JPH08154822A - 米をうるかすための吸水時間を調節する機能を有する炊飯器 - Google Patents

米をうるかすための吸水時間を調節する機能を有する炊飯器

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JPH08154822A
JPH08154822A JP33111394A JP33111394A JPH08154822A JP H08154822 A JPH08154822 A JP H08154822A JP 33111394 A JP33111394 A JP 33111394A JP 33111394 A JP33111394 A JP 33111394A JP H08154822 A JPH08154822 A JP H08154822A
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water
water injection
rice
injection valve
water tank
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JP33111394A
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Kozo Shibata
孝三 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗米に吸水させて炊き上げることにより美味
しい炊きたて飯を作ることができるなどの効果を有する
米をうるかすための吸水時間を調節する機能を有する炊
飯器の提供を目的とする。 【構成】 内釜部分2Aと、内釜部分の外周に断熱材2
Bを介して外釜2Cが配設されている炊飯器本体2にお
いて、炊飯器本体2の上面開口部に開閉自在に設けられ
た上蓋部3の下面には、均等注水板兼蒸気分離板3Eが
張設され、上蓋部3の上面には水タンク4の注水弁部5
が設けられ、上蓋部3には圧力調整弁部6が設けられ、
均等注水板兼蒸気分離板3Eには均等注水用穴3E11
が所定間隔をもって開設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、米をうるかすための吸
水時間を調節する機能を有する炊飯器に係るものであ
り、詳しくは従来の炊飯器の上部の構造を変更して水タ
ンクを付加しご飯の食味の向上を図ることのできる炊飯
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器では翌朝にご飯を食べる場
合、前夜のうちに米をとぎ、水と一緒に炊飯器に仕込ん
でおくよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。従来
の炊飯器では上述のように、前夜のうちに米をとぎ、水
と一緒に炊飯器に仕込んでおくために、米の吸水率が過
剰となり、食味のおちた炊きたて飯となる。本願は、従
来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、上述の問題を解決で
きるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、内釜部分2Aと、この内釜部分の外周に
断熱材2Bを介して外釜2Cが配設されている炊飯器本
体2において、炊飯器本体2の上面開口部に開閉自在に
設けられた上蓋部3は、上蓋3Aとこの上蓋の下面に添
着された断熱材3Bと、この断熱材の下面に配線された
保温用ヒーター3Cと、この保温用ヒーターの下面に張
設された中蓋3Dと、この中蓋の下面に所定間隔をもっ
て着脱自在に張設された均等注水板兼蒸気分離板3Eと
から構成され、上蓋部3の上面に設けられた水タンク4
の上面には給水口4Aが設けられていると共に、水タン
クの側面には水位目盛4Bが設けられ、水タンクの下面
に設けられた注水弁部5は、水タンクの底から中蓋3D
を貫通させた縦パイプ5Aと、縦パイプの下端開口部に
開閉自在に設けられた注水弁5Bと、注水弁5Bに連結
され縦パイプ5Aの中心を通る縦シャフト5Cと、この
縦シャフトの上端に連結された注水弁開閉器5Dとから
構成され、注水弁開閉器5Dの構成は、縦シャフト5C
の上方外周に設けたケース5D1と、このケース内にお
いて縦シャフト5Cの周囲の上方に配設されたコイル5
D2と、下方に配設されたコイルスプリング5D3とか
ら構成され、上蓋部3に設けられた圧力調整弁部6は、
上蓋3Aと中蓋3Dとを連通している縦パイプ6Aと、
この縦パイプ内に設けられた圧力調整弁6Bとから構成
され、均等注水板兼蒸気分離板3Eは、平面円形の板3
E1の中央部には下向きコ字状の突出部3E2が形成さ
