JPH08150073A - 電気炊飯器の把手構造 - Google Patents

電気炊飯器の把手構造

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JPH08150073A
JPH08150073A JP29732494A JP29732494A JPH08150073A JP H08150073 A JPH08150073 A JP H08150073A JP 29732494 A JP29732494 A JP 29732494A JP 29732494 A JP29732494 A JP 29732494A JP H08150073 A JPH08150073 A JP H08150073A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器本体の外ケース肩部に前後方向に弧回動
可能に設けられたU字状の把手の取付けを容易にすると
ともに支持性能と対衝撃強度を高くし、かつ把手を含む
容器本体の面一性を実現する。 【構成】 蓋部を有する容器本体の肩部左右両側に軸孔
を設け、該各軸孔の孔縁部に対して軸部を係合すること
によって、容器本体の前後方向に弧回動可能に把手を枢
支してなる電気炊飯器において、上記容器本体の肩部後
部にはその外周に沿って上向きの段部が形成され、上記
把手の後部側への傾倒時に、当該把手が同段部上に載置
されるようになっている一方、上記把手軸部には上記軸
孔との係合突片が形成され、上記把手の上記段部への載
置位置において上記把手軸部の係合突片を上記容器本体
の軸孔に嵌入するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電気炊飯器の把手部
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気炊飯器の容器本体の肩部に弧回動可
能なU字状の把手部を設けたものは従来から良く知られ
ている。
【0003】そして、該従来の電気炊飯器の把手は、容
器本体肩部の左右中央部に単にU字状の把手の基部を回
動可能に枢支して支持されており、通常時(非使用時)は
後部側に外ケース面より突出させて形成した突片状の係
止片上に載置して収納支持させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に上記のような把
手は、取付け時には容易に取付けられることが望まれる
反面、取付後は確実な係合状態に維持されることが望ま
れる。
【0005】そのために、上記把手側軸部と本体側肩部
の軸部嵌合孔との間に例えば所定の回動角位置では相互
に係合されることなく嵌め合わされるが、該回動角位置
以外では相互に係合して外れなくなるような係合構造を
採用することが考えられる。
【0006】しかし、上記従来の把手構造では、当該所
定の回動角位置を例えば最も安定した上記係止片上に係
止した状態とした時であっても、その両端側が何ら支持
されていないことから、相互の位置合わせが難しく、容
易には軸部と軸部嵌合孔とを嵌め合わすことができない
問題がある。
【0007】また同構造では、上記把手並びに上記把手
を支持する係止片が各々容器本体の外ケース面より突出
しているために、容器全体の外周面の連続感に欠けると
ともに部分的な係止片部のみでの支持であるために把手
収納支持状態の安定性、姿勢が悪い問題がある。さら
に、落下時の衝撃などでの損傷を生じやすい。
【0008】また、最近の電気炊飯器では容器本体の前
面部上部に通常操作パネルが設けられているとともに、
さらにその直上部には蓋ユニットのロックレバーが設け
られている。従って、上記把手が上方側起立状態から前
面側に弧回動して傾倒された時に当該操作パネルやロッ
クレバーに当ってそれらの誤作動を招いたり、又それら
を覆って、その作動を不可能にしたり、さらには当該操
作パネル面を傷つけるなどの問題が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の問題
を解決することを目的としてなされたものであって、次
のような有効な課題解決手段を備えて構成されている。
【0010】すなわち、本願発明の電気炊飯器の把手構
造は、蓋部を有する容器本体の肩部左右両側に軸孔を設
け、該各軸孔の孔縁部に対して軸部を係合することによ
って、容器本体の前後方向に弧回動可能に把手を枢支し
てなる電気炊飯器において、上記容器本体の肩部後部に
