JPH08154131A - 集合住宅用ドアホン装置 - Google Patents

集合住宅用ドアホン装置

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JPH08154131A
JPH08154131A JP29266294A JP29266294A JPH08154131A JP H08154131 A JPH08154131 A JP H08154131A JP 29266294 A JP29266294 A JP 29266294A JP 29266294 A JP29266294 A JP 29266294A JP H08154131 A JPH08154131 A JP H08154131A
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JP
Japan
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JP29266294A
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English (en)
Inventor
Sei Takahashi
聖 高橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視制御機と居室親機との間で書面情報の送
受信ができる集合住宅用ドアホン装置を提供する。 【構成】 来訪者が通話をするための玄関子機用通話部
1cを具備する玄関子機1と、通話をするための居室親
機用通話部3bを具備する居室親機3と、玄関子機と居
室親機との間にあって両者間の通話状態を確立する監視
制御機2とを備える集合住宅用ドアホン装置において、
前記監視制御機は、書面を読み取る書面読取部2dと、
該書面読取部が読み取った書面情報を居室親機に送出す
る書面情報送出部2eとを備え、前記居室親機は、前記
書面情報を受信する書面情報受信部3cと、該書面情報
を出力する書面情報出力部3d,3eとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アパート、マンション
等の集合住宅において好適に使用される集合住宅用ドア
ホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアホン装置は、住戸の玄関に設
置された玄関子機と、住戸内に設置された居室親機との
間で音声通信を行うことにより、住居者が玄関まで出向
くことなく、来訪者と会話して来訪者が誰であるか、要
件は何か等を確認することを可能にしたものである。
【0003】一方、近時においてはドアホンが設置され
るのは個々の住戸だけでなく、マンション等の集合住宅
においても、各居室の住居者が安全かつ便利な住環境を
維持できるようにするため、玄関子機と各居室親機とを
伝送路で接続した集合住宅用ドアホン装置が使用されて
いる。
【0004】また、マンションのような集合住宅の管理
人室等には、伝送路に接続して監視制御機が設けられて
おり、管理人等は必要に応じて監視制御機から伝送路を
通じて居室親機を呼び出して、住居者と通話を行うこと
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
集合住宅用ドアホン装置にあっては、伝送路を伝搬する
のは玄関子機からの音声情報と監視制御機からの音声情
報と居室親機からの音声情報とであり、玄関子機と居室
親機との通話中あるいは監視制御機と居室親機との通話
中しか伝送路を活用していない。その一方では、文書や
図面等の書面情報を監視制御機の設置された管理人室等
から居室へ送信するためには、新たな伝送路を敷設しな
ければならないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、新たに伝送路
を敷設せずして監視制御機と居室親機との間で書面情報
の送受信ができる集合住宅用ドアホン装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、来訪者
が通話をするための玄関子機用通話部を具備する玄関子
機と、通話をするための居室親機用通話部を具備する居
室親機と、玄関子機と居室親機との間にあって両者間の
通話状態を確立する監視制御機とを備える集合住宅用ド
アホン装置において、前記監視制御機は、書面を読み取
る書面読取部と、該書面読取部が読み取る書面情報を居
室親機に送出する書面情報送出部とを備え、前記居室親
機は、前記書面情報を受信する書面情報受信部と、該書
