JPH08149198A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH08149198A
JPH08149198A JP28367694A JP28367694A JPH08149198A JP H08149198 A JPH08149198 A JP H08149198A JP 28367694 A JP28367694 A JP 28367694A JP 28367694 A JP28367694 A JP 28367694A JP H08149198 A JPH08149198 A JP H08149198A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話装置において、有用な電話をかけてくる
相手に対して不快感を与えることなく、且ついたずら電
話に応対してしまうことを避ける。 【構成】 交換機から電話回線を介して送られてき
た呼出信号を検出し(S110:YES)、その呼出信
号と共に発呼側電話番号が送られてきたか否かを判断し
(S120)、発呼側電話番号が送られてきた場合には
(S120:YES)、発呼側電話番号を表示すると共
に(S130)呼出音を鳴動させて(S140)、受話
器が取られるのを待つ。一方、発呼側電話番号が送られ
てこなかった場合には(S120:NO)、留守番電話
機能を作動させ(S190)、受信している音声をスピ
ーカから出力することにより、いたずら電話であるか否
かを確認できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話機能を有す
る電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話回線からの呼出信号に応
答して自動的に電話回線を閉結し、予め用意された応答
メッセージを送出した後、発呼側(相手側)からの入来
メッセージを録音する、といった留守番電話機能付きの
電話装置が実用化されている。
【0003】そして、このような留守番電話機能付きの
電話装置によれば、録音された入来メッセージを後で再
生することにより、留守中にかかってきた電話の相手を
知ることができる。一方、このような留守番電話機能付
きの電話装置では、通常、相手からの入来メッセージを
録音する際に、相手の音声をスピーカから出力するよう
に構成されているため、在宅中であっても留守番電話モ
ードにセットする、といった使用がなされることがあ
る。
【0004】つまり、留守番電話モードにセットしてお
くことにより、相手の声を聞いてから受話器を取るか或
いはそのまま放置しておくかを決めることができ、これ
によって、いたずら電話に応対してしまうことを避ける
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いたず
ら電話を避けるために留守番電話モードにセットしてお
くと、いたずら電話ではない相手に対しても、「ただい
ま出かけております」といった応答メッセージが送出さ
れてしまい、その後、受話器を取ることになるため、相
手が用件を言わないで電話を切ったり、一時的に居留守
を使うことで相手に対して失礼になってしまうという問
題があった。
【0006】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、有用な電話をかけてくる相手に対して不快感
を与えることなく、且つ、いたずら電話に応対してしま
うことを避けることのできる電話装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載の本発明の電話装置は、交換
機から電話回線を介して送られてきた呼出信号を検出す
る呼出信号検出手段と、該呼出信号検出手段により呼出
信号が検出されると、当該装置と電話回線とを接続して
該電話回線に予め設定された応答メッセージを送出し、
該応答メッセージの送出を終了すると、電話回線を介し
て入力される発呼側からの入来メッセージを記憶媒体に
記憶し、その後、当該装置と電話回線との接続を解除す
る自動応答制御手段と、呼出信号検出手段によって呼出
信号が検出されている間に、外部からの接続指令がなさ
れると、当該装置と発呼側装置との間を電話回線を介し
て通話可能に接続する手動応答制御手段と、を備えた電
話装置であって、電話回線を介して呼出信号と共に発呼
側電話番号が送られてきたか否かを判定する判定手段
と、該判定手段によって発呼側電話番号が送られてこな
かったと判定されたときに、自動応答制御手段を作動さ
せる応答切換手段と、を備えている。
【0008】また、請求項2に記載の本発明の電話装置
は、請求項1に記載の電話装置において、当該装置の動
作モードを、前記判定手段による判定結果に関わらず前
記自動応答制御手段が作動するモードに設定するための
自動応答設定手段を備えている。
【0009】
【作用】上記のように構成された請求項1に記載の電話
装置においては、呼出信号検出手段が、交換機から電話
回線を介して送られてきた呼出信号を検出する。そし
