JPH08156289A - インパクトドットヘッド及び該インパクトドットヘッドを用いたプリンタ - Google Patents

インパクトドットヘッド及び該インパクトドットヘッドを用いたプリンタ

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JPH08156289A
JPH08156289A JP30798794A JP30798794A JPH08156289A JP H08156289 A JPH08156289 A JP H08156289A JP 30798794 A JP30798794 A JP 30798794A JP 30798794 A JP30798794 A JP 30798794A JP H08156289 A JPH08156289 A JP H08156289A
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JP
Japan
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damper
impact dot
printing
dot head
head
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JP30798794A
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Akihiko Maruyama
昭彦 丸山
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シリアルのインパクトドットヘッ
ドの作動板の度当り部の構造に関し、その目的は印字用
紙の厚みに応じて、作動板の吸引ストロークを可変する
ことにより、印字エネルギーを最適にし、長期に渡って
印字品質の良い安価なインパクトドットヘッドしいては
プリンタを提供することにある。 【構成】 ダンパカム24を裏蓋11の円形カム面11
b上で回転変位させるための回転レバー26とプリンタ
上の切り換え構造とヘッド送り量の制御により作動板の
吸引ストロークを可変する。加えてコイル16への通電
時間変更を同時に行う。 【効果】 印字用紙の厚みに応じて、最適な印字エネル
ギーが得られるようになり高効率で長期間良好な印字品
質が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報機器などの印字装置
に於けるインパクトドットヘッド及びそれを利用したプ
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインパクトドットヘッドに於いて
は図8に示すように、作動板18のリバウンド吸収用の
ダンパ32は裏蓋31の内側中央面31aに固定されて
いたため、作動板18の吸引可能なストローク量はいつ
も一定であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインパ
クトドットヘッドに於いては、作動板の吸引ストローク
量が固定されていたため、一枚紙などの薄い用紙を印字
するのに適した小さな値に作動板の吸引ストローク量を
設定すると、複写紙のような厚い用紙に印字する時には
作動板の吸引ストローク量が不足するため、通電時間だ
け変更制御してコイルへの通電時間を十分にとっても印
字用ワイヤが十分に加速できず、印字用紙に十分に加圧
することができない場合があった。このような場合、複
写紙印字の濃度が薄くなったり、最悪の場合印字できな
くなる等という課題を有していた。
【0004】逆に、作動板の吸引ストローク量を複写紙
のような厚い用紙に印字するのに適した大きな値に設定
して、コイルへの通電時間を十分にとった状態で薄い用
紙に印字し続けると、印字力が強すぎて耐久的にインパ
クトドットヘッドや、印字リボンの寿命が短くなってし
まったり、通電時間だけ短く変更制御しても吸引ストロ
ーク量が大きいため磁気効率が悪く、ワイヤの動作が不
安定になって印字品質が悪くなるという課題を有してい
た。
【0005】このような課題を解決するために、従来は
特開昭55ー44894や、特開昭57ー18726
8、特開昭60ー2375、特開平2ー103154等
の公報に見られるように、作動板の度当たり部の位置を
ネジやスペーサ等を利用して調整可能にした発明があっ
