JPH08154228A - カメラ一体型vtr - Google Patents

カメラ一体型vtr

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JPH08154228A
JPH08154228A JP6292998A JP29299894A JPH08154228A JP H08154228 A JPH08154228 A JP H08154228A JP 6292998 A JP6292998 A JP 6292998A JP 29299894 A JP29299894 A JP 29299894A JP H08154228 A JPH08154228 A JP H08154228A
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camera
vtr
recording
unit
video signal
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JP6292998A
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Kazu Tanaka
和 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの再生時に、撮影位置周辺の地図
上の情報を得ることを可能とし、該地図上で撮影軌跡を
辿ることができるカメラ一体型VTRを提供することを
目的とする。 【構成】 被写体を撮像するためのカメラ部14と、該
カメラ部14から取り込まれた映像信号を記録するVT
R部とを有するカメラ一体型VTRにおいて、GPS衛
星からのGPS信号に基づいて測位データを出力するG
PS受信手段2と、上記GPS受信手段2からの測位デ
ータを、上記カメラ部14からの映像信号と同時に、上
記VTR部内の磁気テープに記録する記録手段18とを
設けてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体を撮像するため
のカメラ部と、該カメラ部から取り込まれた映像信号を
記録するVTR部とを有するカメラ一体型VTRに関
し、さらに詳細には、GPS受信装置より得られる撮影
時の測位データと撮影画像とを同時に記録可能としたカ
メラ一体型VTRに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、カメラレンズ,該カメラレン
ズにより形成された被写体の光学像を映像信号に変換す
る撮像回路を含むカメラ部と、該カメラ部から取り込ま
れた映像信号を磁気テープに記録するVTR部とを有す
るカメラ一体型VTRが広く知られている。
【0003】ここで、VTR部における磁気記録/再生
方式としては、種々の方式が提案されているが、例え
ば、8ミリVTRにおける磁気記録/再生方式や、民生
用デジタルVTRにおける磁気記録/再生方式がある。
【0004】8ミリVTR規格における磁気記録/再生
方式の場合、回転ヘッドドラムに設けられた2個の磁気
ヘッドにより、それぞれ磁気テープの長手方向に対して
傾いた1ch,2chトラックを形成している。そのテ
ープ記録フォーマットは、図5に示すように、アナログ
映像信号(輝度信号及び色信号)とともに、オーディオ
FM信号,トラッキング制御信号が周波数多重されて記
録される第1の記録領域と、トラッキング制御信号とと
もに、PCM(パルス符号変調)化したデジタル音声信
号が記録される第2の記録領域とから構成されている。
【0005】また、民生用デジタルVTR規格における
磁気記録/再生方式の場合、そのテープ記録フォーマッ
トは、図6に示すように、撮影(記録)日時情報,文字
コード情報,頭出し情報等の任意の情報が記録されるサ
ブコード記録領域と、デジタル映像信号(輝度信号及び
色信号)が記録されるビデオ記録領域と、デジタル音声
信号が記録されるオーディオ記録領域と、トラックID
等の情報が記録されるITI(Insert and
Track Infomation)記録領域等により
構成されている。
【0006】一方、全世界においていつでもどこでも現
在位置を測位できるシステムとして、GPS(Glob
al Positioning System;全世界
