JP2000324231A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2000324231A
JP2000324231A JP2000121204A JP2000121204A JP2000324231A JP 2000324231 A JP2000324231 A JP 2000324231A JP 2000121204 A JP2000121204 A JP 2000121204A JP 2000121204 A JP2000121204 A JP 2000121204A JP 2000324231 A JP2000324231 A JP 2000324231A
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Japan
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caller
telephone number
calling
telephone
name
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English (en)
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Junji Hatamura
淳史 畑村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話装置において、電話回線の閉結前に、誰
から電話がかかってきたのかが容易に分かるようにす
る。 【構成】 交換機から電話回線を介して送られてきた呼
出信号を検出し、その呼出信号が所定数検出されると、
呼出信号と共に交換機から電話回線を介して送られてく
る発呼側電話番号と発呼者名をRAMに一旦格納すると
共に、その中から発呼者名を優先させて読み出し、表示
部に発呼者名を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機から回線を介し
て送られてきた発呼側電話番号と発呼者名とを受信可能
な電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話回線からの呼出信号とほ
ぼ同時に発呼側の電話番号を送信するサービスが考えら
れており、このサービスを利用することにより被呼側で
は回線を閉結する前に発呼側が誰なのかを知ることがで
きるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回線か
ら送られた電話番号のみを表示しても、電話番号に対応
する名前を記憶していない限り、実際に発呼側が誰であ
るのかを即座に知ることは容易ではなかった。
【0004】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、回線を介して送られてくる発呼側電話番号と
発呼者名とを利用して、誰から電話がかかってきたのか
が容易に分かる電話装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載の本発明の電話装置は、交換
機から回線を介して送られてきた発呼側電話番号と発呼
者名とを受信可能な電話装置であって、電話番号と発呼
者名とを複数個記憶可能な記憶手段と、交換機から回線
を介して送られてきた発呼側電話番号と発呼者名とを対
応させて記憶手段に記憶する記憶制御手段と、電話回線
の閉結前に、前記記憶手段に記憶された発呼側電話番号
と発呼者名の中から発呼者名を優先させて表示手段に表
示させる表示制御手段とを備えている。
【作用】上記のように構成された請求項1に記載の電話
装置においては、複数個の電話番号と発呼者名とを記憶
可能な記憶手段を備えており、記憶制御手段が、交換機
から回線を介して送られてきた発呼側電話番号と発呼者
名とを対応させて記憶手段に記憶する。そして、表示制
御手段が、記憶手段に記憶された発呼側電話番号と発呼
者名の中から、電話回線の閉結前に、発呼者名を優先さ
せて表示手段に表示させる。
【0006】つまり、請求項1に記載の電話装置では、
当該装置に電話がかかってくる毎に、回線を介して送ら
れてくる発呼側電話番号と発呼者名を記憶手段に記憶し
ておき、電話回線の閉結前に、その記憶した発呼側電話
番号と発呼者名の中から発呼者名を優先させて表示手段
に表示できるようにしている。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0008】まず、図1は本発明が適用された実施例の
留守番電話機能付き電話装置1の構成を表すブロック図
である。
【0009】電話装置1は電話回線3を介して交換機5
に接続されており、交換機5には電話回線7を介して、
