JP4409116B2 - 映像・位置情報記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋外などを移動しながら映像を撮影して記録し、併せてその撮影位置情報をGPS(Global Positioning System)信号から取得して記録し、映像と位置情報とを同期して表示させる映像・位置情報記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来の映像・位置情報記録装置の構成例である。なお、図9では、特開平7−248726号公報(GPS利用位置映像データ収集装置)に示された装置の構成が示されている。
【0003】
図9に示すように、この従来の映像・位置情報記録装置は、GPSアンテナ91と、位置情報検出部92と、アドレス情報マッチング部93と、撮影装置94と、映像入力処理部95と、映像記録媒体96と、映像記憶部97と、映像管理データベース98と、地図情報記録媒体99と、映像位置指定部100と、アドレス情報変換部101と、映像出力処理部102とを備えている。
【0004】
次に動作について説明する。図9において、位置情報検出部92は、GPSアンテナ91によって受信されたGPS信号から現在位置の位置情報(緯度、経度)を検出し、検出した位置情報をアドレス情報マッチング部93に出力する。映像入力処理部95は、撮影装置94によって撮影された映像信号をアドレス情報マッチング部93と映像記憶部97とに出力する。アドレス情報マッチング部93は、位置情報と、映像情報が記録される映像記録媒体上の記録アドレスとを対応付けた映像管理データベース98を生成する。一方、映像記憶部97は、入力された映像信号を映像情報として、撮影時間情報とともに映像記録媒体96に記録する。
【0005】
映像位置指定部100は、地図情報記録媒体99の地図情報を読み出して地図を表示し、この地図上において再生した地点を指定する。アドレス情報変換部101は、映像位置指定部100によって指定された地点のアドレスに対応する映像情報の記録アドレスを、映像管理データベース98を検索することによって取得し、映像出力処理部102に出力する。映像出力処理部102は、この記録アドレスに対応する映像データを映像記憶部97から取得し、取得した映像情報を再生する。これによって、所望の地点における映像データを再生することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の映像・位置情報記録装置では、GPSアンテナ91で受信した位置情報の保存と管理をアドレス情報マッチング部93と映像管理データベース98とで行うように構成されているので、撮影時に撮影装置94内の映像記録媒体とは別に位置情報の保存・管理の機構を撮影装置94側に用意する必要があるという問題があった。
【0007】
また、従来の映像・位置情報記録装置では、操作者の手操作によって、撮影装置94及び映像入力処理部95における映像入力開始の時刻と、GPSアンテナ91及び位置情報検出部92における位置情報入力開始の時刻との同期を取るようにしている。撮影装置94が市販のビデオカメラ装置で、位置情報検出部92が市販のGPS装置であるというように、別個独立の装置であることから、操作者の手操作によって1秒以下程度の時刻での厳密な同期を取ることは困難であるという問題もあった。
【0008】
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、撮影時にGPSアンテナで受信した位置情報の保存・管理の媒体を別途用意する必要のない映像・位置情報記録装置を得ることを目的とする。
【0009】
また、この発明は、映像入力開始の時刻と位置情報入力開始の時刻との同期を操作者が行うことなく自動的に同期を取ることのできる映像・位置情報記録装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にかかる映像・位置情報記録装置は、撮像した映像信号と入力された音声帯域信号とを所定の記録媒体に並行して記録できる映像・音声記録手段と、緯度・経度からなる位置情報を受信する位置情報受信手段と、前記位置情報受信手段が受信した位置情報を音声帯域信号へ変換して前記映像・音声記録手段に出力し、前記記録媒体への記録操作を行わせる位置情報変調手段と、前記位置情報受信手段が緯度・経度からなる位置情報を受信した時刻から、前記映像・音声記録手段によって前記音声帯域信号が前記記録媒体に記録された時刻までの遅れ時間を設定する遅れ時間設定手段と、を具備し、前記位置情報変調手段は、前記遅れ時間設定手段にて設定された前記遅れ時間情報を前記位置情報の一部として音声帯域信号へ変換して前記映像・音声記録手段に出力し、前記記録媒体への記録操作を行わせることを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、映像・音声記録手段で撮像された映像の信号は、そのまま内蔵の記録媒体に記録される。一方、位置情報受信手段が受信取得した位置情報は、位置情報変調手段が音声帯域信号に変換して映像・音声記録手段に出力し、記録媒体への記録操作を行わせる。このように、記録媒体には、撮影した映像の信号と、その映像を撮影した位置を表す位置情報に対応する音声帯域信号とが記録される。そして、位置情報受信手段が緯度・経度からなる位置情報を受信した時刻から、映像・音声記録手段によって音声帯域信号が記録媒体に記録された時刻までの遅れ時間が、位置情報の一部として記録手段に映像信号とともに記録される。ここに、位置情報には、映像・音声記録手段の角度情報が含まれる場合がある。
【0020】
つぎの発明にかかる映像・位置情報記録装置は、前記記録媒体から取り出された音声帯域信号を位置情報と遅れ時間情報とにそれぞれ変換する位置情報復調手段と、前記記録媒体から取り出された映像信号による映像を前記位置情報復調手段から出力される遅れ時間分遅らせて画面上に表示するとともに、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、記録媒体に記録される音声帯域信号が位置情報復調手段によって計算機が扱うことのできる形式を持つ位置情報と遅れ時間情報に変換される。そして、記録媒体から取り出される映像信号について遅れ時間分の調節が行われることにより、映像と位置情報が同一画面上に同期して表示される。ここに、位置情報には、映像・音声記録手段の角度情報が含まれる場合がある。
【0022】
