JP2006190152A - 印刷条件初期値設定方法、プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents

印刷条件初期値設定方法、プログラムおよび情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが所望する、アプリケーションに適合した印刷条件初期設定値を容易に設定する。
【解決手段】画面400上で、ユーザが任意に設定した印刷条件設定値を、アプリケーション印刷条件初期化コントロール(アプリケーション初期値登録部)411の指示により、アプリケーション種別に対応させてアプリケーションの初期値として登録する。ユーザによりアプリケーション印刷条件初期化コントロール(第1の操作項目設定部)411が指示されたときに、当該アプリケーションの登録設定値にて印刷条件の初期化を行う。アプリケーションの初期設定値が存在しない場合には、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411に代えて所定値初期化コントロール(第2の操作項目設定部)401を含む画面300が表示され、これが指示されたときに所定の設定値にて印刷条件の初期化を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置における、プリンタによる印刷時の印刷条件設定方法に関し、特に、ユーザインタフェースを介して印刷条件設定値を初期化する際の印刷条件初期値設定方法、プログラムおよび情報処理装置に関する。
パーソナルコンピュータの代表的なオペレーティングシステムである米国マイクロソフト社のWindows(マイクロソフト社の登録商標)OS下では、アプリケーションソフトウェア(以降アプリケーションと称する)からの印刷処理において、汎用プリンタドライバというソフトウェアを用いるのが基本的である。
従来より、この種のプリンタドライバにおいて、ユーザはアプリケーションから、プリンタドライバのプリンタ設定ダイアログを呼び出し、印刷に必要な各種印刷条件の設定を行う。プリンタドライバは、印刷条件に関する設定情報を情報ファイルまたはレジストリから読み出して、プリンタ設定ダイアログを介して現在の設定としてユーザインタフェース上に表示する。ユーザはプリンタ設定ダイアログ上で各種項目の設定を行い、現在の印刷条件として定める。その後、プリンタドライバは、ユーザの指示に従って設定された情報をもって、情報ファイルまたはレジストリを更新し保存する。
また、昨今のプリンタドライバの機能は非常に多彩であり、原稿サイズ,出力サイズ,給紙方法,用紙種類や、部数,ページレイアウト,スタンプ,印刷品位,カラー設定など、多項目の印刷条件が設定可能になっている。プリンタドライバのユーザインタフェースにおいて、印刷設定の項目が多くて複雑な依存関係を持つ場合などには、いくつかの設定項目、または全設定項目をひとまとめの組にして登録し、その登録された設定をユーザが選択することによって複数の設定項目をまとめて変更する機能をもつものがあり、特許文献1で提案されている。
この機能は、多種多様なアプリケーションに応じて設定値を予め登録しておき、登録したものを選択して印刷する場合に用いられる。例えば、ワードプロセッサ関連のアプリケーションからの印刷時には、複数ページを1ページに印刷するページレイアウトを設定したり、印刷部数を設定したり、両面印刷を設定したりする機会が多くなる。また、画像処理関連のアプリケーションからの印刷時には、印刷品位やカラーに関する設定を行う機会が多くなる。それぞれのアプリケーションからの印刷用に、予め印刷条件を登録しておけば、以降の印刷時には、登録内容を選択するだけで、所望の印刷条件が得られることになる。
しかしながら、アプリケーションの種別毎に、ユーザが登録内容の選択を行わなければならない煩わしさが存在する。
一方、特許文献2には、アプリケーションを特定し、そのアプリケーションに応じた印刷条件を、プリンタドライバの起動初期のユーザインタフェース上に反映させる技術が提案されている。
特開2000−222159号公報 特開平8−320781号公報
しかしながら、同一のアプリケーションにおいても、印刷しようとする状況に応じては、印刷条件は変わるものである。
例えば、画像処理アプリケーションから、最終成果物としては、A0サイズ・カラー印刷・光沢紙・高解像度品位・誤差拡散処理・etcの印刷条件で印刷したものを得ようとし、またこの設定値がアプリケーションに対応して登録されている場合においても、画像の配置だけを印刷結果で早急に確認したい場合などには、一時的に、普通紙、低解像度品位、ディザ処理といった設定に変更してテスト的な印刷を行い、このテスト印刷の確認後に本来の登録内容で、最終成果物を印刷させることが多々ある。