或いは更に図示しない他の交換機及び電話回線を介して
他の電話装置が接続されている。
【0010】ここで、当該電話装置1(ここでは便宜上
「被呼側」と呼ぶ)には、他の電話装置(ここでは便宜
上「発呼側」と呼ぶ)のダイヤル操作に応じて、交換機
5を介して断続的な呼出信号が入来する。そして、本実
施例では、被呼側が予め交換機5に発呼側電話番号受信
サービスの加入者であることを登録してあるならば、最
初の呼出信号と次の呼出信号の間の無音区間において、
交換機5を介して発呼側の電話番号(以下、発呼側電話
番号という)と発呼者名と発呼時の時刻が当該被呼側に
送られる交換システムになっており、アメリカではアナ
ログの交換システムにおいて既に実用化されている。本
発明は、このような交換システムを前提としたものであ
る。
【0011】そして、電話装置1は、電話回線3に接続
されて上記呼出信号,発呼側電話番号,発呼者名,時刻
及び発呼側が電話を切った際に交換機5から送られてく
る繰り返し信号(ビジトーン)等を受信すると共に、発
信時のダイヤル操作に応じた選択信号(ダイヤル信号)
を送信し、更に通話時におけるアナログ音声信号の送受
信等を行う、回線制御用のネットワーク・コントロール
ユニット(以下、NCUという)9と、後述する各制御
処理を実行するCPU11と、CPU11が実行する制
御処理用のプログラムが格納されたROM13と、CP
U11の演算結果等を一時格納するRAM15とを備え
ている。
【0012】更に、電話装置1は、NCU9によって受
信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
ると共に、当該装置内部で生成されたデジタル音声信号
をアナログ音声信号に変換してNCU9に出力する音声
LSI17と、当該装置が留守番電話モードにセットさ
れているときに発呼側へ送出すべき応答メッセージ(以
下、OGM:Outgoing Messageという),発呼側から送
られてきた入来メッセージ(以下、ICM:Incoming M
essageという),及び発呼側電話番号,名前,時刻など
を記憶するための、記憶媒体(記憶手段)としてのダイ
ナミックRAM(DRAM)21と、ワンタッチダイヤ
ルや短縮ダイヤルといった自動ダイヤルが可能な電話番
号を記憶するためのDRAM23と、ダイヤル操作用の
複数の数字キーからなるダイヤルキー,当該装置の動作
モードを留守番電話機能を作動させる留守番電話モード
と留守番電話機能を作動させない在宅モードとの何れか
に切り換えるためのモード切換キー,自動ダイヤルの電
話番号を登録するための電話帳キー,ワンタッチ操作で
の発呼(発信)を行うためのリダイヤルキー,及びDR
AM21に記憶されたICMの再生指令を行うための再
生キー等が配設された操作部25と、電話番号や各種メ
ッセージ等を表示するための、表示手段としての表示部
27と、呼出音や再生したICMをスピーカ29を介し
て出力させるためのアンプ31と、上記各部を接続する
データバス33と、受話器35と、受話器35が当該装
置の筐体から外されたときにオフするフックスイッチ3
7とを備えている。
【0013】このように構成された電話装置1での通常
時における発信動作及び着信動作について概略説明す
る。
【0014】まず、発信時には、CPU11は、受話器
35が外されてフックスイッチ37がオフしたこと(以
下、この状態をオフフックともいう)をNCU9を介し
て検出し、その後、操作部25(ダイヤルキー)の使用
者によるダイヤル操作に応じた選択信号をNCU9に出
力する。すると、その選択信号はNCU9から電話回線
3を介して交換機5に送出され、相手側の呼出が行われ
る。一方、着信時には、CPU11は、呼出信号が入来
したこと(即ち着信があったこと)をNCU9を介して
検出すると共に、その呼出信号に連動して所定の呼出音
をアンプ31及びスピーカ29を介して出力する。そし
て、CPU11は、呼出信号の検出中にオフフックを検
出すると、NCU9に電話回線3を閉結させて、受話器
35での通話を可能にする。
【0015】次に、このような電話装置1において、上
記モード切換キーによって当該装置の動作モードが留守
番電話モードにセットされた場合にCPU11が実行す
る処理について、図2〜図7に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0016】図2は、留守番電話モード時の全体処理を
表すフローチャートである。この処理の実行が開始され
ると、まず、ステップ(以下、単にSと記す)110に
て、呼出信号が入来したか(着呼があったか)否かを判
定する、呼出信号検出手段としての処理を実行し、着呼
があったと判定した場合には(S110でYES)、続
くS120にて、呼出信号と共に発呼側電話番号,発呼
