JPH08159381A - 指向方向旋回装置 - Google Patents

指向方向旋回装置

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Publication number
JPH08159381A
JPH08159381A JP6301095A JP30109594A JPH08159381A JP H08159381 A JPH08159381 A JP H08159381A JP 6301095 A JP6301095 A JP 6301095A JP 30109594 A JP30109594 A JP 30109594A JP H08159381 A JPH08159381 A JP H08159381A
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JP
Japan
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axis
angle
camera
guide member
pan
Prior art date
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Pending
Application number
JP6301095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Nakanishi
秀明 中西
Yuichi Kawakami
雄一 川上
Nobukazu Kawagoe
宣和 川越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単なパン及びチルト方向の駆動機構により
センサ等の被指向部材の注視方向が垂直面内で水平移動
するようにする。 【構成】 センサ部32は枠体33にチルト方向に回動
可能に支持され、枠体33は筐体31にパン方向に回動
可能に支持されている。湾曲部が枠体33の後方に位置
するように、U字型のガイド部材34が筐体31にチル
ト方向に回動可能に支持されている。センサ部32の背
面の光軸L1上に係合部材37が突設され、該係合部材
37はガイド部材34のガイド溝342に摺動可能に係
合されている。枠体33及びガイド部材34はそれぞれ
パン方向駆動機構35とチルト方向駆動機構36とによ
り回転駆動される。センサ部32を角度θで傾斜した状
態でパン方向移動させると、係合部材37がガイド溝3
42を摺動し、光軸L1はガイド部材34及び軸361
を含む平面内を移動し、垂直面内において水平移動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視カメラ等のセンサ
や投光機等の指向方向をパン方向及びチルト方向に旋回
させる指向方向旋回装置に係り、特に指向方向を水平に
移動させることのできる指向方向旋回装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の旋回機能を備えた監視カ
メラの概略構造を示す斜視図である。監視カメラ100
は、カメラ101、U字型に屈曲した枠体102、カメ
ラ101の光軸(監視方向)Lを上下方向(以下、チル
ト方向という)に移動させるギヤードモータ103及び
カメラ101の光軸Lを左右方向(以下、パン方向とい
う)に移動させるギヤードモータ104から構成されて
いる。
【0003】カメラ101は、左右の側面に突設された
チルト方向の回動軸105をU字型枠体102の側面1
02A,102A′に穿設された孔102Bに貫通させ
てU字型枠体102に取り付けられ、上記側面102A
を貫通して突出された回動軸105の先端には上記ギヤ
ードモータ103の出力軸が取り付けられている。ま
た、U字型枠体102の下面中央にはパン方向の回動軸
106が下方向に突設され、この回動軸106の先端に
上記ギヤードモータ104の出力軸が取り付けられてい
る。
【0004】なお、ギヤードモータ103は枠体102
に固定され、該枠体102と一体的にチルト方向に回動