つぎの発明にかかる映像・位置情報記録装置は、前記記録媒体から取り出された映像信号と音声帯域信号とをそれぞれ保存する映像・音声保存手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された音声帯域信号を位置情報と遅れ時間情報とにそれぞれ変換する位置情報復調手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された映像信号による映像を前記位置情報復調手段から出力される遅れ時間分遅らせて画面上に表示するとともに、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、記録媒体に記録される映像信号と音声帯域信号が、一旦映像・音声保存手段に保存された後、映像・音声保存手段に保存される音声帯域信号が位置情報復調手段によって計算機が扱うことのできる形式を持つ位置情報と遅れ時間情報に変換される。そして、映像・音声保存手段から取り出された映像信号について遅れ時間分の調節が行われることにより、映像と位置情報が同一画面上に同期して表示される。ここに、位置情報には、映像・音声記録手段の角度情報が含まれる場合がある。
【0024】
つぎの発明にかかる映像・位置情報記録装置は、前記記録媒体への前記映像信号の記録開始時刻と前記音声帯域信号の記録開始時刻とのずれ時間を検出するずれ時間検出手段、を具備し、前記位置情報変調手段は、前記ずれ時間検出手段にて検出された前記ずれ時間情報を前記位置情報の一部として音声帯域信号へ変換して前記映像・音声記録手段に出力し、前記記録媒体への記録操作を行わせることを特徴とする。
【0025】
この発明によれば、記録媒体への映像信号の記録開始時刻と音声帯域信号の記録開始時刻とのずれ時間が、位置情報の一部として記録手段に映像信号とともに記録される。ここに、位置情報には、映像・音声記録手段の角度情報、位置情報が記録手段に記録されるまでの処理時間(遅れ時間)情報が含まれる場合がある。
【0026】
つぎの発明にかかる映像・位置情報記録装置は、前記記録媒体から取り出された音声帯域信号を位置情報とずれ時間情報とにそれぞれ変換する位置情報復調手段と、前記記録媒体から取り出された映像信号による映像を前記位置情報復調手段から出力されるずれ時間分遅らせて画面上に表示するとともに、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする。
【0027】
この発明によれば、記録媒体に記録される音声帯域信号が位置情報復調手段によって計算機が扱うことのできる形式を持つ位置情報及びずれ時間情報に変換される。そして、記録媒体から取り出された映像信号についてずれ時間分の遅れ調節が行われることにより、映像と位置情報が同一画面上に同期して表示される。ここに、位置情報には、映像・音声記録手段の角度情報、位置情報が記録手段に記録されるまでの処理時間(遅れ時間)が含まれる場合がある。
【0028】
つぎの発明にかかる映像・位置情報記録装置は、前記記録媒体から取り出された映像信号と音声帯域信号とをそれぞれ保存する映像・音声保存手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された音声帯域信号を位置情報とずれ時間情報とにそれぞれ変換する位置情報復調手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された映像信号による映像を前記位置情報復調手段から出力されるずれ時間分遅らせて画面上に表示するとともに、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする。
【0029】
この発明によれば、記録媒体に記録される映像信号とその映像を撮影した位置を表す位置情報を示す音声帯域信号が、一旦映像・音声保存手段に保存された後、映像・音声保存手段に保存される音声帯域信号が位置情報復調手段によって計算機が扱うことのできる形式を持つ位置情報とずれ時間情報に変換される。そして、映像・音声保存手段から取り出した映像信号についてずれ時間分の遅れ調節が行われることにより、映像と位置情報が同一画面上に同期して表示される。ここに、位置情報には、映像・音声記録手段の角度情報、位置情報が記録手段に記録されるまでの処理時間(遅れ時間)情報が含まれる場合がある。
【0032】
つぎの発明にかかる映像・位置情報記録装置は、可聴音を収音する可聴音収集手段、を具備し、前記映像・音声記録手段は、前記可聴音収集手段から入力された可聴音信号を前記記録媒体における前記音声帯域信号の記録領域と異なる記録領域に記録するとともに、さらに、前記記録媒体から取り出された音声帯域信号を位置情報へ変換する位置情報復調手段と、前記記録媒体から取り出された前記可聴音信号に含まれる特定音成分を検出する特定音検出手段と、前記記録媒体から取り出された映像信号を前記特定音検出手段が検出した特定音成分が存在する時刻毎に分割して保存する分割映像保存手段と、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を前記特定音検出手段が検出した特定音成分が存在する時刻毎に分割し保存する分割位置情報保存手段と、前記分割映像保存手段が保存する映像信号による映像と前記分割位置情報保存手段が保存する位置情報とを同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段とを具備することを特徴とする。
【0033】
この発明によれば、記録媒体には、位置情報に対応する音声帯域信号の他に可聴音信号がそれぞれ異なる記録領域に記録される。ここに、撮影時に撮影状況を特定する特定音を操作者が発生するように決められており、収音される可聴音信号には、そのような特定音の成分が含まれている。そして、記録媒体から取り出された可聴音信号に含まれる特定音成分が検出される度に、記録媒体から取り出された映像信号による画像及び音声帯域信号による位置情報が分割保存され、それぞれが同期して同一画面上に表示される。なお、位置情報には、映像・音声記録手段の角度情報、位置情報が記録手段に記録されるまでの処理時間(遅れ時間)情報、位置情報と映像の記録タイミングのずれ時間情報が含まれる場合がある。
【0034】
つぎの発明にかかる映像・位置情報記録装置は、前記記録媒体から取り出された映像信号と音声帯域信号と可聴音信号とをそれぞれ保存する映像・音声保存手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された音声帯域信号を位置情報へ変換する位置情報復調手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された前記可聴音信号に含まれる特定音成分を検出する特定音検出手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された映像信号を前記特定音検出手段が検出した特定音成分が存在する時刻毎に分割して保存する分割映像保存手段と、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を前記特定音検出手段が検出した特定音成分が存在する時刻毎に分割して保存する分割位置情報保存手段と、前記分割映像保存手段が保存する映像信号による映像と前記分割位置情報保存手段が保存する位置情報とを同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする。
