JPS621075A - 3次元図形処理方法 - Google Patents

3次元図形処理方法

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JPS621075A
JPS621075A JP60257730A JP25773085A JPS621075A JP S621075 A JPS621075 A JP S621075A JP 60257730 A JP60257730 A JP 60257730A JP 25773085 A JP25773085 A JP 25773085A JP S621075 A JPS621075 A JP S621075A
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T7/62Analysis of geometric attributes of area, perimeter, diameter or volume
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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  • Computer Graphics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は3次元の中味のつまっている図形、すなわちソ
リッド図形を生成・演算・表示する3次元図形処理方法
及びそれを具現化する装置に関する。
従来の技術 3次元図形を生成・表示するだめの装置として3次元グ
ラフィックディスプレイ装置が用いられる。このような
ディスプレイ装置は陰極線管(CRT )のラスター型
表示スクリーンを持っておりこの2次元スクリーン上に
3次元の図形表示を行っている。この表示に際しては3
次元の表示効果が得られように図形の隠れた面を除去し
目に見える面に影を付ける機構を備えている。
この隠面・隠線処理に関しては奥行きバッファ(Z軸バ
ッファ)のアルゴリズムとしばしば呼ばれるアルゴリズ
ムを用いて行なわれている。つまり、奥行きバッファを
用いて、面の奥行値を各画素ごとに記憶しておき、次々
と送られてくる面の各画素ごとにおける背後関係(深さ
関係)を比較することによって背後になる面が手前にな
る面によって有効に除去される。
このようなシステムに関しては米国特許第447510
4号に詳しく述べられている。
以下、第18図を基に代表的な従来の3次元図形処理シ
ステムについて詳しく説明する。
このようなシステムでは形状定義データベース11を上
位コンピュータ1上にあるノリソドモデラ1Qにより処
理してンリソド形状データ12を生成する。そして、こ
れらのデータは上位コンピュータ1により多角形データ
に変換されて通信インターフェイス13を介してディス
プレイ装置2に転送されるOディスプレイ装置2ではこ
の転送されてきた多角形データはまずセグメントバッフ
ァ14に記憶される。そしてマイクロプロセッサ16に
より奥行バッファ16を用いて隠面°隠線消去を行う。
そして、この奥行きバッファ16の値に対応づけて色デ
ータが演算されフレームバッファ17に記憶される。そ
して、ビデオコントローラ18によりフレームバッファ
17上に成牛されている画像がCRT19に表示される
次に、ディスプレイ装置側2の処理についてもう少し詳
しく述べる。
セグメントバッファ14に記憶されている上位コンピュ
ータ1かも送られてきた多角形データは図形処理プロセ
ッサ16により複数個の三角形に分割される。そして、
この三角形が占める画素について順次、奥行きバッファ
16に記憶されているそれまでの奥行値とこの三角形の
奥行値を比較し手前にある場合のみ奥行きバッファ値を
この三角形の値に書き換える。そしてこの書き換えが発
生した場合にはフレームバッファ17においても同じ位
置の画素の値を多角形データに付随して送られてくる色
データにより適当なアルゴリズムを用いて処理し書き換
える。フレームバッファ17のデータはビデオコントロ
ーラ18によシ映像化されてCRT19に表示される。
これらの処理を上位コンピュータ1から送られてくるす
べての多角形データについて行うことにより結果的に隠
面・隠線処理され陰影付けされた映像を増分的に生成表
示することができる。
このように3次元図形を処理することによって表示を増
分的に形成することが可能となり、非常に短い時間で3
次元の完全像を生成・表示することができる。
ソリッドモデリング技術においてはソリッド形状を表現
するために種々の形状表現方法(形状モデル)が提案さ
れてきた。その中で代表的なものとしてはB −Rep
s表現(BoundaryRepresentatio
ns )とCS0表3JIConstructiveS
olid Geometry )  の2つが上げられ
る。
B−Reps表現は物体をそれを囲む面すべて、面をそ
れを囲む辺すべて、辺をその両端の点で規定することに
より表現するモデルである。また、C10表現は物体を
立方体・直方体・円柱・円すいなどの3次元基本形状(
プリミティブ)の集合演算および形状演算により表現す
る方法である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述したような3次元図形処理システム
では、3次元図形の視点側の表面データしか絶えず保持
しておらず、隠れている部分の図形データは当然のこと
ながら消去されていく。つまシ、このような装置はあく
まで3次元表示を目的としており、3次元ソリッドモデ
