JPH08156341A - ハードコピー装置 - Google Patents

ハードコピー装置

Info

Publication number
JPH08156341A
JPH08156341A JP6293594A JP29359494A JPH08156341A JP H08156341 A JPH08156341 A JP H08156341A JP 6293594 A JP6293594 A JP 6293594A JP 29359494 A JP29359494 A JP 29359494A JP H08156341 A JPH08156341 A JP H08156341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
printing
display
color code
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6293594A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Imazeki
省吾 今関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP6293594A priority Critical patent/JPH08156341A/ja
Publication of JPH08156341A publication Critical patent/JPH08156341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラーグラフィック画面に表示された画像を
プリンタでハードコピーする際、モノクロ印字であれば
全体的に黒ベタ画像的となるのを防止し、カラー印字で
あれば表示画像に近い形で再現し得るようにすること。 【構成】 カラーグラフィック画面における各表示1ド
ットを印字データのビットイメージ2ビット分に拡張さ
せることにより中間調を表現し得る色コードを設定し、
表示ドット情報に応じた色コード情報が予め設定された
対応表16を設け、カラーグラフィック画面に表示され
た表示ドット情報を対応表16を参照してビットイメー
ジに変換してプリンタ4に出力する色コード変換処理手
段13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーグラフィック画
面を搭載した機器において、その画面表示情報をプリン
タによって用紙上にモノクロ印字又はカラー印字するよ
うにした簡易型のハードコピー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーグラフィック画面を搭載し
た機器の一例として、図5に示すようなパソコンタイプ
のOA機器1がある。このOA機器1はカラー液晶表示
器2とキーボード3とプリンタ4とを制御部5に接続し
て構成されている。ここに、制御部5は図6に示すよう
に、CPU6を制御主体として構成されており、このC
PU6にはバスを介してRAM7、ROM8、表示用コ
ントローラ9及びI/Oポート10などが接続されてい
る。表示用コントローラ9はカラー液晶表示器2のカラ
ーグラフィック画面2aにおけるカラー表示を制御する
ためのもので、ビデオRAM(VRAM)11が接続さ
れている。また、前記キーボード3は前記I/Oポート
10を介して制御部5に接続されている。さらに、前記
プリンタ4はプリントポート12を介してI/Oポート
10に接続されている。
【0003】ここに、このプリンタ4は例えば漢字プリ
ンタなどとして利用されているカラーリボン使用のカラ
ードットプリンタであり、例えば、黒/マゼンタ/シア
ン/イエローの4色のリボンの切換え・選択使用により
カラー印字する構成のものである。
【0004】このような構成において、カラーグラフィ
ック画面2aに表示された表示ドット情報はVRAM1
1から読み出され、ビットイメージに変換されてプリン
タ4に出力されることにより、このプリンタ4での印字
(ハードコピー)に供される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラーグラ
フィック画面2aで表示される表示色を考えた場合、例
えば、黒、青、緑、水色、赤、紫、黄、白色の8色の各
々が低輝度/高輝度の2種類有することから、合計16