【0035】
この発明によれば、記録媒体から映像信号と音声帯域信号と可聴音信号とがそれぞれ取り出され、一旦映像・音声保存手段に保存される。そして、映像・音声保存手段から取り出された可聴音信号に含まれる特定音成分が検出される度に、映像・音声保存手段から取り出された映像信号による映像及び音声帯域信号による位置情報が分割保存され、それぞれが同期して同一画面上に表示される。ここに、位置情報には、映像・音声記録手段の角度情報、位置情報が記録手段に記録されるまでの処理時間(遅れ時間)情報、位置情報と映像の記録タイミングのずれ時間情報が含まれる場合がある。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、この発明にかかる映像・位置情報記録装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0043】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この映像・位置情報記録装置は、映像・音声記録部1と、映像・音声記録部1に内蔵される可搬型映像・音声記録媒体2と、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナ3と、GPSアンテナ3で受信された信号から現在位置(緯度・経度など)の情報をデジタル形式で取得する位置情報受信部4と、位置情報受信部4がデジタル形式で出力する位置情報を音声帯域のアナログ信号に変換し、映像・音声記録部1に出力する位置情報変調部5とを備えている。
【0044】
映像・音声記録部1は、例えばビデオカメラであり、撮像した映像の信号と位置情報変調部5から送られてくる音声帯域のアナログ信号とを内蔵する可搬型映像・音声記録媒体2に並行して記録することができる。可搬型映像・音声記録媒体2は、映像トラックと音声トラックを持つビデオテープや固体記憶素子などで構成される。GPSアンテナ3,位置情報受信部4及び位置情報変調部5は、映像・音声記録部1の近傍に配置されるようになっている。なお、GPSアンテナ3及び位置情報受信部4は、例えば市販のGPS受信装置で構成することができる。
【0045】
さらに図1に示すように、この映像・位置情報記録装置は、可搬型映像・音声記録媒体2に記録されている映像信号を計算機などの情報処理装置に入力する映像入力部6と、映像入力部6から入力された映像信号を保存するディスク装置などの映像記録媒体7と、可搬型映像・音声記録媒体2に記録されている音声帯域のアナログ信号をデジタル形式の位置情報に変換する位置情報復調部8と、位置情報復調部8が出力する位置情報を計算機などの情報処理装置に入力する位置情報入力部9と、位置情報入力部9から入力された位置情報を保存するディスク装置などの位置情報記録媒体10と、映像記録媒体7の映像と位置情報記録媒体10の位置情報を同期して計算機などの出力画面に表示する映像・位置情報表示部11とを備えている。
【0046】
次に、このように構成される映像・位置情報記録装置の動作について説明する。映像・音声記録部1は、映像を撮影して、可搬型映像・音声記録媒体2の映像記録を受け持つ映像トラックに記録する。一方、映像・音声記録部1に隣接して配置されている位置情報受信部4は、GPSアンテナ3で受信されたGPS信号から位置情報を得る。この位置情報は、GPS信号の誤差範囲内で映像・音声記録部1の位置を表している。
【0047】
位置情報受信部4が取得する位置情報は、通常、計算機で読める形式のデジタルデータであり、緯度・経度・時刻などを例えばNMEA(National Marine Electronics Association)−0183規格に準拠する欧数字のコードで表現されている。位置情報変調部5は、この位置情報を、例えば欧数字コード毎に所定の周波数と継続時間を持つ音声帯域信号に変換する。映像・音声記録部1は、位置情報変調部5が出力する音声帯域信号を可搬型映像・音声記録媒体2の音声記録を受け持つ音声トラックに記録する。
【0048】
このように、この発明の映像・位置情報記録装置では、映像とその映像を撮影した位置を表す位置情報とを同一の可搬型映像・音声記録媒体2に記録できるので、撮影時に位置情報の保存・管理の媒体を別途用意する必要性をなくすことができる。
【0049】
次いで、映像入力部6は、可搬型映像・音声記録媒体2に記録されている映像信号を取り出し計算機内の映像記録媒体7に記録する。一方、位置情報復調部8は、可搬型映像・音声記録媒体2に記録されている音声帯域信号を取り出し、それを例えばNMEA−0183規格に準拠する欧数字のコードからなる位置情報に変換し、計算機の位置情報入力部9に送る。位置情報入力部9は、送られてきた位置情報を計算機内の位置情報記録媒体10に記録する。
【0050】
映像・位置情報表示部11は、映像記録媒体7内の映像を取り出して画面に表示するとともに、それに同期して、位置情報記録媒体10内の位置情報を画面の別領域に表示する。両者の同期は、計算機内のデータの同期として確立している。その際、別途用意した地図データを表示した上に位置情報を重ねることにより、位置情報を地図上の移動を表す軌跡として表示することができる。
【0051】
このように、映像・音声記録部1に市販のビデオカメラを用い、GPSアンテナ3及び位置情報受信部4に市販のGPS受信装置を用いる場合、ビデオカメラの撮影開始とGPS受信装置の受信開始は、人手で合わせることになるので、撮影の開始と位置情報の受信開始との時刻が異なることになるが、この発明の映像・位置情報記録装置では、映像とその映像を撮影した位置を表す位置情報を同一の可搬型映像・音声記録媒体に記録するとともに、位置情報を計算機などで扱うことのできる情報形態に復元するようにしているので、両者の同期を自動的に取ることができる。
【0052】
したがって、映像無しの音声のみの時間帯、あるいは音声無しの映像のみの時間帯が存在しても、それを無視して扱うことにより、映像と音声、即ち位置情報との同期を取ることもできるようになる。
【0053】
また、記録した映像と位置情報とを同期して画面上に表示できるので、道路に沿って撮影を行うことにより、道路沿いの施設、建造物、崖などの点検を行う応用や、観光地、公共建造物などへの道案内をする応用に用いることができる。
【0054】
