JPH08158568A - 太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造 - Google Patents

太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造

Info

Publication number
JPH08158568A
JPH08158568A JP6306286A JP30628694A JPH08158568A JP H08158568 A JPH08158568 A JP H08158568A JP 6306286 A JP6306286 A JP 6306286A JP 30628694 A JP30628694 A JP 30628694A JP H08158568 A JPH08158568 A JP H08158568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
solar energy
energy utilization
utilization device
roof surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6306286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2635300B2 (ja
Inventor
Gantan Funaki
元旦 舩木
Kazuyuki Nishizawa
和幸 西澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gantan Beauty Industry Co Ltd
Original Assignee
Gantan Beauty Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gantan Beauty Industry Co Ltd filed Critical Gantan Beauty Industry Co Ltd
Priority to JP6306286A priority Critical patent/JP2635300B2/ja
Publication of JPH08158568A publication Critical patent/JPH08158568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2635300B2 publication Critical patent/JP2635300B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 南北方向に妻面を有する建築物であっても、
その屋根面に太陽エネルギー活用装置を、エネルギー性
能が最大限発揮される向きと、建築物との調和ともに満
足できる態様に設置可能な太陽エネルギー活用装置の屋
根への設置構造を提供する。 【構成】 南北方向に妻面を有する勾配屋根Aの一部の
設置対象屋根面A1に略ドーマー状の支持部材5を取付け
て、前記支持部材における太陽と正対する側の南面側に
は太陽エネルギー活用装置10を、この太陽エネルギー活
用装置の反対側の北面側には屋根材29をそれぞれ取付け
ると共に、前記支持部材および太陽エネルギー活用装置
および屋根材と前記屋根面との間をそれぞれ水切り部材
41,43,46で覆設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太陽エネルギー活用装置
の屋根への設置構造に関し、さらに詳しくは、屋根面が
東西方向に向いている建築物の勾配屋根に、太陽熱温水
器や太陽電池等の太陽エネルギー活用装置を、その熱エ
ネルギー活用能力が効率良く発揮されて、しかも建物の
全体的な美観を損なうことなく、且つ効率良く設置する
ことができる屋根の構造に関するものであり、特に南北
方向に妻面を有する切妻型の一般住宅等の小型・中型建
築物に適するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物に、熱温水器や発電装置に代表さ
れる太陽エネルギー活用装置を設置する場合、その殆ど
は、屋根面に設置されるが、屋根面の全てに太陽エネル
ギー活用装置を設置することは希である。
【0003】そこで新築または既設の一般的な勾配屋根
の一部に、前記屋根面より高角度で太陽エネルギー活用
装置を設置する架台として、実開昭63-87853号に記載さ
れている構成のものがある。この架台の構成は、緩勾配
屋根面の勾配と平行に装置を設置する構成のものと比べ
て、太陽エネルギーを効率的に得られる角度に設置でき
るという利点がある。しかし前記公報の構成では、アン
グル部材等の支持部材が露出しているので意匠性が著し
く低いという欠点がある。そもそも建築物は、周囲の環
境を含めた景観にマッチするようデザインされるもので
あり、屋根はその約半分程度のウエイトを占めている。
近年、太陽エネルギー活用装置の内、太陽熱集熱器等は
ユニット化されて、単品としての意匠性はかなり改善さ
れてきてはいるが、屋根に設置した場合の建築物との調
和までは期待できないのが現実である。また、屋根の妻
面が南北にあるような切妻屋根の場合、架台の設置は不
安定なものとなるし、その意匠性も極めて低いものとな
る。
【0004】尚、新築物件においては、設置対象屋根面
の勾配を目的に合わせた最適角度に設計することも可能
であるが、日本(東京)の年間平均の最適傾斜角から屋
根勾配を求めると、6寸勾配(約31度)前後となるの
で、勾配1寸5分から3寸の平均的な勾配(約9〜17
度)の屋根に比べて、躯体工事費用が増加してしまうと
いう問題がある。
【0005】ところで、太陽エネルギー活用装置の性能
は、日射量に左右されるが、日射量は太陽と地球の位置
関係により決まるため、それが設置される地点と季節に
より異なる。例えば、東京における装置の最適傾斜角
は、 通年(1〜12月):32.7度 冬季(12〜2月):57.0度 春季(3〜5月):20.3度 夏季(6〜8月): 7.2度 秋季(9〜11月):41.4度 となる。熱温水器についてみると、季節と必要性との関
係(冬季の要求)から、装置の設置角度は通年の最適傾
斜角度より急角度(33度>)に設定される傾向が強い。
寒冷地の建築物の勾配屋根は、一般に急角度に設定され
るため、東京における装置の通年の最適傾斜角32.7度と
屋根勾配が近似すると考えられるが、寒冷地におけるエ
ネルギー需要は、冬季に高まるので、これを重視すれ
ば、装置は60度弱に設置されることになる。
【0006】このように、南北方向に妻面を有する建築
物の場合では、屋根面に太陽エネルギー活用装置をその
性能が最大限発揮される南向きに設置すると、建築物と
の調和を得ることができなくなり、反対に、建築物との
調和を優先させると、太陽エネルギー活用装置を南向き
に取付できなくなる設置構造上の問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、南北方向に妻面を有する建築物の屋根面に太陽エネ
ルギー活用装置を設置しようとした場合、屋根面が東西
方向に向いているが故に、太陽エネルギー活用装置の性
能が最大限発揮される向きか、建築物との調和か、その
いずれかを優先せざるを得ず、双方ともに満足できる設
置構造を得られないでいることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、南北方向に妻面を有する勾配屋根の一部に太陽エネ