者名および時刻などが送られてきたか否かを判定する。
この時1回目の呼出信号では呼出音を出力しない。そし
て、発呼側電話番号,発呼者名および時刻などが送られ
てきたと判定した場合には(S120でYES)、続く
S130にて、その発呼側電話番号,発呼者名および時
刻などを受信してそれらを対応させてRAM15に一旦
格納すると共に、その発呼側電話番号,発呼者名および
時刻の中から発呼者名を優先させてを表示部27に表示
する。このとき発呼者名が送られてこなければ、発呼側
電話番号を表示する。
【0017】このS130の処理が終了するか、或いは
S120で何も送られてこなかったと判定した場合には
(S120でNO)、S140に移行して、現在受信中
の2回目の呼出信号に連動してスピーカ29から呼出音
を出力し、続くS150にて、呼出音を所定回数(例え
ば5回)だけ鳴らしたか否かを判定する。2回目の呼出
信号に応じて呼出音を出力するのは、1回目の呼出音で
オフフックされた場合に発呼側電話番号などが表示され
ない恐れがあるためであるが、1回目の呼出信号に応じ
て呼出音を出力してもよい。そして、呼出音を未だ所定
回数だけ鳴らしていないと判定した場合には(S150
でNO)、続くS160にて、使用者が受話器35を外
してオフフックされたか否かを判定し、オフフックされ
ていないと判定すると(S160でNO)、S140に
戻ってS140〜S160の処理を繰り返す。
【0018】また、S160にて、オフフックされたと
判定すると(S160でYES)、S170に進んで、
NCU9に電話回線3を閉結させる。即ち、呼出音を所
定回数だけ鳴らす前に使用者が受話器35を外した場合
には、電話回線3を閉結させて受話器35による通話が
できるようにする。
【0019】そして、続くS180にて、使用者が受話
器35を下ろしてフックスイッチ37がオンされた(以
下、この状態をオンフックともいう)か否かを判定し、
オンフックされたと判定するまで待機する。そして、オ
ンフックされたと判定すると(S180でYES)、使
用者の通話が終了したと判断して、続くS190にて電
話回線3を開放させ、その後、前記S110に戻って着
呼待ちの状態になる。
【0020】一方、S150にて、呼出音を所定回数だ
け鳴らしたと判定した場合、即ち、呼出音が所定回数だ
け鳴るまでに使用者が受話器35を外さなかった場合に
は(S150でYES)、S200にて、発呼側へ自動
応答するための自動応答制御手段としての応答処理を実
行した後、前記S110に戻る。
【0021】ここで、この応答処理(S200)は図3
に示す如く実行される。即ち、応答処理の実行が開始さ
れると、まず、S310にて電話回線3を閉結し、続く
S320にて、DRAM21に予め記憶されているOG
Mを、音声LSI17及びNCU9を介して電話回線3
に送出する。
【0022】そして、続くS330にて、OGMの送出
が終了したか否かを判定し、OGMの送出が終了してい
ないと判定した場合には(S330でNO)、続くS3
40にて、オフフックされたか否かを判定し、オフフッ
クされていないと判定すると(S340でNO)、前記
S330に戻ってS330,S340の処理を繰り返
す。また、S340にて、オフフックされたと判定する
と(S340でYES)、S350に進んで、OGMの
送出を中止すると共に受話器35による通話を可能と
し、続くS360にて、オンフックされたと判定するま
で待機する。そして、S360でオンフックされたと判
定すると(S360でYES)、S370に進んで電話
回線3を開放させ、その後、当該処理を終了する。即
ち、OGMの送出中に使用者が受話器35を外した場合
には、受話器35による通話ができるようにしている。
【0023】一方、S330にて、OGMの送出が終了
したと判定すると(S330でYES)、S380に移
行する。そして、このS380にて、発呼側からのIC
Mを録音するための録音処理を実行した後、当該応答処
理を終了する。
【0024】ここで、この録音処理(S380)は図4
に示す如く実行される。即ち、録音処理の実行が開始さ
れると、まず、S410にて、上述したS130で発呼
側電話番号,名前,時刻などが受信されており、それが
RAM15に格納されているか否かを判定する。そし
て、発呼側電話番号,名前,時刻などが受信済みである
と判定した場合には(S410でYES)、続くS42
0にて、その発呼側電話番号,発呼者名および時刻を、
今から録音するICMと1対1に対応する属性情報(以
下、ICM属性情報という)としてDRAM21に格納
する記憶制御手段としての処理を実行する。
【0025】このS420の処理が終了するか、或いは
S410で何も受信されていないと判定した場合には
(S410でNO)、S430に移行して、電話回線3