はその外周に沿って上向きの段部が形成され、上記把手
の後部側への傾倒時に、当該把手が同段部上に載置され
るようになっている一方、上記把手軸部には上記軸孔と
の係合突片が形成され、上記把手の上記段部への載置位
置において上記把手軸部の係合突片を上記容器本体の軸
孔に嵌入するようになっている。
【0011】また、本願発明の電気炊飯器の把手構造
は、上記構成の電気炊飯器において、上記把手枢支部に
は前部側への傾倒時に係合して上記把手の前部側への弧
回動角を規制する把手回動角規制手段が設けられ、容器
本体前面部の操作パネル部等に把手が当接しないように
構成されている。
【0012】さらに、本願発明の電気炊飯器の把手構造
は、上記各電気炊飯器の構成において、さらに、その把
手枢支部には、把手を容器本体中央部上方の所定回動角
範囲内位置で仮係止する把手仮係止手段が設けられてい
る。
【0013】
【作用】本願発明の電気炊飯器の把手構造は、上記の各
構成に対応して、それぞれ次のような作用を奏する。
【0014】すなわち、先ず本願発明の電気炊飯器の把
手構造の構成では、上述のように、蓋部を有する容器本
体の肩部左右両側に軸孔を設け、該各軸孔の孔縁部に対
して軸部を係合することによって、容器本体の前後方向
に弧回動可能に把手を枢支してなる電気炊飯器におい
て、上記容器本体の肩部後部にはその外周に沿って上向
きの段部が形成され、上記把手の後部側への傾倒時に、
当該把手が同段部上に載置されるようになっている一
方、上記把手軸部には上記軸孔との係合突片が形成さ
れ、上記把手の上記段部への載置位置において上記把手
軸部の係合突片を上記容器本体の軸孔に嵌入するように
なっている。
【0015】したがって、非使用時における把手は容器
本体肩部の後部外周に上向きに形成されている段部上に
確実に載置されるようになり、収納状態の姿勢が非常に
安定する。また、部分的に突出した係止片を設けて外ケ
ース面から大きく突出した状態で支持する場合に比べて
遥かに強度が高く、落下時などの衝撃による損傷の可能
性が殆んどない。
【0016】さらに、その結果、把手部と容器本体面が
連続面を形成するようになり、把手を含めた容器本体の
外周面全体を略面一状態に形成することが可能となり、
デザイン上全体の連続感、スッキリ感が実現される。
【0017】しかも、以上の場合において、上記段部上
への把手載置状態において、当該把手軸部に設けられた
容器本体側肩部の軸孔との係合突片が容器本体側肩部の
軸孔に嵌入されるようになっている。
【0018】したがって、容器本体への把手の取付けに
際しては、上記把手の軸部を有する開放端側を容器本体
の後部側から前部側に向けて上記段部上に載置した後、
当該段部面に沿って押し込んでゆけば、やがて該把手両
端の上記軸部および係合突片が上記容器本体側肩部に形
成された把手枢支部用の軸孔に達して嵌入される。そし
て、その後、同軸孔の孔縁部に当該軸部が係合され、該
位置から所定角回動すると、同把手軸部の係合突片と孔
縁部同士が相互に内外に係合して外れなくなる。
【0019】したがって、該構成では把手の取付けは、
極めて簡単となり、取付後は相互に係合して係合関係を
維持するような係合構造を採用したような場合の最初の
位置決めも容易となる。
【0020】また、本願発明の電気炊飯器の把手構造の
構成では、上記のような、蓋部を有する容器本体の肩部
左右両側に軸孔を設け、該各軸孔の孔縁部に対して軸部
および係合突片を係合することにより前後方向に弧回動
可能に把手を枢支してなる電気炊飯器において、上記把
手枢支部には前部側への傾倒時に係合して把手の前部側
への弧回動角を規制する把手回動角規制手段が設けられ
ていて、起立状態から前部側下方への傾倒時にも容器本
体の前面部の操作パネル部やロックレバー部等に把手が
当接しないようになっている。
【0021】したがって、把手が容器本体の中央部上方
に起立した状態から前方側下方に弧回動されたような場
合にも、該把手によって操作パネル部の操作キーや蓋ユ
ニットのロックレバーなどが誤って操作されるようなこ
とや操作の障害となるようなことが防止され、又パネル
面を傷つけるようなこともなくなる。
【0022】さらに、又それら各構成を採用した場合に
おいて、その把手枢支部に、把手を容器本体中央部上方
の所定回動角位置で仮係止する把手仮係止手段が設けら
れていると、必要に応じ、把手が下げ易い起立位置に保
持されることになり、運搬使用時に便利なものとなる。