種類の表示ドット情報が用いられている。印字に際して
は、これらの16種類の表示ドット情報をビットイメー
ジに変換する必要があるが、現実には、カラーグラフィ
ック画面2aに表示された画像とはイメージが違う画像
として再現されてしまう欠点がある。
【0006】例えば、黒リボンのみを用いてモノクロ印
字する場合を考える。この場合、16種類の表示ドット
情報を2値のビットイメージに変換する必要があるが、
画像情報の有無で考えると、白色情報以外の表示ドット
は画像情報有りと認識し、黒色印字の対象となるため、
画像全体で見れば、白色情報部分以外の大半の領域が所
謂ベタ画像的に黒色印字されてしまい、認識不可の画像
となってしまう。かといって、画像情報無しとする表示
ドット情報を白色情報以外に拡張すると、今度は抜け画
像が多くなり、やはり、認識不可の画像となってしまい
やすい。
【0007】また、黒/マゼンタ/シアン/イエローの
4色のリボンを用いてカラー印字する場合を考える。こ
の場合、例えば、表示ドット情報が“青”であれば、シ
アンリボンによる印字とマゼンタリボンによる印字との
重ね合わせとなるようにビットイメージが作成される。
他の色の表示ドット情報についても同様である。ところ
が、表示ドット情報が“青”であっても、“低輝度青”
と“高輝度青”との場合で区別の付かない印字となり、
画面表示の画像の再現性が悪い。
【0008】さらに、モノクロ印字/カラー印字の何れ
の場合も、縮小印字により画面表示の画像をハードコピ
ーするような場合、その縮小率に応じた画像の間引き処
理により対処しているため、印字情報が一層欠落するこ
とになり、得られる画像の劣化の程度が大きくなってし
まう。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、カラーグラフィック画面に表示された表示ドット情
報をビットイメージに変換してプリンタにより印字する
ようにしたハードコピー装置において、前記カラーグラ
フィック画面における各表示1ドットを印字データのビ
ットイメージ2ビット分に拡張させる色コードを設定
し、表示ドット情報に応じた色コード情報が予め設定さ
れた対応表を設け、前記カラーグラフィック画面に表示
された表示ドット情報を前記対応表を参照してビットイ
メージに変換して前記プリンタに出力する色コード変換
処理手段を設けた。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明に加え、プリンタの印字密度を可変させる密度可変
手段を設けた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明においては、カラーグラフ
ィック画面における各表示ドットが色コードにより印字
データのビットイメージ2ビット分に拡張されており、
対応表においては、表示ドット情報に関して、2ビット
分をともに印字するパターンと、2ビットの内の1ビッ
トのみを印字するパターンと、2ビットをともに印字し
ないパターンとの3種類のパターンを持つ色コードを設
定できる。これは、2ビットの内の1ビットのみを印字
するパターンにより中間調を印字し得ることを意味す
る。よって、プリンタによる印字に際して、色コード変
換処理手段によって、カラーグラフィック画面に表示さ
れた表示ドット情報をこのような対応表を参照してビッ
トイメージに変換することにより、印字データが単なる
2値表現の場合より細分化されるので、画面表示に近い
ハードコピーが得られる。
【0012】この場合、請求項2記載の発明のように、
プリンタの印字密度を可変させる密度可変手段を備える
ことにより、印字密度を適宜可変設定するだけで間引き
処理を伴わず、画面表示に対して等倍又は縮小された見
やすいハードコピーが得られる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づい
て説明する。図5及び図6で示した部分と同一部分は同
一符号を用いて示し、その説明も省略する。
【0014】本実施例は、例えば、図5に示したような
OA機器1に適用されるものであり、特に、カラー液晶
表示器2・プリンタ4間の情報処理に特徴を有する。こ
のため、例えば、I/Oポート10或いはプリントポー
ト12部分には、図1に示すような色コード変換モジュ
ール13が設けられている。この色コード変換モジュー
ル13はプリンタ4に対してビットイメージデータを出
