JPH05110972A - 画像記録装置及び画像再生装置 - Google Patents
画像記録装置及び画像再生装置Info
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- JPH05110972A JPH05110972A JP3269626A JP26962691A JPH05110972A JP H05110972 A JPH05110972 A JP H05110972A JP 3269626 A JP3269626 A JP 3269626A JP 26962691 A JP26962691 A JP 26962691A JP H05110972 A JPH05110972 A JP H05110972A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スチルビデオカメラで撮影するときに、撮影位
置の情報が自動的に記録されるようにする。 【構成】光画像をCCD2で電気画像信号に変換し、記
録回路4によって記録媒体5に記録する構成のスチルビ
デオカメラにおいて、測位装置10を一体的に備える。前
記測位装置10は、人工衛星からの電波到達時間に基づい
て、現在位置の緯度,経度,高度を検出するものであ
り、この検出結果をコード化して前記画像信号と共に記
録媒体5に自動的に記録させる。
置の情報が自動的に記録されるようにする。 【構成】光画像をCCD2で電気画像信号に変換し、記
録回路4によって記録媒体5に記録する構成のスチルビ
デオカメラにおいて、測位装置10を一体的に備える。前
記測位装置10は、人工衛星からの電波到達時間に基づい
て、現在位置の緯度,経度,高度を検出するものであ
り、この検出結果をコード化して前記画像信号と共に記
録媒体5に自動的に記録させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録装置及び画像再
生装置に関し、詳しくは、撮影位置の情報を画像信号と
共に自動的に記録する画像記録装置、また、画像信号と
共に記録されている撮影位置の情報に基づいて撮影位置
に関連する情報を出力し得る画像再生装置に関する。
生装置に関し、詳しくは、撮影位置の情報を画像信号と
共に自動的に記録する画像記録装置、また、画像信号と
共に記録されている撮影位置の情報に基づいて撮影位置
に関連する情報を出力し得る画像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来の銀塩フィルム式カメラに代
わって、被写体からの光画像信号を撮像素子により電気
画像信号に変換し、該電気画像信号を従来のフィルムに
相当する磁気ディスク等の記録媒体に記録する構成のス
チルビデオカメラが実用化されており、記録媒体に記録
した電気画像信号をモニタで再生して見たり、プリンタ
でハードコピーしたりするようになっている(特開昭5
9−183582号公報等参照)。
わって、被写体からの光画像信号を撮像素子により電気
画像信号に変換し、該電気画像信号を従来のフィルムに
相当する磁気ディスク等の記録媒体に記録する構成のス
チルビデオカメラが実用化されており、記録媒体に記録
した電気画像信号をモニタで再生して見たり、プリンタ
でハードコピーしたりするようになっている(特開昭5
9−183582号公報等参照)。
【0003】また、上記のようなスチルビデオカメラで
撮影された画像信号を、大容量の記録媒体に複数記録さ
せて所謂電子アルバム化することが考えられている。
撮影された画像信号を、大容量の記録媒体に複数記録さ
せて所謂電子アルバム化することが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な電子アルバムを作成する際には、記録されている複数
の画像を規則性を持って分類・整理することが望まれ、
現状では、撮影日時を画像信号と共に自動的に記録する
ことが一般的に行われているため、この撮影日時の情報
に基づいて撮影日時の順に画像情報を整理することなど
が行われている。また、電子アルバムから所望の画像を
検索する際の検索情報としても、前記撮影日時の情報が
用いられる場合がある。
な電子アルバムを作成する際には、記録されている複数
の画像を規則性を持って分類・整理することが望まれ、
現状では、撮影日時を画像信号と共に自動的に記録する
ことが一般的に行われているため、この撮影日時の情報
に基づいて撮影日時の順に画像情報を整理することなど
が行われている。また、電子アルバムから所望の画像を
検索する際の検索情報としても、前記撮影日時の情報が
用いられる場合がある。
【0005】ここで、撮影した画像の整理や検索に当た
っては、前記日時の情報の他に、撮影位置(撮影場所)
の情報があれば更に便利であるが、例えばカメラに備え
られたキーボタンの操作によって文字を選択できるよう
構成し、撮影毎に撮影位置の情報を前記キーボタンの操
作によって入力することは煩雑であり、また、文字入力
の操作を簡略化するためには、多くのキーボタンを備え
る必要があってカメラが大型化し、キーボタンを少なく
すると文字入力に手間がかかるという問題が発生する。
っては、前記日時の情報の他に、撮影位置(撮影場所)
の情報があれば更に便利であるが、例えばカメラに備え
られたキーボタンの操作によって文字を選択できるよう
構成し、撮影毎に撮影位置の情報を前記キーボタンの操
作によって入力することは煩雑であり、また、文字入力
の操作を簡略化するためには、多くのキーボタンを備え
る必要があってカメラが大型化し、キーボタンを少なく
すると文字入力に手間がかかるという問題が発生する。
【0006】また、画像を再生する際に、撮影時に記録
された撮影位置を示す情報の他に、撮影位置に関連する
種々の情報が得られれば利便性が増し、画像信号を種々
の情報を検索させるためのキーコードとして使用させる
ことができるようになる。本発明は上記実情に鑑みなさ
れたものであり、撮影者の文字選択操作を必要とせず、
外部の位置情報発生源を用いて撮影位置の情報が簡便に
画像信号と共に記録できるように構成した画像記録装置
を提供すると共に、上記のようにして画像信号と撮影位
置の情報とが記録されている記録媒体からの画像再生時
に、記録されている撮影位置の情報をキーコードとして
撮影位置に付随する種々の情報を出力させることができ
る画像再生装置を提供することを目的とする。
された撮影位置を示す情報の他に、撮影位置に関連する
種々の情報が得られれば利便性が増し、画像信号を種々
の情報を検索させるためのキーコードとして使用させる
ことができるようになる。本発明は上記実情に鑑みなさ
れたものであり、撮影者の文字選択操作を必要とせず、
外部の位置情報発生源を用いて撮影位置の情報が簡便に
画像信号と共に記録できるように構成した画像記録装置
を提供すると共に、上記のようにして画像信号と撮影位
置の情報とが記録されている記録媒体からの画像再生時
に、記録されている撮影位置の情報をキーコードとして
撮影位置に付随する種々の情報を出力させることができ
る画像再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
画像記録装置は、光画像を光電変換素子によって電気画
像信号に変換し、前記電気画像信号を記録媒体に記録す
るものであって、図1に示すような特徴的な構成を備え
る。図1において、位置情報入力手段は、外部の位置情
報発生源から撮影位置の情報を入力し、コード信号発生
手段は、前記入力された撮影位置の情報に対応するコー
ド信号を発する。そして、位置情報記録手段は、コード
信号発生手段で発生したコード信号を、電気画像信号と
共に記録媒体に記録させる。
画像記録装置は、光画像を光電変換素子によって電気画
像信号に変換し、前記電気画像信号を記録媒体に記録す
るものであって、図1に示すような特徴的な構成を備え
る。図1において、位置情報入力手段は、外部の位置情
報発生源から撮影位置の情報を入力し、コード信号発生
手段は、前記入力された撮影位置の情報に対応するコー
ド信号を発する。そして、位置情報記録手段は、コード
信号発生手段で発生したコード信号を、電気画像信号と
共に記録媒体に記録させる。
【0008】ここで、図1点線示のような構成を加えて
も良い。即ち、日時信号発生手段は、日時の信号を発す
るものであり、日時記録手段は、日時信号発生手段から
の信号を受けて撮影日時を電気画像信号と共に記録媒体
に記録する。一方、日時修正手段は、前記位置情報入力
手段によって入力された撮影位置の情報に基づいて前記
日時信号発生手段における設定日時を修正する。
も良い。即ち、日時信号発生手段は、日時の信号を発す
るものであり、日時記録手段は、日時信号発生手段から
の信号を受けて撮影日時を電気画像信号と共に記録媒体
に記録する。一方、日時修正手段は、前記位置情報入力
手段によって入力された撮影位置の情報に基づいて前記
日時信号発生手段における設定日時を修正する。
【0009】一方、本発明にかかる画像再生装置は、図
2に示すように構成される。図2において、再生手段
は、記録媒体に電気画像信号と共に記録された撮影位置
に対応するコード信号を再生する。また、位置情報記憶
手段は、前記コード信号に対応する撮影位置に関連する
情報を予め記憶しており、位置情報出力手段は、再生さ
れたコード信号に基づいて前記位置情報記憶手段から対
応する撮影位置に関連する情報を読み出して出力する。
2に示すように構成される。図2において、再生手段
は、記録媒体に電気画像信号と共に記録された撮影位置
に対応するコード信号を再生する。また、位置情報記憶