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、この実施の形態2では、図1(実施の形態1)において、角度センサー21と角度情報受信部22が追加され、それに伴い位置情報変調部5に代えて位置情報変調部23が設けられている。その他は、図1の構成と同様である。ここでは、実施の形態2に係る部分を中心に説明する。
【0055】
角度センサー21は、映像・音声記録部1に取り付けられ、ジャイロなどの機構によって映像・音声記録部1の撮像姿勢の初期状態からの変化角度を検知する。具体的には、初期状態として水平状態を考えると、角度センサー21は、水平状態から前後に傾いた角度を表すピッチ角、水平状態から左右に傾いた角度を表すロール角、初期状態から時計周りないしは反時計周りに回転した回転角度を表すヨー角(方位角)の何れか1つ、ないしは2つ、または3つの角度を検知する。
【0056】
角度情報受信部22は、角度センサー21が検知した角度を受信し、デジタル情報として位置情報変調部23に送る。位置情報変調部23は、位置情報受信部4からの位置情報を音声帯域信号に変換するが、同時に角度情報受信部22からの角度情報を音声帯域信号に変換する。
【0057】
ここで、位置情報変調部23が、位置情報と角度情報を音声帯域信号に変換する形態について説明する。位置情報は、NMEA−0183準拠のデジタル情報の場合、CSV形式といわれる「欧数字列+コンマ+数字列+コンマ+数字列」のようなデジタルコードで表現されている。角度情報も、1つの角度の場合、「数字列」で表され、ピッチ角とロール角とヨー角を表す場合、「数字列+コンマ+数字列+コンマ+数字列」のCSV形式で表現される。
【0058】
したがって、位置情報の後に、「コンマ」をつけ、さらに後に角度情報を追加することにより、形式的には実施の形態1で示した位置情報と同様形式のデジタル情報で位置情報と角度情報とが表現される。位置情報変調部23は、このような位置情報及び角度情報を音声帯域信号に変換する。
【0059】
可搬型映像・音声記録媒体2には、角度情報に対する音声帯域信号が位置情報に対する音声帯域信号の一部として同じ音声トラックに記録されることになる。位置情報復調部8では、実施の形態1と同様に音声帯域信号を計算機データの形式に変換する。つまり、計算機データの形式からなる位置情報と角度情報が出力される。位置情報記録媒体10には、角度情報が位置情報の一部として記録される。
【0060】
その結果、映像・位置情報表示部11では、映像と位置情報に加えて、映像・音声記録部1が向いている角度が表示される。これにより、映像・音声記録部1が向いている角度を特定することができる。また、この角度に応じて、位置情報を表す図形の向く角度を変えて表示することにより、位置情報の移動の様子を明確に表示することができるようになる。
【0061】
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態3では、可搬型映像・音声記録媒体2に記録した音声帯域信号、つまり位置情報の取り出し方について他の構成例が示されている。
【0062】
即ち、図3に示すように、この実施の形態3では、図1(実施の形態1)において、映像・音声記録部1に代えて映像・音声記録部31が設けられ、映像入力部6に代えて映像・音声入力部32が設けられ、映像記録媒体7に代えて映像・音声記録媒体33が設けられ、さらに音声情報出力部34が設けられ、音声情報復調部8は、音声情報出力部34の出力を受けるようになっている。その他は、図1の構成と同様である。ここでは、実施の形態3に係る部分を中心に説明する。
【0063】
映像・音声入力部32は、映像・音声記録部31に内蔵の可搬型映像・音声記録媒体2から映像信号と音声帯域信号とを取り込み、一旦、計算機などの映像・音声記録媒体33に格納する。この格納処理は、市販のDV規格のデジタルビデオテープでは、デジタル格納処理として実行することができる。
【0064】
次に、音声情報出力部34が映像・音声記録媒体33から音声帯域信号のみを取り出して位置情報復調部8に入力し、位置情報を得る。したがって、映像・音声情報表示部11では、実施の形態1と同様に、映像と位置情報とを同期して同一画面に表示することができる。
【0065】
なお、この実施の形態3では、実施の形態1に対する他の構成例を示したが、実施の形態2についても、この実施の形態3と同様の考えで他の構成例を示すことができることはいうまでもない。
【0066】
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態4では、可搬型映像・音声記録媒体に記録する映像信号に対し、音声帯域信号、つまり位置情報の記録が、信号処理時間分の遅れが生ずることを考慮した場合の構成例が示されている。
【0067】
即ち、この実施の形態4では、図4に示すように、図1(実施の形態1)において、位置情報遅れ時間設定部41が設けられ、それに伴い位置情報変調部5に代えて位置情報変調部42が設けられている。また、位置情報復調部8に代えて位置情報復調部43が設けられ、それに伴い遅れ時間送出部44と映像遅れ送出部45とが設けられている。その他は、図1の構成と同様である。ここでは、実施の形態4に係る部分を中心に説明する。
【0068】
GPS衛星の信号から得られた位置情報に対する音声帯域信号が可搬型映像・音声記録媒体2に記録されるまでには、信号導線や位置情報受信部4、位置情報変調部42の回路での演算・変換の都合から、例えば現在の回路構成技術では1秒程度の時間がかかるが、この時間は装置を固定すれば一定である。
【0069】
そこで、事前に、映像・音声記録部1内の可搬型映像・音声記録媒体2に音声帯域信号として記録された時刻が、GPSアンテナ3で位置情報を受信した時刻に対して持っている遅れ時間を計測しておく。位置情報遅れ時間設定部41には、そのように予め計測された遅れ時間が例えばミリ秒単位で設定される。この遅れ時間は、位置情報と共に位置情報変調部42に入力する。
【0070】
位置情報変調部42では、位置情報が、NMEA−0183準拠のデジタル情報の場合、CSV形式といわれる「欧数字列+コンマ+数字列+コンマ+数字列」のようなデジタルコードで生成される。このNMEA−0183準拠のCSVコードの後に、前記遅れ時間情報が「コンマ+数字列」の形式で追加される。つまり、形式的には実施の形態1で示した位置情報と同様形式のデジタル情報で位置情報と遅れ時間情報とが生成される。位置情報変調部42は、このような位置情報及び遅れ時間情報を音声帯域信号に変換する。可搬型映像・音声記録媒体2には、遅れ時間情報に対する音声帯域信号が位置情報に対する音声帯域信号の一部として同じ音声トラックに記録されることになる。
【0071】
位置情報復調部43では、実施の形態1と同様に音声帯域信号を計算機データの形式に変換する。つまり、計算機データの形式からなる位置情報と遅れ時間情報が出力される。出力された位置情報は、位置情報入力部9を介して位置情報記録媒体10に記録され、遅れ時間情報は、遅れ時間送出部44に与えられる。
