JPH08152351A - 容器の液体残量検知装置とこの液体残量検知装置を用いた飲料用自動販売機 - Google Patents

容器の液体残量検知装置とこの液体残量検知装置を用いた飲料用自動販売機

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JPH08152351A
JPH08152351A JP31754194A JP31754194A JPH08152351A JP H08152351 A JPH08152351 A JP H08152351A JP 31754194 A JP31754194 A JP 31754194A JP 31754194 A JP31754194 A JP 31754194A JP H08152351 A JPH08152351 A JP H08152351A
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container
weight
remaining amount
liquid
sensor
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JP31754194A
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English (en)
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Yasuhide Nishimura
泰秀 西村
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体原料の残量のリアルタイムな把握、ま
た、容器の交換時期の予測等が可能になり、効率的な容
器交換作業を可能にする容器の液体残量検知装置を提供
する。 【構成】 容器載置部60に載置された容器50の重量
を計測する複数個の重量センサ1−1、1−2、…と、
これらの重量センサ1−1、1−2、…で計測した初期
重量と容器50の大きさごとにあらかじめ設定されてい
る初期重量の範囲から容器50の大きさを判定し複数の
容器50の重量を判定する容器重量判定手段と、重量セ
ンサ1−1、1−2、…で計測した初期重量から容器5
0の重量を差し引くことにより液体残量を判定する液体
残量判定手段と、容器交換時に重量計測の始点を零に補
正する補正手段とを有するセンサ出力処理部2を有し、
このセンサ出力処理部2からの制御信号により液体原料
の残量を表示する残量表示部3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内の液体原料の残
量検知装置とこの残量検知装置を用いた飲料用自動販売
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料用自動販売機の分野において
は、金属製容器内に収容した原料液体の残量を検知し容
器交換時期を把握して保守性を向上したいとの要求があ
るが、既存容器の改造を行わずに低コストで残量を検知
できる良い計測装置及びその表示装置がなかった。
【0003】従来、飲料用自動販売機に収容されている
密閉、加圧された容器内の原料残量を調べるのに、容器
に接続された原料配管とガス配管とを一度外して容器内
を減圧した後、持ち上げるか、揺するかするといった感
覚的な方法にたよるか、また、実開昭59−10897
0号公報及び特開平3−273383号公報に開示され
た技術がある。
【0004】この実開昭59−108970号公報に開
示された技術は、飲料用自動販売機のシロップ供給系統
の一部に透明なシロップパイプを設け、このシロップパ
イプを挟んで、発光素子と受光素子とを対向配設し、受
光素子の受光状態によりシロップの有無を検知するよう
にしたものであり、特開平3−273383号公報に開
示された技術は、本体電極と検知電極に設けた端子に電
流を流し、容器内のシロップが検知電極の棒状電極に浸
漬した場合は、シロップを介して本体電極を経て電流が
流れ、また、浸漬していない場合は検知電極に設けた絶
縁体により電流が断たれることでシロップ液量を検知す
るようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
容器内の原料残量を調べるのに、一度配管を外して減圧
するという作業は手間がかかるものであり、また、容器
を持ち上げたり揺すったりすることは狭い飲料用自動販
売機内では無理であり、容器を飲料用自動販売機の外に
引き出さなければならない。また、感覚的な方法では正
確な情報が得られないし、作業する人によって個人差も
大きい。そのため、経験の少ない人では残量把握が難し
い面もあった。
【0006】また、実開昭59−108970号公報公
報に開示された残量検知装置では、炭酸ガス等が原料に
含まれている場合には間欠的にシロップパイプの中に原
料が満たされていない空間ができるため、この状態をし
てシロップがなくなったと誤検出してしまう可能性があ
る。また、シロップが有色であれば、光の透過率が変化
するので検出の状態がばらつくこともあり得る。また、
売り切れの状態のみを検出するためどれだけ容器内に残
っているか検出できないという問題点があった。
【0007】また、特開平3−273383号公報に開
示された残量検知装置は、シロップの種類によって抵抗
等が異なるため、検出される残量が正確に測定できない
し、シロップの種類によっては電極を溶出させてしまう
という問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、容器
内液体の残量のリアルタイムな把握、また、容器の交換
時期の予測等が可能になり、効率的な容器交換作業を可
能にし、且つ容器の大きさが変わっても、作業者は特別
な操作が不要であり、容器の大きさにかかわらず残量の
確認が正確にできるし、容器の大きさが変わっても、作
業者は特別な操作が不要であり、容器の大きさにかかわ
らず残量の確認が正確にできるばかりか、容器交換時に
毎回零点を補正し、正確に残量を計測することができる
容器の液体残量検知装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的とするところ
は、容器内の液体残量が少なくなった場合に容器交換手
配等について集中管理を行うことが可能になる容器の液
体残量検知装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の第3の目的とするところ
は、重量センサの容器載置部に、大きさの異なる液体入
りの容器を載置することができる容器の液体残量検知装
置を提供することにある。
【0011】また、本発明の第4の目的とするところ
は、部品点数が少なくなり且つ重量センサの位置が判る
ようになる容器の液体残量検知装置を提供することにあ
る。
【0012】また、本発明の第5の目的とするところ
は、サービスマンが容器を交換する際に間違えることが
なくなる容器の液体残量検知装置を提供することにあ
る。
【0013】また、本発明の第6の目的とするところ
は、重量センサの位置関係が決まり、清掃時等で重量セ
ンサを持ち出した場合置き間違いがなくなる容器の液体
残量検知装置を提供することにある。
【0014】また、本発明の第7の目的とするところ
は、作業者が容器を交換する際に、容器の底面を転がし
ながら前記重量センサ間で移動させることができて、作
業者の負担を軽減させることができる容器の液体残量検
知装置を提供することにある。
【0015】また、本発明の第8の目的とするところ
は、容器収容部の扉を解放した時のみ、センサ出力処理
部を作動させて、残量の表示、検出を行わしめることが
可能になり、消費電力を小さくすることができる容器の
液体残量検知装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の第9の目的とするところ
は、容器等の重量物が何度となくケーブルの上に載せら
れることにより断線等が生じた時にケーブルのみを交換
することにより対応可能になり、単価の高い重量センサ
を全部交換する必要がなくなる容器の液体残量検知装置
を提供することにある。
【0017】また、本発明の第10の目的とするところ
は、ケーブルが容器等からの強い力を受けることがない
ので断線がなく長期に亘ってセンサ信号を確実に制御側
に送ることが可能になる容器の液体残量検知装置を提供
することにある。
【0018】また、本発明の第11の目的とするところ
は、容器内液体の残量のリアルタイムな把握、また、容
器の交換時期の予測等が可能になり、効率的な容器交換
