JPH08153211A - コンピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置 - Google Patents
コンピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置Info
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- JPH08153211A JPH08153211A JP29505094A JP29505094A JPH08153211A JP H08153211 A JPH08153211 A JP H08153211A JP 29505094 A JP29505094 A JP 29505094A JP 29505094 A JP29505094 A JP 29505094A JP H08153211 A JPH08153211 A JP H08153211A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は冗長なポリゴンを容易に除去できるよ
うにすることによってＣＧモデルの高速描画を行うこと
ができるコンピュータグラフィックスデータのポリゴン
削減装置を提供することを目的とする。 【構成】第１データベース２に登録されたモデルデータ
及び視点情報手段３から出力される視点情報がＣＧ画像
生成手段４に読み込まれ、視点情報に応じたＣＧ画像が
作成され、ＣＧ画像中に描画されたポリゴンがフレーム
バッファ５を介してポリゴンリスト登録手段６のポリゴ
ンリストに登録され、ポリゴン除去手段７によって、ポ
リゴンリストに登録されていないポリゴンがモデルから
除去され、除去後残ったポリゴンによるモデルがＣＧ高
速描画用のモデルとして第２データベース８に登録され
るように構成する。
うにすることによってＣＧモデルの高速描画を行うこと
ができるコンピュータグラフィックスデータのポリゴン
削減装置を提供することを目的とする。 【構成】第１データベース２に登録されたモデルデータ
及び視点情報手段３から出力される視点情報がＣＧ画像
生成手段４に読み込まれ、視点情報に応じたＣＧ画像が
作成され、ＣＧ画像中に描画されたポリゴンがフレーム
バッファ５を介してポリゴンリスト登録手段６のポリゴ
ンリストに登録され、ポリゴン除去手段７によって、ポ
リゴンリストに登録されていないポリゴンがモデルから
除去され、除去後残ったポリゴンによるモデルがＣＧ高
速描画用のモデルとして第２データベース８に登録され
るように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータグラフィッ
クス（ＣＧ：Ｃomputer Ｇraphics ）データのポリゴン
（面）削減装置に関する。
クス（ＣＧ：Ｃomputer Ｇraphics ）データのポリゴン
（面）削減装置に関する。
【０００２】ＣＡＤ（Ｃomputer Ａided Ｄesign ）に
おいて設計されるモデルは、そのモデルを元にして製品
が作られる性質上細部に渡ってモデリングされる必要が
ある。一方、ＣＧにおいて要求されるモデルは、高速描
画可能なモデルであることが望ましい。細部に渡るモデ
リングは概して最終的なＣＧ画像に描画されない冗長な
ポリゴンを含んでおり、ＣＧでの描画に適してるとは言
えない。
おいて設計されるモデルは、そのモデルを元にして製品
が作られる性質上細部に渡ってモデリングされる必要が
ある。一方、ＣＧにおいて要求されるモデルは、高速描
画可能なモデルであることが望ましい。細部に渡るモデ
リングは概して最終的なＣＧ画像に描画されない冗長な
ポリゴンを含んでおり、ＣＧでの描画に適してるとは言
えない。
【０００３】そのためＣＡＤデータをＣＧで高速表示す
るためには、描画されない冗長なポリゴンを除去して、
１フレーム当たりの描画時間を短縮してやることが有効
である。そこで、ＣＧモデルの高速描画を行う為に冗長
なポリゴンを除去する装置が要望されている。
るためには、描画されない冗長なポリゴンを除去して、
１フレーム当たりの描画時間を短縮してやることが有効
である。そこで、ＣＧモデルの高速描画を行う為に冗長
なポリゴンを除去する装置が要望されている。
【０００４】
【従来の技術】従来、ＣＡＤモデルを高速描画用のＣＧ
モデルに変換するには、ＣＡＤ上でモデルから不要と思
われるポリゴンを対話的に除去し、ＣＡＤ用データとは
別個に保存することで行っていた。
モデルに変換するには、ＣＡＤ上でモデルから不要と思
われるポリゴンを対話的に除去し、ＣＡＤ用データとは
別個に保存することで行っていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のＣＡＤ上での冗長ポリゴンの除去は、対話的に行う
