JP3177080B2 - 文字処理装置および文字処理方法 - Google Patents

文字処理装置および文字処理方法

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JP3177080B2 JP31390293A JP31390293A JP3177080B2 JP 3177080 B2 JP3177080 B2 JP 3177080B2 JP 31390293 A JP31390293 A JP 31390293A JP 31390293 A JP31390293 A JP 31390293A JP 3177080 B2 JP3177080 B2 JP 3177080B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
らの文字発生要求に従い文字パターンを出力する文字処
理装置および文字処理方法に係り、特に、複数フォント
を有し、ホストコンピュータから指定された情報で、フ
ォントを選択し出力を行う文字処理装置および文字処理
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザプリンタ等の電子写真方式
の印刷装置においては、複数のフォントを内蔵し、ホス
トコンピュータが使用するフォントを、プリンタにコマ
ンド・パネル等で選択・設定し、印字するのが一般とな
っている。これらのフォント選択の方法としては、フォ
ントの名称を指定する方法と、フォントの属性により指
定する方法とがある。
【0003】フォントの属性による選択方法とは、フォ
ントの属性を数種規定し、フォント毎にその情報をテー
ブル(フォントテーブル)に記憶し、属性の優先順位が
高いものから、指定された属性と異なるフォントを候補
から落していき、最後に残ったフォントを選択する方法
である。
【0004】以下、添付図面に従って本発明に係わる従
来例を詳細に説明する。図7はこの種の文字処理装置の
構成を説明するブロック図である。
【0005】図において、100が本実施例における印
刷装置であり、印刷結果200を形成するものである。
300は印刷データを出力してくるホストコンピュータ
である。
【0006】印刷装置100内には、印刷装置全体を制
御するCPU101をはじめ、以下に示す構成を備えて
いる。
【0007】108は前記ホストコンピュータ300か
らのデータを一旦格納する受信バッファ、102はアウ
トラインフォントデータを記憶しているフォントメモ
リ、103は内蔵されているフォントの属性、パターン
へのポインタをテーブルとして持っているフォントテー
ブル、104は受信データを格納するページバッファメ
モリ、105は1ページ分のイメージデータを展開する
ビットマップメモリ、107はビットマップメモリ10
5に展開されたイメージデータに基づいて実際に印刷装
置を行うプリンタエンジン部である。
【0008】図8は、図7に示したフォントテーブル1
03のデータ構造を示す図である。この図に示すよう
に、印刷装置内に持っているフォント全ての名称,属
性,ポインタ,フラグによって構成されている。このテ
ーブル内のフォント順番は、内蔵されているフォントか
ら、フォントカード内フォント、ユーザ登録フォントの
順に並んでいる。
【0009】このテーブルの中から、指定されたフォン
トを検索して印字を行う場合、属性の優先順位は、高い
方から、グラフィックセット,文字ピッチ,文字サイ
ズ,スタイル,ストロークウェイト,書体,副書体とな
っており、この優先順位に従いフォントが決定される。
【0010】図9は従来の文字処理装置におけるフォン
ト選択処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(23)は各ステップを示す。また、コマ
ンド及びパネル設定で、フォントの属性指示がきた場合
には、その時点で設定されている他の属性も含めて、フ
ォントの検索処理を行う。
【0011】まず、ステップ(1)でフォントテーブル
103内フォント全てのフラグをセットする。そして、
ステップ(2)で指定されたグラフィックセット以外の
フォントのフラグをすべてクリアした後、フラグの立っ
ているフォントが1つになっているかを調べる(3)。
【0012】この判断で1つになっていた場合には、そ
のフォントを用いて印字を行う。また、フラグの立って
いるフォントがなくなっていた場合には、グラフィック
セットの選択規則に乗っ取り、現在設定されているグラ
フィックセットのフォントのフラグがセットされる
(4)。
【0013】更に、フラグのセットされているフォント
が複数個残っていた場合には、ステップ(5)に進み、
指定された文字ピッチ以外のフォントのフラグをクリア
し、前記グラフィックセットの場合と同様に、残ったフ
ォントの数をチェックし(6)、1つならば決定、1つ
もなければその属性の選択基準に従い処理され(7)、
複数個残った場合には次の属性の処理に進む。
【0014】以下、文字サイズ,スタイル,ストローク
ウェイト,書体,副書体と同様に処理を行う(8)〜
(22)。そして、最後まで1つに絞れなかった場合に
は、フォントテーブル内一番最後にあるフラグがセット
されたフォントを選択する(23)。
【0015】図10はこの種の文字処理装置における同
属性フォントテーブル及び同属性フォント処理を示す図
であり、(a)はフォントテーブル内の同属性のフォン
トをすぐに検索できるように、登録しておく同属性フォ
ントテーブルであり、優先順位の高い順に格納されてい
る。
【0016】また、図8に示したフォントテーブル10
3から、ポインタでリンクされている。
【0017】(b)は実際の登録フォントのコード表内
