JP3559336B2 - Cgデータ作成装置とcgアニメーション編集装置 - Google Patents

Cgデータ作成装置とcgアニメーション編集装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、物体のCADデータから物体のCGデータを自動的に作成できるようにするCGデータ作成装置と、そのCGデータ作成装置を利用することで、CGアニメーションを高速に作成できるようにするCGアニメーション編集装置に関する。
【0002】
最近、コンピュータグラフィックス(CG)のアニメーション技術の向上により、仮想世界内を利用者の視線が動き回って、容易に仮想世界を体験できるウオークスルーと呼ばれるCGシミュレーションの利用が増えてきており、これらの中でも、仮想世界内の物体の眺め方をある程度限定しておき、その中を利用者の視点が自由に動き回ってその世界を体験する景観シミュレーションと呼ばれるものの利用が拡大している。
【0003】
このようなCGシミュレーションを実用的なものとするためには、よりリアルな物体のCGデータを簡単に作成できるようにしていく必要がある。
【0004】
【従来の技術】
CGアニメーションの編集処理を実行するCGアニメーション編集装置では、物体のCGデータを作成して、それを元にして物体のCGアニメーションを生成していくことになる。
【0005】
このCGデータを最初から作成していくのは大変な作業であり、また、リアルなものを作成していくことが難しいことから、最近では、CADで作った図形データを利用していくことが行われている。このCADの図形データは、製造用に作成されていることから、目に見えない部分にある図形データ要素(ポリゴン)や、遠くにある物体の詳細な形状等といったような表示に不要なデータを数多く持っている。
【0006】
しかるに、CGアニメーションの生成には、図形データと視線との交差判定や、図形データの頂点位置での照度計算や、陰付けのための光線と図形データとの交差判定等が必要であり、図形データ要素の数が多い程計算量が増大してしまう。従って、CADで作られた図形データをそのままCGデータとして用いていたのでは、CGにおける描画速度を著しく落としてしまうことになる。
【0007】
これから、CADの図形データを利用してCGデータを作成していく場合には、CADの図形データの持つ不要な部分を削除していく必要がある。例えば、6枚の板を使って作られる箱は、CADでは、図11に示すように、36個の四角形ポリゴンで作成されることになるが、CGデータとしては、理想的には、図12に示すように、6個の四角形ポリゴンで表現できることから、図11に示すCADの図形データから不要な部分を削除していくことで、図12に示すCGデータ、あるいは、それに近いCGデータを作成していく必要がある。
【0008】
この要求に対して、従来では、CADの図形データを使って一度そのままCG化し、ユーザが、そのCG化した画像を見て、不要なポリゴンのありそうな場所を予測し、それを使って、CADの図形データの中から不要部分を捜し出して削除していくという方法を採っていた。すなわち、従来では、ユーザの手作業により、CADの図形データの持つ不要な部分の削除処理を実現するという方法を採っていたのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のようにCGアニメーションに不要なポリゴンを、目測かつ手作業で選択し除去するという方法を採っていると、ユーザに対して、大きな負荷を強いるという問題点があった。そして、新たなCADの図形データが追加されると、その都度、その追加される図形データの持つ不要な部分の削除処理を手作業で実行しなければならないという問題点があった。
【0010】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、物体のCADデータから物体のCGデータを自動的に作成できるようにする新たなCGデータ作成装置の提供と、そのCGデータ作成装置を利用することで、CGアニメーションを高速に作成できるようにする新たなCGアニメーション編集装置の提供とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1(a)に、本発明により構成されるCGデータ作成装置1の原理構成、図1(b)に、本発明により構成されるCGアニメーション編集装置2の原理構成を図示する。
【0012】
図1(a)に原理構成を図示する本発明のCGデータ作成装置1は、物体のCADデータからその物体のCGデータを自動的に作成するものであって、これを実現するために、物体のCADデータを読み込む読込部10と、物体のCADデータに向けて複数の仮想的な光線を発生する発生部11と、発生部11の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定を実行する判定部12と、判定部12の判定結果を使って物体のCGデータを作成する作成部13とを備える。