た。しかし、これらの発明はインパクトドットヘッドの
組立時には印字力を安定させる上で効果があるものの、
工具や人手を要するため実際にプリンタとして組上がっ
てしまえば印字途中での調整は難しく、一枚紙や複写紙
の場合のように用紙が変わる度にプリンタの使用者が調
整し直すことができるようなものではなかった。
【0006】また、本発明者がこれらの課題を解決する
ために出願した、実開平6ー005959の例は、プリ
ンタ使用者が電気的な信号を送るのみで、印字途中であ
っても容易にストローク調整ができ、きわめて効果的で
あった反面、構成部品がやや高価であったため低コスト
タイプのプリンタに於いては採用しづらい面があった。
【0007】そこで本発明は従来のこの様な課題を解決
するため、一枚紙などの薄い用紙を印字する時でも、複
写紙のような厚い用紙に印字する時でも作動板の吸引ス
トローク量の過不足が起きることなく、印字用ワイヤが
印字用紙に適切な印字力で加圧することができる、高効
率、長寿命で印字品質が良く、安価なインパクトドット
ヘッド、しいては低コストプリンタを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインパクトドッ
トヘッドは、上記の問題点を解決するため、印字用ワイ
ヤを駆動させるための作動板部材と、印字待機中の作動
板部材の先端部の待機位置を決定しているダンパ部材
と、ダンパ部材を保持しているダンパ保持部材を備え、
印字用ワイヤを選択的に往復移動させることにより、文
字あるいは画像の情報を記録紙に印刷するインパクトド
ットヘッドにおいて、印字ワイヤの作動方向に位置が異
なる第一のカムを備え回転可能に配置されたダンパ保持
部材と、第一のカムと係合するように設けられた第二の
カムを具備した裏蓋とを有し、ダンパ保持部材は、回転
すると第一のカムと第二のカムにより印字用ワイヤの移
動方向にダンパ部材と共に移動しすることを特徴とす
る。
【0009】又、ダンパ保持部材を回転可能に保持した
裏蓋と、ヘッドの外部に配置され、ダンパ保持部材と係
合しダンパ保持部材を回転させるレバー部材とを有して
いることを特徴とする。
【0010】更に、レバー部材が樹脂系の材質からな
り、レバー部材の一部に回転角を保持すべく係合爪部が
突起しており、係合爪部と対向する裏蓋の面上に少なく
とも2カ所以上の係合溝部があることを特徴とする。
【0011】更に又、レバー部材とダンパ保持部材の間
隙において、圧縮バネ部材が存在することを特徴とす
る。
【0012】又更に、シリアル型のインパクトドットヘ
ッドを使用したプリンタにおいて、ヘッド送り方向に於
ける左右の印字領域範囲の外側付近に設けられ、レバー
部材と係合する突起爪部材と、インパクトドットヘッド
の移動範囲を制御する制御手段を有し、インパクトドッ
トヘッドは、移動範囲から外れて一方に移動された場
合、突起爪部材と係合してレバーが回転してダンパ部材
の位置が変化され、又、移動範囲から外れて他方に移動
された場合、他方の突起爪部材と係合してレバーが回転
し、ダンパ部材の位置が復帰されることを特徴とする。
【0013】
【作用】以上の様に構成することにより、ダンパ部材は
ダンパ保持部材が回転すると第一のカムと第二のカムと
の係合位置変わるので、ダンパの位置が印字用ワイヤの
移動方向に可変する。
【0014】ダンパ保持部材が裏蓋の外からレバー部材
により回転させるることができ、更にはレバー部材の係
合爪部が裏蓋の係合溝部と係合するので回転角が保持さ
れる。
【0015】プリンタの左右の印字領域範囲の外側付近
に設けられた突起爪部材にレバー部材を当接、回動させ
ダンパの位置を変えることができるので、インパクトド
ットヘッドの移動範囲を制御手段により印字領域以外に
の位置に移動を制御すれば、レバー部材が当接回動して
ダンパの位置が変化する。
【0016】
【実施例】図1から図7は、本発明の実施例を示したも
のであり、作動板18の吸引ストローク量を2段に切り
換えられるインパクトドットヘッド及びそれを搭載した
プリンタの例である。
【0017】図1において、フレーム13は純鉄系の材
質から成り、その内部にはフレーム13と一体に形成さ
れた固定鉄心13aと、固定鉄心13aを囲む電磁コイ
ル16が組になって複数個設置されている。
【0018】フレーム13の外側面13bには基板19
があり電磁コイル16のコイル端子部16aがフレーム
13と基板19を貫通して基板19上の銅箔パターン面