ルを直接取り扱うものではない。したがって、視点を変
えての表示、断面形状の生成、形状と形状の和・差・積
などの形状演算、体積・重心・慣性モーメントなどのマ
ス・プロパティ算出などができない。
そこで、これらの3次元ディスプレイ装置は通常上位プ
ロセッサ(ホストコンピュータ)と接続して用いられる
。そして、この上位プロセソザ上の形状モデルによって
前述したような形状表現方法を用いて3次元図形を生成
・演算処理する。つまり、このようなシステムにおいて
は、上位プロセッサ上のアプリケージジンプログラムで
ある形状モテラニヨって多くの3次元図形処理機能を実
施する。前述したような3次元形状データ生成、形状演
算、マス・プロパティ算出、断面生成、形状データ変換
(図形の移動、回転、拡大縮少)などである。そして、
これらの形状データは通常多角形に変換されて適当な通
信手段を用いて上位プロセッサからディスプレイ装置へ
送られる。そして、このディスプレイ装置内で隠面・隠
線処理およびシェイディングなどがなされて表示される
ところでこのようなシステムでは、処理されるべきデー
タの変換過程が形状定義データーソリッド形状データー
多角形データー奥行きデーター色データと多段階にわた
り処理効率が悪い。
すなわち、これらの表現形式ではディスプレイ装置へ表
示データを送る場合に多角形データに変換する必要があ
る。しかも、その面が設定された視点から見える見えな
いにかかわらず、すべての面を多角形データに変換する
必要があるので変換効率があまりよいとは言えない。ま
た、形状が複雑になってくると上位プロセッサとディス
プレイ装置間の転送多角形データも多くなりその通信能
力に機能が制約される。
本発明は上記従来例の問題点を解消し、ソリッド図形を
効率的かつ実用的に処理する方法および装置を提供する
ものである。つまり、従来の3次元図形処理システムで
は別システムであった形状モデラ(上位プロセッサ)と
3次元図形表示システム(グラフィックディスプレイ装
置)の統合化をはかる方法およびこれを具体化した装置
を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明では、ソリッド図形
を表現するにあたって、空間上の適当な位置に設定され
た格子分割された基準平面上の格子点に立てられた垂線
とその形状との交線により表現する方法を構築した。
作用 本発明は上記の図形処理方法によりソリッド図形データ
を完全な形で保持できる。つまり、3次元形状を任意の
視点から表示でき、また、断面生成、形状相互の和・差
・積などの形状演算1体積・重心・慣性モーメントなど
のマス・プロパティ算出などのソリッド図形処理機能が
実現でき名。
また、上記のデータ表現方法はコンピュータ処理に非常
に適した形となっており、上記の処理の高速化が実現で
き処理効率がよい。さらに、表示データ生成に際して多
角形データを作る必要がないのでデータの変換過程が従
来よりも少なくてすむ。
実施例 本発明のシステムについて図面により詳細に説明する。
まず最初に、本発明の根幹をなす3次元図形処理方法に
ついて図面を用いて説明する。
一般の3次元物体は直方体・円すい・球などの3次元基
本形状(以下これをプリミティブと呼ぶ)の集合演算お
よび形状演算により表現することができる。したがって
、プリミティブにより3次元形状の定義を行いこのデー
タをある種の記憶装置に記憶する・以下〜・このような
目的を持つ記憶装置をエレメントバッファと呼ぶ。−t
Lで、エレメントバッファのプリミティブデータからン
リソド形状データを生成する。このソリッド形状データ
構造には前述したようにB−Reps表現やCSG表現
が有名であるが本発明者は以下で説明する新しい表現方
法を提案した。
この図形処理方法を第1図を用いて具体的に説明する。
エレメントバッファから取り出されたプリミティブは形
状空間30内に生成されるものと仮定する。この例では
円柱が生成されている。さらに、この空間3o内に適当
な格子分割された基準平面31を想定する。この例では
X軸とZ軸を含むXZ平面にこの基準平面31がとられ
ている。
そして、この格子を画素31と呼ぶことにする。
つま9、この基準平面は表示スクリーンとみなすことも
できる。このそれぞれの格子点32においてこの基準平
面31に垂線をたて、この垂線が形状空間30と交わる
部分すなわち交線と格子で生成される細長い直方体を空
間素33と呼ぶことにする。
よって形状空間3oはこの空間素33により構成される
。これにより形状空間30内の3次元形状は各空間素3
3において形状が占めている部分の形状の始点および終
点データの集合体で近似的に表現することができる。い
いかえれば、基準子面31の格子点に立てられた垂線と
形状が交わる交線の集合体によりその形状を表現するこ
とができる。
以下、このような形状表現を3次元ランレングス表現ま
たは単にランレングス表現と呼ぶことにする。またこの
ような形式のデータおよびそれを記憶する手段をそれぞ
れランレングスデータ、ランレングスバッファと呼ぶこ
とにする。
このような形式のデータによく似ているものとしてファ
クシミリや視覚認識などの2次元画像処理の分野では従
来から幅広く用いられているランレングスデータがある
。このランレングスデータはデータ圧縮などのために使
われてきた。本発明ではこの方法を3次元ソリッド図形
処理の分野に応用し拡張した。そういう意味で3次元ラ
ンレングスデータと呼ぶことにする。
ランレングスバッファには第2図のような形式でランレ
ングスデータが記憶される。第2図で示すように、3次