可能になされ、ギヤードモータ104は不図示の監視カ
メラ本体に固定されている。
【0005】上記構成において、ギヤードモータ104
を回転駆動すると、U字型枠体102が回動軸106の
廻りに回転し、これによりカメラ101の光軸Lがパン
方向に移動され、ギヤードモータ103を回転駆動する
と、カメラ101が回動軸105の廻りに回転し、これ
によりカメラ101の光軸Lがチルト方向に移動され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、監視カメラ
その他のセンサ装置やスポットライトやレーザビーム照
射等の投光装置においては、センサ方向又は投光方向を
水平に移動させて遠方の水平移動している対象物を追尾
させたい場合がある。
【0007】上記従来の監視カメラは、U字型枠体10
2を回転軸106の廻りに回転させているので、カメラ
101の光軸Lが上記回転軸106に対して直角でない
(仰角又は俯角が0°でない)ときは、カメラ101が
回転軸106の廻りに歳差運動し、光軸Lを水平移動さ
せることはできない。
【0008】図9は、従来の監視カメラにおける光軸L
のパン方向移動を説明するための図である。同図におい
て、平面S1はカメラ101内の撮像面、光学系107
は被写体像を上記撮像面S1に投影するカメラ101の
レンズ系、平面S2はカメラ101の光軸Lの軌跡を示
すために仮想的に設けた水平面に対して垂直な平面であ
る。なお、光学系107は、チルト方向に仰角θだけ傾
いた状態となっている。
【0009】X,Yは、平面S2上に設けられた直交座
標の座標軸、X′,Y′は、光学系107を介して平面
S1に投影されたX-Y座標の座標軸である。また、
x,yは、光学系107に設けられた直交座標の座標軸
であり、Mは、光学系107のパン方向の回転軸で、図
9における回動軸106に相当するものである。光学系
107は、仰角θだけ上方に傾斜されているので、y軸
は回転軸Mに対して角度θだけ傾いている。x軸、X軸
及びX′軸は、互いに平行な水平方向の軸であり、Y軸
及び回転軸Mは鉛直方向の軸である。また、Y′軸とy
軸とは平行になっている。
【0010】Lmは現在のカメラ101の旋回位置にお
ける光軸Lの方向で、現在の監視方向を示すものであ
る。Lmoは、上記光軸Lmのx軸及びX軸を含む水平面
S3への正射影で、水平位置(角度θ=0°の位置)に
おけるカメラ101の監視方向に相当するものである。
なお、Lmoは、X-Y座標系の原点Oを通っている。ま
た、Lm′は、カメラ101を現在位置から反時計廻り
に角度αだけパンした位置における光軸Lの方向で、L
mo′は光軸Lmの上記水平面S3への正射影である。
【0011】同図において、平面S2と光軸Lm′との
交点P(XP,YP)は、下記数1で示される。
【0012】
【数1】
【0013】仰角θを固定した状態でカメラ101を水
平方向にパンしたときの平面S2上における光軸Lの軌
跡は、上記数1において、θ=一定としたときの角度α
に対するYPの変化として求められるから、D・tanθ=
K(定数)とおくと、YP=K/cosαで表される。この
式より、カメラ101のパンする角度αが大きくなる
程、cosαは小さくなるから、YPは増大し、光軸Lの軌
跡は、図9において曲線Qのようになる。なお、カメラ
101が水平面S3より下方向に傾斜している場合(俯
角θ≠0°の場合)は、YPは負の値となるから、カメ
ラ101のパンする角度αが大きくなる程、YPは減少
し、光軸Lの軌跡は、曲線QのX軸に対する線対象の曲
線となる。
【0014】以上より、パンする角度αが大きくなる
程、θ>0°においては、カメラ101の監視方向は高
くなり、θ<0°においては、カメラ101の監視方向
は低くなる。このため、例えば遠方で水平方向に移動し
ている対象物を監視カメラで追跡する場合、対象物が正
面位置(α=0°の位置)から離れるにつれて監視カメ
ラの監視方向が上方向(又は下方向)に変化し、パンの
範囲が所定の範囲を越えると、対象物がカメラ101の
画角から外れ、対象物を追尾することができなくなる。