必要があるため設計者の工数がかかりすぎる問題があっ
た。
来のＣＡＤ上での冗長ポリゴンの除去は、対話的に行う
必要があるため設計者の工数がかかりすぎる問題があっ
た。
【０００６】これは、設計途中の段階で確認のために何
度かウォークスルー（視点移動によるＣＧアニメーショ
ン）やパスアニメーション（視点移動をあらかじめ決定
しておくウォークスルー）をしてみる場合など各段階毎
に冗長ポリゴン除去の工数が必要となるためである。
度かウォークスルー（視点移動によるＣＧアニメーショ
ン）やパスアニメーション（視点移動をあらかじめ決定
しておくウォークスルー）をしてみる場合など各段階毎
に冗長ポリゴン除去の工数が必要となるためである。
【０００７】また、ウォークスルーでの描画に必要なポ
リゴン以外が全て除去される保証も無く、逆に必要なポ
リゴンが除去されてしまうミスも生じやすい問題があっ
た。本発明は、このような点に鑑みてなされたものであ
り、冗長なポリゴンを容易に除去できるようにすること
によってＣＧモデルの高速描画を行うことができるコン
ピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置を提
供することを目的としている。
リゴン以外が全て除去される保証も無く、逆に必要なポ
リゴンが除去されてしまうミスも生じやすい問題があっ
た。本発明は、このような点に鑑みてなされたものであ
り、冗長なポリゴンを容易に除去できるようにすること
によってＣＧモデルの高速描画を行うことができるコン
ピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置を提
供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】図１に本発明の原理図を
示す。この図１に示すコンピュータグラフィックスデー
タのポリゴン削減装置は、ＣＧ画像に描画されない冗長
なポリゴンを除去するものである。
示す。この図１に示すコンピュータグラフィックスデー
タのポリゴン削減装置は、ＣＧ画像に描画されない冗長
なポリゴンを除去するものである。
【０００９】図中、２は第１データベースであり、ポリ
ゴンに一意のＩＤ(Identification)を付加したモデルデ
ータが登録されるものである。３は視点情報手段であ
り、視点情報を出力するものである。
ゴンに一意のＩＤ(Identification)を付加したモデルデ
ータが登録されるものである。３は視点情報手段であ
り、視点情報を出力するものである。
【００１０】４はＣＧ画像生成手段であり、第１データ
ベース１に登録されたモデルデータを用い、視点情報手
段から出力される視点情報に応じたＣＧ画像を描画して
生成するものである。
ベース１に登録されたモデルデータを用い、視点情報手
段から出力される視点情報に応じたＣＧ画像を描画して
生成するものである。
【００１１】５はフレームバッファであり、ＣＧ画像生
成手段４によって生成されたＣＧ画像のポリゴンをＩＤ
の値で格納するものである。６はポリゴンリスト登録手
段であり、ＣＧ画像生成手段４による１フレーム描画終
了後にフレームバッファ５を走査してピクセル値である
ポリゴンのＩＤ値を参照して描画されたポリゴンをポリ
ゴンリストに追加登録するものである。
成手段４によって生成されたＣＧ画像のポリゴンをＩＤ
の値で格納するものである。６はポリゴンリスト登録手
段であり、ＣＧ画像生成手段４による１フレーム描画終
了後にフレームバッファ５を走査してピクセル値である
ポリゴンのＩＤ値を参照して描画されたポリゴンをポリ
ゴンリストに追加登録するものである。
【００１２】７はポリゴン除去手段であり、ＣＧ画像生
成手段４による１回もしくは複数回の視点情報に応じた
描画後にポリゴンリスト登録手段６に登録されたポリゴ
ンを用いると共に第１データベース２中のモデルデータ
を用い、モデルデータから一度も描画されなかったポリ
ゴンを除去し、除去後残ったポリゴンを出力するもので
ある。
成手段４による１回もしくは複数回の視点情報に応じた
描画後にポリゴンリスト登録手段６に登録されたポリゴ
ンを用いると共に第１データベース２中のモデルデータ
を用い、モデルデータから一度も描画されなかったポリ
ゴンを除去し、除去後残ったポリゴンを出力するもので
ある。
【００１３】８は第２データベースであり、ポリゴン除
去手段７から出力されるポリゴンが登録されるものであ
る。
去手段７から出力されるポリゴンが登録されるものであ
る。
【００１４】
【作用】上述した本発明によれば、図２のフロチャート
に示すように、先ずステップＳ１において、第１データ
ベース２に登録されたモデルデータがＣＧモデルデータ