手段は、前記コード信号に対応する撮影位置に関連する
情報を予め記憶しており、位置情報出力手段は、再生さ
れたコード信号に基づいて前記位置情報記憶手段から対
応する撮影位置に関連する情報を読み出して出力する。
【0010】
【作用】かかる構成の画像記録装置によると、外部の位
置情報発生源から撮影位置の情報を装置内に入力し、こ
の入力した撮影位置の情報に対応するコード信号を、電
気画像信号と共に記録媒体に記録するよう構成されてお
り、外部の位置情報発生源を用いることで、撮影者によ
る文字選択などの操作負担を必要とせずに簡便に撮影位
置を記録させることを可能とする。
置情報発生源から撮影位置の情報を装置内に入力し、こ
の入力した撮影位置の情報に対応するコード信号を、電
気画像信号と共に記録媒体に記録するよう構成されてお
り、外部の位置情報発生源を用いることで、撮影者によ
る文字選択などの操作負担を必要とせずに簡便に撮影位
置を記録させることを可能とする。
【0011】また、電気画像信号と共に撮影日時を記録
させる機能を有するときに、入力した撮影位置の情報に
基づいて設定日時を修正し、撮影位置に対応する日時に
自動修正されるようにした。一方、画像再生装置は、撮
影位置に対応するコード信号に関連する情報を予め記憶
しており、記録媒体に電気画像信号と共に記録されてい
る前記コード信号を再生して、該再生したコード信号に
対応する情報を記憶されている中から読み出して出力
し、各撮影画像の撮影位置に対応する情報が自動的に得
られる。
させる機能を有するときに、入力した撮影位置の情報に
基づいて設定日時を修正し、撮影位置に対応する日時に
自動修正されるようにした。一方、画像再生装置は、撮
影位置に対応するコード信号に関連する情報を予め記憶
しており、記録媒体に電気画像信号と共に記録されてい
る前記コード信号を再生して、該再生したコード信号に
対応する情報を記憶されている中から読み出して出力
し、各撮影画像の撮影位置に対応する情報が自動的に得
られる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図3は本
発明にかかる画像記録装置の実施例の基本構成を示すも
のであり、光画像を光電変換素子によって電気画像信号
(静止画像信号)に変換し、前記電気画像信号を、磁気
ディスク等の記録媒体に記録するよう構成されたスチル
ビデオカメラである。
発明にかかる画像記録装置の実施例の基本構成を示すも
のであり、光画像を光電変換素子によって電気画像信号
(静止画像信号)に変換し、前記電気画像信号を、磁気
ディスク等の記録媒体に記録するよう構成されたスチル
ビデオカメラである。
【0013】ここで、光画像は、撮影レンズ1によって
光電変換素子であるCCD2上に結像され、CCD2
は、前記結像された被写体の光画像を電気信号に変換し
て出力する。CCD2からの電気画像信号は、信号処理
回路3に入力されて色分離やガンマ補正等の信号処理が
施されて、標準的な映像信号の形として記録回路4に送
られる。
光電変換素子であるCCD2上に結像され、CCD2
は、前記結像された被写体の光画像を電気信号に変換し
て出力する。CCD2からの電気画像信号は、信号処理
回路3に入力されて色分離やガンマ補正等の信号処理が
施されて、標準的な映像信号の形として記録回路4に送
られる。
【0014】記録回路4では、信号処理回路3から出力
される電気画像信号を、カメラ本体に対して着脱自在に
構成された記録媒体5に記録するが、各画像信号に対応
させて撮影位置を示すコード信号を同時に記録するもの
であり、位置情報記録手段としての機能を兼ね備えてい
る。前記コード信号は、位置情報入力手段としての位置
情報入力部6によって図示しない外部の位置情報発生源
から入力された撮影位置の情報に基づいて、コード信号
発生手段としてのコード信号発生部7が、撮影された画
像に対応するコード信号を発生させるものである。
される電気画像信号を、カメラ本体に対して着脱自在に
構成された記録媒体5に記録するが、各画像信号に対応
させて撮影位置を示すコード信号を同時に記録するもの
であり、位置情報記録手段としての機能を兼ね備えてい
る。前記コード信号は、位置情報入力手段としての位置
情報入力部6によって図示しない外部の位置情報発生源
から入力された撮影位置の情報に基づいて、コード信号
発生手段としてのコード信号発生部7が、撮影された画
像に対応するコード信号を発生させるものである。
【0015】尚、前記記録媒体5としては、磁気ディス
ク(ビデオフロッピー),磁気テープ,半導体メモリカ
ード等が用いられる。次に、図4に従って、前記図3に
示した前記位置情報入力部6及びコード信号発生部7の
より具体的な実施例について説明する。図4に示す構成
は、人工衛星(外部の位置情報発生源)からの電波の到
達時間を計測することによって衛星に対する相対距離を
求めて現在位置を測定する測位装置10(一般には、Glob
al Positioning System (GPS)と呼ばれており、軍
事用や車両のナビゲーションシステム等に用いられてい
る。)をスチルビデオカメラに一体的に備え、前記測位
装置10によって測定された現在位置に基づいて撮影位置
を知って、これをコード化して記録媒体5に記録させる
ものである。
ク(ビデオフロッピー),磁気テープ,半導体メモリカ
ード等が用いられる。次に、図4に従って、前記図3に
示した前記位置情報入力部6及びコード信号発生部7の
より具体的な実施例について説明する。図4に示す構成
は、人工衛星(外部の位置情報発生源)からの電波の到
達時間を計測することによって衛星に対する相対距離を
求めて現在位置を測定する測位装置10(一般には、Glob
al Positioning System (GPS)と呼ばれており、軍
事用や車両のナビゲーションシステム等に用いられてい
る。)をスチルビデオカメラに一体的に備え、前記測位
装置10によって測定された現在位置に基づいて撮影位置
を知って、これをコード化して記録媒体5に記録させる
ものである。
【0016】前記測位装置10の原理を、衛星を3個用い
た場合を例として図5に従って簡単に説明する。まず、
ひとつの衛星Aからの距離Aがわかると、現在の位置は
前記衛星を中心とし、半径がその衛星からの距離Aにな
る球の表面のどこかになる。更に、もうひとつの衛星B
からの距離Bがわかると、現在位置は2つの球が重なり
合う円周上のどこかになる。そして、3個目の衛星Cか
らの距離Cにより、その球と前記円周との2つの交点の
いずれかが現在位置となる。ここで、衛星は地球の表面
から約20,000kmの円軌道を回っており、常にアンテナを
地球に向けて電波を発射するように姿勢制御しており、
前記2つの交点のうち一方は衛星からの電波が受信でき
ない位置となるので、2つの交点の一方として現在位置
を測定できるものである。
た場合を例として図5に従って簡単に説明する。まず、
ひとつの衛星Aからの距離Aがわかると、現在の位置は
前記衛星を中心とし、半径がその衛星からの距離Aにな
る球の表面のどこかになる。更に、もうひとつの衛星B
からの距離Bがわかると、現在位置は2つの球が重なり
合う円周上のどこかになる。そして、3個目の衛星Cか
らの距離Cにより、その球と前記円周との2つの交点の
いずれかが現在位置となる。ここで、衛星は地球の表面
から約20,000kmの円軌道を回っており、常にアンテナを
地球に向けて電波を発射するように姿勢制御しており、
前記2つの交点のうち一方は衛星からの電波が受信でき
ない位置となるので、2つの交点の一方として現在位置
を測定できるものである。
【0017】前記衛星からの距離は、衛星からの電波送
信タイミングから受信機に信号が到達するまでの時間
と、電磁波の伝搬速度とから計算することができる。図
4では、一点鎖線で囲まれる部分が前述の衛星を用いた
測位装置10の構成を示す。ここで、位置情報入力手段と
してのアンテナ11に捕捉された衛星からの電波は、高周
波部12及び信号処理部13を介し、航法メッセージ(衛星
時計の補正情報,軌道情報や電離層の補正係数等)や疑
似距離などの情報がマイクロコンピュータ部14に入力さ
れる。マイクロコンピュータ部14は、衛星からの情報を
受信するために設定されているそれぞれの衛星に固有の
コードを設定し、これを信号処理部13に出力する一方、
前記入力される航法メッセージや疑似距離、及び、付設
された高精度な時計15に基づいて電波の到達時間から各
衛星からの距離を求めて現在位置(緯度,経度,高度)
を計算する。
信タイミングから受信機に信号が到達するまでの時間
と、電磁波の伝搬速度とから計算することができる。図
4では、一点鎖線で囲まれる部分が前述の衛星を用いた
測位装置10の構成を示す。ここで、位置情報入力手段と
してのアンテナ11に捕捉された衛星からの電波は、高周
波部12及び信号処理部13を介し、航法メッセージ(衛星
時計の補正情報,軌道情報や電離層の補正係数等)や疑
似距離などの情報がマイクロコンピュータ部14に入力さ
れる。マイクロコンピュータ部14は、衛星からの情報を
受信するために設定されているそれぞれの衛星に固有の
コードを設定し、これを信号処理部13に出力する一方、
前記入力される航法メッセージや疑似距離、及び、付設
された高精度な時計15に基づいて電波の到達時間から各
衛星からの距離を求めて現在位置(緯度,経度,高度)
を計算する。
【0018】コード信号発生手段としてのマイクロコン
ピュータ部14で計算された現在位置の緯度,経度,高度
の情報を示すコード信号はカメラ部の記録回路4に送ら
れ、ここで、画像信号と共に、前記現在位置の情報を所