【0015】パン方向移動に応じてチルト方向移動を行
えば、カメラ101の光軸Lを水平移動させることも可
能であるが、この場合は、上記数1のYP式より、tanθ
/cosα=一定となるようにパン方向角度α及びチルト
方向角度θを同時に制御しなければならず、制御ソフト
が非常に複雑になる。
【0016】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、仰角又は俯角を有して被指向機器の指向方向を
パン方向に移動させた場合にも指向方向を水平移動させ
ることのできる指向方向旋回装置を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
特定の方向に指向される被指向部材と、上記被指向部材
の指向方向に相当する注視軸とこの注視軸に直交する第
1の軸との交点を通り、かつ、該第1の軸に直交する第
2の軸を回転軸として、上記被指向部材の本体に回動可
能に支持され、上記第1の軸上で上記被指向部材を回動
可能に支持する支持手段と、上記被指向部材本体の、上
記第2の軸に直交する第3の軸が交差する位置で、両端
部が回動可能に支持され、中間部が上記被指向部材の背
面側に曲折したガイド部材と、上記被指向部材の背面部
に突設され、先端部が上記ガイド部材に摺動可能に係合
された係合部材と、上記支持手段を上記第2の軸の廻り
に回動させて上記被指向部材をパン方向に移動させる第
1の駆動手段と、上記ガイド部材を上記第3の軸の廻り
に回動させて上記被指向部材をチルト方向に移動させる
第2の駆動手段とを備えたものである。
【0018】また、請求項2記載の発明は、上記被指向
機器の旋回装置において、上記被指向部材を対象物に関
する情報を取り込むセンサとしたものである。
【0019】
【作用】請求1記載の発明によれば、ガイド部材を駆動
すると、ガイド部材の曲折部が第3の軸を中心に回動す
る。一方、支持手段を駆動すると、支持手段における被
指向部材の支持位置が第2の軸を中心に回動し、これに
より被指向部材が第2の軸の廻りに回動して注視軸がパ
ン方向に移動する。
【0020】このとき、予めガイド部材の回動により該
ガイド部材に係合された係合部材が第3の軸を中心に回
動しており、一連の動きにより被指向部材が第3の軸の
廻りに回動して注視軸がチルト方向に移動する。
【0021】ガイド部材の曲折部を第1の軸を含む水平
面に対して所定角度θだけ傾けた状態(仰角又は俯角を
上記所定角度θに設定した状態)を保持して支持手段を
駆動すると、被指向部材が第2の軸の廻りを回動するの
に応じて係合部材がガイド部材の曲折部を摺動し、注視
軸は上記ガイド部材の曲折部及び第1の軸を含む平面
(水平面に対して角度θだけ傾いた平面)上を移動す
る。これにより、水平面に対して垂直な平面における注
視軸のパン方向の軌跡は、水平となる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、センサによ
り対象物の画像、温度等の情報が取り込まれる。センサ
が仰角又は俯角を有して対象物を注視し、該対象物が平
行移動している場合、支持手段を対象物の移動方向にパ
ン方向移動させるだけで対象物の追尾が可能で、対象物
を見失うことなく当該対象物に関する情報の連続取込が
可能になる。
【0023】
【実施例】本発明に係る指向方向旋回装置について、銀
行やコンビニエンスストア等の監視用若しくは産業用ロ
ボットの目として利用される監視カメラを例に説明す
る。
【0024】図1は、本発明に係る監視カメラの内部構
造を示す一部破断した斜視図である。同図に示す監視カ
メラ1は、広い範囲を監視する広角のビデオカメラ(以
下、広角カメラという)2、狭い範囲を監視する狭角の
ビデオカメラ(以下、狭角カメラという)3及びこれら
ビデオカメラ2,3を水平方向に回転させる基台4から
構成されている。
【0025】基台4は、不図示の駆動機構により水平面
内で回動可能になされ、基台4を回動させて広角カメラ
2及び狭角カメラ3の監視範囲が変更されるようになっ
ている。