から入来するICMの録音を開始する。尚、この処理
は、発呼側からのアナログ音声信号をNCU9及び音声
LSI17を介してデジタル音声信号として取り込み、
その音声信号に応じたデータ(録音データ)をDRAM
21に格納する、といった手順で実行される。
【0026】そして、続くS440にて、録音中のIC
Mに音声が含まれていない状態が所定時間以上継続した
か否か、換言するならば録音中の信号が所定時間以上、
非音声信号であるか否かを判定する、判定手段としての
処理を実行する。尚、ここで判定される非音声信号と
は、音を含まない無音信号,単一トーンの連続信号,或
いは単一トーンの繰り返し信号(ビジトーン)といった
信号であり、S440では、これらの非音声信号が所定
時間以上継続して入来した場合に肯定判定される。
【0027】そしてS440にて、非音声信号が所定時
間以上継続していないと判定した場合には(S440で
NO)、S450に進んで、予め設定された録音時間が
経過したか否かを判定し、その録音時間が経過していな
いと判定した場合には(S450でNO)、続くS46
0にて、オフフックされたか否かを判定する。そして、
オフフックされていないと判定すると(S460でN
O)、前記S440に戻って、S440〜S460の処
理を繰り返す。また、S460にて、オフフックされた
と判定した場合には(S460でYES)、S470に
進んで、ICMの録音を中止すると共に受話器35によ
る通話を可能とし、続くS480にて、オンフックされ
たと判定するまで待機する。即ち、ICMの録音中に使
用者が受話器35を外した場合には、録音を中止して受
話器35による通話ができるようにしている。
【0028】一方、S440にて、非音声信号が所定時
間以上継続したと判定した場合には(S440でYE
S)、S490に移行して、その非音声信号部分の録音
データをDRAM21から消去する、消去手段としての
処理を実行する。ここで、ICMが始めから非音声信号
で所定時間以上経過した場合には、そのICMの録音デ
ータは残らないこととなるが、ICMの録音を行ったこ
とはDRAM21に記憶される。
【0029】そして、このS490の処理を実行した場
合、S450で録音時間が経過したと判定した場合(S
450でYES)、或いはS480でオフフックされた
と判定した場合には(S480でYES)、S500に
移行して、電話回線3を開放させる。そして、続くS5
10にて、今回録音したICMの録音データがDRAM
21内にあるか否かを判定する、第2の判定手段として
の処理を実行し、録音データがあると判定した場合には
(S510でYES)、そのまま当該録音処理を終了す
る。また、S510にて、今回録音したICMの録音デ
ータがないと判定した場合には(S510でNO)、S
520に進んで、ICM属性情報内の無音声フラグをセ
ットした後、当該処理を終了する。尚、この無音声フラ
グは、対応するICMは一旦録音されたものの、それが
最初から所定時間以上、非音声信号であったため、その
全録音データがDRAM21から消去された旨を示すフ
ラグである。
【0030】一方、図2におけるS110にて、呼出信
号が入来しておらず着呼がないと判定した場合には(S
110でNO)、S210に移行して、操作部25の再
生キーがオンされたか否かを判定する。そして、再生キ
ーがオンされていないと判定した場合には(S210で
NO)、続くS220にて、操作部25に設けられた無
音声モードキーが押されたか否かを判定し、無音声モー
ドキーが押されていないと判定した場合には(S220
でNO)、前記S110に戻る。
【0031】これに対しS220にて、無音声モードキ
ーが押されたと判定した場合には(S220でYE
S)、S230に進んで、DRAM21内のICM属性
情報(無音声フラグ及び発呼側電話番号、発呼者名およ
び時刻)を読み込み、続くS240にて、上述した録音
処理で無音声フラグがセットされたICMに対応する発
呼側電話番号,発呼者名,時刻の内、発呼者名を優先さ
せて、即ちDRAM21内に再生すべき録音データが残
されなかったICMに対応する発呼者名を選別して、そ
の発呼者名を表示部27に表示させる分別表示手段とし
ての処理を実行する。ただし、発呼者名がICM属性情
報に存在しない場合は発呼側電話番号を表示させる。
【0032】尚、この発呼者名はカーソルキーが押され
る度に順次発呼側電話番号,時刻と順に表示が繰り返さ
れ、また、無音声モードキーが押される度に次の発呼者
名が順次表示される。また、無音声モードキーを一度押
下すれば、録音データが残されなかったICMに対応す
る発呼者名,発呼側電話番号,時刻を順次サイクリック
に表示するようにしてもよい。
【0033】また一方、S210にて、再生キーがオン
