JPH0816020A - 定着装置のクリーニングローラ - Google Patents
定着装置のクリーニングローラInfo
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- JPH0816020A JPH0816020A JP6151054A JP15105494A JPH0816020A JP H0816020 A JPH0816020 A JP H0816020A JP 6151054 A JP6151054 A JP 6151054A JP 15105494 A JP15105494 A JP 15105494A JP H0816020 A JPH0816020 A JP H0816020A
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- JP
- Japan
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- cleaning roller
- roller
- cleaning
- fixing
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーニングローラの中空内部に異物が付着
することなくて異物の回収効率がよく、中空内部に回収
されたトナーが取り出し易くて清掃作業に手間がかから
ず容易に行うことができる定着装置のクリーニングロー
ラを提供する。 【構成】 弾性を有する定着ローラ及び弾性を有する加
圧ローラと、それぞれに押圧して設けられ、それらの表
面に付着した異物と親和性を有しこの異物を除去するク
リーニングローラ3とを具え、クリーニングローラ3を
中空ローラで形成してクリーニングローラ3の表面外方
とクリーニングローラの中空部4とを連通する孔5を設
けた定着装置のクリーニングローラ3の中空部4の表面
に離型性を有する部材9を設けた。
することなくて異物の回収効率がよく、中空内部に回収
されたトナーが取り出し易くて清掃作業に手間がかから
ず容易に行うことができる定着装置のクリーニングロー
ラを提供する。 【構成】 弾性を有する定着ローラ及び弾性を有する加
圧ローラと、それぞれに押圧して設けられ、それらの表
面に付着した異物と親和性を有しこの異物を除去するク
リーニングローラ3とを具え、クリーニングローラ3を
中空ローラで形成してクリーニングローラ3の表面外方
とクリーニングローラの中空部4とを連通する孔5を設
けた定着装置のクリーニングローラ3の中空部4の表面
に離型性を有する部材9を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定着装置のクリーニ
ングローラに関する。
ングローラに関する。
【0002】
【従来の技術】弾性を有する定着ローラ2及び弾性を有
する加圧ローラ22と、それぞれに押圧して設けられそれ
らの表面に付着した異物と親和性を有しこの異物を除去
するクリーニングローラ3,3′とを具えた図7に示す
定着装置において、従来のクリーニングローラ3,3′
には、それらを中空ローラで形成して図8に示すように
クリーニングローラ3,3′の表面外方と前記ローラの
中空部4,4′とを連通する孔5,5′を設け、図9に
示すように定着ローラ2または加圧ローラ22の外周面か
ら回収した過剰の異物8をクリーニングローラ中空部
4,4′へ放出させて除去し、定着ローラ2及び加圧ロ
ーラ22の表面が常にクリーニングされて良好な状態を維
持できるものが特開昭60-138581号公報に開示されて公
知となっている。なお、21はヒータ、23は転写紙、24は
感光体ベルト、25はローラをそれぞれ示す。
する加圧ローラ22と、それぞれに押圧して設けられそれ
らの表面に付着した異物と親和性を有しこの異物を除去
するクリーニングローラ3,3′とを具えた図7に示す
定着装置において、従来のクリーニングローラ3,3′
には、それらを中空ローラで形成して図8に示すように
クリーニングローラ3,3′の表面外方と前記ローラの
中空部4,4′とを連通する孔5,5′を設け、図9に
示すように定着ローラ2または加圧ローラ22の外周面か
ら回収した過剰の異物8をクリーニングローラ中空部
4,4′へ放出させて除去し、定着ローラ2及び加圧ロ
ーラ22の表面が常にクリーニングされて良好な状態を維
持できるものが特開昭60-138581号公報に開示されて公
知となっている。なお、21はヒータ、23は転写紙、24は
感光体ベルト、25はローラをそれぞれ示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の定
着装置のクリーニングローラは、中空部内にトナー及び
紙粉の異物が回収されて充満し、特に中空部の内壁面や