て、自動応答制御手段は、呼出信号検出手段によって呼
出信号が検出されると、当該装置と電話回線とを接続し
て電話回線に予め設定された応答メッセージを送出し、
その応答メッセージの送出を終了すると、電話回線を介
して入力される発呼側からの入来メッセージを記憶媒体
に記憶し、その後、当該装置と電話回線との接続を解除
する。
【0010】また、手動応答制御手段は、呼出信号検出
手段によって呼出信号が検出されている間に、外部から
の接続指令がなされると、当該装置と発呼側装置との間
を電話回線を介して通話可能に接続する。ここで、当該
電話装置では、判定手段が、電話回線を介して呼出信号
と共に発呼側電話番号が送られてきたか否かを判定し、
応答切換手段が、判定手段によって発呼側電話番号が送
られてこなかったと判定されたときに、自動応答制御手
段を作動させる。
【0011】つまり、請求項1に記載の電話装置では、
呼出信号と共に発呼側電話番号が送られてきたときに
は、相手先がはっきりしている電話であることから、自
動応答制御手段を作動させずに、使用者自らが接続指令
を行って電話を受けるようにし、逆に、呼出信号と共に
発呼側電話番号が送られてこなかった場合には、相手先
がはっきりしておらず、いたずら電話の可能性があるこ
とから、自動応答制御手段を作動させて、通常の留守番
電話の如く、応答メッセージを送出した後、入来メッセ
ージを録音するようにしている。
【0012】次に、請求項2に記載の電話装置では、自
動応答設定手段によって、当該装置の動作モードを、判
定手段による判定結果に関わらず自動応答制御手段が作
動するモードに設定することにより、発呼側電話番号が
送られてきたか否かに関わらず自動応答制御手段を作動
させて、通常の留守番電話としても使用することが可能
になる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明が適用された実施例の留守番電話
機能付き電話装置1の構成を表すブロック図である。
【0014】図1に示すように、電話装置1は電話回線
3を介して交換機5に接続されており、交換機5には電
話回線7を介して、或いは更に図示しない他の交換機及
び電話回線を介して他の電話装置が接続されている。こ
こで、当該電話装置1(ここでは便宜上「被呼側」と呼
ぶ)には、他の電話装置(ここでは便宜上「発呼側」と
呼ぶ)のダイヤル操作に応じて、交換機5を介して断続
的な呼出信号が入来する。そして、本実施例では、被呼
側が予め交換機5に発呼側電話番号受信サービスの加入
者であることを登録してあるならば、最初の呼出信号と
次の呼出信号の間の無音区間において、交換機5を介し
て発呼側の電話番号(以下、発呼側電話番号という)が
当該被呼側に送られる交換システムになっており、アメ
リカではアナログの交換システムにおいて既に実用化さ
れている。本発明は、このような交換システムを前提と
したものである。
【0015】そして、電話装置1は、電話回線3に接続
されて上記呼出信号,発呼側電話番号,及び発呼側が電
話を切った際に交換機5から送られてくる繰り返し信号
(ビジトーン)等を受信すると共に、発信時のダイヤル
操作に応じた選択信号(ダイヤル信号)を送信し、更に
通話時におけるアナログ音声信号の送受信等を行う、回
線制御用のネットワーク・コントロールユニット(以
下、NCUという)9と、後述する各制御処理を実行す
るCPU11と、CPU11が実行する制御処理用のプ
ログラムが格納されたROM13と、CPU11の演算
結果等を一時格納するRAM15とを備えている。
【0016】更に、電話装置1は、NCU9によって受
信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
ると共に、当該装置内部で生成されたデジタル音声信号
をアナログ音声信号に変換してNCU9に出力する音声
LSI17と、発呼側へ送出する応答メッセージ(以
下、OGM:Outgoing Messageという)、及び発呼側か
ら送られてきた入来メッセージ(以下、ICM:Incomi
ng Messageという)を記憶するための、記憶媒体として
のダイナミックRAM(DRAM)21と、ワンタッチ
ダイヤルや短縮ダイヤルといった自動ダイヤルが可能な
電話番号を記憶するためのDRAM23と、ダイヤル操
作用の複数の数字キーからなるダイヤルキー,当該装置
の動作モードを在宅モードと留守番電話モードとの何れ
かに切り換えるための、自動応答設定手段としてのモー
ド切換キー,及びDRAM21に記憶されたICMの再
生指令を行うための再生キー等が配設された操作部25
と、電話番号や各種メッセージ等を表示するための表示
部27と、呼出音や再生したICM等をスピーカ29を
介して出力させるためのアンプ31と、上記各部を接続
するデータバス33と、受話器35と、受話器35が当
該装置の筐体から外されたときにオフするフックスイッ
チ37とを備えている。
【0017】まず、このように構成された電話装置1で
の通常時における発信動作について概略説明する。CP
U11は、受話器35が外されてフックスイッチ37が