【0072】
遅れ時間送出部44は、受け取った遅れ時間情報を、位置情報が映像の記録単位であるフレームの単位で何単位遅れているか、換言すれば、映像が位置情報に対して何フレーム進んでいるかの情報に変換し、映像遅れ送出部45に出力する。具体的には、現在の代表的な映像・音声記録部1であるビデオテープレコーダでは、1秒間に30フレーム録画されるので、遅れ時間(ミリ秒)を33.3で除した数値が遅れ時間送出部44から映像遅れ送出部45へ送出される。
【0073】
映像遅れ送出部45は、映像記録媒体7の映像信号を、遅れ時間送出部44で指示されたフレーム分遅れて取り出し、映像・位置情報表示部11に入力する。映像・位置情報表示部11は、映像遅れ送出部45から出力された映像信号による映像と位置情報記録媒体10にある位置情報とを同期して画面上に表示する。
【0074】
具体的な数値を用いて説明する。例えば、GPSアンテナ3で受信された位置情報が可搬型映像・音声記録媒体2に届くまでに1秒(=1000ミリ秒)かかっていた場合には、1000という数値を位置情報遅れ時間設定部41に設定する。そうすると、遅れ時間送出部44では30(=1000/33.3)という数値が設定される。その結果、例えば、1時5分30秒から録画を開始した場合、映像・位置情報表示部11では、1時5分31秒の映像フレームが表示されるのに同期して、1時5分31秒の位置情報が表示される。
【0075】
このように、この発明の映像・位置情報記録装置によれば、位置情報の遅れ時間に合わせて映像を表示することができるので、移動する交通機関上で撮影を行った場合でも、映像と位置情報の同期を取ることが可能となる。
【0076】
なお、この実施の形態4では、実施の形態1(図1)への適用例を示したが、実施の形態2(図2)、実施の形態3(図3)にも同様に適用できることはいうまでもない。
【0077】
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態5では、可搬型映像・音声記録媒体への時間当たりの記録回数が映像信号と音声帯域信号、つまり位置情報とで異なることにより生ずる記録タイミングのずれを少なくする構成例が示されている。
【0078】
即ち、この実施の形態5では、図5に示すように、図1(実施の形態1)において、映像・音声記録部1に代えて映像・音声記録部51とし、位置情報ずれ時間検出部52が設けられ、それに伴い位置情報変調部5に代えて位置情報変調部53が設けられている。また、位置情報復調部8に代えて位置情報復調部54が設けられ、それに伴いずれ時間送出部55と映像ずれ送出部56とが設けられている。その他は、図1の構成と同様である。ここでは、実施の形態5に係る部分を中心に説明する。
【0079】
一般に現行の映像・音声記録部51であるビデオテープレコーダでは、映像は1秒間に30フレーム記録される。それに対して、GPSアンテナ3で受信されるGPS衛星の信号は1秒間に1回である。実施形態4のように遅れ時間を加味しても、やはり映像・音声記録部51内の可搬型映像・音声記録媒体2には1秒間に1回位置情報が記録される。つまり、映像と位置情報の記録タイミングは、常に一定という保証はなく、実施の形態4による措置をしても、ずれの生ずる場合がある。
【0080】
映像・音声記録部51は、可搬型映像・音声記録媒体2に映像信号を記録するタイミング情報と位置情報変調部53から送られる音声帯域信号の入力タイミング情報とを位置情報ずれ時間検出部52に与える。
【0081】
位置情報ずれ時間検出部52は、映像・音声記録部51からのタイミング情報に基づき、位置情報変調部53から映像・音声記録部51に送られる音声帯域信号の先頭が、映像・音声記録部51が映像信号の記録を始めてから何ミリ秒たったかというずれ時間を検出し、そのずれ時間情報を位置情報変調部53にフィードバックする。
【0082】
位置情報変調部53では、当初、位置情報が、NMEA−0183準拠のデジタル情報の場合、CSV形式といわれる「欧数字列+コンマ+数字列+コンマ+数字列」のようなデジタルコードで生成され、映像・音声記録部51に送出される。位置情報変調部53は、2番目の位置情報を送出するとき及びそれ以降において、位置情報ずれ時間検出部52からずれ時間情報を受けて、NMEA−0183準拠のCSVコードの後に、上記ずれ時間情報を「コンマ+数字列」の形式で追加する。つまり、形式的には実施の形態1で示した位置情報と同様形式のデジタル情報で位置情報とずれ時間情報とが生成される。位置情報変調部53は、このような位置情報及びずれ時間情報を音声帯域信号に変換する。可搬型映像・音声記録媒体2には、ずれ時間情報に対する音声帯域信号が位置情報に対する音声帯域信号の一部として同じ音声トラックに記録されることになる。
【0083】
位置情報復調部54では、実施の形態1と同様に音声帯域信号を計算機データの形式に変換する。つまり、計算機データの形式からなる位置情報とずれ時間情報が出力される。出力された位置情報は、位置情報入力部9を介して位置情報記録媒体10に記録され、ずれ時間情報は、ずれ時間送出部55に与えられる。
【0084】
ずれ時間送出部55は、受け取ったずれ時間情報を、位置情報が映像の記録単位であるフレームの単位で何単位遅れているか、換言すれば、映像が位置情報に対して何フレーム進んでいるかの情報に変換し、映像ずれ送出部56に出力する。具体的には、現在の代表的な映像・音声記録部51であるビデオテープレコーダでは、1秒間に30フレーム録画されるので、遅れ時間(ミリ秒)を33.3で除した数値がずれ時間送出部55から映像ずれ送出部56へ送出される。
【0085】
映像ずれ送出部56は、映像記録媒体7の映像信号を、ずれ時間送出部55で指示されたフレーム分遅れて取り出し、映像・位置情報表示部11に入力する。映像・位置情報表示部11は、映像ずれ送出部56から出力された映像信号による映像と位置情報記録媒体10にある位置情報とを同期して画面上に表示する。
【0086】
具体的な数値を用いて説明する。例えば、録画を開始した時刻から100ミリ秒、1100ミリ秒、2100ミリ秒というように、100ミリ秒ずつずれて位置情報に対応する音声帯域信号が記録されている場合、映像を毎100ミリ秒(整数値で3フレーム)相当分ずらして表示させることができる。
【0087】
このように、この発明の映像・位置情報記録装置によれば、撮影開始のタイミングがGPS信号の受信タイミングとが異なる場合でも、それを一定のタイミング関係に調節できるので、映像と位置情報の同期を取ることが可能となる。
【0088】
なお、この実施の形態5では、実施の形態1(図1)への適用例を示したが、実施の形態2(図2)、実施の形態3(図3)及び実施の形態4(図4)にも同様に適用できることはいうまでもない。
【0089】
実施の形態6.