面情報を出力する書面情報出力部とを備えることを特徴
とするものである。
【0008】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記監視制御機は前記書面読取部が読み取る書面情報を記
憶する監視制御機用記憶部と、通話の有無を監視して通
話があれば前記書面情報送出部に送出の停止を指示する
送出停止指示部とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記居室親機は前記書面情報受信部が受信する書面情報を
記憶する居室親機用記憶部を備え、前記書面情報受信部
は前記居室親機用記憶部に所定量の書面情報が記憶され
ると該書面情報を書面情報出力部に出力させることを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】以上のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、監視制御機の書面読取部が書面を
読み取り、書面情報送出部が書面読取部が読み取る書面
情報を送出し、伝送路を通じて居室親機の書面情報受信
部が書面情報を受信し、書面情報出力部が書面情報を画
面上や紙に出力するので、監視制御機から居室親機へ書
面情報の送信ができる。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、監
視制御機用記憶部は書面読取部が読み取る書面情報を記
憶し、所定量だけ書面情報を監視制御機用記憶部に記憶
すると書面情報送出部が監視制御機用記憶部に記憶する
書面情報を送出し、伝送路を通じて居室親機の書面情報
受信部が書面情報を受信し、書面情報出力部が書面情報
を画面上や紙に出力する。一方、書面情報の送受信中に
玄関子機と居室親機との間で通話があれば、送出停止指
示部が書面情報送出部に書面情報の出力の停止を指示
し、通話終了後に書面情報の再出力を指示する。
【0012】また、請求項3記載の発明にあっては、居
室親機用記憶部は前記書面情報受信部が受信する書面情
報を記憶し、該居室親機用記憶部が所定量の書面情報を
記憶すると、前記書面情報受信部が書面情報出力部に該
書面情報を出力させる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1を用いて説明する。
図1は集合住宅用ドアホン装置のブロック図である。
【0014】図1において、1は玄関子機、2は監視制
御機、3は居室親機、4は分岐器を示す。玄関子機1は
伝送路L1を通じて監視制御機2に接続されており、監
視制御機2は伝送路L2及び分岐器4を通じて居室親機
3に接続されている。居室親機3は各居室に設けられて
いるので居室数分だけ存在するが、図1においてはその
代表として一つの居室親機3を示している。
【0015】玄関子機1は、共同玄関に設置され、来訪
者が訪問先の居住者と通話をするための装置であり、玄
関子機用送受信部1aと玄関子機用通話指定部1bと玄
関子機用通話部1cとを含んで構成されている。
【0016】玄関子機用送受信部1aは、玄関子機用通
話指定部1bが出力する居室番号情報を監視制御機用送
受信部2aに送信し、また監視制御機用送受信部2aを
介して居室親機用送受信部3aと音声情報の送受信を行
う。
【0017】通話指定部1bは、テンキー、キーボード
あるいはタッチパネル等からなり、来訪者が通話を希望
する居室を指定するために操作するものである。また、
通話指定部1bは、来訪者が操作すると操作の結果であ
る居室番号を居室番号情報として玄関子機用送受信部1
aに出力する。
【0018】玄関子機用通話部1cは、マイク、スピー
カ等を含んで構成されており、来訪者が居住者との通話
に用いるものであり、マイクから入力された音声情報を
玄関子機用送受信部1aに出力し、玄関子機用送受信部
1aから入力された音声情報をスピーカから出力する。
【0019】監視制御機2は、主として管理人室等に設
置され、玄関子機1と居室親機3との間にあって両者間
の通話状態を確立するものであり、監視制御機用送受信
部2aと監視制御機用通話指定部2bと監視制御機用通
話部2cと書面読取部2dと書面情報送出部2eと監視
制御機用記憶部2fと送出停止指示部2gを含んで構成
されている。
【0020】監視制御機用送受信部2aは、玄関子機用
送受信部1aから居室番号情報を受信した場合には、居
室番号情報に示す居室の居室親機用送受信部3aに呼び
出し信号を送信し、居室親機3が応答した場合には玄関
子機1と居室親機3との間での音声情報の送受信の中継
を行う。