元ランレングスデータは空間素ディレクトリ40とラン
レングスデータ41から構成される。空間素ディレクト
リ40には各空間素のランレングスデータの先頭のポイ
ンタが入っている。このディレクトリは主にデータアク
セスの高速化の役割を果たしている。まだランレングス
データ部41はこれまで述べてきたように形状の始点お
よび終点とその属性データにより構成されている。この
場合の属性とはその形状の属するグループ番号9色など
である。そして、第2図に図示しているようにポインタ
構造のデータ形式になっている。
次に、このランレングスデータで表現されている3次元
形状をある視点から見た場合の形状を求める方法につい
て説明する。
まず、形状空間3o内に格子分割さnた適当な平面を想
定する。つまり、この平面上から3次元形状を見ている
と想定する。そして、この平面上のそれぞれの格子点か
らランレングスデータまでの距離をすべてのランレング
スデータに関して計算しその距離が最少となるものをそ
の格子点における距離として採用する。また同時にその
ときのランレングスデータの色の値も記憶する。これに
より、視点平面上の格子点から形状までの距離(奥行値
)と色の値が求められたことになる。このように、ある
平面からの形状までの距離(奥行値)と色データで構成
されるデータをピクチャーデータと呼ぶことにする。し
たがってピクチャーデータは第3図に図示したような形
式となる。また、このピクチャーデータが記憶される装
置をピクチャーバッファと呼ぶことにする。これは従来
の奥行きバッファに色データを付加した形式になってい
る。
ところで、ランレングスデータからピクチャーデータを
求めるにあたって、ランレングスデータを生成するだめ
の基準子面31とピクチャーデー′を生成する場合の視
点となるべき平面が同一の場合は、それぞれの空間素に
おける先頭のランレy i /1. f−夕の始点を奥
行値として用いることができる。すなわち空間素ディレ
クトリ4oに記憶されているポインタが示すランレング
スデータを用いることによりその画素の奥行値と色が直
接的に求められるので、非常に高速にピクチャーデータ
が生成できる。このような場合には隠面処理が不用とな
る。このように3次元ランレングス法には非常に大きな
利点がある。
次に、上記方法を具現化した本発明の3次元図形処理シ
ステムの一実施例について第4図を基に説明する。
本発明では、図形処理専用プロセッサ(マイクロプロセ
ッサ)21によって、従来上位コンピュータで処理され
ていたソリッド形状データの生成・演算を行う。
まず、上位コンピュータから転送されてきた、あるいは
このシステムに直接入力された形状定義データ、すなわ
ち、立方体・直方体・円柱・円すい・球などの3次元基
本形状データ(以下、これをプリミティブと呼ぶ)はニ
レメントノ%、yファ23に記憶される。つまり、一般
の3次元物体はこれらのプリミティブの集合体として表
現され、これらのデータは形状定義データとしてエレメ
ントバッファ23に記憶される。そして、エレメントバ
ッファ23に記憶されたプリミティブは図形処理プロセ
ッサ21により3次元ランレングスデータに変換されて
ランレングスバッファ24に記憶される。次にこのラン
レングスバッファ24に記憶されたソリッド形状データ
であるランレングスデータは図形処理プロセッサ21に
よりピクチャーデータに変換されてピクチャーバッファ
25に2次元形状データとして記憶される。そして、ピ
クチャーバッファ26に起債された画像データは通信イ
ンターフェイス22を通じて表示装置であるグラフイン
クディスプレイ装置へ送られて表示される。
さらに、図形処理プロセッサ21においては前記したプ
リミティブデータからランレングスデータへの変換、ラ
ンレングスデータからピクチャーデータ6の変換以外に
も多くの3次元図形処理機能を実施する。その代表的な
ものとしては、形状相互の和・差・積を求める形状演算
、体積・重心・慣性モーメントなどを算出するマス・プ
ロパティ機能、任意平面による断面形状を求める断面生
成機能などである。
次に、これらの機能について詳しく説明する。
まず、プリミティブからランレングスデータを生成する
変換過程について第5図のフローチャートを用いて説明
する。まず、エレメントバッファ23からプリミティブ
を読み出す(ステップ7o\次に形状空間30内におい
てプリミティブが占める空間のx、z座標の範囲を求め
る(ステップ71)。このときのx、z座標の範囲はプ
リミティブが含まれればどのような値でもよい。そして
、基準平面31上の格子点に立てられた垂線とプリミ“
ティグとの交線ex□ を求める(ステップ72)。
この交線がすなわちランレングスデータとなる。
コノランレンクステータex□ をランレングスバッフ
ァ24へ書き込む(ステップ73)。そして、ステップ
72とステップ73の処理をステップ71で求めたすべ
てのX、Zについて行う。これにより、1つのプリミテ
ィブをランレングスデータへ変換する処理が終わったこ
とになる。以上の処理をエレメントバッファ23内のす
べてのプリミティブについて行う。
ところで、ランレングスバッファ24へはランレングス
データが順次書き込まれていくので新しく生成されたラ
ンレングスデータとランレングスバッファ内の既存のラ
ンレングスデータが重なり合うなどの状況が発生するの
で、このような場合はランレングスデータを編集して挿
入処理をする必要がある。以上がプリミティブからラン
レングスデータを生成し記憶する処理の流れである。
次に、形状演算について説明する。まず、形状和は同じ