孔の内壁面に異物が付着し、それを取り除く場合この異
物は除去しにくくて全て取り除くにはかなりの時間と労
力を要し、また異物が孔内面に付着することによって中
空部内へ回収する効率が低下するという不具合が生じ、
さらには中空部内に回収されたトナーが固着して取り出
しにくいという問題がある。
着装置のクリーニングローラは、中空部内にトナー及び
紙粉の異物が回収されて充満し、特に中空部の内壁面や
孔の内壁面に異物が付着し、それを取り除く場合この異
物は除去しにくくて全て取り除くにはかなりの時間と労
力を要し、また異物が孔内面に付着することによって中
空部内へ回収する効率が低下するという不具合が生じ、
さらには中空部内に回収されたトナーが固着して取り出
しにくいという問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、従来のクリーニ
ングローラがもつ問題を解消し、クリーニングローラの
中空部内壁面に異物が付着することがなく、またクリー
ニングローラに設けられた孔の内壁面に異物が付着する
ことがなく、目詰りもなくて異物が中空内に回収される
効率がよく、回収されたトナーが取り出し易くて清掃作
業を容易に行うことができる定着装置のクリーニングロ
ーラを提供するにある。
ングローラがもつ問題を解消し、クリーニングローラの
中空部内壁面に異物が付着することがなく、またクリー
ニングローラに設けられた孔の内壁面に異物が付着する
ことがなく、目詰りもなくて異物が中空内に回収される
効率がよく、回収されたトナーが取り出し易くて清掃作
業を容易に行うことができる定着装置のクリーニングロ
ーラを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、弾性を有
する定着ローラ及び弾性を有する加圧ローラと、それぞ
れに押圧して設けられ、それらの表面に付着した異物と
親和性を有しこの異物を除去するクリーニングローラと
を具え、クリーニングローラを中空ローラで形成してク
リーニングローラの表面外方とクリーニングローラの中
空部とを連通する孔を設けた画像形成装置の定着装置に
おいて、前記中空部の表面に離型性を有する部材を設け
たことを特徴とするものである。請求項2の発明は、弾
性を有する定着ローラ及び弾性を有する加圧ローラと、
それぞれに押圧して設けられ、それらの表面に付着した
異物と親和性を有しこの異物を除去するクリーニングロ
ーラとを具え、クリーニングローラを中空ローラで形成
してクリーニングローラの表面外方とクリーニングロー
ラの中空部とを連通する孔を設けた画像形成装置の定着
装置において、前記孔の表面に離型性を有する部材を設
けたことを特徴とするものである。請求項3の発明は、
弾性を有する定着ローラ及び弾性を有する加圧ローラ
と、それぞれに押圧して設けられ、それらの表面に付着
した異物と親和性を有しこの異物を除去するクリーニン
グローラとを具え、クリーニングローラを中空ローラで
形成してクリーニングローラの表面外方とクリーニング
ローラの中空部とを連通する孔を設けた画像形成装置の
定着装置において、クリーニングローラの一端は封止さ
れ、他端は空気吸引装置に連結されていることを特徴と
するものである。請求項4の発明は、弾性を有する定着
ローラ及び弾性を有する加圧ローラと、それぞれに押圧
して設けられ、それらの表面に付着した異物と親和性を
有しこの異物を除去するクリーニングローラとを具え、
クリーニングローラを中空ローラで形成してクリーニン
グローラの表面外方とクリーニングローラの中空部とを
連通する孔を設けた画像形成装置の定着装置において、
クリーニングローラの中空部内に回収されて固着したト
ナーを破壊する破壊部材をクリーニングローラの中空部
内に設けたことを特徴とするものである。
な目的を達成するために、請求項1の発明は、弾性を有
する定着ローラ及び弾性を有する加圧ローラと、それぞ
れに押圧して設けられ、それらの表面に付着した異物と
親和性を有しこの異物を除去するクリーニングローラと
を具え、クリーニングローラを中空ローラで形成してク
リーニングローラの表面外方とクリーニングローラの中
空部とを連通する孔を設けた画像形成装置の定着装置に
おいて、前記中空部の表面に離型性を有する部材を設け
たことを特徴とするものである。請求項2の発明は、弾
性を有する定着ローラ及び弾性を有する加圧ローラと、
それぞれに押圧して設けられ、それらの表面に付着した
異物と親和性を有しこの異物を除去するクリーニングロ
ーラとを具え、クリーニングローラを中空ローラで形成
してクリーニングローラの表面外方とクリーニングロー
ラの中空部とを連通する孔を設けた画像形成装置の定着
装置において、前記孔の表面に離型性を有する部材を設