方位計測システム)が注目されている。このGPSを用
いて測位を行うGPS受信装置は、測位誤差が最小とな
る4つのGPS衛星からのGPS信号に基づいて得られ
る各衛星との疑似距離の測距データ及び衛星軌道データ
を用いて、衛星位置の算出,4次方程式の演算,座標変
換及び統計処理等の演算処理を行い、測位データ(緯
度,経度,高度等)を得るものである。
【0007】ここで、GPS衛星から送信されるGPS
信号のデータフォーマットについて、図7とともに説明
する。GPSデータは、マスターフレームの繰り返しか
ら構成され、1マスターフレームは25メインフレーム
からなり、1メインフレームは5サブフレームからなる
(図7(a)参照)。各サブフレームは300ビットで
構成されており、第1サブフレームにはその衛星の時計
の補正係数が、第2及び第3フレームにはその衛星の軌
道データが、第4及び第5サブフレームにはアルマナッ
クや電離層の補正係数等がそれぞれ含まれている(図7
(b)参照)。
【0008】そして、上記GPS受信装置を用いて、撮
影時の測位情報を撮影画像に対応させて記録するカメラ
一体型VTRカメラが、特開平4−354485号公報
にて提案されている。
【0009】この特開平4−354485号公報で提案
されている映像記録装置は、撮影場所に係る情報を映像
と共に容易に記録してその利便性を向上させるために、
GPS受信装置により撮影時の自己位置,年月日,時刻
を連続的に計測し、この計測した自己位置に対応する地
図上の情報、例えば国名,都市名を自動的に選択すると
ともに、この地図上の情報と自己位置の年月日,時刻と
を選択的に撮影映像にスーパーインポーズして磁気テー
プに記録するものである。
【0010】また、特開平4−70724号公報では、
後の画像検索処理を容易にするために、カメラで撮影さ
れた画像をフィルム或いはメモリ等に記録するととも
に、GPS受信装置より得られる測位データを検索用情
報としてそのときの撮影画像と対応付けて共に前記フィ
ルム或いはメモリに自動的に記録する位置情報記録可能
なカメラ(電子スチルカメラ,銀塩カメラ)が提案され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−354485号公報に記載の映像記録装置の場合、
国名,都市名等の地名を場所情報としてスーパーインポ
ーズして撮影画像と共に磁気テープに記録しているた
め、上記場所情報の細分化には限界があり、記録される
場所情報が経時変化を伴うことは難しく、再生時に、例
えば、移動体から撮影したときなどにおける撮影軌跡
(撮影経路)を理解することはできない。また、場所情
報として地名をスーパーインポーズ表示しているので、
撮影位置周辺の地図上の情報を得ることができず、利便
性が悪いという問題があった。
【0012】さらに、再生映像には常に上記場所情報等
がスーパーインポーズ表示されることとなるため、上記
場所情報等の必要がなく撮影画像のみを見たいときには
非常に見づらいものとなってしまうという問題もあっ
た。
【0013】また、特開平4−70724号公報に記載
のカメラにおいては、測位データと撮影画像とを共に連
続的に記録するものではなく、例えば、移動体から撮影
したときなどにおける撮影軌跡(撮影経路)を理解する
ことはできない。また、測位データは検索用情報として
のみ用いられているので、この測位データによって地図
情報を得ることができず、結局、撮影位置周辺の地図上
の情報を得ることができず、利便性が悪いという問題が
あった。
【0014】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、磁気テープの再生時に、撮影位置周辺の地
図上の情報を得ることを可能とし、該地図上で撮影軌跡
を辿ることができるカメラ一体型VTRを提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にかかるカメラ一体型VTRは、被写体を
撮像するためのカメラ部と、該カメラ部から取り込まれ
た映像信号を記録するVTR部とを有するカメラ一体型
VTRにおいて、GPS衛星からのGPS信号に基づい
て測位データを出力するGPS受信手段と、上記GPS
受信手段からの測位データを、上記カメラ部からの映像