図6は、この発明の実施の形態6である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態6では、可搬型映像・音声記録媒体が通常複数の音声トラックを持っている点に着目し、位置情報に対応する音声帯域信号を記録する音声トラックとは別の音声トラックに特定音を含む可聴音信号を記録し、その特定音を利用して映像と位置情報の表示を行う場合の構成例が示されている。
【0090】
即ち、この実施の形態6では、図6に示すように、図3(実施の形態3)において、可聴音を収音するマイクロホン61が設けられ、それに伴い映像・音声記録部31に代えて映像・音声記録部62が設けられている。また、映像・音声記録媒体33に代えて映像・音声記録媒体63が設けられ、音声情報出力部34に代えて音声情報出力部64が設けられ、それに伴い特定音声検出部65と映像分割部66と分割済み映像記録媒体67と位置情報分割部68と分割済み位置情報記録媒体69とが設けられている。その他は、図3の構成と同様である。ここでは、実施の形態6に係る部分を中心に説明する。
【0091】
一般に現行の映像・音声記録部62であるビデオテープレコーダにおける可搬型映像・音声記録媒体2のビデオテープでは、音声はステレオ録音のため、2トラック用意されている。そこで、この実施の形態6では、操作者は、例えば移動中に特定の角を曲がる時や、特定の目標物を見出した時などのみにおいて特定音を発生するようにし、マイクロホン61で集音したその特定音を含む可聴音信号を可搬型映像・音声記録媒体2に記録するようにしている。なお、特定音とは、一定以上の音量を持った音や、特定の周波数帯を主体とする音であって、具体的にはビープ音のようなものである。
【0092】
具体的には、実施の形態1〜5に説明した位置情報等が変調された音声帯域信号は、可搬型映像・音声記録媒体2の第1トラックに記録する。そして、マイクロフォン61により集音された操作者が発生する特定音を含む可聴音信号を可搬型映像・音声記録媒体2の第2トラックに記録することにしている。
【0093】
したがって、映像・音声記録媒体63には、可搬型映像・音声記録媒体2から取り出された、映像信号と位置情報に対応する音声帯域信号と特定音を含む可聴音信号とが記録・保存されている。
【0094】
音声情報出力部64は、映像・音声記録媒体63から位置情報に対応する音声帯域信号を取り出し、それを位置情報復調部8に送出する。これにより、位置情報に対応する音声帯域信号が、計算機で処理可能なデジタル形式の位置情報として位置情報記録媒体10に記録・保存される。また、音声情報出力部64は、映像・音声記録媒体63から特定音を含む可聴音信号を取り出し、それを特定音声検出部65に送出する。
【0095】
特定音声検出部65は、事前に設定された検出対象音(特定音)の音量や周波数特性に基づき、入力された可聴音信号から特定音を検出し、検出する度にその開始時刻を算出する。算出された開始時刻情報は、映像分割部66と位置情報分割部68とに出力される。
【0096】
映像分割部66は、特定音声検出部65から入力される開始時刻毎に映像・音声記録媒体63から対応する映像信号を取り出し、分割済み映像記録媒体67に出力する。これにより、分割済み映像記録媒体67には、映像信号が特定音の開始時刻の間隔に分割されて記録・保存される。
【0097】
同様に、位置情報分割部68は、特定音声検出部65から入力される開始時刻毎に位置情報記録媒体10から対応する位置情報を取り出し、分割済み位置情報記録媒体69に出力する。これにより、分割済み位置情報記録媒体69には、位置情報が特定音の開始時刻の間隔に分割されて記録・保存される。
【0098】
映像・位置情報表示部11では、分割済み映像記録媒体67から映像信号を取り出し、分割済み位置情報記録媒体69から同一の開始時刻によって分割された位置情報を取り出し、同期して画面上に表示する。
【0099】
このように、この発明の映像・位置情報記録装置では、映像と、その映像を撮影した位置を表す位置情報とを、一定の条件下に発生する特定音に基づき同一のタイミングで複数区間に分割し、分割後の映像と位置情報とをそれぞれ表示するようにしたので、映像と位置情報とを同期して表示することが可能となる。
【0100】
なお、この実施の形態6では、実施の形態3(図3)への適用例を示したが、実施の形態1(図1)、実施の形態2(図2)、実施の形態4(図4)及び実施の形態5(図5)にも同様に適用できることはいうまでもない。
【0101】
実施の形態7.
図7は、この発明の実施の形態7である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態7では、映像・音声記録部を2台設けた場合の構成例が示されている。
【0102】
即ち、この実施の形態7では、図7に示すように、図1(実施の形態1)において、2台目の映像・音声記録部71が追加されている。この映像・音声記録部71には、可搬型映像・音声記録媒体72が内蔵されている。それに伴い位置情報変調部5に代えて位置情報変調部73が設けられている。その他は、図1の構成と同様である。ここでは、実施の形態7に係る部分を中心に説明する。
【0103】
映像・音声記録部1と2台目の映像・音声記録部71とは、例えば同一車両の左方向と右方向の撮影、あるいは前方向と後方向の撮影というように、同一箇所から別方向の映像を撮影するように配置されている。
【0104】
位置情報変調部73で音声帯域信号に変換された位置情報は、同時に映像・音声記録部1内の可搬型映像・音声記録媒体2と、2台目の映像・音声記録部71内の可搬型映像・音声記録媒体72に記録される。
【0105】
映像入力部6と位置情報復調部8とは、あるときには、可搬型映像・音声記録媒体2の映像信号・音声帯域信号を処理し、別のあるときには、可搬型映像・音声記録媒体72の映像信号・音声帯域信号を処理するように接続変更が行われる。
【0106】
これにより、2台の映像・音声記録部1,71による映像・位置の情報が、それぞれ映像記録媒体7と位置情報記録媒体10とに格納され、それぞれ映像・位置情報表示部11により表示される。
【0107】
このように、この発明の映像・位置情報記録装置では、2台で映像・音声記録部により別方向の映像を記録し、両者に同一の位置情報を記録することが可能となる。
【0108】
なお、この実施の形態7では、実施の形態1(図1)への適用例を示したが、実施の形態2(図2)、実施の形態3(図3)、実施の形態4(図4)、実施の形態5(図5)及び実施の形態6(図6)にも同様に適用できることはいうまでもない。
【0109】
実施の形態8.