定のコード信号として記録媒体5に記録させる。即ち、
外部の位置情報発生源である衛星から、撮影位置の情報
を電波として入力し、該入力された電波に基づいて計算
された撮影位置を示す情報(緯度,経度,高度)を所定
コードに従って、画像と共に自動的に記録媒体5に記録
させるものであり、前記撮影位置を示すコード信号を再
生すれば、その画像がどの位置(場所)で撮影されたも
のであるかを判別することができる。
ピュータ部14で計算された現在位置の緯度,経度,高度
の情報を示すコード信号はカメラ部の記録回路4に送ら
れ、ここで、画像信号と共に、前記現在位置の情報を所
定のコード信号として記録媒体5に記録させる。即ち、
外部の位置情報発生源である衛星から、撮影位置の情報
を電波として入力し、該入力された電波に基づいて計算
された撮影位置を示す情報(緯度,経度,高度)を所定
コードに従って、画像と共に自動的に記録媒体5に記録
させるものであり、前記撮影位置を示すコード信号を再
生すれば、その画像がどの位置(場所)で撮影されたも
のであるかを判別することができる。
【0019】ところで、記録媒体5として磁気ディスク
(ビデオフロッピー)を用いる場合には、一般的に画像
信号とは別に識別信号(ID信号)が記録できるように
なっており、その記録エリアの中のユーザーエリアに
は、通常で最大54ビット程度が記録できる。従って、前
記ユーザーエリアを前記撮影位置情報(緯度,経度,高
度)の記録エリアとすれば、記録フォーマットを変更す
ることなく、緯度, 経度の情報を秒単位で、また、高度
の情報をメートル単位で0 〜10000 mまで記録させるこ
とが可能である。
(ビデオフロッピー)を用いる場合には、一般的に画像
信号とは別に識別信号(ID信号)が記録できるように
なっており、その記録エリアの中のユーザーエリアに
は、通常で最大54ビット程度が記録できる。従って、前
記ユーザーエリアを前記撮影位置情報(緯度,経度,高
度)の記録エリアとすれば、記録フォーマットを変更す
ることなく、緯度, 経度の情報を秒単位で、また、高度
の情報をメートル単位で0 〜10000 mまで記録させるこ
とが可能である。
【0020】一方、記録媒体5として半導体メモリカー
ドを用いる場合には、画像信号も他のデータも全てディ
ジタルで記録されるので、位置情報を記録するエリアを
確保するだけで良い。例えば、図6に示すように、メモ
リカードに対する画像記録のフォーマットが、画像及び
音声の情報を1つのバケットとして扱うように設定さ
れ、バケットヘッダが、符号化方式や記録モード等を記
録するバケット情報エリア(16Byte) と、撮影日時を記
録するデートエリア(6Byte) と、ユーザーが任意に使
用できるタイトルエリア(106 Byte) とに分かれている
場合には、前記タイトルエリアの一部を、撮影位置情報
を記録させるエリアとして用いれば、前述の磁気ディス
クの場合と同様に、衛星を用いた測位装置10によって測
定された緯度, 経度,高度の情報をコード化して記録さ
せることができる。
ドを用いる場合には、画像信号も他のデータも全てディ
ジタルで記録されるので、位置情報を記録するエリアを
確保するだけで良い。例えば、図6に示すように、メモ
リカードに対する画像記録のフォーマットが、画像及び
音声の情報を1つのバケットとして扱うように設定さ
れ、バケットヘッダが、符号化方式や記録モード等を記
録するバケット情報エリア(16Byte) と、撮影日時を記
録するデートエリア(6Byte) と、ユーザーが任意に使
用できるタイトルエリア(106 Byte) とに分かれている
場合には、前記タイトルエリアの一部を、撮影位置情報
を記録させるエリアとして用いれば、前述の磁気ディス
クの場合と同様に、衛星を用いた測位装置10によって測
定された緯度, 経度,高度の情報をコード化して記録さ
せることができる。
【0021】上記のように、衛星を利用した測位装置10
によって測定された撮影位置の緯度, 経度,高度の情報
に対応するコード信号を、画像信号と共に記録媒体に自
動的に記録させるように構成すれば、撮影者が入力操作
に煩わされることがなく、また、入力ミスが発生した
り、撮影位置の記録を忘れることがなく、撮影位置の情
報を確実に記録させることができ、後の画像整理や画像
検索等においてこの撮影位置の情報を有効に利用できる
ことになる。
によって測定された撮影位置の緯度, 経度,高度の情報
に対応するコード信号を、画像信号と共に記録媒体に自
動的に記録させるように構成すれば、撮影者が入力操作
に煩わされることがなく、また、入力ミスが発生した
り、撮影位置の記録を忘れることがなく、撮影位置の情
報を確実に記録させることができ、後の画像整理や画像
検索等においてこの撮影位置の情報を有効に利用できる
ことになる。
【0022】ここで、上記のように撮影位置の情報が画
像信号と共に記録される構成のスチルビデオカメラで撮
影・記録された画像を再生するのに好適な画像再生装置
の実施例を以下に示す。図7は前記画像再生装置の基本
構成を示すものであり、セットされた記録媒体5から画
像信号を再生して出力する画像再生回路21と、前記記録
媒体5から撮影位置の情報を示すコード信号を再生する
再生手段としての位置コード信号再生回路22と、該位置
コード信号再生回路22で再生された前記コード信号に基
づいて位置情報記憶手段としてのデータベース23から撮
影位置に関連する情報を検索して出力する位置情報出力
手段としての撮影位置情報出力回路24とによって構成さ
れている。尚、上記画像再生装置と前記画像記録装置
(スチルビデオカメラ)とが一体的に備えられた録再機
能付のスチルビデオカメラとしても良い。
像信号と共に記録される構成のスチルビデオカメラで撮
影・記録された画像を再生するのに好適な画像再生装置
の実施例を以下に示す。図7は前記画像再生装置の基本
構成を示すものであり、セットされた記録媒体5から画
像信号を再生して出力する画像再生回路21と、前記記録
媒体5から撮影位置の情報を示すコード信号を再生する
再生手段としての位置コード信号再生回路22と、該位置
コード信号再生回路22で再生された前記コード信号に基
づいて位置情報記憶手段としてのデータベース23から撮
影位置に関連する情報を検索して出力する位置情報出力
手段としての撮影位置情報出力回路24とによって構成さ
れている。尚、上記画像再生装置と前記画像記録装置
(スチルビデオカメラ)とが一体的に備えられた録再機
能付のスチルビデオカメラとしても良い。
【0023】上記図7に示す基本構成を、より具体的に
示した再生装置の実施例を図8に示す。図8は、記録媒
体5として半導体メモリカードを用いた例を示してあ
り、前記メモリカード5からは、再生手段としてのメモ
リコントローラ31によって画像単位にデータが読み出さ
れ、画像データとその他の付随するデータとに振り分け
られる。
示した再生装置の実施例を図8に示す。図8は、記録媒
体5として半導体メモリカードを用いた例を示してあ
り、前記メモリカード5からは、再生手段としてのメモ
リコントローラ31によって画像単位にデータが読み出さ
れ、画像データとその他の付随するデータとに振り分け
られる。
【0024】画像データは、圧縮されて半導体メモリに
記録されており、画像用ディジタルシグナルプロセッサ
(DSP)32では、再生された圧縮画像信号を復元処理
してバッファメモリ33に一旦記憶させる。ここで、複数
画像を合成して一覧画面を作成する等の再生フォーマッ
ト処理を施すこともある。バッファメモリ33に記憶され
た画像データは、エンコーダ34でNTSCコンポジット
信号に符号化された後、D/A変換器35でD/A変換さ
れて、CRT等の表示装置36に出力され表示される。
記録されており、画像用ディジタルシグナルプロセッサ
(DSP)32では、再生された圧縮画像信号を復元処理
してバッファメモリ33に一旦記憶させる。ここで、複数
画像を合成して一覧画面を作成する等の再生フォーマッ
ト処理を施すこともある。バッファメモリ33に記憶され
た画像データは、エンコーダ34でNTSCコンポジット
信号に符号化された後、D/A変換器35でD/A変換さ
れて、CRT等の表示装置36に出力され表示される。
【0025】尚、バッファメモリ33に記録された画像デ
ータを、D/A変換器35でD/A変換してから、エンコ
ーダ34で符号化するよう構成しても良い。一方、メモリ
コントローラ31によって振り分けられた画像データ以外
のデータは、CPU37に読み込まれる。CPU37では、
前記画像データ以外のデータとして撮影日時が記録され
ている場合には、前記撮影日時のデータに応じた数字を
キャラクタジェネレータ38で発生させて、バッファメモ
リ33に書込み、画像と撮影日時(日付)とを合成して表
示装置36上に表示させる。
ータを、D/A変換器35でD/A変換してから、エンコ
ーダ34で符号化するよう構成しても良い。一方、メモリ
コントローラ31によって振り分けられた画像データ以外
のデータは、CPU37に読み込まれる。CPU37では、
前記画像データ以外のデータとして撮影日時が記録され
ている場合には、前記撮影日時のデータに応じた数字を
キャラクタジェネレータ38で発生させて、バッファメモ
リ33に書込み、画像と撮影日時(日付)とを合成して表
示装置36上に表示させる。
【0026】また、前記画像データ以外のデータとして
撮影位置の情報がコード化して記録されている場合で、
かつ、前述のように衛星を用いた測位装置10を用いて撮
影位置が緯度,経度,高度として測定されている場合に
は、記録されている緯度,経度,高度の情報をそのまま
