JPH08159646A - 扉開き報知機能付冷蔵庫 - Google Patents

扉開き報知機能付冷蔵庫

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JPH08159646A
JPH08159646A JP30355594A JP30355594A JPH08159646A JP H08159646 A JPH08159646 A JP H08159646A JP 30355594 A JP30355594 A JP 30355594A JP 30355594 A JP30355594 A JP 30355594A JP H08159646 A JPH08159646 A JP H08159646A
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JP
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JP30355594A
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English (en)
Inventor
Hatsuo Shimizu
初男 清水
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Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Communication Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉が半ドア状態か否かを検出し、扉の開き状
態に応じ報知すること。 【構成】 扉21の開状態時、利用者がいるときにはこ
れを利用者検出部11で検出するので、音声メッセージ
を出力せず、利用者がいなくなって所定時間経過したと
きにのみ音声メッセージを発するので、音声メッセージ
をむやみに発するのを防止できる。扉21が開いてしか
も利用者がいない場合に計時部12による時間測定が所
定時間経過すると、報知制御部17が庫内灯スイッチ部
16のオン・オフに基づき扉21の開き具合を判定し、
判定に応じた内容の音声メッセージを音声出力部14で
出力するので、利用者は扉21が開いているのを知る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の利用後に、そ
の扉が開いている状態を検出したとき、該扉開き状態に
応じて報知するようにした扉開き報知機能付冷蔵庫に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の冷蔵庫にあっては、使用時に電話
のベル等の音で慌ててその場から去ってしまうことが往
々にしてあり、その際、扉を閉め忘れたり、また閉めた
つもりでも確りと閉めていなかったりすることがある。
また子どもの無知や悪戯等により、開けた扉がそのまま
の状態になっていたり、物の入れ過ぎや雑な入れ方によ
っては扉が閉まっていなかったりする(いわゆる半ドア
状態)こともある。
【0003】このような場合、冷蔵庫内に入っている物
の鮮度や品質に悪影響を与えるばかりでなく、庫内の温
度を低く維持するため、コンプレッサが全力運転するの
で、電気が異常に消費されてしまう結果、電気の無駄使
いとなり、最悪の場合には電気部品が過熱して発火する
と云うおそれもある。
【0004】上述の如き不具合を防止し得る従来技術の
冷蔵庫として、特開昭60−42577号公報(以下、
第一の従来技術と云う),同60−42576号公報
(以下、第二の従来技術と云う)に示される技術のもの
がある。第一の従来技術のものは、冷蔵庫の扉か半ドア
状態の如何に拘わらず開いているとき、その開いている
時間を計時し、その時間が所定時間を超過したとき、音
声によって報知するものである。第二の従来技術のもの
は、冷蔵庫内の温度を常時検出し、その温度が所定温度
を超えたとき、第一の従来技術と同様に音声によって報
知し、警告を発するように構成されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示す従来技術は、以下に述べる問題点がある。即ち、前
者の従来技術では、利用者が冷蔵庫の前にいようがいま
いが、扉の開いている時間が所定時間を超過しさえすれ
ば、音声で報知することとなるので、庫内を整理すると
きや購入品を庫内にたくさんいれる場合には、その作業
に時間がかかってしまい、扉の開いている時間が長くな
