JP2000246925A - インパクトドットプリンタの印字ヘッド - Google Patents

インパクトドットプリンタの印字ヘッド

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JP2000246925A
JP2000246925A JP5635899A JP5635899A JP2000246925A JP 2000246925 A JP2000246925 A JP 2000246925A JP 5635899 A JP5635899 A JP 5635899A JP 5635899 A JP5635899 A JP 5635899A JP 2000246925 A JP2000246925 A JP 2000246925A
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JP
Japan
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lever
fulcrum
print
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Withdrawn
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JP5635899A
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Takeshi Yamada
岳史 山田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ヘッドをより小型に、かつその印字速度
をより速めるようにすること。 【解決手段】 印字ヘッド1の基端部5を押圧してその
支点部4をフレーム10の上面と支点受け12の外周面
との間に枢支させる支点押えバネ12に対し、その先端
部12aをレバーホルダ15に設けた外周突縁16によ
り押圧支持することにより、印字ヘッドをより小型に、
かつ印字時の印字レバー1のあがきをなくして印字速度
をより速めるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインパクトドットプ
リンタの印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】印字ワイヤをノーズフレームの先端から
選択的に突き出してその先端をインクリボンを介して記
録紙の面に衝当てることにより所要の文字等を印字する
インパクトドットプリンタにおいては、印字ワイヤと一
体の印字レバーをその基端部で支持する手段として、図
4に示したように、印字レバーaの基端部に支点押えバ
ネhを押当てることにより、釣針状に形成した印字レバ
ーaの支点部cをフレームfの上面と支点受けgの外側
面とで形成される隅部に押当てて支持する方式が広く採
用されている。
【0003】この種の支点支持方式は、レバーの支点ピ
ンをフレームとレバーホルダとの間に保持する方式のも
のに較べて、印字ヘッドを小型にしかも構造を簡単にす
ることのできる利点を有しているが、反面において、印
字ヘッドと記録紙との間の距離、つまりプラテンギャッ
プを規定よりも大きくしたような場合には、図の破線で
示したように、アーマチュアdが磁気的に吸引されたあ
とで、印字レバーaがアーマチュアdの端部eを支点と
して回動することにより印字レバーaの支点部cが支点
押えバネhに抗して浮上る、いわゆるオーバーシュート
の状態となって振動を起す結果、応答速度が悪くなるば
かりでなく、印字ヘッドの耐久性をも損ねるといった不
都合が生じる。
【0004】このような問題に対して本出願人が実用新
案登録第2534169号公報に開示したインパクトド
ットヘッドは、図5に示したように、印字レバーaの基
端部bを、支点部cを中心とする円弧面として形成する
一方、その後端b’をアーマチュアdの端部eを中心と
する面として形成することにより、オーバーシュートの
状態となった場合には、支点押えバネhを大きく撓ませ
ることによって支点部cの浮上りを極力抑えるようにし
たものであるが、このように構成してもなお支点部の浮
上りにより振動が発生してしまうばかりでなく、支点押
えバネhを印字レバーaよりも外方へ突出させなければ
ならないため、印字ヘッドをその分小型化し得ないとい
った点でさらに改善すべき余地が残されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
印字速度のより高速化と、印字ヘッドのより小型化を図
ることのできる新たなインパクトドットプリンタの印字
ヘッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、バネ部材の押圧力により
印字レバーの基端部を支点受けに回動自在に支持させる
形式のインパクトドットプリンタの印字ヘッドにおい
て、そのバネ部材の基端部と当接する部分をレバーホル
ダ設けた外周突縁により印字レバー側に押圧支持するよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】このように構成したことにより、印字の際に生
じる印字レバー基端部の浮上りをレバーホルダに設けた
外周突縁により確実に押えて、支点部の浮き上がりを抑
えるとともにその振動の発生を未然に抑えて、印字速度
をより高めることができる
【0008】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示したもので
ある。
【0009】図において符号1で示した印字レバーは、
コイル8に選択的に通電することによってコア9とアー
マチュア2との間に生じた磁気的吸引力により、先端に
固定した印字ワイヤ3をインクリボンを介して記録紙に