空間床内の形状和をとろうとする2つの形状グループの
ランレングスデータを重ね合わせることによって求める
ことができる。そして、この演算をすべての空間素につ
いて行なえばよい。
形状積の場合も同様に、同じ空間床内の形状積をとろう
とする2つの形状グループのランレングスデータにおい
て重なり合う部分を求めることをすべての空間素につい
て行うことにより求めることができる。形状差演算は同
じ空間素において引かれる形状のランレングスデータと
引く形状のう/レングスデータが重なり合う部分を引か
れる形状のランレングスデータから削除することをすべ
ての空間素について行うことにより求めることができる
上記形状演算処理を第6.7.8図のフローチャートを
用いて更に詳しく説明する。ランレングスデータにより
形状は表現されているが、さらにランレングスデータは
形状の始点と終点を表わすと同時に属性データを第2図
に示すように持っている。この属性データとして形状番
号を持つことにより複数の形状データを同時に持つこと
ができる。まず形状和について第6図を用いて説明する
ここでは、形状番号1と形状番号コの形状和をとりその
結果の形状を形状番号上とする場合のフロ−チャートで
ある。
まず、空間素(0,0)のデータから順次処理を行って
いく。すなわちx=o、Z=Oと初期設定する。次に、
空間素(x、z)における形状番号jのランレングスデ
ータffxzk(k=L2.・・・・・・)をランレン
グスバッファ24から順次読み出す(ステップgo)。
そして、このデータexzkの形状番号をjからiへ変
更する(ステップ81)。
次に、このランレングスデータexzkをランレングス
バッファ24へ再び挿入する(ステップ82)。
このとき既存のデータと重なり合う場合はデータの編集
を行った後挿入する。以上のステップを空間素(X、Z
)のデータがなくなるまで行う。そしてデータがなくな
れば次の空間素へ処理を移しすべての空間素についてス
テップ8Q、81.82の処理を行う。
次に、形状差の処理手順を第7図のフローチャートを用
いて説明する。ここでは、形状番号iの形状から形状番
号jの形状を引き算しその結果として形状を形状番号i
とする場合の処理を考える。
すなわち形状iと形状コが重なり合う部分を形状1かぎ
取り去りこの形状を形状工とする場合の処理を考える。
まず、空間素(0,0)から処理を順次行なっていく。
そこで、x=o、z=oと初期設定する。
そして)空間素(x、z)における形状番号iのランレ
ングスデータをすべてランレングスバッファ24から読
み出しこのデータを順次e′1k(k=1.2.3・・
・・・・)に代入して行く(ステップ90)。
そして、このようなデータが存在しなければ次の空間素
へ処理を移す。逆に、存在すればランレングスバッファ
24上のこれらのデータはeik  に代入した後すべ
て消去する(ステップ91)。次に、同じ空間素におい
て形状番号jのランレングスデータラスべてランレング
スバッファ24から読み出し1jk(k =1 、2 
、3・・・・・・)に順次代入して行く(ステップ92
)。そして、このようなデータが存在しなければ次の空
間素へ処理を移す。
逆に存在すれば、すべての1?ikとejkを比較し重
なり合う部分があればeikからこの重なり合う部分を
削除する(ステップ93)。次に、このようにして求め
たeik(k=1.2.・・・・・・)をランレングス
バッファ24へ再び書き込む(ステップ94)。以上の
ステップ90,91.92,93゜94の処理をすべて
の空間素(X、Z)について行う。
次に、形状績の処理手順を第8図のフローチャートを用
いて説明する。ここでは、形状番号iと形状番号jの形
状が重なり合う部分を求めこの形状を形状番号jとする
場合の処理を考える。形状績の処理手順は形状差の場合
とまったく同じである。唯一の違いは第7図のフローチ
ャートにおけるステップ93が第8図のフローチャート
のステップ103で示すように、すべてのi?ikとe
jkを比較して重なり合う部分を求めてこれをeikに
代入する処理内容になるという点である。
次に、マス・プロパティ算出機能について説明する。こ
こで、空間素(X、Z)のランレングスデータの始点座
標および終点座標をそれぞれYxzi Yxziとおく
。ここで添字iはy座標が小さい方から数えてユ番目の
ランレングスデータであることを意味する。また、ラン
レングスデータの長さを3’xziとおく。すなわち、
3’xzi =yxzi  ’!嬰21となる。
このとき、形状の体積Vは v=8ぎ言y嬰h(1) により求めることができる。
また、形状の重心ベクトルG(x、y、z)は’ =(
x+ y + z ) =((ΣX(Σ、y井i))/v。
x    z、工 (ΣZ(Σe   l)/”/)      (2)z
   z、工 x、z・1 により求めることができる。
次に、慣性モーメントエの求め方について説明する。こ
こで、ランレングスデータの始点7xziと終点7xz
iと回転軸との距離をそれぞれ弓2工。
rhiとおく。このとき慣性モーメントエは次式により
求めることができる。
I=/、r2dv 上記、マス・プロパティ算出機能についテ第9図のフロ
ーチャートを用いて詳しく説明する。
まず、変数の初期設定を行う。ここで、V・・自・・体
積+ (GX ) Gy + Gz )・・・・・・重
心、工・・・・・・慣性モーメント、(x、z)・・・
・・空間床座標である。次に、空間床(X、Z)のラン
レングスデータを順次ランレングスバッファ24から読
み出しそのときの始点および終点データを7s+ 7.
