JPH08159146A - ボールジョイント - Google Patents
ボールジョイントInfo
- Publication number
- JPH08159146A JPH08159146A JP6331250A JP33125094A JPH08159146A JP H08159146 A JPH08159146 A JP H08159146A JP 6331250 A JP6331250 A JP 6331250A JP 33125094 A JP33125094 A JP 33125094A JP H08159146 A JPH08159146 A JP H08159146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- ball stud
- dust cover
- small opening
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0666—Sealing means between the socket and the inner member shaft
- F16C11/0671—Sealing means between the socket and the inner member shaft allowing operative relative movement of joint parts due to flexing of the sealing means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0619—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
- F16C11/0623—Construction or details of the socket member
- F16C11/0628—Construction or details of the socket member with linings
- F16C11/0633—Construction or details of the socket member with linings the linings being made of plastics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 ボールスタッド2の球頭部5を保持するハウ
ジング7にダストカバー11の一端大開口部14が装着
され、ボールスタッドの柄部3にダストカバーの他端小
開口部12が装着されるボールジョイントにおいて、ボ
ールスタッドの柄部に、ボールスタッドの軸線方向にお
ける球頭部側に向かって拡径するテーパ部4が形成され
ていると共に、ダストカバーの小開口部外周に、ボール
スタッドの軸線方向における球頭部側に向かって拡径す
る締付けリング16を装着する。 【効果】 ボールスタッドのテーパ部に対して締付けリ
ングによるダストカバーの小開口部の緊締力がボールス
タッド軸線方向において均一となるため、小開口部内周
面がボールスタッド軸線方向に偏った異常摩耗を起こす
ことがなく、ボールジョイントの耐久性を向上させるこ
とができる。
ジング7にダストカバー11の一端大開口部14が装着
され、ボールスタッドの柄部3にダストカバーの他端小
開口部12が装着されるボールジョイントにおいて、ボ
ールスタッドの柄部に、ボールスタッドの軸線方向にお
ける球頭部側に向かって拡径するテーパ部4が形成され
ていると共に、ダストカバーの小開口部外周に、ボール
スタッドの軸線方向における球頭部側に向かって拡径す
る締付けリング16を装着する。 【効果】 ボールスタッドのテーパ部に対して締付けリ
ングによるダストカバーの小開口部の緊締力がボールス
タッド軸線方向において均一となるため、小開口部内周
面がボールスタッド軸線方向に偏った異常摩耗を起こす
ことがなく、ボールジョイントの耐久性を向上させるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の懸架装
置または操舵装置等に使用されるボールジョイントに関
する。
置または操舵装置等に使用されるボールジョイントに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車の懸架装置または操舵装
置等に使用されるボールジョイントは、球状の球頭部と
その球頭部から突出する柄部とからなるボールスタッド
と、ボールスタッドの球頭部を包持する合成樹脂製のベ
アリングと、ベアリングを保持しボールスタッドの柄部
を開口から突出させるハウジングと、一端大開口部がハ
ウジングの開口付近外周に装着され他端小開口部がボー
ルスタッドの柄部外周に装着されるダストカバーとを備
えていた。
置等に使用されるボールジョイントは、球状の球頭部と
その球頭部から突出する柄部とからなるボールスタッド
と、ボールスタッドの球頭部を包持する合成樹脂製のベ
アリングと、ベアリングを保持しボールスタッドの柄部
を開口から突出させるハウジングと、一端大開口部がハ