力する色コード変換手段として機能する。この色コード
変換モジュール13にはキーボード3がBIOS(Bas
ic Input Output System) 14を介して接続されて
おり、前記キーボード3中のプリントスクリーンキー
(図示せず)による指示に基づき動作するように設定さ
れている。また、この色コード変換モジュール13はカ
ラー液晶表示器2側に対してはその表示ドット情報を格
納したVRAM11に接続されている。このため、色コ
ード変換モジュール13中には、このVRAM11を直
接アクセスして読み出した表示ドット情報を後述する外
部ファイル構成の対応表16を参照して色コードに変換
処理する変換部17が内蔵されている。さらに、この変
換部17により変換された色コードをプリンタ4用のビ
ットイメージに変換処理するための変換部18も内蔵さ
れている。また、色コード変換モジュール13に対して
は密度可変手段として機能するサイズ対応表19が外部
ファイルとして設けられており、このサイズ対応表19
に設定されている縦横方向の印字密度の選択に応じた印
字密度切換え信号がプリンタ3に送出されるように設定
されている。
【0015】ここで、前記対応表16について説明す
る。本実施例では、カラーグラフィック画面2aにおけ
る各表示1ドットを画面横方向には1ドット、縦方向に
は2ドットとなるような、ビットイメージ2ビット分に
拡張した色コードとして取り扱うことを基本としてい
る。これにより、表示ドット情報に関して、2ビット分
をともに印字するパターンと、2ビットの内の1ビット
のみを印字するパターンと、2ビットをともに印字しな
いパターンとの3種類のパターンを持つ色コードの設定
が可能とされている。そこで、前記対応表16は前述し
たような画面表示における16種類の表示ドット情報毎
に如何なる色コードとなるかの対応付けを一覧にしたも
のであり、モノクロ用10種(標準パターンを含む)と
カラー用1種の合計11種の対応表の何れか一つのみを
選択自在に有する。そして、変換部17ではキーボード
3等で外部から選択した1種の対応表を参照して変換処
理を実行するように構成されている。
【0016】例えば、図2(a)は対応表16の内、モ
ノクロ印字用標準対応表16aの例を示す。“低輝度
黒”は表示色“0”、色コード“02”、“低輝度青”
は表示色“1”、色コード“01”、〜、“高輝度黒”
は表示色“8”、色コード“02”、“高輝度青”は表
示色“9”、色コード“01”、〜、“高輝度白”は表
示色“F”、色コード“00”のように対応関係が設定
されている。ここに、色コードはb7〜b0なる8ビッ
トのビットイメージを16進数表示で表現したもので、
色コード“02”(=00000010)は2ビット分
をともに印字し、色コード“01”(=0000000
1)は2ビット分の内の1ビット分のみを印字し、色コ
ード“00”(=00000000)は2ビット分の何
れも印字しないことを意味している。つまり、色コード
“01”は色コード“02”に比して中間調印字となる
ことを示しており、このモノクロ印字用標準対応表16
aでは、“青”“水色”“紫”の各表示情報と“低輝度
白”の表示情報とが色コード“01”で中間調印字とな
る対象に設定されている。なお、モノクロ用について色
コードをb7〜b0なる8ビットで表現しているのは、
後述するカラー印字用対応表16bでの必要ビット数に
合わせるためである。
【0017】この他、モノクロ印字用には9種類の対応
表(図示せず)が用意されており、何れの表示色を中間
調印字とするかの振り分けが異ならせてある。
【0018】また、図2(b)は対応表16の内、カラ
ー印字用対応表16bの例を示す。この対応表16bに
おいても、表示色“0”〜“F”毎に色コードが予め設
定されている。ここに、カラー印字はカラーリボンの組
合せによるため、カラー用にあっては、色コードが表示
色“0”〜“F”毎に異なるように設定されている。ま
た、色コードを表現するための8ビット(b7〜b0)
に関して、ビットb7,b6はイエローリボン印字用、
ビットb5,b4はシアンリボン印字用、ビットb3,
b2はマゼンタリボン印字用、b1,b0は黒リボン印
字用に割り当てられている。そして、各リボンに割り当
てられた何れの2ビットについても、“11”の場合は
2ドット分印字(ベタ印字)、“01”の場合は1ドッ
ト分のみ印字(中間調印字)、“00”の場合は無印字
となるように設定されている。よって、例えば、カラー