【0021】また、監視制御機用送受信部2aは、監視
制御機用通話指定部2bが出力する居室番号情報を受け
取り、居室番号情報に示す居室の居室親機3に書面情報
送出部2eが出力する書面情報を送信する。更に、監視
制御機用送受信部2aは、居室親機3と監視制御機用通
話部2cと音声情報の送受信の中継を行い、管理人室等
と居室との間での通話状態を確立する。
【0022】監視制御機用通話指定部2bは、テンキ
ー、キーボードあるいはタッチパネル等からなり、管理
人等が管理室から各居室の居住者と通話する際に、居室
を指定するためのものであり、管理人等が操作すると操
作の結果である居室番号を居室番号情報として監視制御
機用送受信部2aに出力する。
【0023】監視制御機用通話部2cは、監視制御機用
通話指定部2bにより指定した居室の居住者との通話に
用いるものであり、受話器、スピーカ等を含んで構成さ
れている。
【0024】書面読取部2dは、文書や図面等の書面を
読み取るためのスキャナ装置であり、読み取った情報を
書面情報として書面情報送出部2eに出力する。
【0025】書面情報送出部2eは、書面読取部2dが
出力する書面情報を監視制御機用記憶部2fに書き込
み、1ページ分の書面情報が監視制御機用記憶部2fに
蓄積されると、該書面情報を監視制御機用記憶部2fか
ら読み出して監視制御機用送受信部2aに出力する。
【0026】ただし、書面情報送出部2eは、書面情報
送出部2eが監視制御機用送受信部2aへ書面情報の出
力をしているときに送出停止指示部2gから中断信号を
入力された場合は、監視制御機用送受信部2aへの書面
情報の出力を停止して、送出停止指示部2gから中断解
除信号が入力されると書面情報を最初から再出力する。
【0027】また、書面情報送出部2eは、書面読取部
2dが出力する書面情報を監視制御機用記憶部2fに書
き込んでいるときに送出停止指示部2gから中断信号を
入力された場合は、現在書面読取部2dが読み取ってい
る書面を読み取り完了させ、読み取り完了後は書面情報
を監視制御機用送受信部2aに出力することなく監視制
御機用記憶部2fに書面情報を保持させておく。そし
て、書面情報送出部2eは、送出停止指示部2gから中
断解除信号が入力されると書面情報を監視制御機用送受
信部2aに出力する。
【0028】監視制御機用記憶部2fは書面情報を記憶
するものであり、書面情報送出部2eが書面情報の書き
込みと読み出しを行う。
【0029】送出停止指示部2gは、監視制御機用送受
信部2aが玄関子機用送受信部1aから居室番号情報を
受信したときに、書面情報送出部2eに中断信号を出力
し、居室番号情報に示す居室の居室親機用送受信部3a
にも該中断信号を送信する。また、送出停止指示部2g
は、玄関子機1と居室親機3との音声情報の送受信が終
了すると、書面情報送出部2eに中断解除信号を送信す
る。
【0030】居室親機3は、居室に設置され、来訪者が
操作する玄関子機1あるいは管理人等が操作する監視制
御機2と通話するものであり、居室親機用送受信部3a
と居室親機用通話部3bと書面情報受信部3cと書面情
報出力部に相当するプリンタ3dと書面情報出力部に相
当するモニタ3eと居室親機用記憶部3fと居室親機用
中断処理部3gを含んで構成されている。
【0031】居室親機用送受信部3aは、監視制御機用
送受信部2aから呼び出し信号と中断信号と書面情報を
受信し、監視制御機用送受信部2aを介して玄関子機用
送受信部1aあるいは監視制御機用通話部2cと音声情
報の送受信を行い、書面情報受信部3cに監視制御機用
送受信部2aから受信する書面情報を出力し、居室親機
用中断処理部3gには監視制御機用送受信部2aから受
信する中断信号を出力する。
【0032】居室親機用通話部3bは、居住者が玄関子
機用通話部1cあるいは監視制御機用通話部2cとの通
話に用いるものであり、受話器、スピーカ等を含んで構
成されている。
【0033】書面情報受信部3cは、居室親機用送受信
部3aから書面情報を受け取り、該書面情報を居室親機
用記憶部3fに書き込む。そして、居室親機用記憶部3
fに1ページ分の書面情報が蓄積されると、居室親機用
記憶部3fから書面情報を読み出してプリンタ3dある
いはモニタ3eに出力する。
【0034】プリンタ3dは、書面情報を紙に印刷する
ものであり、モニタ3eは書面情報を画面上で表示する
ものである。
【0035】居室親機用記憶部3fは、書面情報を記憶
するものであり、書面情報受信部3cが書面情報の書き
込みと読み出しを行う。
【0036】居室親機用中断処理部3gは中断信号を入
力されると、書面情報受信部3cが行う書面情報の受信