このように、アプリケーション毎に登録してある設定値から任意の設定値へ印刷条件を変更した場合、登録してある内容へ印刷条件を戻すためには、ユーザが再度設定変更を実施しなければならない煩わしさが発生していた。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが所望する、アプリケーションに適合した印刷条件初期設定値を容易に設定することができる印刷条件初期値設定方法、プログラムおよび情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明による印刷条件初期値設定方法は、ユーザインタフェースを介して、印刷処理における印刷条件の初期値を設定するための方法であって、ユーザが任意に設定した印刷条件設定値を、アプリケーション種別に対応させてアプリケーションの初期値として登録するアプリケーション初期値登録ステップと、ユーザが印刷条件の初期化を指示するための印刷条件初期化指示ステップと、前記印刷条件初期化指示ステップにて初期化が指示されたときに、前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在した場合は、登録設定値にて印刷条件の初期化を行う印刷条件初期化ステップとを備えたことを特徴とする。
アプリケーション初期値登録ステップにより、ユーザは任意に設定した印刷条件設定値を、アプリケーション種別に対応させてアプリケーションの初期値として登録することができる。この登録を一旦行ったアプリケーションについては、印刷条件設定を一時的に変更した後も、印刷条件初期化ステップにより直ちに当該登録した印刷条件設定値にて印刷条件の初期化を行うことが可能となる。
前記印刷条件初期化ステップは、前記印刷条件初期化指示ステップにて初期化が指示されたときに、前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在しない場合には、所定の設定値にて印刷条件の初期化を行うことが好ましい。これにより、初期値登録を行っていないアプリケーションについては所定の(デフォルトの)設定値にて印刷条件の初期化を行うことができる。
前記各ステップはユーザインタフェース画面上でのユーザの操作に基づいて実行されることが好ましい。
前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在するか否かを、前記ユーザインタフェース画面上で明示的に表示する登録情報表示ステップを設けてもよい。例えば、この登録情報表示ステップは、前記ユーザインタフェース画面上に、当該登録された設定値が存在する場合に当該アプリケーションについて登録された設定値に戻すための第1の操作項目設定部と、当該登録された設定値が存在しない場合にアプリケーション種別によらず予め定められた所定の設定値に戻すための第2の操作項目設定部とを切り替えて表示する。これにより、現動作アプリケーションについて初期値登録が行われているかどうかをユーザが画面から直ちに認識することができる。
前記ユーザインタフェースの起動時にどのアプリケーションから起動されたかを確認するステップと、前記ユーザインタフェースの起動時に当該アプリケーションについての登録があれば、その登録された設定値を設定する自動設定ステップとをさらに備えてもよい。これにより、アプリケーションからの起動時に自動的に当該アプリケーションについて登録された設定値にて印刷条件の初期化を行うことができる。また、前記アプリケーション初期値登録ステップ、前記印刷条件初期化ステップおよび前記登録情報表示ステップは、前記確認されたアプリケーションの種別に基づいて処理を行うことができる。
本発明は、また、情報処理装置において、ユーザインタフェースを介して、印刷処理における印刷条件の初期値を設定するための印刷条件初期値設定プログラムやこのプログラムを格納した記録媒体、あるいはこのプログラムをインストールした情報処理装置として把握することも可能である。
さらに、本発明による情報処理装置は、ユーザインタフェースを介して、印刷処理における印刷条件の初期値を設定する情報処理装置であって、ユーザが任意に設定した印刷条件設定値を、アプリケーション種別に対応させてアプリケーションの初期値として登録するアプリケーション初期値登録手段と、ユーザが印刷条件の初期化を指示するための印刷条件初期化指示手段と、前記印刷条件初期化指示手段にて初期化が指示されたときに、前記アプリケーション初期値登録手段にて登録された設定値が存在した場合は、登録設定値にて印刷条件の初期化を行う印刷条件初期化手段とを備えることを特徴とする。
この情報処理装置において、前記各手段はユーザインタフェース画面上でのユーザの操作に基づいて実行することができる。