表示させても、かかる情報の有効利用を図ることは困難
である。即ち、一般的な撮影者にとっては、緯度,経度
などの情報よりも、地名などの具体的な情報があった方
が便利であり、緯度,経度の情報が提供されても地図で
その緯度,経度が該当する位置をその都度確認する必要
が生じて煩雑である。
撮影位置の情報がコード化して記録されている場合で、
かつ、前述のように衛星を用いた測位装置10を用いて撮
影位置が緯度,経度,高度として測定されている場合に
は、記録されている緯度,経度,高度の情報をそのまま
表示させても、かかる情報の有効利用を図ることは困難
である。即ち、一般的な撮影者にとっては、緯度,経度
などの情報よりも、地名などの具体的な情報があった方
が便利であり、緯度,経度の情報が提供されても地図で
その緯度,経度が該当する位置をその都度確認する必要
が生じて煩雑である。
【0027】そこで、本実施例における画像再生装置で
は、前記緯度,経度の入力情報に対応させて、当該地点
に対応する地名,施設名,河川・山岳名等の撮影位置の
場所を具体的に示すデータを記憶した位置情報記憶手段
としてのデータベース39を予め備えており、位置情報出
力手段としてのCPU37は、再生された緯度,経度の位
置情報に基づいて前記データベース39から対応する場所
名のデータを検索する。そして、検索された場所名デー
タに対応する文字を、キャラクタジェネレータ38で発生
させてバッファメモリ33に書込み、画像と撮影場所名と
を合成して表示装置36に表示させる。尚、前記データベ
ース39を構築するための記憶媒体としては、CD−RO
M(compact disk read only memory)等が用いられる。
は、前記緯度,経度の入力情報に対応させて、当該地点
に対応する地名,施設名,河川・山岳名等の撮影位置の
場所を具体的に示すデータを記憶した位置情報記憶手段
としてのデータベース39を予め備えており、位置情報出
力手段としてのCPU37は、再生された緯度,経度の位
置情報に基づいて前記データベース39から対応する場所
名のデータを検索する。そして、検索された場所名デー
タに対応する文字を、キャラクタジェネレータ38で発生
させてバッファメモリ33に書込み、画像と撮影場所名と
を合成して表示装置36に表示させる。尚、前記データベ
ース39を構築するための記憶媒体としては、CD−RO
M(compact disk read only memory)等が用いられる。
【0028】ここで、データベース39に記憶される緯
度,経度に対応する場所名のデータは、住所等の情報が
1つだけ記憶されるのではなく、関連する場所名のデー
タが複数出力されるようにして、データベース39からの
検索の結果に基づき出力された複数の場所名から、使用
者が任意に選択できるようにすることが好ましい。前記
データベース39のルール例を以下に説明する。
度,経度に対応する場所名のデータは、住所等の情報が
1つだけ記憶されるのではなく、関連する場所名のデー
タが複数出力されるようにして、データベース39からの
検索の結果に基づき出力された複数の場所名から、使用
者が任意に選択できるようにすることが好ましい。前記
データベース39のルール例を以下に説明する。
【0029】まず、緯度,経度で示される地点の町名・
番地を記憶させる一方、有名な施設名や河川・山岳の名
前を、適当な範囲の地域に対応させる。例えば、「歌舞
伎座」のような施設名は比較的小さな地域に限定して対
応させるが、「富士山」のような山岳・河川名は比較的
広い範囲に対応させる。更に、撮影位置が湖や海の上で
ある場合には、その湖,海の名前と共に、最も近い陸地
の地名を対応させるようにする。
番地を記憶させる一方、有名な施設名や河川・山岳の名
前を、適当な範囲の地域に対応させる。例えば、「歌舞
伎座」のような施設名は比較的小さな地域に限定して対
応させるが、「富士山」のような山岳・河川名は比較的
広い範囲に対応させる。更に、撮影位置が湖や海の上で
ある場合には、その湖,海の名前と共に、最も近い陸地
の地名を対応させるようにする。
【0030】上記のようなルールに従ってデータベース
39を設定させた場合には、前記実施例のスチルビデオカ
メラを用いて例えば山中湖畔で撮影を行い、山中湖畔の
緯度,経度が自動的に記録媒体5に記録された場合に
は、上記画像再生装置で再生させると、山中湖畔で撮影
された画像に対応して「山梨県忍野村××番地」「山中
湖」「富士山」等の対応する場所名データが全て検索さ
れて画像に重ねて表示される。
39を設定させた場合には、前記実施例のスチルビデオカ
メラを用いて例えば山中湖畔で撮影を行い、山中湖畔の
緯度,経度が自動的に記録媒体5に記録された場合に
は、上記画像再生装置で再生させると、山中湖畔で撮影
された画像に対応して「山梨県忍野村××番地」「山中
湖」「富士山」等の対応する場所名データが全て検索さ
れて画像に重ねて表示される。
【0031】ここで、複数表示された場所名データの中
の任意のものを選択できるよう構成し、例えば山中湖畔
から富士山を撮影したものであれば、前記複数の場所名
のデータから使用者が「富士山」を選択し、該選択され
たもの以外の表示を消去させることができるようにする
と良い。そして、最終的に選択された場所名を、記録媒
体5に記録された緯度,経度の撮影位置情報の代わりに
(又は共に)記録させたり、また、当該画像に、撮影日
時及び選択された場所名を合成した画面をハードコピー
できるようにする。
の任意のものを選択できるよう構成し、例えば山中湖畔
から富士山を撮影したものであれば、前記複数の場所名
のデータから使用者が「富士山」を選択し、該選択され
たもの以外の表示を消去させることができるようにする
と良い。そして、最終的に選択された場所名を、記録媒
体5に記録された緯度,経度の撮影位置情報の代わりに
(又は共に)記録させたり、また、当該画像に、撮影日
時及び選択された場所名を合成した画面をハードコピー
できるようにする。
【0032】従って、上記の撮影位置の緯度,経度を自
動的に記録できるスチルビデオカメラ(画像記録装置)
と、上記のように画像信号と共に記録されている撮影位
置の緯度,経度から対応する撮影場所名を出力できる画
像再生装置とからなるシステムを用いれば、撮影後に撮
影場所の情報を確実に得ることができ、少なくとも限定
された地域別に画像群を構成するなどが容易に行えるこ
とになり、撮影した画像を電子アルバム化するときに、
撮影場所毎に画像を区分することが可能となる。更に、
撮影日時が自動的に記録されるカメラでは、この日時デ
ータと前記撮影位置データとを組み合わせて、例えば同
じ撮影場所で撮影された画像を撮影日時の古い順に並べ
るなどの画像整理の操作も行えることになる。
動的に記録できるスチルビデオカメラ(画像記録装置)
と、上記のように画像信号と共に記録されている撮影位
置の緯度,経度から対応する撮影場所名を出力できる画
像再生装置とからなるシステムを用いれば、撮影後に撮
影場所の情報を確実に得ることができ、少なくとも限定
された地域別に画像群を構成するなどが容易に行えるこ
とになり、撮影した画像を電子アルバム化するときに、
撮影場所毎に画像を区分することが可能となる。更に、
撮影日時が自動的に記録されるカメラでは、この日時デ
ータと前記撮影位置データとを組み合わせて、例えば同
じ撮影場所で撮影された画像を撮影日時の古い順に並べ
るなどの画像整理の操作も行えることになる。
【0033】特に、緯度,経度の情報から関連すると予
測される場所名を複数検索できるようなデータベースを
備える構成とし、かつ、複数検索された場所名から任意
のものを選択できる構成とすれば、緯度,経度という数
値データを撮影者の好みに合った場所名データに変換す
ることが容易となる。ここで、前記データベース39の設
定において、ある特定の撮影位置に対して、撮影者個人
だけに通用する場所名を対応させて登録することが可能
な構成としておけば、例えば祖母の家の町名・番地に対
して「おばあちぁんの家」という場所名を登録させてお
けば、「おばあちぁんの家」という個人的な場所名を、
撮影画像に対応させることが容易に行える。
測される場所名を複数検索できるようなデータベースを
備える構成とし、かつ、複数検索された場所名から任意
のものを選択できる構成とすれば、緯度,経度という数
値データを撮影者の好みに合った場所名データに変換す
ることが容易となる。ここで、前記データベース39の設
定において、ある特定の撮影位置に対して、撮影者個人
だけに通用する場所名を対応させて登録することが可能
な構成としておけば、例えば祖母の家の町名・番地に対
して「おばあちぁんの家」という場所名を登録させてお
けば、「おばあちぁんの家」という個人的な場所名を、
撮影画像に対応させることが容易に行える。
【0034】更に、前記データベース39に地図を記憶さ
せておけば、再生画像の撮影場所周辺の地図を自動的に
呼び出して表示させることも可能となり、撮影地点の周
囲の地理的状況を知ることが容易となり、例えば観光地
の代表的な風景を撮影しておき、その観光地の地図をデ
ータベース39に記憶させておけば、風景(画像)から目
的の観光地を選択させて、これに付随する地図や観光案
内などを自動的にデータベースから読み出して提供する
などの使い方もできる。
せておけば、再生画像の撮影場所周辺の地図を自動的に
呼び出して表示させることも可能となり、撮影地点の周
囲の地理的状況を知ることが容易となり、例えば観光地
の代表的な風景を撮影しておき、その観光地の地図をデ
ータベース39に記憶させておけば、風景(画像)から目
的の観光地を選択させて、これに付随する地図や観光案
