JPH081538A - ピットマンアームプーラー - Google Patents

ピットマンアームプーラー

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JPH081538A
JPH081538A JP16577694A JP16577694A JPH081538A JP H081538 A JPH081538 A JP H081538A JP 16577694 A JP16577694 A JP 16577694A JP 16577694 A JP16577694 A JP 16577694A JP H081538 A JPH081538 A JP H081538A
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JP
Japan
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nut
screw
ball joint
hanger
screws
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JP16577694A
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JP2657624B2 (ja
Inventor
Mikio Hayashi
三木男 林
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HAYASHI SEIKO KK
Original Assignee
HAYASHI SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車におけるピットマンアームのボールジ
ョイントを取外すプーラーであって、一本の押ねじを回
転してボールジョイントを押し抜く際、過大な人力を必
要とし、又、油圧シリンダを用いてボールジョイントを
押出す等の困難な作業を解消する。 【構成】 主押ねじ1をハンガー5の中心孔5aに対し
て自由にスライドできる如く構成し、主押ねじ1にハン
ガー5の下方においてナット2を係合させる。ナット2
には両側に振分けた受座3と4を設け、受座3と4をハ
ンガー5と係合する副押ねじ3’と4’に対向させる。
次に主押ねじ1を回転してボールジョイント6の上端部
に強く押し当て、続いて副押ねじ3’と4’を交互に回
転してナット2を下方に押し出し、副押ねじ3’と4’
の推力をナット2を経由して主押すねじ1の先端部に集
中させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車におけるピット
マンアームのボールジョイントを抜取るプーラーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のピットマンアームプーラーは、専
ら一本の押ねじを回転してボールジョイントを押し抜い
ていた。そのため押ねじを回転するために過大な人力を
要し、極めて困難な作業の一つとなっていた。又、これ
を解消するための手段として押ねじとボールジョイント
との間に油圧シリンダを介入する方法も用いられてい
た。しかし、この方法による場合、油圧シリンダを収容
するスペースに限界があるためにシリンダの径は制約さ
れて小径となり、油圧の高圧化を招いていた。その結
果、シール系統に油漏れのトラブルが発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一本の押ね
じを回転してボールジョイントを押し抜く際、その押ね
じを回転するために要する過大な人力を必要とした、
又、押ねじとボールジョイントとの間に油圧シリンダを
介入する際、収容スペースが小さいために油圧シリンダ
の径を小径としなけらばならず、従って油圧の高圧化を
来たして、シール系統に油漏れ等を発生するおそれがあ
る。本発明はこれらの欠点を無くし、シリンダを用いる
ことなく、小さい人力で、ボールジョイントを押し抜く
ピットマンプーラーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、自動車の修理におけるピットマンアー
ムプーラーの構造において、主押ねじ1とハンガー5の
中心孔5aとが自由にスライドする如く構成し、かつ、
主押ねじ1に対してナット2を係合させ、かつ、ナット
2の両側には受座3と4を設け、かつ、これらの受座3
と4をハンガー5と係合する副押ねじ3’と4’と対向
させ、かつ、主押ねじ1を回転してその当て金1’をボ
ールジョイント6の上端部に強く押し当てるようにし、
次に副押ねじ3’と4’を交互に回転してナット2を下
方に押し出し、副押ねじ3’と4’の推力をナット2を
経由して主押ねじ1のあて金1’に集中させ、二本の副
押ねじ3’と4’により発生する推力を一本に合成さ
せ、主押ねじ1の回転に要する人力を半減するようにし
たことを特徴とするピットマンアームプーラーである。
【0005】
【作用】本発明は、ピットマンアームプーラーの構造に
おいて、主押ねじ1をハンガー5の中心に対して自由に
スライド出来る如く構成し、かつ、主押ねじ1にはナッ
ト2を係合させ、かつ、ナット2には両側に振分けた受
座3と4を設け、かつこれらの受座3と4にはハンガー
と係合する副押ねじ3’と4’を対向させる。
【0006】前記した構成の下で、主押ねじ1を回転し
て当て金1’をジョイント6の上端部に接触させ、ボー
ルを強圧する。次に副押ねじ3’及び4’を交互に回転
してナット2を下方に押し出し当て金1’によってボー
ルジョイント6の上端部を更に強圧し、ピットマンアー
ムのボールジョイント6を押し抜く。
【0007】
【実施例】図面について本発明の実施例を説明する。図