パターンの有無を示し、(a)で示したフォントの詳細
に対応する。(c)は同属性フォントの出力パターンを
示しており、フォントAが優先的に出力され、フォント
Cのパターンは、フォントAにもフォントBにもパター
ンの無いコードが指定された時に限り出力される。
【0018】実際に同属性のフォントがあるフォントが
選択された場合には、最後まで1つに絞れず、フォント
テーブル内一番最後のフォントを選択するため、優先順
位の高いフォントすなわち、ユーザ登録のフォントがあ
ると、内蔵フォントよりも優先して登録フォントが選ば
れ(フォントCよりもフォントB)、登録フォント内で
は、最新の登録フォントが選択される(フォントBより
もフォントA)。
【0019】これらを印字する際に、指定された文字コ
ードにパターンがない場合には、同属性のフォントがあ
るかどうかを確認し、同属性のフォントがあった場合に
は、そのフォントのパターンで出力する。
【0020】従って、フォントAが選択され、実際に印
字するコードが指定されたときに、フォントAがパター
ンをもっていないコードだった場合には、次に優先順位
の高いフォント(フォントB)のパターンが、あるかど
うかをチェックし、ある場合にはそのパターンを出力
し、ない場合にはさらに次に優先順位の高い同属性のフ
ォント(フォントC)にパターンがあるかどうかをチェ
ックし、ある場合にはそのパターンを出力し、該パター
ンがなく他の同属性フォントもない場合には、パターン
なしの処理を行う。
【0021】以上のような手順で、ユーザが同属性のフ
ォントを登録することにより、ユーザ外字処理を行って
いる。
【0022】例えば50×50のサイズのドットフォン
ト文字パターンを、グラフィックセットJIS8,固定
ピッチ,直立体,ミディアム,明朝体の属性の文字セッ
トして、スケーラブルフォント変換して、文字コード
「302h」に登録することにより、フォントを切換え
ることなく、ユーザ登録した文字(外字)を印字するこ
とにより、ユーザ登録した文字パターンが出力される。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、プリンタ内に、フォントスケーラが複数ある
ことを想定しておらず、ダウンロード等で、プリンタ内
にフォントスケーラが複数存在することが可能となった
際には、各フォントスケーラのフオントフォーマット
で、和文の代表的なフォントは、同じような属性を持っ
て存在することが予想される。
【0024】このように、プリンタ内に同属性のフォン
トが複数存在するようになると、従来の属性選択では、
ユーザの期待しているフォントを選択することが難しく
なっている。
【0025】また、使用可能なスケーラ種別が増えると
同属性のフォントを従来のように、外字として扱うこと
も、難しくなってきている。
【0026】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、優先順位の定められた複数の属性要素を
有する複数のフォントから、指定された属性要素に基づ
き優先順位の高い属性要素が一致するフォントを選択
し、スケーラ以外の属性がすべて一致するフォントが複
数ある場合、さらに優先順位の高いスケーラのフォント
を選択し、該選択されたフォントを用いて出力イメージ
を展開することにより、複数の属性が一致するスケーラ
の異なる複数のフォントが搭載された文字処理装置にお
いても、ユーザの使用目的に適合したフォントの選択,
出力を適切に行うことが可能となり、よりユーザフレン
ドリな文字発生処理が行える文字処理装置および文字処
理方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、優先順位の定められた複数の属性要素を有する複数
のフォントから、指定された属性要素に基づき優先順位
の高い属性要素が一致するフォントを選択する選択手段
であって、スケーラ以外の属性がすべて一致するフォン
トが複数ある場合、優先順位の高いスケーラのフォント
を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された
フォントを用いて出力イメージを展開する展開手段とを
有するものである。
【0028】本発明に係る第2の発明は、前記展開手段
により展開された出力イメージに基づき印刷を行う印刷
手段を有するものである。
【0029】本発明に係る第3の発明は、前記スケーラ
の優先順位を設定する設定手段を有するものである。
【0030】本発明に係る第4の発明は、前記選択手段
は、グラフィックセット,ピッチ,サイズ,スタイル,
ストローク,タイプフェース、および、サブタイプフェ
ースの順で指定された属性要素と一致するか判別し、最
後に残ったフォントの中から優先順位の高いスケーラの
フォントを選択するものである。
【0031】本発明に係る第5の発明は、優先順位の定
められた複数の属性要素を有する複数のフォントから、
指定された属性要素に基づき優先順位の高い属性要素が
一致するフォントを選択する選択ステップであって、ス
ケーラ以外の属性がすべて一致するフォントが複数ある
場合、優先順位の高いスケーラのフォントを選択する選
択ステップと、前記選択ステップにより選択されたフォ
ントを用いて出力イメージを展開する展開ステップとを
有するものである。
【0032】本発明に係る第6の発明は、前記展開ステ
ップにより展開された出力イメージに基づき印刷を行う
印刷ステップを有するものである。
【0033】本発明に係る第7の発明は、前記スケーラ
の優先順位を設定する設定ステップを有するものであ
る。 本発明に係る第8の発明は、前記選択ステップは、