【0023】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の電気炊飯器の把
手構造によると、把手自体の容器本体への取付けが極め
て簡単となる。また、十分に大きな下げ易い把手を有し
ながらも容器本体の全面の面一な連続感を実現すること
ができ、デザイン的にスッキリしたものになる。しか
も、当該把手の収納状態およびその姿勢が非常に安定し
たものとなる。
【0024】さらに、落下時等の衝撃による把手部の損
傷可能性も低くなる。又、把手の前方側下方への回動傾
倒時における操作部の誤操作やパネル面損傷などもなく
なるので、製品の信頼性が一段と向上する。
【0025】
【実施例】図1〜図12は、本願発明の実施例に係る電
気炊飯器の把手構造を示している。
【0026】先ず該実施例の電気炊飯器は、例えばワー
クコイルを備えた電磁誘導式の加熱システムを採用し、
かつ炊飯と保温とを兼用するように構成されている。そ
して、例えば図1〜図4に示すように、その容器本体1
は、例えば合成樹脂板で形成された筒状のカバー部4a
と、該カバー部4a上端部に一体形成された肩部4bと、
上記カバー部4aの下端部に一体的に結合された合成樹
脂製の底部4cとによって全体として有底筒状に形成さ
れた外ケース4を中心として構成されている。そして、
該外ケース4の内側には、図示しないワークコイル(電
磁誘導コイル)によって発生せしめられるうず電流によ
る発熱が可能な例えばステンレス鋼よりなる内鍋を着脱
可能にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底
筒状の内ケースが設けられている。また、該外ケース4
の上部にはヒンジ機構50(図4参照)を介して蓋ユニッ
ト5が上下方向に開閉可能に設けられている。
【0027】一方、上記外ケース4の上記肩部4bにお
けるヒンジ機構50と反対側(前面側)には、操作部を構
成するロックレバー39および操作パネル70が上下に
位置して設けられている。ロックレバー39は、その先
端を上記蓋ユニット5の先端に係合して蓋ユニット5を
閉状態にロックし、同係合を解除することによって蓋ユ
ニット5を上方側に開放するようになっている。また、
操作パネル70は、図3に示すように炊飯に必要な各種
スイッチ類61,62a,62b,62c,71,72,73,7
4と、それらの各スイッチ類によって選択された炊飯メ
ニュー、タイマー設定時間、予約、ファジー炊飯、再加
熱、保温/取消等を表示して使用者に視認せしめるため
の液晶表示部75とを備えて形成されている。
【0028】さらに、上記外ケース4の左右肩部4bの
中央部には、図示のように把手96が前後方向に弧回動
可能に枢支して設けられている。また、同肩部4bの把
手枢支部から後半部外周には、図1に示すように少なく
とも把手96の厚み幅だけ内側に凹んだ上向きの段部4
0が形成されており、該段部40には図5に示すように
後部側に傾倒収納された把手96が外ケース4と連続面
を形成し、かつ安定した状態で確実に載置されるように
なっている。そして、その後部面の左右方向中央位置下
部には、さらに所定幅円弧状に削成された指挿入用の凹
溝部41が設けられている。また、同段部40の肩部左
右中央側両端部は後方側から前方側に向けて昇り傾斜す
る円弧状の傾斜面40aとなっており、その半径方向中
心部に位置する段部縦壁部40bに把手96枢支用の軸
部嵌合孔(軸孔)97,97が形成されている。
【0029】一方、把手96は、例えば図1〜図3に示
すように、全体にU字状をなし、かつ中央部の幅よりも
両端側の幅が狭くて内側縮小方向に弾性を有して形成さ
れているとともに、さらに図6および図8に示すよう
に、その両端側基部96b,96b内側には上記外ケース
4の肩部4b側の段部縦壁部40bに形成された軸部嵌合
孔97,97内に遊嵌される嵌合軸(軸部)98,98がそ
れぞれ設けられている。
【0030】そして、該両端側嵌合軸98,98を上記
軸部嵌合孔97,97内に同軸上に回転自在に遊嵌する
ことによって、例えば図4に示す実線A1の状態から仮
想線A2,A3,A4の状態まで略160°程度の範囲で任
意に弧回動できるように取付けられている。
【0031】上記外ケース4の左右肩部4b側段部縦壁
部40bの軸部嵌合孔97,97の直上部には、例えば図
7および図11に示すように前後方向に各々所定の傾斜
角θ12を有して外側にアール面状に突出した第1、