内などを自動的にデータベースから読み出して提供する
などの使い方もできる。
【0035】ところで、スチルビデオカメラなどの画像
記録装置においては、撮影と同時に撮影日時を記録する
ことが行われているが、例えば日本時間にセットしたま
ま海外などに旅行に出掛けると、カメラの時刻・日付の
設定をその都度現地時間に変更する操作を行う必要が生
じる。しかしながら、上記のように撮影位置の情報を自
動的に得ることができるスチルビデオカメラでは、かか
る撮影位置の情報(緯度,経度)に基づいて、前記時刻
・日付の設定を自動修正させることが可能である。
記録装置においては、撮影と同時に撮影日時を記録する
ことが行われているが、例えば日本時間にセットしたま
ま海外などに旅行に出掛けると、カメラの時刻・日付の
設定をその都度現地時間に変更する操作を行う必要が生
じる。しかしながら、上記のように撮影位置の情報を自
動的に得ることができるスチルビデオカメラでは、かか
る撮影位置の情報(緯度,経度)に基づいて、前記時刻
・日付の設定を自動修正させることが可能である。
【0036】即ち、緯度,経度(又は経度のみ)に対応
させて日付変更線及び時刻変更線を設定した記憶データ
を予め設定しておき、例えば日本で時間・日付の設定が
行われたカメラを持ってハワイに旅行すると、図9のフ
ローチャートに示すように、測定された緯度,経度を読
み込んで(S1)カメラが日付変更線を横切ったことを
検出し(S2)、日付の設定を自動的に1日戻す修正を
行う一方(S3)、時刻変更線を横切る毎に(S4)、
時間をプラス又はマイナス方向に1時間単位で自動修正
する(S5)。
させて日付変更線及び時刻変更線を設定した記憶データ
を予め設定しておき、例えば日本で時間・日付の設定が
行われたカメラを持ってハワイに旅行すると、図9のフ
ローチャートに示すように、測定された緯度,経度を読
み込んで(S1)カメラが日付変更線を横切ったことを
検出し(S2)、日付の設定を自動的に1日戻す修正を
行う一方(S3)、時刻変更線を横切る毎に(S4)、
時間をプラス又はマイナス方向に1時間単位で自動修正
する(S5)。
【0037】尚、経度のみの情報によって日付及び時刻
を修正させる場合には、1〜2時間の誤差を生じること
があるが、一般には、細かな時刻の記録は必要ではな
く、日付の情報のみがあれば良いので、上記の誤差はあ
まり問題とはならないから、経度のみをパラメータとし
て日付及び時刻を修正させるよう構成して、修正用デー
タの容量を節約することが好ましい。
を修正させる場合には、1〜2時間の誤差を生じること
があるが、一般には、細かな時刻の記録は必要ではな
く、日付の情報のみがあれば良いので、上記の誤差はあ
まり問題とはならないから、経度のみをパラメータとし
て日付及び時刻を修正させるよう構成して、修正用デー
タの容量を節約することが好ましい。
【0038】前述の撮影日時の記録機能及び自動修正機
能を、図3のブロック図で示すと、日時信号発生手段と
しての時計8で発生する日時のデータを、日時記録手段
としての機能を兼ねる記録回路4が記録媒体5に画像信
号に対応させて記録する一方、コード信号発生部7から
の緯度,経度を示すコード信号を受けて、日時修正手段
としての自動修正回路9が前記時計8を自動修正する構
成となる。ここで、前記自動修正回路9に、少なくとも
経度をパラメータとする日付及び時刻変更のデータを記
憶するメモリが含まれることになる。
能を、図3のブロック図で示すと、日時信号発生手段と
しての時計8で発生する日時のデータを、日時記録手段
としての機能を兼ねる記録回路4が記録媒体5に画像信
号に対応させて記録する一方、コード信号発生部7から
の緯度,経度を示すコード信号を受けて、日時修正手段
としての自動修正回路9が前記時計8を自動修正する構
成となる。ここで、前記自動修正回路9に、少なくとも
経度をパラメータとする日付及び時刻変更のデータを記
憶するメモリが含まれることになる。
【0039】上記実施例のスチルビデオカメラでは、撮
影位置を知るために衛星からの電波を位置測定のための
情報源とする測位装置を一体的に備える構成としたが、
これでは、直接撮影に関係のない測位装置によってカメ
ラを大型化させ、かつ、消費電力を増大させることにな
ってしまう。そこで、前記測位装置を用いたナビゲーシ
ョンシステムを備えた自動車において、前記ナビゲーシ
ョンシステムに対してカメラがケーブルを介して着脱自
在に接続されることによって、ナビゲーションシステム
内における測位の情報がカメラ側に提供されるように構
成すると良い。
影位置を知るために衛星からの電波を位置測定のための
情報源とする測位装置を一体的に備える構成としたが、
これでは、直接撮影に関係のない測位装置によってカメ
ラを大型化させ、かつ、消費電力を増大させることにな
ってしまう。そこで、前記測位装置を用いたナビゲーシ
ョンシステムを備えた自動車において、前記ナビゲーシ
ョンシステムに対してカメラがケーブルを介して着脱自
在に接続されることによって、ナビゲーションシステム
内における測位の情報がカメラ側に提供されるように構
成すると良い。
【0040】即ち、前記ナビゲーションシステムにおい
ては、前記図4に示す測位装置10の構成を全く同様に備
え、衛星からの電波に基づいて検出した緯度,経度,高
度の情報を、図10に示すようにナビゲーションシステム
45のコントロールユニット41に送り、緯度,経度の情報
に見合った地図を、CD−ROM42から読み出して車室
内のコンソール部分に設置されたCRT表示装置43に表
示させる構成であるから、カメラと前記コントロールユ
ニット41とのインターフェイスを取れるようにして置け
ば、ナビゲーションシステム45(コントロールユニット
41)から前記緯度,経度の情報をカメラ側に撮影位置情
報として貰うことができる。従って、上記実施例の場合
には、外部の位置情報発生源とは、車両に備えられたナ
ビゲーションシステム45が相当することになる。
ては、前記図4に示す測位装置10の構成を全く同様に備
え、衛星からの電波に基づいて検出した緯度,経度,高
度の情報を、図10に示すようにナビゲーションシステム
45のコントロールユニット41に送り、緯度,経度の情報
に見合った地図を、CD−ROM42から読み出して車室
内のコンソール部分に設置されたCRT表示装置43に表
示させる構成であるから、カメラと前記コントロールユ
ニット41とのインターフェイスを取れるようにして置け
ば、ナビゲーションシステム45(コントロールユニット
41)から前記緯度,経度の情報をカメラ側に撮影位置情
報として貰うことができる。従って、上記実施例の場合
には、外部の位置情報発生源とは、車両に備えられたナ
ビゲーションシステム45が相当することになる。
【0041】かかるシステムの使用形態としては、ナビ
ゲーションシステム45を備えた車両での移動中に、スチ
ルビデオカメラを車載のナビゲーションシステム45にケ
ーブルで接続させておき、常時新しい位置情報をカメラ
側に取り込んでおくようにする。そして、撮影場所に到
着したときには、カメラとナビゲーションシステム45と
の接続を解いて、カメラを車外に持ち出し撮影するが、
少なくとも車両を停止させた場所の情報はカメラに取り
込まれているから、車両から遠くに移動して撮影しない
限り、充分な精度の撮影位置情報を撮影画像と共に記録
させることができる。
ゲーションシステム45を備えた車両での移動中に、スチ
ルビデオカメラを車載のナビゲーションシステム45にケ
ーブルで接続させておき、常時新しい位置情報をカメラ
側に取り込んでおくようにする。そして、撮影場所に到
着したときには、カメラとナビゲーションシステム45と
の接続を解いて、カメラを車外に持ち出し撮影するが、
少なくとも車両を停止させた場所の情報はカメラに取り
込まれているから、車両から遠くに移動して撮影しない
限り、充分な精度の撮影位置情報を撮影画像と共に記録
させることができる。
【0042】また、上記のようにカメラと測位装置とが
切離し自在であれば、カメラを小型化できる共に、車両
に測位装置を備える場合には、カメラに一体的に搭載す
る場合のような極端な小型化は要求されないので、精度
の良いものを使用でき、また、アンテナ等の設置自由度
も確保できる。更に、ナビゲーションシステム45とカメ
ラとを接続して移動するときには、車両の電源側からカ
メラのバッテリへの充電が行われるようにすれば、位置
情報を読み込ませるだけのためにケーブルでナビゲーシ
ョンシステムとカメラとを接続させるということではな
く、充電を行っているときに付随して位置情報が読み込
まれる形となり、撮影位置情報を読み込ませる操作を強
いられているという感覚を無くして、自然な操作の中で
撮影位置情報の読み込みを行わせることが可能となる。
切離し自在であれば、カメラを小型化できる共に、車両
に測位装置を備える場合には、カメラに一体的に搭載す
る場合のような極端な小型化は要求されないので、精度
の良いものを使用でき、また、アンテナ等の設置自由度
も確保できる。更に、ナビゲーションシステム45とカメ
ラとを接続して移動するときには、車両の電源側からカ
メラのバッテリへの充電が行われるようにすれば、位置
情報を読み込ませるだけのためにケーブルでナビゲーシ
ョンシステムとカメラとを接続させるということではな
く、充電を行っているときに付随して位置情報が読み込
まれる形となり、撮影位置情報を読み込ませる操作を強
いられているという感覚を無くして、自然な操作の中で
撮影位置情報の読み込みを行わせることが可能となる。
【0043】また、前記ナビゲーションシステム45にお