けたことを特徴とするものである。請求項3の発明は、
弾性を有する定着ローラ及び弾性を有する加圧ローラ
と、それぞれに押圧して設けられ、それらの表面に付着
した異物と親和性を有しこの異物を除去するクリーニン
グローラとを具え、クリーニングローラを中空ローラで
形成してクリーニングローラの表面外方とクリーニング
ローラの中空部とを連通する孔を設けた画像形成装置の
定着装置において、クリーニングローラの一端は封止さ
れ、他端は空気吸引装置に連結されていることを特徴と
するものである。請求項4の発明は、弾性を有する定着
ローラ及び弾性を有する加圧ローラと、それぞれに押圧
して設けられ、それらの表面に付着した異物と親和性を
有しこの異物を除去するクリーニングローラとを具え、
クリーニングローラを中空ローラで形成してクリーニン
グローラの表面外方とクリーニングローラの中空部とを
連通する孔を設けた画像形成装置の定着装置において、
クリーニングローラの中空部内に回収されて固着したト
ナーを破壊する破壊部材をクリーニングローラの中空部
内に設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、異物と親和性を有する中空体で形成されたクリー
ニングローラの中空部の表面に離型性を有する部材を設
けていて、定着ローラまたは加圧ローラから除去して回
収した異物が中空部の表面に付着することがない。請求
項2の発明は、異物と親和性を有する中空体で形成され
たクリーニングローラの表面外方とクリーニングローラ
の中空部とを連通して設けられた孔の表面に離型性を有
する部材を設けていて、定着ローラまたは加圧ローラか
ら除去して回収した異物が孔内に付着することがない。
請求項3の発明は、異物と親和性を有する中空体で形成
されたクリーニングローラの一端を封止し、他端に連結
された空気吸引装置によって中空内に回収した異物を吸
引して排出する。請求項4の発明は、異物と親和性を有
する中空体で形成されたクリーニングローラの中空部内
に設けた破壊部材によってクリーニングローラの中空部
内に回収されて固着したトナーを破壊して取り出し易く
する。
明は、異物と親和性を有する中空体で形成されたクリー
ニングローラの中空部の表面に離型性を有する部材を設
けていて、定着ローラまたは加圧ローラから除去して回
収した異物が中空部の表面に付着することがない。請求
項2の発明は、異物と親和性を有する中空体で形成され
たクリーニングローラの表面外方とクリーニングローラ
の中空部とを連通して設けられた孔の表面に離型性を有
する部材を設けていて、定着ローラまたは加圧ローラか
ら除去して回収した異物が孔内に付着することがない。
請求項3の発明は、異物と親和性を有する中空体で形成
されたクリーニングローラの一端を封止し、他端に連結
された空気吸引装置によって中空内に回収した異物を吸
引して排出する。請求項4の発明は、異物と親和性を有
する中空体で形成されたクリーニングローラの中空部内
に設けた破壊部材によってクリーニングローラの中空部
内に回収されて固着したトナーを破壊して取り出し易く
する。
【0007】
【実施例】この発明の実施例において、前記従来と同様
の部分には同一の符号を引用して説明を省略して主とし
て異なる部分について説明する。図1に示すこの発明の
第1実施例は、異物8と親和性を有する部材を用いたク
リーニングローラ3の中空部4の表面11に4弗化エチレ
ン等の離型性のよい離型材9を塗布等でコーティングし
たものである。このようなものにあって、クリーニング
ローラ3の中空部4の表面11に異物8が付着することが
なく、たとえわずかに付着しても剥離し易くて簡単に清
掃することができ、この付着した異物8をローラ内径よ
り小径な棒を用いてクリーニングローラ3の片側から押
し出すようにして除去する。この実施例においてクリー
ニングローラ3を定着ローラ2に適用して説明したが、
同様のものを加圧ローラ22用のクリーニングローラ3′
に用いてもよい。
の部分には同一の符号を引用して説明を省略して主とし
て異なる部分について説明する。図1に示すこの発明の
第1実施例は、異物8と親和性を有する部材を用いたク
リーニングローラ3の中空部4の表面11に4弗化エチレ
ン等の離型性のよい離型材9を塗布等でコーティングし
たものである。このようなものにあって、クリーニング
ローラ3の中空部4の表面11に異物8が付着することが
なく、たとえわずかに付着しても剥離し易くて簡単に清
掃することができ、この付着した異物8をローラ内径よ
り小径な棒を用いてクリーニングローラ3の片側から押
し出すようにして除去する。この実施例においてクリー
ニングローラ3を定着ローラ2に適用して説明したが、
同様のものを加圧ローラ22用のクリーニングローラ3′