【0026】広角カメラ2は、例えば水平画角60°以
上の単焦点標準レンズを備え、略人間の視野若しくはそ
れ以上の視野範囲で対象物を監視するようになってい
る。また、広角カメラ2は、基台4に固着され、基台4
と一体的に回転するようになっている。
【0027】狭角カメラ3(被指向部材)は、広角カメ
ラ2で監視している範囲内にある一部の対象物を注視す
るもので、広角カメラ2より水平画角の狭い撮影レンズ
系を備えている。また、狭角カメラ3は、筐体31内に
パン方向及びチルト方向の旋回機構を有し、狭角カメラ
3の光軸L1が広角カメラ2の撮影範囲内で変更可能に
なっている。狭角カメラ3の筐体31は、広角カメラ2
の上部に固定され、基台4と一体に回転するようになっ
ている。
【0028】なお、広角カメラ2又は狭角カメラ3の撮
影レンズ系は、単焦点レンズで構成してもよく、ズーム
レンズで構成してもよい。
【0029】図2は、広角カメラと狭角カメラの監視範
囲の一例を示す図である。同図において、G1は広角カ
メラ2の撮影画面を示し、G2は狭角カメラの撮影画面
を示している。上記旋回機構で狭角カメラ2の注視方向
を変化させることにより、広角カメラ2の撮影画面G1
内にある絵以外の植物や座机等の任意の対象物が狭角カ
メラ3で撮影される。
【0030】次に、狭角カメラ3の旋回機構について説
明する。狭角カメラ3は、主として対象物を撮影するセ
ンサ部32、該センサ部32の光軸(注視軸)L1をパ
ン方向に移動させる中空の四角形の枠体33(支持手
段)、上記センサ部32の光軸L1をチルト方向に移動
させる半円形の湾曲部341を有するU字型のガイド部
材34、上記枠体33の駆動機構35(第1の駆動手
段)及び上記ガイド部材34の駆動機構36(第2の駆
動手段)から構成されている。
【0031】センサ部32は、直方体の筐体321の前
側面に撮影レンズ322が設けられるとともに、筐体3
21内の該撮影レンズ322の光軸L1上の適所に長方
形のCCDイメージエリアセンサからなる撮像素子32
3が設けられ(図3参照)、監視対象物の像を撮影レン
ズ322により撮像素子323の撮像面に結像し、該撮
像素子323で撮像するものである。撮像画像は、筐体
321の後側面から取り出されたケーブルKで不図示の
モニター装置に出力される。
【0032】センサ部32は、筐体31の前側面の近傍
位置に上記撮像レンズ322が該前側面から露出するよ
うに設けられている。
【0033】図3に示すように、センサ部32に狭角カ
メラ3の光軸L1をX軸とするXYZ直交座標を仮定す
ると、筐体321の左右の両側面であってY軸(第1の
軸)と交差する位置に回動軸5が回動可能に突設され、
センサ部32は、上記枠体33の中空部内に嵌装され、
上記回動軸5の先端部を枠体33の対向する側面に固定
して枠体33に回動可能に支持されている。なお、回動
軸5を筐体321に固設し、回動軸5の先端部を枠体3
3に回動可能に支持させるようにしてもよい。また、Y
軸及びZ軸は、それぞれ上記撮像素子323の横方向の
辺と縦方向の辺とに平行になっている。
【0034】狭角カメラ3の光軸L1が正面方向(広角
カメラ2の光軸L2と平行な方向)を向いているときの
X軸、Y軸及びZ軸で構成される直交座標系をUVW座
標とすると(図3参照)、枠体33の上下の両側面の中
央位置(UVW座標系のW軸(第2の軸)が交差する位
置)にプーリ352,353が固着された回動軸351
が突設されている。枠体33は、この回動軸351を筐
体31の天板と底板とにそれぞれ回動可能に支持させて
筐体31にパン方向に回動可能に取り付けられている。
これにより枠体33をW軸の廻りに回動させることによ
り狭角カメラ3の光軸L1がパン方向に移動するように
なっている。
【0035】また、上記枠体33の外側には上記U字型
のガイド部材34が設けられている。ガイド部材34
は、枠体33の後側に湾曲したガイド部341が形成さ
れるように設けられている。ガイド部材34は、その両
端部の外側にプーリ362,363が固着された回動軸
361が突設され、この回動軸361を、筐体31の左
右の両側板であって上記UVW座標のV軸(第3の軸)