ルギー活用装置を設置する太陽エネルギー活用装置の屋
根への設置構造にあって、設置対象屋根面に略ドーマー
状の支持部材を取付けて、前記支持部材における太陽と
正対する側の南面側には太陽エネルギー活用装置を、こ
の太陽エネルギー活用装置の反対側の北面側には屋根材
をそれぞれ取付けると共に、前記支持部材および太陽エ
ネルギー活用装置および屋根材と前記屋根面との間をそ
れぞれ水切り部材で覆設してなることを特徴とする。
【0009】また本発明では、南北方向に妻面を有する
勾配屋根の一部に太陽エネルギー活用装置を設置する太
陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造にあって、設
置対象屋根面に、南面側の太陽エネルギー活用装置と北
面側の屋根材をそれぞれ略ドーマー状支持部材に取付け
て予め一体的に構成した略ドーマー状の太陽エネルギー
活用装置ユニットを、その太陽エネルギー活用装置が太
陽と正対する南向きになるように取付けて、前記太陽エ
ネルギー活用装置ユニットの太陽エネルギー活用装置お
よび屋根材と前記屋根面との間をそれぞれ水切り部材で
覆設してなることを特徴とする。
【0010】また本発明では、前記屋根面は、躯体上に
下地屋根面を形成し、この下地屋根面上に新設屋根板を
取付ける新設屋根面であって、前記太陽エネルギー活用
装置の設置対象屋根面は、前記下地屋根面を設置対象部
位としている屋根面であることを特徴とする。
【0011】また本発明では、前記屋根面は、躯体上に
下地屋根面を形成し、この下地屋根面上に新設屋根板を
取付ける新設屋根面であって、前記太陽エネルギー活用
装置の設置対象屋根面は、前記下地屋根面への新設屋根
板の取付け時に、前記支持部材または前記太陽エネルギ
ー活用ユニットを取付け可能で且つ雨仕舞処理を施した
取付部材を設置対象部位として所要数設けた屋根面であ
ることを特徴とする。
【0012】また本発明では、前記屋根面は、既設屋根
面であって、前記太陽エネルギー活用装置の設置対象屋
根面は、前記支持部材を取付け可能で且つ雨仕舞処理を
施した取付部材を設置対象部位として既設屋根板上に所
要数設けた屋根面であることを特徴とする。
【0013】また本発明では、前記支持部材または前記
太陽エネルギー活用ユニットにあって、太陽エネルギー
活用装置を設置した面の反対側の面は、ルーバー等の換
気可能な屋根材で構成されていることを特徴とする。
【0014】本発明における太陽エネルギー活用装置の
設置対象屋根面は、新設、既設を問わず、この新設屋
根、既設屋根の屋根葺き形式は、特に限定されない。太
陽エネルギー活用装置が矩形の場合、支持部材に対して
空隙となる部分は、反対側と同材の屋根材を施工する。
屋根材の素材は、金属の場合には、塗装鋼板、ステンレ
ス、アルミニウム等の公知の金属板が代表的である。屋
根材が屋根パネルや換気ルーバー以外の場合には、その
下地として、木片・木毛セメント板、樹脂断熱ボードを
横枠上に敷設して屋根材を施工するが、必要に応じて、
金属垂木、各パイプ等の補助支持部材を介装することも
ある。
【0015】太陽エネルギー活用装置を構成する集熱温
水ユニットや太陽電池パネルの隣接箇所は、パッキング
またはシーリング等により防水処理されるのが好まし
い。略ドーマー状の支持部材は、鉄、ステンレス等の鋼
材、アルミニウム製の型材等からなり、ボルト接合、溶
接等の公知の接続手段により組み立てられる。屋根面が
新設屋根面である場合の下地屋根面としては、鉄骨、コ
ンクリート造り等の躯体上に、断熱材等の下地材や垂木
等の屋根板支持部材を配設して形成する。
【0016】取付部材は、屋根形式と屋根が新設か既設
かにより、各種のバリエーションが存在する。尚、この
取付部材は、図15に例示した構成に限定されるものでは
なく、公知の構成であればどのような構成であっても良
い。取付部材の雨仕舞処理も前記と同様であるが、後付
けは、パッキングまたはシーリング等の水密処理の併用
が基本となる。但し、屋根の葺き形式によっては、例え
ば縦葺きに嵌合タイプの金具を取り付ける場合等のよう
に、格別雨仕舞処理を要しない場合がある。水切り部材
は概ね前記屋根材と同素材で構成される。また各水切り
部材は、屋根面、下地の構成により、雨押えや谷板等の
1部材または複数部材から構成される。ドーマー状の支
持部材または太陽エネルギー活用装置ユニットの妻面
は、適宜化粧材で閉塞するが、ルーバー等の換気可能な
屋根材で構成しても良い。
【0017】
【作用】南北方向に妻面を有する勾配屋根の設置対象屋
根面に略ドーマー状の支持部材を取付けて、この支持部
材における太陽と正対する側の南面側に太陽エネルギー
活用装置を、太陽エネルギー活用装置の反対側の北面側
に屋根材をそれぞれ取付けてあるため、太陽と正対する
南側に屋根面がない建物であっても、その性能が最大限
発揮される南向きに太陽エネルギー活用装置を設置し得
る。支持部材および太陽エネルギー活用装置および屋根
材と屋根面との間をそれぞれ水切り部材で覆設してある
ため、支持部材等が露出することがなく、また切妻型の
屋根にあっては、設置部がアクセントとなるので、極め
て意匠性に富んだ屋根意匠になる。太陽エネルギー活用
装置と他の屋根面との屋根としての一体感を得るために
は、躯体構造から検討される必要があるが、本件は、躯
体より上の構造を屋根施工業者の手により構築すること
が可能なので、新築、改修に係わらず、設計費用、躯体
費用、管理費用の上昇を抑制し得る。
【0018】太陽エネルギー活用装置と屋根材と支持部
材は予めユニット化されているので、この略ドーマー状
太陽エネルギー活用装置ユニットを一単位として取り付
け施工し得る。
【0019】太陽エネルギー活用装置の設置対象屋根面
は、躯体上に形成した下地屋根面を設置対象部位として
いる屋根面であるため、略ドーマー状の支持部材におけ
る太陽エネルギー活用装置と屋根材が、一般面の新設屋
根板の屋根機能を兼ねることになる。
【0020】太陽エネルギー活用装置の設置対象屋根面
は、下地屋根面に新設する新設屋根板上の取付部材を設
置対象部位として所要数設けた屋根面であるため、当該
装置の設置面は、新設屋根板と、略ドーマー状の支持部
材における太陽エネルギー活用装置および屋根材とによ
る事実上二重葺きの屋根構造となって、屋根としての雨
仕舞性能が向上することになる。
【0021】太陽エネルギー活用装置の設置対象屋根面
は、既設屋根面上の取付部材を設置対象部位として所要
数設けた屋根面であるため、当該装置の設置面は、既設
屋根板と、略ドーマー状の支持部材における太陽エネル
ギー活用装置および屋根材とによる事実上二重葺きの屋
根構造となって、屋根としての雨仕舞性能が向上するこ
とになる。
【0022】支持部材または太陽エネルギー活用装置ユ
ニットにおける太陽エネルギー活用装置を設置した面の
反対側の面を、ルーバー等の換気可能な屋根材で形成し
てあるため、この換気口を通して、当該装置と下側の屋
根面により形成される空間の換気を行なえる。
【0023】
【実施例】図1乃至図5には本発明の太陽エネルギー活
用装置の屋根への設置構造の第1実施例を例示してお
り、屋根面Aが、立地条件面から南北方向に妻面を有す
る勾配屋根であって且つ新設屋根である態様を示してい
る。
【0024】鉄骨1aを組み上げた躯体1上には、屋根板
支持部材としての野地材2を配設して下地屋根面3を形
成し、この東西方向を向いている下地屋根面3には、太
陽エネルギー活用装置の設置対象屋根面A1を除き、横葺
屋根板4を横葺する一方、設置対象屋根面A1における野
地材2または図面に示す通り鉄骨1aに略ドーマー状支持
部材5を軒棟方向に取付けてある。
