JPH08155134A - ホログラムを用いた三竦みゲーム機 - Google Patents

ホログラムを用いた三竦みゲーム機

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JPH08155134A
JPH08155134A JP33177894A JP33177894A JPH08155134A JP H08155134 A JPH08155134 A JP H08155134A JP 33177894 A JP33177894 A JP 33177894A JP 33177894 A JP33177894 A JP 33177894A JP H08155134 A JPH08155134 A JP H08155134A
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治 桑原
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    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
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    • G03H2001/0055Adaptation of holography to specific applications in advertising or decorative art
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2270/00Substrate bearing the hologram
    • G03H2270/20Shape
    • G03H2270/21Curved bearing surface

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  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3種類の対象を立体的な映像「ホログラフィ
ー」によって表現し、プレイヤーはホログラム表示され
る立体映像と勝ち負けのゲームを行うことにより、実際
に勝負をしている状態に近い感覚を得ることができる、
構造が簡単で安価なホログラムを用いた三竦みゲーム機
を提供する。 【構成】 コイン投入口6よりコインを投入し、押しボ
タン7の一つを選択する。回転しているマルチプレック
スホログラム2の回転が停止し、グー,チョキ,パーの
一つが表示される。選択したものが表示されたものに勝
った場合には、音声等により表示されるとともに表示部
4のランプが点灯する。3回勝負に勝つと、景品カプセ
ル出口9より景品が払い出される。ホログラム2の回転
停止機構の構造は簡単であるので、故障等は少なく保守
が容易であり、また安価に製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示変化部分を立体的
な映像「ホログラフィー」によって表現し、3種類の対
象のうちプレイヤーが選択する1つの対象に対し、勝ち
負けのゲームを行う三竦みゲーム機に関する。ここで、
「三竦み」とは、三者互いに牽制しあって、いずれも自
由に行動できないことを意味し、この種のゲームとして
はじゃんけん等がある。
【0002】
【従来の技術】三竦みゲーム機の代表的なものとしてじ
ゃんけんゲーム機が従来より存在する。従来のじゃんけ
んゲーム機は、ランプやLEDをグー,チョキ,パー,
の形状に並べて点灯して表現したり、CRTモニタを使
用してグー,チョキ,パーを画像表示したりする等の方
法が採られていた。そのため相手となるプレイヤーは、
じゃんけんをしている実感が得られず、人気がなかっ
た。これを改善するため、実際にグー,チョキ,パーの
動作を行うジャンケンロボット等(特公平3−3918
5)が提案された。しかしながら、このジャンケンロボ
ットは指を折り曲げして拳を作ったり、手を開いたりす
る動作を機械的に行っているため、構造が複雑で高価と
なり、故障や誤動作の心配があり保守に手間がかかる等
の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、3種
類の対象を立体的な映像「ホログラフィー」によって表
示し、プレイヤーはホログラム表示される立体映像と勝
ち負けのゲームを行うことにより、実際に勝負をしてい
る状態に近い感覚を得ることができる、構造が簡単で安
価なホログラムを用いた三竦みゲーム機を提供すること
にある。現在、ホログラフィーは技術の進歩に伴って広