グラフィックセット,ピッチ,サイズ,スタイル,スト
ローク,タイプフェース、および、サブタィプフェース
の順で指定された属性要素と一致するか判別し、最後に
残ったフォントの中から優先順位の高いスケーラのフォ
ントを選択するものである。 本発明に係る第9の発明
は、フォントリスト出力を指示する指示手段と、前記指
示手段による指示に基づき、スケーラの一覧リストを含
むフォントリストを出力する出力手段とを有するもので
ある。 本発明に係る第10の発明は、前記出力手段は、
プリンタを含むものである。 本発明に係る第11の発明
は、フォントリスト出力を指示する指示ステップと、前
記指示ステップによる指示に基づき、スケーラの一覧リ
ストを含むフォントリストを出力装置に出力する出力ス
テップとを有するものである。 本発明に係る第12の発
明は、前記出力装置は、プリンタを含むものである。
【0034】
【作用】第1の発明においては、選択手段により、優先
順位の定められた複数の属性要素を有する複数のフォン
トから、指定された属性要素に基づき優先順位の高い属
性要素が一致するフォントを選択し、スケーラ以外の属
性がすべて一致するフォントが複数ある場合、さらに優
先順位の高いスケーラのフォントを選択し、前記選択手
段により選択されたフォントを用いて出力イメージを展
開手段が展開して、複数のスケーラ及び複数のフォント
が混在する文字処理環境において、指定された属性要素
に対応する文字パターンを展開するための適切なスケー
ラとフォントを選択することを可能とする。
【0035】第2の発明においては、印刷手段が、前記
展開手段により展開された出力イメージに基づき印刷を
行って、複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する
文字処理環境において、指定された属性要素に応じた適
切なフォントを適切なスケーラにより展開し、所望の文
字パターンを印刷することを可能とする。
【0036】第3の発明においては、設定手段により前
記スケーラの優先順位を設定して、複数のスケーラ及び
複数のフォントが混在する文字処理環境において、ユー
ザのニーズにあったフォントを選択することを可能とす
る。
【0037】第4の発明においては、前記選択手段は、
グラフィックセット,ピッチ,サイズ,スタイル,スト
ローク,タイプフェース、および、サブタイプフェース
の順で指定された属性要素と一致するか判別し、最後に
残ったフォントの中から優先順位の高いスケーラのフォ
ントを選択して、複数のスケーラ及び複数のフォントが
混在する文字処理環境において、指定された属性要素に
応じたフォントを少ない処理で確実に選択することを可
能とする。
【0038】第5の発明は、優先順位の定められた複数
の属性要素を有する複数のフォントから、指定された属
性要素に基づき優先順位の高い属性要素が一致するフォ
ントを選択し、スケーラ以外の属性がすべて一致するフ
ォントが複数ある場合、さらに優先順位の高いスケーラ
のフォントを選択し、該選択されたフォントを用いて出
力イメージを展開して、複数のスケーラ及び複数のフォ
ントが混在する文字処理環境において、指定された属性
要素に対応する文字パターンを展開するための適切なス
ケーラとフォントを選択することを可能とする。
【0039】第6の発明においては、前記展開ステップ
により展開された出力イメージに基づき印刷を行って、
複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する文字処理
環境において、指定された属性要素に応じた適切なフォ
ントを適切なスケーラにより展開し、所望の文字パター
ンを印刷することを可能とする。
【0040】第7の発明においては、前記スケーラの優
先順位を設定して、複数のスケーラ及び複数のフォント
が混在する文字処理環境において、ユーザのニーズにあ
ったフォントを選択することを可能とする。 第8の発明
においては、前記選択ステップは、グラフィックセッ
ト,ピッチ,サイズ,スタイル,ストローク,タイプフ
ェース、および、サブタィプフェースの順で指定された
属性要素と一致するか判別し、最後に残ったフォントの
中から優先順位の高いスケーラのフォントを選択して、
複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する文字処理
環境において、指定された属性要素に応じたフォントを
少ない処理で確実に選択することを可能とする。 第9の
発明においては、指示手段によるフォントリスト出力指
示に基づき、出力手段がスケーラの一覧リストを含むフ
ォントリストを出力して、ユーザが目的にあったフォン
ト使用環境を自在に構築するためのスケーラ及びフォン
トの各一覧リストを提供することを可能とする。 第10
の発明においては、前記出力手段は、プリンタを含み、
プリンタでスケーラリスト及びフォントリストをユーザ
に報知することを可能とする。 第11の発明において
は、フォントリスト出力指示に基づき、スケーラの一覧
リストを含むフォントリストを出力装置に出力して、ユ
ーザが目的にあったフォント使用環境を自在に構築する
ためのスケーラ及びフォントの各一覧リストを提供する
ことを可能とする。 第12の発明においては、前記出力
装置は、プリンタを含み、プリンタでスケーラリスト及
びフォントリストをユーザに報知することを可能とす
る。
【0041】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す文字処理装置
の制御構成を説明するブロック図であり、図7と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0042】図において、1はフォントテーブルで、後