れ、外周部には上方に向け屈曲させた縁3E3が形成さ
れ、突出部の中央部分には取外し自在に中蓋3Dが取付
けられ、板3E1には均等注水用穴3E11が所定間隔
をもって開設されている米をうるかすための吸水時間を
調節する機能を有する炊飯器である。この場合、下記の
ようにすることができる。米をうるかすための吸水時間
を調節する機能を有する炊飯器1の側方に水タンク8を
設置し、この水タンク8内に設けたポンプ8Aと、注水
弁部5における注水弁開閉器5Dのケース5D1とを連
結し、タイマーによりポンプ8Aと注水弁部5における
注水弁5Bを作動させ水タンクの水をすべて注水した
後、ポンプ8Aの作動を停止し、注水弁5Bを閉止する
よう構成する。
【0005】
【作用】作用は効果と共に説明する。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は本発明の米をうるかすための吸水時間を調節する機能
を有する炊飯器である。2は炊飯器本体で、内釜部分2
Aと、この内釜部分の外周に断熱材2Bを介して外釜2
Cが配設されている。そして、この炊飯器本体には、公
知の炊飯用ヒーター(図示略)が設けられている。3は
この炊飯器本体2の上面開口部に開閉自在に設けられた
上蓋部で、上蓋3Aとこの上蓋の下面に添着された断熱
材3Bと、この断熱材の下面に配線された保温用ヒータ
ー3Cと、この保温用ヒーターの下面に張設された中蓋
3Dと、この中蓋の下面に所定間隔をもって着脱自在に
張設された均等注水板兼蒸気分離板3Eとから構成され
ている。3Fはパッキングである。
【0007】4は上蓋部3の上面に設けられた水タンク
で、4Aは水タンクの上面に設けられた給水口で、4B
は水タンクの側面に設けられた水位目盛である。5はこ
の水タンクの下面に設けられた注水弁部で、水タンクの
底から中蓋3Dを貫通させた縦パイプ5Aと、縦パイプ
の下端開口部に開閉自在に設けられた注水弁5Bと、注
水弁5Bに連結され縦パイプ5Aの中心を通る縦シャフ
ト5Cと、この縦シャフトの上端に連結された注水弁開
閉器5Dとから構成されている。
【0008】注水弁開閉器5Dの構成は下記の通りであ
る。縦シャフト5Cの上方外周に設けたケース5D1
と、このケース内において縦シャフト5Cの周囲の上方
に配設されたコイル5D2と、下方に配設されたコイル
スプリング5D3とから構成されている。6は上蓋部3
に設けられた圧力調整弁部で、上蓋3Aと中蓋3Dとを
連通している縦パイプ6Aと、この縦パイプ内に設けら
れた圧力調整弁6Bとから構成されている。均等注水板
兼蒸気分離板3Eは、平面円形の板3E1の中央部には
下向きコ字状の突出部3E2が形成され、外周部には上
方に向け屈曲させた縁3E3が形成され、突出部の中央
部分には公知の合成ゴムのキャップ3E4を利用して中
蓋3Dが取外し自在に取付けられ、板3E1には均等注
水用穴3E11が所定間隔をもって開設されている。
【0009】上述のほか、下記のようにすることができ
る。 1.水タンクに電気ヒーターを組込むことができる。こ
れは料理によって温水を使用する場合に使用することに
なる。 2.図5ないし図7を参照して、上述の米をうるかすた
めの吸水時間を調節する機能を有する炊飯器1の側方に
水タンク8を設置し、この水タンク8内に設けたポンプ
8Aと、注水弁部5における注水弁開閉器5Dのケース
5D1とをホース8Bで連結し、タイマーによりポンプ
8Aと注水弁部5における注水弁5Bを作動させ水タン
クの水をすべて注水した後、ポンプ8Aの作動を停止
し、注水弁5Bを閉止するよう構成されている。 図中、8Cは水位目盛、8Dは制御回路である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。洗米後、水切りした米の
みを炊飯釜に仕込み、最適時間に炊飯器に組込んだ水タ
ンクより炊飯釜に注水し、洗米に吸水させて炊き上げる
ことにより美味しい炊きたて飯を作ることができる。ま
た、均等注水板兼蒸気分離板3Eは、下記の作用を営む
ことになる。 1.水を入れる場合、当該水は均等注水板兼蒸気分離板
上に広くひろがり、均等注水用穴3E11から炊飯器本
体2内に落下給水される。もし、かかる均等注水板兼蒸
気分離板3Eがない場合は、一個所に集中して給水され
るので、炊飯器本体2内に収納されている米にくぼみが
形成されることになり、おいしく炊き上げることができ
なくなる。 2.米が炊き上がる場合、水蒸気と泡が発生するが、水
蒸気のみが均等注水板兼蒸気分離板の下面に広くひろが
り、均等注水用穴3E11から外気に放出される。この
結果、おいしく炊き上げることができることになる。 さらに、以上は米を炊く場合を前提に説明したが、例え