いては、前述のように地図を表示するための表示装置43
を備えているから、再生機能を有したスチルビデオカメ
ラである場合には、図10に示すように、再生した画像信
号をナビゲーションシステム45のコントロールユニット
41に送って、通常地図が表示される表示装置43に対して
撮影記録された画像を再生させるよう構成することもで
きる。
いては、前述のように地図を表示するための表示装置43
を備えているから、再生機能を有したスチルビデオカメ
ラである場合には、図10に示すように、再生した画像信
号をナビゲーションシステム45のコントロールユニット
41に送って、通常地図が表示される表示装置43に対して
撮影記録された画像を再生させるよう構成することもで
きる。
【0044】ところで、上記実施例では、スチルビデオ
カメラ等の画像記録装置が撮影位置の情報を得るための
構成として、衛星を情報源とする測位装置を用いたが、
かかる測位装置に代えて、携帯電話における交信相手の
無線基地局の識別番号を撮影位置の情報として取り込む
実施例を以下に説明する。無線式の携帯電話は、最寄り
の無線基地局と交信することによって通話を行うもので
あり、携帯電話は頻繁に最寄りの無線基地局と交信して
自分の識別信号を無線基地局に送ることによって、複数
ある無線基地局と個々の携帯電話とが対応づけられて上
位局に登録されるようになっている(図11参照)。従っ
て、相手の携帯電話に対して電話をかけると、その相手
の携帯電話の識別信号に基づいて最寄りの無線基地局が
検索され、この検索された無線基地局と回線を接続し、
該無線基地局が相手の携帯電話を呼び出して交信通話が
行われるようになっている。携帯電話は、無線基地局か
らの電波を常時受信するが、自分の識別番号で呼び出さ
れない限り通話交信は行わない。
カメラ等の画像記録装置が撮影位置の情報を得るための
構成として、衛星を情報源とする測位装置を用いたが、
かかる測位装置に代えて、携帯電話における交信相手の
無線基地局の識別番号を撮影位置の情報として取り込む
実施例を以下に説明する。無線式の携帯電話は、最寄り
の無線基地局と交信することによって通話を行うもので
あり、携帯電話は頻繁に最寄りの無線基地局と交信して
自分の識別信号を無線基地局に送ることによって、複数
ある無線基地局と個々の携帯電話とが対応づけられて上
位局に登録されるようになっている(図11参照)。従っ
て、相手の携帯電話に対して電話をかけると、その相手
の携帯電話の識別信号に基づいて最寄りの無線基地局が
検索され、この検索された無線基地局と回線を接続し、
該無線基地局が相手の携帯電話を呼び出して交信通話が
行われるようになっている。携帯電話は、無線基地局か
らの電波を常時受信するが、自分の識別番号で呼び出さ
れない限り通話交信は行わない。
【0045】このように、携帯電話においては常に最寄
りの無線基地局に対応付けられるようになっているか
ら、交信相手の固定された無線基地局の位置によって、
携帯電話の現在位置を略特定できることになる。即ち、
ある携帯電話機が、A地点に設置された無線基地局を最
寄りの基地局として交信する場合には、複数設置された
無線基地局の中のA地点の基地局エリア内に、前記携帯
電話機が位置していることが判別できるものである。
りの無線基地局に対応付けられるようになっているか
ら、交信相手の固定された無線基地局の位置によって、
携帯電話の現在位置を略特定できることになる。即ち、
ある携帯電話機が、A地点に設置された無線基地局を最
寄りの基地局として交信する場合には、複数設置された
無線基地局の中のA地点の基地局エリア内に、前記携帯
電話機が位置していることが判別できるものである。
【0046】従って、図12に示すように、前述のような
携帯電話機51と一体的にスチルビデオカメラを構成する
か、又は、前記携帯電話機51とスチルビデオカメラとが
コードで着脱自在に接続されるようにして、携帯電話機
51における交信相手の無線基地局の識別番号がカメラ側
に撮影位置の情報として入力されるようにする。図12に
示すディジタル携帯電話機51は、ディジタル化した音声
を高能率符号化/複号化する音声コーデック部52,音声
データや制御データなどから時分割多重化フレームに組
み立て/分解するフレーム処理部53,ディジタル変復調
部54,線形電力増幅器で構成される無線周波数(RF)
部55から構成される公知のものであるが、フレーム処理
部53を構成する制御部53aから、最寄りの無線基地局の
識別信号をカメラ側に出力できるよう構成している。
携帯電話機51と一体的にスチルビデオカメラを構成する
か、又は、前記携帯電話機51とスチルビデオカメラとが
コードで着脱自在に接続されるようにして、携帯電話機
51における交信相手の無線基地局の識別番号がカメラ側
に撮影位置の情報として入力されるようにする。図12に
示すディジタル携帯電話機51は、ディジタル化した音声
を高能率符号化/複号化する音声コーデック部52,音声
データや制御データなどから時分割多重化フレームに組
み立て/分解するフレーム処理部53,ディジタル変復調
部54,線形電力増幅器で構成される無線周波数(RF)
部55から構成される公知のものであるが、フレーム処理
部53を構成する制御部53aから、最寄りの無線基地局の
識別信号をカメラ側に出力できるよう構成している。
【0047】前記無線基地局の識別信号を入力したカメ
ラは、前記識別信号をそのまま撮影位置のデータとして
コード化して記憶させるか、或いは、前記識別信号に対
応する地名などの情報コードに変換してから画像信号と
共に記録媒体5に記録させる。ここで、各無線基地局の
担当エリアが広いと、撮影位置のデータがそれだけ大雑
把となってしまうが、前記担当エリアが狭い構成であれ
ば、画像の撮影位置区分に必要充分な位置情報とするこ
とができる。
ラは、前記識別信号をそのまま撮影位置のデータとして
コード化して記憶させるか、或いは、前記識別信号に対
応する地名などの情報コードに変換してから画像信号と
共に記録媒体5に記録させる。ここで、各無線基地局の
担当エリアが広いと、撮影位置のデータがそれだけ大雑
把となってしまうが、前記担当エリアが狭い構成であれ
ば、画像の撮影位置区分に必要充分な位置情報とするこ
とができる。
【0048】無線基地局の識別信号を画像信号と共に記
録する場合には、画像再生装置側には、前記識別信号か
ら関連する撮影場所名のデータ(識別信号に対応する無
線基地局が設置された場所に関連する地名等)が検索さ
れるように構成する必要があり、この場合、緯度,経度
の情報から地名,施設名などが検索される前記実施例に
おける地理的情報の検索パラメータが、緯度,経度から
無線基地局の識別信号に変更されることになる。
録する場合には、画像再生装置側には、前記識別信号か
ら関連する撮影場所名のデータ(識別信号に対応する無
線基地局が設置された場所に関連する地名等)が検索さ
れるように構成する必要があり、この場合、緯度,経度
の情報から地名,施設名などが検索される前記実施例に
おける地理的情報の検索パラメータが、緯度,経度から
無線基地局の識別信号に変更されることになる。
【0049】尚、携帯無線機における最寄りの無線基地
局を認識するための機能部分のみをスチルビデオカメラ
に搭載させるようにし、実際の通話に必要とされる部分
(マイク,スピーカ,音声コーデック部等)を省略し、
携帯電話機とスチルビデオカメラとを一体化させた場合
に比べて、カメラの小型化・省電力化を図るようにして
も良い。
局を認識するための機能部分のみをスチルビデオカメラ
に搭載させるようにし、実際の通話に必要とされる部分
(マイク,スピーカ,音声コーデック部等)を省略し、
携帯電話機とスチルビデオカメラとを一体化させた場合
に比べて、カメラの小型化・省電力化を図るようにして
も良い。
【0050】更に、上記衛星を用いた測位装置、携帯電
話機における最寄り無線基地局の認識に代わる撮影位置
情報の入力として、地図やガイドブックに予め印刷され
ているバーコードを読み取らせて撮影位置の情報をバー
コートデータ(コード信号)として入力する構成として
も良い。例えば、図13に示すような地図を用意する。図
13の地図は、アルファベットA〜Eと数値1〜6とによ
って縦横の複数区域に分割されており、各格子位置毎に
バーコードが印刷されている。例えば、長野市が撮影位
置に該当する場合には、図13の地図上で3−Bが該当区
域であり、「3」に対応する格子位置のバーコードと、
「B」に対応する格子位置のバーコードとを、図14に示
すようにスチルビデオカメラ70に対してケーブルを介し
て接続されるバーコードリーダー61で読み取らせる。従
って、この場合、外部の位置情報発生源とは、バーコー
ドが印刷された地図帳やガイドブックなどの印刷物であ
り、位置情報入力手段は前記バーコードリーダー61が相
当することになる。
話機における最寄り無線基地局の認識に代わる撮影位置
情報の入力として、地図やガイドブックに予め印刷され
ているバーコードを読み取らせて撮影位置の情報をバー
コートデータ(コード信号)として入力する構成として
も良い。例えば、図13に示すような地図を用意する。図
13の地図は、アルファベットA〜Eと数値1〜6とによ
って縦横の複数区域に分割されており、各格子位置毎に
バーコードが印刷されている。例えば、長野市が撮影位
置に該当する場合には、図13の地図上で3−Bが該当区
域であり、「3」に対応する格子位置のバーコードと、
「B」に対応する格子位置のバーコードとを、図14に示
すようにスチルビデオカメラ70に対してケーブルを介し
て接続されるバーコードリーダー61で読み取らせる。従