作業を行うことができる飲料自動販売機を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1に係わる発明の容器の液体残量検
知装置は、上面部に液体入りの容器を載置する容器載置
部を有し、この容器載置部に載置された液体入りの容器
の重量を計測する複数個の重量センサと、これらの重量
センサで計測した初期重量と容器の大きさごとにあらか
じめ設定されている初期重量の範囲から容器の大きさを
判定し複数の容器の重量を判定する容器重量判定手段、
前記重量センサで計測した初期重量から容器の重量を差
し引くことにより液体残量を判定する液体残量判定手段
及び容器交換時に重量計測の始点を零に補正する補正手
段とを有するセンサ出力処理部を有し、このセンサ出力
処理部からの制御信号により容器内液体の残量を表示す
る残量表示部とを備えた。
【0020】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項2に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1記載の容器の液体残量検知装置において、
前記残量表示部が通信手段への出力手段を有する。
【0021】また、上記の第3の目的を達成するため
に、請求項3に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2記載の容器の液体残量検知装
置において、前記重量センサの容器載置部に、液体入り
の容器の大きさに応じ且つこの容器の脚部に接して容器
を位置決めする踏面部を複数形成した。
【0022】また、上記の第4の目的を達成するため
に、請求項4に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の容器の液
体残量検知装置において、複数の重量センサを組み合わ
せてユニット化した。
【0023】また、上記の第5の目的を達成するため
に、請求項5に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記
載の容器の液体残量検知装置において、液体入りの容器
の大きさ、内容物の種類を表示する表示物を重量センサ
まわりに具備した。
【0024】また、上記の第6の目的を達成するため
に、請求項6に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
は請求項5記載の容器の液体残量検知装置において、前
記重量センサを、この重量センサと共に容器を収容する
容器収容部の一部に連結手段を介して連結した。
【0025】また、上記の第6の目的を達成するため
に、請求項7に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
は請求項5記載の容器の液体残量検知装置において、前
記重量センサ同志を連結手段を介して互いに連結した。
【0026】また、上記の第7の目的を達成するため
に、請求項8に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
は請求項5又は請求項6又は請求項7記載の容器の液体
残量検知装置において、前記重量センサの容器載置部と
同等か少し高い位置に床面を底上げする底上げ手段を備
えた。
【0027】また、上記の第8の目的を達成するため
に、請求項9に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8記載
の容器の液体残量検知装置において、重量センサと共に
容器を収容する容器収容部の扉を解放した時に作動する
検出器を有し、この検出器をセンサ出力処理部の入力側
に接続した。
【0028】また、上記の第9の目的を達成するため
に、請求項10に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8又は
請求項9記載の容器の液体残量検知装置において、重量
センサにセンサ側コネクタ部を設けると共に、残量表示
部に表示側コネクタ部を設けて、前記センサ側コネクタ
部と前記表示側コネクタ部とを、コネクタ付きケーブル
により互いに接続した。
【0029】また、上記の第10の目的を達成するため
に、請求項11に係わる発明の容器の液体残量検知装置
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8又は
請求項9記載の容器の液体残量検知装置において、重量
センサを残量表示部に接続して信号に伝送を行うケーブ
ルを圧潰用カバーで覆うようにした。
【0030】また、上記の第11の目的を達成するため
に、請求項12に係わる発明の自動販売機は、容器の液
体残量検知装置を、上面部に液体入りの容器を載置する
容器載置部を有し、この容器載置部に載置された液体入
りの容器の重量を計測する複数個の重量センサと、これ
らの重量センサで計測した初期重量と容器の大きさごと
にあらかじめ設定されている初期重量の範囲から容器の
大きさを判定し複数の容器の重量を判定する容器重量判
定手段、前記重量センサで計測した初期重量から容器の
重量を差し引くことにより液体残量を判定する液体残量
判定手段及び容器交換時に重量計測の始点を零に補正す
る補正手段とを有するセンサ出力処理部を有し、このセ
ンサ出力処理部からの制御信号により容器内液体の残量
を表示する残量表示部とで構成し、この容器の液体残量
検知装置を使用した。
【0031】
【作用】請求項1に係わる発明にあっては、複数個の重
量センサからの信号によりセンサ出力処理部で種々の判
断を行い、容器内液体の残量を残量表示部に表示するこ
とで、容器内液体の残量のリアルタイムな把握、また、
容器の交換時期の予測等が可能になり、効率的な容器交
換作業を行うことができる。また、容器の大きさが変わ
っても、作業者は特別な操作が不要であり、容器の大き
さにかかわらず残量の確認が正確にできる。このため
に、保守性が向上し、しかも経験が浅くても容器の交換
作業を行うことができる。さらに、容器の大きさが変わ
っても、作業者は特別な操作が不要であり、容器の大き
さにかかわらず残量の確認が正確にできるばかりか、容
器交換時に毎回零点を補正し、正確に残量を計測するこ
とができる。
【0032】また、請求項2に係わる発明にあっては、
通信手段により容器内の液体残量が少なくなった場合に
容器交換手配等について集中管理を行うことが可能にな
る。
【0033】また、請求項3に係わる発明にあっては、
前記重量センサの容器載置部に、大きさの異なる液体入
りの容器を載置することができて、重量センサへの偏荷
重を避けると共に、容器同志の干渉を無くすことができ
る。また、重量センサが低床であるために、容器の交換
作業時に作業者が容器を高く持ち上げる負担を軽減で
き、かつ容器収容部での取り回しの余裕を確保でき、他
の装置の障害とならない。
【0034】また、請求項4に係わる発明にあっては、
複数の重量センサを組み合わせてユニット化することに
より、部品点数を少なくすることができ、且つ容器収容
部内での重量センサ位置がはっきり分かるため、清掃時
に重量センサを持ち出して、元の戻す場合に重量センサ
位置を元に戻すことができるので、残量表示部等、その
他容器収容部内の任意の位置に設置された、重量センサ
の位置表示のパネル及び印刷物等に示されている重量セ
ンサの位置との対応が判るようになる。
【0035】また、請求項5に係わる発明にあっては、
液体入りの容器の大きさ、内容物の種類を表示する表示
物を重量センサまわりに具備することにより、サービス
マンが容器を交換する際に間違えることがなくなる。
【0036】また、請求項6に係わる発明にあっては、
前記重量センサを、この重量センサと共に容器を収容す
る容器収容部の一部に連結手段を介して連結すること
で、重量センサの位置関係が決まり、清掃時等で重量セ
ンサを持ち出した場合置き間違いがなくなるし、重量セ
ンサの容器収容部外への飛び出し、紛失等を防止するこ
とができる。
【0037】また、請求項7に係わる発明にあっては、
前記重量センサ同志を連結手段を介して互いに連結した
ことにより、重量センサの位置関係が決まり、清掃時等
で重量センサを持ち出した場合置き間違いがなくなる
し、重量センサの容器収容部外への飛び出し、紛失等を
防止することができる。
【0038】また、請求項8に係わる発明にあっては、
前記重量センサの容器載置部と同等か少し高い位置に床
面を底上げする底上げ手段を備えたことにより、作業者
が容器を交換する際に、容器の底面を転がしながら前記
重量センサ間で移動させることができて、作業者の負担