に用いてもよい。
【0008】図2に示す第2実施例は、異物8と親和性
を有する部材を用いたクリーニングローラ3に設けた孔
5の表面12に4弗化エチレン等の離型性のよい離型材9
を塗布等でコーティングしたものである。このようなも
のにあって、定着ローラ2の表面に付着した異物8が加
熱溶融し軟化して定着ローラ2とクリーニングローラ3
との接触圧によって孔5に入り込みクリーニングローラ
3中空部4内へ孔5を通過して送り込まれる際、孔5の
表面12の離型性がよいので異物8の移動がスムースにな
り付着することがなく、またたとえわずかに付着しても
剥離し易くて孔5の中の清掃も簡単に行うことができ
る。この実施例においてクリーニングローラ3を定着ロ
ーラ2に適用して説明したが、同様のものを加圧ローラ
22用のクリーニングローラ3′に用いてもよい。
を有する部材を用いたクリーニングローラ3に設けた孔
5の表面12に4弗化エチレン等の離型性のよい離型材9
を塗布等でコーティングしたものである。このようなも
のにあって、定着ローラ2の表面に付着した異物8が加
熱溶融し軟化して定着ローラ2とクリーニングローラ3
との接触圧によって孔5に入り込みクリーニングローラ
3中空部4内へ孔5を通過して送り込まれる際、孔5の
表面12の離型性がよいので異物8の移動がスムースにな
り付着することがなく、またたとえわずかに付着しても
剥離し易くて孔5の中の清掃も簡単に行うことができ
る。この実施例においてクリーニングローラ3を定着ロ
ーラ2に適用して説明したが、同様のものを加圧ローラ
22用のクリーニングローラ3′に用いてもよい。
【0009】図3に示す第3実施例は、異物と親和性を
有する部材を用いたクリーニングローラ3の一端部を封
止部材17を用いて封止し、他端に中空部4内の空気を吸
引して排気するファン15を有する空気吸引装置6を取付
けたものである。なお16,16′はクリーニングローラ3
を回転可能に保持する軸受である。このようなものにあ
って、クリーニングローラ3の中空部4の空気は空気吸
引装置6によって吸引されて排出されるとともに外方の
空気はクリーニングローラ3に設けられた孔5を通過し
て図3に示すの矢印の方向に流れ、孔5に入り込んでき
た異物8をクリーニングローラ3内に引っ張る力が作用
して異物8の回収効率が上がる。この実施例においてク
リーニングローラ3及び空気吸引装置6を定着ローラ2
に適用して説明したが、同様のものを加圧ローラ22用の
クリーニングローラ3′に用いてもよい。
有する部材を用いたクリーニングローラ3の一端部を封
止部材17を用いて封止し、他端に中空部4内の空気を吸
引して排気するファン15を有する空気吸引装置6を取付
けたものである。なお16,16′はクリーニングローラ3
を回転可能に保持する軸受である。このようなものにあ
って、クリーニングローラ3の中空部4の空気は空気吸
引装置6によって吸引されて排出されるとともに外方の
空気はクリーニングローラ3に設けられた孔5を通過し
て図3に示すの矢印の方向に流れ、孔5に入り込んでき
た異物8をクリーニングローラ3内に引っ張る力が作用
して異物8の回収効率が上がる。この実施例においてク
リーニングローラ3及び空気吸引装置6を定着ローラ2
に適用して説明したが、同様のものを加圧ローラ22用の
クリーニングローラ3′に用いてもよい。
【0010】図4に示す第4実施例は、異物と親和性を
有する部材を用いたクリーニングローラ3の中空部にク
リーニングローラ3の中空部内に回収されて固着したト
ナーを破壊する破壊部材である棒状部材7を挿入してそ
の両端部を定着装置の筐体18,18′に取付けたものであ
る。このようなものにあって、定着ローラ2の加熱によ
って異物8は軟化しクリーニングローラ3の中空部4内
に回収されると冷却されて塊状となってくる。そしてこ
の塊状の異物8でクリーニングローラ3の中空部4内が
いっぱいになった際、清掃時に棒状部材7を手で引っ張
るだけで異物塊を破壊して取り出し易くしている。さら
に棒状部材7を軽く叩くか、または振動を与える図示し
ない駆動機構を棒状部材7に連結してもよい。なお棒状
部材7は直線の棒状のものに限らず、図5に示すような
突起を有する棒状部材13、図示しないが帯状部材、突起
を有する帯状部材、または図6に示すような針金14を螺
旋状に形成したものでもよい。この実施例においてクリ
ーニングローラ3及び棒状部材7を定着ローラ2に適用
して説明したが、同様のものを加圧ローラ22用のクリー
ニングローラ3′に用いてもよい。
有する部材を用いたクリーニングローラ3の中空部にク
リーニングローラ3の中空部内に回収されて固着したト
ナーを破壊する破壊部材である棒状部材7を挿入してそ
の両端部を定着装置の筐体18,18′に取付けたものであ