されたと判定した場合には(S210でYES)、S2
50にて、上述した録音処理で録音されたICMを順次
再生すると共に、再生するICMに対応した発呼側電話
番号,発呼者名,時刻の内、発呼者名を優先的に表示部
27に表示させる再生制御手段としての再生処理を実行
し、その後S110に戻る。
【0034】ここで、この再生処理(S250)は図5
に示す如く実行される。即ち、再生処理の実行が開始さ
れると、まず、S610にて、録音処理によって録音さ
れたICMがあるか否かを判定する。尚、この判定で
は、無音声フラグのセットされたICMも録音されたI
CMとして扱われる。そしてS610にて、録音された
ICMがないと判定された場合には(S610でN
O)、続くS620にて、表示部27にICMが無い旨
のメッセージを表示してから当該再生処理を終了する。
【0035】一方、S610にて、録音されたICMが
あると判定した場合には(S610でYES)、S63
0に移行して、今回再生するICMに対応した発呼側電
話番号,発呼者名,時刻などがDRAM21に記憶され
ているか否かを判定し、発呼側電話番号,発呼者名,時
刻などが記憶されていると判定した場合には(S630
でYES)、続くS640にて、その発呼者名を優先さ
せて表示部27に表示する。DRAM21に発呼者名が
記憶されていなければ、発呼側電話番号を表示する。
【0036】尚、この発呼者名はカーソルキーが押され
る度に順次発呼側電話番号,時刻と順に表示が繰り返さ
れるため、録音されたICMを聞きながら発呼側電話番
号や発呼された時刻を確認することができる。
【0037】そして、S640の処理を終了するか、或
いはS630にて発呼者名などが記憶されていないと判
定した場合には(S630でNO)、S650に移行し
て、今回再生するICMに対応した無音声フラグをチェ
ックすることにより、そのICMの録音データがDRA
M21に記憶されているか否かを判定する。そして、I
CMの録音データがあると判定した場合には(S650
でYES)、続くS660にて、その録音データの再生
を開始する再生手段としての処理を実行し、続くS67
0にて、図6に示す有音時処理を実行する。
【0038】ここで、図6に示すように有音時処理(S
670)の実行が開始されると、まず、S710にて、
録音データ(ICM)の再生が終了したか否かを判定
し、ICMの再生が終了したと判定した場合には(S7
10でYES)、そのまま当該処理を終了するが、IC
Mの再生が終了していないと判定した場合には(S71
0でNO)、続くS720にて、操作部25のリダイヤ
ルキーがオンされたか否かを判定する。そして、リダイ
ヤルキーがオンされたと判定した場合には(S720で
YES)、続くS730にて、現在再生中のICMに対
応する発呼側電話番号がDRAM21に記憶されている
か否かを判定し、記憶されていると判定した場合には
(S730でYES)、続くS740にて、ICMの再
生を中止する。
【0039】そして、続くS750にて、電話回線3を
閉結し、続くS760にて、再生していたICMに対応
する発呼側電話番号にダイヤルし、更に続くS770に
て、オフフックされるまで待機する。つまり、S750
〜S770の処理により、受話器35が下ろされた状態
で発信を行う、所謂オンフックモニタ状態となる。
【0040】次いで、S770にて、オフフックされた
と判定すると(S770でYES)、続くS780に
て、受話器35による通話を可能にすると共に、通話が
終わってオンフックされるまで待機する。そして、この
S780にてオンフックを検出すると(S780でYE
S)、続くS790にて電話回線3を開放した後、当該
処理を終了する。
【0041】また、S730にて、再生中のICMに対
応する発呼側電話番号がないと判定した場合には(S7
30でNO)、S800に移行して、表示部27にエラ
ーメッセージ(この場合には、ダイヤルできない旨を示
すメッセージ)を表示させた後、前記S710に戻る。
【0042】一方、S720にて、リダイヤルキーがオ
ンされていないと判定した場合には(S720でN
O)、S810に移行して、操作部25の電話帳キーが
オンされたか否かを判定する。そして、電話帳キーがオ
ンされていないと判定した場合には(S810でN
O)、前記S710に戻るが、電話帳キーがオンされた
と判定した場合には(S810でYES)、S820に
進んで、前記S730の場合と同様に、現在再生中のI
CMに対応する発呼側電話番号や発呼者名がDRAM2
1に記憶されているか否かを判定し、記憶されていると
判定した場合には(S820でYES)、続くS830
にて、自動ダイヤル(短縮ダイヤル)の登録枠に空きが
あるか否かを判定する。そして、自動ダイヤル(短縮ダ
イヤル)に空きがあると判定した場合には(S830で