を軽減させることができる。
【0039】また、請求項9に係わる発明にあっては、
重量センサと共に容器を収容する容器収容部の扉を解放
した時に作動する検出器を有し、この検出器をセンサ出
力処理部の入力側に接続することにより、容器収容部の
扉を解放した時のみ、センサ出力処理部を作動させて、
残量の表示、検出を行わしめることが可能になり、消費
電力を小さくすることができる。
【0040】また、請求項10に係わる発明にあって
は、重量センサにセンサ側コネクタ部を設けると共に、
残量表示部に表示側コネクタ部を設けて、前記センサ側
コネクタ部と前記表示側コネクタ部とを、コネクタ付き
ケーブルにより互いに接続することにより、容器等の重
量物が何度となくケーブルの上に載せられることにより
断線等が生じた時にケーブルのみを交換することにより
対応可能であるために、単価の高い重量センサを全部交
換する必要がなくなる。
【0041】また、請求項11に係わる発明にあって
は、重量センサを残量表示部に接続して信号に伝送を行
うケーブルを圧潰用カバーで覆うようにすることによ
り、ケーブルに容器等からの強い力を受けることがない
ので断線がなく長期に亘ってセンサ信号を確実に制御側
に送ることが可能になる。
【0042】また、請求項12に係わる発明にあって
は、容器内液体の残量のリアルタイムな把握、また、容
器の交換時期の予測等が可能になり、効率的な容器交換
作業を行うことができる自動販売機の実施が可能にな
る。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる容器の液体残量検知装置全
体の斜視図、図2は本発明に係わる容器の液体残量検知
装置の構成説明図、図3の(1)は同液体残量検知装置
の重量センサの断面図、(2)は(1)のA−A線、B
−B線、C−C線に沿う断面を表示した平面図、(3)
は(2)のD−D線に沿う断面図、図4は同液体残量検
知装置の重量センサの一部破断した分解斜視図、図5は
液体入り容器の重量の判別レベルの説明図、図6は本発
明に係わる容器の液体残量検知装置の残量検出フローチ
ャートである。
【0044】本発明に係わる残量検知装置は図1に示す
ように液体原料入りの容器50の重量を計測する複数個
の重量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、1−
5、1−6と、これらの重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6からの信号を基に容器5
0内の液体原料の残量検知を計算するセンサ出力処理部
2を有しこのセンサ出力処理部2からの制御信号により
液体の残量を表示する残量表示部3とより構成してあ
る。
【0045】前記重量センサ1−1、1−2、1−3、
1−4、1−5、1−6としては、図3及び図4に示す
ように平面視で円形の皿状のベース20と、平面視で円
環状のフレーム21と、ビーム22と、緩衝部材(ゴム
パッキン)23と、平面視で円形のカバー24とを備え
ている。そして、前記ベース20の底部にはビーム取付
部25が形成してあり、また、前記ベース20の周壁部
の上部にはフランジ部26が形成してあり、このフラン
ジ部26には周方向に所定の間隔をおいて複数の取付孔
27が設けてある。
【0046】前記フレーム21の内周部にはビーム取付
部28が形成してあり、フレーム21の面部には周方向
に所定の間隔をおいて複数の取付孔29が設けてある。
前記ビーム22は、その内部に前、後面部に抜ける空洞
部22aを有するブロック状体であり、その上面部22
bには複数の歪みゲージ30が貼り付けてある。
【0047】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。また、カバー24
には所定の間隔をおいて複数のフレーム固定部36が形
成してある(図3の(3)参照)。
【0048】また、前記緩衝部材23は平面視で円環状
の水平部位23aとこの水平部位23aの内周部に形成
された垂直部位23bとを有しており、前記水平部位2
3aには周方向に所定の間隔をおいて複数の取付孔34
が設けてある。
【0049】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの左側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの右側に前記フレーム21のビーム取付部28
がねじ35bにより固着してある。そして、前記ベース
20のフランジ部26には緩衝部材23の水平部位23
aが載せてあり、前記ベース20の周壁部の内面と前記
フレーム21の外周部との間に緩衝部材23の垂直部位
23bが位置している。そして、前記フレーム21の上
面側には前記カバー24は位置していて、このカバー2
4はフレーム固定部36においてねじ37によりフレー
ム21に固着してあり、カバー24の周部の踏面部32
は前記緩衝部材23の水平部位23aに上方に位置して
いる。
【0050】そして、前記ベース20のフランジ部26
の取付孔27にはストッパーねじ38が挿入してあり、
これらのストッパーねじ38は前記緩衝部材23の水平
部位23aの取付孔34を貫通していて、ストッパーね
じ38の端部とカバー24の踏面部32の下面との間に
は隙間が形成してあり、このカバー24は前記ベース2
0に対して上下方向に動き得るようにしてある。
【0051】前記残量表示部3のセンサ出力処理部2
は、図2に示すように前記重量センサ1−1、1−2、
1−3、1−4、1−5、1−6が入力側に接続される
マルチプレクサ(MPX)4と、中央処理装置(MP
U)5とを備えており、マルチプレクサ(MPX)4の
出力側はアンプ7を介して中央処理装置(MPU)5の
入力側に接続してあり、この中央処理装置(MPU)5
の出力側から切換指令(セレクト信号)aがマルチプレ
クサ(MPX)4に出されるようになされており、ま
た、中央処理装置(MPU)5にはリセットスイッチ
6、容器設定手段7が接続してある。そして、中央処理
装置(MPU)5のシリアル出力bは、例えば、モデム
40等の通信手段を介して液体原料の供給先の表示手段
に接続してある。
【0052】前記残量表示部3の表示パネル8には、図
1に示すように重量センサ1−1、1−2、1−3、1
−4、1−5、1−6毎の6組の表示部10−1、10
−2、10−3、10−4、10−5、10−6が設け
てあって、各表示部10−1、10−2、10−3、1
0−4、10−5、10−6は、発光ダイオードから成
る緑点灯9−1、黄点灯9−2、赤点灯9−3のレベル
表示灯が設けてある。また、表示パネル8には前記リセ
ットスイッチ6が設けてある。
【0053】そして、前記中央処理装置(MPU)5の
出力側はドライバ11、12の入力側に接続してあり、
ドライバ11、12の出力側は表示パネル8の入力側に
接続してある。なお、14は電源回路である。
【0054】容器50の大きさには一般に3種類(5ガ
ロン、3ガロン、2ガロン)があり、それぞれ容器重
量、容器容量が〔表1〕のように決まっている。また、
液体原料の種類により液体原料の比重が異なるが、3種
類(5ガロン、3ガロン、2ガロン)の容器50の中身
重量(液体原料の比重が1.3(MAX)の場合)(K
g)と、総重量(液体原料の比重が最大(MAX)の場
合と最小(MIN)の場合)(Kg)とは〔表1〕のよ
うに決定される。
【表1】
【0055】また、液体原料の種類により比重が異なる
が、液体原料が満たされたときの重量は容器50の大き
さによりある範囲に収まる。すなわち、2ガロンの容器
50の場合には10.97Kg(MIN)〜13.24
1Kg(MAX)の範囲イ、3ガロンの容器50の場合
には15.055Kg(MIN)〜18.461Kg
(MAX)の範囲ロ、5ガロンの容器50の場合には2
3.225Kg(MIN)〜28.902Kg(MA
X)の範囲ハに収まる。
【0056】そして、前記中央処理装置(MPU)5は
容器重量判定手段と液体残量判定手段と補正手段とを有
する。この容器重量判定手段は、図5のようにレベル範
囲イと範囲ロとの中間点を第1の判定レベル(13.9
Kg)L1とし、範囲ロと範囲ハとの中間点を第2の判
定レベル(20.5Kg)L2と設定することにより、
第1の判定レベルL1以下の場合が小(2ガロンの容
器:重量3.4Kg)、第1の判定レベルL1以上第2
の判定レベルL2以下の場合が中(3ガロンの容器:重
量3.7Kg)、第2の判定レベルL2以上の場合が大
(5ガロンの容器:重量4.3Kg)となるように重量
から容器の大きさを認識する。なお、図5において0.