19bで半田溶着されている。
【0019】フレーム13の開放面側には同じく純鉄系
の材質からなるフレーム板20が設けられており固定鉄
心13aの位置に対応してプランジャ穴20aが開いて
いる。このフレーム板20の上面にはプランジャ17を
固着した作動板18がのせられており、プランジャ17
はプランジャ穴20aを貫通して固定鉄心13aとある
距離の空隙を持って向かい合っている。作動板18の支
点部18aは板バネ21によってフレーム板20に加圧
支持されている。
【0020】ワイヤ復帰バネ12は印字用ワイヤ14の
ワイヤピン部14a、作動板18の先端部18b、ダン
パシート22を介してゴム系の材質からなるダンパ23
をダンパ保持部材であるダンパカム24に押しつけてい
る。
【0021】裏蓋11は樹脂製でフレーム板20上にあ
り、その内面中央付近にダンパカム24、ダンパ23、
板バネ21を保持しながら複数の作動板18全体を覆っ
ている。
【0022】また図3の詳細図の様に裏蓋11は内面中
央部11aに第二のカムである円形カム面11bが形成
されており、その中心部に開けられた丸穴部11dを中
心として放射状に90°ずつの均等な角度で4カ所の凸
部11cを形成している。この凸部11cは高さが約
0.05〜0.2mm程度で、その段差境界部はなめら
かな斜面でできている。
【0023】また図5の詳細図の様に樹脂製のダンパカ
ム24は第一のカムである円形カム面24aが先に説明
した裏蓋11の円形カム面11bとほぼ同形状であり、
その中心軸部24cを中心として放射状に90°ずつの
均等な角度で約0.05〜0.2mm程度の段差を持つ
4カ所の凸部24bがある。
【0024】中心軸部24cは丸軸でその外径は先の裏
蓋11の丸穴部11dの内径よりわずかに小さく、その
先端部24dは角軸となっている。
【0025】当然ながら、裏蓋11の円形カム面11b
およびダンパカム24のダンパカム面24aに形成され
た凸部の数は4カ所に限定されたものではなく一般的に
は2か所以上あれば良く、また凸部の高さも数種類設定
することも可能である。さらには凸部に連続的な高さの
変化を持たせることも可能である。
【0026】図1において、ダンパカム24の中心軸部
24cは裏蓋11の丸穴部11dを貫通して回転可能に
支持されており、その先端部24dを外部に突出してい
る。また、ダンパカム24の円形カム面24aは裏蓋1
1の円形カム面11bに重なり合っている。
【0027】先端部24dには回転レバー26が固着さ
れており、この回転レバー26を回転させることにより
ダンパカム24の円形カム面24aを回転可能にしてい
る。
【0028】回転レバー26は樹脂成形品で、図4の様
にその先端部にある保持爪26aを裏蓋11の背面に形
成された左保持溝11eや右保持溝11fに落とし込み
その回転角度位置が安定する。この回転レバー26と裏
蓋11の間には板バネでできたレバーバネ25が介在
し、ダンパカム24の円形カム面24aと裏蓋11の円
形カム面11bの確実な接触を補助している。
【0029】当然ながら、レバーバネ25は板バネに限
られるものではなくコイルバネあるいはゴムブッシュの
様なものでも良い。
【0030】図1は一枚紙41のように薄い印字紙に印
字する場合で、回転レバー26の保持爪26aを図4で
説明した左保持溝11eに落とし込んでいる。この状態
ではダンパカム24の凸部24bと裏蓋11の凸部11
cが重なり合っているため、ダンパ23の位置は印字紙
側に寄った状態であり、作動板18の吸引可能なストロ
ーク量は小さくなる。
【0031】一方、図2は複写紙43のように厚い印字
紙に印字する場合で、回転レバー26の保持爪26aを
図4で説明した右保持溝11fに落とし込んでいる。こ
の状態ではダンパカム24の凸部24bが裏蓋11の凸
部11c以外で重なり合っているため、ダンパ23の位
置は印字紙と反対側に寄った状態であり、作動板18の
吸引可能なストローク量は、先に説明した薄い印字紙の
場合と比べて、約0.05〜0.2mm程度大きくな
る。
【0032】最初に、薄い印字紙に印字する場合の動作
について図1及び図6に従って説明する。
【0033】図6は薄い印字紙を印字する時の切り換え
動作を表しており、プリンタに搭載された実施例のイン
パクトドットヘッドは、図示しないプリンタコントロー
ラの制御によりヘッド送り機構61と共に右側の非印字
領域に送られる。
