてプリントアウトするために、ホストコンピュー
タ上のプリンタドライバは、対応するようにフォントの
属性を設定し、プリンタに送信する。また、アプリケー
ションの仕様によりプリンタ内蔵のフォント及びスケー
ラでプリントアウトするために、ホストコンピュータ上
のプリンタドライバは、対応するように属性を設定し、
プリンタに送信する。この様な構成にすることにより、
ホストのアプリケーション仕様に応じた制御を行うこと
ができる。
【0094】上記実施例によれば、スケーラの優先順位
を設定する手段、設定された優先順位を記憶する手段、
記憶された優先順位に従いフォントを選択する手段、選
択対象のスケーラをユーザがパネルまたはコマンドで限
定する手段、限定されたスケーラのフォントの中から、
出力フォントを選択する手段、スケーラのダウンロード
のレベルを記憶する手段、記憶された情報から優先順位
を決定する手段、スケーラの一覧及び優先順位を含んだ
情報をステータスとして装置外に出力する手段、選択さ
れたフォントを出力する際、そのフォントに外字として
ダウンロードされたフォントがあるかどうかを検索する
手段、外字として登録されたフォントがあった場合に
は、ダウンロードされたフォントフォーマットに対応し
たフォントスケーラで、その外字フォントを展開する手
段を有するので、プリンタ内に、複数の同属性フォント
が存在した場合にも、1つのフォントに限定でき、か
つ、外字も最適な処理を選択することが可能となる。
【0095】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0096】また、上記実施例では、本発明に係る出力
制御装置を印刷装置内に組み込んだ場合を例としたが、
出力制御装置そのものを独立した構成として、他の印刷
装置、ホストコンピュータ等とシステム化することも可
能である。
【0097】以上説明したように、本実施例によれば、
いずれかのスケーラを選択するための優先順位を設定す
る設定手段に設定された優先順位に従って登録手段が記
憶手段及びフォントテーブルにスケーラ情報を付加登録
し、入力された文字情報のフォント属性を参照しながら
選択手段が優先順位の高いフォントを文字出力フォント
として選択するので、複数のスケーラ及び複数のフォン
トが混在する文字処理環境において、入力される文字情
報に対応する文字パターンを発生するための適切なスケ
ーラとフォントを選択することができる。
【0098】本実施例によれば、記憶手段から選択する
スケーラ候補を限定する限定手段とを設け、選択手段は
限定手段により限定されたスケーラ候補に対応した優先
順位の高いフォントを文字出力フォントとして選択でき
るので、限定されたスケーラに対応するフォントを少な
い操作で選択することができる。
【0099】本実施例によれば、登録手段は、取得手段
が記憶手段に登録したスケーラとあらかじめ登録された
スケーラとを識別するための登録レベルを記憶手段に登
録するので、取得したスケーラを優先選択することがで
きる。
【0100】本実施例によれば、入力されるリスト出力
に基づいて記憶手段に記憶されたスケーラレベル、登録
レベルを含むスケーラリストまたはフォントテーブルに
登録されたスケーラインデックスを含むフォントリスト
を出力するステータスをリスト情報発生手段が発生する
ので、所定の出力装置上でスケーラリスト及びフォント
リストをユーザに報知することができる。
【0101】本実施例によれば、第1の外字判定手段の
判定結果に基づいて第2の外字判定手段が登録された外
字のフォントフォーマットが外字登録された登録先のフ
ォントのスケーラで展開可能かどうかを判定するので、
該判定結果に基づいて第1の外字制御手段が外字に対す
るパターン発生を制御して、登録先のフォントのスケー
ラで展開できない場合でも、搭載されるスケーラ資源を
利用して外字に対応するパターンを発生させることがで
きる。
【0102】本実施例によれば、外字登録された登録先
のフォントスケーラの種別と登録された各外字のフォン
トスケーラの種別とが一致するかを判定する判定手段の
判定結果に基づいて第2の外字制御手段が登録された外
字のパターン展開を制御するので、スケーラ種別が異な
る同属性フォントが登録された外字環境下において、登
録された外字のスケーラと登録先のスケーラとが一致し
ない場合に、該登録された外字の文字パターン発生を制
限することができる。
【0103】本実施例によれば、判定手段が外字登録さ
れた登録先のフォントスケーラの種別と登録された各外
字のフォントスケーラの種別とが一致しないと判定した
場合に、第3の外字制御手段が設定手段により選択設定
されたスケーラモードに基づいて登録された外字に異な
る文字パターン処理を行うので、登録外字のスケーラ種
別と登録先のスケーラ種別に応じて柔軟な文字パターン
処理を行える。
【0104】また、本実施例においてはレーザビームプ
リンタを例に説明したが、インクジェットプリンタやサ
ーマルプリンタ等のプリンタや、CRTや液晶表示器等
の表示装置に適用できる。
【0105】
【発明の効果】従って、複数の同属性フォントが混在し
た出力制御装置においても、ユーザの使用目的に適合し
たフォントの選択、出力を行うことが可能となり、より
ユーザフレンドリな文字発生処理が行えるとともに、登
録された外字のスケーラと登録されたスケーラとの状態
とを判定して外字のパターン発生を制御することによ
り、ユーザフレンドリな外字処理を行える等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す印刷装置の制御構成を
