JPH0816056B2 - トロンボキサンa▲下2▼受容体拮抗剤 - Google Patents

トロンボキサンa▲下2▼受容体拮抗剤

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JPH0816056B2
JPH0816056B2 JP61247900A JP24790086A JPH0816056B2 JP H0816056 B2 JPH0816056 B2 JP H0816056B2 JP 61247900 A JP61247900 A JP 61247900A JP 24790086 A JP24790086 A JP 24790086A JP H0816056 B2 JPH0816056 B2 JP H0816056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、脳、心、肺、腎、肝、胃、腸、などの臓器
における循環器系および末梢循環器系機能不全または障
害に基づく諸疾患の治療および予防作用を有する非プロ
スタノイド系トロンボキサンA2受容体拮抗剤に関するも
のである。
[従来の技術] トロンボキサンA2受容体に拮抗する化合物のうち、構
造上プロスタノイド系に属する化合物は多数知られてい
るが、非プロスタノイド系に属する化合物の例は極て限
られている。前者に属する化合物は、一般に構造上プロ
スタグランジンH2またはトロンボキサンA2に類似してい
るため、合成工程が長く煩雑であり、代謝による不活性
化を受けやすく、薬効薬理学的に十分満足できるもので
はない。
一方、非プロスタノイド系トロンボキサンA2受容体拮
抗剤は、たとえばスルホンアミド系化合物[P.E.Osbor
n,M.A.Wasserman,Phamacologist,26,156(1984);K.Ste
gmeier,J.Pill,B.Mueller−Beckmann,F.Schmidt,E.C.Wi
tte,H.P.Wolff,H.Patscheke,Thromb,Res.,35,379(198
4);K.Stegmeier,J.Pill,B.Mueller−Beckmann,G.Spone
r,H.Patscheke,Int.Conf.Leuk.Prost,Heal.Dis.,Abstru
ct,p.10(1985)]とテトラヒドロイソキノリン系化合
物[A.Mukhopadhyay,S.S.Navran,H.M.Amin,S.A.Abdel−
aziz,J.Chang,D.J.Sober,D.D.Miller,D.R.Feller,J.Pha
rmacol.Exp.Ther.,232,1(1985)]が知られているに過
ぎない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、トロンボキサンA2受容体またはプロスタグ
ランジンH2受容体に拮抗するキノン誘導体またはヒドロ
キノン誘導体を含んでなる新規な非プロスタノイド系ト
ロンボキサンA2受容体拮抗剤を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、一般式 (式中、R1,R2はメチル基またはメトキシ基を示すかR1
とR2が互いに結合してR1とR2で−CH=CH−CH=CH−を示
す。R3はメチル、メトキシ、メチレンジオキシ、トリフ
ロロメチル、フロル、クロルブロムまたは水酸基でそれ
ぞれ置換されていてもよいフェニル,ナフチルまたはチ
エニル基を、R4はカルボキシル基または生体内でカルボ
キシル基に変換しうる基を、nは3〜15の整数を示
す。)で表わされるキノン誘導体またはそのヒドロキノ
ン体を有効成分として含んでなるトロンボキサンA2受容
体拮抗剤である。
前記一般式(Ia)中、R3で示されるナフチル基として
は1−または2−ナフチル、チエニル基としては2−ま
たは3−チエニルがあげられる。R3で示されるフェニ
ル,ナフチル,チエニルは環上の任意の位置に1〜3個
の置換基を有していてもよく、このような置換基として
はたとえばメチル、メトキシ、メチレンジオキシ、トリ
フロロメチル、フロル、クロル、ブロム、水酸基などが
あげられるが、なかでもフロル、メチルが好ましい。
R4で示される生体内でカルボキシル基に変じうる基と
してたとえばメチル,置換されていてもよいヒロドキシ
メチル,エステル化またはアミド化されていてもよいカ
ルボキシル基があげられる。置換されていてもよいヒド
ロキシメチルとしては無置換のヒドロキシメチル基のほ
か、たとえばメトキシメチルオキシ、アセトキシメチ
ル、ニトロキシメチル、アミノカルボニルオキシメチル
などが、またエステル化されたカルボキシル基として
は、たとえばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル
などの低級アルコキシカルボニルがアミド化されていて
もよいカルボキシルとしてはたとえばアミノカルボニ
ル,ヒドロキシアミノカルボニル,メチルアミノカルボ
ニル,ジメチルアミノカルボニルなどがあげられる。
前記一般式(Ia)で表わされる化合物のヒドロキノン
体は一般式 (式中、各記号は前記と同意義である。)で表わされる
化合物を意味する。
本発明に係る一般式(Ia)および(Ib)で表わされる
化合物の製法は、特開昭61−44840に記載された方法の
いずれか、たとえば、下記の反応工程を利用することに
より製造することができる。
(式中、各記号は前記と同意義である。) 上記式(Ia)で示されるキノン誘導体は生体内では式
(Ib)で表わされるヒドロキノン誘導体との間で生化学
的に相互変換が可能であり、これらの化合物は生理学的
にも薬理学的意義においても等価で有ると見なされう
る。
イン・ビトロ(in vitro)実験系におけるトロンボ
キサンA2受容体拮抗作用の発現には、R4が遊離のカルボ
キシル基であることが必須条件であるのに対し、イン・
ビボ(in vivo)実験系では、R4がカルボキシル基であ
る場合および生体内での酸化(例えば、ω−酸化、β−
酸化)または加水分解反応によってカルボキシル基にま
で変換される基である場合にはトロンボキサンA2受容体
の拮抗作用を示す。
上記化合物(Ia)または(Ib)のうち、R3がフェニ
ル、3−または4−メチルフェニル、3−または4−フ
ロロフェニル、2−チエニル、3−チエニル、R4がカル
ボキシル基またはヒロドキシメチルで、メチレン基の数
(n)が5から9までの整数の化合物が本発明の目的化
合物としてより好ましい。
トロンボキサンA2は、生体では主に血小板または白血
球内でアラキドン酸からプロスタグランジンH2を経て生
合成される。トロンボキサンA2およびプロスタグランジ
ンH2の生理作用は極めて低濃度で強力な血小板凝集作
用、血管または気管支平滑筋の収縮作用を示す。例え
ば、血栓症、心筋梗塞症、脳梗塞症、動脈硬化症、糖尿
病性高血圧症、喘息、などの患者には一般的にトロンボ
キサンA2の産生が亢進していることが良く知られてい
る。したがってトロンボキサンA2またはプロスタグラン
ジンH2の受容体に拮抗する化合物は、たとえば血管収
縮、血管れん縮、血小板凝集、血栓、気道収縮などに基
づく種々の疾患の治療及び予防に抗血栓剤、抗血管収
縮、抗血管攣縮剤、抗高血圧剤、抗喘息剤、抗動脈硬化
症剤として用いられるものと考えられる。
本発明による化合物は、アラキドン酸、コラーゲン、
アデノシンジホスフェート(ADP),血小板活性化因子
(PAF)などによって引き起こされる血小板凝集を抑制
し、また、トロンボキサンA2またはプロスタグランジン
H2の受容体を介して血小板凝集、気道狭窄、血管収縮を
引き起す物質として知られているプロスタグランジンH2
類縁体であるU−44069またはU−46619の薬理学的作用
を抑制する。また、ラット心虚血−再潅流モデルにおけ
る不整脈の発生や梗塞巣に対する改善作用などを示す。
さらに、ラット虚血腎の機能改善作用および高血圧自然
発症ラットの脳虚血発作に対する改善作用を示す。
本発明化合物は毒性が低く、そのままもしくは自体公
知の薬学的に許容される担体、賦形剤などと混合した医
薬組成物[例、錠剤、カプセル剤(ソフトカプセル、マ
イクロカプセルを含む)、液剤、注射剤、坐剤]として
経口的もしくは非経口的に安全に投与することができ
る。投与量は投与対象、投与ルート、症状などにより多
少異なるが、例えば、成人の患者に対して経口投与する
場合、通常1回量として約0.1mg/kg〜20mg/kg体重程
度、好ましくは0.1mg/kg〜10mg/kg体重程度を1日1〜
2回程度投与するのが好都合である。
本発明化合物(Ia)および(Ib)はそのキノン核また
はヒドロキノン核の側鎖のアルファ(α)位の炭素にか
さ高い基を有し、不斉中心をもつ。トロンボキサンA2
たはプロスタグランジンH2受容体に拮抗する作用は、こ
の不斉中心による光学異性体の内でいずれか一方の異性
体に特異的に強い活性が現れる。受容体拮抗作用を示さ
ない光学異性体にトロンボキサンA2またはプロスタグラ
ンジンH2類似の作用が見られないのでラセミ体の化合物
であっても薬効上特に問題とならない。
本発明化合物は、側鎖アルファ位の炭素にかさ高い基
を有する構造により生体内代謝による不活性反応を受け
にくくなっており、公知のキノン化合物に比べ血中での
薬剤有効濃度を長時間維持することができ、低薬用量で
優れた薬効を示す。
[実験例] 以下の実験例における被検化合物は表6に記載のもの
である。
