JPH08156354A - 用紙給送装置 - Google Patents
用紙給送装置Info
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- JPH08156354A JPH08156354A JP33058894A JP33058894A JPH08156354A JP H08156354 A JPH08156354 A JP H08156354A JP 33058894 A JP33058894 A JP 33058894A JP 33058894 A JP33058894 A JP 33058894A JP H08156354 A JPH08156354 A JP H08156354A
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Abstract
んだ増設ユニットを複数個接続する形式の画像形成装置
における用紙給送部に用いられている各ステッピングモ
ータの消費電力のピーク値を下げる。 【構成】 ステッピングモータとそのステッピングモー
タを駆動する回路と、その駆動回路に接続されステッピ
ングモータの回転を制御する回路とを備えた複数個の用
紙給送装置において、その用紙給送装置内の制御回路は
用紙給送装置に接続される画像形成装置より同期信号を
受け取り、各用紙給送装置内のステッピングモータをそ
の同期信号に同期させかつ各ステッピングモータを異な
った位相で駆動することにより、プリンタが供給する総
電力のピーク値を極力制限するようにしたものである。
Description
な用紙給送装置に関する。
ンタをはじめとするページプリンタは解像度の高い画像
を普通紙に印字できるというゆえに広く市場に受け入れ
られている。また使用される用紙もA5サイズからA3
サイズまで数多く利用できる場合が多くなっている。同
一のページプリンタで様々なサイズの用紙を簡易に利用
できるようにするためには、それら用紙を紙サイズ別に
格納する複数個の紙積載部を設け、その紙積載部より用
紙を給送させ、その給送した用紙をページプリンタ内の
画像形成部にて印字させるようにすればよい。ユーザは
ホストコンピュータより紙サイズをプリンタに指定し、
プリンタはその指定された紙サイズに対応する紙積載部
より用紙を給送し、印字動作を行う。ホストコンピュー
タより指定された紙サイズに対応する用紙がプリンタに
存在しない場合には、ユーザは不必要な用紙を積載した
紙積載部を抜き取り、所望の紙サイズの用紙を積載した
紙積載部に交換する必要がある。したがって面倒な紙積
載部交換作業を省くためには、その紙積載部を必要な紙
サイズの数まで増やせばよいことになる。
やすほどプリンタの大きさはどんど大きくなり、限られ
た紙サイズしか利用しないユーザにとっては、プリンタ
を限られた空間に設置するのが困難になるだけである。
と紙積載部を含んだ増設ユニットを設け、ユーザの要望
に応じてその増設ユニットをプリンタに装着するように
すればよい。また装着できる増設ユニットの個数が多け
れば多いほど利用できる用紙のサイズの種類は多くな
る。この増設ユニットの内部には、用紙を給送するため
の駆動源としてモータが含まれる場合が多い。なぜなら
ば独立したモータを設けたほうがその増設ユニットを何
個もプリンタ本体に容易に接続できるからである。用紙
を給送させるための駆動用モータとしては、ステッピン
グモータが多く利用されている。ステッピングモータを
回転させるためには、基本的にはフィードバック回路は
不要であり、簡易に回転制御を行えるからである。
来例では、プリンタがステッピングモータを回転させる
ための電力を各増設ユニットに供給することになり、そ
の増設ユニットの数を増やせば増やすほどプリンタが供
給すべき電力の総和は大きくなってしまう。なぜなら各
増設ユニットの内部のステッピングモータを同時に回転
させる場合があるからである。
てば、プリンタ本体が増設ユニットに電力を供給する必
要はない。しかしながら、各増設ユニットが大がかりな
ものになってしまう。本発明の目的は増設ユニットが何
個もプリンタ本体に接続された場合においても、プリン
タが供給する総電力のピーク値や平均値を極力制限でき
る用紙給紙装置を提供するものである。
ッピングモータとそのステッピングモータを駆動する回
路と、その駆動回路に接続されステッピングモータの回
転を制御する回路とを備えた複数個の用紙給送装置にお
いて、その用紙給送装置内の制御回路は用紙給送装置に
接続される画像形成装置より同期信号を受け取り、各用
紙給送装置内のステッピングモータをその同期信号に同
期させかつ各ステッピングモータを異なった位相で駆動
することにより、プリンタが供給する総電力のピーク値
を極力制限するようにしたものである。