と交差する位置にそれぞれ回動可能に支持させて筐体3
1内に取り付けられている。
【0036】図3に示すように、ガイド部材34の湾曲
したガイド部341には長手方向に沿ってガイド溝34
2が穿設され、このガイド溝342には、センサ部32
の筐体321の後側面であって光軸L1(X軸)と交差
する位置に突設された棒状の係合部材37が摺動可能に
係合されている。すなわち、図4に示すように、係合部
材37の先端部に回動可能に設けられた円筒状のコロ3
72がガイド部材34のガイド溝342に貫通されてい
る。
【0037】これによりガイド部材34をV軸の廻りに
回動させると、係合部材37が回動し、狭角カメラ3が
Y軸の廻りに回動して光軸L1がチルト方向に移動する
ようになっている。
【0038】筐体31内であって枠体33の後方位置に
は、上記プーリ352,353の回転軸351と平行に
軸354が回動可能に取り付けられている。この軸35
4の両端部であってプーリ352,353との平行位置
にプーリ355,356が固着され、更にプーリ355
の近傍位置にギヤ357が固着されている。プーリ35
2とプーリ355間及びプーリ353とプーリ356間
にはそれぞれタイミングベルトTB1,TB2が架設さ
れ、ギヤ357にはギヤードモータ359の駆動ギヤ3
58が噛合されている。また、タイミングベルトTB1
には枠体33のパン方向の回転角を検出するパン回転角
検出器39が噛合されている。
【0039】また、上記プーリ362,363の回転軸
361と平行に軸364が回動可能に取り付けられ、こ
の軸364の両端部であってプーリ362,363との
平行位置にプーリ365,366が固着され、更にプー
リ366の近傍位置にギヤ367が固着されている。プ
ーリ362とプーリ365間及びプーリ363とプーリ
366間にはそれぞれタイミングベルトTB3,TB4
が架設され、ギヤ367にはギヤードモータ369の駆
動ギヤ368が噛合されている。また、タイミングベル
トTB3には枠体33のチルト方向の回転角を検出する
チルト回転角検出器38が噛合している。
【0040】上記プーリ352,353,355,35
6、軸354、ギヤ357,358、ギヤードモータ3
59及びパン回転角検出器39は、枠体33の駆動機
構、すなわち、狭角カメラ3のパン方向の駆動機構を構
成し、上記プーリ362,363,365,366、軸
364、ギヤ367,368、ギヤードモータ369及
びチルト回転角検出器38は、ガイド部材34の駆動機
構、すなわち、狭角カメラ3のチルト方向の駆動機構を
構成している。
【0041】上記パン回転角検出器39及びチルト回転
角検出器38は、それぞれタイミングベルトTB1とタ
イミングベルトTB3の移動量を検出するもので、これ
ら検出データは、不図示の制御ケーブルにより不図示の
旋回制御回路に送出されるようになっている。旋回制御
回路は、上記検出データを用いてプーリ352又はプー
リ363の回転量を演算し、更にこの演算結果から光軸
L1の正面方向(広角カメラの光軸L2と平行な方向)
に対するパン方向の回転角αとチルト方向の回転角θと
を検出する。
【0042】そして、狭角カメラ3の光軸L1のパン方
向(又はチルト方向)の移動制御は、上記検出された回
転角α(又は回転角θ)に基づいてギヤードモータ35
9(又はギヤードモータ369)の駆動を制御すること
により行われる。
【0043】次に、上記構成において、狭角カメラ3を
チルト方向に傾けた状態(θ≠0°の状態)でパン方向
の移動を行ったときの光軸L1の軌跡について、図3及
び図5を用いて説明する。
【0044】図3から明らかなように、枠体33をW軸
の廻りに回転させると、センサ部32もW軸の廻りに回
転し、センサ部32の後側面から突出された係合部材3
7もW軸の廻りを回転する。このとき、係合部材37
は、ガイド部材34のガイド溝342に係合し、このガ
イド溝342に沿って摺動するので、係合部材37と同
軸上にある光軸L1は、常にガイド溝342及びV軸を
含む平面内を移動する。
【0045】θ=0°においては、ガイド溝342及び