ば豆などの穀類を炊く場合にも使用できることは当然で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の縦断面図である。
【図2】均等注水板兼蒸気分離板の平面図である。
【図3】図1における注水弁部部分の拡大図である。
【図4】制御系統図である。
【図5】他の実施例の要部の縦断面図である。
【図6】図5における注水弁部部分の拡大図である。
【図7】制御系統図である。
【符号の説明】
1 米をうるかすための吸水時間を調節する機能を有す
る炊飯器 2 炊飯器本体 3 上蓋部 3E 均等注水板兼蒸気分離板 4 水タンク 5 注水弁部 6 圧力調整弁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内釜部分(2A)と、この内釜部分の外
    周に断熱材(2B)を介して外釜(2C)が配設されて
    いる炊飯器本体(2)において、炊飯器本体(2)の上
    面開口部に開閉自在に設けられた上蓋部(3)は、上蓋
    (3A)とこの上蓋の下面に添着された断熱材(3B)
    と、この断熱材の下面に配線された保温用ヒーター(3
    C)と、この保温用ヒーターの下面に張設された中蓋
    (3D)と、この中蓋の下面に所定間隔をもって着脱自
    在に張設された均等注水板兼蒸気分離板(3E)とから
    構成され、上蓋部(3)の上面に設けられた水タンク
    (4)の上面には給水口(4A)が設けられていると共
    に、水タンクの側面には水位目盛(4B)が設けられ、
    水タンクの下面に設けられた注水弁部(5)は、水タン
    クの底から中蓋(3D)を貫通させた縦パイプ(5A)
    と、縦パイプの下端開口部に開閉自在に設けられた注水
    弁(5B)と、注水弁(5B)に連結され縦パイプ(5
    A)の中心を通る縦シャフト(5C)と、この縦シャフ
    トの上端に連結された注水弁開閉器(5D)とから構成
    され、注水弁開閉器(5D)の構成は、縦シャフト(5
    C)の上方外周に設けたケース(5D1)と、このケー
    ス内において縦シャフト(5C)の周囲の上方に配設さ
    れたコイル(5D2)と、下方に配設されたコイルスプ
    リング(5D3)とから構成され、上蓋部(3)に設け
    られた圧力調整弁部(6)は、上蓋(3A)と中蓋(3
    D)とを連通している縦パイプ(6A)と、この縦パイ
    プ内に設けられた圧力調整弁(6B)とから構成され、
    均等注水板兼蒸気分離板(3E)は、平面円形の板(3
    E1)の中央部には下向きコ字状の突出部(3E2)が
    形成され、外周部には上方に向け屈曲させた縁(3E
    3)が形成され、突出部の中央部分には取外し自在に中
    蓋(3D)が取付けられ、板(3E1)には均等注水用
    穴(3E11)が所定間隔をもって開設されていること
    を特徴とする米をうるかすための吸水時間を調節する機
    能を有する炊飯器。
  2. 【請求項2】 米をうるかすための吸水時間を調節する
    機能を有する炊飯器(1)の側方に水タンク(8)を設
    置し、この水タンク(8)内に設けたポンプ(8A)
    と、注水弁部(5)における注水弁開閉器(5D)のケ
    ース(5D1)とを連結し、タイマーによりポンプ(8
    A)と注水弁部(5)における注水弁(5B)を作動さ
    せ水タンクの水をすべて注水した後、ポンプ(8A)の
    作動を停止し、注水弁(5B)を閉止するよう構成され
    ている請求項1記載の米をうるかすための吸水時間を調
    節する機能を有する炊飯器。
JP33111394A 1994-12-07 1994-12-07 米をうるかすための吸水時間を調節する機能を有する炊飯器 Pending JPH08154822A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046122A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2013031727A (ja) * 2012-11-14 2013-02-14 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
CN103960957A (zh) * 2014-03-19 2014-08-06 梁玉泉 活动水容器和制冷设备的电饭煲合体
JP2017225723A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 三菱電機株式会社 炊飯器

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