ータとそのステッピングモータを駆動する回路と、その
駆動回路に接続されステッピングモータの回転を制御す
る回路とを備えた用紙給送装置に関し、その用紙給送装
置は何段にもデイジーチェイン接続できるようにし、そ
の用紙給送装置はその用紙給送装置に供給できる電力の
情報を受け取り、その情報にしたがって用紙給送装置内
のステッピングモータの回転速度を変化させることによ
り、用紙給送装置の給送性能を最大限まで引き出すもの
である。
ータとそのステッピングモータを駆動する回路と、その
駆動回路に接続されステッピングモータの回転とチョッ
ピング電流を制御する回路とを備えた用紙給送装置に関
し、この用紙給送装置は複数個積み重ねられる構造をな
し、ある用紙給送装置がその下部の他の用紙給送装置よ
り給送させられた用紙を搬送させる場合には、その用紙
給送装置自身が用紙を給送させるときよりもステッピン
グモータのチョッピング電流を減少させることにより、
プリンタが供給する総電力の平均値を極力制限するもの
である。
ータとそのステッピングモータを駆動する回路と、その
駆動回路に接続されステッピングモータの回転とチョッ
ピング電流を制御する回路とを備えた用紙給送装置に関
し、この用紙給送装置は複数個積み重ねられる構造をな
し、ある用紙給送装置がその上部の他の用紙給送装置に
むけて用紙を給送させる場合には、その用紙がその上部
の他の用紙給送装置内の搬送ローラに到達した後に、そ
のチョッピング電流を減少させることにより、プリンタ
が供給する総電力の平均値を極力制限するものである。
明する。
1実施例を示すものである。図1において、101はレ
ーザビームプリンタ本体(以後、本体と略す)、102
は上段のオプションフィーダ(以後、フィーダと略
す)、103は下段のフィーダであり、102と同一の
ものである。本体101に接続された不図示のコンピュ
ータからの命令により記録動作が開始されると、被記録
紙104は給紙ローラ105により一枚のみ搬送路に給
紙され、レジストローラ106にて斜行を除去し、感光
ドラム107にてレーザ像を現像し、定着ローラ108
によって現像剤が定着される。
り排出口110から排出される。111は本体101の
下方より給紙される場合の搬送路であり、本体101の
下方に取り付けられた上段フィーダ102、下段フィー
ダ103からの給紙を受け付けるためのものである。上
段フィーダ102において、112は被記録紙、113
は給紙ローラ、114は下方からの給紙を受け付ける搬
送路、115は搬送ローラ、116はCPUであり、本
体101のCPU117と接続ケーブル118を通して
命令や状態を表す信号の通信を行うものである。また、
119は上段フィーダ102と下段フィーダ103の通
信を行うための接続ケーブルである。
あり、同図において201は本体101内部の電源装置
であり、CPU117や各回路202に電力を供給する
ものである。また、フィーダ接続コネクタ203、接続
ケーブル118を通してフィーダ102、103にも電
力を供給するものである。フィーダ102、103にお
いて204は上段よりの接続ケーブルを受けるコネク
タ、205は下段に接続するコネクタであり、206は
下段接続コネクタ205にフィーダが接続されない場合
に接続しておくターミネータである。
ングモータを駆動するステッピングモータドライバであ
る。208はステッピングモータであり、ステッピング
モータ208が回転することにより搬送ローラ115お
よび不図示のクラッチ機構により給紙ローラ113を任
意のタイミングで駆動可能なようにギアが組まれてい
る。本体101とフィーダ102および103との通信
は本体101のCPU117のData out から
Clockの立ち上がりに同期して確定されるシリアル
データを順次フィーダ102、103のCPU116に
数珠つなぎに送り込み、最後はターミネータ206でシ
リアルデータが本体101のCPU117に送り戻され
る。フィーダ102、103のCPU116は図3に示
すような構造になっており、同図において301は通信
用シフトレジスタ、302は通信データ保存レジスタで
ある。Data inから送り込まれたシリアルデータ
はClock inの立ち下がりに同期してシフトレジ
スタ301においてシフトされる。データが確定した時
点で、本体101のCPU117はStrobe in
に対してストローブ信号を送り込む。
フトレジスタ301のデータと通信データ保存レジスタ
302を交換し通信データとして解析する。このときの
信号を図4に示す。同図において401はClockの
立ち下がりで1bitづつデータが確定し、402のス
トローブ信号の立ち下がりで通信データが確定され、矢
印403、404のとおり、レジスタ302にそれぞれ
保存される。さらにClockが続くと最初に送り出し