い分野に使われるようになっているが、視野の範囲が限
定される等様々な制約が有るため、今までゲーム機に利
用された例は少ないのが現状であった。プレイヤーがゲ
ーム機に向かって立ち、押しボタンを押すことによって
機械とじゃんけんゲームを行うことは、ホログラフィー
特有の制約について考える時、障害となることはなく、
非常に有効な手段であると考えられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によるホログラムを用いた三竦みゲーム機
は、表示変化部分を立体的な映像「ホログラフィー」に
よって表現する三竦みゲーム機であって、プレイヤーが
3種類の像のうち一つを選択するための選択スイッチ手
段と、回転することにより第1,第2,第3の像を連続
的に変化させてつぎの像に移行させ、回転中はプレイヤ
ーに対し連続変化像を、停止したときは前記第1,第
2,第3の像のいずれかを表示する円筒状のホログラム
のシートフィルムと、前記シートフィルムを回転駆動さ
せる回転駆動手段と、前記シートフィルムの回転軸に固
定され、プレイヤーに表示する位置に前記第1,第2,
第3の像をそれぞれ停止するための溝を有する像位置決
定用ディスクと、前記像位置決定用ディスクの溝の一つ
に嵌合するためのストッパ手段と、前記シートフィルム
の回転軸に固定された位置検出用ディスクと、前記位置
検出用ディスクの停止位置を検出する位置検出用センサ
と、前記選択スイッチ手段により前記像の1つが選択さ
れたとき、前記ストッパ手段を作動させて前記像位置決
定用ディスクの1つの溝に嵌合させて前記像位置決定用
ディスクを停止させ、その時の前記位置検出用ディスク
の位置を位置検出センサで検出することによりプレイヤ
ーに表示される像を認識し、前記プレイヤーが選択した
像と前記プレイヤーに表示された像との勝ち負けを判断
する制御手段とを備えて構成されている。
【0005】なお、前記回転駆動手段は、モータと、前
記モータ軸に固定された駆動プーリと、前記シートフィ
ルムの回転軸に対し回転自由で、かつ同軸に設けられ、
前記駆動プーリから回転力が伝達される従動プーリと、
クラッチとからなり、前記クラッチを介して前記像位置
決定用ディスクに前記従動プーリからの回転力を伝達す
るように構成することができる。また、像位置決定用デ
ィスクが停止させられたとき、前記クラッチは滑動し、
その後に前記モータの駆動を停止するように構成するこ
とができる。
【0006】
【作用】上記構成によれば、装置自体構造が簡単で安価
になるとともに、より実態に近い立体像でゲームが可能
になる。
【0007】
【実施例】以下、図面等を参照して本発明をさらに詳し
く説明する。図1は、本発明によるホログラムを用いた
三竦みゲーム機の外観を示す斜視図で、じゃんけんゲー
ム機の例である。ホログラフィーの三次元像を記録した
フィルムをホログラムというが、レーザ光線を使わずに
通常の白色可視光線で動く立体像が見られるようにした
いわば、簡易型のホログラムをマルチプレックスホログ
ラムと称している。本発明では、光源にハロゲンランプ
を用いた簡単な構造であり、記録媒体としてこのマルチ
プレックスホログラムを用いている。
【0008】図1において、11はゲーム機本体,1は
透明アクリル板に印刷を施したタイトル部,2はマルチ
プレックスホログラム,3はホログラフィーによって浮
かび上がった三次元像で、3つの像としてグー,チョ
キ,パーを表すことができ、この例ではグーの像を表し
ている。4はプレイヤーが1ゲームの中で機械とじゃん
けんを行って、プレイヤーが勝った回数を示す表示部
で、例えば5回勝負で3回プレイヤーの勝ちになると景
品が景品カプセルの出入口から払い出される。5は遊び
方を説明したインストラクション,6はコイン投入口,
7はグー,チョキ,パーを各ボタンに表示してあり、そ
のうちの1つをプレイヤーが選択するための選択スイッ
チ手段である押しボタン,8は景品カプセルの補充やメ
ンテナンスを行うためのサービスドア,9は景品カプセ
ルの出口,10はキャッシュボックスのドアである。
【0009】プレイヤーが、コイン投入口6からコイン
を投入すると、ゲームスタートとなり立体像(三次元
像)3はグーの拳を上下に振り、振り降ろしたとき、拳
はグーになったり、チョキになったり、パーになったり
して変わっていく。この時、グー,チョキ,パーのボタ
ン7はすべてが点滅を繰り返す。プレイヤーはその立体
像の動きを見ながらタイミングをあわせて、グー,チョ
キ,パーのボタン7の1つを押す。プレイヤーが例えば
グーのボタンを押した場合、グーボタンは点灯し次に立
体像3は拳を振り降ろした状態で、グー,チョキまたは