を停止させ、居室親機用記憶部3fに蓄積された書面情
報を消去する。
【0037】分岐器4は、伝送路L2を分岐し各居室ま
で伝送路L2を敷設するためのものであり、居室の数だ
け設置し、該設置した位置から伝送路L2を分岐して、
伝送路L2を各居室内の居室親機3に接続する。
【0038】伝送路L1,L2は音声情報、制御信号等
を伝達するものである。次に、接続関係を説明する。
【0039】玄関子機用送受信部1aは、玄関子機用通
話指定部1bと玄関子機用通話部1cとに接続されてい
る。また、玄関子機用送受信部1aは伝送路L1と接続
されている。
【0040】監視制御機用送受信部2aは、監視制御機
用通話指定部2bと監視制御機用通話部2cと書面情報
送出部2eと送出停止指示部2gとに接続され、伝送路
L1を介して玄関子機1の玄関子機用送受信部1aと接
続され、伝送路L2および分岐器4を介して居室親機3
の居室親機用送受信部3aと接続されている。
【0041】書面情報送出部2eは、監視制御機用送受
信部2aと書面読取部2dと監視制御機用記憶部2fと
送出停止指示部2gとに接続されている。
【0042】居室親機用送受信部3aは、居室親機用通
話部3bと書面情報受信部3cと居室親機中断処理部3
gとに接続され、分岐器4および伝送路L2を介して監
視制御機用送受信部2aとに接続されている。
【0043】書面情報受信部3cは、居室親機用送受信
部3aとプリンタ3dとモニタ3eと居室親機用記憶部
3fと居室親機用中断処理部3gとに接続されている。
【0044】以上のようにして構成された集合住宅用ド
アホン装置は、以下に説明するように動作する。
【0045】管理人等が書面を所望の居室に送信する場
合、まず書面読取部2dに書面をセットして、書面読取
部2dが書面を読み取れる状態にする。次に、管理者等
が監視制御機用通話指定部2bを操作して、書面を送信
したい居室番号を指定すると、該居室番号は監視制御機
用送受信部2aに入力され、書面読取部2dは書面の読
み取りを開始する。書面読取部2dは、書面を例えば用
紙の上から順に走査して読み取り、読み取った部分から
順に書面情報を書面情報送出部2eに出力する。
【0046】書面情報送出部2eは、書面読取部2dが
順次出力する書面情報を監視制御機用記憶部2fに書き
込み、1ページ分の書面情報が監視制御機用記憶部2f
に蓄積されると、監視制御機用記憶部2fから1ページ
分の書面情報を読み出して、監視制御機用送受信部2a
に出力する。
【0047】監視制御機用送受信部2aは、書面情報を
書面情報送出部2eから入力されると、前記居室番号に
示す居室の居室親機用送受信部3aに送信する。
【0048】居室親機用送受信部3aは、監視制御機用
送受信部2aから書面情報を受信すると順次書面情報受
信部3cに出力する。書面情報受信部3cは書面情報が
入力されると、居室親機用記憶部3fに書面情報を書き
込み、1ページ分の書面情報が居室親機用記憶部3fに
蓄積されると、居室親機用記憶部3fから1ページ分の
書面情報を読み出して、プリンタ3dまたはモニタ3e
に出力する。プリンタ3dとモニタ3eとのどちらに出
力するかあるいは両方に出力するか等は住居者の選択に
よる。
【0049】続いて、書面読取部2dが書面を読み取っ
ているときに共同玄関に来訪者が来た場合の送受信処理
と中断処理とについて説明する。まず、来訪者が玄関子
機用通話指定部1bを操作して目的とする居室の居室番
号を入力すると、該居室番号は、玄関子機用送受信部1
aに入力され、玄関子機用送受信部1aが居室番号に基
づいて居室番号情報を出力する。居室番号情報は伝送路
L1を通じて監視制御機用送受信部2aに送信され、監
視制御機用送受信部2aは、該居室番号情報を受信する
と、該居室番号情報に従って該当する居室の居室親機用
送受信部3aに、伝送路L2と分岐器4とを通じて来訪
者を知らせる呼び出し信号を送信して通話状態にする。
また、送出停止指示部2gは監視制御機用送受信部2a
が該居室番号情報を受信するのを検出すると、書面情報
送出部2eに中断信号を出力する。
【0050】書面情報送出部2eは中断信号を入力され
ると、書面読取部2dに現在読み取り中の書面情報の読
み取りを最後までを実行させて、読み取り完了後は玄関
子機1と居室親機3との間の通話が終了するまで監視制
御機用記憶部2fに蓄積した書面情報を保持させる。
【0051】玄関子機1と居室親機3との間の通話が終
了すると、送出停止指示部2gは通話の終了を検出して
中断解除信号を書面情報送出部2eに出力する。書面情
報送出部2eは中断解除信号を入力されると、監視制御