たデータがターミネータ206を通ってCPU117の
Data inに戻ってくる。このことを利用して、本
体101のCPU117は何クロック目にデータが戻っ
てくるかを検査することによりフィーダが何台接続され
ているかを知ることができる。すなわち、本実施例では
16クロック送った後にデータが戻ってきているので、
16クロックを8bitで割った2台が接続されている
ということになる。また、あらかじめ保存レジスタ30
2に本体101向けのデータをセットすることにより、
本体101に対してステータスを送り込むことができ
る。
にて出力されている。いま、下段フィーダ103から給
紙を行う時、本体101のCPU117から上段フィー
ダ102には搬送命令が、下段フィーダ103には給紙
命令が通信される。命令を受けた上段フィーダ102は
ステッピングモータ208を回転させ搬送ローラ115
により下段フィーダ103から給紙された被記録紙を搬
送路114を通して本体101のレジスタローラ106
まで搬送する。
ステッピングモータ208を回転させ不図示のクラッチ
機構により給紙ローラ113を回転させ被記録紙112
を1枚引き抜き搬送ローラ115に送る。このとき、上
段フィーダ102と下段フィーダ103は同時にそれぞ
れのステッピングモータ208を駆動することになる
が、各フィーダは同時に命令を受信するため、同じシー
ケンスでステッピングモータ208を駆動するならば、
同タイミングで位相を変化させていくことになる。しか
しながら、これでは各フィーダで消費される電流のピー
クが重なることになり、図2に示すように各フィーダと
も電源を本体101から供給されているので、本体10
1の電源にとって負荷が重くなる。
タ208の位相を変えるタイミングをずらしてやること
により本体101の電源負荷を抑えるようにする。同図
において、501は第1の通信命令受信を待ち、502
で受信した内容、つまり命令を受けたフィーダが上段
(1段目)か、下段(2段目)か、であるかを判断し、
上段の場合、503、504と処理を進める。また、下
段の場合は506、507と処理を進める。503と5
06の処理内容は同じで、ステッピングモータ駆動命令
受信を待つ。504ではステッピングモータ208を、
Strobeの立ち上がり後のClockの立ち上がり
に同期させてステッピングモータ208の位相を変化さ
せていき回転させる。507ではステッピングモータ2
08を、Strobeの立ち上がり後のClokeの立
ち下がりに同期させてステッピングモータ208の位相
を変化させていき回転させる。ステッピングモータ20
8が回転している間は505にて停止命令を待つ。停止
命令を受信すると508でステッピングモータ208を
停止させ処理を終了する。そのときの波形を図6に示
す。
位相を変化させる基準タイミングは、Clockの6ク
ロック分を1周期としたもので6クロックを4等分した
ものが1位相変化の最小時間単位となる。よって、上段
フィーダ102と下段フィーダ103のそれぞれのステ
ッピングモータ208は起動開始が半クロックずれてい
ることにより、相切り替えが同時に起こることはない。
103のそれぞれのステッピングモータ208は同じク
ロック信号を基に相切り替えタイミングが作られている
ために回転周期がずれることはない。つまり、被記録紙
112が下段フィーダ103から給紙される場合、下段
フィーダ103の搬送ローラ115と、上段フィーダ1
02の搬送ローラ115それぞれの搬送速度が同じとな
るので、被記録紙112がたわむことや引っぱられるこ
とはない。
て説明したが、これはオプションフィーダを接続するも
のであればLEDプリンタ、液晶シャッタプリンタなど
の電子写真プリンタ、インクジェットプリンタ、ワイヤ
ドットプリンタ、さらには複写機などでも実現可能であ
る。
施例2を示すものである。図7において、701は電源
装置702付きのフィーダ(以下、電源付きフィーダと
略す)である。電源付きフィーダ701は本体101と
の接続ケーブル118から供給される電源(24Vおよ
び5V)は使用することはなく、下段フィーダ103に
対して電源装置702から電源を供給するようになって
いる。図8は本体101と各種フィーダの組み合わせ図
で、電源供給の接続を模式的に示している。図8(a)
は電源装置の付いていない上段フィーダ102と下段フ
ィーダ103が接続されたもので、図8(b)は本体1
01と上段に電源付きフィーダ702と下段フィーダ1
03が接続されたものである。
ーダ接続コネクタより供給できる24V系の電流が40
0mAであるとする。そして、フィーダ102、10
3、701はそれぞれ低速(300PPS)、高速(7
50PPS)の2段階でステッピングモータ208を駆
動できるようになっているとする。各フィーダで消費さ
れる24V系の電流は、低速(300PPS)時160