図8は、この発明の実施の形態8である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態8では、当該映像・位置情報記録装置を可搬部分と固定部分とに分離する場合の構成例が示されている。
【0110】
即ち、図8(a)に示すように、可搬部分は、撮影者81の身の回りに配置されるもので、例えば、映像・音声記録部31と、それに内蔵される可搬型映像・音声記録媒体2と、GPSアンテナ3と、位置情報受信部4と、位置情報変調部5とで構成されている。
【0111】
映像・音声記録部31は、可搬型映像・音声記録媒体2を内蔵したまま、例えば撮影者81が手にかかえて撮影する。GPSアンテナ3は、GPS衛星の電波を受信するため、撮影者81の肩上ないし帽子上に設置する。位置情報受信部4は、例えば撮影者81の服のポケットに格納する。位置情報変調部5は、例えばショルダーバッグのようにして撮影者81の肩から腰に下げる。各装置の動作は、実施の形態3で説明した通りである。
【0112】
また、図8(b)に示すように、固定部分は、位置情報復調部8とパーソナルコンピュータ82とで構成されている。パーソナルコンピュータ82は、その機能部分として、映像・音声入力部32、映像・音声記録媒体33、音声情報出力部34、位置情報入力部9、位置情報記録媒体10、映像・位置情報表示部11を全て含んでいる。この固定部分に、可搬型映像・音声記録媒体2を内蔵した映像・音声記録部31を接続して用いる。各装置の動作は、実施形態3で説明した通りである。
【0113】
このように映像・位置情報記録装置を分割して構成することにより、可搬部分を人が持ち歩いて、映像と位置情報を収集することが可能となる。可搬部分は、バイク、自動車、列車などの車両や船舶、航空機に設置することも可能である。可搬部分を複数台用意し、複数箇所で映像と位置情報を収集し、後ほど一台の固定部分で映像・位置情報を同期して表示することが可能である。
【0114】
また、GPS信号から得る位置情報として、NMEA−0183規格準拠のコードを用いると、緯度・経度の他に、秒単位のUTS(世界時)時刻も位置情報の中に含めることができるので、可搬部分といえどもある場所に固定して設置することにより、映像に対応する時刻を精密に特定することが可能となる。
【0115】
なお、この実施の形態8では、実施の形態3(図3)への適用例を示したが、実施の形態1(図1)、実施の形態2(図2)、実施の形態4(図4)及び実施の形態5(図5)にも同様に適用できることはいうまでもない。
【0116】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、映像とその映像の撮影位置を示す位置情報とを並行して記録媒体に記録できるので、撮影時に位置情報の保存・管理の媒体を別途用意する必要性なくすことができる。そして、位置情報受信手段が位置情報を受信した時刻から、映像・音声記録手段によって音声帯域信号が記録媒体に記録された時刻までの遅れ時間を、位置情報の一部として記録手段に映像信号とともに記録することができる。
【0121】
つぎの発明によれば、記録媒体に記録される音声帯域信号を計算機が扱うことのできる形式を持つ位置情報及び遅れ時間情報に変換し、記録媒体から取り出される映像信号について遅れ時間分の調節を行うようにしたので、映像と位置情報を同一画面上に同期して表示することができる。したがって、移動する交通機関上で撮影を行った場合でも、映像と位置情報の同期を取ることが可能となる。
【0122】
つぎの発明によれば、一旦映像・音声保存手段に保存された音声帯域信号を位置情報復調手段によって計算機が扱うことのできる形式を持つ位置情報及び遅れ時間情報に変換し、映像・音声保存手段から取り出した映像信号について遅れ時間分の調節を行うようにしたので、映像と位置情報を同一画面上に同期して表示することができる。したがって、先の発明と同様の効果が得られる。
【0123】
つぎの発明によれば、記録媒体に記録された映像信号の記録時刻と位置情報に関する音声帯域信号が持っている時刻とのずれ時間を、位置情報の一部として記録手段に映像とともに記録することができる。
【0124】
つぎの発明によれば、記録媒体に記録される音声帯域信号を計算機が扱うことのできる形式を持つ位置情報及びずれ時間情報に変換し、記録媒体から取り出された映像信号についてずれ時間分の遅れ調節を行うようにしたので、映像と位置情報を同一画面上に同期して表示することができる。したがって、撮影開始のタイミングがGPS信号のタイミングと異なる場合でも、映像と位置情報の同期を取ることができる。
【0125】
つぎの発明によれば、一旦映像・音声保存手段に保存された音声帯域信号を計算機が扱うことのできる形式を持つ位置情報及びずれ時間情報に変換し、映像・音声保存手段から取り出した映像信号についてずれ時間分の遅れ調節を行うことができるので、映像と位置情報を同一画面上に同期して表示することができる。したがって、先の発明と同様の効果が得られる。
【0127】
つぎの発明によれば、記録媒体には、位置情報に対応する音声帯域信号と可聴音信号をそれぞれ異なる記録領域に記録することができる。ここに、集音される可聴音には、撮影時に撮影状況を特定するために操作者が発生する特定音を含めることができる。そして、記録媒体から取り出した可聴音信号に含まれる特定音成分が検出される度に、記録媒体から取り出された映像信号による画像及び音声帯域信号による位置情報を分割保存するようにしたので、分割されたそれぞれを同期して同一画面上に表示することができる。したがって、映像とその映像を撮影した位置を表す位置情報を、操作者が発生する特定音に基づき同一のタイミングで複数区間に分割し、分割後の映像と位置情報とを同期して表示することができる。
【0128】
つぎの発明によれば、一旦映像・音声保存手段に保存した可聴音信号に含まれる特定可聴音信号が検出される度に、映像・音声保存手段から取り出された映像信号及び位置情報を分割保存するようにしたので、分割されたそれぞれを同期して同一画面上に表することができる。したがって、先の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態6である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロックである図。
【図7】 この発明の実施の形態7である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態8である映像・位置情報記録装置の構成を示すブロック図である。(a)は可搬部分の構成例を示す図、(b)は固定部分の構成例を示す図である。