【0034】ここでヘッドの背面にある回転レバー26
はプリンタフレーム62上に形成されている右切り換え
爪62aに接触し、裏蓋11の左保持溝11e側に固定
され切り換え動作が完了する。
【0035】図1において、任意の電磁コイル16に通
電が行なわれるとプランジャー17と鉄心13aが磁化
されて吸引し合い、作動板18を支点部18aを中心に
回転移動させる。作動板18の先端部18bはワイヤ復
帰バネ12のバネ力に逆らいながらダンパシート22を
離れ、印字用ワイヤ14を加速させノーズ15の先端部
15aより突出させる。突出した印字用ワイヤ14はイ
ンクリボン40を介してプラテン42上の一枚紙41に
押しつけられ、紙面上に文字または絵の情報の一部とな
るドットを形成する。
【0036】この時、プリンタコントローラより、作動
板18の小さな吸引ストロークに見合うだけの時間に通
電を制限することにより、印字用ワイヤ14は加速し過
ぎること無く適度な移動エネルギーを得るので、印字品
質が良好であるにも係わらずヘッド寿命、リボン寿命が
長くなる。また、余分な入力エネルギーを与えないので
電源にも負荷を与えず、低騒音で高DUTY印字が可能
となる。
【0037】次に、カーボン紙や感圧紙のような厚い複
写用の印字紙に印字する場合の動作について図2及び図
7に従って説明する。
【0038】図7は複写紙の様な厚い印字紙を印字する
時の切り換え動作を表しており、プリンタに搭載された
実施例のインパクトドットヘッドは、図示しないプリン
タコントローラの制御によりヘッド送り機構61と共に
左側の非印字領域に送られる。
【0039】ここでヘッドの背面にある回転レバー26
はプリンタフレーム62上に形成されている左切り換え
爪62bに接触し、裏蓋11の右保持溝11f側に固定
され切り換え動作が完了する。
【0040】図2において、任意の電磁コイル16に通
電が行なわれるとプランジャー17と鉄心13aが磁化
されて吸引し合い、作動板18を支点部18aを中心に
回転移動させる。作動板18の先端部18bはワイヤ復
帰バネ12のバネ力に逆らいながらダンパシート22を
離れ、印字用ワイヤ14を加速させノーズ15の先端部
15aより突出させる。突出した印字用ワイヤ14はイ
ンクリボン40を介してプラテン42上の複写紙43に
押しつけられ、各紙面上に文字または絵の情報の一部と
なるドットを形成する。
【0041】この時、プリンタコントローラより、作動
板18の増大した吸引ストロークに見合うだけの長い時
間の通電を行うことにより、印字用ワイヤ14は長時間
加速でき、大きな移動エネルギーを得るので複写紙43
の印字品質が非常に良好となる。
【0042】また、複写紙43の紙厚に合わせてノーズ
15の先端部15aとプラテン42の距離を微増させる
事により、印字用ワイヤ14の移動エネルギーを一層高
めることも可能である。
【0043】この様に構成されたインパクトドットヘッ
ドによれば、プリンタの非印字領域でのヘッド送り制御
により作動板の吸引ストロークを変更し、それと同時に
ヘッドへの通電時間を吸引ストロークに合わせて最適に
変更制御するようにしたため、一枚紙の時と複写紙の時
それぞれ最適な印字エネルギーを選択できるようになり
非常に効率的な印字が可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明によるインパク
トドットヘッドによれば、印字作動板の吸引ストローク
を、印字する用紙の厚みによって、いつでも2段階に切
り換え変更できるようにしたため、通電時間の変更制御
と組み合わせることによって、一枚紙などの薄い用紙を
印字する場合や、複写紙のような厚い用紙に印字する場
合のように印字用紙の厚みが変化した場合は、印字用紙
の厚みに応じて吸引ストロークを変化させ最適な印字エ
ネルギーで印字させることが可能となった。
【0045】さらには吸引ストローク量に合わせて通電
時間も変更制御するので、印字用ワイヤが印字用紙に常
に適切な印字力で加圧することができるようになる。
【0046】こうして、用紙の種類に合わせた印字用ワ
イヤの飛行速度が設定できるようになるため、印字品質
の向上とあわせて、高効率、長寿命で安価なインパクト
ドットヘッド、しいては低コストプリンタが得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一枚紙印字時のインパク
トドットヘッドの断面図。