mA、高速(750PPS)時280mAであるとす
る。このような条件において図8(a)に示す構成であ
れば、本体101の電源装置201の電流制限により下
段フィーダからの給紙の場合に低速(300PPS)で
の駆動のみ可能となる。すなわち160mAの電流を2
台分、320mA必要となり400mAで電源供給可能
である。
となると、280mAの電流2台分、560mA必要と
なり、本体101の電源装置201では供給不可能とな
る。図8(b)の構成では本体101の電源装置201
には外部に対しての負荷はなく、また、電源付きフィー
ダ701のコネクタ205から供給できる24V系の電
流が300mAとする。このとき電源付きフィーダ70
1と下段フィーダ103は高速(750PPS)の駆動
であっても本体101の電源装置201の電流制限を気
にすることなくステッピングモータ208を回転させる
ことができる。
用いて説明する。まず、本体101は図3および図4で
説明したとおり、あらかじめ保存レジスタ302にフィ
ーダ自己の識別信号を設定しておく。この識別信号は本
体101のCPU117において解釈されるもので電源
付きフィーダ701の場合「電源ありフィーダ」、上段
フィーダ102もしくは下段フィーダ103の場合「電
源なしフィーダ」であることを示す識別子を設定してお
く。本体101のCPU117は各フィーダのCPU1
16に対し、各フィーダの電源供給元を知らせてやる必
要がある。これが図9の処理901、902である。
フィーダ701の下段に取り付けられた下段フィーダ1
03である場合、電源供給元は「本体以外からの供給」
となり、処理903、904を実行する。また、上段フ
ィーダ102と下段フィーダ103が取り付けられてい
る場合、電源供給元は「本体からの供給」となり、処理
905、906を実行する。処理903と処理905は
同じであり、本体101からの駆動命令を待つ。「本体
以外からの供給」では処理904にて高速(750PP
S)回転でステッピングモータ208を駆動する。「本
体からの供給」では処理906にて低速(300PP
S)回転でステッピングモータ208を駆動する。そし
て処理907でモータ停止命令が来るのを待ち、処理9
08にてステッピングモータ208の駆動を停止させ
る。
ィーダ102から給紙する場合、下段フィーダ103が
起動する必要はなく、この場合には、上段フィーダは高
速(750PPS)で駆動しても本体101の電源装置
201の電流容量には問題はないので、本体101から
上段フィーダ102への電流供給元命令の内容を「本体
以外からの供給」として高速(750PPS)を実現し
ても差し障り無い。
16、117が通信して確認することにより電源容量が
小さい場合、低消費電流になるよう低速駆動し、電源容
量に余裕がある場合は動作時間の短縮が行えるよう高速
駆動して、最適な駆動速度を実現する。
て説明したが、これはオプションフィーダを接続するも
のであればLEDプリンタ、液晶シャッタプリンタなど
の電子写真プリンタ、インクジェットプリンタ、ワイヤ
ドットプリンタ、さらには複写機などでも実現可能であ
る。また、オプションフィーダの代わりに両面印刷ユニ
ットが取り付けられた場合も同様の処理を実行すること
ができる。
2を用いて説明する。この実施例3のステッピングモー
タドライバ207は電流値を一定に、すなわち一定トル
クでステッピングモータ208の駆動を制御できるドラ
イバである。上段フィーダ102の被記録紙112を給
紙する場合と、下段フィーダ103から給紙する場合と
で上段フィーダ102のステッピングモータ208を駆
動するときの駆動電流を変えるように制御する。
紙する場合は以下のような制御を行う。上段フィーダ1
02がCPU117から給紙命令を受けると、上段フィ
ーダ102のCPU116はステッピングモータドライ
バ207に対して位相を変化させる制御信号を出力し
て、ステッピングモータ208を回転させる。給紙ロー
ラ113を回転させて上段フィーダ102の被記録紙1
12を1枚引き抜いてくるために、大きなトルクが必要
となるので、制御電流を最大に設定する。
段フィーダ102は以下のような制御を行う。本体10
1のCPU117は下段フィーダ103に対しては給紙
命令を出し、上段フィーダ102に対しては搬送命令を
出力する。上段フィーダ102は搬送命令を受けると、
CPU116はステッピングモータドライバ207に対
して位相を変化させる制御信号を出力して、ステッピン
グモータ208を回転させる。しかし、給紙する場合と
違って大きなトルクは必要ないので、ステッピングモー
タ208の駆動電流をたとえば給紙の場合の3分の2に
設定する。
に必要なトルクによって、ステッピングモータの駆動電
流を最適に制御することによって装置全体の消費電力を