第2の係合凸部99A,99Bが設けられているととも
に、その水平方向前部側には当該嵌合孔97,97の孔
縁部の一部を略扇形に切欠いて切欠部97a,97aが形
成されている。また、それらに対応して上記把手96側
の上記嵌合軸98,98の基部98a,98aの把手軸O−
O′上の上部側位置(図11参照)には上記軸部嵌合孔9
7,97側第1、第2の係合凸部99A,99Bと対応し
た時に所定の係合抵抗を有して圧接摺動するアール面上
の第3の係合凸部76が設けられている。該第1、第2
の係合凸部99A,99Bと第3の係合凸部76とが特
許請求の範囲における請求項3記載の発明の構成中の把
手仮係止手段を構成している。
【0032】さらに、上記嵌合軸98,98基部98a,
98aの上記把手軸O−O′上の上記第3の係合凸部7
6,76と反対方向の端部側位置(下部位置)には、軸部
先端側に寄せて図8〜図11に示すように上記軸部嵌合
孔97,97孔縁部の扇形の切欠部97a,97aと嵌まり
合う扇形の第4の係合凸部(係合突片)77,77が半径
方向外方に突設されており、その下面側は上記外ケース
4の肩部4b上壁部から下方に向けて突設されたリブ7
8の下面に図4の仮想線A4の回動状態で衝合するよう
になっている。該第4の係合凸部77とリブ78とが、
特許請求の範囲における請求項2記載の発明の構成中の
回動角規制手段を構成している。
【0033】したがって、以上の構成では、先ず把手9
6の取付けに際しては、当該把手96を、その両端側を
容器本体の前部側方向に向けた状態で水平状態に位置さ
せ、上記段部40面上に沿わせて前方に押し入れる。す
ると、その両端側基部96b,96bは上記段部40の両
端の後方から前方に昇り傾斜した傾斜面40a,40aに
より、ガイドされて、その内側の嵌合軸98,98が上
記肩部4b側段部縦壁部40bの軸部嵌合孔97,97と
同軸上に対応するようになる。
【0034】そして、該状態では、上記軸部嵌合孔9
7,97孔縁部の切欠部97a,97aと上記嵌合軸98,
98の第4の係合凸部77,77とが対応して第4の係
合凸部77,77が切欠部97a,97a内に嵌合軸98,
98と共に嵌め込まれ、その後は把手96自体の形状
(両端側の幅が中央部より小さい)による内側方向への挾
圧弾性力により同嵌合状態が安定して維持されるように
なる。
【0035】したがって、把手96の外ケース4への取
付けは極めて簡単である。
【0036】次に、以上のようにして取付けられた上記
把手96が、図4の実線A1の状態から矢印(イ)方向に
回動されると、上記軸部嵌合孔97,97の孔縁部内側
に上記嵌合軸98,98の第4の係合凸部77,77が係
合されて外れなくなるとともにA1からA2の状態前まで
は何等の摺動抵抗なく自由に回動するが、A2位置にく
ると、上記把手側第3の係合凸部76と上記肩部側第1
の係合凸部99Aとが係合圧接して摺動抵抗が大きくな
る。
【0037】そして、これを乗り越えると、やがて図4
に示すA3位置前までは再び自由な回動が可能となる。
ところが、さらに図4のA3位置にくると、上記把手側
第3の係合凸部76が上記肩部4b側第2の係合凸部9
9Bと係合圧接するようになるので再び摺動抵抗が大き
くなる。
【0038】したがって、該構成では、結局上記把手9
6を図4に示すA2とA3位置間の自由回動角範囲θ(例
えばθ=15°程度)内の位置で仮係止することが可能
となり、該位置は把手96が上方に起立させられた状態
であるので、運搬操作上非常に便利となる。
【0039】次に、上記把手96が上記A3位置から、
さらに矢印(イ)方向前方側に回動されて図4に示すA4
位置(該位置は把手96の中央部96aが上記外ケース4
のロックレバー39部および前面側操作パネル70に当
接する手前の位置となっている)に達するが、該位置で
は、図12に示すように、上記把手96側第4の係合凸
部77の下面が上記肩部4b側リブ78の下面に対して
当接衝合するようになるので、把手96は該A4位置で
確実に下方への回動を係止され、図3および図4に示す
仮想線のA5位置まで回動してロックレバー39や操作
パネル70に衝突して誤操作を招いたり、操作パネル7
0面を傷付けるようなことはない。
【0040】なお、この場合、把手96の撓みによる操
作パネル70等への当接(A5位置への押圧変位)をも確
実に避けるために、例えば上記外ケース4の操作パネル
70上方に係合用凸部を別に設けることなども勿論可能
である。