【0025】略ドーマー状の支持部材5は、南面側の装
置取付枠6と、北面側の屋根材取付枠7と、下枠8から
なり、装置取付枠6上縁と屋根材取付枠7上縁を、装置
取付枠6および屋根材取付枠7の下縁と下枠8の側縁
を、それぞれ接続固定して略ドーマー状に一体に骨組み
してある。この支持部材5は、その下枠8における右杆
部8aと、屋根材取付枠7の下側受杆部7cを兼ねる左杆部
8bを、それぞれ鉄骨1aにボルト、ナット等の固定具9で
固定して据え付けている。
【0026】装置取付枠6は、杆部6aと、杆部6aの上端
から水平状に伸びる上受杆部6bと、杆部6aの下端から上
受杆部6b先端まで伸びる下受杆部6cとで枠組みしてあ
り、枠内には縦受杆部6dと横受杆部6eを交差状に架設し
て、この上下の受杆部6b,6c と縦横の受杆部6d,6e から
なる取付凹部6fを並設してあり、各取付凹部6fには太陽
エネルギー活用装置10を、上側と下側に緩衝保護材とし
てのスペーサー11,12 を介在させて、それぞれ取り付け
てある。
【0027】装置取付枠6における各縦受杆部6dには、
それぞれ縦受杆部6dを間にして左右に隣り合う太陽エネ
ルギー活用装置10側縁に跨がる形態の雨押え兼第1保持
部材13をビス等の固定具14で固着し、この第1保持部材
13の側縁部13a に保持したパッキング13b を経て左右の
太陽エネルギー活用装置10を取付凹部6f内に保持し、且
つ左右の太陽エネルギー活用装置10面との間の隙間をそ
れぞれ塞いでいる。また雨押え兼第1保持部材13におけ
る固定具14をシーリング15すると共に、このシーリング
15を覆い隠すように第1キャップ部材16を、同部材16の
係止部16a を第1保持部材13の被係止部13c に係止して
覆設して、左右の太陽エネルギー活用装置10間を雨仕舞
し化粧してある。
【0028】同様に、各横受杆部6eには、それぞれ横受
杆部6eを間にして上下に隣り合う太陽エネルギー活用装
置10側縁に跨がる形態の雨押え兼第2保持部材17をビス
等の固定具18で固着し、この第2保持部材17の側縁部17
a に保持したパッキング17bを経て上下の太陽エネルギ
ー活用装置10を取付凹部6f内に保持し、且つ左右の太陽
エネルギー活用装置10面との間の隙間をそれぞれ塞いで
いる。また雨押え兼第2保持部材17における固定具18を
シーリング19すると共に、このシーリング19を覆い隠す
ように第2キャップ部材20を、同部材20の係止部20a を
第2保持部材17の被係止部17c に係止して覆設して、上
下左右の太陽エネルギー活用装置10間を雨仕舞し化粧し
てある。
【0029】また杆部6aには、隣接する太陽エネルギー
活用装置10側縁に跨がる形態の雨押え兼第3保持部材21
をビス等の固定具22で固着し、この第3保持部材21の側
縁部21a に保持したパッキング21b を経て太陽エネルギ
ー活用装置10を取付凹部6f内に保持し、且つ装置10面と
の間の隙間をそれぞれ塞いでいる。
【0030】また上受杆部6bには、隣接する太陽エネル
ギー活用装置10側縁に跨がる形態の雨押え兼第4保持部
材23をビス等の固定具24で固着し、この第4保持部材23
の側縁部23a に保持したパッキング23b を経て太陽エネ
ルギー活用装置10を取付凹部6f内に保持し、且つ装置10
面との間の隙間をそれぞれ塞いでいる。
【0031】また下受杆部6cには、隣接する太陽エネル
ギー活用装置10側縁に跨がる形態の雨押え兼第5保持部
材25をビス等の固定具26で固着し、この第5保持部材25
の上側縁部25a に保持したパッキング25b を経て太陽エ
ネルギー活用装置10を取付凹部6f内に保持し、且つ装置
10面との間の隙間をそれぞれ塞いでいる。さらに、上側
縁部25a と装置10面の間をシーリング27することによ
り、太陽エネルギー活用装置10下縁部分を二重に塞いで
いる。
【0032】屋根材取付枠7は、杆部7aと、杆部7a上端
から水平状に伸びる上側受杆部7bと、杆部7a下端から上
側受杆部7b先端まで伸びる下側受杆部7cとで枠組みして
あり、枠内には受杆部7dを上下の受杆部7b,7c 間に架設
して、この上側と下側の受杆部7b,7c と受杆部7dからな
る取付凹部7eを並設してあり、各取付凹部7eには野地材
28を納め、野地材28上に縦葺屋根板29をそれぞれ敷設
し、左右に隣り合う屋根板29側縁を立て平葺きで縦葺し
てある。
【0033】屋根材取付枠7における杆部7aには固定部
材31をビス等の固定具32で固着すると共に、隣接する縦
葺屋根板29側縁に跨がる形態の雨押え兼第6保持部材30
をその係合部30a を前記固定部材31の被係合鍔部31a に
係合させて覆着してあり、この第6保持部材30の側縁部
30b で縦葺屋根板29側縁を保持すると共に雨仕舞してい
る。
【0034】この装置取付枠6と屋根材取付枠7間の接
続および雨仕舞関係は、屋根材取付枠7における上側受
杆部7bを装置取付枠6の上受杆部6b裏面に接続固定接続
してある。そして、屋根材取付枠7における野地材28上
の縦葺屋根板29上側面には第4保持部材23の縦葺屋根板
雨押え部23d を覆設して保持すると共に、第4保持部材
23に第1カバー部材33を覆着してある。この第1カバー
部材33は、第4保持部材23を覆い可能な形態のもので、
一方の係止部33a を第4保持部材23における側縁部23a
端の被係止突部23c に係止すると共に、他方の下側縁部
33b を縦葺屋根板雨押え部23d 下端の取付縁部23e にリ
ベット等の固定具34で固着しており、第4保持部材23お
よび同部材を上受杆部6bに固定している固定具24を覆設
して、装置取付枠6と屋根材取付枠7間を雨仕舞してい
る。
【0035】また支持部材5における略三角形状側面の
化粧材取付凹部5aには板部材35を取付けてある。この板
部材35斜め縁には、杆部6aにビス等の固定具37で固定し
た第1水切り36と、杆部7aにビス等の固定具39で固定し
た第2水切り38を、それぞれ沿接して水切りしてある。
また、第1水切り36の固定部分と装置取付枠6の第3保
持部材21とに亘り第2カバー部材40を、同カバー部材40
の係止鍔部40a を第3保持部材21の被係止顎部21c に係
止して覆設することにより、雨仕舞している。同様に、
第2水切り38の固定部分を第6保持部材30におけるカバ
ー部30c で覆設して雨仕舞している。
【0036】そして、装置取付枠6と横葺屋根板4との
間の雨仕舞関係は、第5保持部材25の下側縁部25c に保
持したパッキング25d を経てイナズマ状第1水切部材41
を下地屋根面3に保持し、且つ第1水切部材41面との間
の隙間をそれぞれ塞いでいる。さらに下側縁部25c と第
1水切部材41面の間をシーリング42して二重に塞いでい
る。こうして第1水切部材41の被係合部41a に係合部4a
が係合して横葺きされている横葺屋根板4側縁と太陽エ
ネルギー活用装置10間を雨仕舞している。
【0037】屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間の雨
仕舞関係は、屋根材取付枠7における野地材28と下地屋
根面3との連成角部にイナズマ谷状第2水切部材43を配
設して、この第2水切部材43の水上側被係合部43a に縦
葺屋根板29の下側係合部29aを、水下側被係合部43b に
横葺屋根板4の係合部4aを、それぞれ係合することによ
り、縦葺屋根板29と横葺屋根板4間を雨仕舞している。
【0038】板部材35と横葺屋根板4との間の雨仕舞関
係は、板部材35下縁の裏面から下地屋根面3に亘り第1
水返し部材44を配設すると共に、板部材35裏面と第1水