1は一部を切欠して示す正面図、図2は図1の側面図で
ある。1は主押ねじ、1’は主押ねじの先端に取付けた
当て金、2は主押ねじ1にねじ付けたナット3及び4は
ナット2の両側上端面に形成した受座、3’及び4’は
副押ねじであってハンガー5の両側に係合させている。
ハンガー5の中央部の中心孔5aには前記主押ねじ1が
自由にスライドする如く組込まれている。前記ナット2
はハンガー5の下方において主押ねじ1にねじ付けられ
る。1’は主押ねじ1の下端部に取付けた当て金であ
る。
【0008】6はピットマンアーム7のテーパー孔7a
に上端部のテーパー部6aを強く差し込んであるボール
ジョイントであって、ボールジョイント6の上端をねじ
部6bには、下端面をピットマンアーム7の上端面に対
向させたナット13が取付けられている。ピットマンア
ーム7の下端面は爪10と10’にて支承され、爪10
と10’は、爪10と10’のピン9とハンガー5のピ
ン12、爪10’のピン9’とハンガー5のピン12’
に橋架した吊板8と8’にてそれぞれハンガー5に吊下
げられている。11はピン12の先端部に嵌装したハン
ガー5を回転止めするハンドルである。
【0009】次に本発明の動作を説明する。ボールジョ
イント6のテーパー6aはピットマンアーム7に食いつ
いて容易に抜けないのが通常である。図1の如く自動車
におけるピットマンアーム7に爪10及び10’を引掛
けた状態で主押ねじ1を回転すると、主押ねじ1の先端
部は当て金1’を介してボールジョイント6の上端面
6’に強く押し当てられる。
【0010】従って第二の手段として副押ねじ3’及び
4’を交互に回転してナット2を下方に押出す。そうす
れば、副押ねじ3’と4’の推力はナット2と係合する
主押ねじ1の先端部に集中されてボールジョイント6の
上端面6’を強く押し下げたこととなる。この場合に発
生する推力は副押ねじ3’と4’の2箇所の合成値とな
り、主押ねじ1単独の推力に対して2倍余りの値とな
る。換言すれば、主押ねじ1を回転するトルクに対し副
押ねじ3’と4’の回転トルクは半分以下で足りること
となる。
【0011】次に前記した如く爪10及び10’は吊板
8及び8’によって、ハンガー5に係止され、かつハン
ガー5の外側面によって支持されているから爪10と1
0’の開口が阻止される。このようにして爪10及び1
0’はピットマンアーム7を強く掴むこととなりボール
ジョイント6のテーパー部6aはピットマンアーム7の
テーパー部7aより抜取ることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記した如くハンガー5の中心
孔5aに主押ねじ1を自由にスライドできる如く構成
し、主押ねじ1にハンガー5の下方に配設したナット2
を係合させ、ナット5の両側に設けた受座3と4とに、
ナット5に係合した副押ねじ3’と4’を対向させる。
こうした状態で、主押ねじ1を回転してその先端部をボ
ールジョイント6の上端面6’に接触させその上端面を
強圧する。次に副押ねじ3’と4’を交互に回転してナ
ット2を下方に押出す。これにより副押ねじ3’と4’
の推力は合成されて主押ねじの先端部に集中することと
なる。この合成力は主押ねじ一本の推力に比し2倍以上
の推力となる。従って副押ねじ3’と4’を回転するト
ルクは主押ねじ単独の場合の半分以下のトルクで足りる
こととなる。
【0013】従ってボールジョイント6をピットアーム
7より抜取る際油圧シリンダを使用する必要は無くな
り、簡単なリンク機構をもって人力を半減することがで
る。その上副押ねじ4,4’は主押ねじ1に比して、ね
じ径とねじピッチを小さく設定することができる。従っ
て押しねじとしての効率も又30%以上好転させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部を切欠した正面図である。
【図2】本発明の側面図である。
【符号の説明】
1 主押ねじ 1’ 当て金 2 ナット 3 受座 3’ 副押ねじ 4 受座 4’ 副押ねじ 5 ハンガー 5a ハンガーの中心孔 6 ボールジョイント 6’ ボールジョイントの上端部 6a ボールジョイントのテーパー部 7 ピットマンアーム 7a ピットマンアームのテーパー孔 8 吊板 8’ 吊板 9 ピン 9’ ピン 10 爪 10’ 爪 11 回転止めハンドル 12 ピン 12’ ピン 13 ボールジョイント用ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の修理におけるピットマンアーム
    プーラーの構造において、主押ねじ1とハンガー5の中
    心孔5aとが自由にスライドする如く構成し、かつ、主
    押ねじ1に対してナット2を係合させ、かつ、ナット2
    の両側には受座3と4を設け、かつ、これらの受座3と
    4には、ハンガー5と係合する副押ねじ3’と4’とを
    対向させ、その上で主押ねじ1を回転してその当て金
    1’をボールジョイント6の上端部6’に強く押し当て
    るようにし、次に副押ねじ3’と4’を交互に回転して
    ナット2を下方に押し出し、副押ねじ3’と4’の推力
    をナット2を経由して主押ねじ1のあて金1’に集中さ
    せ、副押ねじ3’と4’により発生する推力を一本に合
    成させ、主押ねじ1の回転に要する人力を半減するよう
    にしたことを特徴とするピットマンアームプーラー。
JP16577694A 1994-06-27 1994-06-27 ピットマンアームプーラー Expired - Lifetime JP2657624B2 (ja)

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