ウジングの開口付近外周に装着され他端小開口部がボー
ルスタッドの柄部外周に装着されるダストカバーとを備
えていた。
【0003】このようなボールジョイントとしては、実
開平2−54973号公報または実開平5−71544
号公報など多数ある。
開平2−54973号公報または実開平5−71544
号公報など多数ある。
【0004】上記ボールジョイントは、内部への水・塵
等の侵入を防止するためダストカバーが装着されてい
た。このダストカバーは、大開口部がハウジングの開口
付近外周をシールし、小開口部が柄部外周及び柄部に嵌
合される連接棒端面をシールしていた。しかしダストカ
バーは長期の使用により、弾性力が低下して小開口部が
ボールスタッドの球頭部側へ移動して、連接棒端面との
間に隙間が発生し、ボールジョイント内部に水・塵等が
侵入してしまうということがあった。
等の侵入を防止するためダストカバーが装着されてい
た。このダストカバーは、大開口部がハウジングの開口
付近外周をシールし、小開口部が柄部外周及び柄部に嵌
合される連接棒端面をシールしていた。しかしダストカ
バーは長期の使用により、弾性力が低下して小開口部が
ボールスタッドの球頭部側へ移動して、連接棒端面との
間に隙間が発生し、ボールジョイント内部に水・塵等が
侵入してしまうということがあった。
【0004】そこで、図4左半部に示す如く、ダストカ
バー111の小開口部112がボールスタッド102の
球頭部側へ移動することを抑制するため、小開口部11
2を支持する落ち止めリング118をボールスタッド1
02の柄部103に取着したボールジョイント101が
ある。また、図4右半部に示す如く、小開口部212を
装着するボールスタッド202の柄部203に、ボール
スタッド202の軸線方向における球頭部側に向かって
拡径するテーパ部204が形成されているボールジョイ
ント201もある。
バー111の小開口部112がボールスタッド102の
球頭部側へ移動することを抑制するため、小開口部11
2を支持する落ち止めリング118をボールスタッド1
02の柄部103に取着したボールジョイント101が
ある。また、図4右半部に示す如く、小開口部212を
装着するボールスタッド202の柄部203に、ボール
スタッド202の軸線方向における球頭部側に向かって
拡径するテーパ部204が形成されているボールジョイ
ント201もある。
【0005】このように、落ち止めリングを備えたボー
ルジョイントとしては、特公昭53−30860号公報
または特開平5−157112号公報など多数ある。ま
た、ボールスタッドの柄部にテーパ部を形成したボール
ジョイントとしては、実公平2−36973号公報また
は実開平4−77021号公報など多数ある。
ルジョイントとしては、特公昭53−30860号公報
または特開平5−157112号公報など多数ある。ま
た、ボールスタッドの柄部にテーパ部を形成したボール
ジョイントとしては、実公平2−36973号公報また
は実開平4−77021号公報など多数ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、落ち止め
リング118を備えたボールジョイント101及びボー
ルスタッド202の柄部203にテーパ部204を形成
したボールジョイント201は、長期の使用により弾性
力が低下しても小開口部112,212がボールスタッ
ド102,202の球頭部側へ移動することはない。し
かし、落ち止めリング118を備えたボールジョイント
101は、図5に示す如く、連接棒121と接触するダ
ストカバー111の小開口部112がボールジョイント
101の回動により摩耗し、ダストカバー111の小開
口部112と連接棒121との間に隙間Sが発生すると
いうことがあった。この点において、ボールスタッド2
02の柄部203にテーパ部204を形成したボールジ
ョイント201は、ダストカバー211の小開口部21
2が摩耗しても小開口部212はテーパ部204に沿っ
て連接棒側へ移動するので、小開口部212と連接棒2
21の間に隙間が発生することはない。ところが、図6
に示す如く、テーパ部204を形成した柄部203に装
着される小開口部212には、柄部203に緊締力を掛
けるために小開口部212内部に補強環219を埋設す
るか、若しくは小開口部212外周に締付けリングを装
着しているので、小開口部212内周面はボールスタッ
ド軸線方向において柄部203の径が異なるため緊締力
に差異が発生し、小開口部212内周面が異常摩耗を起
こすことがあった。
リング118を備えたボールジョイント101及びボー
ルスタッド202の柄部203にテーパ部204を形成
したボールジョイント201は、長期の使用により弾性
力が低下しても小開口部112,212がボールスタッ
ド102,202の球頭部側へ移動することはない。し
かし、落ち止めリング118を備えたボールジョイント
101は、図5に示す如く、連接棒121と接触するダ
ストカバー111の小開口部112がボールジョイント
101の回動により摩耗し、ダストカバー111の小開
口部112と連接棒121との間に隙間Sが発生すると
いうことがあった。この点において、ボールスタッド2