に代入する(ステップ110)。次に、この始点ysお
よび終点yeが回転軸となす距離を求めそれぞれr s
 +reに代入する(ステップ111)。次に、ランレ
ングスデータの長さy6sをステップ112の処理によ
り求める。次に、V 、 GX + By r Gz 
+ Iの値をステップ113の処理により求める。
このステップ110,111,112,113の処理を
ランレングスバッファ24の空間床(x+2)における
ランレングスデータの終わりまでくりかえす。そして、
データの最後まできたのであれば、次の空間床における
ランレングスデータへ処理を移し、すべての空間床のラ
ンレングスデータについて上記のステップ110.jl
l、112゜113の処理を行う。次に、ステップ11
4の処理を行う。これにより、体積V1重心(Gx、G
y。
G2)、慣性モーメントエを求めることができる。
以上、説明してきたように3次元ソリッド形状データを
3次元ランレングス法で表現することにより、体積・重
心・慣性モーメントなどのマス・プロパティを容易に高
速に求めることができる。
次に、断面形状データの生成方法について説明する。こ
の場合も非常に簡単なアルゴリズムにより求めることが
できる。すなわち、すべてのランレングスデータに対し
て、切断平面との位置関係を求めればよい。切断平面の
内側にう/レングスデータがあればそのままにし、外側
にあれハコ(1’)ランレングスデータを消去し、交わ
るのであればこの交点とランレングスデータの元の始点
値および終点値のうち内側にあるものを残してライレン
グスデータを修正することをすべてのランレングスデー
タに対して行うことにより断面形状データを求めること
ができる。いいかえれば、切断平面の外側に位置するラ
ンレングスデータをすべて消去(一部消去も含む)する
ことにより求めることができる。
上記、断面形状生成機能について第10図のフローチャ
ートを用いて更に詳しく説明する。まず、初期設定を行
い空間床(0,0)のランレングスデータから順次処理
を行う。次に、空間床(x、z)におけるランレングス
データexzi(i=1,2,3.・・・:をランレン
グスバッファ24から順次読み出す(ステップ120)
。次に、ランレングスデータexzi、と切断平面を比
較し、ランレングスデータexziが切断平面の内側か
、交差するのか、外側かを判定する(ステップ121)
。そして、内側であれば次のデータに処理を移す。すな
わちス4テップ120へ移る。交差するのであればラン
レングスデータex□エ と切断面との交点を求める。
そして、このランレングスデータex□1の始点および
終点のうち切断平面の外側にあるほうをこの交点値と入
れ換え、このランレングスデータをe′xziとする(
ステップ122)。すなわち、ランレングスデータex
zi において切断平面の外側になる部分を削除したデ
ータをe’xzi、とする。次に、ランレングスバッフ
ァ24のランレンゲステータffxziをe’xz工に
修正する(ステップ123)。そして、次のランレング
スデータに処理を移す。外側にあるのであれば、ランレ
ングスバッファ24のex□工のランレングスデータを
消去する(ステップ124)。そして次のデータに処理
を移す。
以上のステップ120,121,122.j23゜12
4の処理を空間床(X、Z)のランレングスデータの終
わりまでくりかえす。データが終わったのであれば次の
空間床に処理を移しすべての空間素について上記の処理
をくり返す。以上により断面形状を生成することができ
る。
次に、ピクチャーデータから表示映像データを求める方
法について説明する。一般的に言って、3次元形状を2
次元表示スクリーンに表示するには視点から見えるその
3次元形状を構成している面に対して適当な色をっけそ
れぞれの面を視覚的に区別できるようにすればよい。コ
ンピュータグラフィックスの分野でよく行なわれている
材質感や陰影を出すといった映像のりアリティを追求す
るのでなければこのような方法で十分実用的である。面
を区別するということは結局その面の傾きを求めること
になる。
ところで、ピクチャーデータには画素の奥行き値が保存
されるので、画素(X、Z)における形状の傾きベクト
ル6x、2 は次式で求めることができる。
ex、z=(dx 、dz ) =(dx++ 、z−dx、z ・dx、z+t −d
X、Z )  (’)ここで、dx、zは画素(X、Z
)  における奥行値。
そして、映像データを求めるにはこの形状の傾きに対応
して適当な色の明暗をつければよい。ここで、画素(X
、Z)におけるピクチャーバッファの色データを(pr
、 p、、 Pb )x、zとする。ピクチャーバッフ
ァにおける色とはプリミティブ単位につけられたもので
ある。したがってこの色を基本にして明暗をつける。ま
た、pr、 p、、 Pb  はそれぞれ赤、緑、青の
色の強さとする。この演算にはいろいろな形の式が考え
られるが本発明では次のような式を1つの実施例として
採用した。まず、形状の傾きの8,2 を次式でスカラ
ー化しθ工、2とおく。
ex、z”Mdx++、z  ’x、z)+b(dx、
z++−dx、z)”ここで、a、b、cは適当な定数 そして、画素(x、z)における表示用色データをベク
トルF、、2= (Fr 、 E’g ! Fb ) 
x、z とおくとFx、zは Fx、z=(7r、 ’g+ ’b )X、Z=ex、
z(Pr ’g”b)x、z 十(’r ”g ・Cb
 )x、zにより求めることができる。ここで、Cr・
Cg、at。
は適当な定数である。
これにより、ピクチャーデータからスクリーン表示のた
めの色の明暗データすなわち映像データを生成すること
ができる。このようなデータをフレームデータと呼び、
このフレームデータを記憶する装置をフレームバッファ
と呼ぶことにする。
上記方法において、3次元ランレングスデータからピク
チャーデータを生成する変換過程を第11図のフローチ
ャートを用いて更に詳しく説明する。
この場合は形状空間3QをY軸のマイナス方向から見た