信号と同時に、上記VTR部内の磁気テープに記録する
記録手段とを設けてなるものである。
【0016】
【作用】本発明にかかるカメラ一体型VTRでは、GP
S受信手段により得られた撮影位置の測位データを、カ
メラ部からの映像信号と同時に連続的に記録することが
できるため、再生時に、上記測位データに基づいた所定
の地図情報及び撮影位置情報を読み出して映像信号とし
て出力させ、単独又は撮影画像とともに表示することを
可能としている。
【0017】
【実施例】以下、本発明のカメラ一体型VTRの一実施
例を、民生用デジタルVTR規格に準じたモニタ付きの
カメラ一体型VTRについて、図1乃至図4とともに説
明する。
【0018】ここで、図1は本実施例のカメラ一体型V
TRにおける記録系を示す機能ブロック図、図2は本実
施例のカメラ一体型VTRにおける再生系を示す機能ブ
ロック図、図3は本実施例のカメラ一体型VTRにおけ
る全画面表示切替時を示す説明図、図4は本実施例のカ
メラ一体型VTRにおけるスーパーインポーズ表示切替
時を示す説明図である。尚、本実施例のカメラ一体型V
TRを説明するにあたって、その機能ブロック図を記録
系(図1)と再生系(図2)とで分けて記載したが、こ
れは本実施例の理解をより容易に可能とするためであっ
て、本実施例のカメラ一体型VTRが記録系と再生系と
の双方を含むことは言うまでもない。
【0019】本実施例のカメラ一体型VTRの記録系を
示す図1において、1はカメラ一体型VTR部、2はG
PSナビゲーション部である。カメラ一体型VTR部1
において、11は音声を集音するマイク部、12はマイ
ク部11より取り込まれた音声信号に対して所定の信号
処理を施す音声信号処理部、13はアナログ音声信号を
デジタル音声信号に変換するA/D変換部、14は被写
体を撮像するためのカメラ部、15はカメラ部14から
取り込まれた映像信号に対して所定の信号処理を施す映
像信号処理部、16はアナログ映像信号をデジタル映像
信号に変換するA/D変換部である。
【0020】さらに、17はサブコード・データを検出
して出力するサブコード・データ検出部、18はデジタ
ル音声信号,デジタル映像信号,及びサブコード・デー
タをそれぞれ切り替えて出力するデータ切替部18aを
含む記録信号処理部、19は記録信号処理部18からの
各々のデジタル信号を磁気テープ(図示せず)に記録す
るための磁気ヘッド、20は現在時刻(撮影時刻)を計
時する計時部である。
【0021】一方、GPSナビゲーション部2におい
て、21は4つのGPS衛星からのGPS信号を受信す
るためのGPS受信アンテナ、22はGPS受信アンテ
ナにて受信したGPS信号を増幅するアンプ部、23は
アンプ部22で増幅されたGPS信号をIF(中間周波
数)帯域に変換する周波数変換部、24は周波数変換さ
れたGPS信号をデジタル信号に変換するA/D変換
部、25は変換されたデジタル信号について、視界内の
各GPS衛星毎の拡散コードを用いて逆拡散してデータ
復調を行い、これらの衛星全ての衛星軌跡データを得る
と共に4つの衛星との疑似距離を算出するためのデジタ
ル信号処理部である。
【0022】また、26はデジタル信号処理部にて算出
された疑似距離及び衛星軌跡データ等に基づいて、衛星
位置の算出,4次方程式の演算,座標変換及び統計処理
等の測位演算処理を行い、測位データ(緯度,経度,高
度,移動方向,移動速度等)を出力する測位演算部、2
7は測位演算部26にて得られた測位データとカメラ一
体型VTR部1の計時部20からの現在時刻とに対し
て、サブコード記録領域にデジタル記録可能な信号とす
るためにD/D変換を行うサブコード・データエンコー
ド部である。
【0023】上記のように構成してなるカメラ一体型V
TRの記録動作について説明する。カメラ一体型VTR
部1のマイク部11,カメラ部14から取り込まれた音
声信号及び映像信号は、それぞれ音声信号処理部12,
映像信号処理部15にて所定の信号処理を施された後、
A/D変換部13,16にてデジタル信号に変換され
て、記録信号処理部18のデータ切替部18aに入力さ
れる。
【0024】同時に、GPSナビゲーション部2の測位
演算部26で得られた現在位地(撮影位置)を示す測位
データは、カメラ一体型VTR部1の計時部20からの