の初期値としてＣＧ画像生成手段４に読み込まれ、ステ
ップＳ２において、ポリゴンリスト登録手段６のポリゴ
ンリストの初期化が実行される。
に示すように、先ずステップＳ１において、第１データ
ベース２に登録されたモデルデータがＣＧモデルデータ
の初期値としてＣＧ画像生成手段４に読み込まれ、ステ
ップＳ２において、ポリゴンリスト登録手段６のポリゴ
ンリストの初期化が実行される。
【００１５】次に、ステップＳ３において、視点情報手
段３から出力される視点情報がＣＧ画像生成手段４に読
み込まれ、ステップＳ４において、視点情報である視点
位置に応じたＣＧ画像が作成され、ステップＳ５におい
て、ＣＧ画像中に描画されたポリゴンがポリゴンリスト
に登録される。
段３から出力される視点情報がＣＧ画像生成手段４に読
み込まれ、ステップＳ４において、視点情報である視点
位置に応じたＣＧ画像が作成され、ステップＳ５におい
て、ＣＧ画像中に描画されたポリゴンがポリゴンリスト
に登録される。
【００１６】ステップＳ６において、視点情報が無くな
るか、オペレータの割り込みによりＣＧ画像作成が終了
されたかが判断され、この判断結果がＮＯであればステ
ップＳ３に戻って処理が継続され、ＹＥＳであれば、ス
テップＳ７において、ポリゴン除去手段７によって、ポ
リゴンリストに登録されていないポリゴンがモデルから
除去される。そしてステップＳ８において、除去後残っ
たポリゴンによるモデルがＣＧ高速描画用のモデルとし
て第２データベース８に登録される。
るか、オペレータの割り込みによりＣＧ画像作成が終了
されたかが判断され、この判断結果がＮＯであればステ
ップＳ３に戻って処理が継続され、ＹＥＳであれば、ス
テップＳ７において、ポリゴン除去手段７によって、ポ
リゴンリストに登録されていないポリゴンがモデルから
除去される。そしてステップＳ８において、除去後残っ
たポリゴンによるモデルがＣＧ高速描画用のモデルとし
て第２データベース８に登録される。
【００１７】また、図３に本発明原理を直方体のＣＡＤ
モデルに適用した例を示す。符号２０で示すように、直
方体２１はＰ１〜Ｐ６の６つのポリゴンを持っている。
視点位置２３と視線方向２４と上方向ベクトル２５の視
点情報が一つだけ与えられる時には、図中のＰ１，Ｐ
２，Ｐ３のみが描画されるためポリゴンリストは｛Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３｝となる。ここで描画を終了すると、裏
面になっているＰ４，Ｐ５，Ｐ６のポリゴンはポリゴン
リストにないので除去され、除去後のＰ１，Ｐ２，Ｐ３
からなるモデル２７はＣＧモデルデータとして保存され
る。反対方向から見たＣＧ画像を作成する可能性が有る
場合は、反対方向の視点情報を追加することによりポリ
ゴンリストにＰ４，Ｐ５，Ｐ６が追加されるので、Ｐ
４，Ｐ５，Ｐ６も除去されないＣＧモデルが作成され
る。
モデルに適用した例を示す。符号２０で示すように、直
方体２１はＰ１〜Ｐ６の６つのポリゴンを持っている。
視点位置２３と視線方向２４と上方向ベクトル２５の視
点情報が一つだけ与えられる時には、図中のＰ１，Ｐ
２，Ｐ３のみが描画されるためポリゴンリストは｛Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３｝となる。ここで描画を終了すると、裏
面になっているＰ４，Ｐ５，Ｐ６のポリゴンはポリゴン
リストにないので除去され、除去後のＰ１，Ｐ２，Ｐ３
からなるモデル２７はＣＧモデルデータとして保存され
る。反対方向から見たＣＧ画像を作成する可能性が有る
場合は、反対方向の視点情報を追加することによりポリ
ゴンリストにＰ４，Ｐ５，Ｐ６が追加されるので、Ｐ
４，Ｐ５，Ｐ６も除去されないＣＧモデルが作成され
る。
【００１８】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図４は本発明の一実施例によるＣＧデー
タのポリゴン削減装置を、建築設計における建築モデル
のウォークスルーデータ作成装置に適用した場合のブロ
ック構成図である。
いて説明する。図４は本発明の一実施例によるＣＧデー
タのポリゴン削減装置を、建築設計における建築モデル
のウォークスルーデータ作成装置に適用した場合のブロ
ック構成図である。
【００１９】この図４に示すウォークスルーデータ作成
装置装置はＣＡＤが出力した建築物のモデルから描画に
不要なポリゴンを除去することで、高速ウォークスルー
用データを生成するものであり、ＣＡＤシステム１、Ｃ
ＡＤモデルデータベース２、視点情報部３、ＣＧ画像生
成部４、フレームバッファ５、ポリゴンリスト登録部
６、ポリゴン除去部７、ＣＧモデルデータベース８、Ｃ