V軸を含む平面は水平面となるから、光軸L1はU軸と
V軸とからなるUV平面内を移動する。一方、θ≠0°
においては、ガイド溝342及びV軸を含む平面は水平
面に体して角度θだけ傾斜するから、光軸L1は、水平
面から角度θだけ傾斜した平面内を移動することにな
る。
【0046】図5において、S1はUVW座標における
U軸とV軸とからなるUV平面で、狭角カメラ3を含む
水平面である。また、S2は、狭角カメラ3の注視方向
の前方に仮想的に設けた、上記水平面S1と直交するV
軸とW軸とからなるVW平面に平行な垂直面である。x
軸及びy軸は垂直面S2上に設けられた直交座標で、x
軸は水平面S1と垂直面S2とが交差する直線であり、
y軸はU軸と垂直面S2との交点O′を通るx軸に垂直
な直線である。従って、y軸は、W軸と平行になってい
る。
【0047】また、S点は、狭角カメラ3の光軸L1を
正面方向(光軸L1がU軸と一致する方向)の位置から
仰角θだけ上側にチルト移動させたときの該光軸L1と
垂直面S2との交点である。すなわち、旋回制御の初期
位置(θ=α=0°の位置)からガイド部材34をV軸
を中心に、図5に示すように時計廻りに角度θだけ回動
したときの光軸L1と垂直面S2との交点である。
【0048】R点は、狭角カメラ3の光軸L1を正面方
向の位置から仰角θだけU軸に対して上側にチルト移動
移動させた状態で角度αだけU軸に対して反時計方向に
パン移動させたときの該光軸L1と垂直面S2との交点
である。すなわち、初期位置からガイド部材34を角度
θだけ回動させた後、枠体33をW軸を中心として反時
計廻りに角度αだけ回動したときの光軸L1と垂直面S
2との交点である。
【0049】ここで、ガイド部材34の回転角θを保持
した状態で枠体33をW軸の廻りに回動させたときの光
軸L1と垂直面S2との交点Rの軌跡について検討する
と、Rの軌跡は、光軸L1がガイド溝342及びV軸を
含む平面内にあるから、この平面、すなわち、UVW座
標の原点OとS点及びR点とを含む平面S3と垂直面S
2との交線Hで表される。一方、平面S3は水平面S1
に対して上方に角度θだけ傾斜しているから、水平面S
1と垂直面S2との交線x軸と上記交線Hとは平行にな
り、R点は水平移動することがわかる。
【0050】なお、図5において、S点のy座標SO′
とR点のy座標RT(T点は、R点からx軸に引いた垂
線の交点)との関係を調べると、以下に示すようにS
O′=RTとなり、交線Hはx軸に平行で、R点は確か
に水平移動することがわかる。
【0051】すなわち、OO′=Dとすると、UVW座
標系において、 S点のY座標SO′は、SO′=OO′・tanθ=D
・tanθ 一方、平面S3上の任意の点における座標を(u,
v,w)とすると、平面S3は、V軸を含む平面である
から、u・sinθ+w・cosθ=0が成立する 従って、平面S3上にある点Rの座標を(Ru,R
v,Rw)とすると、Ru=−D、Rv=−D・tanθ、Rw
=RTであるから、 Ru及びRwをの関係式に代入すると、Ru・sinθ
+Rw・cosθ=−D・sinθ+RT・cosθ=0となり、
この式との関係式とから、RT=(D・sinθ)/cos
θ=D・tanθ=SO′となる。
【0052】なお、本実施例では、半円形のガイド部材
37を用いたが、ガイド部材34の形状は、半円形に限
定されるものではなく、半楕円形に湾曲したものやコ字
型に屈曲したものでもよい。また、本実施例では、ガイ
ド溝342に係合部材37の先端部に回動可能に設けら
れた円筒状のコロ372を嵌装させていたが、ガイド部
材34と係合部材37との係合構造はこの構造に限定さ
れるものではなく、例えば図6や図7に示す構造でもよ
い。
【0053】図6に示す係合構造の第2実施例は、ガイ
ド部材34を、図3におけるUVW座標の原点Oを中心
とする半円形に湾曲した棒部材で構成するとともに、係
合部材37の先端に、軸371の中心軸廻りに回転可能
なコロ保持体374を設け、更にこのコロ保持体374
に、軸371の中心軸に直交する軸廻りに回転可能に保