現在時刻データと一緒に、サブコード・データエンコー
ド部27にて磁気テープのサブコード記録領域にデジタ
ル記録可能な信号とするためにD/D変換された後、カ
メラ一体型VTR部1のサブコード・データ検出部17
を介して連続的に記録信号処理部18のデータ切替部1
8aに入力される。
【0025】データ切替部18aでは、民生用デジタル
VTR規格におけるテープ記録フォーマット(図6参
照)に準じて、デジタル音声信号,デジタル映像信号,
サブコード・データとしての測位データ,及びITIデ
ータがそれぞれ所定の記録領域に記録されるよう前記そ
れぞれのデータを切替出力して、磁気ヘッド19に供給
する。
【0026】上述のとおり、本実施例に係るカメラ一体
型VTRでは、デジタル音声信号,デジタル映像信号
と、これらの撮影位置を示す測位データとが、同時且つ
連続的に磁気テープ(図示せず)上の別領域にデジタル
記録されることとなる。
【0027】次に、本実施例のカメラ一体型VTRにお
ける再生系を、図2とともに説明する。図2において、
1はカメラ一体型VTR部、2はGPSナビゲーション
部である。カメラ一体型VTR部1において、31は磁
気テープ(図示せず)に記録されたデジタル信号を再生
するための磁気ヘッド、32は磁気ヘッド31より再生
されたデジタル音声信号,デジタル映像信号,及びサブ
コード・データをそれぞれ切り替えて出力するデータ切
替部32aを含む再生信号処理部、33はデータ切替部
32aで切替分離されたデジタル音声信号をアナログ音
声信号に変換するD/A変換部、34は変換されたアナ
ログ音声信号に対して所定の信号処理を施す音声信号処
理部、35は音声を出力するスピーカ部である。
【0028】さらに、36はデータ切替部32aで切替
分離されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換
するD/A変換部、37は変換されたアナログ映像信号
から同期信号を分離する同期分離部、38は変換された
アナログ映像信号に対して所定の信号処理を施す映像信
号処理部、39は操作部40からの指示によって、映像
信号処理部38より得られた再生映像と後述するGPS
ナビゲーション部2の映像信号作成部54より得られる
地図データとの全画面切替,或いはスーパーインポーズ
表示切替を行う表示切替部、41は表示切替部39より
得られた映像を表示する液晶ディスプレイ等の表示部で
ある。また、42はデータ切替部32aで切替分離され
たサブコード・データを検出して出力するサブコード・
データ検出部である。
【0029】一方、GPSナビゲーション部2におい
て、51はカメラ一体型VTR部1のサブコード・デー
タ検出部42からのサブコード・データ(測位データ及
び撮影時刻データ)に対してD/D変換を行うサブコー
ド・データデコード部、52は地図情報が格納されてい
るICカード等からなる地図情報記憶部、53はサブコ
ード・データ・デコード部51からの測位データに基づ
いて、地図情報記憶部52から該測位位置を中心とした
周辺の地図データを読み出す読み出し制御部、54は読
み出し制御部53により読み出された地図データにカメ
ラ一体型VTR部1の同期分離部37にて得られた同期
信号を付加して映像信号に変換する映像信号作成部であ
る。
【0030】上記のように構成してなるカメラ一体型V
TRの再生動作について説明する。磁気ヘッド31より
読み取られたデジタル音声信号,デジタル映像信号,サ
ブコード・データとしての測位データ及び撮影時刻デー
タ,及びITIデータは、常時データ切替部32aに入
力され、該データ切替部32aでそれぞれ時系列に切替
出力される。
【0031】データ切替部32aからのデジタル音声信
号は、D/A変換部33でアナログ音声信号に変換され
た後、音声信号処理部34にて所定の信号処理を受けて
スピーカ部35より音声出力される。また、データ切替
部32aからのデジタル映像信号は、D/A変換部36
でアナログ映像信号に変換され、同期分離部37で同期
信号を分離された後、映像信号処理部38にて所定の信
号処理を受けて、表示切替部39を介して表示部41で
表示される。
【0032】同時に、データ切替部32aからの測位デ
ータ及び時刻データは、サブコード・データ検出部42