前記アプリケーション初期値登録手段にて登録された設定値が存在するか否かを、前記ユーザインタフェース画面上で明示的に表示する登録情報表示手段を含んでもよい。
前記登録情報表示手段は、更に、前記ユーザインタフェース画面上に、当該登録された設定値が存在する場合に当該アプリケーションについて登録された設定値に戻すための第1の操作項目設定部と、当該登録された設定値が存在しない場合にアプリケーション種別によらず予め定められた所定の設定値に戻すための第2の操作項目設定部とを切り替えて表示するようにしてもよい。
情報処理装置は、更に、前記ユーザインタフェースの起動時にどのアプリケーションから起動されたかを確認する手段と、前記ユーザインタフェースの起動時に当該アプリケーションについての登録があれば、その登録された設定値を設定する自動設定手段とを備えてもよい。
更に、前記アプリケーション初期値登録手段、前記印刷条件初期化手段および前記登録情報表示手段は、前記確認されたアプリケーションの種別に基づいて処理を行うようにしてもよい。
本発明の印刷条件初期値設定方法、プログラムおよび情報処理装置によれば、ユーザインタフェースを介しての、各種アプリケーションに対する印刷条件設定が、より簡易となり、操作性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した印刷システムの一構成例を示すブロック図である。このシステムは、基本ソフトウェア(OS)やアプリケーション等を実行する情報処理装置であるホストコンピュータ100と、ホストコンピュータ100から送信される文書を印刷するプリンタ200とからなるシステムである。
ホストコンピュータ100は以下のユニットより構成されている。CPU1は、HDD2(ハードディスクドライブ)のような記憶装置に記憶された制御プログラムに基づき、システムバス3に接続される各デバイスを制御して、アプリケーション,プリンタドライバ等の処理を制御する。RAM4は、主としてCPU1のワークエリアを提供するメモリである。RAM4上には、システムプログラムとしてOS,デバイスドライバ(プリンタドライバ含む)等が常駐する。なお、HDD2は、他の記憶媒体であってもよく、例えば、FD(フレキシブルディスク),CD−ROM,MO等のような記録媒体5で構成されていてもよい。入力部6は、具体的にはマウス、キーボード等を含むユーザコマンド入力装置で、ユーザからのコマンドを直接あるいはユーザインタフェースで提供される各種のウインドウ上のアイコン,ボタン等の指示入力を受け付ける。表示部7は、CRTディスプレイ,液晶ディスプレイ等の表示デバイスで構成され、OS,アプリケーション,プリンタドライバ等のユーザインタフェース画面(例えばウィンドウ)を表示する。通信部8は、IEEE1284のパラレルインタフェース、IEEE1394,USB等のシリアルインタフェース、LAN等のネットワークを介し、プリンタに接続され、プリンタとのデータ送受を行う。
プリンタ200の構成は次の通りである。CPU11は、プログラムを提供するROM12に記憶された制御プログラムを実行して、システムバス13に接続される各デバイスとのアクセスを制御する。RAM14は、主としてCPU11のワークエリアを提供する。なお、RAM14の容量は、オプションRAM等により容易にその容量を拡張することも可能である。ROM12には、CPU11が実行すべき制御プログラム,印刷用フォントデータ等が記憶されている。操作部15は、LEDや液晶ディスプレイ、および操作ボタン等を備え、ユーザからの入力を受け付けるとともに、情報を表示する。搬送部16は、プリンタ内部で印刷用紙の搬送を制御する。記録部17は、電子写真方式、インクジェット方式等の任意の記録方式により、印刷用紙に印刷を実行する部位である。通信部18は、IEEE1284のパラレルインタフェース、IEEE1394,USB等のシリアルインタフェース、LAN等のネットワークを介し、ホストコンピュータに接続され、ホストコンピュータとのデータ送受を行う。
図2は、本発明を適用したホストコンピュータ100のソフトウェア構成の一例を示すものである。
ホストコンピュータ100には、アプリケーション302a〜302nと、オペレーティングシステム301と、プリンタドライバ303、印刷条件設定情報データベース(DB)304とが構成されている。
オペレーティングシステム301は、ホストコンピュータ100上で、アプリケーション302a、・・・、302nとプリンタドライバ303を利用できるようにする基本ソフトウェアである。
アプリケーション302a〜302nは、ホストコンピュータ100上で稼動するオペレーティングシステム301下で動作して、文書や表、画像やグラフィック、データベース作成等のそれぞれの目的を実現するためのアプリケーションソフトウェアであり、種別や数はユーザの目的によって異なる。