場合の2次元形状を求める処理アルゴリズムテする。す
なわち、視点平面をランレングスデータの基準平面31
と一致させた場合の処理70−である。基準平面31が
表示スクリーンとなっている。
まず・初期設定を行う。そして、空間素(0゜O)から
処理を行う。空間素(x 、 z ) O先頭ノラ7v
ングスデータlxz+  ’l−ラ/レングスノくツフ
ァ24から読み出す(ステップ6O)。次に、ランレン
グスデータ4x21  の始点データおよび色データを
ピクチャーバッファ25の画素(X、Z)へ書き込む(
ステップ61)。以上のステップ80.61の処理をす
べての空間素について行う。
これによりピクチャーデータを生成することができる。
このように、視点平面を基準平面31と一致させること
により、3次元ソリッド図形データを隠面・隠線処理を
行なわずに2次元画像データへ非常に高速に変換できる
。これは3次元ランレングス法の大きな利点の一つであ
る。
次に、本発明の第2の実施例を第12図を用いて詳しく
説明する。この第2の実施例は第1の実施例において表
示装置が付加した形になっている。
すなわち、第1の実施例ではランレングスデータ生成、
ピクチャーデータ生成、形状演算、マス・プロパティ算
出、断面形状データ生成などが主な機能でピクチャーデ
ータを表示スクリーンに表示するにはグラフィックディ
スプレイ装置と接続して用いなければならない。そこで
、第2の実施例で示すように表示装置を付加し表示機能
を持たせた。これにより、3次元図形処理装置としてよ
シ高機能で使いやすい装置となっている。第11図で図
示しているように第1の実施例に表示用データを記憶す
るフレームバッファ26、ラスター型表示スクリーンで
あるCRT28、フレームバッファ26のデータをCR
T28に表示するビデオコントローラ27を付加した構
成になっている。
すなわち、ピクチャーバッファ25から図形処理プロセ
ッサ21により各画素の色が演算されて画像データとし
てフレームバッファ28に記憶される。そして、このフ
レームバッファ26の画像データはビデオコントローラ
27によりCRT28に表示される。
次に、ピクチャーデータからフレームデータへの変換過
程を第13図のフローチャートを用いて説明する。
まず・待期設定を行う。そして、画素(0,0)から順
次処理を行う。次に、ピクチャーバッファ26から画素
(x、z)の奥行d  1画素X、Z (X−Z、Z)の奥行値dx+、z、画素(x、z+1
)の奥行値dX、Z−N  を読み出す(ステップ13
o)。
次に・ステップ131で示される演算を行い画素(x、
z)における形状の傾きex、z  を求める。
次にピクチャーバッフア26から画素(、X 、 Z 
)の色データ(pr、pg、pb)  を読み出す(ス
テップ132)。ここでPr、Pg、Pb はそれぞれ
赤。
緑、青の色の強さを表わす。次に、ステップ133で示
される演算を行い画素(x、z)における色の明暗デー
タ(Fr、Fg、Fb)  を求める。次に、フレーム
バッファ26の画素(X、Z)に色の明暗データ(Fr
、Fg+Fb)  を書き込む。以上のステップ130
,131.132,133,134の処理をすべての画
素(X、Z)について行う。
これにより、ピクチャーバッフ126がらフレームバッ
ファ26の表示用画像データを生成することができる。
次に本発明の第3の実施例を第14図によシ説明する。
この実施例ではランレングスデータの生成・演算処理部
を複数のマイクロプロセッサ143により並列化してい
る。したがってランレングスバッファ144も複数個あ
る。この点以外の構成は第2の実施例(第12図)と同
様である。このように、3次元ソリッド形状データを3
次元ランレングスデータで表現することにより各空間素
ごとに完全に独立した、すなわちお互い干渉し合わない
データ構造とすることができるので、その処理も完全に
並列処理化することが可能である。
この実施例ではサブマイクロプロセッサ群143はラン
レングスデータの生成・演算のみを担当する。そしてメ
インマイクロプロセッサ142はこれらのサブマイクロ
プロセッサの管理と上記以外の処理を担当する。このこ
とにより、第3の実施例では第2の実施例に比べて非常
に高速の処理スピードが実現でき、かつその処理スピー
ドは並列度すなわちマイクロプロセッサの数にほぼ比例
する。
次に、この実施例においてそれぞれのサブマイクロプロ
セッサ143にどの空間素を割り当てているかについて
説明する。この割シ当てに関してはいろいろな方法が考
えられ一概にどの方法が最良であるとは言えない。また
、ランレングスデータで表現する限りどのような割シ当
で方をしても処理可能である。この実施例では、ランレ
ングスデータで表現されるのが3次元ソリッド図形であ
り、また各ランレングスバッファ144へテキルだけ均
等にデータが散らばるという条件のもとに以下に述べる
ような割り当て方を選択した。
第16図のように形状空間160をXY平面に平行な平
面で切断していきN等分する。そして、この切断された
形状空間を形状平面151と呼びZ軸の小さい方から順
番に番号言つけこれを形状平面番号と呼ぶことにする。
このときサブプロセッサ1(i=1.2,3.・・・・
・・r ” )にはMOD(j−1,n)=i−1(7
) を満たす形状平面が割り当てられる。ここで、MOD(
x、y)はXをyで割った余りを意味し、jは形状平面
番号である′。もちろん今までにも述べてきたように異
なる方法で形状空間を割シ当ててもよい。
最後に従来例と本発明の実施例におけるデータの変換過
程の違いを第16図と第17図を用いて説明しておく。
第16図は代表的な従来例におけるデータの流れである
。まず、上位プロセッサに入力された形状定義データベ
ース160から3次元ソリッドモデルによりソリッド形
状データ(ソリッドモデル)161が生成される。そし
て、このソリッドモデルの表面を多角形近似することに
よシ多角形データ162を生成する。以上までが上位プ
ロセッサ上での処理過程である。次にこの多角形データ