印字用対応表16bにおいて、“低輝度青”(表示色
“1”)は色コード“3C”(=00111100)で
あり、シアンリボンのベタ印字とマゼンタリボンのベタ
印字との組合せ印字となり、“低輝度緑”(表示色
“2”)は色コード“F0”(=11110000)で
あり、イエローリボンのベタ印字とシアンリボンのベタ
印字との組合せ印字となることを示している。また、
“高輝度青”(表示色“9”)は色コード“14”(=
00010100)であり、シアンリボンの中間調印字
とマゼンタリボンの中間調印字との組合せ印字となり、
“高輝度緑”(表示色“A”)は色コード“50”(=
01010000)であり、イエローリボンの中間調印
字とシアンリボンの中間調ベタ印字との組合せ印字とな
ることを示している。
【0019】このような構成において、例えば、カラー
グラフィック画面2aが図3(a)に示すように、横方
向xの表示ドット数が640ドット、縦方向yの表示ド
ット数が480ドットの場合を想定し、このようなカラ
ーグラフィック画面2aの表示画像をプリンタ4でハー
ドコピーする場合の処理例を図3を参照して説明する。
【0020】まず、キーボード3でプリントスクリーン
キーが押下されると、BIOS14を経由して色コード
変換モジュール13に起動がかかる。これにより、色コ
ード変換モジュール13はカラーグラフィック画面2a
対応のVRAM11から表示ドット情報を1ドット分ず
つ読み出し、その表示色を識別する。識別後、対応表1
6を参照して変換部17でその表示色対応の色コードに
補正変換した後、変換部18でプリンタ4に出力するた
めのビットイメージに変換する。
【0021】ここに、標準モードのモノクロ印字が指定
されていれば、色コードへの変換処理に際して、モノク
ロ印字用標準対応表16aのみがアクティブとされ、読
み出された表示ドット情報に関してこのモノクロ印字用
標準対応表16aを用いて色コードへの変換処理が行わ
れる。例えば、読み出された表示ドット情報が“低輝度
赤”の場合には色コード“02”、即ち、2ドット印字
を意味する色コードに変換される。また、例えば、読み
出された表示ドット情報が“高輝度青”の場合には色コ
ード“01”、即ち、2ドットの内で1ドットのみを印
字する中間調印字を意味する色コードに変換される。こ
のような処理は、図3(b)(c)に示すような表示ド
ット縦12ドット単位に、表示ドット横640ドット分
まで行われ、図3(d)に示すように24(=12×
2)×640ドット分のビットイメージが作成される。
プリンタ4ではこのような単位のビットイメージデータ
を受け、黒リボンを用いて印字を実行する。この後、次
のライン(縦12ドット)へ移行し、最終ライン(y=
480)まで同様に繰り返す。
【0022】このようなモノクロ印字によれば、白色情
報以外の表示ドット情報部分を少なくとも2ドット印字
と1ドットのみの中間調印字とに区別させて印字させる
ことができるので、画面画像全体がまっ黒になるような
状態で黒色印字されてしまうようなことがなく、画面画
像に近いモノクロ画像としてハードコピーを得ることが
できる。つまり、モノクロ印字用標準対応表16aによ
る場合には、少なくとも、“黒”“緑”“赤”“黄”の
画像部分と、“青”“水色”“紫”の画像部分とで区別
の付く印字結果が得られる。なお、カラーグラフィック
画面2aにおいて基調としている表示色などに応じて、
使用する対応表を使い分ければよい。
【0023】一方、印字に際して、カラー印字が指定さ
れていれば、色コードへの変換処理に際して、カラー印
字用対応表16bのみがアクティブとされ、読み出され
た表示ドット情報に関してこのカラー印字用対応表16
bを用いて色コードへの変換処理が行われる。この処理
は、例えば、黒、マゼンタ、シアン、イエローの順に別
個に行われる。
【0024】例えば、黒リボン用の処理において、読み
出された表示ドット情報が“低輝度赤”の場合には色コ
ード“CC”であり、黒リボン用は“00”、即ち、無
印字を示すビットイメージとなる。表示ドット情報が
“高輝度青”の場合には色コード“14”であり、黒リ
ボン用は“00”、即ち、無印字を示すビットイメージ
となる。この処理も、図3(b)(e)に示すような表
示ドット縦12ドット単位に、表示ドット横640ドッ
ト分まで行われ、図3(f)中に示すように24×64
0ドット分のビットイメージが作成される。プリンタ4