プリンタドライバ303は、プリンタ200を制御するドライバソフトウェア(コンピュータプログラム)であり、ホストコンピュータ100上で稼動するオペレーティングシステム301下で動作する。プリンタドライバ303は、ユーザからプリンタ200の印刷条件の設定を受け付けるユーザインタフェースを有する。プリンタドライバ303のユーザインタフェースは、オペレーティングシステム301から、またはアプリケーション302a〜302nから開くことが出来、印刷条件の設定/確認の機会を提供する。
印刷条件設定情報DB304は、プリンタドライバ303が、ユーザインタフェース起動時等の初期印刷条件を得るためのデータが格納されているデータベースであり、ユーザが印刷条件を変更し保持する場合には、変更内容にて更新される。本実施の形態では、アプリケーション302a〜302nに対応した初期印刷条件と、プリンタドライバ303の所定の初期印刷条件と、初期印刷条件から何らかの変更内容にて更新した既存値印刷条件が格納されている。
また、プリンタドライバ303は、アプリケーション302a〜302nで作成されたドキュメントデータを受信して、ユーザインタフェースにて受け付けた印刷条件に基づいて、印刷データに変換して、プリンタ200に出力する。
図3は、本実施の形態によるプリンタドライバ303が提供する、印刷条件設定のためのユーザインタフェース画面の一例を示している。ここでは、条件によって相互に切り替わる二つの画面300,400を示している。
ユーザは、用紙の種類,給紙方法、印刷品質,カラーモードなど種々の印刷条件項目311〜314を、必要に応じて設定する。ユーザインタフェース上の所定値初期化コントロール401(第2の操作項目設定部)は、ユーザが変更した用紙の給紙方法312、印刷品質313,カラーモード314などの印刷条件を、プリンタドライバ303の所定の初期値に戻すための機能を保有している。本明細書において「コントロール」とはユーザインタフェース画面上に表示される操作項目設定部を表し、例えば操作ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、プルダウンメニュー等を含む。また、「所定の初期値」とは、プリンタ200の機種に最適と思われる、あらかじめ用意してある固定の印刷条件群である。
ユーザは、用紙の種類,給紙方法、印刷品質,カラーモードなど種々の印刷条件項目311〜314を、アプリケーション302a〜302nに応じて最適と思われる設定値へ変更し、これらの設定値をアプリケーションからのドキュメント印刷の初期値条件としたい場合は、アプリケーション302a〜302n毎の印刷条件初期値として登録するための「初期値登録」コントロール412(アプリケーション初期値登録部)の指示にて実施する。本実施の形態ではアプリケーション印刷条件初期化のための、「アプリ標準に戻す」と表記された操作ボタンであるアプリケーション印刷条件初期化コントロール411(第1の操作項目設定部)は、ユーザが任意の印刷条件設定後など、初期値登録コントロール412にて既に登録してある、現動作アプリケーションに対する印刷条件初期値に戻すためのものである。また、画面400でのアプリケーション印刷条件初期化コントロール411は、初期値登録コントロール412にて、現動作アプリケーションに対する印刷条件初期値が登録されていない場合に、本実施の形態では所定値初期化のための、「標準に戻す」と表記された操作ボタンである所定値初期化コントロール401(第2の操作項目設定部)(画面300)へ表示を切り替えることで、ユーザに登録済みの有無を示すことが可能となる。
図4は、印刷条件設定情報DB304のアプリケーション302a〜302n毎に登録された印刷条件初期値情報の一例である。アプリケーション名302a,302b・・・(およびバージョン情報)に対応付けて、用紙の種類,給紙方法,印刷品質,カラーモード,両面印刷の有無、部数など種々の印刷条件項目の設定値が保存される。アプリケーションに依存しないプリンタ200の機種に最適と思われる、あらかじめ用意してある固定の印刷条件群も、印刷条件設定情報DB304内に保存することは容易であり、その場合のアプリケーション名は、プリンタ200の機種名など固有のものにすることで実現する。
図5は、本実施の形態に係るプリンタドライバ303の印刷条件設定における処理のフローを示す図である。このフローチャートの処理の実行手順を表すプログラムはHDD2等内に格納され、CPUがこれを読み出して解釈実行することにより、この処理が実現される。