実験例1 トロンボキサンA2受容体拮抗作用 ウサギ大動脈片のU−44069収縮に対する抑制効果 実験方法:ウザギの胸部大動脈の螺旋条片(幅2〜3mm,
長さ3cm)を、95%O2−5%CO2混合ガスで飽和した25ml
のKrebs−Henseleit溶液中に2gの負荷をかけて懸垂し
た。トロンボキサンA2と同質の作用を有するプロスタグ
ランジンH2類縁体のU−44069(5Z,9a,11a,13E,15S)−
15−ヒドロキシ−9、11−(エポキシメタノ)プロスタ
−5、13−ジエン酸、米国、アップジョン社製)の10-7
M添加によって生じる血管条片の収縮反応に対する被検
化合物の30分間前処置に呼おる抑制作用を調べた。
実験結果は表−1に抑制率で示す。
実験例2 トロンボキサンA2受容体拮抗作用 (モルモット血小板のU−44069凝集にたいする抑制) 実験方法:雄性モルモットの心臓穿刺により採血した。
採血に際しては血液凝固阻止剤として3.15%クエン酸
(血液量の10%量を注射筒にあらかじめ添加)を用い
た。血液を3000r.p.m.、5秒間遠心して多血小板血漿
(PRP)を分離し、さらに3000r.p.m.、10分間遠心して
欠血小板血漿(PPP)を分離した。PRPをPPPで希釈し血
小板数が450,000μ-1になるように調整した。PRP250
μを用いてBornの方法[Nature,194,927(1962)]に
したがって血小板凝集計(理化電機)により凝集能を調
べた。凝集惹起剤としてU−44069(3×10-7〜10
-6M)、アラキドン酸(0.6mM),コラーゲン(1〜7μ
g/ml)およびADP(0.3μ〜3M)を用いた。検体はこれら
惹起剤を加える2分前に添加し凝集に対する抑制率を求
めた。
実験結果:表−2に示す。化合物番号5の化合物はU−
44069凝集を10-6〜3×10-7Mで抑制、そしてアラキドン
酸およびコラーゲン凝集も同様に抑制した。また、ADP
による2次凝集を有意に抑制した。
実験例3 [3H]−U−46619の血小板トロンボキサンA2受容体へ
の特異的結合に対する阻害作用 実験方法:終濃度0.315%クエン酸を含む注射筒を用い
てモルモットおよびヒトより採血した。血液を3000r.p.
m.、5秒間遠心して多血小板血漿(PRP)を分離、さら
にこの画分を3000r.p.m.、5分間遠心して血小板のペレ
ットを分離した。25mMトリス塩酸緩衝溶液を用いて希釈
し、血小板数がモルモットの場合660,000μ-1および
ヒトの場合440,000μ-1になるように調整した。この4
60μをチューブに分取し、一定濃度の検体(20μ)を
加え25℃で6分間反応させた(対照群には20μの緩衝
液のみを添加)。ついで[3H]U−46619(ニューイン
グランドニュクレア社製、米国、20μ,60,000〜140,0
00dpm)を添加し、さらに6分間反応させた後、グラス
フィルターを用いて真空ろ過、フィルターをよく洗浄し
た後、フィルター上の放射活性をシンチレーションカウ
ンターを用いて測定した。[3H]−U−46619の血小板
への非特異的結合は10-5Mの非標識U−46619存在下の結
合より求めた。
実験成績:表−3に示す。モルモット血小板において化
合物−5は[3H]−U−46619の特異的結合を10-9〜10
-6Mで用量依存性に抑制し、そのIC50値(結合を50%抑
制する検体の濃度)は7.4×10-9Mであった。一方、ヒト
血小板において化合物−5は10-6Mで75%の抑制を示し
た。
実験例4 ラットにおける虚血腎機能改善作用 実験方法:ペントバルビタール(50mg/kg,腹腔内注射)
で麻痺したラットの片側腎動脈を1時間結さつして虚血
を起こし、血流を再開して24時間後に採血して腎機能の
指標である血漿クレアチニンおよび血漿中尿素窒素をそ
れぞれ市販の測定キットを用いて測定した。検体は腎動
脈結さつ1時間前と血液再開20時間後の2回に分けて経
口投与した。
実験結果:表−4に化合物−5の成績を示す。虚血再潅
流後に生じる血漿クレアチニンおよび血漿尿素窒素の上
昇を化合物−5は20mg/kg,2回の経口投与により有意に
抑制した。
実験例5 高血圧自然発症ラット(雄性、23〜24週令)に化合物
−5または水を5ml/kgの容量で経口投与し、1時間後に
ペントバルビタール(50mg/kg,腹腔内注射)により麻酔
した。っ両側総頸動脈を結さつしてその直後から発作
(痙攣、跳びはねなど)が発生するまでの時間を計測お
よび結さつ3時間までの発作発現率を求めた。
実験成績:表−5に化合物−5の成績を示す。化合物−
5は3および20mg/kg、経口投与により脳虚血発作の発
現までの時間を有意に延長すると共に発作発現率を完全
に抑制した。
参考例1 7−ヒドロキシ−7−フェニルヘプタン酸(42.2g,0.