02の柄部203にテーパ部204を形成したボールジ
ョイント201は、ダストカバー211の小開口部21
2が摩耗しても小開口部212はテーパ部204に沿っ
て連接棒側へ移動するので、小開口部212と連接棒2
21の間に隙間が発生することはない。ところが、図6
に示す如く、テーパ部204を形成した柄部203に装
着される小開口部212には、柄部203に緊締力を掛
けるために小開口部212内部に補強環219を埋設す
るか、若しくは小開口部212外周に締付けリングを装
着しているので、小開口部212内周面はボールスタッ
ド軸線方向において柄部203の径が異なるため緊締力
に差異が発生し、小開口部212内周面が異常摩耗を起
こすことがあった。
【0007】従って、本発明は上述の如き課題を解決
し、長期の使用に対しダストカバーの小開口部のシール
性を低下させることのないボールジョイントを提供する
ことを目的とする。
し、長期の使用に対しダストカバーの小開口部のシール
性を低下させることのないボールジョイントを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の構成で
ある。
ある。
【0009】ボールスタッドの球頭部を保持するハウジ
ングにダストカバーの一端大開口部が装着され、ボール
スタッドの柄部にダストカバーの他端小開口部が装着さ
れるボールジョイントにおいて、ボールスタッドの柄部
に、ボールスタッドの軸線方向における球頭部側に向か
って拡径するテーパ部が形成されていると共に、ダスト
カバーの小開口部外周に、ボールスタッドの軸線方向に
おける球頭部側に向かって拡径する締付けリングを装着
する。
ングにダストカバーの一端大開口部が装着され、ボール
スタッドの柄部にダストカバーの他端小開口部が装着さ
れるボールジョイントにおいて、ボールスタッドの柄部
に、ボールスタッドの軸線方向における球頭部側に向か
って拡径するテーパ部が形成されていると共に、ダスト
カバーの小開口部外周に、ボールスタッドの軸線方向に
おける球頭部側に向かって拡径する締付けリングを装着
する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0011】図1は本発明の実施例によるボールジョイ
ント1を表す。図において、2は球状の球頭部5とその
球頭部5から延びる柄部3とからなるボールスタッド
で、柄部3は球頭部側から順次括れた首溝部23、反球
頭部側に向かって漸次小径なるテーパ部4及び外周に雄
螺じが形成されるネジ部22とからなる。このボールス
タッド2の球頭部5は、合成樹脂製のベアリング6によ
り囲▲ぎょう▼され、更に円筒状のハウジング7内周に
保持される。そしてボールスタッド2の柄部3はハウジ
ング7の一端開口8から突出し、ハウジング7の他端か
しめ部9内周にはハウジング7を塞ぐプラグ10がかし
め固定される。ボールスタッド2は、柄部3のテーパ部
4が連接棒21にナット20で締め付け固定される。連
接棒21は、例えばナックルアーム等である。
ント1を表す。図において、2は球状の球頭部5とその
球頭部5から延びる柄部3とからなるボールスタッド
で、柄部3は球頭部側から順次括れた首溝部23、反球
頭部側に向かって漸次小径なるテーパ部4及び外周に雄
螺じが形成されるネジ部22とからなる。このボールス
タッド2の球頭部5は、合成樹脂製のベアリング6によ
り囲▲ぎょう▼され、更に円筒状のハウジング7内周に
保持される。そしてボールスタッド2の柄部3はハウジ
ング7の一端開口8から突出し、ハウジング7の他端か
しめ部9内周にはハウジング7を塞ぐプラグ10がかし
め固定される。ボールスタッド2は、柄部3のテーパ部
4が連接棒21にナット20で締め付け固定される。連
接棒21は、例えばナックルアーム等である。
【0012】11はダストカバーで、ラバーまたは柔軟
なプラスチック等により略円筒釣鐘状に形成されてい
る。このダストカバー11の一端大開口部14には、環
状の補強環15が埋設されることにより補強され、ハウ
ジング7の開口8付近外周に形成した環状段部17に圧
入装着される。また、ダストカバー11の他端小開口部
12内周は、図2に示す如く、ボールスタッド2のテー
パ部4と略同一の傾斜である内周テーパ面24を有し、
小開口部12外周はボールスタッド2のテーパ部4と略
同一の傾斜である外周テーパ面25を有し、外周テーパ
面25を含むこの箇所の肉厚tは軸線方向に略同一であ
る。そして外周テーパ面25には、外周テーパ面25と
略同一の傾斜を有する締付けリング16が装着される。
この締付けリング16は、図3に示す如く、ダストカバ
ー11への装着前の自然状態において、ダストカバー1
1の外周テーパ面25より小径で、外周テーパ面25に
倣って傾斜するテーパ形状をなしている。
なプラスチック等により略円筒釣鐘状に形成されてい
る。このダストカバー11の一端大開口部14には、環
状の補強環15が埋設されることにより補強され、ハウ
ジング7の開口8付近外周に形成した環状段部17に圧
入装着される。また、ダストカバー11の他端小開口部
12内周は、図2に示す如く、ボールスタッド2のテー
パ部4と略同一の傾斜である内周テーパ面24を有し、
小開口部12外周はボールスタッド2のテーパ部4と略
同一の傾斜である外周テーパ面25を有し、外周テーパ
面25を含むこの箇所の肉厚tは軸線方向に略同一であ
る。そして外周テーパ面25には、外周テーパ面25と
略同一の傾斜を有する締付けリング16が装着される。
この締付けリング16は、図3に示す如く、ダストカバ
ー11への装着前の自然状態において、ダストカバー1
1の外周テーパ面25より小径で、外周テーパ面25に
倣って傾斜するテーパ形状をなしている。
【0013】次に、上述の如きボールジョイント1の組
付け方法及びシール構造について説明する。
付け方法及びシール構造について説明する。
【0014】まず、図1に示す如く、ハウジング7内に
ベアリング6で囲▲ぎょう▼されたボールスタッド2の
球頭部5を挿入し、プラグ10をハウジング7のかしめ
部9内周にかしめ固着する。続いて、ダストカバー11
の大開口部14をハウジング7の開口8付近外周に形成
した環状段部17に圧入装着すると共に、外周に形成し
た外周テーパ面25に、外周テーパ面25に倣って球頭
部側に向かい拡径するよう配した締付けリング16を装
着したダストカバー11の小開口部12を、ボールスタ
ッド2のテーパ部4の所定位置より若干ネジ部側に装着
する。その後、連接棒21をボールスタッド2の柄部3
にネジ部側より挿入しネジ部22に螺合させるナット2
0を締め付けることにより、連接棒21でダストカバー
11の小開口部12を軸線方向球頭部側に押圧し小開口
部12を所定位置まで移動させて、ボールジョイント1
の組み付けが終了する。
ベアリング6で囲▲ぎょう▼されたボールスタッド2の
球頭部5を挿入し、プラグ10をハウジング7のかしめ
部9内周にかしめ固着する。続いて、ダストカバー11
の大開口部14をハウジング7の開口8付近外周に形成
した環状段部17に圧入装着すると共に、外周に形成し
た外周テーパ面25に、外周テーパ面25に倣って球頭
部側に向かい拡径するよう配した締付けリング16を装
着したダストカバー11の小開口部12を、ボールスタ
ッド2のテーパ部4の所定位置より若干ネジ部側に装着
する。その後、連接棒21をボールスタッド2の柄部3
にネジ部側より挿入しネジ部22に螺合させるナット2
0を締め付けることにより、連接棒21でダストカバー
11の小開口部12を軸線方向球頭部側に押圧し小開口
部12を所定位置まで移動させて、ボールジョイント1
の組み付けが終了する。
【0015】従って、ボールスタッドの柄部に、ボール
スタッドの軸線方向における球頭部側に向かって拡径す
るテーパ部が形成されていると共に、ダストカバーの小
開口部外周に、ボールスタッドの軸線方向における球頭
部側に向かって拡径する締付けリングを装着するので、
ボールスタッド2のテーパ部4に対して締付けリング1
6によるダストカバー11の小開口部12の緊締力がボ
ールスタッド軸線方向において均一となるため、小開口
部12内周面がボールスタッド軸線方向に偏った異常摩
耗を起こすことがない。
スタッドの軸線方向における球頭部側に向かって拡径す
るテーパ部が形成されていると共に、ダストカバーの小
開口部外周に、ボールスタッドの軸線方向における球頭
部側に向かって拡径する締付けリングを装着するので、
ボールスタッド2のテーパ部4に対して締付けリング1
6によるダストカバー11の小開口部12の緊締力がボ
ールスタッド軸線方向において均一となるため、小開口
部12内周面がボールスタッド軸線方向に偏った異常摩
耗を起こすことがない。
【0016】尚、上記実施例ではスプリング状の締付け
リング16を使用したが、締付けリング16はスプリン
グ状に限定されるものではなく、軸線方向に漸次拡径す
る環状バンド等でも良い。
リング16を使用したが、締付けリング16はスプリン
グ状に限定されるものではなく、軸線方向に漸次拡径す
る環状バンド等でも良い。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ボールス
タッドの柄部に、ボールスタッドの軸線方向における球
頭部側に向かって拡径するテーパ部が形成されていると
共に、ダストカバーの小開口部外周に、ボールスタッド
の軸線方向における球頭部側に向かって拡径する締付け
リングを装着するので、ボールスタッドのテーパ部に対
して締付けリングによるダストカバーの小開口部の緊締
力がボールスタッド軸線方向において均一となるため、
小開口部内周面がボールスタッド軸線方向に偏った異常
摩耗を起こすことがなく、ボールジョイントの耐久性を
向上させることができる。
タッドの柄部に、ボールスタッドの軸線方向における球
頭部側に向かって拡径するテーパ部が形成されていると
共に、ダストカバーの小開口部外周に、ボールスタッド
の軸線方向における球頭部側に向かって拡径する締付け
リングを装着するので、ボールスタッドのテーパ部に対
して締付けリングによるダストカバーの小開口部の緊締
力がボールスタッド軸線方向において均一となるため、
小開口部内周面がボールスタッド軸線方向に偏った異常
摩耗を起こすことがなく、ボールジョイントの耐久性を
向上させることができる。