【0013】
一方、図1(b)に原理構成を図示する本発明のCGアニメーション編集装置2は、本発明に従って物体のCGデータを作成し、それを使ってCGアニメーションを高速に作成するものであって、これを実現するために、物体のCADデータを読み込む読込部20と、物体のCADデータに対して、物体外部から内部へ向かう複数の仮想的な光線を発生する第1の発生部21と、物体のCADデータに対して、物体内部から外部へ向かう複数の仮想的な光線を発生する第2の発生部22と、第1及び第2の発生部21,22の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定をそれぞれ別々に実行する判定部23と、判定部23の判定結果を使って、物体外部から見た場合の物体のCGデータと、物体内部から見た場合の物体のCGデータとを別々に作成する作成部24と、作成部24の作成する物体外部から見た場合の物体のCGデータを格納する第1の格納部25と、作成部24の作成する物体内部から見た場合の物体のCGデータを格納する第2の格納部26と、第1及び第2の格納部25,26の格納するCGデータを選択的に使用してCGアニメーションを算出する算出部27と、算出部27の算出したCGアニメーションをディスプレイに表示する表示部28とを備える。
【0014】
【作用】
図1(a)に原理構成を図示する本発明のCGデータ作成装置1では、読込部10が処理対象の物体のCADデータを読み込むと、発生部11は、物体を外部からのみ見る場合には、物体の外部から内部に向けて前後上下左右の6方向に平行となる複数の仮想的な光線(例えば、物体のモデリング座標系に平行となる複数の光線)を発生し、物体を内部からのみ見る場合には、物体の内部から外部に向けて球状に発せられる複数の仮想的な光線を発生し、物体を外部と内部の双方から見る場合には、この物体の外部から内部に向う複数の仮想的な光線と、この物体の内部から外部に向かう複数の仮想的な光線とを発生する。
【0015】
この光線発生を受けて、判定部12は、発生された光線と物体のCADデータとの交差判定を実行し、この判定結果を受けて、作成部13は、判定部12により光線と交差しないと判定されたポリゴンを物体のCADデータから消去することで、物体のCGデータを自動的に作成する。
【0016】
このようにして、物体を外部からのみ見る場合のCGデータを作成する必要があるときには、物体のCADデータに対して、物体の外部から内部に向かう複数の仮想的な光線を発生することで、視界に入ることのない物体内部にあるポリゴンを特定しそれを削除することで、そのCGデータをCADデータから自動的に作成できるようになる。
【0017】
そして、物体を内部からのみ見る場合のCGデータを作成する必要があるときには、物体のCADデータに対して、物体の内部から外部に向かう複数の仮想的な光線を発生することで、視界に入ることのない物体外部にあるポリゴンを特定しそれを削除することで、そのCGデータをCADデータから自動的に作成できるようになる。
【0018】
そして、物体を外部と内部の双方から見る場合のCGデータを作成する必要があるときには、物体のCADデータに対して、物体の外部から内部に向かう複数の仮想的な光線と、物体の内部から外部に向かう複数の仮想的な光線とを発生することで、視界に入ることのない物体のポリゴンを特定しそれを削除することで、そのCGデータをCADデータから自動的に作成できるようになる。
【0019】
一方、図1(b)に原理構成を図示する本発明のCGアニメーション編集装置2では、読込部20が処理対象の物体のCADデータを読み込むと、第1の発生部21は、物体の外部から内部に向う複数の仮想的な光線を発生し、第2の発生部22は、物体の内部から外部に向かう複数の仮想的な光線を発生する。
【0020】
この光線発生を受けて、判定部23は、第1の発生部21の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定と、第2の発生部22の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定とを別々に実行する。この判定結果を受けて、作成部24は、第1の発生部21の発生する光線と交差しないと判定されたポリゴンを物体のCADデータから消去することで、物体を外部から見る場合のCGデータを自動的に作成して第1の格納部25に格納するとともに、第2の発生部22の発生する光線と交差しないと判定されたポリゴンを物体のCADデータから消去することで、物体を内部から見る場合のCGデータを自動的に作成して第2の格納部26に格納する。
【0021】