る。このようなものにあって、定着ローラ2の加熱によ
って異物8は軟化しクリーニングローラ3の中空部4内
に回収されると冷却されて塊状となってくる。そしてこ
の塊状の異物8でクリーニングローラ3の中空部4内が
いっぱいになった際、清掃時に棒状部材7を手で引っ張
るだけで異物塊を破壊して取り出し易くしている。さら
に棒状部材7を軽く叩くか、または振動を与える図示し
ない駆動機構を棒状部材7に連結してもよい。なお棒状
部材7は直線の棒状のものに限らず、図5に示すような
突起を有する棒状部材13、図示しないが帯状部材、突起
を有する帯状部材、または図6に示すような針金14を螺
旋状に形成したものでもよい。この実施例においてクリ
ーニングローラ3及び棒状部材7を定着ローラ2に適用
して説明したが、同様のものを加圧ローラ22用のクリー
ニングローラ3′に用いてもよい。
【0011】前述の第1〜4実施例を適宜組合わせて用
いてもよい。
いてもよい。
【0012】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1の発明は、クリーニングローラの中空部の表面に離型
性を有する部材を設けたので、異物が付着せず清掃に要
する時間が大幅に短縮できるという効果がある。同じく
請求項2の発明は、クリーニングローラの孔の表面に離
型性を有する部材を設けたので、前記孔部に異物が付着
することがなくて異物が孔部を通過し易く、クリーニン
グローラの中空内に回収する効率が上がるという効果が
ある。同じく請求項3の発明は、クリーニングローラの
一端は封止され、他端は空気吸引装置に連結されている
ので、クリーニングローラの孔部に異物が付着すること
がなくて、入り込んできた異物がクリーニングローラの
中空部内に吸い込まれ易くなって回収効率が向上し、メ
ンテナンス時、クリーニングローラの中空部内、及びク
リーニングローラの孔内の清掃の手間がかからないとい
う効果がある。同じく請求項4の発明は、クリーニング
ローラの中空部内に回収されて固着したトナーを破壊す
る破壊部材をクリーニングローラの中空部内に設けたの
で、クリーニングローラの中空内部に回収され固着して
いる異物塊を簡単に破壊できて取出作業を容易に行うこ
とができるという効果がある。
1の発明は、クリーニングローラの中空部の表面に離型
性を有する部材を設けたので、異物が付着せず清掃に要
する時間が大幅に短縮できるという効果がある。同じく
請求項2の発明は、クリーニングローラの孔の表面に離
型性を有する部材を設けたので、前記孔部に異物が付着
することがなくて異物が孔部を通過し易く、クリーニン
グローラの中空内に回収する効率が上がるという効果が
ある。同じく請求項3の発明は、クリーニングローラの
一端は封止され、他端は空気吸引装置に連結されている
ので、クリーニングローラの孔部に異物が付着すること
がなくて、入り込んできた異物がクリーニングローラの
中空部内に吸い込まれ易くなって回収効率が向上し、メ
ンテナンス時、クリーニングローラの中空部内、及びク
リーニングローラの孔内の清掃の手間がかからないとい
う効果がある。同じく請求項4の発明は、クリーニング
ローラの中空部内に回収されて固着したトナーを破壊す
る破壊部材をクリーニングローラの中空部内に設けたの
で、クリーニングローラの中空内部に回収され固着して
いる異物塊を簡単に破壊できて取出作業を容易に行うこ
とができるという効果がある。
【図1】この発明の第1実施例の概略縦断面図である。
【図2】同上の第2実施例の概略縦断面図である。
【図3】同上の第3実施例の概略縦断面図である。
【図4】同上の第4実施例の概略縦断面図である。
【図5】同上の第4実施例の棒状部材が突起を有するも
のの概略縦断面図である。
のの概略縦断面図である。
【図6】同上の第4実施例の棒状部材に螺旋状の針金を
用いた概略縦断面図である。
用いた概略縦断面図である。
【図7】従来のクリーニング装置の概略縦断面図であ
る。
る。
【図8】同上クリーニングローラの概略斜視図である。
【図9】同上のクリーニングローラの孔からその中空部
内に異物が押し込まれる状態を示す図である。
内に異物が押し込まれる状態を示す図である。
1 クリーニング装置 2 定着ローラ 3 クリーニングローラ 4 中空部 5 孔 6 空気吸引装置 7 棒状部材 8 異物 9 離型性部材 11 中空部表面 12 孔表面 13 突起を有する棒状部材 14 螺旋状針金 17 封止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桧ヶ谷 敏明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 三木 克彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (4)