パーで停止する。もし、立体像3がグーであればアイ
コ,チョキならばプレイヤーの勝ち、パーならばプレイ
ヤーの負けとなる。3回以上プレイヤーが勝つと、景品
カプセルの出口9から景品カプセルが払い出されること
になる。グー,チョキ,パーは一定の順序で繰り返され
るのではなく時々順序が変わるようになっている。
【0010】次に本ゲーム機の構造について説明する。
図2は、マルチプレックスホログラムの原理を説明する
ための概略図である。円筒状に丸めたホログラムを表し
ているマルチプレックスホログラム2はプレイヤーの目
の位置14で、ホログラムに対しほぼ水平またはやや上
から見下ろす位置に配置されている。12は白色光を放
射するハロゲンランプであり、プレイヤーの目から直接
光源が見えないように遮光板13が設けられる。ハロゲ
ンランプ12から放射された白色光は、マルチプレック
スホログラム2を斜め下方から透過しプレイヤー側に至
るが、この時にプレイヤーの視線位置14から見ると円
筒状のマルチプレックスホログラム2の略中心付近に図
3に示すように立体像が見えることになる。今、この円
筒状のホログラムを左方向、または右方向に回転させる
と、立体像3は、ゲーム方法のところで述べたように上
下に動きながら、グー,チョキ,パーまたはパー,チョ
キ,グーと変わっていくわけである。
【0011】図3は、横に長いシートフィルムにグー,
チョキ,パーおよびそれらの中間の手の状態を表す立体
像を連続的に記録した様子を概念的に表現した図であ
る。ホログラムのシートフィルムをそのまま見ても、こ
のような手の連続写真が撮影されているわけでは勿論な
い。すなわち、連続的な手の動きを撮影した映画フィル
ムをホログラムの原理によりレーザー光線で光の干渉パ
ターン(モアレ)の形式で1枚のシート状のフイルムに
記録したもので、映画フィルムによる各コマはシートフ
ィルム上では1本のスリットになって記録される。シー
トフィルム上の各スリットは、前後のコマのスリットと
隣接しているので、円筒状にしたシートフィルムをゆっ
くりと回転させることによって、連続した立体像の動き
を再現することができる。
【0012】通常1000コマ程度の映画フィルムによ
る情報によって1枚のホログラムが形成されており、円
筒状にしたこのシートフィルムの裏側から一定の角度で
白色光を照射すると、シートフィルムの後方に映画で撮
影したときと同じ像が現れる。さらに人間の左右の目の
視差によって左目と右目によって見える像が少し違うた
め立体的な三次元像として見ることができるわけであ
る。15aは拳を振りおろす前のグーの状態を表したも
のでありシートフィルム上にはこの他に2か所(15b
と15c)合計で3か所に同じ情報が入っている。15
dは振り降ろした時にグーの状態、すなわち機械の方が
グーを出した状態、15eは機械のほうがチョキをだし
た状態、15fは機械の方がパーを出した状態をそれぞ
れ示している。図3に示すシートフィルムを円筒状に丸
めたものが図2における2に示すマルチプレックスホロ
グラムであり、この円筒状フィルムの回転方向を変える
ことによりグー,チョキ,パーの順序が変わることが判
る。
【0013】図4は、円筒状のマルチプレックスホログ
ラムを回転させるための回転停止機構の実施例を示す斜
視図である。ホログラムは薄いシートフィルムを円筒状
にして製作したものであるため、質量が小さく、それを
回転させたときのイナーシャもまた小さいため、簡単な
機構で回転停止機構を構成することができる。フレーム
21は、マルチプレックスホログラム2を支持するため
のもので、回転軸22に固定されている。軸受け23
a,23bは、回転軸22を支持し、図示しないフレー
ムによってキャビネットに固定されている。24は樹脂
製の従動プーリ,25は皮革または人工コルク等からな
るクラッチである。像位置決定用ディスク26は、外周
に120°間隔で3か所に切欠き部を有している。位置
検出用ディスク27は、マルチプレックスホログラム2
がどの位置に停止したかを検出するためのディスクであ
り、2か所に切欠部を持っていて回転軸22に固定され
ている。28,29は停止位置検出用のセンサである。
30はモータ、31はモータ30の回転軸に直結した駆
動プーリ,32は駆動用ベルト,33はストップソレノ
イド,34はストッパとなるプランジャ,35はスプリ
ング,36はスプリングストッパである。
【0014】図5は、図4の回転停止機構の拡大断面図
である。回転軸22は、軸受け23a,23bによって
支持され、正逆に回転可能になっている。従動プーリ2
4は、回転軸22に固定されておらず、フリーの状態で
あり、駆動用ベルト32が駆動しても回転軸22に対し