アプリケーション302a〜302nがプリンタドライバ303に対して、印刷条件設定要求を出したとき、プリンタドライバ303はユーザインタフェースの表示を行い、各種印刷条件の設定の場をユーザに提供する。プリンタドライバ303は、ユーザインタフェース起動の前準備として、印刷条件設定要求を出したアプリケーション名を取得する(ステップS500)。アプリケーション名を取得する方法は、オペレーティングシステム301が提供する機能を利用する方法が公開されている。
次にステップS501において、取得したアプリケーション名に対する印刷条件初期値が、印刷条件設定情報DB304に存在するか判定する。そしてアプリケーション名に対応する登録情報が存在したときは、ステップS502に進み、印刷条件設定情報DB304から登録情報を読み込む。ステップS503にて、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411を表示するためのフラグ(図示せず)をONする。このフラグはRAM4内の所定の領域に格納される。
ステップS501において、取得したアプリケーション名に対する印刷条件初期値が印刷条件設定情報DB304に存在しない場合は、印刷条件設定情報DB304から、プリンタドライバ303の既存値印刷条件を読み込む。ステップS505にて、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411を表示するためのフラグをOFFする。
プリンタドライバ303は、次にステップS506にてユーザインタフェース画面を表示するが、アプリケーション印刷条件初期化コントロール表示フラグがONの場合は、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411を含む画面400をユーザインタフェースの一部として表示する。アプリケーション印刷条件初期化コントロール表示フラグがOFFの場合は、所定値初期化コントロール401を含む画面300をユーザインタフェースの一部として表示する。
ユーザインタフェース画面の表示後は、ユーザ操作に対する処理を行うことになる。ステップS507ではユーザ操作の一例として、初期値登録コントロール412が指示されたかを判定する。初期値登録コントロール412が指示されたとき、プリンタドライバ303は印刷条件設定情報DB304を更新する。ここでの更新とは、現在ユーザインタフェース上にて設定されている印刷条件にて、印刷条件設定要求を出したアプリケーション名に対する情報を更新する処理であり、既にアプリケーション名に対する情報が存在した場合は、上書き更新のメッセージなどを表示後、更新を行う。アプリケーション名に対する情報が存在しなかった場合は、新規登録を行う。ステップS509にて、アプリケーション印刷条件初期化コントロール表示フラグをONする。
次にステップS510にて、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411を表示する。このステップS510は、直前まで、所定値初期化コントロール401が表示されていた場合に、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411へ切り替えることを意味する。ステップS510の直前に、所定値初期化コントロール401が表示されているか否かの判定を実施し、所定値初期化コントロール401が表示されている場合にのみ、ステップS510を実行するようにしてもよい。
次に、ステップS507にて、初期値登録コントロール412が指示されていないと判定された場合、ステップS511で、所定値初期化コントロール401または、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411がユーザに指示されたかを判定する。所定値初期化コントロール401または、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411が指示されたと判定した場合、ステップS512にて、所定値初期化コントロール401が指示されたのか、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411が指示されたのかを判定するため、アプリケーション印刷条件初期化コントロール表示フラグを確認する。
アプリケーション印刷条件初期化コントロール表示フラグがONだった場合は、印刷条件設定情報DB304から、アプリケーション名に対応する印刷条件初期値登録情報を読み込み、ステップS515にてユーザインタフェースをこの情報にて更新(初期化)する。
また、アプリケーション印刷条件初期化コントロール表示フラグがOFFだった場合は、印刷条件設定情報DB304から、プリンタドライバ303の所定の印刷条件初期値情報を読み込み、ステップS515にてユーザインタフェースをこの情報にて更新(初期化)する。