機用記憶部2fに蓄積した書面情報を読み出して監視制
御機用送受信部2aに出力し、監視制御機用送受信部2
aは居室親機用送受信部3aに順次書面情報を送信す
る。
【0052】居室親機用送受信部3aは、監視制御機用
送受信部2aから書面情報を受信すると順次書面情報受
信部3cに出力する。書面情報受信部3cは書面情報が
入力されると、居室親機用記憶部3fに書面情報を書き
込み、1ページ分の書面情報が居室親機用記憶部3fに
蓄積されると、居室親機用記憶部3fから1ページ分の
書面情報を読み出して、プリンタ3dまたはモニタ3e
に出力する。
【0053】従って、書面の読み取り中に来訪者が来て
玄関子機1と居室親機3との間で通話をし、書面情報の
送受信が中断された場合でも、監視制御機用記憶部2f
は書面読取部2dが読み取った書面情報を記憶している
ので、通話終了後に再び書面読取部2dが書面を読み取
らずに、書面情報送出部2eは書面情報を監視制御機用
送受信部2aに出力できる。
【0054】次に、書面情報送出部2eが書面情報を監
視制御機用送受信部2aに出力し、監視制御機用送受信
部2aが居室親機用送受信部3aに書面情報を送信して
いる時に、来訪者が来た場合の送受信処理と中断処理と
を説明する。
【0055】来訪者が玄関子機用通話指定部1bを操作
して目的とする居室の居室番号を入力すると、該居室番
号は玄関子機用送受信部1aに入力され、玄関子機用送
受信部1aが居室番号に基づいて居室番号情報を出力す
る。居室番号情報は伝送路L1を通じて監視制御機用送
受信部2aに送信され、監視制御機用送受信部2aは、
該居室番号情報を受信すると、該居室番号情報に従って
該当する居室の居室親機用送受信部3aに、伝送路L2
と分岐器4とを通じて来訪者を知らせる呼び出し信号を
送信して通話状態にする。送出停止指示部2gは監視制
御機用送受信部2aが該居室番号情報を受信するのを検
出すると、書面情報送出部2eに中断信号を出力し、書
面情報の送出先である居室の居室親機用送受信部3aに
も監視制御機用送受信部2aを通じて該中断信号を送信
する。
【0056】書面情報送出部2eは中断信号を入力され
ると、書面情報の監視制御機用送受信部2aへの出力を
停止し、玄関子機1と居室親機3との間の通話が終了す
るまで監視制御機用記憶部2fに蓄積された書面情報を
保持する。
【0057】一方、居室親機用送受信部3aは中断信号
を受信すると居室親機用中断処理部3gに中断信号を出
力する。居室親機用中断処理部3gは中断信号が入力さ
れると、居室親機用記憶部3に蓄積された書面情報を消
去する。
【0058】玄関子機1と居室親機3との間の通話が終
了すると、送出停止指示部2gは通話の終了を検出し、
中断解除信号を書面情報送出部2eに出力する。書面情
報送出部2eは中断解除信号を入力されると、書面情報
を最初から再出力する。従って、監視制御機用送受信部
2aは居室親機用送受信部3aに最初から書面情報を送
信する。
【0059】居室親機用送受信部3aは、監視制御機用
送受信部2aから改めて最初から書面情報を受信すると
順次書面情報受信部3cに出力する。書面情報受信部3
cは書面情報が入力されると、居室親機用記憶部3fに
改めて書面情報を書き込み、1ページ分の書面情報が居
室親機用記憶部3fに蓄積されると、居室親機用記憶部
3fから1ページ分の書面情報を読み出して、プリンタ
3dまたはモニタ3eに出力する。
【0060】従って、書面情報の送受信中に来訪者が来
て玄関子機1と居室親機3との間で通話をして書面情報
の送受信が中断された場合でも、不完全な書面情報がプ
リンタ3dまたはモニタ3eに出力されることはなく、
通話が終了した後の再送受信により、完全な書面情報が
プリンタ3dまたはモニタ3eに出力できる。
【0061】なお、本実施例では監視制御機用記憶部2
fと居室親機用記憶部3fとに記憶する書面情報は1ペ
ージ分として説明したが、1ページ分に限定されるもの
ではなく、複数ページ分であっても良い。複数ページ分
の記憶ができると、書面読取部2dが書面を読み取り中
に玄関子機1と居室親機3とが通話状態になっても、通
話が終了するまでに書面読取部2dが複数の書面を予め
読み取ることができるので、効率の良い書面読み取り作
業が可能となる。
【0062】また、本実施例では書面情報の送受信が中
断されると、居室親機用記憶部3fの内容を消去して最
初から書面情報を送信し直しているが、最初から書面情
報を送受信し直すのではなく、送受信を中断した位置か
ら送受信を再開するようにしても良い。このようにする
と、一度送信した書面情報を無駄にしないので、効率よ
く書面情報の送受信を行うことができる。