ではこのような単位のビットイメージデータを受け、黒
リボンを用いて印字を実行する。
【0025】次に、マゼンタリボン用の処理において
も、同じ表示ドット情報が順次読み出されて同様な処理
が行われる。例えば、読み出された表示ドット情報が
“低輝度赤”の場合には色コード“CC”であり、マゼ
ンタリボン用は“11”、即ち、2ドットベタ印字を示
すビットイメージとなる。表示ドット情報が“高輝度
青”の場合には色コード“14”であり、マゼンタリボ
ン用は“01”、即ち、1ドットのみの中間調印字を示
すビットイメージとなる。この処理も、図3(b)
(e)に示すような表示ドット縦12ドット単位に、表
示ドット横640ドット分まで行われ、図3(f)中に
示すように24×640ドット分のビットイメージが作
成される。プリンタ4ではこのような単位のビットイメ
ージデータを受け、マゼンタリボンを用いて印字を実行
する。
【0026】また、シアンリボン用の処理においても、
同じ表示ドット情報が順次読み出されて同様な処理が行
われる。例えば、読み出された表示ドット情報が“低輝
度赤”の場合には色コード“CC”であり、シアンリボ
ン用は“00”、即ち、無印字を示すビットイメージと
なる。表示ドット情報が“高輝度青”の場合には色コー
ド“14”であり、シアンリボン用は“01”、即ち、
1ドットのみの中間調印字を示すビットイメージとな
る。この処理も、図3(b)(e)に示すような表示ド
ット縦12ドット単位に、表示ドット横640ドット分
まで行われ、図3(f)中に示すように24×640ド
ット分のビットイメージが作成される。プリンタ4では
このような単位のビットイメージデータを受け、シアン
リボンを用いて印字を実行する。
【0027】さらに、イエローリボン用の処理において
も、同じ表示ドット情報が順次読み出されて同様な処理
が行われる。例えば、読み出された表示ドット情報が
“低輝度赤”の場合には色コード“CC”であり、イエ
ローリボン用は“11”、即ち、2ドットベタ印字を示
すビットイメージとなる。表示ドット情報が“高輝度
青”の場合には色コード“14”であり、イエローリボ
ン用は“00”、即ち、無印字を示すビットイメージと
なる。この処理も、図3(b)(e)に示すような表示
ドット縦12ドット単位に、表示ドット横640ドット
分まで行われ、図3(f)中に示すように24×640
ドット分のビットイメージが作成される。プリンタ4で
はこのような単位のビットイメージデータを受け、イエ
ローリボンを用いて印字を実行する。
【0028】この後、次のライン(縦12ドット)へ移
行し、最終ライン(y=480)まで同様に繰り返す。
【0029】このようなカラー印字によれば、同じ色の
表示ドット情報のハードコピーであっも、低輝度ドット
と高輝度ドットとでベタ印字と中間調印字とで区別させ
て印字させることができるので、カラーグラフィック画
面2aに表示されている画像により近い状態のカラーハ
ードコピーを得ることができる。
【0030】図4のフローチャートは、このようなモノ
クロ印字/カラー印字に際しての制御処理を図示したも
のであり、説明は省略する。
【0031】ところで、本実施例で使用しているプリン
タ4は、例えば、標準仕様として、縦横の印字密度がと
もに60dpiに設定されている。よって、上述したよ
うなモノクロ印字/カラー印字の何れの場合も、標準仕
様のまま印字を実行させると、横方向640/60≒1
0.6″、縦方向480×2/60=16″となり、カ
ラーグラフィック画面2aの横長画像に対して縦長画像
となってしまう。これは、表示1ドットを縦方向2ドッ
トに拡張して印字させているので、当然の帰結である。
そこで、本実施例の場合、等倍用として、横方向が60
dpi、縦方向が120dpiなる印字密度をサイズ対
応表19に設定しておき、等倍ハードコピー時にはこの
印字密度が選択指定されるようにすればよい。即ち、横
方向640/60≒10.6″、縦方向480×2/1
20=8″となり、カラーグラフィック画面2aに対応
する画像が得られる。さらに、縮小されたハードコピー
を得るために、縮小用の印字密度もサイズ対応表19に
設定しておき、縮小ハードコピー時には所望の印字密度
が選択指定されるようにすればよい。例えば、横方向が
90dpi、縦方向が180dpiなる印字密度を設定
しておき、この密度となるように指示すると、横方向6
40/90≒7.1″、縦方向960/180≒5.