Ｇ画像生成部９、フレームバッファ１０、ＣＧ画像表示
部１１とを具備して構成されている。
装置装置はＣＡＤが出力した建築物のモデルから描画に
不要なポリゴンを除去することで、高速ウォークスルー
用データを生成するものであり、ＣＡＤシステム１、Ｃ
ＡＤモデルデータベース２、視点情報部３、ＣＧ画像生
成部４、フレームバッファ５、ポリゴンリスト登録部
６、ポリゴン除去部７、ＣＧモデルデータベース８、Ｃ
Ｇ画像生成部９、フレームバッファ１０、ＣＧ画像表示
部１１とを具備して構成されている。
【００２０】ＣＡＤシステム１は、既存の建築用ＣＡＤ
システムであり対話的に建物を設計し、３次元ポリゴン
データを、建築物の形状データを他のマシン間でやり取
りするためのＤＸＦなどのフォーマットに従ってＣＡＤ
モデルデータベース２に格納するものである。
システムであり対話的に建物を設計し、３次元ポリゴン
データを、建築物の形状データを他のマシン間でやり取
りするためのＤＸＦなどのフォーマットに従ってＣＡＤ
モデルデータベース２に格納するものである。
【００２１】ＣＡＤモデルデータベース２は、３次元ポ
リゴンデータによって記述されたポリゴンデータを建築
物の形状データとして格納・出力するものである。各ポ
リゴンは単一の値をとるＩＤが付加されており、ＩＤは
１以上１，６７７，２１５＝（２24−１）以下の整数値
であるものとする。
リゴンデータによって記述されたポリゴンデータを建築
物の形状データとして格納・出力するものである。各ポ
リゴンは単一の値をとるＩＤが付加されており、ＩＤは
１以上１，６７７，２１５＝（２24−１）以下の整数値
であるものとする。
【００２２】視点情報部３は、ＣＧ画像を生成する際の
視点情報を獲得してＣＧ画像生成部４に送るものであ
り、図５に示すように構成されている。視点情報は、視
点位置、視線方向、上方向ベクトルなどである。視点情
報の出力方法としては、オペレータが操作するマウスや
ジョイスティック等の図５に示す視点情報入力機器３ａ
の出力データを視点情報決定部３ｂが出力する方法と、
あらかじめ視点情報を時系列データとして視点情報デー
タベース３ｃに登録しておき、ＣＧ画像のフレーム毎に
順次出力する方法などがある。また、オペレータの指定
した視点情報は視点情報データベース３ｃに登録される
ので、次回からはその登録された視点情報を利用しても
よい。
視点情報を獲得してＣＧ画像生成部４に送るものであ
り、図５に示すように構成されている。視点情報は、視
点位置、視線方向、上方向ベクトルなどである。視点情
報の出力方法としては、オペレータが操作するマウスや
ジョイスティック等の図５に示す視点情報入力機器３ａ
の出力データを視点情報決定部３ｂが出力する方法と、
あらかじめ視点情報を時系列データとして視点情報デー
タベース３ｃに登録しておき、ＣＧ画像のフレーム毎に
順次出力する方法などがある。また、オペレータの指定
した視点情報は視点情報データベース３ｃに登録される
ので、次回からはその登録された視点情報を利用しても
よい。
【００２３】ＣＧ画像生成部９は、ＣＡＤモデルデータ
ベース２中から建築物のポリゴンデータを読み込み、視
点情報部３から出力される視点情報に従ってＣＧ画像を
作成する。ＣＧ画像を一般的なＺバッファ法によるポリ
ゴンレンダリングにより作成し、フレームバッファ１０
に格納する。
ベース２中から建築物のポリゴンデータを読み込み、視
点情報部３から出力される視点情報に従ってＣＧ画像を
作成する。ＣＧ画像を一般的なＺバッファ法によるポリ
ゴンレンダリングにより作成し、フレームバッファ１０
に格納する。
【００２４】フレームバッファ１０はピクセル値として
ＲＧＢ各８ｂｉｔを持つ６４０×４８０×２４ｂｉｔの
メモリーである。フレームバッファ１０に格納された画
像はＣＧ画像表示部１１でオペレータに提示される。
ＲＧＢ各８ｂｉｔを持つ６４０×４８０×２４ｂｉｔの
メモリーである。フレームバッファ１０に格納された画
像はＣＧ画像表示部１１でオペレータに提示される。
【００２５】ＣＧ画像生成部９、フレームバッファ１０
及びＣＧ画像表示部１１は、オペレータが視線情報を対
話的に指定する際に主に用いるための視点情報部３とし
て視点情報データベース３ｃを採用したときは省略して
も構わない。
及びＣＧ画像表示部１１は、オペレータが視線情報を対
話的に指定する際に主に用いるための視点情報部３とし
て視点情報データベース３ｃを採用したときは省略して
も構わない。
【００２６】ＣＧ画像生成部４は、ＣＧ画像生成部９と
同様に、ポリゴンデータをＺバッファ法のポリゴンレン
ダリングにより描画するが、ＣＧ画像生成部９とは、領
域内を単一のポリゴンＩＤ値で塗り潰す点が異なる。生
成した画像はフレームバッファ５に格納する。
同様に、ポリゴンデータをＺバッファ法のポリゴンレン