仮想世界を構成する物体のCGデータが第1及び第2の格納部25,26に格納されると、算出部27は、そのCGデータを使って、現在の視点から見える世界を計算してCGアニメーションを作成していくことになるが、このとき、作成対象の物体を外部から見る場合には、第1の格納部25に格納されるCGデータを使ってCGアニメーションを作成し、内部から見る場合には、第2の格納部26に格納されるCGデータを使ってCGアニメーションを作成する。
【0022】
このようにして、物体のCADデータから、物体を外部から見る場合のCGデータと、物体を内部から見る場合のCGデータとを別々に作成して、その2種類のCGデータの内、視点位置に応じたものを選択使用していく構成を採ることから、CGアニメーションの作成に使用するCGデータが少ないポリゴン数を持つことになって、CGアニメーションを高速に作成できるようになる。
【0023】
【実施例】
以下、実施例に従って本発明を詳細に説明する。
図2に、本発明を具備するCGアニメーション編集システムのシステム構成を図示する。
【0024】
図中、30は本発明を具備するCGアニメーション編集装置、31は図示しないCADシステムで作成された物体のCADデータを格納するCADデータファイル、32はCGアニメーション編集装置30で使用する物体のCGデータを格納するCGデータファイル、33はCGアニメーション編集装置30で生成されるCGアニメーションを表示するディスプレイである。
【0025】
この本発明を具備するCGアニメーション編集装置30は、CADデータファイル31に格納される物体のCADデータから、その物体のCGデータを作成してCGデータファイル32に格納するCGデータ作成機構34と、CGデータファイル32に格納される物体のCGデータを使ってCGアニメーションを生成してディスプレイ33に表示するCGアニメーション生成機構35という2つの機構を備える構成を採る。
【0026】
図3に、CGアニメーション編集装置30の持つCGデータ作成機構34の実行する処理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フローに従って、本発明のCGデータの作成処理について詳細に説明する。
【0027】
CGデータ作成機構34は、図3の処理フローに従って物体のCGデータを作成するときには、先ず最初に、ステップ1で、CADデータファイル31に格納される全物体についての処理を終了したのか否かを判断して、全物体についての処理終了を判断するときには、全処理を終了し、処理されていない物体が残されていることを判断するときには、ステップ2に進んで、残されている物体の中の1つを処理対象物体として選択して、それが持つ全ポリゴンを判定対象ポリゴンとして設定する。
【0028】
続いて、ステップ3で、これまでに発生した光線の本数が指定数まで到達したのか否かを判断して、未到達を判断するときには、物体のCADデータに対して、物体外部から内部に向かう仮想的な光線(レイ)を新たに1本発生する。この光線の発生形態としては、例えば、図4に示すように、物体のモデリング座標系(物体毎の座標系)の±XYZ軸に平行となる光線を順次発生していくことで実行され、このとき、各方向の光線の発生本数は、例えば、物体の持つその方向の段面積の大きさに応じたものとなるようにする。ここで、物体の持つ段面積は、CADデータに物体を包含するバウンディングボックス情報が格納されているので、それを使って知ることができる。
【0029】
ステップ3で、物体外部から内部に向かう光線を発生すると、続いて、ステップ4で、判定対象ポリゴンが残されているのか否かを判断して、残されていないことを判断するときには、ステップ3に戻り、残されていることを判断するときには、ステップ5に進んで、残されている判定対象ポリゴンと、ステップ3で発生した光線とが交差するのか否かをチェックする。
【0030】
このステップ5で、交差するポリゴンが存在しないことを検出するときには、ステップ3に戻り、交差するポリゴンが存在することを検出するときには、ステップ6に進んで、その交差するポリゴンを判定対象ポリゴンから取り除いてからステップ3に戻っていく。
【0031】
そして、ステップ3で、これまでに発生した光線の本数が指定数まで到達したことを判断(ステップ4で、判定対象ポリゴンが残されていないことを判断するときも含む)するときには、ステップ7に進んで、発生光線と交差しないものとして残されている判定対象ポリゴンを物体のCADデータから削除することで、その物体のCGデータを作成してCGデータファイル32に格納してから、次の物体のCGデータを作成すべくステップ1に戻っていく。
【0032】
このようにして、CGデータ作成機構34は、図3の処理フローを実行することで、物体のCADデータに対して、物体の外部から内部に向かう複数の仮想的な光線を発生することで、視界に入ることのない物体内部にあるポリゴンを特定しそれを削除することで、そのCGデータをCADデータから自動的に作成していくのである。