そして、ステップS507,ステップS511以外のユーザ操作と判定された場合、ステップS516にて、ユーザインタフェース表示の終了かを判定し、終了でない場合は、ステップS517にて、その他各ユーザ操作に従った処理を実行する。
このように、本実施の形態によれば、図3に示したように、アプリケーション印刷条件初期化コントロール411が表示されていれば、現動作アプリケーションについて登録された設定値があることが分かる。そこで、一時的に設定内容を変えてテスト印刷等を行った後、このアプリケーション印刷条件初期化コントロール411を指示すれば、設定内容を、当該アプリケーションについて登録されている設定値に直ちに戻すことができる。
また、所定値初期化コントロール401が表示されていれば、現動作アプリケーションについて未だ設定値が登録されていないことが分かり、必要に応じて所定値を選択して初期値登録コントロール412の指示により登録することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
本発明を適用した印刷システムの一構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したホストコンピュータのソフトウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるプリンタドライバが提供する、印刷条件設定のためのユーザインタフェースの一例としての画面例を示す図である。 本発明の実施の形態における印刷条件設定情報DBのアプリケーション毎に登録された印刷条件初期値情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るプリンタドライバの印刷条件設定における処理のフローを示す図である。
符号の説明
3…システムバス
5…記録媒体
6…入力部
7…表示部
8…通信部
13…システムバス
15…操作部
16…搬送部
17…記録部
18…通信部
100…ホストコンピュータ
200…プリンタ
300,400…画面
301…オペレーティングシステム
302a〜302n…アプリケーション
303…プリンタドライバ
304…印刷条件設定情報DB
311〜314…印刷条件項目
401…所定値初期化コントロール(第2の操作項目設定部)
411…アプリケーション印刷条件初期化コントロール(第1の操作項目設定部)
412…初期値登録コントロール

Claims (15)

  1. ユーザインタフェースを介して、印刷処理における印刷条件の初期値を設定するための方法であって、
    ユーザが任意に設定した印刷条件設定値を、アプリケーション種別に対応させてアプリケーションの初期値として登録するアプリケーション初期値登録ステップと、
    ユーザが印刷条件の初期化を指示するための印刷条件初期化指示ステップと、
    前記印刷条件初期化指示ステップにて初期化が指示されたときに、前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在した場合は、登録設定値にて印刷条件の初期化を行う印刷条件初期化ステップと
    を備えたことを特徴とする印刷条件初期値設定方法。
  2. 前記印刷条件初期化ステップは、前記印刷条件初期化指示ステップにて初期化が指示されたときに、前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在しない場合には、所定の設定値にて印刷条件の初期化を行うことを特徴とする請求項1記載の印刷条件初期値設定方法。
  3. 前記各ステップはユーザインタフェース画面上でのユーザの操作に基づいて実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷条件初期値設定方法。
  4. 前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在するか否かを、前記ユーザインタフェース画面上で明示的に表示する登録情報表示ステップを含むことを特徴とする請求項3記載の印刷条件初期値設定方法。
  5. 前記登録情報表示ステップは、前記ユーザインタフェース画面上に、当該登録された設定値が存在する場合に当該アプリケーションについて登録された設定値に戻すための第1の操作項目設定部と、当該登録された設定値が存在しない場合にアプリケーション種別によらず予め定められた所定の設定値に戻すための第2の操作項目設定部とを切り替えて表示することを特徴とする請求項4記載の印刷条件初期値設定方法。
  6. 前記ユーザインタフェースの起動時にどのアプリケーションから起動されたかを確認するステップと、