5Kg以下の範囲ニはすべて零と判定する。
【0057】また、液体残量判定手段は、液体原料残量
判定レベル1を(総重量−容器重量)×0.2とし、液
体原料残量判定レベル2を(総重量−容器重量)×0.
5としており、液体原料残量判定レベル1、2を基にし
て表示レベルである緑色(緑点灯9−1の点灯)、黄色
(黄点灯9−2の点灯)、赤色 (赤点灯9−3の点
灯)を決定する。
【0058】すなわち、緑色(緑点灯9−1の点灯)は
液体原料残量判定レベル2<液体原料残量であり、黄色
(黄点灯9−2の点灯)は液体原料残量判定レベル1≦
液体原料残量≦液体原料残量判定レベル2であり、赤色
(赤点灯9−3の点灯)は液体原料残量<液体原料残量
判定レベル1である。また、前記補正手段は容器交換時
に重量計測の始点を零に補正する。
【0059】次に、上記のように構成された容器50内
の液体原料の残量検知装置の作動を、図6に示す重量検
知フローを参照して説明する。まず、前記重量センサ1
−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6にはそ
れぞれに液体原料を入れた容器50が載置されている。
この容器50の底形状は図8の(1)に示すように外周
部に脚部51が突出形成してある。したがって、容器5
0が前記重量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、
1−5、1−6に載置された状態では、前記脚部51
が、前記カバー24の面部に形成された容器位置決め用
凸部31の外方の踏面部32に位置している。
【0060】したがって、前記重量センサ1−1、1−
2、1−3、1−4、1−5、1−6は、液体を入れた
容器50の重量を検知して、その検知信号をセンサ出力
処理部2に入力している。このセンサ出力処理部2にお
いては、中央処理装置(MPU)5から切換指令(セレ
クト信号)aがマルチプレクサ(MPX)4に出力され
て、このマルチプレクサ(MPX)4が重量センサ1−
1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6の検知信
号の選択切り換えを行って、選択された検知信号はアン
プ7で増幅されて中央処理装置(MPU)5に入力され
ている。
【0061】この状態で、容器50が交換のために、例
えば重量センサ1ー1から取り除かれた場合に、この重
量センサ1−1が容器なしの検知信号をセンサ出力処理
部2に入力する。
【0062】センサ出力処理部2においては、中央処理
装置(MPU)5から切換指令(セレクト信号)aがマ
ルチプレクサ(MPX)4に出力されて、このマルチプ
レクサ(MPX)4が選択切り換えを行って容器なしの
検知信号をアンプ7を介して中央処理装置(MPU)5
に入力する。
【0063】この中央処理装置(MPU)5では容器な
しの検知信号に基づいて重量計測を行い(ステップS1
01)、計測値が0.5Kg以下の状態が30秒以上継
続したとき平均値を出し零レベルと認識し、リセットボ
タン6が押されたとき更新する(ステップS102、ス
テップS103、ステップS104、ステップS10
5)。計測値が0.5Kg以下でない場合はリセットボ
タン6が押されたとき零更新する。
【0064】リセットボタン6が押されたとき(ステッ
プS106)、制御出力は零で、零更新される(ステッ
プS107、ステップS108)。
【0065】次に、容器設置部60に液体原料入りの容
器50が載置されると重量計測が行われる(ステップS
109)。この重量計測の結果、液体原料入りの容器5
0の重量が第2の判定レベル(20.5Kg)L2より
大きい場合には、容器重量判定手段によりこの容器50
は大の大きさ(5ガロンの容器:重量4.3Kg)であ
ると認識され(ステップS110、ステップS11
1)、液体残量判定手段により、液体原料残量判定レベ
ル1及び液体原料残量判定レベル2の算出が行われる
(ステップS112)。
【0066】前記ステップS109の重量計測の結果、
ステップS110で液体原料入りの容器50の重量が第
2の判定レベル(20.5Kg)L2より小さいと判定
された場合には、液体原料入りの容器50の重量が第1
の判定レベル(13.9Kg)L1より大きいか否かが
判定され(ステップS113)、大きいと判定される
と、容器重量判定手段によりこの容器50は中の大きさ
(3ガロンの容器:重量3.7Kg)であると認識され
(ステップS114)、液体残量判定手段により、液体
原料残量判定レベル1及び液体原料残量判定レベル2の
算出が行われる(ステップS115)。
【0067】ステップS113において、液体原料入り
の容器50の重量が第1の判定レベル(13.9Kg)
L1より小さいと判定されると、容器重量判定手段によ
りこの容器50は小の大きさ(2ガロンの容器:重量
3.4Kg)であると認識され(ステップS116)、
液体残量判定手段により、液体原料残量判定レベル1及
び液体原料残量判定レベル2の算出が行われる(ステッ
プS117)。
【0068】このステップS112、ステップS11
5、ステップS117におけるそれぞれの算出の結果、
液体残量判定手段により液体原料残量判定レベル2<液
体原料残量か否かが判断され(ステップS118)、液
体原料残量判定レベル2<液体原料残量であると判定さ
れると、前記中央処理装置(MPU)5からドライバ1
1、12に駆動信号が出力されて、残量表示部3におい
て、表示パネル8の残量表示部10−1に緑点灯9−1
が点灯する(ステップS119)。そして、ステップS
101に戻る。
【0069】前記ステップS118において液体原料残
量判定レベル2<液体原料残量ではないと判断される
と、液体原料残量判定レベル1<液体原料残量か否かが
判断され(ステップS120)、液体原料残量判定レベ
ル1<液体原料残量であると判定されると、前記中央処
理装置(MPU)5からドライバ11、12に駆動信号
が出力されて、残量表示部3において、表示パネル8の
6組の残量表示部10−1に黄点灯9−2が点灯する
(ステップS121)。そして、ステップS101に戻
る。
【0070】前記ステップS120において液体原料残
量判定レベル1<液体原料残量ではないと判断される
と、前記中央処理装置(MPU)5からドライバ11、
12に駆動信号が出力されて、残量表示部3において、
表示パネル8の6組の残量表示部10−1に赤点灯9−
3が点灯する(ステップS122)。そして、制御出力
オンになり(ステップS123)、ステップS101に
戻る。
【0071】また、前記重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6にそれぞれ液体原料入り
の容器50が載置されていて、液体原料が消費されるた
めに容器50内の液体原料が減少した場合においても、
前記センサ出力処理部2においては、中央処理装置(M
PU)5から切換指令(セレクト信号)aがマルチプレ
クサ(MPX)4に出力されて、このマルチプレクサ
(MPX)4が重量センサ1−1、1−2、1−3、1
−4、1−5、1−6の検知信号の選択切り換えを行っ
て、選択された検知信号はアンプ7で増幅されて中央処
理装置(MPU)5に入力されている。
【0072】したがって、例えば、容器設置部60に載
置された液体原料入りの容器50の残量レベルの検出
は、これのリセットスイッチ6をリセットオンさせるこ
となく行われる。
【0073】このために、液体残量判定手段により液体
原料残量判定レベル2<液体原料残量か否かが判断され
(ステップS118)、液体原料残量判定レベル2<液
体原料残量であると判定されると、前記中央処理装置
(MPU)5からドライバ11、12に駆動信号が出力