【図9】 従来の映像・位置情報記録装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,31,51,62,71 映像・音声記録部、2,72 可搬型映像・音声記録媒体、3 GPSアンテナ、4 位置情報受信部、5,23,42,53,73 位置情報変調部、6 映像入力部、7 映像記録媒体、8,43,54位置情報復調部、9 位置情報入力部、10 位置情報記録媒体、11 映像・位置情報表示部、21 角度センサー、22 角度信号受信部、32 映像・音声入力部、33,63 映像・音声記録媒体、34,64 音声情報出力部、41 位置情報遅れ時間設定部、44 遅れ時間送出部、45 映像遅れ送出部、52 位置情報ずれ時間検出部、55 ずれ時間送出部、56 映像ずれ送出部、61 マイクロフォン、65 特定音声検出部、66 映像分割部、67 分割済み映像記録媒体、68 位置情報分割部、69 分割済み位置情報記録媒体、81 操作者(撮影者)、82 パーソナルコンピュータ。

Claims (8)

  1. 撮像した映像信号と入力された音声帯域信号とを所定の記録媒体に並行して記録できる映像・音声記録手段と、
    緯度・経度からなる位置情報を受信する位置情報受信手段と、
    前記位置情報受信手段が受信した位置情報を音声帯域信号へ変換して前記映像・音声記録手段に出力し、前記記録媒体への記録操作を行わせる位置情報変調手段と、
    前記位置情報受信手段が緯度・経度からなる位置情報を受信した時刻から、前記映像・音声記録手段によって前記音声帯域信号が前記記録媒体に記録された時刻までの遅れ時間を設定する遅れ時間設定手段と、を具備し、
    前記位置情報変調手段は、前記遅れ時間設定手段にて設定された前記遅れ時間情報を前記位置情報の一部として音声帯域信号へ変換して前記映像・音声記録手段に出力し、前記記録媒体への記録操作を行わせる
    ことを特徴とする映像・位置情報記録装置。
  2. 前記記録媒体から取り出された音声帯域信号を位置情報と遅れ時間情報とにそれぞれ変換する位置情報復調手段と、前記記録媒体から取り出され映像信号による映像を前記位置情報復調手段から出力される遅れ時間分遅らせて画面上に表示するとともに、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする請求項に記載の映像・位置情報記録装置。
  3. 前記記録媒体から取り出された映像信号と音声帯域信号とをそれぞれ保存する映像・音声保存手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された音声帯域信号を位置情報と遅れ時間情報とにそれぞれ変換する位置情報復調手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された映像信号による映像を前記位置情報復調手段から出力される遅れ時間分遅らせて画面上に表示するとともに、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする請求項に記載の映像・位置情報記録装置。
  4. 前記記録媒体への前記映像信号の記録開始時刻と前記音声帯域信号の記録開始時刻とのずれ時間を検出するずれ時間検出手段、を具備し、前記位置情報変調手段は、前記ずれ時間検出手段にて検出された前記ずれ時間情報を前記位置情報の一部として音声帯域信号へ変換して前記映像・音声記録手段に出力し、前記記録媒体への記録操作を行わせることを特徴とする請求項1に記載の映像・位置情報記録装置。
  5. 前記記録媒体から取り出された音声帯域信号を位置情報とずれ時間情報とにそれぞれ変換する位置情報復調手段と、前記記録媒体から取り出された映像信号による映像を前記位置情報復調手段から出力されるずれ時間分遅らせて画面上に表示するとともに、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする請求項に記載の映像・位置情報記録装置。
  6. 前記記録媒体から取り出された映像信号と音声帯域信号とをそれぞれ保存する映像・音声保存手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された音声帯域信号を位置情報とずれ時間情報とにそれぞれ変換する位置情報復調手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された映像信号による映像を前記位置情報復調手段から出力されるずれ時間分遅らせて画面上に表示するとともに、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、を具備することを特徴とする請求項に記載の映像・位置情報記録装置。
  7. 可聴音を収音する可聴音収集手段、を具備し、前記映像・音声記録手段は、前記可聴音収集手段から入力された可聴音信号を前記記録媒体における前記音声帯域信号の記録領域と異なる記録領域に記録するとともに、さらに、
    前記記録媒体から取り出された音声帯域信号を位置情報へ変換する位置情報復調手段と、前記記録媒体から取り出された前記可聴音信号に含まれる特定音成分を検出する特定音検出手段と、前記記録媒体から取り出された映像信号を前記特定音検出手段が検出した特定音成分が存在する時刻毎に分割して保存する分割映像保存手段と、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を前記特定音検出手段が検出した特定音成分が存在する時刻毎に分割し保存する分割位置情報保存手段と、前記分割映像保存手段が保存する映像信号による映像と前記分割位置情報保存手段が保存する位置情報とを同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項に記載の映像・位置情報記録装置。
  8. 前記記録媒体から取り出された映像信号と音声帯域信号と可聴音信号とをそれぞれ保存する映像・音声保存手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された音声帯域信号を位置情報へ変換する位置情報復調手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された前記可聴音信号に含まれる特定音成分を検出する特定音検出手段と、前記映像・音声保存手段から取り出された映像信号を前記特定音検出手段が検出した特定音成分が存在する時刻毎に分割して保存する分割映像保存手段と、前記位置情報復調手段から出力される位置情報を前記特定音検出手段が検出した特定音成分が存在する時刻毎に分割して保存する分割位置情報保存手段と、前記分割映像保存手段が保存する映像信号による映像と前記分割位置情報保存手段が保存する位置情報とを同一画面上に同期して表示する映像・位置情報表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項に記載の映像・位置情報記録装置。
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