JP2009121928A - 空間安定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、複軸のインナージンバルの中、最も内側に位置するインナージンバルを廃止して、小型化、軽量化を目的とする。
【解決手段】本発明による空間安定装置は、インナージンバル(5)の一対の回転軸(4,4)に設けられた一対の接続部材(10,10)と、前記インナージンバル(5)に設けられ前記接続部材(10,10)を前記インナージンバル(5)に対して回転させるための接続部材用アクチュエータ(11,11)と、を備え、前記接続部材(10,10)間に負荷(1)を設けた構成である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による空間安定装置は、インナージンバル(5)の一対の回転軸(4,4)に設けられた一対の接続部材(10,10)と、前記インナージンバル(5)に設けられ前記接続部材(10,10)を前記インナージンバル(5)に対して回転させるための接続部材用アクチュエータ(11,11)と、を備え、前記接続部材(10,10)間に負荷(1)を設けた構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、空間安定装置に関し、特に、筐体内にインナージンバルを用いて負荷を回転自在に保持する場合、最も内側の駆動軸のインナージンバルフレームを廃止し、インナージンバルの回転軸上に直接負荷を取付けて回転自在とすることにより、小型及び軽量化を達成するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の空間安定装置としては、例えば、特許文献1に開示された構成を挙げることができるが、その構成は、図2に示される通りである。
すなわち、図2において、符号1で示されるものは、カメラからなる負荷であり、この負荷1は、最も内側の第1インナージンバル2の内面に固定手段3を介して固定されている。
すなわち、図2において、符号1で示されるものは、カメラからなる負荷であり、この負荷1は、最も内側の第1インナージンバル2の内面に固定手段3を介して固定されている。
前記第1インナージンバル2は第1回転軸4を介して第2インナージンバル5に接続され、この第2インナージンバル5は第2回転軸6を介して図示しない筐体又は第3インナージンバルに接続されている。
前述の構成において、第1、第2インナージンバル2,5を、図示しないアクチュエータによって駆動することにより、少なくとも二軸のジンバル機構によって負荷1を空間安定させ、設定された目標に対して負荷1であるカメラの光軸を合わせ、常に目標に追随することができる。
従来の空間安定装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、最も内側に位置するインナージンバルに対して負荷が直接接続されているため、この最も内側に位置する枠状のインナージンバルがスペースを占領することになり、ジンバル機構の軸数が多軸になればなるにつれて、空間安定装置の形状は大型化し、小型化及び軽量化の要望に沿うことは困難であった。
すなわち、最も内側に位置するインナージンバルに対して負荷が直接接続されているため、この最も内側に位置する枠状のインナージンバルがスペースを占領することになり、ジンバル機構の軸数が多軸になればなるにつれて、空間安定装置の形状は大型化し、小型化及び軽量化の要望に沿うことは困難であった。
本発明による空間安定装置は、負荷を回動させるインナージンバルを筐体内に有する空間安定装置において、前記インナージンバルの一対の回転軸に設けられた一対の接続部材と、前記インナージンバルに設けられ前記接続部材を前記インナージンバルに対して回転させるための接続部材用アクチュエータと、を備え、前記負荷は前記各接続部材間に接続されている構成であり、また、前記各接続部材は、全体形状がL字型に形成されている構成であり、また、前記負荷は、カメラよりなる構成である。
本発明による空間安定装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、筐体内のインナージンバル(従来の第2インナージンバルに相当)の各回転軸に一対の接続部材が接続部材用アクチュエータを介して回転自在に設けられ、各接続部材間に負荷であるカメラが設けられているため、各接続部材が従来構成の最も内側に位置するインナージンバルに相当することになり、枠状のインナージンバルを1個省略することができ、ジンバル機構及び空間安定装置の小型化及び軽量化を達成することができる。
すなわち、筐体内のインナージンバル(従来の第2インナージンバルに相当)の各回転軸に一対の接続部材が接続部材用アクチュエータを介して回転自在に設けられ、各接続部材間に負荷であるカメラが設けられているため、各接続部材が従来構成の最も内側に位置するインナージンバルに相当することになり、枠状のインナージンバルを1個省略することができ、ジンバル機構及び空間安定装置の小型化及び軽量化を達成することができる。
本発明は、筐体内にインナージンバルを用いて負荷を回転自在に保持する場合、最も内側の駆動軸のインナージンバルフレームを廃止し、インナージンバルの回転軸上に直接負荷を取付けて手回転自在とすることにより、小型及び軽量化を達成した空間安定装置を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による空間安定装置の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、カメラからなる負荷であり、この負荷1は、図2の第2インナージンバル5(すなわち、図2で示す最も内側に位置する第1インナージンバル2を除去した構成に相当)に回転自在に設けられた一対の回転軸4,4に一対の接続部材10,10を介して設けられている。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、カメラからなる負荷であり、この負荷1は、図2の第2インナージンバル5(すなわち、図2で示す最も内側に位置する第1インナージンバル2を除去した構成に相当)に回転自在に設けられた一対の回転軸4,4に一対の接続部材10,10を介して設けられている。