って、この場合、外部の位置情報発生源とは、バーコー
ドが印刷された地図帳やガイドブックなどの印刷物であ
り、位置情報入力手段は前記バーコードリーダー61が相
当することになる。
【0051】前記バーコードは、単に「3」及び「B」
を示すものではなく、「地図帳の名称」「ページ」等の
情報を付加してあり、このバーコードを読み取ることに
よって、どの地図帳の何ページのどの区域であるかが判
別できるようになっている。従って、カメラ側では、前
記バーコードのデータ(コード信号)をそのまま画像信
号と共に記録し、画像再生装置側では、読み取られたバ
ーコードのデータからどの地図帳の何ページのどの区域
であるを判別し、その区域に対応する地名や施設名等を
撮影場所データとして出力するよう構成する。即ち、予
めバーコードデータの組み合わせに対応させて、地名や
施設名などの情報を再生装置側に記憶させておき、記録
媒体5から再生した撮影位置の情報を示すバーコード信
号(コード信号)に基づいて、前記記憶内容から撮影位
置の具体的な情報を読み出して出力させるものである。
を示すものではなく、「地図帳の名称」「ページ」等の
情報を付加してあり、このバーコードを読み取ることに
よって、どの地図帳の何ページのどの区域であるかが判
別できるようになっている。従って、カメラ側では、前
記バーコードのデータ(コード信号)をそのまま画像信
号と共に記録し、画像再生装置側では、読み取られたバ
ーコードのデータからどの地図帳の何ページのどの区域
であるを判別し、その区域に対応する地名や施設名等を
撮影場所データとして出力するよう構成する。即ち、予
めバーコードデータの組み合わせに対応させて、地名や
施設名などの情報を再生装置側に記憶させておき、記録
媒体5から再生した撮影位置の情報を示すバーコード信
号(コード信号)に基づいて、前記記憶内容から撮影位
置の具体的な情報を読み出して出力させるものである。
【0052】従って、観光地で撮影したときには、その
地域のガイドブックの撮影場所が解説してあるページの
バーコードを読み取らせれば、撮影位置の情報として前
記バーコードデータが画像と共に記録され、画像再生装
置にセットして再生するときに、画像と共に前記バーコ
ートデータが再生され、前記ガイドブックの記載内容に
沿った観光名所等の情報を出力させるように構成するこ
とができる。
地域のガイドブックの撮影場所が解説してあるページの
バーコードを読み取らせれば、撮影位置の情報として前
記バーコードデータが画像と共に記録され、画像再生装
置にセットして再生するときに、画像と共に前記バーコ
ートデータが再生され、前記ガイドブックの記載内容に
沿った観光名所等の情報を出力させるように構成するこ
とができる。
【0053】このため、撮影者が複数のキーボタンを操
作して撮影位置を入力させる場合に比べ、撮影位置を記
憶させるための操作が簡便化されると共に、入力ミスの
発生を回避することが可能であり、また、再生装置側で
は、記憶されている撮影位置情報のみならず、付随する
種々の情報を出力させることができる。前記バーコード
リーダーは、図14に示すように、専用のバーコードリー
ダー61をケーブルによってスチルビデオカメラ70に接続
させる構成としても良いが、カメラに内蔵されているハ
ードウェア構成をバーコードリーダーとして流用させる
こともできる。
作して撮影位置を入力させる場合に比べ、撮影位置を記
憶させるための操作が簡便化されると共に、入力ミスの
発生を回避することが可能であり、また、再生装置側で
は、記憶されている撮影位置情報のみならず、付随する
種々の情報を出力させることができる。前記バーコード
リーダーは、図14に示すように、専用のバーコードリー
ダー61をケーブルによってスチルビデオカメラ70に接続
させる構成としても良いが、カメラに内蔵されているハ
ードウェア構成をバーコードリーダーとして流用させる
こともできる。
【0054】図15に示すように、例えば発光素子62と受
光素子63とを備えて構成されるアクティブオートフォー
カス機能を備えたスチルビデオカメラ70においては、前
記発光素子62を強制的に連続発光させて地図帳などに印
刷されているバーコードを照射し、その反射光を前記受
光素子63で受光してバーコードを読み取らせるよう構成
することが可能である。
光素子63とを備えて構成されるアクティブオートフォー
カス機能を備えたスチルビデオカメラ70においては、前
記発光素子62を強制的に連続発光させて地図帳などに印
刷されているバーコードを照射し、その反射光を前記受
光素子63で受光してバーコードを読み取らせるよう構成
することが可能である。
【0055】また、CCD2で撮影された信号をディジ
タル処理する構成のスチルビデオカメラでは、撮影レン
ズをマクロにしてバーコードを撮影し、撮影内容をソフ
トウェアによって解析してバーコードの解読を行わせ、
解読されたバーコードを撮影位置の情報として記録媒体
5に記録させることも可能である。尚、前記アクティブ
オートフォーカス機能やディジタル撮影機能を利用して
バーコードを読み取らせる場合には、発光素子62及び受
光素子63からなるアクティブオートフォーカス機能部
分、又は、撮影レンズ,CCD,ディジタル信号処理回
路からなる撮影機能部分が、位置情報入力手段を兼ねる
ことになる。
タル処理する構成のスチルビデオカメラでは、撮影レン
ズをマクロにしてバーコードを撮影し、撮影内容をソフ
トウェアによって解析してバーコードの解読を行わせ、
解読されたバーコードを撮影位置の情報として記録媒体
5に記録させることも可能である。尚、前記アクティブ
オートフォーカス機能やディジタル撮影機能を利用して
バーコードを読み取らせる場合には、発光素子62及び受
光素子63からなるアクティブオートフォーカス機能部
分、又は、撮影レンズ,CCD,ディジタル信号処理回
路からなる撮影機能部分が、位置情報入力手段を兼ねる
ことになる。
【0056】また、上記実施例では、バーコードを地図
帳やガイドブックに印刷させる構成としたが、例えば観
光地の名所の看板等に予め対応するバーコードが付設さ
れるようになれば、そのバーコードを読み取らせるよう
にしても良く、バーコードの設定場所を限定するもので
はない。更に、外部の位置情報発生源として車両のナビ
ゲーションシステムを用いる場合には、前記ナビゲーシ
ョンシステムを衛星を用いた装置に限定するものではな
く、サインポストなどの地上施設を用いるものや、方
位,距離測定に基づき相対的に現在位置を検出するシス
テムなどであっても良い。
帳やガイドブックに印刷させる構成としたが、例えば観
光地の名所の看板等に予め対応するバーコードが付設さ
れるようになれば、そのバーコードを読み取らせるよう
にしても良く、バーコードの設定場所を限定するもので
はない。更に、外部の位置情報発生源として車両のナビ
ゲーションシステムを用いる場合には、前記ナビゲーシ
ョンシステムを衛星を用いた装置に限定するものではな
く、サインポストなどの地上施設を用いるものや、方
位,距離測定に基づき相対的に現在位置を検出するシス
テムなどであっても良い。
【0057】また、上記のサインポストなどの地上施設
が設置される場合には、スチルビデオカメラが前記サイ
ンポストとの間で直接情報交換を行うよう構成すること
もできる。また、画像記録装置として、本実施例ではス
チルビデオカメラを例に上げたが、これに限定されるも
のではなく、VTR一体型ビデオカメラのように動画を
記録するものであっても良い。
が設置される場合には、スチルビデオカメラが前記サイ
ンポストとの間で直接情報交換を行うよう構成すること
もできる。また、画像記録装置として、本実施例ではス
チルビデオカメラを例に上げたが、これに限定されるも
のではなく、VTR一体型ビデオカメラのように動画を
記録するものであっても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる画像
記録装置によると、撮影者のキー操作によって撮影場所
名に対応する文字を選択して撮影位置情報を記憶させる
必要がなく、外部の位置情報発生源からの情報を入力し
て、自動的に撮影位置に対応したコード信号を画像信号
と共に記録媒体に記憶させるから、撮影位置を記憶させ
るための操作を簡便にできる共に入力ミスの発生を回避
でき、記憶された撮影位置の情報に基づく画像の整理・
検索が容易に実現できるようになる。
記録装置によると、撮影者のキー操作によって撮影場所
名に対応する文字を選択して撮影位置情報を記憶させる
必要がなく、外部の位置情報発生源からの情報を入力し
て、自動的に撮影位置に対応したコード信号を画像信号
と共に記録媒体に記憶させるから、撮影位置を記憶させ
るための操作を簡便にできる共に入力ミスの発生を回避
でき、記憶された撮影位置の情報に基づく画像の整理・
検索が容易に実現できるようになる。
【0059】一方、本発明にかかる画像再生装置による
と、画像信号と共に記憶されている撮影位置の情報から
派生する種々の情報を出力させることができ、記録され
ている画像の撮影位置に関する情報を種々得ることがで
き、画像の整理・検索に役立てることができると共に、
情報源として有効利用できるという効果がある。
と、画像信号と共に記憶されている撮影位置の情報から
派生する種々の情報を出力させることができ、記録され
ている画像の撮影位置に関する情報を種々得ることがで
き、画像の整理・検索に役立てることができると共に、
情報源として有効利用できるという効果がある。