持されたコロ373を設け、このコロ373を湾曲した
ガイド部材34に内側から当接させたものである。枠体
33をパン方向に回動させると、係合部材37のコロ3
73がガイド部材34上を回転移動し、狭角カメラ3の
光軸L1が軸371とガイド部材34とを含む平面内で
パン方向移動する。
【0054】図7に示す係合構造の第3実施例は、図6
の変形例で、ガイド部材34は図7のものと同一形状を
なしている。図7のものは、係合部材37の先端部に、
軸371の中心軸廻りに回転可能なコロ保持体378を
設け、更にこのコロ保持体378に軸371の中心軸に
平行な軸375aの廻りに回転可能に保持されたコロ3
75と、これら2つの軸371,375aに平行かつこ
れら2つの軸371,375aのなす平面内で移動可能
な回転軸376aに回転可能に保持されたコロ376と
を、該ガイド部材34を挾持するように取り付けたもの
である。
【0055】コロ375の回転軸375aとコロ376
の回転軸376a間にはバネ377が設けられ、このバ
ネ377の付勢力によりコロ375,376がガイド部
材34に圧接されている。枠体33をパン方向に回動さ
せると、係合部材37のコロ375,376がガイド部
材34上を回転移動し、狭角カメラ3の光軸L1が、軸
371とガイド部材34とを含む平面内でパン方向移動
する。
【0056】また、本実施例では、狭角カメラ3の視界
を広くするため、筐体31の幅寸法を可及的に短くすべ
くパン方向及びチルト方向の駆動源であるギヤードモー
タ359,369を狭角カメラ3の後方に配置するよう
にしたが、ギヤードモータ359及びギヤードモータ3
69をぞれぞれ軸351と軸361とに直結して枠体3
3とガイド部材34とを駆動するようにしてもよい。
【0057】また、ギヤードモータに代えてステッピン
グモータを駆動源としてもよい。ステッピングモータを
用いると、チルト回転角検出器38及びパン回転角検出
器39が不要になるので、構成を簡単にすることができ
る。
【0058】また、図1において、筐体321の後側面
から取り出されたケーブルKは、そのまま筐体31の後
側面から取り出してもよいが、このようにすると、筐体
321の旋回動作によってケーブルKがあらゆる方向に
屈曲される虞がある。ケーブルKが屈曲されると、その
寿命に悪影響を与えるだけでなく、筐体321の駆動の
負荷にもなるので、これを防止するため、本実施例で
は、図1に示すように、Y軸(第1の軸)の廻りに輪を
形成するように、ケーブルKを撓ませるとともに、枠隊
33の下部に一旦固定し、更にW軸(第2の軸)の廻り
に一巻きした後、筐体31の後側面から取り出すように
している。
【0059】なお、Y軸の廻りのケーブルKの輪を保持
するために、ケーブルガイドK1を設けるとともに、ケ
ーブルKがプーリ353やタイミングベルトTB3に絡
まないように、W軸の廻りにガイド(不図示)を設けて
いる。
【0060】また、上記実施例では、センサとしてカラ
ービデオカメラを例に説明したが、センサは、静止画を
撮影するスチルカメラでもよく、輝度や温度を計測する
その他の光学素子であってもよい。この場合の対象物に
関する情報の取込方法は、対象物からの反射光を受動的
に受光するパッシブタイプでもよく、センサに赤外光等
の投光器を設け、該投光器から照射された光の対象物か
らの反射光を受光するアクティブタイプでもよい。
【0061】また、上記実施例では、センサを例に説明
したが、本発明は、センサの旋回装置に限定されるもの
ではなく、一般的な被指向機器の指向方向旋回装置に適
用することができ、例えばスポットライトやレーザービ
ーム等の投光機、或いは球技練習用の投球機等の旋回装
置にも適用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パン方向に回動可能に支持された支持手段に、被指向部
材をチルト方向に回動可能に取り付け、チルト方向に回
動可能に支持され、被指向部材の後方に湾曲若しくは屈
曲したガイド部材に、上記被指向部材の背面に突設され
た係合部材を摺動可能に係合させ、上記ガイド部材を回