説明するブロック図である。
【図2】図1に示したフォントテーブルの詳細構成を示
す図である。
【図3】図1に示したスケーラ情報テーブルの詳細構成
を示す図である。
【図4】本発明に係る印刷装置におけるフォント選択処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る印字処理の手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明に係る印刷装置におけるフォントリスト
の出力例である。
【図7】本発明に係るリスト出力処理手順の一例を示す
フローチャートである。
【図8】本発明に係るテーブル初期化の手順の一例を示
すフローチャートである。
【図9】本発明に係る外字印字手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図10】本発明に係る印刷装置におけるスケーラのフ
ォントフォーマット一例を示す図である。
【図11】本発明に係る印字手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図12】本発明に係る他の実施例のフォントテーブル
を示す図である。
【図13】本発明に係る他の実施例の属性選択処理のフ
ローチャートである。
【図14】従来の印刷装置の構成を説明するブロック図
である。
【図15】図14に示したフォントテーブルのデータ構
造を示す図である。
【図16】従来の印刷装置におけるフォント選択処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図17】この種の印刷装置における同属性フォントテ
ーブル及び同属性フォント処理を示す図である。
【符号の説明】
1 フォントテーブル 2 スケーラ情報テーブル 101 CPU 102 フォントメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/24 620 F 9377−5H L 9377−5H

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力すべき文字のフォントを属性に従い
    選択する出力制御装置であって、 複数のフォントデータ及び複数のフォントスケーラを記
    憶する記憶手段と、 前記複数のスケーラの優先度を設定する設定手段と、 出力すべき文字のフォントを選択する際に、前記設定手
    段により設定された優先度に基づき、出力すべき文字の
    フォントを選択する選択手段とを有することを特徴とす
    る出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段により選択されたフォント
    を用いて文字を出力する出力手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の出力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段はプリンタ、または、表示
    器であることを特徴とする請求項2に記載の出力制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記フォントデータはアウトラインフォ
    ントデータまたはストローク形式のフォントデータであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  5. 【請求項5】 出力すべき情報を出力するホストコンピ
    ュータを有することを特徴とする請求項1に記載の出力
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のフォントはホストコンピュー
    タよりダウンロードされたフォントを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の出力制御装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のスケーラはホストコンピュー
    タよりダウンロードされたスケーラを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の出力制御装置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段により選択されるフォント
    を予め設定できることを特徴とする請求項1に記載の出
    力制御装置。
  9. 【請求項9】 前記設定は装置本体のパネル操作または
    ホストコンピュータからのコマンドにより行われること
    を特徴とする請求項8に記載の出力制御装置。
  10. 【請求項10】 前記選択手段により選択されたフォン
    トを用いて文字を出力する際に、そのフォントに外字が
    登録されているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により外字が登録されている場合登録され
    ているフォントに対応するスケーラを用いて展開可能か
    否かを判別する判別手段とを有することを特徴とする請
    求項1に記載の出力制御装置。
  11. 【請求項11】 前記判別手段により展開不可能と判別
    された場合、前記記憶手段に記憶されている複数のスケ
    ーラの中から選択されたスケーラを用いて、文字を生成
    する生成手段を有することを特徴とする請求項10に記