ダリングにより描画するが、ＣＧ画像生成部９とは、領
域内を単一のポリゴンＩＤ値で塗り潰す点が異なる。生
成した画像はフレームバッファ５に格納する。
【００２７】フレームバッファ５は、フレームバッファ
１０と同じものを用いるが、１ピクセル２４ｂｉｔにＲ
ＧＢ値ではなくＩＤとして「１，２，…」の整数値を格
納している。そのためＩＤの最大値は（２24−１）以下
に制限される。
１０と同じものを用いるが、１ピクセル２４ｂｉｔにＲ
ＧＢ値ではなくＩＤとして「１，２，…」の整数値を格
納している。そのためＩＤの最大値は（２24−１）以下
に制限される。
【００２８】ポリゴンリスト登録部６は、図６に示すよ
うに、（２24−１）×１ｂｉｔ（アドレス２４ｂｉｔ，
データ１ｂｉｔ）のコントローラ６ａとメモリ部６ｂと
から構成されている。フレームバッファ５は、１フレー
ム描画終了後に格納しているＩＤ値を順次ポリゴンリス
ト登録部６に送る。コントローラ６ａは受け取ったＩＤ
値をメモリ部６ｂのアドレスとみなし、そのアドレスに
１を書き込む。メモリ部６ｂは装置の起動時とモデルの
読み込み時に０にクリアされる。
うに、（２24−１）×１ｂｉｔ（アドレス２４ｂｉｔ，
データ１ｂｉｔ）のコントローラ６ａとメモリ部６ｂと
から構成されている。フレームバッファ５は、１フレー
ム描画終了後に格納しているＩＤ値を順次ポリゴンリス
ト登録部６に送る。コントローラ６ａは受け取ったＩＤ
値をメモリ部６ｂのアドレスとみなし、そのアドレスに
１を書き込む。メモリ部６ｂは装置の起動時とモデルの
読み込み時に０にクリアされる。
【００２９】ＣＧ画像生成部４とＣＧ画像生成部９は描
画終了次第、次の視点情報を視点情報部３から読み込
み、以上の動作を繰り返す。オペレータからの割り込み
信号によって描画は終了する。
画終了次第、次の視点情報を視点情報部３から読み込
み、以上の動作を繰り返す。オペレータからの割り込み
信号によって描画は終了する。
【００３０】描画終了後、ポリゴン除去部７はメモリ部
６ｂを走査して０の値を持つアドレス値と同じＩＤを持
つポリゴンを、ＣＡＤモデルデータベース２から読みだ
したモデルから除去する。除去後のポリゴンデータはＣ
Ｇモデルデータベース８に格納され、ウォークスルー等
に用いられる。
６ｂを走査して０の値を持つアドレス値と同じＩＤを持
つポリゴンを、ＣＡＤモデルデータベース２から読みだ
したモデルから除去する。除去後のポリゴンデータはＣ
Ｇモデルデータベース８に格納され、ウォークスルー等
に用いられる。
【００３１】以上説明した実施例によれば、事前にＣＧ
画像を作成してみて実際に描画されたポリゴン以外の冗
長なポリゴンをモデルから容易に除去することができ
る。特に建物内部のウォークスルーを行う場合など、特
定の部屋のみのポリゴンデータがあれば十分であり、他
の部屋や屋外をモデリングするポリゴンが大幅に削減さ
れることになり、１フレームあたりの描画速度が向上す
る。視点情報を登録しておくことにより、ＣＡＤデータ
を変更しても対応するＣＧデータを自動で作成すること
が可能となる。
画像を作成してみて実際に描画されたポリゴン以外の冗
長なポリゴンをモデルから容易に除去することができ
る。特に建物内部のウォークスルーを行う場合など、特
定の部屋のみのポリゴンデータがあれば十分であり、他
の部屋や屋外をモデリングするポリゴンが大幅に削減さ
れることになり、１フレームあたりの描画速度が向上す
る。視点情報を登録しておくことにより、ＣＡＤデータ
を変更しても対応するＣＧデータを自動で作成すること
が可能となる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
事前にＣＧ画像を作成してみて実際に描画されたポリゴ
ン以外の冗長なポリゴンをモデルから容易に除去するこ
とができる効果があるので、ＣＧモデルの高速描画を行
うことができる効果がある。
事前にＣＧ画像を作成してみて実際に描画されたポリゴ
ン以外の冗長なポリゴンをモデルから容易に除去するこ
とができる効果があるので、ＣＧモデルの高速描画を行
うことができる効果がある。
【図１】本発明の原理図である。
【図２】本発明の原理作用説明のためのフローチャート
である。
である。
【図３】本発明の原理適用例を説明するための図であ
る。
る。
【図４】本発明の一実施例によるＣＧデータのポリゴン
削減装置を、建築設計における建築モデルのウォークス
ルーデータ作成装置に適用した場合のブロック構成図で
ある。
削減装置を、建築設計における建築モデルのウォークス
ルーデータ作成装置に適用した場合のブロック構成図で
ある。
【図５】図４に示す視点情報部のブロック構成図であ
る。
る。
【図６】図４に示すポリゴンリスト登録部のブロック構