【0041】そして、上記構成では、上記図4のA1
置から所定角以上矢印(イ)方向に回動すると、上記嵌合
軸98側の第4の係合凸部77が上記扇形の切欠部97
a,97aを介して肩部側軸部嵌合孔97,97の孔縁部裏
側に確実に係合するようになるので、運搬時等に外れる
ような恐れは全く生じない。
【0042】さらに、上記構成では、上述のように上記
容器本体1の肩部4bの後部外周部には少なくとも把手
96の厚み幅だけ内側に凹んだ段部40が形成されてお
り、後部側への(上記A4,A3,A2位置からA1位置への)
傾倒時には、上記把手96の全体が当該段部40上に確
実に、かつ安定した状態で載置されるように構成されて
いる。
【0043】したがって、把手非使用時における把手9
6の収納状態の姿勢が非常に安定する。また、それによ
り外ケース4の外周面と把手外周面が略同一面となり、
従来のように部分的に突出した係止片を設けて外ケース
4面から大きく突出した状態で支持する場合に比べて遥
かに強度が高く、落下時などの衝撃による損傷の可能性
も殆んどない。
【0044】さらに、その結果、把手を含めた容器本体
の外周面全体を面一状態に形成することが可能となり、
デザイン上全体の連続感が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例に係る電気炊飯器の
構成を示す把手起立状態の斜視図である。
【図2】図2は、同電気炊飯器の平面図である。
【図3】図3は、同電気炊飯器の正面図である。
【図4】図4は、同電気炊飯器の把手回動状態を示す側
面図である。
【図5】図5は、同電気炊飯器の把手収納状態を示す外
ケース肩部の拡大概略断面図である。
【図6】図6は、同電気炊飯器の外ケース肩部の把手嵌
合状態を示す拡大縦断面図である。
【図7】図7は、同電気炊飯器の外ケース肩部の把手嵌
合孔部の拡大側面図である。
【図8】図8は、同電気炊飯器の把手基部の拡大側面図
である。
【図9】図9は、同電気炊飯器の外ケース肩部の把手嵌
合孔部の拡大縦断面図である。
【図10】図10は、同電気炊飯器の把手取付部におけ
る回動角規制部の係合関係を示す側面図である。
【図11】図11は、同電気炊飯器の把手基部の起立状
態の拡大側面図である。
【図12】図12は、同電気炊飯器の把手の前方側傾倒
時の回動角規制状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1は容器本体、4は外ケース、4aはカバー部、4bは肩
部、4cは底部、5は蓋ユニット、76は第3の係合凸
部、77は第4の係合凸部、78はリブ、96は把手、
96bは把手基部、97は嵌合孔、98は嵌合軸、99
Aは第1の係合凸部、99Bは第2の係合凸部である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋部を有する容器本体の肩部左右両側に
    軸孔を設け、該各軸孔の孔縁部に対して軸部を係合する
    ことによって、容器本体の前後方向に弧回動可能に把手
    を枢支してなる電気炊飯器において、上記容器本体の肩
    部後部にはその外周に沿って上向きの段部が形成され、
    上記把手の後部側への傾倒時に、当該把手が同段部上に
    載置されるようになっている一方、上記把手軸部には上
    記軸孔との係合突片が形成され、上記把手の上記段部へ
    の載置位置において上記把手軸部の係合突片を上記容器
    本体の軸孔に嵌入するようにしたことを特徴とする電気
    炊飯器の把手構造。
  2. 【請求項2】 上記把手枢支部には前部側への傾倒時に
    係合して上記把手の前部側への弧回動角を規制する把手
    回動角規制手段が設けられ、容器本体前面部の操作パネ
    ル部等に把手が当接しないようになっていることを特徴
    とする請求項1記載の電気炊飯器の把手構造。
  3. 【請求項3】 上記把手枢支部には、上記把手を容器本
    体中央部上方の所定回動角範囲内位置で仮係止する把手
    仮係止手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の電気炊飯器の把手構造。
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Cited By (3)

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