返し部材44の間から同水返し部材44斜面上の木部材45を
越えるまでに亘り第3水切部材46を配設して、この第3
水切部材46の軒側被係合部46a に棟側係合部4bが係合し
て横葺きされている横葺屋根板4棟側縁と板部材35間を
雨仕舞している。また板部材35下縁部分と第3水切部材
46面の間をシーリング47して二重に塞ぎ雨仕舞してあ
る。
【0039】これにより、屋根面が太陽と正対する南側
に向いていない建物であっても、東西方向の屋根面Aに
対して、その性能が最大限発揮される南向きに太陽エネ
ルギー活用装置10を設置することができる。支持部材5
等が露出することがなく、また切妻型の屋根にあって
は、設置部がアクセントとして形成されるので、極めて
意匠性に富んだ屋根を提供できる。太陽エネルギー活用
装置10と横葺屋根板4との屋根としての一体感を得るた
めには、躯体構造から検討される必要があるが、本実施
例では、躯体1より上の構造を屋根施工業者の手により
構築することが可能なので、新築、改修に係わらず、設
計費用、躯体費用、管理費用の上昇を抑制することがで
きる。太陽エネルギー活用装置10と縦葺屋根板29が、一
般面の新設屋根板の屋根機能を兼ねるので、建築費を抑
制することができる。
【0040】さらに、施工時には、次の工程順にしたが
って容易に効率良く取付け作業でき、工期が短くて済
む。 第1工程:東向き又は西向きの屋根面Aにおける下地屋
根面3上に支持部材5をクレーン等で吊り上げて、その
装置取付枠6が南側に、屋根材取付枠7が北側にそれぞ
れ向いた状態に方向決めした後、設置対象屋根面A1にお
ける鉄骨1aに下枠8の杆部8a,8b を取付ける。 第2工程:装置取付枠6脇の下地屋根面3に沿い第1水
切部材41を配設する。 第3工程:屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間に第2
水切部材43を配設する。 第4工程:支持部材5の側面と下地屋根面3との間に第
3水切り部材46を配設する。 第5工程:屋根面Aにおける下地屋根面3に、設置対象
屋根面A1を除いて、横葺屋根板4を横葺する。 第6工程:南向きの装置取付枠6の各取付凹部6fに太陽
エネルギー活用装置10をそれぞれ取付けて、第1水切部
材41ともども雨仕舞する。 第7工程:北向きの屋根材取付枠7の各取付凹部7eに野
地材28を納めると共に、縦葺屋根板29を縦葺して、第2
水切部材43ともども雨仕舞する。 第8工程:支持部材5の側面に板部材35を配設して、第
3水切部材46ともども雨仕舞する。
【0041】図6乃至図9には本発明の太陽エネルギー
活用装置の屋根への設置構造の第2実施例を例示してお
り、構成は前記した第1実施例のものと基本的に同一で
あるため、共通している構成の説明は省略して、相違す
る構成について説明する。
【0042】屋根面Aの東面と西面に支持部材5,5
を、その装置取付枠6が南側に向いている状態に取付け
てある。そして、東西の両装置取付枠6における外郭矩
形状の取付け凹部6fには太陽エネルギー活用装置10を取
付けると共に、非矩形状取付凹部6f1 には野地材28を納
めて、この野地材28上に縦葺屋根板29を葺いてある。
【0043】縦受杆部6dを挟んで左右に隣り合う太陽エ
ネルギー活用装置10と縦葺屋根板29との間の雨仕舞は、
太陽エネルギー活用装置10に跨がる態様の雨押え兼第7
保持部材48をビス等の固定具14で固着し、この第7保持
部材48の側縁部48a に保持したパッキング48b を経て太
陽エネルギー活用装置10を取付凹部6f内に保持し、且つ
太陽エネルギー活用装置10面との間の隙間をそれぞれ塞
いでいる。また雨押え兼第7保持部材48における固定具
14をシーリング15すると共に、このシーリング15を覆い
隠し且つ縦葺屋根板29側縁に跨がる態様の雨押え兼第8
保持部材49を、その係止部49a を第7保持部材48の被係
止部48c に係止して覆設してあり、同部材49の雨押え部
49b で縦葺屋根板29側縁を保持して、左右に隣接する太
陽エネルギー活用装置10と縦葺屋根板29間を雨仕舞し化
粧してある。
【0044】横受杆部6e挟んで上下に隣り合う太陽エネ
ルギー活用装置10と縦葺屋根板29との間の雨仕舞は、太
陽エネルギー活用装置10に跨がる態様の雨押え兼第9保
持部材50をビス等の固定具18で固着し、この第9保持部
材50の側縁部50a に保持したパッキング50b を経て太陽
エネルギー活用装置10を取付凹部6f内に保持し、且つ太
陽エネルギー活用装置10面との間の隙間をそれぞれ塞い
でいる。また雨押え兼第9保持部材50における固定具18
をシーリング19すると共に、このシーリング19を覆い隠
し且つ縦葺屋根板29上側面に跨がる態様の雨押え兼第10
保持部材51を、その係止部51a を第9保持部材50の被係
止部50c に係止して覆設してあり、同部材51の雨押え部
51b で縦葺屋根板29上側面を保持して、上下に隣接する
太陽エネルギー活用装置10と縦葺屋根板29間を雨仕舞し
化粧してある。
【0045】装置取付枠6における縦葺屋根板29の葺設
部分と屋根材取付枠7との間の雨仕舞関係は、上受杆部
6bに、装置取付枠6側の縦葺屋根板29と屋根材取付枠7
側の縦葺屋根板29に跨がる形態の雨押え兼第11保持部材
52をビス等の固定具24で固着し、この第11保持部材52に
おける装置取付枠6側の縦葺屋根板雨押え部52a を同取
付枠6の縦葺屋根板29上側面に、屋根材取付枠7側の縦
葺屋根板雨押え部52aを同取付枠7の縦葺屋根板29上側
面に、それぞれ覆設して保持してある。そして、第11保
持部材52を覆い可能な形態の第3カバー部材53は、両下
側縁部53a を両縦葺屋根板雨押え部52a の取付縁部52b
にそれぞれ固定具34で固着して、装置取付枠6と屋根材
取付枠7における両縦葺屋根板29間を雨仕舞している。
【0046】装置取付枠6における縦葺屋根板29の葺設
部分と横葺屋根板4との間の雨仕舞関係は、北側の屋根
材取付枠7と横葺屋根板4間の雨仕舞関係と同様に構成
されている。
【0047】これにより、前記第1実施例のものと同様
の効果があり、さらに、東西の屋根面Aにドーマー状の
太陽エネルギー活用装置10が形成された屋根意匠に仕上
げられる。
【0048】さらに、施工時には、次の工程順にしたが
って容易に効率良く取付け作業でき、工期が短くて済
む。 第1工程:東向きと西向きの双方の屋根面Aにおける下
地屋根面3上に支持部材5をクレーン等で吊り上げて、
その装置取付枠6が南側に、屋根材取付枠7が北側にそ
れぞれ向いた状態に方向決めした後、東西の両設置対象
屋根面A1に取付ける。 第2工程:装置取付枠6脇の下地屋根面3に沿い第2水
切部材43を配設する。 第3工程:屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間に第2
水切部材43を配設する。 第4工程:支持部材5の側面と下地屋根面3との間に第
3水切り部材46を配設する。 第5工程:屋根面Aにおける下地屋根面3に、設置対象
屋根面A1を除いて、横葺屋根板4を横葺する。 第6工程:南向きの装置取付枠6の各矩形状取付凹部6f
に太陽エネルギー活用装置10を取付け、非矩形状取付凹
部6f1 に野地材28を納め且つ縦葺屋根板29を葺いて、第
2水切部材43ともども雨仕舞する。 第7工程:北向きの屋根材取付枠7の各取付凹部7eに野
地材28を納めると共に、縦葺屋根板29を縦葺して、第2
水切部材43ともども雨仕舞する。 第8工程:支持部材5の側面に板部材35を配設して、第
3水切部材46ともども雨仕舞する。
【0049】図10と図11には本発明の太陽エネルギー活