る結果、作業中に音声が鳴ってしまう問題があり、しか
も音声が鳴りっぱなしの状態となるので、場合によって
は煩わしさを感じると云う問題もある。
【0006】また、後者の従来技術では、扉が半ドア状
態の場合、庫内温度が上昇するのにある程度の時間がか
かることとなるので、音声が鳴るまでにかなりの時間を
要し、従って、その間に利用者が外出したりすると、音
声が単に鳴っているだけであり、扉を閉めることができ
ないと云う問題がある。この問題点は、扉の半ドア状態
を利用者が確認しないことに起因する。
【0007】さらに、上記第一,第二の従来技術の他の
例として、音声の代わりにブザー,電子音等で報知する
ものもある。しかし、その場合、家庭内では、例えばガ
ス警報器,目覚まし時計,炊飯器,洗濯機,各種リモコ
ン等のように冷蔵庫のブザーと似たような音を発生させ
るものが多数あるので、場合によっては、何れが鳴って
いるのか利用者自身がわかりにくいと云う問題もある。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、扉が開いている状態であっても、その扉が半ドア
状態か否かを確実に検出することができる扉開き報知機
能付冷蔵庫を提供することにあり、他の目的は、利用者
が冷蔵庫を利用しているときには、扉が開いている状態
であってもむやみに報知するのを防止することができ、
さらに扉が開いている状態であって、利用者が利用して
いないときには、その扉開き状態に応じて報知すること
ができる扉開き報知機能付冷蔵庫を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一番目の発明で
は、扉の開閉状態を検出する扉開閉検出部と、該扉開閉
検出部の検出による扉の開状態時、該扉がさらに開いた
ときに切り替わり、庫内を照明する庫内灯スイッチ部
と、扉開閉検出部及び庫内灯スイッチ部からの出力信号
に基づいて扉の半ドア状態とそれより大なる扉の開き状
態とを判別する手段とを有することを特徴とするもので
ある。
【0010】また、本発明の二番目の発明では、扉の開
閉状態を検出する扉開閉検出部と、該扉開閉検出部の検
出による扉の開状態時、該扉がさらに開いたときに切り
替わり、庫内を照明する庫内灯スイッチ部と、庫内灯ス
イッチ部の点灯時、冷蔵庫本体の前方近傍の利用者の有
無を検出する利用者検出部と、複数種類の音声データを
選択的に取り込み、音声メッセージとして音声出力する
音声出力部と、扉開閉検出部,庫内灯スイッチ部,利用
者検出部からの出力信号に基づき音声出力部を制御する
報知制御部とを有している。そして、該報知制御部は、
扉の開いている状態であって、しかも利用者が冷蔵庫本
体の前方にいない状態を時間測定し、その測定時間が予
め設定された特定時間を超えた時点で、前記音声出力部
を介し、扉の半ドア状態とそれより大なる扉の開き状態
とに応じた内容で音声メッセージを発するように構成し
ている。
【0011】
【作用】本発明の一番目の発明では、上述の如く、扉の
開閉状態を検出する扉開閉検出部と、該扉開閉検出部の
検出による扉の開状態時、該扉がさらに開いたときに切
り替わり、庫内を照明する庫内灯スイッチ部と、扉開閉
検出部及び庫内灯スイッチ部からの出力信号に基づいて
扉の半ドア状態とそれより大なる扉の開き状態とを判別
する手段とを有し、扉開閉検出部と庫内灯スイッチ部と
を併用することによって報知制御部が扉の開き具合を判
別できるので、扉が半ドア状態か否かを確実に検出する
ことができる。
【0012】また、本発明の二番目の発明では、扉が開
状態の場合、利用者がいるときには、その存在を利用者
検出部によって検出するので、音声メッセージを出力す
ることがなく、利用者がいなくなって所定時間経過した
ときにのみ音声メッセージを発するので、音声メッセー
ジをむやみに発するのを防止することができる。
【0013】従って、第一の従来技術に比較すると、利
用者が、庫内を整理するときや買ってきた物を庫内に多
数入れる作業に時間がかかっても、冷蔵庫本体の前にい
る利用者に対し、音声メッセージを発すると云うことが
なくなり、利用者が煩わしさを感じることが全くない。
【0014】さらに、扉が開いてあってしかも利用者の
いない時間が所定時間経過すると、報知制御部が庫内灯
スイッチ部のオン・オフに基づき、扉が半ドアかそれよ
り開いているかを判定し、扉の開き具合に応じた内容の
音声メッセージを音声出力部により出力するので、利用
者は扉が開いているのを知ることができる。
【0015】従って、第二の従来技術に比較し、利用者