    前記ユーザインタフェースの起動時に当該アプリケーションについての登録があれば、その登録された設定値を設定する自動設定ステップとを備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の印刷条件初期値設定方法。
  7. 前記アプリケーション初期値登録ステップ、前記印刷条件初期化ステップおよび前記登録情報表示ステップは、前記確認されたアプリケーションの種別に基づいて処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の印刷条件初期値設定方法。
  8. 情報処理装置において、ユーザインタフェースを介して、印刷処理における印刷条件の初期値を設定するための印刷条件初期値設定プログラムであって、
    ユーザが任意に設定した印刷条件設定値を、アプリケーション種別に対応させてアプリケーションの初期値として登録するアプリケーション初期値登録ステップと、
    ユーザが印刷条件の初期化を指示するための印刷条件初期化指示ステップと、
    前記印刷条件初期化指示ステップにて初期化が指示されたときに、前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在したときは、登録設定値にて印刷条件の初期化を行う印刷条件初期化ステップと
    を備えたことを特徴とする印刷条件初期値設定プログラム。
  9. 前記印刷条件初期化ステップは、前記印刷条件初期化指示ステップにて初期化が指示されたときに、前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在しない場合には、所定の設定値にて印刷条件の初期化を行うことを特徴とする請求項8記載の印刷条件初期値設定プログラム。
  10. 前記各ステップはユーザインタフェース画面上でのユーザの操作に基づいて実行されることを特徴とする請求項8または9に記載の印刷条件初期値設定プログラム。
  11. 前記アプリケーション初期値登録ステップにて登録された設定値が存在するか否かを、前記ユーザインタフェース画面上で明示的に表示する登録情報表示ステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の印刷条件初期値設定プログラム。
  12. 前記登録情報表示ステップは、前記ユーザインタフェース画面上に、当該登録された設定値が存在する場合に当該アプリケーションについて登録された設定値に戻すための第1の操作項目設定部と、当該登録された設定値が存在しない場合にアプリケーション種別によらず予め定められた所定の設定値に戻すための第2の操作項目設定部とを切り替えて表示することを特徴とする請求項11記載の印刷条件初期値設定プログラム。
  13. 前記ユーザインタフェースの起動時にどのアプリケーションから起動されたかを確認するステップを備え、
    起動時に当該アプリケーションについての登録があれば、その登録された設定値を設定する自動設定ステップとを備えたことを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の印刷条件初期値設定プログラム。
  14. 前記アプリケーション初期値登録ステップ、前記印刷条件初期化ステップおよび前記登録情報表示ステップは、前記確認されたアプリケーションの種別に基づいて処理を行うことを特徴とする請求項13に記載の印刷条件初期値設定プログラム。
  15. ユーザインタフェースを介して、印刷処理における印刷条件の初期値を設定する情報処理装置であって、
    ユーザが任意に設定した印刷条件設定値を、アプリケーション種別に対応させてアプリケーションの初期値として登録するアプリケーション初期値登録手段と、
    ユーザが印刷条件の初期化を指示するための印刷条件初期化指示手段と、
    前記印刷条件初期化指示手段にて初期化が指示されたときに、前記アプリケーション初期値登録手段にて登録された設定値が存在した場合は、登録設定値にて印刷条件の初期化を行う印刷条件初期化手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016018285A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 コニカミノルタ株式会社 携帯端末装置、印刷設定方法及び印刷設定プログラム
JP2017107582A (ja) * 2017-01-20 2017-06-15 キヤノン株式会社 情報処理装置、方法およびプログラム
JP2018077919A (ja) * 2018-02-06 2018-05-17 キヤノン株式会社 情報処理装置、方法およびプログラム

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