されて、残量表示部3において、表示パネル8の残量表
示部10−1に緑点灯9−1が点灯する(ステップS1
19)。
【0074】前記ステップS118において液体原料残
量判定レベル2<液体原料残量ではないと判断される
と、液体原料残量判定レベル1<液体原料残量か否かが
判断され(ステップS129)、液体原料残量判定レベ
ル1<液体原料残量であると判定されると、前記中央処
理装置(MPU)5からドライバ11、12に駆動信号
が出力されて、残量表示部3において、表示パネル8の
6組の残量表示部10−1に黄点灯9−2が点灯する
(ステップS121)。
【0075】前記ステップS120において液体原料残
量判定レベル1<液体原料残量ではないと判断される
と、前記中央処理装置(MPU)5からドライバ11、
12に駆動信号が出力されて、残量表示部3において、
表示パネル8の6組の残量表示部10−1に赤点灯9−
3が点灯する(ステップS122)。そして、制御出力
オンになり(ステップS123)。
【0076】また、本発明に係わる容器の残量検知装置
としては図7に示すものがある。この容器の残量検知装
置は、重量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、1
−5、1−6と、センサ出力処理部70とを備えてお
り、このセンサ出力処理部70は、前記重量センサ1−
1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6の出力側
に接続されたアンプ71−1、71−2、71−3、7
1−4、71−5、71−6と、これらアンプ71−
1、71−2、71−3、71−4、71−5、71−
6により増幅された前記重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6の計測値を表示するレベ
ルメータ72−1、72−2、72−3、72−4、7
2−5、72−6と、前記重量センサ1−1、1−2、
1−3、1−4、1−5、1−6の計測値とレベル設定
値とを比較してレベル出力を2値化するコンパレータ7
3−1、73−2、73−3、73−4、73−5、7
3−6と、電源回路74とを備えている。
【0077】そして、各重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6が計測した容器の計測値
(重量)は、アンプ71−1、71−2、71−3、7
1−4、71−5、71−6により増幅されてレベルメ
ータ72−1、72−2、72−3、72−4、72−
5、72−6に表示されると共に、コンパレータ73−
1、73−2、73−3、73−4、73−5、73−
6によりレベル設定値と比較される。そして、計測値が
レベル設定値より低い場合には低レベル信号が出力さ
れ、計測値がレベル設定値より高い場合には高レベル信
号が出力される。
【0078】したがって、この容器の残量検知装置にあ
っては、液体原料入りの容器全体の重量がレベル設定値
より大きいか、小さいかを検知することができ、レベル
設定値を種々変えることにより、きめの細かい計測を行
うことができる。
【0079】前記重量センサ1−1、1−2、1−3、
1−4、1−5、1−6のカバー24の形状は、図8の
(2)、(3)に示すものに限らず、図8の(4)に示
すようにその容器位置決め用凸部31をカバー24の周
側部に形成することにより、容器50の脚部51が当接
する踏面部32を容器位置決め用凸部31に内方に位置
するようにして、容器50を前記重量センサ1−1、1
−2、1−3、1−4、1−5、1−6に載置するよう
にしてもよい。また、前記重量センサ1−1、1−2、
1−3、1−4、1−5、1−6のカバー24の形状は
図8の(5)に示すように平面視で正方形でもよい。
【0080】また、前記重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6のカバー24に、図9に
示すように大小の容器50を載置できる容器載置部60
を形成してもよい。すなわち、カバー24に形成された
容器位置決め用凸部31の外側に外側の踏面部32−1
を形成し、容器位置決め用凸部31に段部を形成してこ
の段部を内側の踏面部32−2にし、外側の踏面部32
−1に大きい容器50の脚部51を載せて大きい容器5
0を前記重量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、
1−5、1−6に載置し、内側の踏面部32−2に小さ
い容器50−1の脚部51−1を載せて小さい容器50
−1を前記重量センサ1−1、1−2、1−3、1−
4、1−5、1−6に載置する。
【0081】また、図10の(1)に示すように前記重
量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1
−6を飲料自動販売機80の容器格納室52の床部53
に配置して、各重量センサ1−1、1−2、1−3、1
−4、1−5、1−6を連結手段である鎖等の紐状物5
4で容器格納室52の側面及び床部53の前端部に連結
してもよいし、また、図10の(2)に示すように前記
重量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、
1−6を容器格納室52の床部53に連結手段である金
具55を用いて固定してもよい。さらには、図10の
(3)に示すように前記重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6の隣り合うものを連結手
段である鎖等の紐状物56を介して連結してもよい。
【0082】また、前記重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6の構成を、図11に示す
ように重量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、1
−5、1−6のベース20を一体にして共通化して底上
げ手段である台体20−1を使用し、この台体20−1
に重量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、1−
5、1−6の数だけ図11の(3)のように凹部57B
または図11の(4)に示すように孔部57Aを形成
し、これらの凹部57Bまたは孔部57Aに、前記重量
センサ1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−
6をそれぞれに組み込むようにしてもよい。この場合、
台体20−1の表面部は重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6の容器載置部60の踏面
部32より同等か少し高くしてある。
【0083】この場合のベース20の共通化は、図12
の(1)に示すように2個の重量センサ1−1、1−2
の場合、図12の(2)に示すように4個の重量センサ
1−1、1−2、1−3、1−4の場合、図12の
(3)に示すように6個の重量センサ1−1、1−2、
1−3、1−4、1−5、1−6の場合が考えられる。
【0084】また、ベース20の共通化ではないが、個
々の重量センサ1−1、1−2、1−3、1−4、1−
5、1−6のベース20を図13の(1)に示すように
連結手段となるはめ込み式にして連結させてもよい。す
なわち、一方の重量センサ1のベース20の周部に突起
57と凹部58を形成し、他方の重量センサ1のベース
20の周部に突起59と凹部61を形成して突起57を
凹部61に、突起59を凹部58にそれぞれ係合して両
ベース20を連結する。また、個々の重量センサ1−
1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6のベース