3″なるサイズのハードコピーが得られ、従来処理(6
40/60≒10.6″、縦方向480/60=8″)
によるサイズに比して、面積比44%となる縮小コピー
を、間引き処理なしで得ることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カラーグ
ラフィック画面に表示された表示ドット情報をビットイ
メージに変換してプリンタにより印字するようにしたハ
ードコピー装置において、前記カラーグラフィック画面
における各表示1ドットを印字データのビットイメージ
2ビット分に拡張させる色コードを設定し、表示ドット
情報に応じた色コード情報が予め設定された対応表を設
け、前記カラーグラフィック画面に表示された表示ドッ
ト情報を前記対応表を参照してビットイメージに変換し
て前記プリンタに出力する色コード変換処理手段を設け
たので、表示ドット情報に関して、2ビット分をともに
印字するパターンと、2ビットの内の1ビットのみを印
字するパターンと、2ビットをともに印字しないパター
ンとの3種類のパターンを持つ色コードを対応表に設定
することができ、実質的に、2ビットの内の1ビットの
みを印字するパターンにより中間調も印字できることに
なり、よって、プリンタによる印字に際して、色コード
変換処理手段によって、カラーグラフィック画面に表示
された表示ドット情報をこのような対応表を参照してビ
ットイメージに変換するだけで、印字データを細分化し
て、画面表示に近い画像状態のハードコピーを得ること
ができる。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明に加え、プリンタの印字密度を可変させ
る密度可変手段を設けたので、プリンタの印字密度を適
宜可変設定するだけで間引き処理を伴わず、画面表示に
対して等倍又は縮小された見やすいハードコピーを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】対応表及びその付随事項を説明するための模式
図である。
【図3】変換処理等に伴うデータ遷移の様子などを示す
説明図である。
【図4】処理例を示すフローチャートである。
【図5】一般例を示すOA機器の外観構成図である。
【図6】その電気的構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】 2a カラーグラフィック画面 4 プリンタ 13 色コード変換処理手段 16 対応表 19 密度可変手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/153 340 A G09G 5/02 B 9377−5H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーグラフィック画面に表示された表
    示ドット情報をビットイメージに変換してプリンタによ
    り印字するようにしたハードコピー装置において、前記
    カラーグラフィック画面における各表示1ドットを印字
    データのビットイメージ2ビット分に拡張させる色コー
    ドを設定し、表示ドット情報に応じた色コード情報が予
    め設定された対応表を設け、前記カラーグラフィック画
    面に表示された表示ドット情報を前記対応表を参照して
    ビットイメージに変換して前記プリンタに出力する色コ
    ード変換処理手段を設けたことを特徴とするハードコピ
    ー装置。
  2. 【請求項2】 プリンタの印字密度を可変させる密度可
    変手段を有することを特徴とする請求項1記載のハード
    コピー装置。
JP6293594A 1994-11-29 1994-11-29 ハードコピー装置 Pending JPH08156341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6293594A JPH08156341A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 ハードコピー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6293594A JPH08156341A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 ハードコピー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08156341A true JPH08156341A (ja) 1996-06-18

Family

ID=17796746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6293594A Pending JPH08156341A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 ハードコピー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08156341A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264155A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Yamaha Corp 電子楽器およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264155A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Yamaha Corp 電子楽器およびプログラム
JP4609728B2 (ja) * 2006-03-28 2011-01-12 ヤマハ株式会社 電子楽器およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6226011B1 (en) Color conversion method for a color matching, a method for expanding a function of a program module and a color conversion method using the method for expanding a function of a program module
JP3314880B2 (ja) 大きさの変化する原色のハーフトーン・ドットを重ねて得られるハーフトーン・カラー画像に追加色を生成する方法
JPH1115966A (ja) ハーフトーン方法
US7777914B2 (en) Image-processing device and method using combined color correction table
JPH09270929A (ja) 画像処理装置及び方法
JP3596677B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JPH08156341A (ja) ハードコピー装置
US7061645B2 (en) Non-segmentation, individual pixel-by-pixel-based image rendering system
JP2002254709A (ja) プリンタ装置及び画像処理装置
JPH0659657A (ja) 画像処理装置
JP4524578B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2003316559A (ja) 画像データ構造、画像データ作成装置及び画像出力装置
JP3226600B2 (ja) 画像処理装置
JP3922816B2 (ja) 画像転送方法及びプリンタ
JP3039649B2 (ja) 画像処理装置
JP3372562B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JP2004348405A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JPS62184526A (ja) カラ−印刷装置
JPH06332997A (ja) 画像処理装置
JPH0778245A (ja) 画像処理装置
JPH01255541A (ja) 電子機器
JPH05103218A (ja) 画像形成装置
JPS63216747A (ja) 印刷装置
JPH0720259B2 (ja) ビデオプリント装置
JP2004023196A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録した媒体