述する図2に示すスケーラインデックスを記憶可能に構
成されている。2はスケーラ情報テーブルで、詳細は図
3で後述する。
【0043】先ず、ホストとの通信処理について説明す
る。
【0044】文字印字の際には、ホストコンピュータ内
アプリケーションソフトのプリンタドライバ等から制御
情報を付加した文字コード情報が送られてくる。これは
受信バッファ108に一旦格納され、制御コマンドか文
字コードか解析される。1ページ毎の解析されたデータ
をページバッファメモリ104に中間コードで格納し、
出力する際にはビットマップメモリ105に展開された
プリンタエンジン部107に出力される。制御コマンド
としては、サイズ単位指定命令や印字位置移動命令,グ
ラフィックセット指定命令,ピッチ指定命令,サイズ指
定命令,ストロークウエイト指定命令,スタイル指定命
令,書体指定命令,文字セット名称選択命令,文字セッ
ト登録命令等である。これらの制御コマンドを用いて、
印字する位置,フォントを決定し、文字コードがきた時
点で選択されているフォントの文字コードで、文字パタ
ーンを出力する。なお、選択された文字セットの情報に
従いフォントフォーマットがどのスケーラで展開可能化
を判定してスケーラが選択される構成となっている。ま
た、スケーラの優先順位は、あらかじめテーブルにのっ
ている(プログラム内で規定して優先順位を決めてお
く)ものと、ダウンロード時に、スケーラの情報として
与えるもの(コマンドのパラメータ)ものがあり、これ
らの優先順位に従い決定される。また、コマンド(制御
コマンド)やパネル設定によってスケーラの順位を変え
ることも可能に構成されている。
【0045】図2は、図1に示したフォントテーブル1
の詳細構成を示す図である。
【0046】印刷装置内に持っているフォント全ての名
称,属性,ポインタ,フォントスケーラのインデックス
及びフラグによって構成されている。このテーブル内の
フォントの順番は、内蔵されているフォントから、フォ
ントカード内フォント、ユーザ登録フォントの順に並ん
でいる。
【0047】図3は、図1に示したスケーラ情報テーブ
ル2の詳細構成を示す図である。
【0048】この図に示すように、プリンタ内に存在す
るスケーラの名称,優先レベル(スケーラレベル),格
納レベルが格納されており、優先レベル順にソートされ
ている。
【0049】また、同じ優先レベルのスケーラ内では、
登録されたものが優先順位の上位に位置され、複数登録
されているものは、登録された順番の遅い方が上位に位
置している。このテーブル2のインデックスが図5に示
すスケーラインデックスに格納されている。
【0050】実際の文字処理環境下では複数のスケーラ
が存在していることが予想され、それらは異なるレベル
を持っている。そして、プリンタ立ち上げ時に上記テー
ブル2はCPU101のRAM領域に作成され、その
後、スケーラがダウンロードされる毎に、ユーザがダウ
ンロード時にスケーラの情報として与えたスケーラの優
先レベルに基づいて、情報が追加され、インデックスが
振り替えられ、フォントテーブル1内インデックスも更
新される。
【0051】この様に構成された文字処理装置におい
て、CPU101により、優先順位の定められた複数の
属性要素を有する複数のフォントから、指定された属性
要素に基づき優先順位の高い属性要素が一致するフォン
トを選択し、スケーラ以外の属性がすべて一致するフォ
ントが複数ある場合、さらにCPU101が優先順位の
高いスケーラのフォントを選択し、CPU101により
選択されたフォントを用いて出力イメージをCPU10
1が展開して、複数のスケーラ及び複数のフォントが混
在する文字処理環境において、指定された属性要素に対
応する文字パターンを展開するための適切なスケーラと
フォントを選択することを可能とする
【0052】また、プリンタエンジン部107が、CP
U101により展開された出力イメージに基づき印刷を
行って、複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する
文字処理環境において、指定された属性要素に応じた適
切なフォントを適切なスケーラにより展開し、所望の文
字パターンを印刷することを可能とする。
【0053】さらに、CPU101により前記スケーラ
の優先順位を設定して、複数のスケーラ及び複数のフォ
ントが混在する文字処理環境において、ユーザのニーズ
にあったフォントを選択することを可能とする。
【0054】また、CPU101は、グラフィックセッ
ト,ピッチ,サイズ,スタイル,ストローク,タイプフ
ェース、および、サブタイプフェースの順で指定された
属性要素と一致するか判別し、最後に残ったフォントの
中から優先順位の高いスケーラのフォントを選択して、
複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する文字処理
環境において、指定された属性要素に応じたフォントを
少ない処理で確実に選択することを可能とする。
【0055】さらに、パネル操作およびCPU101に
よるフォントリスト出力指示に基づき、プリンタエンジ
ン部107が後述する図5に示すスケーラの一覧リスト
を含むフォントリストを出力して、ユーザが目的にあっ
たフォント使用環境を自在に構築するためのスケーラ及
びフォントの各一覧リストを印刷装置100で提供する
ことを可能とする。
【0056】以下、図4に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る文字処理装置におけるフォント選択
処理動作について説明する。