20を図13の(2)に示すように連結部材である取付
金具62で連結させてもよい。
【0085】また、図14に示すように前記重量センサ
1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6のカ
バー24に内容物の種類が判るように銘板やシール66
等の表示手段や、図15に示すようにリード線67にタ
グ68等の表示手段を取付けて、サービスマンが容器5
0の交換する際に間違えないようにしてもよい。
【0086】図16に示すように前記飲料自動販売機8
0の容器格納室52の開口縁部に、扉69を開けたとき
に作動する検出器であるマイクロスイッチ70を設け、
このマイクロスイッチ70を、残量表示部3のセンサ出
力処理部2の中央処理装置(MPU)5の入力側に接続
して、前記飲料自動販売機80の扉69の解放時に、マ
イクロスイッチ70を作動させて残量表示部3による残
量表示を行うようにしてもよい。
【0087】また、前記重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6は、図1に示すように残
量表示部3のセンサ出力処理部2にケーブル75により
接続されていて信号の伝送を行っているが、サービスマ
ンが容器50の交換を行う場合、容器50が重いため
に、この容器50の底がケーブル75に勢い良く載せら
れる可能性があり、これによりケーブル75の断線が生
じる場合がある。
【0088】このケーブル75が断線した場合には、そ
の修理が煩わしいものである。このケーブル75の断線
時の修理を防止する手段として、前記重量センサ1−
1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6と残量表
示部3のセンサ出力処理部2とをコネクタ接続すること
が行われる。すなわち、図17に示すように前記重量セ
ンサ1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6
にそれぞれセンサ側コネクタ76を取り付けると共に、
残量表示部3のセンサ出力処理部2に他方の表示側コネ
クタ77を取り付け、ケーブル79の一端部に一方のコ
ネクタ78を、他端部に他方のコネクタ76をそれぞれ
設けて、一方のコネクタ78をセンサ側コネクタ76に
結合すると共に、他方のコネクタ76を表示側コネクタ
77に結合して、各重量センサ1−1、1−2、1−
3、1−4、1−5、1−6と残量表示部3のセンサ出
力処理部2とを接続して信号の伝送を行う。
【0089】そして、前記ケーブル79が断線した場合
には、一方のコネクタ78をセンサ側コネクタ76より
外すと共に、他方のコネクタ76を表示側コネクタ77
から外して、新しいケーブル79に交換する。これによ
りケーブル79の断線時の修理をなくす。
【0090】また、前記ケーブル75の断線を防止する
手段として図18の(1)に示すようにケーブル75に
圧潰防止用カバー82を被せるようにしてもよい。この
圧潰防止用カバー82としては図18の(2)、(3)
に示す形状のものがある。
【0091】図19に重量センサの他の実施例を示す。
この重量センサは、平面視で円形の皿状のベース20
と、フレーム21と、ビーム22と、平面視で円形のカ
バー24とを備えており、そして、前記ベース20の底
部にはビーム取付部25が形成してあり、また、前記ベ
ース20の周壁部20aの上部にはフランジ部26が形
成してある。
【0092】前記フレーム21は、その一端側の中央部
にビーム取付部28を有しており、このビーム取付部2
8の一端側は略直角に折り曲げてあって、この折曲部9
0の左右にはカバー取付片部91、92が形成しある。
また、ビーム取付部28の他端側には左右の脚部93、
94が形成してあり、これらの脚部93、94の端部に
はカバー取付片部95、96が形成してあり、カバー取
付片部91、92、95、96にはカバー取付孔97が
設けてある。
【0093】また、前記ビーム22は、その内部に前、
後面部に抜ける空洞部22aを有するブロック状体であ
り、その上面部22bには複数の歪ゲージ30が貼り付
けてあり、歪ゲージ30には防水用にゴム被覆が施され
ている。
【0094】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。
【0095】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8がねじ35bにより固着してある。そして、前記フレ
ーム21の上面側には前記カバー24が位置していて、
このカバー24はねじ37によりフレーム21のカバー
取付片部91、92、95、96に固着されていて、カ
バー24の周部の踏面部32は前記ベース20の周壁部
20aのフランジ部26の上方に隙間を存して位置して
いる。このために、カバー24は、前記隙間の分のみ前
記ベース20に対して上下方向に動き得るようにしてあ
る。また、前記フレーム21には点線で示すように補強
リブ部90a、93a、94aを形成してもよい。
【0096】なお、上記した実施例では、液体原料を入
れた容器50の残量検知について説明したが、本発明に
あっては、プロパンガスのような液化ガスを入れた容器
内の残量検知にも適用できるものである。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係わる
発明の容器の液体残量検知装置にあっては、上面部に液
体入りの容器を載置する容器載置部を有し、この容器載
置部に載置された液体入りの容器の重量を計測する複数
個の重量センサと、これらの重量センサで計測した初期
重量と容器の大きさごとにあらかじめ設定されている初
期重量の範囲から容器の大きさを判定し複数の容器の重
量を判定する容器重量判定手段、前記重量センサで計測
した初期重量から容器の重量を差し引くことにより液体
残量を判定する液体残量判定手段及び容器交換時に重量
計測の始点を零に補正する補正手段とを有するセンサ出
力処理部を有し、このセンサ出力処理部からの制御信号
により容器内液体の残量を表示する残量表示部とを備え
たことにより、複数個の重量センサからの信号によりセ
ンサ出力処理部で種々の判断を行い、容器内液体の残量
を残量表示部に表示することで、容器内液体の残量のリ
アルタイムな把握、また、容器の交換時期の予測等が可
能になり、効率的な容器交換作業を行うことができる。
また、容器の大きさが変わっても、作業者は特別な操作
が不要であり、容器の大きさにかかわらず残量の確認が
正確にできる。このために、保守性が向上し、しかも経
験が浅くても容器の交換作業を行うことができる。さら
に、容器の大きさが変わっても、作業者は特別な操作が
不要であり、容器の大きさにかかわらず残量の確認が正
確にできるばかりか、容器交換時に毎回零点を補正し、
正確に残量を計測することができる。
【0098】また、請求項2に係わる発明の容器の液体
残量検知装置にあっては、請求項1記載の容器の液体残
量検知装置において、前記残量表示部が通信手段への出
力手段を有することにより、容器内の液体残量が少なく
なった場合に容器交換手配等について集中管理を行うこ
とが可能になる。
【0099】また、請求項3に係わる発明の容器の液体
残量検知装置にあっては、請求項1又は請求項2記載の
容器の液体残量検知装置において、前記重量センサの容
器載置部に、液体入りの容器の大きさに応じ且つこの容
器の脚部に接して容器を位置決めする踏面部を複数形成
したことにより、前記重量センサの容器載置部に、大き
さの異なる液体入りの容器を載置することができるばか
りか、前記重量センサの容器載置部に、大きさの異なる