【0033】
例えば、図5に示すように、2枚の板を貼り合わせた物体があるとする。この物体は、CADデータでは、2枚の板を貼り合わせたものとして表現される必要があることから、12個の四角形ポリゴンから構成されることになるが、CGデータとしては、中心部分で接している2個の四角形ポリゴンは不要である。このような場合、CGデータ作成機構34は、図3の処理フローを実行することで、視界に入ることのないこの2個の四角形ポリゴンを自動的に削除していくことでCGデータを作成していくことになる。
【0034】
図3の処理フローでは、物体を外部のみから見ることを想定したが、物体によっては、内部のみから見るものもあるし、外部と内部の双方から見るものもある。
【0035】
図6及び図7に、このような場合に実行するCGデータ作成機構34の処理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フローに従って、本発明のCGデータの作成処理について詳細に説明する。
【0036】
CGデータ作成機構34は、図6及び図7の処理フローに従って物体のCGデータを作成するときには、先ず最初に、ステップ1で、CADデータファイル31に格納される物体について、それが内部から見る可能性のある物体であるのか否かを判断して、内部から見る可能性のない物体であることを判断するときには、ステップ2に進んで、外部のみから参照される物体である旨を登録する。
【0037】
一方、ステップ1で、内部から見る可能性のある物体であることを判断するときには、ステップ3に進んで、物体内部のどの位置から見るのかを設定する。この設定処理は、例えば、物体のCADデータからワイヤフレームのCGアニメーション(色なしのCGアニメーション)を作成し、利用者が、そのCGアニメーションに従って物体内部に入り込むことで設定するものであって、1つに限られることなく複数の位置が設定されることもある。
【0038】
続いて、ステップ4で、ステップ3で処理した物体が外部から見る可能性があるのか否かを判断して、外部から見る可能性のない物体であることを判断するときには、ステップ5に進んで、内部のみから参照される物体である旨を登録し、外部から見る可能性のある物体であることを判断するときには、ステップ6に進んで、外部と内部の双方から参照される物体である旨を登録する。
【0039】
このようにして、CADデータファイル31に格納される物体について、それが外部のみから参照される物体であるのか、内部のみから参照される物体であるのか、外部と内部の双方から参照される物体であるのかを登録すると、続いて、ステップ7で、CADデータファイル31に格納される全物体についての処理を終了したのか否かを判断して、全物体についての処理終了を判断するときには、全処理を終了し、処理されていない物体が残されていることを判断するときには、ステップ8に進んで、残されている物体の中の1つを処理対象物体として選択して、それが持つ全ポリゴンを判定対象ポリゴンとして設定する。
【0040】
続いて、ステップ9で、ステップ8で選択した物体が外部から参照される物体であるのか否かを判断して、外部から参照される物体であることを判断するときには、ステップ10に進んで、これまでに発生した物体内部に向かう光線の本数が指定数まで到達したのか否かを判断して、未到達を判断するときには、物体のCADデータに対して、物体外部から内部に向かう仮想的な光線を新たに1本発生する。例えば、図4に示したように、物体のモデリング座標系の±XYZ軸に平行となる光線を発生していくのである。
【0041】
ステップ10で、物体外部から内部に向かう光線を発生すると、続いて、ステップ11で、判定対象ポリゴンが残されているのか否かを判断して、残されていないことを判断するときには、ステップ10に戻り、残されていることを判断するときには、ステップ12に進んで、残されている判定対象ポリゴンと、ステップ10で発生した光線とが交差するのか否かをチェックする。
【0042】
このステップ12で、交差するポリゴンが存在しないことを検出するときには、ステップ10に戻り、交差するポリゴンが存在することを検出するときには、ステップ13に進んで、その交差するポリゴンを判定対象ポリゴンから取り除いてからステップ10に戻っていく。
【0043】
そして、ステップ10で、これまでに発生した物体内部に向かう光線の本数が指定数まで到達したことを判断(ステップ11で、判定対象ポリゴンが残されていないことを判断するときも含む)するときには、図7の処理フローのステップ14に進んで、ステップ8で選択した物体が内部からも参照される物体であるのか否かを判断する。
【0044】