【0057】図4は本発明に係る文字処理装置における
フォント選択処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(23)は各ステップを示し、各手
順はCPU101のROMに記憶されている。
【0058】なお、属性の優先順位は従来例と同様であ
る。また、本実施例の文字処理装置は、コマンド及びパ
ネル設定で、フォントの属性指示がきた場合には、その
時点で設定されている他の属性も含めて、フォントの検
索処理を行う。
【0059】まず、ステップ(1)でフォントテーブル
1内フォント全てのフラグをセットする。
【0060】そして、ステップ(2)で指定されたグラ
フィックセット以外のフォントのフラグをすべてクリア
した後、フラグの立っているフォントが1つになってい
るかを調べる(3)。1つになっていた場合には、その
フォントを用いて印字を行う。また、フラグの立ってい
るフォントがなくなっていた場合には、グラフィックセ
ットの選択規則に乗っ取り、現在設定されているグラフ
ィックセットのフォントのフラグがセットされる
(4)。更に、フラグのセットされているフォントが複
数個残っていた場合には、ステップ(5)に進み、指定
された文字ピッチ以外のフォントのフラグをクリアし、
前記グラフィックセットの場合と同様に、残ったフォン
トの数をチェックし(6)、1つならば決定、1つもな
ければその属性の選択基準に従い処理され(7)、複数
個残った場合には次の属性の処理に進む。
【0061】以下、文字サイズ,スタイル,ストローク
ウェイト,書体,副書体と同様に処理を行う(8)〜
(22)。
【0062】そして、最後まで1つに絞れなかった場合
には、ステップ(23)において、テーブル内に残って
いるフラグのセットされているフォント内で、スケーラ
のインデックスが一番小さいものを選択する。
【0063】これにより、選択されたフォントを印字す
る際に、指定された文字コードにパターンがない場合に
は、同属性のフォントがあるかどうかを確認し、同属性
のフォントがあった場合には、そのフォントのパターン
で出力する。
【0064】この時、CPU101はスケーラ情報テー
ブル2を参照し、スケーラレベルが同じで同属性フォン
トがあった場合にのみ、ユーザ外字として出力するよう
に制御することにより、複数のスケーラが混在した環境
でのユーザ外字処理を可能としている。
【0065】また、スケーラの情報及びフォントの情報
を、ユーザに通達する手順を、以下に説明する。
【0066】図5は本発明に係る文字処理装置における
フォントリストの出力例であり、図に示した通り、図2
に示したフォントテーブルと、図3に示したスケーラ情
報テーブルの内容が、パネルの操作により、印刷され出
力される。これは、CPU101がパネルの操作入力が
なされた時点で、フォントテーブル103の内容及びC
PU101内のRAM領域に作成されているスケーラ情
報テーブル2を参照し、ページバッファメモリ104を
介してビットマップメモリ105に出力イメージを展開
し、プリンタエンジン部107に送出することにより達
成される。
【0067】また、ステータス要求コマンドにより、フ
ォントの情報及びスケーラの情報が要求された場合に
は、それぞれのテーブルを参照して、情報がユーザに渡
される。これらの情報に基づいてユーザは目的にあった
フォント使用環境を自在に構築することが可能となる。
【0068】以上の手順により、同属性フォントが複数
あった場合にも、ユーザのニーズにあったフォントが選
択可能となる。
【0069】なお、上記実施例では、ダウンロードする
スケーラに優先レベルを情報として登録させていたが、
簡単なパネルの設定で、実現する例を詳細に説明する。
【0070】本実施例で説明を行うフォント選択の以前
に、ユーザが内蔵のフォントスケーラを使用するか、ダ
ウンロードされたフォントスケーラを使用するか、すべ
てのスケーラを使用するかを操作パネルまたはコマンド
で設定するものとする。
【0071】本実施例では、従来例の説明において、図
7に示したCPU101のフォント選択処理手順を説明
するためのフローチャートのステップ(1)のテーブル
の初期化時に、フォントのすべてのフラグをセットする
だけではなく、図8に示したフォントテーブル内フォン
トスケーラの情報と事前にパネルまたはコマンドの設定
とにより、限定されたスケーラ以外のフォントのフラグ
をクリアする。
【0072】以降は、従来例と同じ手順でフォントを選
択することにより、ユーザのニーズにあったフォント
が、簡単なパネル操作等で選択可能となる。このように
図4に示す文字処理方法において、図4のステップ
(2)〜(22)により、優先順位の定められた複数の
属性要素を有する複数のフォントから、指定された属性
要素に基づき優先順位の高い属性要素が一致するフォン
トを選択し、スケーラ以外の属性がすべて一致するフォ
ントが複数ある場合、図4のステップ(23)により優
先順位の高いスケーラのフォントを選択し、該選択され
たフォントを用いて出力イメージを図4のステップ(2
3)以降の不図示のステップにより、展開して、複数の
スケーラ及び複数のフォントが混在する文字処理環境に
おいて、指定された属性要素に対応する文字パターンを
展開するための適切なスケーラとフォントを選択するこ
とを可能とする。 また、図4のステップ(23)以降の
不図示のステップにより展開された出力イメージに基づ
き、不図示のステップにより印刷を行って、複数のスケ
ーラ及び複数のフォントが混在する文字処理環境におい
て、指定された属性要素に応じた適切なフォントを適切
なスケーラにより展開し、所望の文字パターンを印刷す
ることを可能とする。 さらに、図4のステップ(1)以