液体入りの容器を載置することができて、重量センサへ
の偏荷重を避けると共に、容器同志の干渉を無くすこと
ができる。また、容器の交換作業時に作業者が容器を高
く持ち上げる負担を軽減でき、かつ容器収容部での取り
回しの余裕を確保でき、他の装置の障害とならない。
【0100】また、請求項4に係わる発明の容器の液体
残量検知装置にあっては、請求項1又は請求項2又は請
求項3記載の容器の液体残量検知装置において、複数の
重量センサを組み合わせてユニット化したことにより、
部品点数を少なくすることができ、且つ容器収容部内で
の重量センサ位置がはっきり分かるため、清掃時に重量
センサを持ち出して、元の戻す場合に重量センサ位置を
元に戻すことができるので、残量表示部等、その他容器
収容部内の任意の位置に設置された、重量センサの位置
表示のパネル及び印刷物等に示されている重量センサの
位置との対応が判るようになる。また、重量センサを整
然と間隔を存して設置することができて店舗等の容器設
置場所を整頓することができる。
【0101】また、請求項5に係わる発明の容器の液体
残量検知装置にあっては、請求項1又は請求項2又は請
求項3又は請求項4記載の容器の液体残量検知装置にお
いて、液体入りの容器の大きさ、内容物の種類を表示す
る表示物を重量センサまわりに具備したことにより、サ
ービスマンが容器を交換する際に間違えることがなくな
る。
【0102】また、請求項6に係わる発明の容器の液体
残量検知装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3又
は請求項4又は請求項5記載の容器の液体残量検知装置
において、前記重量センサを、この重量センサと共に容
器を収容する容器収容部の一部に連結手段を介して連結
したから、重量センサの位置関係が決まり、清掃時等で
重量センサを持ち出した場合置き間違いがなくなるし、
重量センサの容器収容部外への飛び出し、紛失等を防止
することができる。
【0103】また、請求項7に係わる発明の容器の液体
残量検知装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3又
は請求項4又は請求項5記載の容器の液体残量検知装置
において、前記重量センサ同志を連結手段を介して互い
に連結したから、前記重量センサ同志を連結手段を介し
て互いに連結したことにより、重量センサの位置関係が
決まり、清掃時等で重量センサを持ち出した場合置き間
違いがなくなるし、重量センサの容器収容部外への飛び
出し、紛失等を防止することができる。
【0104】また、請求項8に係わる発明の容器の液体
残量検知装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3又
は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載
の容器の液体残量検知装置において、前記重量センサの
容器載置部と同等か少し高い位置に床面を底上げする底
上げ手段を備えたことから、作業者が容器を交換する際
に、容器の底面を転がしながら前記重量センサ間で移動
させることができて、作業者の負担を軽減させることが
できる。
【0105】また、請求項9に係わる発明の容器の液体
残量検知装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3又
は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7又は
請求項8記載の容器の液体残量検知装置において、重量
センサと共に容器を収容する容器収容部の扉を解放した
時に作動する検出器を有し、この検出器をセンサ出力処
理部の入力側に接続したから、この検出器をセンサ出力
処理部の入力側に接続することにより、容器収容部の扉
を解放した時のみ、センサ出力処理部を作動させて、残
量の表示、検出を行わしめることが可能になり、消費電
力を小さくすることができる。
【0106】また、請求項10に係わる発明の容器の液
体残量検知装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3
又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7又
は請求項8又は請求項9記載の容器の液体残量検知装置
において、重量センサにセンサ側コネクタ部を設けると
共に、残量表示部に表示側コネクタ部を設けて、前記セ
ンサ側コネクタ部と前記表示側コネクタ部とを、コネク
タ付きケーブルにより互いに接続したから、容器等の重
量物が何度となくケーブルの上に載せられることにより
断線等が生じた時にケーブルのみを交換することにより
対応可能であるために、単価の高い重量センサを全部交
換する必要がなくなる。
【0107】また、請求項11に係わる発明の容器の液
体残量検知装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3
又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7又
は請求項8又は請求項9記載の容器の液体残量検知装置
において、重量センサを残量表示部に接続して信号に伝
送を行うケーブルを圧潰用カバーで覆うようにしたか
ら、重量センサを残量表示部に接続して信号に伝送を行
うケーブルを圧潰用カバーで覆うようにすることによ
り、ケーブルに容器等からの強い力を受けることがない
ので断線がなく長期に亘ってセンサ信号を確実に制御側
に送ることが可能になる。
【0108】また、請求項12に係わる発明の自動販売
機は、容器の液体残量検知装置を、上面部に液体入りの
容器を載置する容器載置部を有し、この容器載置部に載
置された液体入りの容器の重量を計測する複数個の重量
センサと、これらの重量センサで計測した初期重量と容
器の大きさごとにあらかじめ設定されている初期重量の
範囲から容器の大きさを判定し複数の容器の重量を判定
する容器重量判定手段、前記重量センサで計測した初期
重量から容器の重量を差し引くことにより液体残量を判
定する液体残量判定手段及び容器交換時に重量計測の始
点を零に補正する補正手段とを有するセンサ出力処理部
を有し、このセンサ出力処理部からの制御信号により容
器内液体の残量を表示する残量表示部とで構成し、この
容器の液体残量検知装置を使用したから、容器内液体の
残量のリアルタイムな把握、また、容器の交換時期の予
測等が可能になり、効率的な容器交換作業を行うことが
できる自動販売機の実施が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる容器の液体残量検知装置全体の
斜視図である。
【図2】本発明に係わる容器の液体残量検知装置の構成
説明図である。
【図3】(1)は同液体残量検知装置の重量センサの断
面図である。(2)は(1)のA−A線、B−B線、C
−C線に沿う断面を表示した平面図である。(3)は
(2)のD−D線に沿う断面図である。
【図4】同液体残量検知装置の重量センサの一部破断し
た分解斜視図である。
【図5】液体(液体原料)入り容器の重量の判別レベル
の説明図である。
【図6】本発明に係わる容器の液体残量検知装置の残量
検出フローチャートである。
【図7】本発明に係わる容器の液体残量検知装置の他の
構成説明図である。
【図8】(1)は容器の断面図である。(2)は重量セ
ンサの斜視図である。(3)は重量センサのカバーの断
面図である。(4)は重量センサの他のカバーの断面図
である。(5)は重量センサの他の実施例の斜視図であ
る。
【図9】重量センサの他のカバーの断面図である。
【図10】(1)は飲料自動販売機の容器収容部内にお
ける重量センサの一の固定手段による固定状態の斜視図