このステップ14で、内部からは参照されない物体であることを判断するときには、ステップ19に進んで、発生光線と交差しないものとして残されている判定対象ポリゴンを物体のCADデータから削除することで、その物体のCGデータを作成してCGデータファイル32に格納してから、次の物体のCGデータを作成すべくステップ7に戻っていく。すなわち、このルートを経由する場合には、ステップ8で選択した物体が外部のみから参照される物体であるので、その物体を外部から見た場合のCGデータを作成してCGデータファイル32に格納していくのである。
【0045】
一方、ステップ14で、内部からも参照される物体であることを判断するときには、ステップ15に進んで、これまでに発生した物体外部に向かう光線の本数が指定数まで到達したのか否かを判断して、未到達を判断するときには、物体のCADデータに対して、ステップ3で設定した内部点を発生点にして、物体内部から外部に向かう仮想的な光線を新たに1本発生する。この光線の発生形態としては、ステップ3で設定した発生点から空間の全方向になるべく均一となるようにと発生されるものであって、例えば、図8に示すように、発生点から球状に発生する。
【0046】
ステップ15で、物体内部から外部に向かう光線を発生すると、続いて、ステップ16で、判定対象ポリゴンが残されているのか否かを判断して、残されていないことを判断するときには、ステップ15に戻り、残されていることを判断するときには、ステップ17に進んで、残されている判定対象ポリゴンと、ステップ15で発生した光線とが交差するのか否かをチェックする。
【0047】
このステップ17で、交差するポリゴンが存在しないことを検出するときには、ステップ15に戻り、交差するポリゴンが存在することを検出するときには、ステップ18に進んで、その交差するポリゴンを判定対象ポリゴンから取り除いてからステップ15に戻っていく。
【0048】
そして、ステップ15で、これまでに発生した物体外部に向かう光線の本数が指定数まで到達したことを判断(ステップ16で、判定対象ポリゴンが残されていないことを判断するときも含む)するときには、ステップ19に進んで、発生光線と交差しないものとして残されている判定対象ポリゴンを物体のCADデータから削除することで、ステップ8で選択した物体のCGデータを作成してCGデータファイル32に格納してから、次の物体のCGデータを作成すべく、図6の処理フローのステップ7に戻っていく。すなわち、このルートを経由する場合には、ステップ8で選択した物体が外部と内部の双方から参照される物体であるので、その物体を外部と内部の双方から見た場合のCGデータを作成してCGデータファイル32に格納していくのである。
【0049】
一方、図6の処理フローのステップ9で、ステップ8で選択した物体が外部から参照される物体でないことを判断するときには、ステップ10ないしステップ13の処理を実行せずに、直ちにステップ14に進んで、ステップ15ないしステップ19の処理を実行することで、その物体を内部から見た場合のCGデータを作成してCGデータファイル32に格納してから、次の物体のCGデータを作成すべく、図6の処理フローのステップ7に戻っていく。すなわち、このルートを経由する場合には、ステップ8で選択した物体が内部のみから参照される物体であるので、その物体を内部から見た場合のCGデータを作成してCGデータファイル32に格納していくのである。
【0050】
このようにして、CGデータ作成機構34は、図6及び図7の処理フローを実行することで、外部のみから見る物体については、物体のCADデータに対して、物体の外部から内部に向かう複数の仮想的な光線を発生することで、視界に入ることのない物体内部にあるポリゴンを特定しそれを削除することでCGデータを自動的に作成し、内部のみから見る物体については、物体のCADデータに対して、物体の内部から外部に向かう複数の仮想的な光線を発生することで、視界に入ることのない物体外部にあるポリゴンを特定しそれを削除することでCGデータを自動的に作成し、外部と内部の双方から見る物体については、これらの2つの処理を実行することで、外部から見る場合にも視界に入らず、かつ内部から見る場合にも視界に入らないポリゴンを特定しそれを削除することでCGデータを自動的に作成するのである。
【0051】
図9に、図6及び図7の処理フローに従う場合のCGデータ作成機構34のブロック構成を図示する。
この図に示すように、図6及び図7の処理フローに従う場合、CGデータ作成機構34は、物体見方設定部40と、発生レイ判定部41と、内向きレイ発生/交差判定部42と、外向きレイ発生/交差判定部43と、不要ポリゴン消去部44とから構成されることになる。
【0052】
これらの機能について簡単に説明すると、物体見方設定部40は、CGウオークスルーのシナリオを考慮して、CADデータファイル31に格納される物体について、利用者が外部からのみ見る物体、外部と内部の双方から見る物体、内部からのみ見る物体というように分類設定を行う。そして、内部から見る物体については、その内部の見る場所についても設定する処理を行う。