動させて被指向部材をチルト方向に移動させるととも
に、上記支持手段を回動させて被指向部材をパン方向に
移動させるようにしたので、被指向部材をチルト方向に
傾斜させた状態(仰角(又は俯角)θ≠0°の状態)で
パン方向移動を行わせるだけで、被指向の注視軸は上記
ガイド部材とチルト方向の回転軸とを含む平面(水平面
に対して角度θで傾斜した平面)内を移動し、注視軸を
簡単に平行移動させることができる。
【0063】これにより遠方の水平方向に移動している
対象物を好適に追尾することができる。
【0064】また、対象物に関する情報を取り込むセン
サを被指向部材としたものでは、対象物が水平移動して
いる場合にも、上記支持部材をパン方向に回動させるだ
けで対象物を見失うことなく追尾でき、該対象物に関す
る情報の連続取込が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る監視カメラの内部構造を示す一部
破断した斜視図である。
【図2】広角カメラと狭角カメラの撮影範囲の一例を示
す図である。
【図3】狭角カメラに設定したXYZ座標系及びUVW
座標系を示す図である。
【図4】ガイド部材と係合部材との係合構造の第1実施
例を示す断面図である。
【図5】狭角カメラをパン方向に移動させたときの光軸
の軌跡を説明するための図である。
【図6】ガイド部材と係合部材との係合構造の第2実施
例を示す断面図である。
【図7】ガイド部材と係合部材との係合構造の第3実施
例を示す断面図である。
【図8】従来の旋回機能を備えた監視カメラの概略構造
を示す斜視図である。
【図9】従来の監視カメラにおける光軸のパン方向移動
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 監視カメラ 2 広角カメラ 3 狭角カメラ(被指向部材) 31 筐体 32 センサ部 33 枠体(支持手段) 34 ガイド部材 35 パン方向駆動機構(第1の駆動手段) 36 チルト方向駆動機構(第2の駆動手段) 37 係合部材 38 チルト回転角度検出器 39 パン回転角度検出器 321 筐体 322 撮影レンズ 323 CCDイメージセンサ(撮像素子) 351,354,361,364 回動軸 352,353,355,356,362,363,3
65,366 プーリ 357,367 駆動ギヤ 358,368 ギヤ 359,369 ギヤードモータ 4 基台 5 回動軸 TB1〜TB4 タイミングベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 37/00 G08B 25/00 510 M 8621−2E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の方向に指向される被指向部材と、
    上記被指向部材の指向方向に相当する注視軸とこの注視
    軸に直交する第1の軸との交点を通り、かつ、該第1の
    軸に直交する第2の軸を回転軸として、上記被指向部材
    の本体に回動可能に支持され、上記第1の軸上で上記被
    指向部材を回動可能に支持する支持手段と、上記被指向
    部材本体の、上記第2の軸に直交する第3の軸が交差す
    る位置で、両端部が回動可能に支持され、中間部が上記
    被指向部材の背面側に曲折したガイド部材と、上記被指
    向部材の背面部に突設され、先端部が上記ガイド部材に
    摺動可能に係合された係合部材と、上記支持手段を上記
    第2の軸の廻りに回動させて上記被指向部材をパン方向
    に移動させる第1の駆動手段と、上記ガイド部材を上記
    第3の軸の廻りに回動させて上記被指向部材をチルト方
    向に移動させる第2の駆動手段とを備えたことを特徴と
    する指向方向旋回装置。
  2. 【請求項2】 上記被指向部材は、対象物に関する情報
    を取り込むセンサであることを特徴とする請求項1記載
    の指向方向旋回装置。
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