である。(2)は同重量センサの他の固定手段による固
定状態の斜視図である。(3)は同重量センサの別の他
の固定手段による固定状態の斜視図である。
【図11】(1)は重量センサのユニット化及び底上げ
手段の一実施例の構成説明図である。(2)は重量セン
サの底上げ手段である台体構造の斜視図である。(3)
は台体構造の断面図である。(4)は台体構造の他の実
施例の断面図である。
【図12】(1)、(2)、(3)はそれぞれ重量セン
サのユニット化の他の実施例の斜視図である。
【図13】(1)は重量センサのユニット化の他の実施
例の斜視図である。(2)は重量センサのユニット化の
別の他の実施例の斜視図である。
【図14】表示手段を設けた重量センサの斜視図であ
る。
【図15】別の表示手段を設けた重量センサの斜視図で
ある。
【図16】(1)は本発明に係わる容器の液体残量検知
装置の他の実施例の斜視図である。(2)は容器収容部
におけるマイクロスイッチ取付けの説明図である。
【図17】(1)は本発明に係わる容器の液体残量検知
装置の別の他の実施例の分解斜視図である。(2)はコ
ネクタ部及びコネクタ付きケーブルの斜視図である。
【図18】(1)はケーブルに圧潰防止用カバーを取り
付けた状態の斜視図である。(2)、(3)は圧潰防止
用カバーの斜視図である。
【図19】本発明に係わる容器の液体残量検知装置に使
用する重量センサの他の実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6 重
量センサ 2 センサ出力処理部 3 残量表示部 50 容器 60 容器載置部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面部に液体入りの容器を載置する容器
    載置部を有し、この容器載置部に載置された液体入りの
    容器の重量を計測する複数個の重量センサと、これらの
    重量センサで計測した初期重量と容器の大きさごとにあ
    らかじめ設定されている初期重量の範囲から容器の大き
    さを判定し複数の容器の重量を判定する容器重量判定手
    段、前記重量センサで計測した初期重量から容器の重量
    を差し引くことにより液体残量を判定する液体残量判定
    手段及び容器交換時に重量計測の始点を零に補正する補
    正手段とを有するセンサ出力処理部を有し、このセンサ
    出力処理部からの制御信号により容器内液体の残量を表
    示する残量表示部とを備えた容器の液体残量検知装置。
  2. 【請求項2】 前記残量表示部が通信手段への出力手段
    を有する請求項1記載の容器の液体残量検知装置。
  3. 【請求項3】 前記重量センサの容器載置部に、液体入
    りの容器の大きさに応じ且つこの容器の脚部に接して容
    器を位置決めする踏面部を複数形成した請求項1又は請
    求項2記載の容器の液体残量検知装置。
  4. 【請求項4】 複数の重量センサを組み合わせてユニッ
    ト化した請求項1又は請求項2又は請求項3記載の容器
    の液体残量検知装置。
  5. 【請求項5】 液体入りの容器の大きさ、内容物の種類
    を表示する表示物を重量センサまわりに具備した請求項
    1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の容器の
    液体残量検知装置。
  6. 【請求項6】 前記重量センサを、この重量センサと共
    に容器を収容する容器収容部の一部に連結手段を介して
    連結した請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項
    4又は請求項5記載の容器の液体残量検知装置。
  7. 【請求項7】 前記重量センサ同志を連結手段を介して
    互いに連結した請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4又は請求項5記載の容器の液体残量検知装置。
  8. 【請求項8】 前記重量センサの容器載置部と同等か少
    し高い位置に床面を底上げする底上げ手段を備えた請求
    項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項
    5又は請求項6又は請求項7記載の容器の液体残量検知
    装置。
  9. 【請求項9】 重量センサと共に容器を収容する容器収
    容部の扉を解放した時に作動する検出器を有し、この検
    出器をセンサ出力処理部の入力側に接続した請求項1又
    は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項又は請
    求項6又は請求項7又は請求項8記載の容器の液体残量
    検知装置。
  10. 【請求項10】 重量センサにセンサ側コネクタ部を設
    けると共に、残量表示部に表示側コネクタ部を設けて、
    前記センサ側コネクタ部と前記表示側コネクタ部とを、
    コネクタ付きケーブルにより互いに接続した請求項1又
    は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は
    請求項6又は請求項7又は請求項8又は請求項9記載の
    容器の液体残量検知装置。
  11. 【請求項11】 重量センサを残量表示部に接続して信
    号に伝送を行うケーブルを圧潰用カバーで覆うようにし
    た請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は
    請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8又は請
    求項9記載の容器の液体残量検知装置。
  12. 【請求項12】 容器の液体残量検知装置を、上面部に
    液体入りの容器を載置する容器載置部を有し、この容器
    載置部に載置された液体入りの容器の重量を計測する複
    数個の重量センサと、これらの重量センサで計測した初
    期重量と容器の大きさごとにあらかじめ設定されている
    初期重量の範囲から容器の大きさを判定し複数の容器の
    重量を判定する容器重量判定手段、前記重量センサで計
    測した初期重量から容器の重量を差し引くことにより液
    体残量を判定する液体残量判定手段及び容器交換時に重
    量計測の始点を零に補正する補正手段とを有するセンサ
    出力処理部を有し、このセンサ出力処理部からの制御信
    号により容器内液体の残量を表示する残量表示部とで構
    成し、この容器の液体残量検知装置を使用したことを特
    徴とする飲料用自動販売機。
JP31754194A 1994-11-28 1994-11-28 容器の液体残量検知装置とこの液体残量検知装置を用いた飲料用自動販売機 Pending JPH08152351A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008505323A (ja) * 2004-07-01 2008-02-21 ユーオーピー エルエルシー 試料の質量分析方法及び装置
JP2010528299A (ja) * 2007-05-28 2010-08-19 ロードセンス テクノロジーズ コーポレイション 携帯用モジュール式秤システム
CN111094971A (zh) * 2017-09-19 2020-05-01 株式会社岛津制作所 液相色谱仪以及液量探测方法

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