JP7195986B2 - 走査型撮像装置 - Google Patents
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Description
図1は本実施形態における走査型撮像装置の概略構成を示す斜視図、図2は図1に示す走査型撮像装置を上方から見た場合の構成を示す上面図、図3は図1に示す走査型撮像装置を側方から見た場合の断面構造を示す断面図である。
ハウジング11は任意の場所に設置される。ハウジング11には、底部内側上面の中心部に回転軸の中心軸となる支軸111が設けられ、側面部内面側の一部に、上記回転軸の中心軸と同軸の中心軸をもつ円筒面をピッチ円とするハウジング内歯車112を具備する。
撮像カメラ13は、ターンテーブル12の上面において、前記従動リンク14が揺動運動を行っても接触・干渉することが無く、かつ、ハウジング11と接触・干渉することが無い位置で、撮像方向(撮影時のカメラ光軸)が回転軸方向に向くように配置・調整される。
まず、ターンテーブル12を光軸補正リンク機構の固定部としたとき、光軸補正リンク機構における回転ジョイントJ1~J4の位置関係は図4に示すようになる。この構成によれば、駆動リンク15の回転に伴って従動リンク14が図中矢印で示すように振れるようになる。具体的には、駆動リンク15が一定角速度で回転することにより、従動リンク14は図5に示すような揺動運動の軌跡を辿る。ミラー16は、従動リンク14の上面に載置されているので、反射面が従動リンク14の振れと同じ振れとなり、撮像カメラ13の撮像方向もその振れに合わせて変化する。
カメラでの撮像は、センサデータから上記の条件を満足したと判断されたときだけ撮像するという方法の他に、カメラは常に一定の撮像周期(フレームレートの逆数)で撮像し、センサデータに基づいて、撮像した画像を用いるかどうかの判定を行う方法でもよい。後者の方法の場合、[従動リンク(ミラー)角速度がミラー所要角速度の許容範囲内に入る時間の長さ[s] ]×[撮像カメラのフレームレート[Hz]]以上の最小の整数をNとすると、撮像タイミングがリンク機構の運動のタイミングと厳密に同期していなくても、一撮像方向について、静止とみなせる時間帯に少なくともN回の撮像を行うことができる。
さらに、ハウジング11を、仰角軸駆動部、仰角軸可動部、仰角軸駆動部及び角度センサ(必要であれば角速度センサ)を備えるジンバル装置上に搭載して、ミラー16を介したカメラ13の撮像方向を仰角・俯角方向に変化させることもできる(図示せず)。
仰角方向への指向にも対応させる実施形態として、仰角方向に光軸を回転可能なミラーを含む仰角軸回転機構とその駆動装置をターンテーブル12上のミラー17と目標物の間の光軸上に導入する。この場合、仰角が水平方向から離れるにしたがって光軸がねじれる(軸回りに回転する)ので、一連の画像をつなげて(仮想的な)方位方向全周の画像を得る場合に欠損部分が生じる。
第二の方法としては、通常はカメラ光学系のイメージサークルに対してカメラの画像センサ撮像エリア(正方形を含む長方形)を内接させるのに対して、カメラの画像センサ撮像エリアにカメラ光学系のイメージサークルを内接させ、イメージサークル内の画像から仰角方向への指向角度に応じて、画像を接続したときに欠損部が生じないように、画像処理時に、画像センサからの画像から、仰角に応じて角度を傾けた長方形(又は正方形)状に画像を切り出す(クロップ)方法がある。
捜索・監視だけではなく、動く対象物を方位及び仰角方向に連続して追跡することも合せて必要な場合に、光軸補正用のミラーに、リンク機構による方位方向の間欠的な動作を行わせないための機構(例えば、クラッチ及びブレーキ)を設けるようにするとよい。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
12…ターンテーブル、121…軸受、122…支軸、123…J1支軸、
13…撮像カメラ、
14…従動リンク、141…J1軸受、142…J3支軸、
15…駆動リンク、151…J2軸受、152…J4支軸、153…歯車、
16…ロッド、161…J3軸受、162…J4軸受、
17…ミラー。
Claims (7)
- 回転台と、
前記回転台を回転自在に収容し、任意の箇所に設置するハウジングと、
前記回転台の上面に、前記回転台と同じ回転軸で回転自在に配置される従動部位と、
前記回転台の周縁部に回転自在に係合すると共に、その外周部が、ハウジングの内側で回転台の中心軸を中心とした円筒の側面と係合接触する駆動部位と、
一方端が前記従動部位の端部と回転自在に係合し、他方端が前記駆動部位の周縁部と回転自在に係合する連結部位と、
撮像する光軸が前記回転台の回転軸上に向けられて前記回転台の上面に配置されるカメラを含む光学系装置と、
前記従動部位の上面に配置され、前記光学系装置の光軸を反射によって補正するミラーと
を具備し、
前記ミラーは、前記回転台の回転に伴って前記駆動部位が回転し、前記駆動部位の回転に伴って前記連結部位を介して従動部位が前記回転台の回転方向に対して正逆方向に振れることで前記カメラの光軸を補正し、
前記光学系装置は、前記従動部位が前記回転台の回転方向に対して逆方向に振れて前記ミラーの補正光軸が略静止する期間に撮影する走査型撮像装置。 - 前記従動部位、駆動部位、連結部位は、それぞれの回転ジョイント間の長さが前記回転台の角速度とは逆向きで同じ大きさの角速度となる時間を有するように決定される請求項1記載の走査型撮像装置。
- 前記ハウジングは、側面部の内側にハウジング内歯車が形成され、
前記駆動部位は、前記ハウジング内歯車に噛合う駆動用歯車であり、前記回転台が前記ハウジング内を回転するとき、前記駆動用歯車が前記ハウジング内歯車に噛合って、前記駆動用歯車が回転する請求項1記載の走査型撮像装置。 - 前記ハウジング内歯車と前記駆動用歯車とは、増速ギアとして機能する請求項3記載の走査型撮像装置。
- さらに、前記ミラーを前記回転台の回転軸と直交する軸回りに角度を制御するミラー角度制御手段を備える請求項1記載の走査型撮像装置。
- さらに、前記光学系装置を前記回転台の回転軸と直交する軸回りに光軸の角度を制御する光軸角度制御手段を備える請求項1記載の走査型撮像装置。
- さらに、前記回転台または前記駆動部位に間欠的な回転動作を停止する回転停止機構を備える請求項1記載の走査型撮像装置。
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JP2019052236A JP7195986B2 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 走査型撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019052236A JP7195986B2 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 走査型撮像装置 |
Publications (2)
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JP2020155913A JP2020155913A (ja) | 2020-09-24 |
JP7195986B2 true JP7195986B2 (ja) | 2022-12-26 |
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Citations (1)
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JP2000106639A (ja) | 1998-07-31 | 2000-04-11 | Erupooto:Kk | 映像反転装置および旋回撮像装置 |
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