    載の出力制御装置。
  12. 【請求項12】 前記判別手段により展開不可能である
    と判別された場合、登録された外字に対応する元のフォ
    ントの文字を生成する生成手段を有することを特徴とす
    る請求項10に記載の出力制御装置。
  13. 【請求項13】 前記生成手段を選択する選択手段を有
    することを特徴とする請求項11、12に記載の出力制
    御装置。
  14. 【請求項14】 複数のフォント及び複数のスケーラを
    記憶する記憶手段と、 前記複数のフォント及び複数のスケーラの一覧情報の出
    力を指示する指示手段と、 前記指示手段による指示に基づき前記複数のフォント及
    び複数のスケーラの一覧情報を出力する出力手段とを有
    することを特徴とする出力制御装置。
  15. 【請求項15】 操作者の指示に基づき前記出力手段は
    スケーラの一覧情報をプリンタまたはホストコンピュー
    タに出力することを特徴とする請求項14に記載の出力
    制御装置。
  16. 【請求項16】 複数のフォントデータ及び複数のフォ
    ントスケーラを記憶する記憶手段を利用し、出力すべき
    文字のフォントを属性に従い選択する出力制御方法であ
    って、 前記複数のスケーラの優先度を設定する設定ステップ
    と、 出力すべき文字のフォントを選択する際に、前記設定ス
    テップにより設定された優先度に基づき、出力すべき文
    字のフォントを選択する選択ステップとを有することを
    特徴とする出力制御方法。
  17. 【請求項17】 前記選択ステップにより選択されたフ
    ォントを用いて文字を出力手段により出力することを特
    徴とする請求項16に記載の出力制御方法。
  18. 【請求項18】 前記出力手段はプリンタ、または、表
    示器であることを特徴とする請求項17に記載の出力制
    御方法。
  19. 【請求項19】 前記フォントデータはアウトラインフ
    ォントデータまたはストローク形式のフォントデータで
    あることを特徴とする請求項16に記載の出力制御方
    法。
  20. 【請求項20】 出力すべき情報をホストコンピュータ
    より入力する入力ステップを有することを特徴とする請
    求項16に記載の出力制御方法。
  21. 【請求項21】 前記複数のフォントはホストコンピュ
    ータよりダウンロードされたフォントを含むことを特徴
    とする請求項16に記載の出力制御方法。
  22. 【請求項22】 前記複数のスケーラはホストコンピュ
    ータよりダウンロードされたスケーラを含むことを特徴
    とする請求項16に記載の出力制御方法。
  23. 【請求項23】 前記選択されたステップにより選択さ
    れたフォントを予め設定できることを特徴とする請求項
    16に記載の出力制御方法。
  24. 【請求項24】 前記設定は装置本体のパネル操作また
    はホストコンピュータからのコマンドにより行われるこ
    とを特徴とする請求項23に記載の出力制御方法。
  25. 【請求項25】 前記選択ステップにより選択されたフ
    ォントを用いて文字を出力する際に、そのフォントに外
    字が登録されているか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより外字が登録されている場合、登
    録されているフォントに対応するスケーラを用いて展開
    可能か否かを判別する判別ステップとを有することを特
    徴とする請求項25に記載の出力制御方法。
  26. 【請求項26】 前記判別ステップにより展開不可能と
    判別された場合、前記記憶手段に記憶されている複数の
    スケーラの中から選択されたスケーラを用いて、文字を
    生成する生成ステップを有することを特徴とする請求項
    25に記載の出力制御方法。
  27. 【請求項27】 前記判別ステップにより展開不可能で
    あると判別された場合、登録された外字に対応する元の
    フォントの文字を生成する生成ステップを有することを
    特徴とする請求項25に記載の出力制御方法。
  28. 【請求項28】 前記生成ステップを選択する選択ステ
    ップを有することを特徴とする請求項26、27に記載
    の出力制御方法。
  29. 【請求項29】 複数のフォント及び複数のスケーラを
    記憶する記憶手段を利用する出力制御方法であって、 前記複数のフォント及び複数のスケーラ一覧情報の出力
    を指示する指示ステップと、 前記指示ステップによる指示に基づき前記複数のフォン
    ト及び複数のスケーラ一覧情報を出力する出力ステップ
    とを有することを特徴とする出力制御方法。
  30. 【請求項30】 操作者の指示に基づき前記出力ステッ
    プはスケーラの一覧情報をプリンタまたはホストコンピ
    ュータに出力することを特徴とする請求項29に記載の
    出力制御方法。
  31. 【請求項31】 前記優先度の設定はフォントの属性の
    一部に組み込まれていることを特徴とする請求項1に記
    載の出力制御装置。
  32. 【請求項32】 前記優先度の設定はフォントの属性の
    一部に組み込まれていることを特徴とする請求項16に
    記載の出力制御法。
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