用装置の屋根への設置構造の第3実施例を例示してお
り、構成は前記した第1実施例のものと基本的に同一で
あるため、共通している構成の説明は省略して、相違す
る構成について説明する。
【0050】屋根材取付枠7の取付凹部7eには上下平行
状の換気片54a からなる換気口部54を取付けてある。こ
の換気口部54は、上縁の取付鍔部54b を上側受杆部7bに
ビス等の固定具55で取付ける一方、下縁の取付縁部54c
を、下側受杆部7cに添設している被取付部56の受け部56
a にビス等の固定具57で取付けてある。
【0051】屋根材取付枠7における換気口部54と装置
取付枠6間の雨仕舞は、換気口部54上縁の取付鍔部54b
に第4保持部材23の縦葺屋根板雨押え部23d および第1
カバー部材33の下側縁部33b を覆設して、換気口部54と
装置取付枠6間を雨仕舞している。
【0052】屋根材取付枠7における換気口部54と横葺
屋根板4間の雨仕舞は、被取付部56の係合窪部56b に第
2水返し部材58と横葺屋根板4の側縁部4cを係合すると
共に、換気口部54下縁の取付縁部54c に同取付縁部54c
と横葺屋根板4に跨がる態様の第4水切り部材59を固定
具57で固定して、横葺屋根板4の側縁部4cを覆設して、
換気口部54と横葺屋根板4間を雨仕舞している。
【0053】これにより、前記第1実施例のものと同様
の効果があり、さらに、太陽エネルギー活用装置10およ
び換気口部54と下地屋根面3との間に形成される空間の
換気は、換気口54を通じて行なうことができるので、装
置10が太陽電池パネルである場合に、空間が高温化する
ことによる太陽電池の発電効率の低下を防水することが
できる。また太陽電池である場合には、その電力で換気
用ファンを駆動させることによって、強制的に換気を行
なうことができる。
【0054】さらに、施工時には、次の工程順にしたが
って容易に効率良く取付け作業でき、工期が短くて済
む。 第1工程:東向き又は西向きの下地屋根面3上に支持部
材5をクレーン等で吊り上げて、その装置取付枠6が南
側に、屋根材取付枠7が北側にそれぞれ向いた状態に方
向決めした後、設置対象屋根面A1に取付ける。 第2工程:装置取付枠6脇の下地屋根面3に沿い第1水
切部材41を配設する。 第3工程:支持部材5の側面と下地屋根面3との間に第
3水切り部材46を配設する。 第4工程:下地屋根面3に、設置対象屋根面A1を除い
て、横葺屋根板4を横葺する。 第5工程:装置取付枠6の各取付凹部6fに太陽エネルギ
ー活用装置10をそれぞれ取付けて、第1水切部材41とも
ども雨仕舞する。 第6工程:屋根材取付枠7の取付凹部7eに換気口部54を
配設して雨仕舞する。 第7工程:屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間に第4
水切部材59を配設して雨仕舞する。 第8工程:支持部材5の側面に板部材35を配設して、第
3水切り部材46ともども雨仕舞する。
【0055】図12乃至図14には本発明の太陽エネルギー
活用装置の屋根への設置構造の第4実施例を例示してお
り、屋根面が新設屋根または既設屋根である態様を示し
ている。尚、構成は前記した第1実施例のものと基本的
に同構成であるため、共通している構成の説明は省略し
て、相違する構成について説明する。
【0056】屋根面Aが新設屋根である場合には下地屋
根面3に横葺した屋根面Aに対して設置作業が行われ、
屋根面が既設屋根である場合には既に横葺してある屋根
面Aに対して設置作業が行われる。この横葺屋根板4の
設置対象屋根面A1における垂木60の配設部位には、所要
数の取付金具61を支持部材5と対応させて配置固定して
あり、この取付金具61に下枠8の杆部8a,8b を固定具9
で固定している。また、取付金具61は屋根面Aに対して
シーリングして雨仕舞してある。
【0057】下受杆部6cには、太陽エネルギー活用装置
10側縁と杆部8aに跨がる形態の雨押え兼第12保持部材62
を固定具26で固着し、この第12保持部材62の側縁部62a
に保持したパッキング62b を経て太陽エネルギー活用装
置10を取付凹部6f内に保持し、且つ太陽エネルギー活用
装置10面との間の隙間を塞いでいる。そして、装置取付
枠6と横葺屋根板4との間の雨仕舞は、該当する各取付
金具61に沿い第5水切部材63を配して、その上縁部63a
を第12保持部材62の下縁部62c と杆部8a間で固定し、太
陽エネルギー活用装置10と横葺屋根板4間を雨仕舞して
いる。
【0058】屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間の雨
仕舞は、該当する各取付金具61に沿い第6水切部材64を
配設して、その水上側被係合部64a に縦葺屋根板29の下
側係合部29a を係合することにより、縦葺屋根板29と横
葺屋根板4間を雨仕舞している。
【0059】板部材35と横葺屋根板4との間の雨仕舞関
係は、板部材35下縁の裏面から化粧材取付凹部5a下縁前
方までに至る捨て板65を配設すると共に、板部材35下縁
の表面と横葺屋根板4に亘る形態の第7水切部材66を板
部材35および捨て板65にビス等の固定具67で固定して配
設して、板部材35と横葺屋根板4間を雨仕舞している。
【0060】これにより、屋根面が新設屋根である態様
のものでは前記第1実施例のものと同様の効果があり、
さらに、新設屋根面Aにおける太陽エネルギー活用装置
10および縦葺屋根板29そして板部材35の設置対象屋根面
A1は、第5水切部材63と第6水切部材64と第7水切部材
66とからなる防水処理により、事実上二重葺きの屋根構
造となるので、屋根としての雨仕舞性能(安全性)が向
上する。また、電気配線等についても、格別防水処理を
する必要が無くなる。
【0061】そして屋根面が既設屋根である態様では、
前記第1実施例のものと、屋根面Aが新設屋根ではない
点を除いて同様の効果があり、さらに、既設屋根面Aに
おける太陽エネルギー活用装置10および縦葺屋根板29そ
して板部材35の設置対象屋根面A1は、第5水切部材63と
第6水切部材64と第7水切部材66とからなる防水処理に
より、事実上二重葺きの屋根構造となっているので、屋
根としての雨仕舞性能(安全性)が向上する。また電気
配線等についても、格別防水処理をする必要が無くな
る。
【0062】さらに、施工時には、次の工程順にしたが
って簡単な取付け作業で施工することができる。新設屋
根の場合では、 第1工程:東向き又は西向きの下地屋根面3に、設置対
象屋根面A1を含めて、横葺屋根板4を横葺すると共に、
設置対象屋根面A1における垂木60と相対する部位に、所
要数の取付金具61を支持部材5と対応させて配置固定す
る。 第2工程:支持部材5をクレーンで吊り上げて、その装
置取付枠6が南側に、屋根材取付枠7が北側にそれぞれ
向いた状態に方向決めした後、設置対象屋根面A1におけ
る取付金具61に下枠8の杆部8a,8b を取付ける。 第3工程:南向きの装置取付枠6の各取付凹部6fに太陽
エネルギー活用装置10をそれぞれ取付けて雨仕舞する。 第4工程:屋根材取付枠7の各取付凹部7eに野地材28を
納めると共に縦葺屋根板29を縦葺して雨仕舞する。 第5工程:支持部材5の妻面に板部材35を配設して雨仕
舞する。 第6工程:装置取付枠6と横葺屋根板4との間に第5水
切部材63を配設して雨仕舞する。 第7工程:屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間に第6
水切部材64を配設して雨仕舞する。 第8工程:板部材35と横葺屋根板4との間に第7水切部
材66を配設して雨仕舞する。