を介してGPSナビゲーション部2のサブコード・デー
タデコード部51でD/D変換されて、読み出し制御部
53に入力される。そして、読み出し制御部53では再
生測位データに基づいて、地図情報記憶部52から該測
位データの示す撮影位置を中心とした周辺の地図データ
を読み出し、映像信号作成部54にてカメラ一体型VT
R部1の同期分離部37からの同期信号を上記地図情報
記憶部52から読み出された地図データに付加して、ア
ナログ映像信号を作成し、カメラ一体型VTR部1の表
示切替部39に出力する。
【0033】表示切替部39は、操作部40からの指示
によって、映像信号処理部38からの再生映像信号と、
映像信号作成部54からの地図を表す映像信号とを切り
替えて表示部41に出力する。例えば、操作者は操作部
40を操作することにより、図3に示すように、それぞ
れの映像信号に対して全画面表示切替を行ったり、図4
に示すように、一方の映像信号をスーパーインポーズ表
示(子画面表示)するように切り替えることができる。
【0034】尚、映像信号作成部54では、測位データ
と共に再生される撮影時刻データに基づいて、撮影時刻
を測位データに基づく地図データ上でスーパーインポー
ズ表示できるように映像信号を作成している。
【0035】以上述べたとおり、測位データは音声,映
像信号と同時に常時再生されており、対応する地図デー
タを読み出しているので、操作者はいつでも所望の時
に、撮影画像に対応した撮影位置を該撮影位置の周辺の
地図上で容易に確認することができる。しかも、この撮
影位置は撮影画像とともに経時変化を伴うので、例え
ば、移動体から撮影したときなどにおける撮影軌跡(撮
影経路)を容易に理解することができる。
【0036】尚、上記一実施例においては、民生用デジ
タルVTR規格に準じたカメラ一体型VTRについて説
明したが、上述した従来例で説明した8ミリVTR規格
に準じたカメラ一体型VTRにおけるPCM音声トラッ
ク(図5参照)にGPSナビゲーション部からの測位デ
ータをデジタル記録するようにしても良く、この場合、
音声信号及び映像信号を周波数多重して同一のトラック
にアナログ記録することとし、GPS受信装置からの測
位データをPCM化することとなるが、その他は上記一
実施例と同様に構成すれば良いことは明らかである。
【0037】また、上記一実施例においては、サブコー
ド記録領域にデジタル記録するサブコード・データとし
て、測位演算部26で演算処理した後のデータを用いた
ものについて説明したが、測位演算部26で演算処理す
る前のGPS信号をデジタル信号処理したものを用いて
も良く、この場合、再生時に再生サブコード・データに
基づいて測位演算処理して、地図情報記憶部から所定の
地図データを読み出すようにすれば良い。
【0038】さらに、上記一実施例において、表示部4
1に供給される地図データがスーパーインポーズされた
撮像映像信号を別の記録装置によって磁気テープ等に記
録すれば、以後はこの磁気テープを再生する際、いつで
も地図データが表示されることとなる。
【0039】
【発明の効果】本発明にかかるカメラ一体型VTRは、
上記のような構成としているので、GPS受信手段によ
り得られた撮影位置の測位データを、カメラ部からの映
像信号と同時に連続的に記録することができるため、磁
気テープの再生時に、上記測位データに基づいた所定の
地図情報及び撮影位置情報を映像信号として出力し、単
独又は撮影画像とともに表示することが可能となる。こ
れによって、再生時に、撮影位置周辺の地図上の情報を
得ることが可能となり、該地図上で撮影軌跡を辿ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ一体型VTRの一実施例におけ
る記録系を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明のカメラ一体型VTRの一実施例におけ
る再生系を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明のカメラ一体型VTRの一実施例におけ
る全画面表示切替時を示す概略説明図である。
【図4】本発明のカメラ一体型VTRの一実施例におけ
るスーパーインポーズ表示切替時を示す概略説明図であ
る。