オフしたこと(以下、この状態をオフフックともいう)
を検出すると、その後、操作部25(ダイヤルキー)の
使用者によるダイヤル操作に応じた選択信号(ダイヤル
信号)をNCU9に出力する。すると、その選択信号は
NCU9から電話回線3を介して交換機5に送出され、
相手側の呼出が行われる。そして、CPU11は、相手
が電話を取ったことをNCU9を介して検出すると、N
CU9に電話回線3を閉結させて、受話器35での通話
を可能にする。
【0018】次に、このような電話装置1において、当
該装置の動作モードが上記モード切換キーによって在宅
モードにセットされている場合に、CPU11が着信時
に実行する処理について、図2及び図3に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。図2は、在宅モード時の全
体処理を表すフローチャートである。この処理の実行が
開始されると、まず、ステップ(以下、単にSと記す)
110にて、呼出信号が入来したか(着信があったか)
否かを判定する、呼出信号検出手段としての処理を実行
し、着信があったと判定するまで待機する。
【0019】そして、S110にて、着信があったと判
定した場合には(S110でYES)、S120に進ん
で、呼出信号と共に発呼側電話番号が送られてきたか否
かを判定する、判定手段及び応答切換手段としての処理
を実行し、発呼側電話番号が送られてきたと判定した場
合には(S120でYES)、S130にて、送られて
きた発呼側電話番号を受信してRAM15に一旦格納す
ると共に、その発呼側電話番号を表示部27に表示す
る。そして、続くS140にて、現在受信中の呼出信号
に連動してスピーカ29から呼出音を出力し、続くS1
50にて、使用者が受話器35を外してオフフックされ
たか否かを判定し、オフフックされていないと判定する
と(S150でNO)、S140に戻ってS140,S
150の処理を繰り返す。
【0020】また、S150にて、オフフックされたと
判定すると(S150でYES)、S160に進んで、
NCU9に電話回線3を閉結させる、手動応答制御手段
としての処理を実行する。即ち、呼出信号に応じて呼出
音が鳴っている間に、使用者が受話器35を外して接続
指令を行った場合には、電話回線3を閉結させて受話器
35による通話ができるようにする。
【0021】次いで、S170にて、使用者が受話器3
5を下ろしてフックスイッチ37がオンされた(以下、
この状態をオンフックともいう)か否かを判定し、オン
フックされたと判定するまで待機する。そして、オンフ
ックされたと判定すると(S170でYES)、使用者
の通話が終了したと判断して、続くS180にて電話回
線3を開放させ、その後、前記S110に移行して着信
待ちの状態に戻る。
【0022】一方、S120にて、呼出信号と共に発呼
側電話番号が送られてこなかったと判定した場合には
(S120でNO)、S190に移行して、発呼側へ自
動応答するための自動応答制御手段としての自動応答処
理を実行した後、前記S110に戻る。
【0023】ここで、この自動応答処理(S190)は
図3に示す如く実行される。即ち、自動応答処理の実行
が開始されると、まず、S210にて電話回線3を閉結
し、続くS220にて、DRAM21に予め記憶されて
いるOGMを、音声LSI17及びNCU9を介して電
話回線3に送出する。尚、このOGMは、「ただいま出
かけております、ピーと鳴ったら貴方のお名前とメッセ
ージをお入れ下さい。」といった内容のものである。
【0024】そして、続くS230にて、OGMの送出
が終了したか否かを判定し、OGMの送出が終了してい
ないと判定した場合には(S230でNO)、続くS2
40にて、オフフックされたか否かを判定し、オフフッ
クされていないと判定すると(S240でNO)、前記
S230に戻ってS230,S240の処理を繰り返
す。また、S240にて、オフフックされたと判定する
と(S240でYES)、S250に進んで、OGMの
送出を中止すると共に受話器35による通話を可能と
し、続くS260にて、オンフックされたと判定するま
で待機する。そして、S260でオンフックされたと判
定すると(S260でYES)、S270に進んで電話
回線3を開放させ、その後、当該自動応答処理を終了す
る。即ち、OGMの送出中に使用者が受話器35を外し
た場合には、受話器35による通話ができるようにして
いる。
【0025】一方、S230にて、OGMの送出が終了
したと判定した場合(S230でYES)、即ちOGM
の送出中に使用者が受話器35を外さなかった場合に
は、S280に移行して、電話回線3から入来するIC
Mの録音を開始すると共に、発呼側の音声(ICM)を
スピーカ29から出力させる。尚、この録音処理は、発
呼側からのアナログ音声信号をNCU9及び音声LSI
17を介してデジタル音声信号として取り込み、その音
声信号に応じたデータ(録音データ)をDRAM21に
格納する、といった手順で実行される。
【0026】そして、続くS290にて、予め設定され