低く抑えることができる。本実施例ではレーザビームプ
リンタとそのオプションフィーダを用いて説明したが、
複数のステッピングモータを用いて、用紙の搬送を行う
装置であれば、レーザビームプリンタ以外のプリンタ、
複写機などであっても同様の制御を行うことができる。
2を用いて説明する。本実施例の搬送ローラ115は、
ステッピングモータ208の一方向の駆動力(回転)だ
けを伝え、逆方向の駆動力(回転)は伝わらないで空回
りするクラッチ(ワンウェイクラッチ)を装着してい
る。
下のように制御を行う。本体101のCPU117は下
段フィーダ103に対しては給紙命令を出し、上段フィ
ーダ102に対しては搬送命令を出力する。下段フィー
ダ103は給紙命令を受けると下段フィーダ103のC
PU116はステッピングモータドライブバ207に対
してモータ駆動信号を出力してステッピングモータ20
8を回転させる。そして下段フィーダ103の被記録紙
112を1枚引き抜き下段フィーダ103の搬送ローラ
115へ、さらに上段フィーダ102の搬送ローラ11
5へと搬送する。上段フィーダ102も搬送命令を受け
ると上段フィーダ102のCPU116はステッピング
モータドライバ207に対してモータ駆動信号を出力し
てステッピングモータを回転させる。そして下段フィー
ダ103から搬送されてきた被記録紙112をさらに上
にある本体101のレジストローラ106へ搬送する。
ーダ102の搬送ローラ115にかかると、下段フィー
ダ103のCPU116はステッピングモータ208の
回転を止める、あるいは駆動電流を低くするように制御
を行う。下段フィーダ103の搬送ローラ115にはワ
ンウェイクラッチがついているので、下段フィーダ10
3の搬送ローラ115を止めても、空回りして上段フィ
ーダ102の搬送ローラ115の駆動力で被記録紙11
2を搬送することができる。同じように被記録紙112
の先端が本体101のレジストローラ106にかかる
と、上段フィーダ102のCPU116はステッピング
モータ208の回転を止める、あるいは駆動電流を低く
するように制御を行う。下段フィーダ103の搬送ロー
ラ115にはワンウェイクラッチがついているので、上
段フィーダ102の搬送ローラ115を止めても、空回
りして本体101のレジストローラ106の駆動力で被
記録紙112を搬送することができる。
がって被記録紙を搬送する場合、搬送ローラにワンウェ
イクラッチを装備し、被記録紙が次の搬送ローラにかか
ったら、手前側の搬送ローラを止める、あるいは駆動電
流を低くすることによって消費電力を低く抑えることが
できる。
オプションフィーダを用いて説明したが、複数のモータ
を用いて、かつ搬送ローラにワンウェイクラッチを装備
していて、用紙の給紙搬送を行う装置であれば、レーザ
ビームプリンタ以外のプリンタ、複写機などであっても
同様の制御を行うことができる。
ステッピングモータとそのステッピングモータを駆動す
る回路と、その駆動回路に接続されステッピングモータ
の回転を制御する回路とを備えた複数個の用紙給送装置
において、その用紙給送装置内の制御回路は用紙給送装
置に接続される画像形成装置より同期信号を受け取り、
各用紙給送装置内のステッピングモータをその同期信号
に同期させかつ各ステッピングモータを異なった位相で
駆動することにより、プリンタが供給する総電力のピー
ク値を極力制限することができる。
タとそのステッピングモータを駆動する回路と、その駆
動回路に接続されステッピングモータの回転を制御する
回路とを備えた用紙給送装置において、その用紙給送装
置は何段にもデイジーチェイン接続できるようにし、そ
の用紙給送装置はその用紙給送装置に供給できる電力の
情報を受け取り、その情報にしたがって用紙給送装置内
のステッピングモータの回転速度を変化させることによ
り、用紙給送装置の給送性能を最大限まで引き出すこと
ができる。
タとそのステッピングモータを駆動する回路と、その駆
動回路に接続されステッピングモータの回転とチョッピ
ング電流を制御する回路とを備えた用紙給送装置におい
て、この用紙給送装置は複数個積み重ねられる構造をな
し、ある用紙給送装置がその下部の他の用紙給送装置よ
り給送させられた用紙を搬送させる場合には、この用紙
給送装置自身が用紙を給送させるときよりもステッピン
グモータのチョッピング電流を減少させることにより、
プリンタが供給する総電力の平均値を極力制限すること
ができる。
タとそのステッピングモータを駆動する回路と、その駆
動回路に接続されステッピングモータの回転とチョッピ
ング電流を制御する回路とを備えた用紙給送装置におい
て、この用紙給送装置は複数個積み重ねられる構造をな
し、ある用紙給送装置がその上部の他の用紙給送装置に
むけて用紙を給送させる場合には、その用紙がその上部