【図5】従来のカメラ一体型VTRにおけるVTR部の
テープ記録フォーマット(8ミリVTR規格)を示す概
略説明図である。
【図6】従来のカメラ一体型VTRにおけるVTR部の
テープ記録フォーマット(民生用デジタルVTR規格)
を示す概略説明図である。
【図7】GPS信号のデータフォーマットを示す概略説
明図である。
【符号の説明】
1 カメラ一体型VTR部 2 GPSナビゲーション部 11 マイク部 12 音声信号処理部 13 A/D変換部 14 カメラ部 15 映像信号処理部 16 A/D変換部 17 サブコード・データ検出部 18 記録信号処理部 19 磁気ヘッド 20 計時部 21 GPS受信アンテナ 22 アンプ部 23 周波数変換部 24 A/D変換部 25 デジタル信号処理部 26 測位演算部 27 サブコード・データエンコード部 31 磁気ヘッド 32 再生信号処理部 33 D/A変換部 34 音声信号処理部 35 スピーカ部 36 D/A変換部 37 同期分離部 38 映像信号処理部 39 表示切替部 40 操作部 41 表示部 42 サブコード・データ検出部 51 サブコード・データデコード部 52 地図情報記憶部 53 読み出し制御部 54 映像信号作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/7826

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像するためのカメラ部と、 該カメラ部から取り込まれた映像信号を記録するVTR
    部とを有するカメラ一体型VTRにおいて、 GPS衛星からのGPS信号に基づいて測位データを出
    力するGPS受信手段と、 上記GPS受信手段からの測位データを、上記カメラ部
    からの映像信号と同時に、上記VTR部内の磁気テープ
    に記録する記録手段とを設けたことを特徴とするカメラ
    一体型VTR。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載のカメラ一体型VTR
    において、 記録手段は、カメラ部からの映像信号を磁気テープ上の
    第1の記録領域に記録するとともに、GPS受信手段か
    らの測位データを磁気テープ上の第2の記録領域に記録
    することを特徴とするカメラ一体型VTR。
  3. 【請求項3】 上記請求項2記載のカメラ一体型VTR
    において、 GPS受信手段からの測位データを記録する磁気テープ
    上の第2の記録領域は、デジタルVTR規格におけるサ
    ブコード記録領域であることを特徴とするカメラ一体型
    VTR。
  4. 【請求項4】 上記請求項2記載のカメラ一体型VTR
    において、 GPS受信手段からの測位データを記録する磁気テープ
    上の第2の記録領域は、8ミリVTR規格におけるPC
    M音声記録領域であることを特徴とするカメラ一体型V
    TR。
  5. 【請求項5】 上記請求項1乃至4記載のカメラ一体型
    VTRにおいて、 磁気テープ上の第1の記録領域に記録された映像信号、
    及び磁気テープ上の第2の記録領域に記録された測位デ
    ータを再生する再生手段と、 地図情報が格納されている地図情報記憶手段と、 上記再生手段により得られた測位データに基づいて、上
    記地図情報記憶手段から所定の地図データを読み出す地
    図データ読出し制御手段と、 該地図データ読出し制御手段により読み出された地図デ
    ータと、上記再生手段により得られた映像信号とを切り
    替えて出力する出力切換手段とを設けたことを特徴とす
    るカメラ一体型VTR。
  6. 【請求項6】 上記請求項5記載のカメラ一体型VTR
    において、 出力切替手段は、カメラ部からの映像信号を磁気テープ
    上の第1の記録領域に記録するとともに、地図データ読
    出し制御手段により読み出された地図データを、再生手
    段により得られた映像信号に対してスーパーインポーズ
    表示するように切り替えて出力することを特徴とするカ
    メラ一体型VTR。
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