【0063】
【発明の効果】本発明の集合住宅用ドアホン装置は上述
のように構成してあるから、請求項1記載の発明にあっ
ては、新たに伝送路を敷設せずして監視制御機と居室親
機との間で書面情報の送受信ができる集合住宅用ドアホ
ン装置を提供できるという効果を奏する。
【0064】また、請求項2記載の発明にあっては、書
面情報の送受信中に来訪者が来て玄関子機と居室親機と
の間で通話をする場合には書面情報の送受信を一旦中断
するので、音声情報と書面情報の混信による伝送不良が
なく、確実に書面情報の送受信を行う集合住宅用ドアホ
ン装置を提供できるという効果を奏する。
【0065】また、請求項3記載の発明にあっては、書
面情報出力部は書面情報を受信順に順次出力せず、居室
親機用記憶部が所定量の書面情報を記憶したときにまと
めて出力し、書面情報の送受信中に来訪者が来て玄関子
機と居室親機との間で通話をして書面情報の送受信が中
断された場合でも、書面情報出力部は不完全な書面情報
を出力することなく、通話終了後の再送受信によって完
全な書面情報を出力するので、完全な書面情報の送受信
を行う集合住宅用ドアホン装置を提供できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の集合住宅用ドアホン装置を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 玄関子機 1c 玄関子機用通話部 2 監視制御機 2d 書面読取部 2e 書面情報送出部 2f 監視制御機用記憶部 2g 送出停止指示部 3 居室親機 3b 居室親機用通話部 3c 書面情報受信部 3d 書面情報出力部 3e 書面情報出力部 3f 居室親機用記憶部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】送出停止指示部2gは、監視制御機用送受
信部2aが玄関子機用送受信部1aから居室番号情報を
受信したときに、書面情報送出部2eに中断信号を出力
し、書面情報の送出先である居室の居室親機用送受信部
3aにも該中断信号を送信する。また、送出停止指示部
2gは、玄関子機1と居室親機3との音声情報の送受信
が終了すると、書面情報送出部2eに中断解除信号を送
信する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 来訪者が通話をするための玄関子機用通
    話部を具備する玄関子機と、通話をするための居室親機
    用通話部を具備する居室親機と、玄関子機と居室親機と
    の間にあって両者間の通話状態を確立する監視制御機と
    を備える集合住宅用ドアホン装置において、前記監視制
    御機は、書面を読み取る書面読取部と、該書面読取部が
    読み取る書面情報を居室親機に送出する書面情報送出部
    とを備え、前記居室親機は、前記書面情報を受信する書
    面情報受信部と、該書面情報を出力する書面情報出力部
    とを備えることを特徴とする集合住宅用ドアホン装置。
  2. 【請求項2】 前記監視制御機は前記書面読取部が読み
    取る書面情報を記憶する監視制御機用記憶部と、通話の
    有無を監視して通話があれば前記書面情報送出部に送出
    の停止を指示する送出停止指示部とを備えることを特徴
    とする請求項1記載の集合住宅用ドアホン装置。
  3. 【請求項3】 前記居室親機は前記書面情報受信部が受
    信する書面情報を記憶する居室親機用記憶部を備え、前
    記書面情報受信部は前記居室親機用記憶部に所定量の書
    面情報が記憶されると該書面情報を書面情報出力部に出
    力させることを特徴とする請求項2記載の集合住宅用ド
    アホン装置。
JP29266294A 1994-11-28 1994-11-28 集合住宅用ドアホン装置 Withdrawn JPH08154131A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008300940A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Mitsubishi Electric Corp 通信装置、設備機器及び設備機器通信システム
JP2012147042A (ja) * 2011-01-06 2012-08-02 Panasonic Corp 通信装置及び通信システム、集合住宅用インターホンシステム

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