成図である。
成図である。
２ 第１データベース ３ 視点情報手段 ４ ＣＧ画像生成部 ５ フレームバッファ ６ ポリゴンリスト登録手段 ７ ポリゴン除去手段 ８ 第２データベース
Claims (2)
- 【請求項１】 ＣＧ画像に描画されない冗長なポリゴン
を除去するコンピュータグラフィックスデータのポリゴ
ン削減装置において、 ポリゴンに一意のＩＤを付加したモデルデータが登録さ
れる第１データベースと、 視点情報を出力する視点情報手段と、 該モデルデータを用い、該視点情報に応じたＣＧ画像を
描画して生成するＣＧ画像生成手段と、 該ＣＧ画像生成手段によって生成されたＣＧ画像のポリ
ゴンを該ＩＤの値で格納するフレームバッファと、 該ＣＧ画像生成手段による１フレーム描画終了後に該フ
レームバッファを走査してピクセル値であるポリゴンの
ＩＤ値を参照して描画されたポリゴンをポリゴンリスト
に追加登録するポリゴンリスト登録手段と、 該ＣＧ画像生成手段による１回もしくは複数回の視点情
報に応じた描画後に該ポリゴンリスト登録手段に登録さ
れたポリゴンを用いると共に該第１データベース中のモ
デルデータを用い、該モデルデータから一度も描画され
なかったポリゴンを除去し、除去後残ったポリゴンを出
力するポリゴン除去手段と、 該ポリゴン除去手段から出力されるポリゴンが登録され
る第２データベースとを具備したことを特徴とするコン
ピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置。 - 【請求項２】 前記視点情報手段を、 前記視点情報をオペレータの操作によって入力する視点
情報入力機器と、オペレータの操作量から該視点情報を
決定して前記ＣＧ画像生成手段へ出力すると共に視点情
報データベースへ出力する登録視点情報決定部とを具備
して構成し、オペレータの操作が無い場合に該視点情報
データベースに登録された視点情報を該ＣＧ画像生成手
段へ出力することによって、ポリゴン除去前の前記モデ
ルデータを変更した場合でも自動で不要なポリゴンを除
去できるようにしたことを特徴とする請求項１記載のコ
ンピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29505094A JPH08153211A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | コンピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29505094A JPH08153211A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | コンピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08153211A true JPH08153211A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17815677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29505094A Pending JPH08153211A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | コンピュータグラフィックスデータのポリゴン削減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08153211A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014171066A1 (ja) * | 2013-04-19 | 2014-10-23 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 三次元画像表示システム、三次元画像表示システムのサーバ及び三次元画像表示方法 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29505094A patent/JPH08153211A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014171066A1 (ja) * | 2013-04-19 | 2014-10-23 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 三次元画像表示システム、三次元画像表示システムのサーバ及び三次元画像表示方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011113 |