が扉の開いているのを知らないで外出したりすると云う
おそれを解消し得る。しかも、上述の如く、音声メッセ
ージが扉の開き具合に応じた内容で発するので、利用者
に対しきめ細やかな報知を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3によ
り説明する。図1は本発明による扉開き報知機能付冷蔵
庫の要部を示すブロック図、図2は冷蔵庫の扉を開けた
状態を示す説明図、図3は冷蔵庫の扉を閉めたときと開
けたときの扉開検出部,庫内灯スイッチ部の動作を示す
説明図である。
【0017】実施例が取扱う冷蔵庫は、家庭内で使用さ
れる一般的なものを利用したものであって、図1に示す
ように、扉開閉検出部15,庫内灯スイッチ部16,利
用者検出部11,計時部12,音声出力部14,報知制
御部17を具備することにより、扉開き報知機能付冷蔵
庫を構成している。
【0018】具体的に述べると、扉開閉検出部15は、
図2に示すように、冷蔵庫本体1Aに対し扉21が右開
きタイプとなるものの場合、本体1Aの左上部に設置さ
れており、押ボタン式スイッチ等から構成されている。
即ち、扉開閉検出部15は、本体1Aに対し扉21が閉
じたときにオフとなり、扉21が開いたときオンするよ
うになっている。
【0019】庫内灯スイッチ部16は、図2に示すよう
に、本体1Aにおいて扉21のヒンジ寄りの位置に設置
されており、扉開閉検出部15と同様の押ボタン式スイ
ッチ等から構成されている。そして、庫内灯スイッチ部
16は、図3に示すように、扉21が若干開くことによ
って扉開閉検出部15がオンした時点では、未だオフ状
態を保ち、その位置よりさらに扉21が開いたときにオ
ンし、庫内1Bを照明する。
【0020】従って、扉21が大きく開くと、これら扉
開閉検出部15及び庫内灯スイッチ部16が共にオンす
ることとなるが、ここでは扉開閉検出部15のみがオン
状態のとき、即ち、扉開閉検出部15がオンで、かつ庫
内灯スイッチ部16がオフ状態のときを扉21の「半ド
ア」と定義付けする。なお、扉21の内側周縁部には、
扉を閉じたときに庫内1Bを密閉し得る磁化パッキン部
材(図示せず)が取付けられ、該磁化パッキン部材は、
扉開閉検出部15と重複しない位置に配設され、扉開閉
検出部15においては、磁化パッキン部材の存在に影響
を受けることなく、扉21の開閉を的確に検出するよう
にしている。
【0021】利用者検出部11は、扉21が開いたと
き、赤外線を冷蔵庫本体1Aの前方近傍に位置している
利用者に向かって照射し、跳ね返ってきた赤外線を受光
することにより、利用者の存在を検出するものである。
そのため、利用者検出部11は、赤外線を前方に照射す
る照射部と、反射した赤外線を受光する受光部とを有
し、図2に示すように、本体1Aにおいて扉開閉検出部
15の近傍位置である左側に設置されている。なお、利
用者検出部11は、大人のように身長の大きい人は勿論
の他、幼児のように小さい人も確実に検出することがで
きるようにするため、本体1Aに対し例えば、高さ50
cm〜120cmくらいの位置に数カ所に取付けると、
その検出機能の信頼性を向上できることは云うまでもな
い。
【0022】計時部12は、扉開閉検出部15がオンす
ると、時間の測定を開始するものであり、タイマーから
なっている。また計時部12は、扉開閉検出部15のオ
ンによる時間の測定時、利用者検出部11が利用者を検
出すると、時間測定を一旦停止し、その後、利用者検出
部11がオフすると、再び時間測定を継続的に実行する
ようになっている。
【0023】音声出力部14は、扉開閉検出部15のオ
ンによって計時部12が時間を計測しているとき、該計
時部12による時間計測が予め設定された時間を超過す
ると、後述する報知制御部17により、扉開閉検出部1
5及び庫内灯スイッチ部16からの信号に基づいて判定
した扉21の開き具合に応じ指示されることにより、音
声メッセージを一定時間毎に繰り返し出力するようにし
ている。その際、音声出力部14は、音声データ記憶部
13に格納された音声データを選択的に取り込み、扉2
1の開き具合、即ち、扉21の半ドア状態とそれより大
なる扉の開き状態とに応じた内容の音声メッセージを発
するようになっている。そのため、音声出力部14は、
図示していないが、例えば音声データ記憶部13から取
り込んだ音声データを音声信号に変換する音声LSI,
その音声信号を増幅する音声増幅器,増幅された音声信
号を出力するスピーカ等を有し、音声データ記憶部13