YES)、続くS840にて、現在再生中のICMに対
応する発呼側電話番号と発呼者名を、自動ダイヤルが可
能な電話番号として空き短縮番号のうちの小さい番号に
対応させて登録し、その登録された電話番号と発呼者名
と短縮番号とを順次表示部27に表示した後、前記S7
10に戻る。
【0043】また、S820で発呼側電話番号や発呼者
名が記憶されていないと判定した場合(S820でN
O)、或いはS830で自動ダイヤルに空きがないと判
定した場合には(S830でNO)、S800に移行し
て、表示部27にエラーメッセージ(この場合には、登
録できない旨を示すメッセージ)を表示した後、前記S
710に戻る。
【0044】つまり、この有音時処理では、ICMの再
生中にリダイヤルキーが押されると、そのICMに対応
した発呼側電話番号へダイヤル発信するようにしてお
り、これにより、留守中に電話をかけてきた相手へ簡単
に連絡できるようにしている。また、ICMの再生中に
電話帳キーが押されると、そのICMに対応した発呼側
電話番号や発呼者名を短縮ダイヤル用の電話番号として
空き短縮番号と共に登録するようにしており、これによ
り、自動登録された短縮番号を操作(ダイヤル操作)す
ることによって、後で簡単に電話がかけられるようにし
ている。
【0045】一方、図5のS650にて、今回再生する
ICMの録音データがDRAM21に記憶されていない
と判定した場合には(S650でNO)、S680に移
行して、図7に示す無音時処理を実行する。
【0046】尚、図7に示すように、この無音時処理
(S680)は有音時処理(S670)とほぼ同様に実
行され、図7において有音時処理と同じ処理について
は、図6におけるステップ番号に「200」を加えた番
号を付している。但し、この無音時処理が実行される場
合にはICMの再生が行われないため、無音時処理で
は、図6におけるS710に代えて、まずS915にて
2秒間が経過したか否かを判定する点、及び、S930
にて、再生しようとしているICM(実際にはDRAM
21に記憶されていない)に対応する発呼側電話番号が
記憶されていると判定すると(S930でYES)、直
接S950に進んで電話回線3を閉結する点が異なって
いる。
【0047】従って、この無音時処理が実行された場合
にも、リダイヤルキーが押されると(S920でYE
S)、そのとき再生しようとしたICMに対応する発呼
側電話番号へダイヤル発信がなされ(S950,S96
0)、また、電話帳キーが押されると(S1010でY
ES)、そのICMに対応した発呼側電話番号や発呼者
名が自動ダイヤル用の電話番号として空き短縮番号と対
応した形で登録される(S1040)。
【0048】そして、図5に示すように、S670の有
音時処理の実行を終了するか、或いはS680の無音時
処理の実行を終了すると、S690に進んで、DRAM
21内に次のICMがあるか否かを判定し、次のICM
があれば(S690でYES)、前記S630へ戻って
S630〜S690の処理を繰り返し、次のICMがな
ければ(S690でNO)、当該再生処理を終了する。
【0049】尚、DRAM21に記憶された発呼者名や
発呼側電話番号などは、所定の消去キーが操作されるま
では消去されないようにしてもよいし、一度出力された
ならば消去されるようにしてもよい。
【0050】以上説明したように、本実施例の電話装置
1では、留守番電話モードにセットされているときに、
順次記憶する発呼側からのICMに夫々対応させて、発
呼側電話番号や発呼者名をもDRAM21に記憶してい
き(S420)、再生キーが押されてICMを再生する
際に、再生するICMに対応した発呼者名を優先させて
表示部27に表示するようにしている(S640)。従
って、発呼側電話番号だけを表示するのに比べ、誰から
電話がかけられたのかを容易に確認でき、相手がメッセ
ージを残さなかった場合でも、表示された発呼者名を見
ることにより、留守中に誰から電話がかかってきたのか
が容易に分かる。
【0051】そして更に、本実施例の電話装置1では、
音声が含まれていなかったICMの録音データはDRA
M21から消去するようにしている(S440,S49
0)。従って、発呼側電話番号や発呼者名を記憶するよ
うに構成したにも関わらず、DRAM21の記憶容量を
抑えることができる。
【0052】また、本実施例の電話装置1では、音声が
含まれていなかったICMに対応する発呼者名や発呼側
電話番号を、無音声フラグにより識別してDRAM21
に格納するようにし(S510,S520)、操作部2
5の無音声モードキーを押すことにより、その発呼者名
や発呼側電話番号だけを順次表示できるようにしている
(S220〜S240)。従って、本実施例の電話装置
1によれば、メッセージを残さなかった相手を、発呼者