打接して印字するように構成されている。
【0010】この印字レバー1は、その基端部5つまり
印字ワイヤの他端部が、印字ワイヤ3側に向いた釣針型
として形成され、その先端部は、フレーム10の上面と
支点支え11の外側面との間に形成された隅部12に枢
支される支点部4をなしている。
【0011】これに対して図中符号13は、印字レバー
1の基端部5を外方から押圧することにより支点部4を
フレーム10の上面と支点支え11の外側面に当接させ
て印字レバー1を位置決め枢支する支点押えバネで、こ
の支点押えバネ13は、その基端部がレバーホルダ15
の内面に固定された上、印字レバー1の先端部13a、
つまり基端部5と当接する印字レバー1の部分が、レバ
ーホルダ15の外周から支点押えバネ13側に突出した
リング状の突縁16によって押圧支持されるように構成
されている。
【0012】なお、図中符号6は、印字レバー1を復帰
方向に付勢する復帰バネを示しており、また符号17
は、印字レバー1と支点押えバネ13との間隔を調整す
べくフレーム10の上面に載置されたスペーサを示して
いる。
【0013】このように構成された実施例において、印
字レバー1の基端部5は支点押えバネ13によりフレー
ム10側に押圧付勢され、さらに、この支点押えバネ1
3の先端部13a、つまり印字レバー1の基端部5と当
接する部分はレバーホルダ15に設けた外周突縁16に
より押圧されている。
【0014】このため、記録紙面に記録書き込みを行う
べくコア9の磁気的吸引力によって印字レバー1が図中
反時計方向に回動した場合でも、その支点部4は、基端
部5に作用する支点抑えバネ13の付勢力によりスペー
サ17の上面と支点支え11の外側面とによって形成さ
れる隅部12に正しく位置決め保持され、また、プラテ
ンギャップが規定以上ある状態のもとで印字動作が行わ
れ、印字レバー1がアーマチュア2の端部2aを支点と
して回動するようなオーバーシュートの状態となったよ
うな場合でも、基端部5が支点押えバネ13とレバーホ
ルダ15の外周突縁16によって強く押圧支持された支
点部4は、スペーサ17の上面からの浮上りを極力抑え
られ、かつ浮上りにより生じる無用な振動を抑えられ
て、応答性よく記録書込みが行なわれる。
【0015】図2は、支点押えバネ13の先端を、弾性
材よりなるOリング18を介してレバーホルダ15の外
周突起16により支えるようにした本発明の第2の実施
例を示したものである。この実施例では、印字レバー
1、支点押えバネ13及びレバーホルダ15の積み上げ
交差をOリング18の撓みにより吸収し、かつこのOリ
ング18の撓みにより印字時に生じる印字レバー1のあ
がきを吸収することができるようにしたものである。ま
たさらに、図3に示した実施例は、支点押えバネ13と
レバーホルダ15の外周突縁16との間に、積み上げ公
差を吸収する部材として、工具鋼のような剛性の大なる
素材よりなるスペーサ19を介在させたものである。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、印字
レバーの基端部を押圧するバネ部材をレバーホルダに設
けた外周突縁によって押圧支持するようにしたので、バ
ネ部材に特に大きな弾性を付与させなくとも、印字の際
に生じる印字レバー基端部の浮上りをレバーホルダに設
けた外周突縁により確実に押えて、支点部の損傷を未然
に抑えるとともに、浮き上がりによって生じる振動を抑
え応答速度を高めて、印字速度をより向上させ、さら
に、印字レバー基端部をバネ部材を介してレバーホルダ
の外周突縁により押圧支持することにより、印字ヘッド
の外形をより小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す印字ヘッドの側面図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例を示す印字ヘッドの側面
図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す印字ヘッドの側面
図である。
【図4】従来装置の一例を示した図である。
【図5】同じく従来装置の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 印字レバー 4 支点部 5 基端部 13 支点押えバネ 15 レバーホルダ 16 外周突縁 18 Oリング 19 スペーサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネ部材の押圧力により印字レバーの基
    端部を支点受けに回動自在に支持させる形式のインパク
    トドットプリンタの印字ヘッドにおいて、 上記バネ部材の上記基端部と当接する部分を、レバーホ
    ルダ設けた外周突縁により上記印字レバー側に押圧支持
    したことを特徴とするインパクトドットプリンタの印字
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記バネ部材と上記突縁との間に、弾性
    材よりなるOリングを介在させたことを特徴とする請求
    項1記載のインパクトドットプリンタの印字ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記バネ部材と上記突縁との間に、硬質
    材よりなるスペーサを介在させたことを特徴とする請求
    項1記載のインパクトドットプリンタの印字ヘッド。
JP5635899A 1999-03-04 1999-03-04 インパクトドットプリンタの印字ヘッド Withdrawn JP2000246925A (ja)

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509