190mol)と2,3,5−トリメチルヒドロベンゾキノン(28.
9g,0.190mol)に乾燥したトルエン(570ml)を加え、60
℃で撹拌した。これに三ふっ化ほう素ジエチルエーテル
(8.1g,0.19×0.3mol)を20分で滴下し、さらに60℃で
2.5時間撹拌を続けた。溶媒を減圧流去し、残渣をテト
ラヒドロフラン(300ml)に溶解し、塩化第二鉄(102.6
g,0.190×2mol),水(300ml)溶液を加え、室温で30分
間撹拌した。テトラヒドロフランを減圧流去し、残渣に
酢酸エチル層を飽和食塩水でよく洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。シリカゲル(メルク社製、Art.7734,1
90g)に通し、酢酸エチル(570ml)で溶出した。目的と
する黄色画分を集め、溶媒を流去後、黄橙色析出結晶を
イソプロピルエーテル(250ml)で洗浄して粗生成物(4
9g,73%)を得た。これをエタノール(250ml)から再結
晶して7−(3,5,6−トリメチル−1,4−ベンゾキノン−
2−イル)−7−フェニルヘプタン酸(化合物−5,43.1
g,64%)を得た。物理化学的恒数は表−6に示す。
参考例2 7−ヒドロキシ−7−(4−フロロフェニル)ヘプタ
ン酸(2.4g,10.0mmol)と2−メチルヒドロナフトキノ
ン(1.74g,10.0mmol)に乾燥したトルエン(30ml)を加
え、60℃で撹拌した。これにp−トルエンスルホン酸一
水物(0.57g,30mmol)を添加し、さらに60℃で3時間撹
拌を続けた。反応後空冷して、これにテトラヒドロフラ
ン(30ml)と塩化第二鉄(5.4g,20mmol)水(30ml)溶
液を加え、室温で30分間撹拌した。有機溶媒を減圧流去
し、残渣に酢酸エチル層を加えて抽出し、有機層を飽和
食塩水でよく洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。シ
リカゲル(メルク社製、Art.7734,20g)に通し、酢酸エ
チル(70ml)で溶出した。目的とする黄色画分を集め、
溶媒を流去後、黄橙色析出結晶をイソプロピルエーテル
(25ml)で洗浄して粗生成物(2.5g)を得た。これをエ
タノール(20ml)から再結晶して7−(3−メチル−1,
4−ナフトキノン−2−イル)−7−(4−フロロフェ
ニル)ヘプタン酸(化合物−3,2.25g,57%)を得た。物
理化学的恒数は表−6に示す。
参考例3 上記参考例1または2にしたがって化合物番号1、
2、4および化合物番号6から化合物番号12を合成し
た。物理化学的恒数は表−6に示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07D 333/24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (式中、R1,R2はメチル基またはメトキシ基を示すかR1
    とR2が互いに結合してR1とR2で−CH=CH−CH=CH−を示
    す。R3はメチル、メトキシ、メチレンジオキシ、トリフ
    ロロメチル、フロル、クロルブロムまたは水酸基でそれ
    ぞれ置換されていてもよいフェニル、ナフチルまたはチ
    エニル基を、R4はカルボキシル基または生体内でカルボ
    キシル基に変換しうる基を、nは3〜15の整数を示
    す。)で表されるキノン誘導体またはそのヒドロキノン
    体を有効成分として含んでなるトロンボキサンA2受容体
    拮抗剤。
  2. 【請求項2】R3がフロルまたはメチル基で置換されてい
    てもよいフェニル、ナフチルまたはチエニル基である特
    許請求の範囲第1項記載のトロンボキサンA2受容体拮抗
    剤。
  3. 【請求項3】7−(3,5,6−トリメチル−1,4−ベンゾキ
    ノン−2−イル)−7−フェニルヘプタン酸またはその
    ヒドロキノン体を含有する特許請求の範囲第1項記載の
    トロンボキサンA2受容体拮抗剤。
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