た録音時間が経過したか否かを判定し、その録音時間が
経過していないと判定した場合には(S290でN
O)、続くS300にて、オフフックされたか否かを判
定する。そして、オフフックされていないと判定すると
(S300でNO)、前記S290に戻って、S29
0,S300の処理を繰り返す。また、S300にて、
オフフックされたと判定した場合には(S300でYE
S)、S310に進んで、ICMの録音を中止すると共
に受話器35による通話を可能とし、その後S260に
移行して、オンフックされたと判定するまで待機する。
そして、S260でオンフックされたと判定すると(S
260でYES)、S270に進んで電話回線3を開放
させ、その後、当該自動応答処理を終了する。即ち、I
CMの録音中に使用者が受話器35を外した場合にも、
録音を中止して受話器35による通話ができるようにし
ている。
【0027】一方、S290にて、録音時間が経過した
と判定した場合には(S290でYES)、S320に
移行して、電話回線3を開放させた後、当該自動応答処
理を終了する。そして、この自動応答処理の実行が終了
すると、図2におけるS110に戻って、次の着信を待
つ状態となる。
【0028】尚、自動応答処理の実行によって録音され
たICMは、操作部25の再生キーを押すことにより、
順次音声として再生されてスピーカ29から出力され
る。また、特に図示はしないが、当該電話装置1の動作
モードが在宅モードではなく、留守番電話モードにセッ
トされた場合に実行される処理は、図2に示した在宅モ
ードのフローチャートに対して、下記の2点が異なる。
【0029】(1)S120にて発呼側電話番号が送ら
れてこなかったと判定した場合に、S190の自動応答
処理を実行せずに、S140へ移行する点。 (2)S140の処理とS150の処理との間で、呼出
音を所定回数(例えば5回)だけ鳴らしたか否かを判定
し、呼出音を所定回数だけ鳴らしたと判定した場合に、
図3に示した自動応答処理を実行して、その後S110
に戻る点。
【0030】即ち、留守番電話モード時には、発呼側か
ら発呼側電話番号が送られてきたか否かに関わらず、呼
出音を所定回数だけ鳴らすまでに使用者が受話器35を
取らなかった場合に、自動応答処理を実行して、発呼側
へ現在留守中である旨のOGMを送出した後、発呼側か
らのICMを録音する。
【0031】以上説明したように、本実施例の電話装置
1においては、当該装置の動作モードが在宅モードにセ
ットされているときに、呼出信号と共に発呼側電話番号
が送られてきたか否かを判断し(S120)、発呼側電
話番号が送られてきた場合には(S120:YES)、
自動応答処理を実行せずに、使用者自らが受話器35を
取って電話を受けるようにし(S140〜S180)、
逆に、発呼側電話番号が送られてこなかった場合には
(S120:NO)、自動応答処理を実行して(S19
0)、留守番電話モード時の如く発呼側へOGMを送出
した後、発呼側からのICMを録音するようにしている
(S210〜S320)。
【0032】つまり、発呼側電話番号を送ってこない相
手からの電話は、いたずら電話の可能性が高いと思われ
るため、本実施例の電話装置1においては、普通ならば
留守番電話動作を行わない在宅モードであっても、呼出
信号と共に発呼側電話番号が送られてこなかった場合に
は、留守番電話動作を行うようにしている。
【0033】従って、本実施例の電話装置1によれば、
発呼側電話番号を送ってきた相手、即ちいたずら電話で
はないと思われる相手に対しては、通常の応対をするこ
とができ、逆に、発呼側電話番号を送ってこなかった相
手、即ちいたずら電話の可能性の高い相手に対しては、
使用者自らが応対することなく留守番電話としての自動
応対を行うことができる。
【0034】この結果、従来装置のように、在宅中であ
っても留守番電話モードに設定しておき、相手の声を聞
いてから受話器を取る、といったことをする必要なく、
いたずら電話に自ら応対してしまうことを避けることが
でき、しかも、有用な電話をかけてきた相手に対して、
現在留守中である旨のOGMを流してから受話器35を
取る、といった失礼な応対をしてしまうこともない。
【0035】一方、本実施例の電話装置1では、操作部
25のモード切換キーによって当該装置の動作モードを
留守番電話モードにセットすることにより、発呼側電話
番号の有無に関わらず自動応答処理が実行されるように
設定することができる。つまり、通常の留守番電話とし
ても使用することができる。
【0036】尚、上記実施例の電話装置1は、当該装置
の動作モードを在宅モードと留守番電話モードとの2つ
のモードに切換可能なものであったが、留守番電話モー
ドへの切換機能は必要な場合に設ければよい。また逆
に、発呼側電話番号が送られてこなかった場合にも自動
応答処理を実行しない動作モード、即ち従来の一般的な
在宅モードを切換可能に追加して設けるようにしてもよ
い。
【0037】また、上記本実施例では、S130にて、
送られてきた発呼側電話番号をRAM15に記憶するよ
うにしているため、いたずら電話を撃退するのに有効な