すなわち、前記インナージンバル5は枠状のフレームで形成され、その両側に水平軸方向に沿って回転自在に設けられた前記各回転軸4,4に対して全体形状がL字型をなす一対の接続部材10,10が直接接続されることにより、各接続部材10,10は前記インナージンバル5に対して回転自在に設けられている。
従って、前記各接続部材10,10は、従来の図2における第1インナージンバル2に相当し、前記インナージンバル5は従来の図2における第2インナージンバル5に相当しているため、複軸のジンバル構成において、最も内側に位置するインナージンバルを廃止することができる。
従って、前記各接続部材10,10は、従来の図2における第1インナージンバル2に相当し、前記インナージンバル5は従来の図2における第2インナージンバル5に相当しているため、複軸のジンバル構成において、最も内側に位置するインナージンバルを廃止することができる。
前記各接続部材10,10は、前記インナージンバル5に設けられ一部のみしか示されていない有限角形の接続部材用アクチュエータ11,11によって書く回転軸4,4を介して所定角度範囲に限り往復回転できるように構成されている。
前記インナージンバル5は、このインナージンバル5の外側に位置する外側ジンバル12に設けられた外側回転軸6を介して前記各接続部材10,10の回転方向とは90度異なる方向に往復回転自在に設けられている。
前記外側ジンバル12の外側には、全体形状がほぼカップ状をなす筐体20が設けられており、この筐体20に設けられた一対の筐体用回転軸21,21及び図示しないアクチュエータを介して前記外側ジンバル12が前記インナージンバル5の回転方向とは90度異なる方向に往復回転自在に設けられている。
従って、前述の構成において、前記各接続部材10,10間に接続された負荷1であるカメラ及び図示しない慣性航法装置等を含む空間安定装置30に電源が投入されると、空間安定装置30の動作に応じて前述の接続部材10,10、インナージンバル5及び外側ジンバル12を回転させることにより、カメラを特定のターゲットに合わせて空間安定動作を行うことができる。
1 負荷(カメラ)
4 回転軸
5 インナージンバル
6 外側回転軸
10 接続部材
11 アクチュエータ
12 外側ジンバル
20 筐体
21 筐体用回転軸
30 空間安定装置
4 回転軸
5 インナージンバル
6 外側回転軸
10 接続部材
11 アクチュエータ
12 外側ジンバル
20 筐体
21 筐体用回転軸
30 空間安定装置
Claims (3)
- 負荷(1)を回動させるインナージンバル(5)を筐体(20)内に有する空間安定装置において、
前記インナージンバル(5)の一対の回転軸(4)に設けられた一対の接続部材(10)と、前記インナージンバル(5)に設けられ前記接続部材(10)を前記インナージンバル(5)に対して回転させるための接続部材用アクチュエータ(11)と、を備え、
前記負荷(1)は前記各接続部材(10)間に接続されていることを特徴とする空間安定装置。 - 前記各接続部材(10)は、全体形状がL字型に形成されていることを特徴とする請求項1記載の空間安定装置。
- 前記負荷(1)は、カメラよりなることを特徴とする請求項1記載の空間安定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007295788A JP2009121928A (ja) | 2007-11-14 | 2007-11-14 | 空間安定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007295788A JP2009121928A (ja) | 2007-11-14 | 2007-11-14 | 空間安定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009121928A true JP2009121928A (ja) | 2009-06-04 |
Family
ID=40814238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007295788A Pending JP2009121928A (ja) | 2007-11-14 | 2007-11-14 | 空間安定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009121928A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08159381A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-21 | Minolta Co Ltd | 指向方向旋回装置 |
JP2000077150A (ja) * | 1998-09-01 | 2000-03-14 | Japan Servo Co Ltd | スリップリング組立体を内蔵した直接駆動電動機装置 |
JP2001346074A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | カメラの支持装置 |
JP2002277245A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 空間安定装置 |
JP2003255441A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-09-10 | Nisca Corp | 自動フレーミングカメラ |
-
2007
- 2007-11-14 JP JP2007295788A patent/JP2009121928A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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