- 【請求項1】 弾性を有する定着ローラ及び弾性を有す
る加圧ローラと、それぞれに押圧して設けられ、それら
の表面に付着した異物と親和性を有しこの異物を除去す
るクリーニングローラとを具え、クリーニングローラを
中空ローラで形成してクリーニングローラの表面外方と
クリーニングローラの中空部とを連通する孔を設けた画
像形成装置の定着装置において、クリーニングローラの
中空部の表面に離型性を有する部材を設けたことを特徴
とするクリーニングローラ。 - 【請求項2】 弾性を有する定着ローラ及び弾性を有す
る加圧ローラと、それぞれに押圧して設けられ、それら
の表面に付着した異物と親和性を有しこの異物を除去す
るクリーニングローラとを具え、クリーニングローラを
中空ローラで形成してクリーニングローラの表面外方と
クリーニングローラの中空部とを連通する孔を設けた画
像形成装置の定着装置において、前記孔の表面に離型性
を有する部材を設けたことを特徴とするクリーニングロ
ーラ。 - 【請求項3】 弾性を有する定着ローラ及び弾性を有す
る加圧ローラと、それぞれに押圧して設けられ、それら
の表面に付着した異物と親和性を有しこの異物を除去す
るクリーニングローラとを具え、クリーニングローラを
中空ローラで形成してクリーニングローラの表面外方と
クリーニングローラの中空部とを連通する孔を設けた画
像形成装置の定着装置において、クリーニングローラの
一端は封止され、他端は空気吸引装置に連結されている
ことを特徴とするクリーニングローラ。 - 【請求項4】 弾性を有する定着ローラ及び弾性を有す
る加圧ローラと、それぞれに押圧して設けられ、それら
の表面に付着した異物と親和性を有しこの異物を除去す
るクリーニングローラとを具え、クリーニングローラを
中空ローラで形成してクリーニングローラの表面外方と
クリーニングローラの中空部とを連通する孔を設けた画
像形成装置の定着装置において、クリーニングローラの
中空部内に回収されて固着したトナーを破壊する破壊部
材をクリーニングローラの中空部内に設けたことを特徴
とするクリーニングローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151054A JPH0816020A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 定着装置のクリーニングローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151054A JPH0816020A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 定着装置のクリーニングローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0816020A true JPH0816020A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15510294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6151054A Pending JPH0816020A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 定着装置のクリーニングローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816020A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7260352B2 (en) | 2003-12-09 | 2007-08-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing device cleaning device and image forming device |
US9557693B2 (en) | 2014-03-12 | 2017-01-31 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP6151054A patent/JPH0816020A/ja active Pending
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CN100390680C (zh) * | 2003-12-09 | 2008-05-28 | 夏普株式会社 | 定影装置的清洁装置及成像装置 |
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