【0053】
発生レイ判定部41は、外部からのみ見る物体については、内向きレイ発生/交差判定部42の処理を振り分け、内部からのみ見る物体については、外向きレイ発生/交差判定部43の処理を振り分け、外部と内部の双方から見る物体については、内向きレイ発生/交差判定部42と外向きレイ発生/交差判定部43の処理を振り分ける処理を行う。
【0054】
内向きレイ発生/交差判定部42は、物体の外部から内部に向けて、前後上下左右6方向の適当な数の平行な光線を発生させて、全ポリゴンとの交差判定を行う。また、外向きレイ発生/交差判定部43は、物体の内部から外部に向けて、適当な数の球状方向に向かう光線を発生させて、全ポリゴンとの交差判定を行う。
【0055】
不要ポリゴン消去部44は、内向きレイ発生/交差判定部42と外向きレイ発生/交差判定部43で交差しないと判定されたポリゴンをCADデータから削除することでCGデータを作成する。
【0056】
このようにして、CGデータ作成機構34により物体のCADデータからその物体のCGデータが作成されてCGデータファイル32に格納されると、CGアニメーション編集装置30の持つCGアニメーション生成機構35は、そのCGデータを使ってCGアニメーションを生成してディスプレイ33に表示する処理を行う。
【0057】
このCGアニメーションの生成処理にあって、外部と内部の双方から見る物体についての処理が問題となる。
このような場合、従来では、その物体のCGデータをそのまま使う構成を採っている。しかしながら、これでは、不要なポリゴンが存在することでCGの描画速度を落とすことになる。
【0058】
そこで、本発明では、外部と内部の双方から見る物体については、内向きレイ発生/交差判定部42及び不要ポリゴン消去部44の処理で求めた外部から見る場合の物体のCGデータと、外向きレイ発生/交差判定部43及び不要ポリゴン消去部44の処理で求めた内部から見る場合の物体のCGデータとを別々に用意しておいて、視点が物体の外部から内部へと移動するときと、視点が物体の内部から外部へと移動するときに、使用するCGデータを動的に入れ換えていくことでCGアニメーションを作成していく構成を採る。
【0059】
図10に、この構成に従う場合のCGアニメーション編集装置30のブロック構成を図示する。図中、図9で説明したものと同じものについては同一の記号で示してある。
【0060】
この図に示す外視用データ設定部45は、内向きレイ発生/交差判定部42及び不要ポリゴン消去部44の処理で求めた外部から見る場合の物体のCGデータを、視点が物体の外部にあるときに使用するCGデータとして設定する。また、内視用データ設定部46は、外向きレイ発生/交差判定部43及び不要ポリゴン消去部44の処理で求めた内部から見る場合の物体のCGデータを、視点が物体の内部にあるときに使用するCGデータとして設定する。
【0061】
視点判定部47は、ウオールスルー時に、外部と内部の双方から見る物体と視点とが交差するか否かを判定することで、外部と内部のどちらをウオールスルーしているのかを判断するものであって、例えば、外部をウオールスルーしていて、視点と物体とが交差するときには物体の内部に入ったと判断する。
【0062】
形状データ入れ換え部48は、視点判定部47により視点が物体の内部から外部へ移動したことが判断されるときには、CGアニメーションの作成に使用するCGデータを外視用データ設定部45の設定するCGデータに入れ換え、視点判定部47により視点が物体の外部から内部へ移動したことが判断されるときには、CGアニメーションの作成に使用するCGデータを内視用データ設定部46の設定するCGデータに入れ換える処理を行う。
【0063】
このように構成すると、従来よりも少ないポリゴン数を持つCGデータを使ってCGアニメーションを生成できるようになる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、物体のCADデータから、CADデータの持つCGアニメーション生成処理に不要なポリゴンを自動的に消去できるようになるので、理想的なCGデータ、あるいは、それに近いCGデータを自動的に作成できるようになる。これにより、リアルな物体のCGデータが自動的に作成できるようになるとともに、その物体を高速に描画できるようになる。
【0065】
しかも、本発明によれば、外部と内部の双方から見る物体の描画を従来よりも高速に実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明を具備するCGアニメーション編集システムのシステム構成図である。
【図3】CGデータ作成機構の処理フローの一実施例である。
【図4】発生する光線の方向の説明図である。
【図5】不要ポリゴン削除処理の説明図である。
【図6】CGデータ作成機構の処理フローの他の実施例である。