【0063】そして、既設屋根の場合では、 第1工程:横葺してある東向き又は西向きの屋根面Aの
設置対象屋根面A1における垂木60と相対する部位に、所
要数の取付金具61を支持部材5と対応させて配置固定す
る。 第2工程:支持部材5をクレーンで吊り上げて、その装
置取付枠6が南側に、屋根材取付枠7が北側にそれぞれ
向いた状態に方向決めした後、設置対象屋根面A1におけ
る取付金具61に下枠8の杆部8a,8b を取付ける。 第3工程:装置取付枠6の各取付凹部6fに太陽エネルギ
ー活用装置10をそれぞれ取付けて雨仕舞する。 第4工程:屋根材取付枠7の各取付凹部7eに野地材28を
納めると共に縦葺屋根板29を縦葺して雨仕舞する。 第5工程:支持部材5の妻面に板部材35を配設して雨仕
舞する。 第6工程:装置取付枠6と横葺屋根板4との間に第5水
切部材63を配設して雨仕舞する。 第7工程:屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間に第6
水切部材64を配設して雨仕舞する。 第8工程:板部材17と横葺屋根板4との間に第7水切部
材66を配設して雨仕舞する。
【0064】図15および図16には本発明の太陽エネルギ
ー活用装置の屋根への設置構造の第5実施例を例示して
おり、構成は前記した第4実施例のものと基本的に同構
成であるため、共通している構成の説明は省略して、相
違する構成について説明する。
【0065】略ドーマー状の太陽エネルギー活用装置ユ
ニットBは、支持部材5と、太陽エネルギー活用装置10
と、換気口部54または図示した縦葺屋根板29と、板部材
35を予め一体的に構成してある。
【0066】装置取付枠6と横葺屋根板4とに跨がる態
様の第8水切部材68は、第12保持部材62の下縁部62c と
杆部8a間に配設されている第1雨押え69に対してブライ
ンドリベット等の固定具70で取付けてあり、装置取付枠
6と横葺屋根板4間を雨仕舞している。また、屋根材取
付枠7と横葺屋根板4とに跨がる態様の第9水切部材71
は、縦葺屋根板29下縁と野地材28間に配設されている第
2雨押え72に対してブラインドリベット等の固定具73で
取付けてあり、屋根材取付枠7と横葺屋根板4間を雨仕
舞している。
【0067】これにより、各略ドーマー状太陽エネルギ
ー活用装置Bを工場で組み立て、現場ではユニットを一
単位として取り付け施工できて、設置作業性は著しく向
上して施工性が高い。
【0068】そして、施工時には、次の工程順にしたが
って簡単且つ迅速に設置できる。新設屋根によるもので
は、 第1工程:東向き又は西向きの下地屋根面3に、設置対
象屋根面A1を含めて、横葺屋根板4を横葺する。 第2工程:横葺した屋根面Aの設置対象屋根面A1におけ
る垂木60と相対する部位に、所要数の取付金具61を支持
部材5と対応させて配置固定する。 第3工程:太陽エネルギー活用装置ユニットBをクレー
ンで吊り上げて、その太陽エネルギー活用装置10が南側
に、縦葺屋根板29が北側にそれぞれ向いた状態に方向決
めした後、設置対象屋根面A1における取付金具61に取付
ける。 第4工程:装置取付枠6と横葺屋根板4との間に第8水
切部材68を配設して雨仕舞する。 第5工程:屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間に第9
水切部材71を配設して雨仕舞する。 第6工程:板部材35と横葺屋根板4との間に第7水切部
材66を配設して雨仕舞する。
【0069】そして、既設屋根によるものでは、 第1工程:横葺してある東向き又は西向きの屋根面Aの
設置対象屋根面A1における垂木60と相対する部位に、所
要数の取付金具61を支持部材5と対応させて配置固定す
る。 第2工程:太陽エネルギー活用装置ユニットBをクレー
ンで吊り上げて、その太陽エネルギー活用装置10が南側
に、縦葺屋根板29が北側にそれぞれ向いた状態に方向決
めした後、設置対象屋根面A1における取付金具61に取付
ける。 第3工程:装置取付枠6と横葺屋根板4との間に第8水
切部材68を配設して雨仕舞する。 第4工程:屋根材取付枠7と横葺屋根板4との間に第9
水切部材71を配設して雨仕舞する。 第5工程:板部材35と横葺屋根板4との間に第7水切部
材66を配設して雨仕舞する。
【0070】図17の(A)(B)(C)(D)には設置
対象屋根面A1における取付金具61の他の態様を例示して
おり、(A)の態様のものは設置対象屋根面A1が瓦棒葺
きである場合の一例を示している。(B)(C)の態様
のものは設置対象屋根面A1がスタンデングシーム(溶
接)の場合の一例を示している。(D)の態様のものは
設置対象屋根面A1が横葺である場合の一例を示してい
る。
【0071】また前記した施工例で、支持部材5におけ
る妻面を、板部材35に換えて換気口とすることも任意で
あり、特に第3および第7実施例のものでは、北側の換
気口部54に妻面の換気口が加わることによって、太陽エ
ネルギー活用装置10と屋根面Aとの間の空間における換
気効率を向上することができ、装置10が太陽電池パネル
である場合に有効である。
【0072】
【発明の効果】
A.請求項1により、太陽と正対する南側に屋根面がな
い建物であっても、その性能が最大限発揮される南向き
に太陽エネルギー活用装置を設置することができる。支
持部材等が露出することがなく、また切妻型の屋根にあ
っては、設置部がアクセントが形成となるので、極めて
意匠性に富んだ屋根を提供できる。装置と他の屋根面と
の屋根としての一体感を得るためには、躯体構造から検
討される必要があるが、本件は、躯体より上の構造を屋
根施工業者の手により構築することが可能なので、新
築、改修に係わらず、設計費用、躯体費用、管理費用の
上昇を抑制することができる。
【0073】B.請求項2により、太陽と正対する南側
に屋根面がない建物であっても、その性能が最大限発揮
される南向きに太陽エネルギー活用装置を設置すること
ができる。支持部材等が露出することがなく、また切妻
型の屋根にあっては、設置部がアクセントが形成となる
ので、極めて意匠性に富んだ屋根を提供できる。装置と
他の屋根面との屋根としての一体感を得るためには、躯
体構造から検討される必要があるが、本件は、躯体より
上の構造を屋根施工業者の手により構築することが可能
なので、新築、改修に係わらず、設計費用、躯体費用、
管理費用の上昇を抑制することができる。そして、太陽
エネルギー活用装置と屋根材と支持部材は予めユニット
化されているので、この略ドーマー状太陽エネルギー活
用装置ユニットを一単位として取り付け作業できて施工
性が高い。
【0074】C.請求項3により、太陽エネルギー活用
装置と屋根材が、一般面の新設屋根板の屋根機能を兼ね
るので、建築費を抑制することができる。
【0075】D.請求項4により、太陽エネルギー活用
装置の設置面は、新設屋根板と、太陽エネルギー活用装
置および屋根材とによる防水処理により、事実上二重葺
きの屋根構造となるので、屋根としての雨仕舞性能(安
全性)が向上する。また、電気配線等についても、格別
防水処理をする必要が無くなる。
【0076】E.請求項5により、太陽エネルギー活用
装置の設置面は、既設屋根板と、太陽エネルギー活用装
置および屋根材とによる防水処理により、事実上二重葺
きの屋根構造となるので、屋根としての雨仕舞性能(安
全性)が向上する。また、電気配線等についても、格別
防水処理をする必要が無くなる。
【0077】F.請求項6により、太陽エネルギー活用
装置と下側の屋根面により形成される空間の換気を行な
うことができるので、装置が太陽電池である場合、空間