162はグラフィックディスプレイ装置に送られてセグ
メントバッファに記憶される。
このセグメントバッファに記憶する過程は省略される場
合もある。そして、奥行きバッファを用いて多角形デー
タ182から奥行きデータ163が作られ奥行きバッフ
ァへ記憶される。さらに、この奥行きデータ163から
表示用データである色データすなわち画像データ164
がフレームバッファ上に生成される。そして、このフレ
ームノ(ツファデータがCRTに表示される。
次に第17図を用いて本発明の実施例におけるデータの
流れについて説明する。まず、上位プロセッサから送ら
れてきた、あるいは、3次元図形処理装置に直接入力さ
れた形状定義データーはプリミティブデータ170とし
てエレメントバッファに記憶される。そして、このブリ
ミリティブデータ170から3次元ソリッド形状データ
である3次元う/し/ゲスデータ171が生成されラン
レングスバッファに記憶される。このランレングスデー
タ171から2次元形状データであるピクチャーデータ
172が生成されピクチャーバッファに記憶される。こ
のピクチャーデータ172から表示データである画像デ
ータ173が生成され7レームバツフアに記憶される。
このフレームデータがCRTに表示される。
本発明の実施例が従来例と大きく異なる点は、従来例が
上位プロセッサと3次元図形表示装置の2つのシステム
から構成されているのに比べて本発明では3次元図形処
理装置として一体化されている点である。さらに、その
データ変換過程も今までに述べてきたように3次元ラン
レングス法によりコンピュータ処理に非常に適した形と
なっておりその変換ステップも少なくてすみ処理効率が
よい。まとめると、3次元ソリッド形状データをこのよ
うに3次元ランレングス形式によシ表現することにより
以下のような利点が生じる。まず、ポインタ構造の固定
長データで表現できることにより、データの挿入、削除
などのデータ編集が高速に行なえ、かつガベージコレク
ションの必要もないので、非常にコンピュータ処理に適
したデータ構造になり処理の高速化がはかれる。また、
各空間素ごとに独立したデータ構造となっているので、
並列処理化が非常に容易である。形状相互の和・差・積
などの形状演算が同じ空間素ごとのランレングスデータ
にAND−ORなどの形状演算を行うことにより容易か
つ高速に行なえる。まだ体積・重心・慣性モーメントな
どのマス・プロパティ算出がランレングスデータから非
常に簡単に行なえる。また、表示画像を作る場合、各空
間素ごとの先頭のランレングスデータを用いることによ
り、奥行データを得ることができるので、隠面・隠線処
理の手続きが不要になり処理が非常に高速になる。従来
のように3次元ソリッド形状データを一旦多角形近似し
てから表示する必要がないので曲面などが自然・に表現
でき、スムージングなどの処理が不要である。さらに、
断面形状を求める場合は、切断平面とランレングスデー
タの交点を求めることに非常に容易に断面形状データを
求めることができる。以上のように3次元ランレングス
法には数多くのすぐれた長所がある。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、3次元
ソリッド形状データを3次元ランレングスデータの形で
ランレングスバッファに完全に保持しているため、形状
データを多角形に変換することなく、また隠面・隠線処
理の手続きを経ずして2次元表示スクリーン上に3次元
実体イメージ映像を生成することが可能となる。また、
このランレングスデータにより、形状和・差・積などの
形状演算が可能となシ体積・重心・慣性モーメントなど
のマス・プロパティも容易に高速に求めることができる
。さらに形状の断面生成も容易に行える。そして、処理
の並列化が可能であるので非常に高速で上記の処理が行
なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は形状空間および3次元ランレングスデータの説
明図、第2図はランレングスデータのデータ構造図、第
3図はピクチャーバッファのフォーマット図、第4図は
本発明の一実施例における3次元図形処理システムの全
体構成図、第6図はプリミティブからランレングスデー
タを生成するフローチャート、第6図は形状和演算のフ
ローチャート、第7図は形状差演算のフローチャート、
第8図は形状積演算のフローチャート、第9図はマス・
プロパティ算出のフローチャート、第10図は断面形状
データ生成のフローチャート、第11図はランレングス
データからピクチャーデータを生成するフローチャート
、第12図は本発明の第2の実施例における3次元図形
処理システムの全体構成図、第13図はピクチャーデー
タからフレームデータを生成するフローチャート、第1
4図は本発明の第3の実施例における並列3次元図形処
理システムの全体構成図、第16図は形状平面の説明図
、第1e図は従来の代表的なシステムのデータフロー図
、第17図は本発明のデータフロー図、第18図は従来
の代表的な3次元図形処理システムの構成図である。 3o・・・・・・形状空間、31・・・・・・基準平面
、32・・・・・・格子点、33・・・・・・空間素。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 寸=ゴIエコl 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図 第9図 第1O図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 ^ 第16図 第17図 3次元図形処理ffif

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直方体・円柱・球などの3次元基本形状を記憶す
    るエレメントデータ記憶装置からこれらの3次元基本形
    状データを順次読み出し、この3次元基本形状をある空
    間座標系に生成するにあたって、この空間座標系上の適