の他の用紙給送装置の搬送ローラに到達した後に、その
チョッピング電流を減少させることにより、プリンタが
供給する総電力の平均値を極力制限することができる。
略断面図である。
明図である。
トである。
駆動部のフローチャートである。
ミングチャートである。
略側面図である。
駆動部のフローチャートである。
Claims (9)
- 【請求項1】 積載された用紙を格納する用紙積載手段
と、前記用紙積載手段の最上部に置かれた用紙を給送さ
せる用紙給送手段と、前記用紙給送手段によって給送さ
せられた用紙を外部の画像形成装置に向け搬送させる搬
送ローラと、前記用紙給送手段と前記搬送ローラに機械
的な駆動力を伝達させるステッピングモータと、前記ス
テッピングモータを所定の電流でチョッピング駆動する
定電流駆動回路と、前記用紙給送手段と定電流駆動回路
とを制御するシーケンス制御回路とを備えた用紙給送装
置において、前記シーケンス制御回路は前記外部の画像
形成装置より同期クロック信号を受け取ることが可能で
あって、前記用紙給送装置は複数個積み重ねられる機械
構造をなし、前記用紙給送装置内のシーケンス制御回路
は前記同期クロック信号に同期してステッピングモータ
を回転させることを特徴とする用紙給送装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の用紙給送装置において、
前記用紙給送装置内のシーケンス制御回路は外部の画像
形成装置より位相情報を受け取り、前記位相情報に従っ
て他の外部の用紙給送装置とは異なった位相でステッピ
ングモータを回転させることを特徴とする用紙給送装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の用紙給送装置において、
前記用紙給送装置は2段に積み重ねられ、該用紙給送装
置の各シーケンス制御回路は用紙給送装置の位置が一段
目か二段目かを判断する位置判断手段を有し、該位置判
断手段で一段目と判断した場合、前記同期クロック信号
の立上がりまたは立ち下がりの一方に同期させて前記ス
テッピングモータを駆動し、前記位置判断手段で二段目
と判断した場合、前記同期クロック信号の立上がりまた
は立ち下がりの他方に同期させて前記ステッピングモー
タを駆動することを特徴とする用紙給送装置。 - 【請求項4】 積載された用紙を格納する用紙積載手段
と、前記用紙積載手段の最上部に置かれた用紙を給送さ
せる用紙給送手段と、前記用紙給送手段によって給送さ
せられた用紙を外部の画像形成装置に向け搬送させる搬
送ローラと、前記用紙給送手段と前記搬送ローラに機械
的な駆動力を伝達させるステッピングモータと、前記ス
テッピングモータを所定の電流でチョッピング駆動する
定電流駆動回路と、前記用紙給送手段と定電流駆動回路
とを制御するシーケンス制御回路とを備えた用紙給送装
置において、前記シーケンス制御回路は前記外部の画像
形成装置より電力供給情報を受け取ることが可能であっ
て、前記用紙給送装置は複数個積み重ねられる機械構造
をなし、前記用紙給送装置内のシーケンス制御回路はそ
の受け取った電力供給情報に従ってステッピングモータ
のチョッピング駆動を変化させるよう定電流駆動回路を
制御することを特徴とする用紙給送装置。 - 【請求項5】 積載された用紙を格納する用紙積載手段
と、前記用紙積載手段の最上部に置かれた用紙を給送さ
せる用紙給送手段と、前記用紙給送手段によって給送さ
せられた用紙を外部の画像形成装置に向け搬送させる搬
送ローラと、前記用紙給送手段と前記搬送ローラに機械
的な駆動力を伝達させるステッピングモータと、前記ス
テッピングモータを所定の電流でチョッピング駆動する
定電流駆動回路と、前記用紙給送手段と定電流駆動回路
とを制御するシーケンス制御回路とを備えた用紙給送装
置において、前記用紙給送装置は複数個積み重ねられる
機械構造をなし、前記用紙給送装置の下部に機械的に取
り付けられた他の用紙給送装置の搬送ローラから搬送さ
れた用紙が前記用紙給送装置内の前記搬送ローラに向け
て搬送される場合には、前記用紙給送装置内の前記用紙
給送手段を駆動しているときの前記定電流駆動回路にお
けるチョッピング電流値よりもその電流値を減少させた
状態で前記搬送ローラによって用紙を搬送させることを
特徴とする用紙給送装置。 - 【請求項6】 積載された用紙を格納する用紙積載手段
と、前記用紙積載手段の最上部に置かれた用紙を給送さ
せる用紙給送手段と、前記用紙給送手段によって給送さ
せられた用紙を外部の画像形成装置に向け搬送させる搬
送ローラと、前記用紙給送手段と前記搬送ローラに機械
的な駆動力を伝達させるステッピングモータと、前記ス
テッピングモータを所定の電流でチョッピング駆動する
定電流駆動回路と、前記用紙給送手段と定電流駆動回路
とを制御するシーケンス制御回路とを備えた用紙給送装