が高温化することによる発電効率の低下を防水すること
ができる。また太陽電池の電力で換気用ファンを駆動さ
せれば、装置の軒棟方向長さが長くても、効果的な換気
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の太陽エネルギー活用装置の屋根への
設置構造の第1実施例を例示している斜視図。
【図2】 図1の(A)-(A) 拡大縦断面図。
【図3】 図1の(B)-(B) 拡大縦断面図。
【図4】 図1の(C)-(C) 拡大縦断面図。
【図5】 支持部材の拡大斜視図。
【図6】 本発明の太陽エネルギー活用装置の屋根への
設置構造の第2実施例を例示している斜視図。
【図7】 図1の(D)-(D) 拡大縦断面図。
【図8】 図1の(E)-(E) 拡大縦断面図。
【図9】 図1の(F)-(F) 拡大縦断面図。
【図10】 本発明の太陽エネルギー活用装置の屋根への
設置構造の第3実施例を例示している装置取付枠と屋根
材取付枠との間の雨仕舞構造の部分拡大縦断面図。
【図11】 屋根材取付枠と横葺屋根板との間の雨仕舞構
造の部分拡大縦断面図。
【図12】 本発明の太陽エネルギー活用装置の屋根への
設置構造の第4実施例を例示している装置取付枠と横葺
屋根板との間の雨仕舞構造の部分拡大縦断面図。
【図13】 屋根材取付枠と横葺屋根板との間の雨仕舞構
造の部分拡大縦断面図。
【図14】 板部材と横葺屋根板との間の雨仕舞構造の部
分拡大縦断面図。
【図15】 本発明の太陽エネルギー活用装置の屋根への
設置構造の第5実施例を例示している装置取付枠と横葺
屋根板との間の雨仕舞構造の部分拡大縦断面図。
【図16】 屋根材取付枠と横葺屋根板との間の雨仕舞構
造の部分拡大縦断面図。
【図17】 (A)(B)(C)(D)は取付金具の他の
態様を例示しており、(A)(B)(C)は縦断面図。
(D)は斜視図。
【符号の説明】
A 屋根面 A1 設置対象屋根
面 B1,B2,B3,B4 略ドーマー状太陽エネルギー活用装置ユ
ニット 1 躯体 1a 鉄骨 2 野地材(屋根板支持部材) 3 下地屋根面 4 横葺屋根板 4a 横葺屋根板
の係合部 4b 横葺屋根板の棟側係合部 4c 横葺屋根板の
側縁部 5 略ドーマー状支持部材 5a 支持部材の化
粧材取付凹部 6 支持部材の装置取付枠 6a 装置取付枠の
杆部 6b 装置取付枠の上受杆部 6c 装置取付枠の
下受杆部 6d 装置取付枠の縦受杆部 6e 装置取付枠の
横受杆部 6f 装置取付枠の取付凹部 7 屋根材取付枠 7a 屋根材取付枠の杆部 7b 屋根材取付枠
の上側受杆部 7c 屋根材取付枠の下側受杆部 7d 屋根材取付枠
の受杆部 7e 屋根材取付枠の取付凹部 8 下枠 8a 下枠の右杆部 8b 下枠の左杆部 9 支持部材の固定具 10 太陽エネルギ
ー活用装置 11,12 スペーサー 13 雨押え兼第1
保持部材 13a 第1保持部材の側縁部 13b 第1保持部
材のパッキング 13c 第1保持部材の被係止部 14 雨押え兼第1
保持部材の固定具 15 第1保持部材のシーリング 16 第1キャップ
部材 16a 第1キャップ部材の係止部 17 雨押え兼第2
保持部材 17a 第2保持部材の側縁部 17b 第2保持部
材のパッキング 17c 第2保持部材の被係止部 18 第2保持部材
の固定具 19 第2保持部材のシーリング 20 第2キャップ
部材 20a 第2キャップ部材の係止部 21 雨押え兼第3
保持部材 21a 第3保持部材の側縁部 21b 第3保持部
材のパッキング 21c 第3保持部材の被係止顎部 22 第3保持部材
の固定具 23 雨押え兼第4保持部材 23a 第4保持部
材の側縁部 23b 第4保持部材のパッキング 23c 第4保持部
材の被係止突部 23d 第4保持部材の縦葺屋根板雨押え部 23e 第4保持部材の取付縁部 24 第4保持部材
の固定具 25 雨押え兼第5保持部材 25a 第5保持部
材の上側縁部 25b 第5保持部材のパッキング 25c 第5保持部
材の下側縁部 25d 第5保持部材のパッキング 26 第5保持部材
の固定具 27 第5保持部材のシーリング 28 野地材 29 縦葺屋根板 29a 縦葺屋根板
の下側係合部 31 屋根材取付枠の固定部材 31a 固定部材の
被係合鍔部 32 固定部材の固定具 30 雨押え兼第6
保持部材 30a 第6保持部材の係合部 30b 第6保持部
材の側縁部 30c 第6保持部材におけるカバー部 33 第4保持部材の第1カバー部材 33a 第1カバー
部材の係止部 33b 第1カバー部材の下側縁部 34 第1カバー部
材の固定具 35 板部材 36 第1水切り 37 第1水切りの固定具 38 第2水切り 39 第2水切りの固定具 40 第2カバー部
材 40a 第2カバー部材の係止鍔部 41 第1水切部材
(水切り部材) 41a 第1水切部材の被係合部 42 第1水切部材
のシーリング 43 第2水切部材(水切り部材) 43a 第2水切部
材の水上側被係合部 43b 第2水切部材の水下側被係合部 44 第1水返し部材 45 木部材 46 第3水切部材(水切り部材) 46a 第3水切部
材の軒側被係合部 47 第3水切部材のシーリング 48 雨押え兼第7
保持部材 48a 第7保持部材の側縁部 48b 第7保持部
材のパッキング 48c 第7保持部材の被係止部 49 雨押え兼第8
保持部材 49a 第8保持部材の係止部 49b 第8保持部
材の雨押え部 50 雨押え兼第9保持部材 50a 第9保持部
材の側縁部 50b 第9保持部材のパッキング 50c 第9保持部
材の被係止部 51 雨押え兼第10保持部材 51a 第10保持部
材の係止部 51b 第10保持部材の雨押え部 52 雨押え兼第11
保持部材 52a 第11保持部材の縦葺屋根板雨押え部 52b 第11保持部材の取付縁部 53 第3カバー部
材 53a 第3カバー部材の下側縁部 54 換気口部 54a 換気口部の換気片 54b 換気口部の
取付鍔部 54c 換気口部の取付縁部 56 被取付部 56a 被取付部の受け部 56b 被取付部の
係合窪部 55,57 換気口部の固定具 58 第2水返し部
材 59 第4水切り部材(水切り部材) 60 垂木 61 取付金具 62 雨押え兼第12保持部材 62a 第12保持部
材の側縁部 62b 第12保持部材のパッキング 62c 第12保持部
材の下縁部 63 第5水切部材(水切り部材) 63a 第5水切部
材の上縁部 64 第6水切部材(水切り部材) 64a 第6水切部
材の水上側被係合部 65 捨て板 66 第7水切部材
(水切り部材) 67 第7水切部材の固定具 68 第8水切部材 69 第1雨押え 70 第8水切部材
の固定具 71 第9水切部材 72 第2雨押え 73 第9水切部材の固定具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 南北方向に妻面を有する勾配屋根の一部
    に太陽エネルギー活用装置を設置する太陽エネルギー活
    用装置の屋根への設置構造にあって、設置対象屋根面に
    略ドーマー状の支持部材を取付けて、前記支持部材にお
    ける太陽と正対する側の南面側には太陽エネルギー活用
    装置を、この太陽エネルギー活用装置の反対側の北面側
    には屋根材をそれぞれ取付けると共に、前記支持部材お
    よび太陽エネルギー活用装置および屋根材と前記屋根面
    との間をそれぞれ水切り部材で覆設してなることを特徴
    とする太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造。
  2. 【請求項2】 南北方向に妻面を有する勾配屋根の一部