【図1】本発明の実施例によるボールジョイントを表す
部分断面平面図である。
部分断面平面図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】本発明の実施例によるボールジョイントに使用
される締付けリングを表す断面平面図である。
される締付けリングを表す断面平面図である。
【図4】左半部が第一の従来のボールジョイントを表
し、右半部が第二の従来のボールジョイントを表す部分
断面平面図である。
し、右半部が第二の従来のボールジョイントを表す部分
断面平面図である。
【図5】図4のB部拡大図である。
【図6】図4のC部拡大図である。
2 ボールスタッド 3 柄 部 4 テーパ部 5 球頭部 7 ハウジング 11 ダストカバー 12 小開口部 14 大開口部 16 締付けリング
Claims (1)
- 【請求項1】 ボールスタッド(2)の球頭部(5)を
保持するハウジング(7)にダストカバー(11)の一
端大開口部(14)が装着され、前記ボールスタッド
(2)の柄部(3)にダストカバー(11)の他端小開
口部(12)が装着されるボールジョイントにおいて、
前記ボールスタッド(2)の柄部(3)に、ボールスタ
ッド(2)の軸線方向における前記球頭部側に向かって
拡径するテーパ部(4)が形成されていると共に、前記
ダストカバー(11)の小開口部(12)外周に、ボー
ルスタッド(2)の軸線方向における前記球頭部側に向
かって拡径する締付けリング(16)を装着することを
特徴とするボールジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331250A JPH08159146A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | ボールジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331250A JPH08159146A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | ボールジョイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08159146A true JPH08159146A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18241587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6331250A Pending JPH08159146A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | ボールジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08159146A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103375482A (zh) * | 2012-04-25 | 2013-10-30 | 株式会社捷太格特 | 球窝接头 |
WO2017061212A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | Nok株式会社 | ダストカバー |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP6331250A patent/JPH08159146A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103375482A (zh) * | 2012-04-25 | 2013-10-30 | 株式会社捷太格特 | 球窝接头 |
JP2013228037A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Jtekt Corp | ボールジョイント |
WO2017061212A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | Nok株式会社 | ダストカバー |
CN108138835A (zh) * | 2015-10-05 | 2018-06-08 | Nok株式会社 | 防尘罩 |
JPWO2017061212A1 (ja) * | 2015-10-05 | 2018-07-05 | Nok株式会社 | ダストカバー |
EP3361110A4 (en) * | 2015-10-05 | 2019-07-10 | Nok Corporation | DUST COVER |
US10502257B2 (en) | 2015-10-05 | 2019-12-10 | Nok Corporation | Dust cover |
CN108138835B (zh) * | 2015-10-05 | 2020-06-30 | Nok株式会社 | 防尘罩 |
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