て回転力は伝達されない。像位置決定用ディスク26
は、キー37によって回転軸22に嵌合されており縦方
向に少しスライドできる状態になっている。スプリング
ストッパ36は回転軸22に固定されており、スプリン
グ35は像位置決定用ディスク26に対し上方向に付勢
力を与えている。そのため、像位置決定用ディスク26
と従動プーリ24の間に挟まっているクラッチ25は常
時両者を適度の摩擦力で連結している。
【0015】今、駆動用ベルト32をモータ30によっ
て駆動すると、従動プーリ24は回転し、その回転力は
クラッチ25を介して像位置決定用ディスク26に伝達
される。像位置決定用ディスク26の回転力は回転軸2
2に伝達され回転軸22に固定されているフレーム21
およびフレーム21に支持されているマルチプレックス
ホログラム2を回転させる。次にストップソレノイド3
3が作動しプランジャ34が突出して像位置決定用ディ
スク26の外周に3か所ある切欠部の1つに嵌合する
と、像位置決定用ディスク26は強制的に停止させら
れ、マルチプレックスホログラム2も停止する。このと
きモータ30がたとえ回転を続けていても従動プーリ2
4が回転するだけでクラッチ25がスリップするため像
位置決定用ディスク26は回転することはない。ストッ
プソレノイド33は、通電状態の時、プランジャ34が
引っ込んだ状態であり、通電オフのとき内蔵されたスプ
リング(図示せず)によっって突出するので、ストップ
ソレノイド33が作動して、像位置決定用ディスク26
が停止するということはストップソレノイド33が通電
オフになることをいう。
【0016】図6は、像位置決定用ディスク26と位置
検出用ディスク27の詳細を示す平面図である。矢印A
の方向が正面すなわちプレイヤー側である。像位置決定
用ディスク26の3か所の切欠部26a,26bおよび
26cのうち26a,26bは、位置検出用ディスク2
7の切欠部27aおよび27bに対応した位置に設けら
れている。そして、位置検出用センサ28と29は位置
検出用ディスク27の切欠部27aまたは27bと合致
した時にオンとなりそれ以外でオフとなるような位置関
係に配置されている。このようにして像位置決定用ディ
スク26のa,b,cの位置をホログラムのグー,チョ
キ,パーの位置に対応させ、グー,チョキ,パーのどれ
が表示されているかを検出することができる。表1に
a,b,cすなわちグー,チョキ,パーと位置検出用セ
ンサ28,29のオンオフの状態を示す。
【表1】 上記表において、例えば2個の位置検出用センサ28,
29がともにオンならばプレイヤーから見える立体像は
b、すなわちチョキということになる。
【0017】図7は、じゃんけんゲーム機システム全体
の回路の実施例を示すブロック図である。コイン投入口
6よりコインが投入され、コインスイッチ46がオン動
作すると、制御部43はモータ30を回転起動させてマ
ルチプレックスホログラム2を回転させる。プレイヤー
はグー,チョキ,パーが色々な順序で変化する立体像を
見ることができる。グー,チョキ,パーのボタン7a,
7b,7cの1つを選んで押すと、制御部43はその信
号を受けてソレノイド33を不作動の状態にする。これ
によりマルチプレックスホログラム2は停止する。この
とき位置検出用センサ27より検出信号が送られ、送ら
れた検出信号によりどの立体像がプレイヤーに対し表示
されたかを知り、選択されたものと比較し、勝ち負けの
判断をする。制御回路43は、プレイヤーが勝った場合
には音声等でその旨を表示し表示部4のランプ42の1
つを点灯する。プレイヤーが負けた場合には音声等でそ
の旨等を表示し、まだ勝負回数が残っている場合には次
の勝負をすることを表示する。また、引き分けの場合も
つぎの勝負をすることを表示する。
【0018】このようにしてプレイヤーが所定回数すな
わち3回勝ちランプ42が3個点灯すると、制御部43
は景品払出し装置41を起動して景品を払いださせる。
なお、記憶部44には制御部43を動作させるためのプ
ログラムや表示のための所定のデータが記憶されてい
る。以上、三竦みゲーム機としてじゃんけんゲーム機の
例について説明したが、他の場合についても表示される
3種類の像を変えることにより同様に実施できる。例え
ば、なめくじは蛇に、蛇は蛙に、蛙はなめくじにそれぞ
れ勝つゲーム,狐は庄屋に、庄屋は鉄砲に、鉄砲は狐に
それぞれ勝つゲーム等である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上、説明したように構成され
ているので、以下のような種々の効果を得ることができ
る。グー,チョキ,パー等の3種類の対象をランプやL
EDで表現するのではなく三次元像の実写やアニメーシ