    に太陽エネルギー活用装置を設置する太陽エネルギー活
    用装置の屋根への設置構造にあって、設置対象屋根面
    に、南面側の太陽エネルギー活用装置と北面側の屋根材
    をそれぞれ略ドーマー状支持部材に取付けて予め一体的
    に構成した略ドーマー状の太陽エネルギー活用装置ユニ
    ットを、その太陽エネルギー活用装置が太陽と正対する
    南向きになるように取付けて、前記太陽エネルギー活用
    装置ユニットの太陽エネルギー活用装置および屋根材と
    前記屋根面との間をそれぞれ水切り部材で覆設してなる
    ことを特徴とする太陽エネルギー活用ユニットの屋根へ
    の設置構造。
  3. 【請求項3】 前記屋根面は、躯体上に下地屋根面を形
    成し、この下地屋根面上に新設屋根板を取付ける新設屋
    根面であって、前記太陽エネルギー活用装置の設置対象
    屋根面は、前記下地屋根面を設置対象部位としている屋
    根面であることを特徴とする請求項1または2記載の太
    陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造。
  4. 【請求項4】 前記屋根面は、躯体上に下地屋根面を形
    成し、この下地屋根面上に新設屋根板を取付ける新設屋
    根面であって、前記太陽エネルギー活用装置の設置対象
    屋根面は、前記下地屋根面への新設屋根板の取付け時
    に、前記支持部材または前記太陽エネルギー活用ユニッ
    トを取付け可能で且つ雨仕舞処理を施した取付部材を設
    置対象部位として所要数設けた屋根面であることを特徴
    とする請求項1または2記載の太陽エネルギー活用装置
    の屋根への設置構造。
  5. 【請求項5】 前記屋根面は、既設屋根面であって、前
    記太陽エネルギー活用装置の設置対象屋根面は、前記支
    持部材を取付け可能で且つ雨仕舞処理を施した取付部材
    を設置対象部位として既設屋根板上に所要数設けた屋根
    面であることを特徴とする請求項1または2記載の太陽
    エネルギー活用装置の屋根への設置構造。
  6. 【請求項6】 前記支持部材または前記太陽エネルギー
    活用ユニットにあって、太陽エネルギー活用装置を設置
    した面の反対側の面は、ルーバー等の換気可能な屋根材
    で構成されていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5のいずれか1項記載の太陽エネルギー活用装置の
    屋根への設置構造。
JP6306286A 1994-12-09 1994-12-09 太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造 Expired - Fee Related JP2635300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6306286A JP2635300B2 (ja) 1994-12-09 1994-12-09 太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6306286A JP2635300B2 (ja) 1994-12-09 1994-12-09 太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08158568A true JPH08158568A (ja) 1996-06-18
JP2635300B2 JP2635300B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=17955269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6306286A Expired - Fee Related JP2635300B2 (ja) 1994-12-09 1994-12-09 太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2635300B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270616A (ja) * 2007-06-19 2007-10-18 Misawa Homes Co Ltd 太陽電池付屋根

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270616A (ja) * 2007-06-19 2007-10-18 Misawa Homes Co Ltd 太陽電池付屋根
JP4608521B2 (ja) * 2007-06-19 2011-01-12 ミサワホーム株式会社 太陽電池付屋根

Also Published As

Publication number Publication date
JP2635300B2 (ja) 1997-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8671639B2 (en) Roof panel for roofing system and roof structure
WO1990012177A1 (fr) Toit capteur d'energie solaire
JP3846654B2 (ja) 太陽電池付き屋根パネルおよび屋根構造
JP3555719B2 (ja) 太陽電池の取付け装置
JP4174107B2 (ja) 太陽エネルギー利用パネルおよび太陽エネルギー利用屋根
JP2635300B2 (ja) 太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造
JP3504109B2 (ja) 屋上設備機器の設置用架台を備えた屋根の防水構造
JP2629140B2 (ja) 太陽エネルギー活用装置の屋根への設置構造
JP3302663B2 (ja) 太陽電池屋根の防水構造
JP4738669B2 (ja) 太陽電池屋根材
JP2001053323A (ja) 太陽電池一体型屋根材
JPH10317620A (ja) 太陽電池モジュール等の屋上設備機器を設置した屋根の換気構造
JP3494424B2 (ja) 太陽電池の取付け装置
CN217759616U (zh) 一种光伏发电屋面模块及光伏发电屋面结构
JP2000008568A (ja) 太陽電池付屋根およびその組立方法
JP2592400B2 (ja) 建築物の屋根の棟構造
JP2002371678A (ja) 太陽電池付き瓦屋根
JP2001311267A (ja) 屋上設備機器を備えた屋根の防水構造
JP3222669B2 (ja) 太陽熱コレクタの設置構造
EP0646682B1 (en) Roof installed with solar batteries
JP3722691B2 (ja) 太陽熱コレクタの設置構造
JP2000087514A (ja) 太陽光発電パネル取り付け屋根構造
JP3119817B2 (ja) 太陽電池パネルの取付構造およびその太陽電池パネルの取付方法
JP3028915U (ja) 屋根用太陽電池架台
JP2001012039A (ja) 住宅外面構造、太陽電池屋根構造及び太陽電池屋根施工方法並びに住宅

Legal Events

Date Code Title Description
S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees