JPH08153150A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH08153150A
JPH08153150A JP6319075A JP31907594A JPH08153150A JP H08153150 A JPH08153150 A JP H08153150A JP 6319075 A JP6319075 A JP 6319075A JP 31907594 A JP31907594 A JP 31907594A JP H08153150 A JPH08153150 A JP H08153150A
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JP6319075A
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Masahiko Ogawa
正彦 小川
Kazuhiko Konuki
和彦 小貫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の画像を読み取る原稿画像読取り手段1
6(17)と、原稿に記載の情報コードを認識するコー
ドリーダー20を備えた画像読取装置において、情報コ
ード読み取りエラーを低減・防止すること、コードリー
ダー20を画像読取装置本体内に配設することを可能に
して画像読取装置外に配設することによるコストアップ
や放射電波などの問題をなくすこと。 【構成】 原稿画像読取開始時、初めの原稿は原稿画像
読取り手段16により原稿上の情報コードの記載位置を
認識させ、認識された情報コード記載位置に対応する位
置にコードリーダー20を自動的に移動させる手段23
・24・Mを有していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ファイル等の画像
読取装置に関する。
【0002】より詳しくは、原稿の画像を読み取る原稿
画像読取り手段と、原稿に記載の情報コードを認識する
コードリーダーを備えた画像読取装置に関する。
【0003】
【従来の技術】例えば、電子ファイル装置等の画像読取
装置においては、原稿給紙部から原稿を原稿画像読取り
手段としての、CCD等の画像読取センサにより原稿画
像をデジタル画像情報として読み取るスキャナーユニッ
トへ搬送させて原稿画像を記録する際には、記録された
原稿画像を後に検索する時の手がかりとして原稿画像に
対してインデックス付けをする。そのインデックスとし
て原稿上に記載した情報コードの情報を用いている。情
報コードはバーコードがごく一般的である。原稿画像読
取り手段としてのスキャナーユニットで原稿画像を読み
取ると同時に情報コードとしてのバーコードを読み取る
には解像度等の問題があり(画像スキャナーの画素密度
があらいとバーコードの読み取りに使えない)、原稿画
像読取り手段とは別にバーコードを読み取るためのバー
コードリーダーユニットを配設して、原稿上に記載され
たバーコードの認識を行わせている。また原稿画像読取
り手段とは別にバーコードリーダーユニットを配設すれ
ば、デコード時間が専用バーコードスキャナーの方がは
やい、デコードにメインCPUを使用しないためシステ
ムの処理速度としても遅くならない等の利点もある。
【0004】図6はそのような画像読取装置としての電
子ファイル装置の一例の外観斜視図である。101は装
置本体、102は該装置本体の前面側の下部に開口させ
た給紙口、103はこの給紙口102から装置本体前方
に張り出させて配設した給紙トレイ(原稿セットトレ
イ)、104は装置本体前面に設けた画像表示部(液晶
パネル、CRT等)、105は装置本体前面の画像表示
部104と給紙口102との間に配設したキースイッチ
群である。106は装置本体101の上面側に配設した
排紙トレイ(原稿排紙トレイ)である。107は給紙口
102の前方に装置本体外に露出させて配設したコード
リーダとしてのバーコードリーダーユニットである。こ
のバーコードリーダーユニット107は給紙口102の
長手方向に並行に配設したガイド軸108に沿わせて原
稿幅方向(原稿搬送方向と直交する方向)に手動でスラ
イド位置移動操作自在である。109は装置本体101
に接続させたキーボードである。
【0005】オペレータは給紙トレイ103上に読み取
り処理すべき原稿Sを積載セットする。またバーコード
リーダーユニット107の原稿幅方向の読取範囲は、装
置本体内の不図示の原稿画像読取り手段としてのスキャ
ナーユニットの読取範囲と比べて狭いため、バーコード
リーダーユニット107を手動でガイド軸108に沿わ
せて原稿幅方向にスライド位置移動操作してセット原稿
上の情報コードとしてのバーコード記載位置に対応する
位置に目測で合わせる。
【0006】そして読取りスタートキースイッチ105
aが押されると、不図示の給紙機構が作動してトレイ1
03上の積載セット原稿Sが上のものから順に給紙口1
02から装置本体101内に一枚分離搬送される。搬送
された原稿は、まずバーコードリーダーユニット107
により原稿上に記載のバーコードが認識され、装置本体
101内の原稿画像読取り手段としてのスキャナーユニ
ットにより原稿画像が読み取られた後、排紙トレイ10
6上に排出される。読み取られた画像は表示部104上
に表示されると同時に不図示の記録部の記録媒体である
光磁気ディスク等に記録保存される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、オペレーターがバーコードリーダーユ
ニット107を原稿上のバーコード記載位置に対応する
ように目測して手動で動かして位置調整を行うため、原
稿上のバーコード記載位置とのずれが生じる場合が多
く、そのずれによってバーコード読み取りエラーが発生
するという問題があった。
【0008】またバーコードリーダーユニット107の
位置調整をオペレーターがやり易いようにするには、上
述の装置のようにバーコードリーダーユニット107を
装置本体外に配設しなければならず、装置本体101内
に組み込むことは難しく、装置本体外に配設することに
よってバーコードリーダーユニット107の外装部など
によるコストアップまた放射電波などの問題が生じると
いう欠点があった。
【0009】本発明はこのような問題点を解消する、即
ち、原稿の画像を読み取る原稿画像読取り手段と、原稿
に記載の情報コードを認識するコードリーダーを備えた
画像読取装置において、情報コード読み取りエラーを低
減・防止すること、コードリーダーを画像読取装置本体
内に配設することを可能にして画像読取装置外に配設す
ることによるコストアップや放射電波などの問題をなく
すことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像読取装置である。
【0011】(1)原稿の画像を読み取る原稿画像読取
り手段と、原稿に記載の情報コードを認識するコードリ
ーダーを備えた画像読取装置において、原稿画像読取開
始時、初めの原稿は前記原稿画像読取り手段により原稿
上の情報コードの記載位置を認識させ、認識された情報
コード記載位置に対応する位置にコードリーダーを自動
的に移動させる手段を有していることを特徴とした画像
読取装置。
【0012】(2)前記原稿画像読取り手段により読み
取られた原稿画像と、前記コードリーダーの読取範囲を
表示するための表示手段を備え、前記コードリーダーの
自動移動後に、前記表示手段により原稿画像とコードリ
ーダーの読取範囲を表示し、コードリーダーの読取範囲
を調整可能にしたことを特徴とする(1)記載の画像読
取装置。
【0013】(3)前記原稿画像読取り手段により情報
コードの位置認識後、原稿の搬送を停止させ原稿をもと
の給紙位置まで逆転搬送させることを特徴とする(1)
記載の画像読取装置。
【0014】(4)前記情報コードの位置認識、原稿搬
送停止後、前記コードリーダーを認識された情報コード
の位置に対応する位置に自動的に移動させ、原稿の逆転
搬送時にはその位置移動後のコードリーダーによって情
報コードの種類を確認することを特徴とする(3)記載
の画像読取装置。
【0015】(5)情報コードがバーコードであり、コ
ードリーダーがバーコードリーダーユニットであること
を特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の画像読
取装置。
【0016】(6)原稿画像読取り手段が、CCD等の
画像読取センサにより原稿画像をデジタル画像情報とし
て読み取るスキャナーユニットであることを特徴とする
(1)乃至(4)の何れかに記載の画像読取装置。
【0017】
【作用】 .原稿画像読取開始時、初めの原稿は原稿画像読取り
手段により原稿上の情報コードの記載位置を認識させ、
認識された情報コード記載位置に対応する位置にコード
リーダーを自動的に移動させる構成にすることで、手動
による場合のようなコードリーダーと原稿上の情報コー
ド記載位置との位置調整ずれによる情報コード読み取り
エラーの発生を低減・防止できる。
【0018】.コードリーダーの自動移動後に、表示
手段により原稿画像とコードリーダーの読取範囲を表示
し、コードリーダーの読取範囲を確認し調整可能とする
ことにより、情報コードの読み取りがより確実になる。
【0019】.原稿画像読取り手段により情報コード
の位置認識後、原稿の搬送を停止させ原稿をもとの給紙
位置まで逆転搬送させること、情報コードの位置認識、
原稿搬送停止後、コードリーダーを認識された情報コー
ドの位置に対応する位置に自動的に移動させ、原稿の逆
転搬送時にはその位置移動後のコードリーダーによって
情報コードの種類を確認することにより、情報コード位
置確認のために給送されて排紙部に排出された初めの原
稿を給紙部に手で戻して再セットする手間がなくなり、
またコードリーダーによる情報コードの正確な確認を支
障なく行わせることができる。
【0020】.コードリーダーは手動で移動操作しな
くともよくなるから、コードリーダーを装置本体内に配
設することが可能となり、画像読取装置外に配設するこ
とによるコストアップや放射電波などの問題をなくすこ
とができる。
【0021】
【実施例】
〈第1実施例〉(図1〜図4) 図1は本発明に従う画像読取装置の一実施例装置の概略
構成図である。本例の装置は原稿の表裏両面を読取り処
理できる電子ファイル装置である。
【0022】(1)装置の全体的な概略構成 図1において、1は装置本体機筐、2は該装置本体機筐
の前面側下部に配設した原稿給紙部であり、給紙トレイ
(原稿セットトレイ)3・給紙ローラ4等を有してい
る。5は装置本体機筐1の前面に配設した画像表示部
(液晶パネル、CRT等)、6は装置本体機筐前面の画
像表示部5と原稿給紙部2との間に配列したキースイッ
チ群である。7は装置本体機筐1の上面側に配設した原
稿排紙トレイである。
【0023】原稿給紙部2の給紙トレイ3上に画像読取
り処理すべき原稿Sを積載セットする。給紙スタート信
号により給紙ローラ4が回転して積載セット原稿Sの最
上位の原稿が装置内に引き込まれていく。
【0024】その引き込まれた原稿は分離ローラ対8・
9のニップ部で次位以下の原稿とは1枚分離されて重送
防止がなされ、搬送ローラ対10、搬送ローラ対11、
原稿読取部としての2枚のプラテンガラス12・13の
間、搬送ローラ対14、原稿挟持搬送ベルト機構15の
経路を通って装置内を上方へ搬送され、装置上面側の排
紙トレイ7に排出される。
【0025】16・17はそれぞれ上記2枚のプラテン
ガラス12・13の両側部に配設した第1と第2の2つ
の画像読取り手段としての、CCD等の画像読取センサ
16b・17bにより原稿画像をデジタル画像情報とし
て読み取るスキャナーユニットである。
【0026】装置内へ搬送された原稿は上記2枚のプラ
テンガラス12・13の間を通過する過程で、その表面
側が蛍光灯等の第1の光源16aによりプラテンガラス
12を通して照明され、その照明光の原稿表面反射光が
第1のスキャナーユニット16内へ進入して該ユニット
内の光学系で読取りセンサ16bに結像され、搬送原稿
の表面側の画像読取りがなされる。また原稿の裏面側が
蛍光灯等の第2の光源17aによりプラテンガラス13
を通して照明され、その照明光の原稿裏面反射光が第2
のスキャナーユニット17内へ進入して該ユニット内の
光学系で読取りセンサ17bに結像され、搬送原稿の裏
面側の画像読取りがなされる。
【0027】第1及び第2のスキャナーユニット16・
17で読み取られた原稿画像のデジタル情報は、電装部
18のRAMに一度入力されてから、光磁気ディスクを
記録媒体としたMOD19(記録部)によって記録され
る。
【0028】(2)バーコードリーダーユニットとその
移動手段 20は原稿に記載された情報コードとしてのバーコード
を認識するコードリーダーとしてのバーコードリーダー
ユニットである。21はバーコードリーダー機能部であ
る。該バーコードリーダーユニット20は、本実施例に
おいては、原稿給紙部2の給紙ローラ4と次位の分離ロ
ーラ対8・9との間の原稿搬送路の上方に配置してあ
り、装置本体機筐1の内側、即ち装置本体内に配設して
ある。
【0029】このバーコードリーダーユニット20は、
図2のように、装置本体シャーシの左右の側面板22
(22)間に上下に並行に掛け渡した2本の略水平案内
軸23・24に摺動リング25を介して支持させてあ
り、この2本の略水平案内軸23・24に沿って原稿幅
方向(原稿搬送方向と直交する方向)にスライド位置移
動自在である。
【0030】そして上側の案内軸23の上面には長手に
沿ってラック歯23aを形成してあり、このラック歯2
3aに対して、バーコードリーダーユニット20側に具
備させたピニオン26を噛合させてある。またバーコー
ドリーダーユニット20にはこのピニオン26を正逆転
駆動するモータMを具備させてあり、該モータMにより
ピニオン26が正逆転されることで、バーコードリーダ
ーユニット20が案内軸23・24に沿って原稿幅方向
に往動・復動移動駆動される。
【0031】バーコードリーダーユニット20は常時は
図2の2点鎖線示のようにその右側面側が装置本体シャ
ーシの右側面板22の内面に当接して受け止められた状
態位置をホームポジションとして待機している。この位
置からバーコードリーダーユニット2がモータMの駆動
で案内軸23・24に沿って左方に移動されていくとき
のピニオン26の回転角をモータM内の回転角検知手段
(不図示)により検知しており、回転角検知手段をカウ
ントしながらモータMを回転させることにより、後述す
るように原稿上に記載されたバーコードの位置に対応す
る位置にバーコードリーダーユニット20を自動移動さ
せるようになっている。
【0032】(3)バーコードリーダーユニット20の
自動位置移動制御 図4はバーコード読み取りモードの制御フローチャート
である。
【0033】a)バーコードが記載された原稿Sを給紙
トレイ3上にセットし、バーコードインデックス付け原
稿画像の読み取りを行う際には、まずキースイッチ6a
(図3)によってバーコード読み取りモードに設定し
て、初め(1枚目)の原稿の装置内への給紙を実行さ
せ、その1枚目の原稿の表面側の画像をバーコードも含
めて第1スキャナユニット16で読み取らせ、排紙トレ
イ7に排出させる。
【0034】b)画像をバーコードも含めて第1スキャ
ナユニット16で読み取らせた1枚目の読取り情報を画
像表示部5に表示させる。図3はこの表示状態を示して
いる。Aは原稿画像部、Bはバーコード部である。
【0035】c)そして、このバーコード読み取りモー
ド設定の状態で給送された1枚目の原稿は、スキャナー
ユニット16によって原稿上のどの位置にバーコードが
記載されているかバーコードの位置が認識される。即
ち、該スキャナーユニット16はデジタル情報で原稿画
像を読み取っているため、バーコードのドット情報のパ
ターンをあらかじめ認識しておき、電装部18のCPU
によって位置の判別を行わせることができる。なお、ス
キャナーユニット16で読み取ったビットマップ中のバ
ーコードの場所を識別できるバーコード読み取り技術
は、例えば特開平2−76087号公報等に開示されて
いる。
【0036】d)このようにして原稿上のバーコードの
位置が確認されると、バーコードリーダーユニット20
のモータMが正転駆動されて、該ユニット20が図2の
2点鎖線示のホームポジションから案内軸23・24に
沿って左方に移動されていく。この移動時のピニオン2
6の回転角がモータM内の回転角検知手段(不図示)に
より検知され、回転角検知手段をカウントしながらモー
タMを回転させ、そのカウント数が上記の位置認識され
た原稿上のバーコードの原稿幅方向における位置に対応
する数値となった時点でモータMの駆動が停止される。
【0037】これにより、認識された原稿上のバーコー
ド位置に対応する位置にバーコードリーダーユニット2
0が自動的に移動した状態となる。
【0038】e)そして、図3のように、上記の移動し
たバーコードリーダーユニット20の読取範囲Cを、1
枚目の読取り画像AをバーコードBも含めて表示してい
る画像表示部5の画面に重ね合わせて例えば網掛け表示
などで表示させる。
【0039】その表示画面を見て、自動移動後のバーコ
ードリーダーユニット20の読取範囲C内にバーコード
部分Bが実際に対応しているかどうかを確認することが
できる。
【0040】f)バーコード位置の誤認識や認識誤差な
どにより、図3のように、両者B・C間に位置ずれαが
認められるときは、キースイッチ6b又は6cを押すこ
とによりモータMを正転または逆転させてバーコードリ
ーダーユニット20を案内軸23・24に沿って左方ま
たは右方に移動させることで、バーコードリーダーユニ
ット20の読取範囲Cをバーコード部分Bに対応位置す
るように画像表示部5の表示画面上の左方または右方に
移動調整して位置ずれαを解消させる。図3の場合は、
キースイッチ6cを押すことによりバーコードリーダー
ユニット20を案内軸23・24に沿って右方へ移動さ
せて位置ずれαを解消することができる。
【0041】また、原稿上例えば2ケ所バーコードが記
載されている原稿において読み取らせたいバーコードと
違ったバーコードの位置にバーコードリーダー20が移
動してしまったようなときも、上記と同様にキースイッ
チ6b・6cの操作によりバーコードリーダーユニット
20を正しいバーコードの位置に対応する位置に移動修
正することができる。
【0042】g)その後、上記のバーコード読み取りモ
ード実行のために給送されて排紙トレイ7に排出された
1枚目の原稿を再度給紙トレイ3上にもどして再セット
し、給紙トレイ3上の積載原稿Sを順次に連続給紙させ
ることでバーコードインデックス付け画像読み取りを実
行させる。
【0043】バーコードの原稿上の記載位置は原則とし
て個々の原稿について同一である。しかし、いろいろな
原稿があると考えた場合全ての原稿に対してバーコード
位置認識とバーコードリーダユニットの自動移動制御を
行ってもかまわない。また同一位置と考え読み取りを行
っていて、バーコードの位置がずれて(例えば原稿をさ
かさまに入れて左右逆になってしまっている)バーコー
ドの読み取りエラーが発生した場合のみ再度バーコード
位置認識とバーコードリーダユニットの自動移動制御を
行うように制御させる。
【0044】〈第2実施例〉(図5) 本実施例は、上記第1実施例の装置において、スキャナ
ーユニット16により原稿上のバーコードの位置認識
後、原稿を排紙トレイ7に排出させずに搬送途中で搬送
を停止させ該原稿をもとの給紙位置即ち給紙トレイ3ま
で逆転搬送させるようにしたものである。また、上記の
バーコードの位置認識、原稿搬送停止後、バーコードリ
ーダーユニット20を認識されたバーコードの位置に対
応する位置に自動的に移動させ、原稿の逆転搬送時には
その位置移動後のバーコードリーダーユニット20によ
ってバーコードの種類を確認するようにしたものであ
る。
【0045】図5は本実施例のバーコード読み取りモー
ドの制御フローチャートである。
【0046】即ち、第1実施例と同様にオペレーターが
バーコード読み取り設定時、1枚目の原稿は給送され、
スキャナーユニット16によってバーコードの位置が確
認される。バーコードの位置が確認された後、1枚目の
原稿の搬送を停止させる。搬送停止後、バーコードリー
ダーユニット20を確認された位置に移動させ、画像読
取装置の原稿搬送系をすべて逆転させることで1枚目の
原稿を逆搬送させてバーコードリーダーユニット20に
よってバーコードの種類を確認し該原稿を給紙トレイ3
上まで戻す。
【0047】通常、バーコードは種類がいくつかあり
(バーコードの種類には、例えば、JAN、ITF、C
ODABAR、CODE39、CODE128のような
ものがある)、バーコードリーダーユニット20は初め
にどの種類のバーコードを読み取るのか設定しておかな
ければならないが、本実施例においては上記のように原
稿を逆搬送して給紙トレイ3上に戻す際にバーコード設
定されているものであるか確認出来る。