ョンで表示しているので、従来のゲーム機に比較しリア
ルに表現できる。例えば、じゃんけんゲーム機の場合に
は立体の模型によるグー,チョキ,パーを出す装置に比
較し、表示機構部分の質量が小さく構成できるので、よ
り簡易な構造で回転停止機構を作ることができる。ま
た、ゲーム機の機構を単純化できるので、誤動作や故障
等のトラブルが少なく、低コストで製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホログラムを用いた三竦みゲーム
機の外観を示す斜視図である。
【図2】マルチプレックスホログラムの原理を説明する
ための概略図である。
【図3】横に長いシートフィルムに画像状態を表す立体
像を連続的に記録した様子を概念的に示した図である。
【図4】本発明による円筒状のホログラムを回転させ停
止させるための機構の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4の回転停止機構の拡大断面図である。
【図6】像位置決定用ディスクと位置検出用ディスクの
詳細を示す平面図である。
【図7】じゃんけんゲーム機の回路の実施例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…タイトル部 2…マルチプレックスホログラム 3…三次元像 4…表示部 5…インストラクション 6…コイン投入口 7…押しボタン 8…サービスドア 9…景品カプセルの出口 10…キャッシュボックスドア 11…ゲーム機本体 12…ハロゲンランプ 13…遮光板 14…視線位置 21…フレーム 22…回転軸 23a,23b…軸受け 24…プーリ 25…クラッチ 26,27…ディスク 28,29…位置検出用センサ 30…モータ 31…駆動プーリ 32…駆動用ベルト 33…ストップソレノイド 34…プランジャ 35…スプリング 36…スプリングストッパ 37…キー 40…サウンド 41…景品払出し装置 42…ランプ 43…制御部 44…記憶部 45…電源部 46…コインスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示変化部分を立体的な映像「ホログラ
    フィー」によって表現する三竦みゲーム機であって、 プレイヤーが3種類の像のうち一つを選択するための選
    択スイッチ手段と、 回転することにより第1,第2,第3の像を連続的に変
    化させてつぎの像に移行させ、回転中はプレイヤーに対
    し連続変化像を、停止したときは前記第1,第2,第3
    の像のいずれかを表示する円筒状のホログラムのシート
    フィルムと、 前記シートフィルムを回転駆動させる回転駆動手段と、 前記シートフィルムの回転軸に固定され、プレイヤーに
    表示する位置に前記第1,第2,第3の像をそれぞれ停
    止するための溝を有する像位置決定用ディスクと、 前記像位置決定用ディスクの溝の一つに嵌合するための
    ストッパ手段と、 前記シートフィルムの回転軸に固定された位置検出用デ
    ィスクと、 前記位置検出用ディスクの停止位置を検出する位置検出
    用センサと、 前記選択スイッチ手段により前記像の1つが選択された
    とき、前記ストッパ手段を作動させて前記像位置決定用
    ディスクの1つの溝に嵌合させて前記像位置決定用ディ
    スクを停止させ、その時の前記位置検出用ディスクの位
    置を位置検出センサで検出することによりプレイヤーに
    表示される像を認識し、前記プレイヤーが選択した像と
    前記プレイヤーに表示された像との勝ち負けを判断する
    制御手段と、 を備えたことを特徴とするホログラムを用いた三竦みゲ
    ーム機。
  2. 【請求項2】前記回転駆動手段は、 モータと、 前記モータ軸に固定された駆動プーリと、 前記シートフィルムの回転軸に対し回転自由で、かつ同
    軸に設けられ、前記駆動プーリから回転力が伝達される
    従動プーリと、 クラッチとからなり、 前記クラッチを介して前記像位置決定用ディスクに前記
    従動プーリからの回転力を伝達するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のホログラムを用いた三竦み
    ゲーム機。
  3. 【請求項3】前記像位置決定用ディスクが停止させられ
    たとき、前記クラッチは滑動し、その後に前記モータの
    駆動を停止するように構成した請求項2記載のホログラ
    ムを用いた三竦みゲーム機。
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