構成を採ることができる。例えば、図2におけるS15
0とS160の間で、所定のキー(いたずら電話撃退キ
ー)が操作されたか否かを判定し、いたずら電話撃退キ
ーが操作されたと判定すると、その回の着信時に送られ
てきてRAM15に記憶された発呼側電話番号をDRA
Mに格納するようにし、更に、S120とS130の間
で、着信時に送られてきた発呼側電話番号とDRAMに
格納した発呼側電話番号とを比較して、両者が一致した
場合には、呼出音を鳴動させることなく電話回線3を閉
結し、その後、直ちに電話回線3を開放するようにして
おく。
【0038】そして、このように構成すれば、使用者
は、受話器35を取って応対した際に(S150,S1
60)、その電話がいたずら電話であったならば、いた
ずら電話撃退キーを操作すればよい。すると、いたずら
電話をかけてきた相手の発呼側電話番号がDRAMに格
納され、その後、同じ相手から再び電話がかかってきた
ときには、その電話を自動的に切ってしまうことができ
る。よって、いたずら電話を一度でもかけてきた相手に
対して、使用者が応対してしまうこと事前に防止でき
る。
【0039】また更に、着信時に送られてきた発呼側電
話番号と、DRAMに格納した発呼側電話番号(即ち、
過去にいたずら電話をかけてきた相手の電話番号)とが
一致した場合に、その電話を自動的に警察等へ転送した
り、かけてきた相手がいやがるような応答を自動的にす
るようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
電話装置によれば、発呼側電話番号を送ってきた相手、
即ちいたずら電話ではない可能性の高い相手に対して
は、通常の応対をすることができ、逆に、発呼側電話番
号を送ってこなかった相手、即ちいたずら電話の可能性
の高い相手に対しては、留守番電話の如き自動応対を行
うことができる。この結果、有用な電話をかけてきた相
手に対しては不快感を与えることなく、且つ、いたずら
電話に対しては自ら応対してしまうことを避けることが
できる。
【0041】また、請求項2に記載の電話装置によれ
ば、自動応答設定手段によって、当該装置の動作モード
を、判定手段による判定結果に関わらず自動応答制御手
段が作動するモードに設定することにより、通常の留守
番電話としても使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電話装置の構成を表すブロック図で
ある。
【図2】 実施例の電話装置において、動作モードが在
宅モードにセットされた場合に実行される処理を表すフ
ローチャートである。
【図3】 実施例の電話装置で実行される自動応答処理
を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1…電話装置 3,7…電話回線 5…交換機 9…NCU(ネットワーク・コントロールユニット)
11…CPU 13…ROM 15…RAM 17…音声LSI 21,23…DRAM 25…操作部 27…表示
部 29…スピーカ 35…受話器 37…フックスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機から電話回線を介して送られてき
    た呼出信号を検出する呼出信号検出手段と、 該呼出信号検出手段により前記呼出信号が検出される
    と、当該装置と前記電話回線とを接続して該電話回線に
    予め設定された応答メッセージを送出し、該応答メッセ
    ージの送出を終了すると、前記電話回線を介して入力さ
    れる発呼側からの入来メッセージを記憶媒体に記憶し、
    その後、当該装置と前記電話回線との接続を解除する自
    動応答制御手段と、 前記呼出信号検出手段によって前記呼出信号が検出され
    ている間に、外部からの接続指令がなされると、当該装
    置と発呼側装置との間を前記電話回線を介して通話可能
    に接続する手動応答制御手段と、 を備えた電話装置において、 前記電話回線を介して前記呼出信号と共に発呼側電話番
    号が送られてきたか否かを判定する判定手段と、 該判定手段によって前記発呼側電話番号が送られてこな
    かったと判定されたときに、前記自動応答制御手段を作
    動させる応答切換手段と、 を備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電話装置において、 当該装置の動作モードを、前記判定手段による判定結果
    に関わらず前記自動応答制御手段が作動するモードに設
    定するための自動応答設定手段を備えたことを特徴とす
    る留守番電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102710842A (zh) * 2012-05-28 2012-10-03 青岛海信移动通信技术股份有限公司 一种Android平台移动终端来电处理方法及装置

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