【図1】本発明にかかる画像記録装置の基本構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図2】本発明にかかる画像再生装置の基本構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】画像記録装置の実施例の基本構成を示す回路ブ
ロック図。
ロック図。
【図4】衛星を用いた測位装置を備えた画像記録装置の
実施例を示すブロック図。
実施例を示すブロック図。
【図5】衛星を用いた測位装置の測位原理を説明するた
めの図。
めの図。
【図6】半導体メモリカードにおける記憶領域の例を示
す図。
す図。
【図7】画像再生装置の実施例の基本構成を示す回路ブ
ロック図。
ロック図。
【図8】半導体メモリカードを用いた画像再生装置の実
施例を示す回路ブロック図。
施例を示す回路ブロック図。
【図9】撮影位置情報に基づく日時設定の修正を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図10】ナビゲーションシステムから撮影位置情報の提
供を受ける実施例を示す回路ブロック図。
供を受ける実施例を示す回路ブロック図。
【図11】携帯電話のネットワーク構成を示す図。
【図12】携帯電話機から撮影位置情報の提供を受ける実
施例を示す回路ブロック図。
施例を示す回路ブロック図。
【図13】撮影位置情報を読み取らせるバーコードが印刷
された地図の例を示す図。
された地図の例を示す図。
【図14】スチルビデオカメラとバーコードリーダーとの
組み合わせ例を示す斜視図。
組み合わせ例を示す斜視図。
【図15】アクティブオートフォーカス機能をバーコード
リーダーに流用する実施例を示す斜視図。
リーダーに流用する実施例を示す斜視図。
1 撮影レンズ 2 CCD(光電変換素子) 3 信号処理回路 4 記録回路 5 記録媒体 6 位置情報入力部 7 コード信号発生部 8 時計 9 自動修正回路 10 測位装置 22 位置コード信号再生回路 23 データベース 24 撮影位置情報出力回路 45 ナビゲーションシステム 51 携帯電話機 61 バーコードリーダー 62 発光素子 63 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 皆木 隆志 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 高山 淳 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】光画像を光電変換素子によって電気画像信
号に変換し、前記電気画像信号を記録媒体に記録するよ
う構成された画像記録装置であって、 外部の位置情報発生源から撮影位置の情報を入力する位
置情報入力手段と、該位置情報入力手段によって入力さ
れた撮影位置の情報に対応するコード信号を発するコー
ド信号発生手段と、該コード信号発生手段で発生したコ
ード信号を前記電気画像信号と共に記録媒体に記録させ
る位置情報記録手段と、を含んで構成された画像記録装
置。 - 【請求項2】日時の信号を発する日時信号発生手段と、
該日時信号発生手段からの信号を受けて撮影日時を電気
画像信号と共に記録媒体に記録する日時記録手段と、前
記位置情報入力手段によって入力された撮影位置の情報
に基づいて前記日時信号発生手段における設定日時を修
正する日時修正手段と、を設けてなる請求項1記載の画
像記録装置。 - 【請求項3】記録媒体に電気画像信号と共に記録された
撮影位置に対応するコード信号を再生する再生手段と、
前記コード信号に対応する撮影位置に関連する情報を予
め記憶した位置情報記憶手段と、前記再生手段で再生さ
れた前記コード信号に基づいて前記位置情報記憶手段か
ら対応する撮影位置に関連する情報を読み出して出力す
る位置情報出力手段と、を含んで構成された画像再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269626A JPH05110972A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 画像記録装置及び画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269626A JPH05110972A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 画像記録装置及び画像再生装置 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001018940A Division JP3748513B2 (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 画像記録装置、ナビゲーションシステム装置及び携帯電話機 |
JP2001018938A Division JP2001275074A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 画像記録装置及び画像表示装置 |
JP2001018939A Division JP2001285785A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05110972A true JPH05110972A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17474974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3269626A Pending JPH05110972A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 画像記録装置及び画像再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05110972A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0816615A (ja) * | 1994-07-01 | 1996-01-19 | Canon Inc | 画像入力方法及び装置と画像検索方法及び装置 |
JP2002191015A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-07-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮影画像管理装置、撮影画像管理方法及び撮影画像管理プログラム |
JP2003179861A (ja) * | 2002-09-09 | 2003-06-27 | Hitachi Ltd | 画像記録再生装置 |
JP2005326850A (ja) * | 2005-05-09 | 2005-11-24 | Toshio Yamazaki | ナビゲーション装置の画像表示装置 |
WO2006035788A1 (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-06 | Sanyo Electric Co., Ltd | 撮像装置および撮像方法 |
JP2006338097A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Hitachi Ltd | 撮影装置および管理センタ計算機 |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP3269626A patent/JPH05110972A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0816615A (ja) * | 1994-07-01 | 1996-01-19 | Canon Inc | 画像入力方法及び装置と画像検索方法及び装置 |
JP2002191015A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-07-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮影画像管理装置、撮影画像管理方法及び撮影画像管理プログラム |
JP2003179861A (ja) * | 2002-09-09 | 2003-06-27 | Hitachi Ltd | 画像記録再生装置 |
WO2006035788A1 (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-06 | Sanyo Electric Co., Ltd | 撮像装置および撮像方法 |
JPWO2006035788A1 (ja) * | 2004-09-28 | 2008-07-31 | 三洋電機株式会社 | 撮像装置および撮像方法 |
JP4745974B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2011-08-10 | 三洋電機株式会社 | デジタルカメラおよび撮像方法 |
JP2005326850A (ja) * | 2005-05-09 | 2005-11-24 | Toshio Yamazaki | ナビゲーション装置の画像表示装置 |
JP2006338097A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Hitachi Ltd | 撮影装置および管理センタ計算機 |
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