前の不図示のステップにより前記スケーラの優先順位を
設定して、複数のスケーラ及び複数のフォントが混在す
る文字処理環境において、ユーザのニーズにあったフォ
ントを選択することを可能とする。 また、図4のステッ
プ(2)〜(22)により、グラフィックセット,ピッ
チ,サイズ,スタイル,ストローク,タイプフェース、
および、サブタィプフェースの順で指定された属性要素
と一致するか判別し、図4のステップ(23)において
最後に残ったフォントの中から優先順位の高いスケーラ
のフォントを選択して、複数のスケーラ及び複数のフォ
ントが混在する文字処理環境において、指定された属性
要素に応じたフォントを少ない処理で確実に選択するこ
とを可能とする。 さらに、図示しないフォントリスト出
力指示ステップに基づき、スケーラの一覧リストを含む
フォントリストを出力装置に出力して、ユーザが目的に
あったフ ォント使用環境を自在に構築するためのスケー
ラ及びフォントの各一覧リストを印刷装置100で提供
することを可能とする。
【0073】上記実施例では、使用するスケーラを簡単
なパネルの設定で限定していたが、外字については、異
なるスケーラのフォントも使用できるように構成しても
よく、以下その場合について詳細に説明する。
【0074】図1に示するように構成された文字処理装
置において、第1の外字判定手段(CPU101によ
る)の判定結果に基づいて第2の外字判定手段(CPU
101による)が登録された外字のフォントフォーマッ
トが外字登録された登録先のフォントのスケーラで展開
可能かどうかを判定し、該判定結果に基づいて第1の外
字制御手段(CPU101による)が外字に対するパタ
ーン発生を制御して、登録先のフォントのスケーラで展
開できない場合でも、搭載されるスケーラ資源を利用し
て外字に対応するパターンを発生させるものである。
【0075】また、外字登録された登録先のフォントス
ケーラの種別と登録された各外字のフォントスケーラの
種別とが一致するかを判定する判定手段(CPU101
による)の判定結果に基づいて第2の外字制御手段(C
PU101による)が登録された外字のパターン展開を
制御して、スケーラ種別が異なる複数の同属性フォント
が登録された外字環境下において、登録された外字のス
ケーラと登録先のスケーラとが一致しない場合に、該登
録された外字の文字パターン発生を制限するものであ
る。
【0076】さらに、判定手段(CPU101による)
が外字登録された登録先のフォントスケーラの種別と登
録された各外字のフォントスケーラの種別とが一致しな
いと判定した場合に、第3の外字制御手段(CPU10
1による)が設定手段により選択設定されたスケーラモ
ードに基づいて登録された外字に異なる文字パターン処
理を行い、登録外字のスケーラ種別と登録先のスケーラ
種別に応じて柔軟な文字パターン処理を可能としたもの
である。
【0077】図6は本発明に係る文字処理装置における
スケーラのフォントフォーマットの一例を示す図であ
る。
【0078】この図に示すように、各スケーラは展開可
能な独自のフォントフォーマットは、フォント単位の属
性情報と印字情報(アンダーラインの位置や最大文字サ
イズ等)、文字毎の印字情報と印字データ(アウトライ
ンデータ)、さらにはそれらのインデックス(ポイン
タ)情報を有している。
【0079】具体的には、先ずフォント選択の以前に、
シングルスケーラモードで行うか、マルチスケーラモー
ドで行うかをパネルまたはコマンドで設定する。CPU
101はRAM領域内に前記スケーラモードを記憶す
る。
【0080】選択されたフォントを印字する際に、指定
された文字コードにパターンがない場合には、同属性フ
ォントがあるかどうかを確認し、同属性のフォントがあ
った場合には、前記スケーラモードを参照し、シングル
スケーラモードにおいては、同じスケーラの同属性フォ
ントのみを検索し、異なるスケーラのフォントは参照し
ない。
【0081】一方、同じスケーラの同属性フォントにパ
ターンがあった場合には、そのパターンを出力する。ま
た、マルチスケーラモードであった場合には、スケーラ
が同じかどうかに係らず、従来例で示したように、パタ
ーンが出力される。
【0082】以下に、具体的な選択・出力例を図10を
用いて説明する。
【0083】図10では同属性フォントテーブル及び同
属性フォント処理で示したフォントA,フォントB,フ
ォントCにおいて、フォントA及びCは内蔵のスケーラ
を用いているフォントで、フォントBはホストコンピュ
ータのアプリケーションで使用しているフォントスケー
ラのデータであった場合、つまり、フォントBはホスト
コンピュータのアプリケーションで作成した外字フォン
トであった場合には、シングルスケーラモードでは、同
一スケーラのフォントパターンのみを出力するため、フ
ォントBのパターンは出力されずマルチスケーラモード
では、従来例と同様、フォントA,フォントBのパター
ンは出力されずマルチスケーラモードでは、従来例と同
様、フォントA,フォントB,フォントCの優先順位で
パターンが出力される。
【0084】上記実施例によれば、スケーラの優先順位
を設定する手段、設定された優先順位を記憶する手段、
記憶された優先順位に従いフォントを選択する手段、選
択対象のスケーラをユーザがパネルまたはコマンドで限
定する手段、限定されたスケーラのフォントの中から、
出力フォントを選択する手段、スケーラのダウンロード
のレベルを記憶する手段、記憶された情報から優先順位
を決定する手段、スケーラの一覧及び優先順位を含んだ
情報をステータスとして装置外に出力する手段、選択さ
れたフォントを出力する際、そのフォントに外字として