    当な位置に格子分割された基準平面を設定し、それぞれ
    の格子点においてこの基準平面との垂線を作り、この垂
    線が上記の3次元基本形状と交わる交線を求め、上記3
    次元基本形状を交線データの集合体として表現しこれら
    のデータを交線データ記憶装置へ書き込む3次元図形処
    理方法。
  2. (2)交線データ記憶装置から任意の2つの形状におけ
    るそれぞれの交線データを読み出し、同じ格子点におけ
    るそれぞれの形状の交線データに対して、両方の交線デ
    ータの重なり方から形状相互の和・差・積を求める形状
    演算を行い、その結果として交線データを求め、これら
    の交線データを交線データ記憶装置へ書き込む特許請求
    の範囲第1項記載の3次元図形処理方法。
  3. (3)交線データ記憶装置からある形状の交線データを
    読み出し、このデータから前記形状の体積・重心・慣性
    モーメントを求める特許請求の範囲第1項記載の3次元
    図形処理方法。
  4. (4)交線データ記憶装置からある形状の交線データを
    読み出し、任意平面との交点を求めることによりこの平
    面における断面形状を求める特許請求の範囲第1項記載
    の3次元図形処理方法。
  5. (5)交線データ記憶装置からある形状の交線データを
    読み出し、格子分割された任意平面においてこの平面を
    視点とし、その平面上の格子点からのすべての交線デー
    タとの距離を求め、その距離のなかで最小のもの選択す
    ることをすべての格子点について行うことにより、この
    平面からの形状に対する奥行きデータを生成し、この奥
    行きデータから表示画像を生成する特許請求の範囲第1
    項記載の3次元図形処理方法。
  6. (6)交線データを複数の図形処理演算装置により並列
    処理し生成する特許請求の範囲第1項記載の3次元図形
    処理方法。
  7. (7)交線データから形状演算を行うにあたって複数の
    図形処理演算装置により並列処理する特許請求の範囲第
    1項記載の3次元図形処理方法。
  8. (8)交線データから複数の図形処理演算装置により並
    列処理し体積・重心・慣性モーメントを求める特許請求
    の範囲第1項記載の3次元図形処理方法。
  9. (9)交線データから複数の図形処理演算装置により並
    列処理し断面形状データを生成する特許請求の範囲第1
    項記載の3次元図形処理方法。
  10. (10)交線データから複数の図形処理演算装置により
    並列処理し奥行データを生成する特許請求の範囲第1項
    記載の3次元図形処理方法。
  11. (11)3次元基本形状を記憶するエレメントデータ記
    憶装置と、3次元ソリッドデータである交線データを記
    憶する交線データ記憶装置と、図形処理演算装置からな
    る3次元図形処理装置。
  12. (12)図形処理演算装置がマイクロプロセッサ装置に
    より構成されている特許請求の範囲第11項記載の3次
    元図形処理装置。
  13. (13)図形処理演算装置が、エレメントデータ記憶装
    置から3次元基本形状データを読み出し、交線データを
    生成し、交線データ記憶装置へ書き込む処理をする装置
    を含む特許請求の範囲第11項記載の3次元図形処理装
    置。
  14. (14)図形処理演算装置が、前記交線データ記憶装置
    から任意の2つの形状の交線データをそれぞれ読み出し
    、形状相互の和・差・積を求める形状演算を行い、その
    結果として交線データを生成し、その交線データを交線
    データ記憶装置へ書き込む処理をする装置を含む特許請
    求の範囲第11項記載の3次元図形処理装置。
  15. (15)図形処理演算装置が、交線データ記憶装置から
    交線データを読み出し、この交線データから形状の体積
    ・重心・慣性モーメントなどのマス・プロパティを算出
    する装置を含む特許請求の範囲第11項記載の3次元図
    形処理装置。
  16. (16)図形処理演算装置が、交線データ記憶装置から
    交線データを読み出し、適当な平面との交点を求めるこ
    とによりこの平面における断面形状データを生成する装
    置を含む特許請求の範囲第11項記載の3次元図形処理
    装置。
  17. (17)図形処理演算装置が、交線データ記憶装置から
    交線データを読み出し、格子分割された任意の平面にお
    けるそれぞれの格子点からの交線への距離を求めること
    をすべての交線データに対して行うことにより、この任
    意平面からの奥行き値を求める装置を含む特許請求の範
    囲第11項記載の3次元図形処理装置。
  18. (18)交線データ記憶装置と図形処理演算装置がそれ
    ぞれ複数の装置により構成され並列処理を実現する形態
    となっており、それぞれの図形処理演算装置と交線デー
    タ記憶装置が対になっている特許請求の範囲第11項記
    載の3次元図形処理装置。
  19. (19)3次元基本形状を記憶するエレメントデータ記
    憶装置と、3次元ソリッドデータである交線データを記
    憶する交線データ記憶装置と、図形処理演算装置と、各
    画素における奥行きデータと色データを記憶する装置と
    、ビデオ映像データを記憶するフレームバッファ装置と
    、ラスター型表示装置と、前記表示装置に対して前記ビ
    デオ映像データに応答して映像を表示する装置を含む3
    次元図形処理装置。
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JP4041485 1985-03-01

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