には半ドア状態を報知するための音声データと、半ドア
状態より大なる扉の開き状態を報知するための音声デー
タとからなる複数のデータが格納されている。
【0024】一方、報知制御部17は、前記扉開閉検出
部15,庫内灯スイッチ部16,利用者検出部11の検
出に基づき、計時部12,音声出力部14を制御するも
のであり、マイクロプロセッサから構成されている。
【0025】実施例の扉開き報知機能付冷蔵庫は、上記
の如き構成よりなるので、次にその動作について述べ
る。冷蔵庫1は、扉21が閉じた状態にあるとき、利用
者検出部11,扉開閉検出部15,庫内灯スイッチ部1
6から出力される検出信号、及び計時部12のタイマー
値(時間計測値)を周期的に監視している。このとき、
利用者によって扉21が開けられると、該扉21の開け
られる過程においては、まず、これを扉開閉検出部15
が検出してオン状態となるので、報知制御部17は、計
時部12に時間の計測を開始させる。次いで、扉21が
さらに開けられると、庫内灯スイッチ部16もオンし、
庫内1Bを照明する。
【0026】そして、利用者検出部11が利用者を検出
し得る位置まで扉21が開けられることにより、利用者
検出部11が利用者を検出すると、報知制御部17は計
時部12による測定を一旦停止させる。
【0027】その後、利用者が冷蔵庫本体1Aから離
れ、利用者検出部11が利用者のいないことを検出する
と、報知制御部17からの指令により計時部12は時間
測定を継続的に実行する。即ち、扉21が開いている状
態であって、利用者を検出しているときには、計時部1
2による時間測定を中断し、また扉21が開いている状
態であって、利用者がいないことを検出しているときに
は計時部12による時間測定を継続的に実行することと
なる。そのとき、扉21が閉められることにより、庫内
灯スイッチ部16,扉開閉検出部15が順次オフする
と、報知制御部17は計時部12による測定を終了さ
せ、タイマー値をリセットさせる。
【0028】上記計時部12による時間測定時、再び継
続的に測定した時間(タイマー値)が予め定められた所
定の時間、例えば20秒や30秒等のように短い時間を
超過すると、報知制御部17は、庫内灯スイッチ部16
のオン/オフ状態に応じた信号を音声出力部14に出力
し、該音声出力部14がそれに対応する音声メッセージ
を繰り返し出力する。ここで、庫内灯スイッチ部16が
オンの場合には、即ち、扉21が半ドア位置よりさらに
開いた状態では、音声出力部14は、「冷蔵庫の扉が開
いています。」或いは「冷蔵庫の扉が開いています。早
く閉めましょう。」等のメッセージを出力する。
【0029】一方、庫内灯スイッチ部16がオフのとき
であって、扉開閉検出部15がオン状態にあるとき、即
ち、扉21が半ドア状態にあるとき、音声出力部14
は、「冷蔵庫の扉が半ドアです。」或いは「冷蔵庫の扉
が半ドアです。もう一度閉め直しましょう。」等のメッ
セージを出力する。
【0030】このように、扉21の半ドア状態とそれよ
り大なる扉の開き状態とによる開き具合に応じたメッセ
ージが選択的に出力され、しかも、その開き具合に応じ
たメッセージが繰り返し出力されることとなるが、繰り
返し時間については、報知制御部17により、例えば最
初の三分間は15秒毎に行い、その時間の経過後は、3
0秒毎に繰り返して5分間行い、その後は、1分毎に行
う等とする。
【0031】従って、実施例によれば、扉開閉検出部1
5と庫内灯スイッチ部16とを併用することによって報
知制御部17が扉21の開き具合を判別できるので、扉
21が半ドア状態か否かを確実に検出することができ
る。
【0032】また、扉21が開状態の場合、利用者がい
るときには、その存在を利用者検出部11によって検出
するので、音声メッセージを出力することがなく、利用
者がいなくなって所定時間経過したときにのみ音声メッ
セージを発するので、音声メッセージをむやみに発する
のを防止することができる。従って、第一の従来技術に
比較すると、利用者が、庫内1Bを整理するときや買っ
てきた物を庫内に多数入れる作業に時間がかかっても、
冷蔵庫本体1Aの前にいる利用者に対し、音声メッセー
ジを発すると云うことがなくなり、利用者が煩わしさを
感じることが全くない。
【0033】さらに、扉21が開いてあってしかも利用
者がいない場合には、計時部12による時間測定が所定
時間経過すると、報知制御部17が庫内灯スイッチ部1
6のオン・オフに基づき、扉21が半ドアかそれより開
いているかを判定し、扉21の開き具合に応じた内容の