ダウンロードされたフォントがあるかどうかを検索する
手段、外字として登録されたフォントがあった場合に
は、ダウンロードされたフォントフォーマットに対応し
たフォントスケーラで、その外字フォントを展開する手
段を有するので、プリンタ内に、複数の同属性フォント
が存在した場合にも、1つのフォントに限定でき、か
つ、外字も最適な処理を選択することが可能となる。
【0085】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0086】また、上記実施例では、本発明に係る文字
処理装置を印刷装置内に組み込んだ場合を例としたが、
文字処理装置そのものを独立した構成として、他の文字
情報処理装置とシステム化することも可能である。
【0087】
【効果】以上説明したように、第1の発明によれば、
択手段により、優先順位の定められた複数の属性要素を
有する複数のフォントから、指定された属性要素に基づ
き優先順位の高い属性要素が一致するフォントを選択
し、スケーラ以外の属性がすべて一致するフォントが複
数ある場合、さらに優先順位の高いスケーラのフォント
を選択し、前記選択手段により選択されたフォントを用
いて出力イメージを展開手段が展開するので、複数のス
ケーラ及び複数のフォントが混在する文字処理環境にお
いて、指定された属性要素に対応する文字パターンを展
開するための適切なスケーラとフォントを選択すること
ができる。
【0088】第2の発明によれば、印刷手段が、前記展
開手段により展開された出力イメージに基づき印刷を行
うので、複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する
文字処理環境において、指定された属性要素に応じた適
切なフォントを適切なスケーラにより展開し、所望の文
字パターンを印刷することができる。
【0089】第3の発明によれば、設定手段により前記
スケーラの優先順位を設定するので、複数のスケーラ及
び複数のフォントが混在する文字処理環境において、ユ
ーザのニーズにあったフォントを選択することができ
る。
【0090】第4の発明によれば、前記選択手段は、グ
ラフィックセット,ピッチ,サイズ,スタイル,ストロ
ーク,タイプフェース、および、サブタイプフェースの
順で指定された属性要素と一致するか判別し、最後に残
ったフォントの中から優先順位の高いスケーラのフォン
トを選択するので、複数のスケーラ及び複数のフォント
が混在する文字処理環境において、指定された属性要素
に応じたフォントを少ない処理で確実に選択することが
できる。
【0091】第5の発明によれば、優先順位の定められ
た複数の属性要素を有する複数のフォントから、指定さ
れた属性要素に基づき優先順位の高い属性要素が一致す
るフォントを選択し、スケーラ以外の属性がすべて一致
するフォントが複数ある場合、さらに優先順位の高いス
ケーラのフォントを選択し、該選択されたフォントを用
いて出力イメージを展開するので、複数のスケーラ及び
複数のフォントが混在する文字処理環境において、指定
された属性要素に対応する文字パターンを展開するため
の適切なスケーラとフォントを選択することができる。
【0092】第6の発明によれば、前記展開ステップに
より展開された出力イメージに基づき印刷を行うので、
複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する文字処理
環境において、指定された属性要素に応じた適切なフォ
ントを適切なスケーラにより展開し、所望の文字パター
ンを印刷することができる。
【0093】第7の発明によれば、前記スケーラの優先
順位を設定するので、複数のスケーラ及び複数のフォン
トが混在する文字処理環境において、ユーザのニーズに
あったフォントを選択することができる。 第8の発明に
よれば、前記選択ステップは、グラフィックセット,ピ
ッチ,サイズ,スタイル,ストローク,タイプフェー
ス、および、サブタィプフェースの順で指定された属性
要素と一致するか判別し、最後に残ったフォントの中か
ら優先順位の高いスケーラのフォントを選択するので、
複数のスケーラ及び複数のフォントが混在する文字処理
環境において、指定された属性要素に応じたフォントを
少ない処理で確実に選択することができる。 第9の発明
によれば、指示手段によるフォントリスト出力指示に基
づき、出力手段がスケーラの一覧リストを含むフォント
リストを出力するので、ユーザが目的にあったフォント
使用環境を自在に構築するためのスケーラ及びフォント
の各一覧リストを提供することができる。 第10の発明
によれば、前記出力手段は、プリンタを含むので、プリ
ンタでスケーラリスト及びフォントリストをユーザに報
知することができる。 第11の発明によれば、フォント
リスト出力指示に基づき、スケーラの一覧リストを含む
フォントリストを出力装置に出力するので、ユーザが目
的にあったフォント使用環境を自在に構築するためのス
ケーラ及びフォントの各一覧リストを提供することがで
きる。 第12の発明によれば、前記出力装置は、プリン
タを含むので、プリンタでスケーラリスト及びフォント
リストをユーザに報知することができる。
【0094】複数の属性が一致するスケーラの異なる複
数のフォントが搭載された文字処理装置においても、ユ
ーザの使用目的に適合したフォントの選択,出力を適切
に行うことが可能となり、よりユーザフレンドリな文字
発生処理が行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す文字処理装置の制御構
成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したフォントテーブルの詳細構成を示