【0048】しかも本実施例の場合には、第1実施例に
おけるような1枚目の原稿を排紙トレイ7上から再度給
紙トレイ3上に再セットするという作業を省くことがで
きる。
【0049】原稿に記載される情報コードは実施例のバ
ーコードに限らず、多の形態の情報コードであってもよ
い。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿の画
像を読み取る原稿画像読取り手段と、原稿に記載の情報
コードを認識するコードリーダーを備えた画像読取装置
において、情報コード読み取りエラーを低減・防止する
ことができ、コードリーダーを画像読取装置本体内に配
設することを可能にして画像読取装置外に配設すること
によるコストアップや放射電波などの問題をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う画像読取装置の一実施例装置(電
子ファイル装置)の概略構成図
【図2】バーコードリーダーユニット移動手段の構成略
【図3】画像表示部の正面図
【図4】バーコード読み取りモードの制御フローチャー
【図5】実施例2の装置におけるバーコード読み取りモ
ードの制御フローチャート
【図6】従来の画像読取装置例の斜視図
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 原稿給紙部 3 給紙トレイ 4 給紙ローラ 5 画像表示部 16・17 第1及び第2のスキャナーユニット(原稿
画像読取り手段) 20 バーコードリーダーユニット(コードリーダー) 23・24 案内軸 23a・26 ラック歯とピニオン M モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る原稿画像読取り手
    段と、原稿に記載の情報コードを認識するコードリーダ
    ーを備えた画像読取装置において、原稿画像読取開始
    時、初めの原稿は前記原稿画像読取り手段により原稿上
    の情報コードの記載位置を認識させ、認識された情報コ
    ード記載位置に対応する位置にコードリーダーを自動的
    に移動させる手段を有していることを特徴とした画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿画像読取り手段により読み取ら
    れた原稿画像と、前記コードリーダーの読取範囲を表示
    するための表示手段を備え、前記コードリーダーの自動
    移動後に、前記表示手段により原稿画像とコードリーダ
    ーの読取範囲を表示し、コードリーダーの読取範囲を調
    整可能にしたことを特徴とする請求項1記載の画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿画像読取り手段により情報コー
    ドの位置認識後、原稿の搬送を停止させ原稿をもとの給
    紙位置まで逆転搬送させることを特徴とする請求項1記
    載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記情報コードの位置認識、原稿搬送停
    止後、前記コードリーダーを認識された情報コードの位
    置に対応する位置に自動的に移動させ、原稿の逆転搬送
    時にはその位置移動後のコードリーダーによって情報コ
    ードの種類を確認することを特徴とする請求項3記載の
    画像読取装置。
  5. 【請求項5】 情報コードがバーコードであり、コード
    リーダーがバーコードリーダーユニットであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の画像読
    取装置。
  6. 【請求項6】 原稿画像読取り手段が、CCD等の画像
    読取センサにより原稿画像をデジタル画像情報として読
    み取るスキャナーユニットであることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4の何れかに記載の画像読取装置。
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