音声メッセージを音声出力部14により出力するので、
利用者は扉21が開いているのを知ることができる。従
って、第二の従来技術に比較し、利用者が扉の開いてい
るのを知らないで外出したりすると云うおそれを解消し
得る。しかも、上述の如く、音声メッセージが扉21の
開き具合に応じた内容で発するので、利用者に対しきめ
細やかな報知を行うことができる。
【0034】そして、利用者が冷蔵庫を利用している途
中において、利用者検出部15が利用者を検出できない
位置にいる時間が長くなることにより、音声メッセージ
が発せられることがあるが、そのような場合、利用者
は、扉開閉検出部15を構成している押ボタン式スイッ
チを押せば、扉21を閉めたことと同様になり、音声メ
ッセージを止めることができるので、扉21をいちいち
閉める必要がない。そのため、扉開閉検出部15の近傍
に、「警報停止スイッチ」とでも表示しておけば、利用
者の使い勝手をさらに向上させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
よれば、扉開閉検出部と庫内灯スイッチ部とを併用する
ことによって報知制御部が扉の開き具合を判別できるの
で、扉が半ドア状態か否かを確実に検出することができ
ると云う効果がある。
【0036】また、本発明の請求項2によれば、扉が開
状態の場合、利用者がいるときには、その存在を利用者
検出部によって検出するので、音声メッセージを出力す
ることがなく、利用者がいなくなって所定時間経過した
ときにのみ音声メッセージを発するので、音声メッセー
ジをむやみに発するのを防止することができるように構
成したので、利用者が、庫内を整理するときや買ってき
た物を庫内に多数入れる作業に時間がかかっても、冷蔵
庫本体の前にいる利用者に対し、音声メッセージを発す
ると云うことがなくなり、さらに、利用者が扉の開いて
いるのを知らないで外出したりすると云うおそれを解消
し得る結果、利用者に対しきめ細やかな報知を行うこと
ができると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による扉開き報知機能付冷蔵庫の要部を
示すブロック図。
【図2】冷蔵庫の扉を開けた状態を示す説明図。
【図3】冷蔵庫の扉を閉めたときと開けたときの扉開閉
検出部,庫内灯スイッチ部の動作を示す説明図である
【符号の説明】
1…扉開き報知機能付冷蔵庫、1A…冷蔵庫本体、1B
…庫内、21…扉、11…利用者検出部、12…計時
部、13…音声データ記憶部、14…音声出力部、15
…扉開閉検出部、16…庫内灯スイッチ部、17…報知
制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の開閉状態を検出する扉開閉検出部
    と、該扉開閉検出部の検出による扉の開状態時、該扉が
    さらに開いたときに切り替わり、庫内を照明する庫内灯
    スイッチ部と、扉開閉検出部及び庫内灯スイッチ部から
    の出力信号に基づいて扉の半ドア状態とそれより大なる
    扉の開き状態とを判別する手段とを有することを特徴と
    する扉開き報知機能付冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 扉の開閉状態を検出する扉開閉検出部
    と、該扉開閉検出部の検出による扉の開状態時、該扉が
    さらに開いたときに切り替わり、庫内を照明する庫内灯
    スイッチ部と、庫内灯スイッチ部の点灯時、冷蔵庫本体
    の前方近傍の利用者の有無を検出する利用者検出部と、
    複数種類の音声データを選択的に取り込み、音声メッセ
    ージとして音声出力する音声出力部と、扉開閉検出部,
    庫内灯スイッチ部,利用者検出部からの出力信号に基づ
    き音声出力部を制御する報知制御部とを有し、該報知制
    御部は、扉の開いている状態であって、しかも利用者が
    冷蔵庫本体の前方にいない状態を時間測定し、その測定
    時間が予め設定された特定時間を超えた時点で、前記音
    声出力部を介し、扉の半ドア状態とそれより大なる扉の
    開き状態とに応じた内容で音声メッセージを発するよう
    に構成したことを特徴とする扉開き報知機能付冷蔵庫。
JP30355594A 1994-12-07 1994-12-07 扉開き報知機能付冷蔵庫 Pending JPH08159646A (ja)

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