す図である。
【図3】図1に示したスケーラ情報テーブルの詳細構成
を示す図である。
【図4】本発明に係る文字処理装置におけるフォント選
択処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る文字処理装置におけるフォントリ
ストの出力例である。
【図6】本発明に係る文字処理装置におけるスケーラの
フォントフォーマット一例を示す図である。
【図7】この種の文字処理装置の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図8】図7に示したフォントテーブルのデータ構造を
示す図である。
【図9】従来の文字処理装置におけるフォント選択処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】この種の文字処理装置における同属性フォン
トテーブル及び同属性フォント処理を示す図である。
【符号の説明】
1 フォントテーブル 2 スケーラ情報テーブル 101 CPU 102 フォントメモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−235664(JP,A) 特開 平5−4389(JP,A) 特開 昭60−80895(JP,A) 特開 平1−266590(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 G06F 17/21

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 優先順位の定められた複数の属性要素を
    有する複数のフォントから、指定された属性要素に基づ
    き優先順位の高い属性要素が一致するフォントを選択す
    る選択手段であって、スケーラ以外の属性がすべて一致
    するフォントが複数ある場合、優先順位の高いスケーラ
    のフォントを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたフォントを用いて出力イ
    メージを展開する展開手段と、 を有することを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 前記展開手段により展開された出力イメ
    ージに基づき印刷を行う印刷手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】 前記スケーラの優先順位を設定する設定
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の文字処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、グラフィックセット、
    ピッチ、サイズ、スタイル、ストローク、タイプフェー
    ス、および、サブタイプフェースの順で指定された属性
    要素と一致するか判別し、最後に残ったフォントの中か
    ら優先順位の高いスケーラのフォントを選択することを
    特徴とする請求項1記載の文宇処理装置。
  5. 【請求項5】 優先順位の定められた複数の属性要素を
    有する複数のフォントから、指定された属性要素に基づ
    き優先順位の高い属性要素が一致するフォントを選択す
    る選択ステップであって、スケーラ以外の属性がすべて
    一致するフォントが複数ある場合、優先順位の高いスケ
    ーラのフォントを選択する選択ステップと、 前記選択ステップにより選択されたフォントを用いて出
    力イメージを展開する展開ステップと、 を有することを特徴とする文字処理方法。
  6. 【請求項6】 前記展開ステップにより展開された出力
    イメージに基づき印刷を行う印刷ステップを有すること
    を特徴とする請求項5記載の文字処理方法。
  7. 【請求項7】 前記スケーラの優先順位を設定する設定
    ステップを有することを特徴とする請求項5記載の丈宇
    処理方法。
  8. 【請求項8】 前記選択ステップは、グラフィックセッ
    ト、ピッチ、サイズ、スタイル、ストローク、タイプフ
    ェース、および、サブタィプフェースの順で指定された
    属性要素と一致するか判別し、最後に残ったフォントの
    中から優先順位の高いスケーラのフォントを選択するこ
    とを特徴とする請求項5記載の文字処理方法。
  9. 【請求項9】 フォントリスト出力を指示する指示手段
    と、 前記指示手段による指示に基づき、スケーラの一覧リス
    トを含むフォントリストを出力する出力手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の文字処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記出力手段は、プリンタを含むこと
    を特徴とする請求項9記載の文字処理装置。
  11. 【請求項11】 フォントリスト出力を指示する指示ス
    テップと、 前記指示ステップによる指示に基づき、スケーラの一覧
    リストを含むフォントリストを出力装置に出力する出力
    ステップと、 を有することを特徴とする請求項5記載の文字処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記出力装置は、プリンタを含むこと
    を特徴とする請求項11記載の文字処理方法。
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