JPH08154748A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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Publication number
JPH08154748A
JPH08154748A JP29956994A JP29956994A JPH08154748A JP H08154748 A JPH08154748 A JP H08154748A JP 29956994 A JP29956994 A JP 29956994A JP 29956994 A JP29956994 A JP 29956994A JP H08154748 A JPH08154748 A JP H08154748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
plate
groove
fixing tool
cabinet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29956994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Iwata
賢一 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP29956994A priority Critical patent/JPH08154748A/ja
Publication of JPH08154748A publication Critical patent/JPH08154748A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観の向上をを図り、引っ掛かることはなく
背板の外側に化粧背板を取付けることができる。 【構成】 背板5の外面の周縁部に沿って下地桟6を取
付け、この下地桟6の外側面に、側板2、天板3および
底板4の後縁部を当接させて固着具11で接合して成る
キャビネットにおいて、下地桟6の後方に面した裏面に
断面略V形の溝7を長手方向に設け、固着具11を溝7
より側板2、天板3および底板4に向かって貫入した。
固着具11の頭部が下地桟6の溝7内に納まるので、見
栄えが良く、また引っ掛かることもない。このため、下
地桟6を下地として、背板5の外側に化粧背板10を取
付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、キャビネットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャビネットを製作するに際して
は、図8に示すように、背板50の外面の周縁部に沿っ
て下地桟51を取付け、側板52の内面の後縁部を下地
桟51の外側面に当接させてステープル53で接合して
いた。天板および底板は、側板52と同様にして接合さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、運搬の
便宜上、ノックダウンにすると組立式のためステープル
53が使用できなかった。そのため、ビスを使用するこ
とになるが、下地桟51から側板52側へビスを斜めに
貫入すると、ビスの頭部が突出してしまうので、外観が
悪くなるとともに引っ掛かるという問題点があった。ま
た、ビスを貫入する際、下地桟51に対してビスを斜め
にするため容易に作業ができなかった。
【0004】また、下地桟51を下地として背板50の
外側に化粧背板を取付けようとしても、上記のように下
地桟51にビスの頭部が突出しているので、化粧背板を
取付けることができなかった。したがって、この発明の
目的は、外観の向上をを図り、引っ掛かることはなく背
板の外側に化粧背板を取付けることができるキャビネッ
トを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のキャビネット
は、背板の外面の周縁部に沿って下地桟を取付け、この
下地桟の外側面に、側板、天板および底板の後縁部を当
接させて固着具で接合して成るキャビネットにおいて、
前記下地桟の後方に面した裏面に断面略V形の溝を長手
方向に設け、前記固着具を前記溝より前記側板、前記天
板および前記底板に向かって貫入したこと特徴とするも
のである。
【0006】請求項2のキャビネットは、請求項1にお
いて、前記下地桟を下地として、前記背板の外側に化粧
背板を取付けたものである。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、固着具の頭部が下地
桟の溝内に納まるので、見栄えが良く、また引っ掛かる
こともない。固着具はビス等が使用できるため、各部材
に分割した状態で搬送できる。また、下地桟から側板、
天板および底板に固着具を斜めに貫入する際、下地桟に
設けた溝が断面略V形であるので、溝の傾斜した一面に
対して固着具を直角に近い姿勢にして作業ができる。こ
のため、固着具で接合する作業が容易になり、組立性が
向上する。
【0008】請求項2の構成によれば、固着具の頭部に
干渉することなく、背板の外側に配置される化粧背板を
下地桟に接した状態で取付けることができる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例のキャビネットを図1な
いし図7に基づいて説明する。キャビネットは、図7に
示すように、物品を収納可能なボックス形で前面に開閉
自在な扉1が取付けられている。また、側板2、天板3
および底板4は、背面に配置された背板5と接合され
る。
【0010】図1は側板2と背板5の接合構造を示して
いる。背板5はカラー合板等からなり、図2ないし図5
に示すように、外面の周縁部に沿って4本の下地桟6…
が取付けられている。この場合、下地桟6の外側面を背
板5の端面より内側へ位置させて、下地桟6の外側面よ
り突出した背板5の周縁部を凸部13としている。ま
た、図5に示すように、下地桟6の後方に面した裏面に
断面略V形の溝7が長手方向に設けてある。この場合、
図5に示すように、固着具11を貫入する一面7aの傾
斜が急で、他面7bの傾斜が緩やかになっており、両面
7a,7bが直角をなすように形成してある。
【0011】側板2は、背板5の凸部13が嵌入可能な
凹部14が内面に設けてある。この場合、凹部14は側
板2の後端面から下地桟6の外側面の幅寸法だけ離れた
位置に設けられ、取付状態において下地桟6の裏面と側
板2の後端面とが面一になるようにしている。また、天
板3と底板4にも側板2と同様の溝が設けられる(図示