【図7】CGデータ作成機構の処理フローの他の実施例である。
【図8】発生する光線の方向の説明図である。
【図9】CGデータ作成機構のブロック構成図である。
【図10】CGアニメーション編集装置のブロック構成図である。
【図11】CADデータの説明図である。
【図12】CGデータの説明図である。
【符号の説明】
1 CGデータ作成装置
2 CGアニメーション編集装置
10 読込部
11 発生部
12 判定部
13 作成部
20 読込部
21 第1の発生部
22 第2の発生部
23 判定部
24 作成部
25 第1の格納部
26 第2の格納部
27 算出部
28 表示部

Claims (6)

  1. 物体のCADデータから該物体のCGデータを作成するCGデータ作成装置であって、
    物体のCADデータの外部から内部に向けて前後上下左右の6方向に平行となる複数の仮想的な光線を発生する発生部と、
    上記発生部の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定を実行する判定部と、
    上記判定部により光線と交差しないと判定された物体構成部分を物体のCADデータから消去することで、物体のCGデータを作成する作成部とを備えることを、
    特徴とするCGデータ作成装置。
  2. 物体のCADデータから該物体のCGデータを作成するCGデータ作成装置であって、
    物体のCADデータの外部から内部に向けて前後上下左右の6方向に平行となる複数の仮想的な光線を発生するとともに、物体のCADデータの内部から外部に向けて複数の仮想的な光線を発生する発生部と、
    上記発生部の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定を実行する判定部と、
    上記判定部により光線と交差しないと判定された物体構成部分を物体のCADデータから消去することで、物体のCGデータを作成する作成部とを備えることを、
    特徴とするCGデータ作成装置。
  3. 請求項1又は2記載のCGデータ作成装置において、
    上記発生部は、前後上下左右方向として、物体のモデリング座標系に平行となる方向を用いるよう処理することを、
    特徴とするCGデータ作成装置。
  4. 物体のCADデータから該物体のCGデータを作成するCGデータ作成装置であって、
    物体のCADデータの内部から外部に向けて球状に発せられる複数の仮想的な光線を発生する発生部と、
    上記発生部の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定を実行する判定部と、
    上記判定部により光線と交差しないと判定された物体構成部分を物体のCADデータから消去することで、物体のCGデータを作成する作成部とを備えることを、
    特徴とするCGデータ作成装置。
  5. 物体のCADデータから該物体のCGデータを作成するCGデータ作成装置であって、
    物体のCADデータの内部から外部に向けて球状に発せられる複数の仮想的な光線を発生するとともに、物体のCADデータの外部から内部に向けて複数の仮想的な光線を発生する発生部と、
    上記発生部の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定を実行する判定部と、
    上記判定部により光線と交差しないと判定された物体構成部分を物体のCADデータから消去することで、物体のCGデータを作成する作成部とを備えることを、
    特徴とするCGデータ作成装置。
  6. 物体のCADデータから該物体のCGデータを作成し、該CGデータを使ってCGアニメーションを作成するCGアニメーション編集装置であって、
    物体のCADデータに向けて、物体外部から内部へ向かう複数の仮想的な光線を発生する第1の発生部と、
    物体のCADデータに向けて、物体内部から外部へ向かう複数の仮想的な光線を発生する第2の発生部と、
    上記第1の発生部の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定と、上記第2の発生部の発生する光線と物体のCADデータとの交差判定とを別々に実行する判定部と、
    上記判定部により光線と交差しないと判定された物体構成部分を物体のCADデータから消去することで、物体外部から見た場合の物体のCGデータと、物体内部から見た場合の物体のCGデータとを別々に作成する作成部と、
    上記作成部の作成する2種類の物体のCGデータの内、視点位置に応じたものを選択使用してCGアニメーションを算出する算出部とを備えることを、
    特徴とするCGアニメーション編集装置。
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