名や発呼側電話番号だけを表示させて素早く知ることが
できる。
【0053】尚、上記実施例では、ICMを再生する際
に、そのICMに対応する発呼者名を優先的に表示する
ものであった。換言するならば、ICMの再生指令と発
呼者名や発呼側電話番号の表示指令とを共用したもので
あったが、例えば、DRAM21に記憶された発呼者名
や発呼側電話番号の表示指令を行うための専用キーを設
け、そのキーが押される度に、記憶された発呼者名や発
呼側電話番号を順次表示させるようにしてもよい。そし
てこの場合にも、相手がメッセージを残したか否かに関
わらず、表示された発呼者名を見ることにより、誰から
電話がかかってきたのかが容易に分かる。
【0054】また、上記実施例では、電話装置1が留守
番電話モードにセットされている場合に、発呼者名や発
呼側電話番号などを順次記憶し、その番号を後で表示で
きるものであったが、自動応答を行わない在宅モード
(通常の電話モード)にセットされている場合にも、呼
出信号と共に送られてくる発呼者名や発呼側電話番号な
どを順次DRAM21に記憶するようにし、所定のキー
を押す度に、その記憶した発呼者名や発呼側電話番号な
どを表示するように構成してもよい。尚、この場合に
は、発呼者名や発呼側電話番号をDRAM21に記憶す
る処理が記憶制御手段に対応し、上記キーの操作に応じ
て発呼側電話番号を表示させる処理が表示制御手段に対
応することとなる。
【0055】そして、このようにすることにより、相手
先に無用な電話料金を課金させることがなく、相手先が
何かの用で電話をしてきたことが分かる。また更に、留
守番電話モードにセットしておかなくても、留守中に誰
から電話がかかってきたのかが分り、商売等をしている
人にとっては非常に便利である。
【0056】また、上記実施例では、発呼者名や電話番
号の他に時刻も記憶されているので、いつ電話を受けた
のかを表示を見るだけで確認することができる。
【0057】更に、上記実施例では、発呼者名,発呼側
電話番号,時刻をカーソルキーで順次表示を繰り返すよ
うにしたが、更に交換機から送られてくる情報が増えれ
ば、追加して表示するようにしてもよい。また、表示部
が大きければ、上記の情報を上から順に一度に表示する
ようにしてもよい。
【0058】また、DRAM21に記憶された発呼側電
話番号,発呼者名,時刻などを通信管理レポートとして
プリントアウトするようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
電話装置によれば、当該装置に電話がかかってくる毎
に、交換機から送られてきた発呼側電話番号と発呼者名
とを記憶し、電話回線の閉結前に、その記憶した発呼者
名と発呼側電話番号の中から発呼者名を優先させてを表
示手段に表示するようにしているため、発呼側が誰なの
かを容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電話装置の構成を表すブロック図で
ある。
【図2】 実施例の電話装置において、留守番電話モー
ド時に実行される全体処理を表すフローチャートであ
る。
【図3】 実施例の電話装置で実行される応答処理を表
すフローチャートである。
【図4】 応答処理内で実行される録音処理を表すフロ
ーチャートである。
【図5】 実施例の電話装置で実行される再生処理を表
すフローチャートである。
【図6】 再生処理内で実行される有音時処理を表すフ
ローチャートである。
【図7】 再生処理内で実行される無音時処理を表すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…電話装置 3,7…電話回線 5…交換機 9…NCU(ネットワーク・コントロールユニット)
11…CPU 13…ROM 15…RAM 17…音声LSI 21,23…DRAM 25…操作部 27…表示部 2
9…スピーカ 35…受話器 37…フックスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機から回線を介して送られてきた発
    呼側電話番号と発呼者名とを受信可能な電話装置であっ
    て、 電話番号と発呼者名とを記憶可能な記憶手段と、 前記交換機から回線を介して送られてきた発呼側電話番
    号と発呼者名とを対応させて前記記憶手段に記憶する記
    憶制御手段と、 回線の閉結前に、前記記憶手段に記憶された発呼側電話
    番号と発呼者名の中から発呼者名を優先させて表示手段
    に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする
    電話装置。
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