せず)。
【0012】また、図6に示すように、背板5の外側に
化粧背板10が取付けられる。この化粧背板10は、下
地桟6や固着具等を隠してキャビネットの背面の外観を
向上させる。この化粧背板10と、側板2、天板3およ
び底板4は同様の材質で形成される。このキャビネット
を組み立てるには、図1に示すように、背板5の凸部1
3と側板2の凹部14が嵌入した状態で、側板2の内面
の後縁部を下地桟6の外側面に当接させ、ビス等の固着
具11を溝7の一面7aより側板2に向かって貫入して
接合する。固着具11の頭部は溝7の内部に納められ、
下地桟6の裏面から突出しない。天板3と底板4も側板
2と同様にして接合する。この後、図6に示すように、
背板5の外側に化粧背板10を配置し、ビス等の固着具
12を背板5側から下地桟6、化粧背板10に向かって
貫入して接合する。また、キャビネットの前面に扉1を
ヒンジ等により開閉自在に取付ける。
【0013】この実施例では、固着具11の頭部が下地
桟6の溝7内に納まるので、見栄えが良く、また引っ掛
かることもない。固着具11はビス等が使用できるた
め、各部材に分割した状態で搬送できる。また、下地桟
6から側板2、天板3および底板4に固着具11を斜め
に貫入する際、下地桟6に設けた溝7が断面略V形であ
るので、溝7の傾斜した一面7aに対して固着具11を
直角に近い姿勢にして作業ができる。このため、固着具
11を取付けやすく組立性が向上する。
【0014】この場合、溝7の一面7aの傾斜を急にし
たので、固着具11は背板5の内側に露出せず側板2に
貫入することができる。また、溝7の両面7a,7bが
直角をなすため、固着具11を溝7の他面7bに平行に
して作業することにより固着具11が溝7の一面7aに
直角に貫入される。このように、溝7の他面7bの面方
向に固着具11を貫入すればよいので、さらに作業性が
向上する。また、固着具11の頭部に干渉することな
く、背板5の外側に配置される化粧背板10を下地桟6
に接した状態で取付けることができる。
【0015】なお、化粧背板10は取付けてなくてもよ
い。また、凸部13と凹部14がない構成でもよい。
【0016】
【発明の効果】請求項1のキャビネットによれば、固着
具の頭部が下地桟の溝内に納まるので、見栄えが良く、
また引っ掛かることもない。固着具はビス等が使用でき
るため、各部材に分割した状態で搬送できる。また、下
地桟から側板、天板および底板に固着具を斜めに貫入す
る際、下地桟に設けた溝が断面略V形であるので、溝の
傾斜した一面に対して固着具を直角に近い姿勢にして作
業ができる。このため、固着具で接合する作業が容易に
なり、組立性が向上する。
【0017】請求項2のキャビネットによれば、固着具
の頭部に干渉することなく、背板の外側に配置される化
粧背板を下地桟に接した状態で取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のキャビネットの要部斜視
図である。
【図2】背板の正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】図3のA部の拡大図である。
【図6】化粧背板の取付説明図である。
【図7】キャビネットの全体図である。
【図8】従来例の要部斜視図である。
【符号の説明】
2 側板 3 天板 4 底板 5 背板 6 下地桟 7 溝 10 化粧背板 11 固着具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板の外面の周縁部に沿って下地桟を取
    付け、この下地桟の外側面に、側板、天板および底板の
    後縁部を当接させて固着具で接合して成るキャビネット
    において、 前記下地桟の後方に面した裏面に断面略V形の溝を長手
    方向に設け、前記固着具を前記溝より前記側板、前記天
    板および前記底板に向かって貫入したこと特徴とするキ
    ャビネット。
  2. 【請求項2】 前記下地桟を下地として、前記背板の外
    側に化粧背板を取付けた請求項1記載のキャビネット。
JP29956994A 1994-12-02 1994-12-02 キャビネット Withdrawn JPH08154748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29956994A JPH08154748A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29956994A JPH08154748A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 キャビネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08154748A true JPH08154748A (ja) 1996-06-18

Family

ID=17874331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29956994A Withdrawn JPH08154748A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 キャビネット

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JP (1) JPH08154748A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082921A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 箱型収納家具
JP2011010993A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Takara Standard Co Ltd 吊戸棚及びその製造方法

Cited By (3)

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JP2007082921A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 箱型収納家具
JP4508059B2 (ja) * 2005-09-26 2010-07-21 パナソニック電工株式会社 箱型収納家具
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Effective date: 20020205