【図2】本発明の実施例を示す複写紙印字時のインパク
トドットヘッドの断面図。
【図3】本発明の実施例を示すインパクトドットヘッド
の裏蓋の詳細図。
【図4】本発明の実施例を示すインパクトドットヘッド
背面の部分詳細図。
【図5】本発明の実施例を示すインパクトドットヘッド
のダンパカムの詳細図。
【図6】本発明の実施例のインパクトドットヘッドを搭
載したプリンタの一枚紙印字切り換え時の正面図。
【図7】本発明の実施例のインパクトドットヘッドを搭
載したプリンタの複写紙印字切り換え時の正面図。
【図8】従来技術の例を示すインパクトドットヘッドの
断面図。
【符号の説明】
11 裏蓋 11b 円形カム面 11c 凸部 11e 左保持溝 11f 右保持溝 23 ダンパ 24 ダンパカム 24a 円形カム面 24b 凸部 24c 中心軸部 25 レバーバネ 26 回転レバー 26a 保持爪 41 一枚紙 43 複写紙 62 プリンタフレーム 62a 右切り換え爪 62b 左切り換え爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 7/92 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字用ワイヤを駆動させるための作動板
    部材と、印字待機中の前記作動板部材の先端部の待機位
    置を決定しているダンパ部材と、該ダンパ部材を保持し
    ているダンパ保持部材を備え前記印字用ワイヤを選択的
    に往復移動させることにより、文字あるいは画像の情報
    を記録紙に印刷するインパクトドットヘッドにおいて、 前記印字ワイヤの作動方向に位置が異なる第一のカムを
    備え回転可能に配置されたダンパ保持部材と、 前記第一のカムと係合するように設けられた第二のカム
    を具備した裏蓋とを有し、 前記ダンパ保持部材は、回転すると前記第一のカムと前
    記第二のカムにより前記印字用ワイヤの移動方向に前記
    ダンパ部材と共に移動しすることを特徴とするインパク
    トドットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ダンパ保持部材を回転可能に保持し
    た前記裏蓋と、 前記ヘッドの外部に配置され、前記ダンパ保持部材と係
    合し前記ダンパ保持部材を回転させるレバー部材とを有
    していることを特徴とする請求項1記載のインパクトド
    ットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記レバー部材が樹脂系の材質からな
    り、該レバー部材の一部に回転角を保持すべく係合爪部
    が突起しており、該係合爪部と対向する前記裏蓋の面上
    に少なくとも2カ所以上の係合溝部があることを特徴と
    する請求項2のインパクトドットヘッド。
  4. 【請求項4】 前記レバー部材と前記ダンパ保持部材の
    間隙において、圧縮バネ部材が存在することを特徴とす
    る請求項2、請求項3のインパクトドットヘッド。
  5. 【請求項5】 シリアル型のインパクトドットヘッドを
    使用したプリンタにおいて、 ヘッド送り方向に於ける左右の印字領域範囲の外側付近
    に設けられ、前記レバー部材と係合する突起爪部材と、 前記インパクトドットヘッドの移動範囲を制御する制御
    手段を有し、 前記インパクトドットヘッドは、前記移動範囲から外れ
    て一方に移動された場合、前記突起爪部材と係合して前
    記レバーが回転して前記ダンパ部材の位置が変化され、
    又、前記移動範囲から外れて他方に移動された場合、前
    記他方の突起爪部材と係合して前記レバーが回転し、前
    記ダンパ部材の位置が復帰されることを特徴とするイン
    パクトヘッドを用いたプリンタ。
JP30798794A 1994-12-12 1994-12-12 インパクトドットヘッド及び該インパクトドットヘッドを用いたプリンタ Pending JPH08156289A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110696494A (zh) * 2019-10-29 2020-01-17 马桂明 一种针式打印机打印头

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