置において、前記用紙給送装置は複数個積み重ねられる
機械構造をなし、前記用紙給送装置の上部に機械的に取
り付けられた他の用紙給送装置における搬送ローラに向
けて前記用紙給送装置内の前記搬送ローラによって用紙
を搬送させる場合には、前記搬送ローラによって搬送さ
せられた用紙が前述した他の用紙給送装置における搬送
ローラに到達したあとに前記定電流駆動回路におけるチ
ョッピング電流の値を減少させることを特徴とする用紙
給送装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の用紙給送装置において、
前記搬送ローラは単一方向のみに回転できるクラッチを
介して前記ステッピングモータの機械的な駆動力が伝達
されることを特徴とする用紙給送装置。 - 【請求項8】 積載された用紙を格納する用紙積載手段
と、前記用紙積載手段の最上部に置かれた用紙を給送さ
せる用紙給送手段と、前記用紙給送手段によって給送さ
せられた用紙を外部の画像形成装置に向け搬送させる搬
送ローラと、前記用紙給送手段と前記搬送ローラに機械
的な駆動力を伝達させるステッピングモータと、前記ス
テッピングモータを所定の電流でチョッピング駆動する
定電流駆動回路と、前記用紙給送手段と定電流駆動回路
とを制御するシーケンス制御回路とを備えた用紙給送装
置において、前記用紙給送装置は複数個積み重ねられる
機械構造をなし、前記用紙給送装置は、電源装置を有し
ない他の用紙給送装置にステッピングモータを駆動する
電力を供給するための電源装置を有することを特徴とす
る用紙給送装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の用紙給送装置において、
該用紙給送装置の各シーケンス制御回路はどの電源装置
から電力供給を受けるかを判断する電源供給元判断手段
をさらに有し、該電源供給元判断手段で前記外部の画像
形成装置から供給されると判断した場合、ステッピング
モータを低速で駆動し、前記該電源供給元判断手段で前
記外部の画像形成装置以外から供給されると判断した場
合、ステッピングモータを高速で駆動することを特徴と
する用紙給送装置。
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JP3441823B2 JP3441823B2 (ja) | 2003-09-02 |
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ID=18234337
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JP33058894A Expired - Fee Related JP3441823B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 用紙給送装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006225061A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007202300A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Sodick Co Ltd | サーボモータ駆動装置 |
JP2010051058A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Fujinon Corp | 駆動装置及び光学装置 |
US8164295B2 (en) | 2008-12-08 | 2012-04-24 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Stepping motor controlling device, method, and storage medium |
JP2018099757A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット、駆動装置、駆動装置の制御方法、及び印刷装置 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP33058894A patent/JP3441823B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4533769B2 (ja) * | 2005-02-15 | 2010-09-01 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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