JP3285285B2 - 電話装置 - Google Patents
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Description
介して送られてきた呼出信号を検出した後、発呼側装置
と接続する電話装置に関するものである。
答して自動的に電話回線を閉結し、予め用意された応答
メッセージを送出した後、発呼側(相手側)からの入来
メッセージを録音する、といった留守番電話機構付きの
電話装置が実用化されている。
電話装置によれば、録音された入来メッセージを後で再
生することにより、留守の間に誰から電話がかかってき
たのかを知ることができる。
電話機能のない電話装置は当然であるが、留守番電話機
能を備えた電話装置であっても、使用者が留守番電話モ
ードにセットし忘れた場合には、留守の間に電話がかか
ってきても、誰から電話がかかってきたのか全く分から
なかった。
留守番電話モードにセットしておいたとしても、相手が
メッセージを残さなければ誰から電話がかかってきたの
か分からなかった。本発明は、こうした問題に鑑みなさ
れたものであり、留守中に電話がかかってきた場合で
も、確実に誰から電話がかかってきたのかが分かる電話
装置を提供することを目的としている。
になされた請求項1に記載の本発明の電話装置は、動作
モードが、留守番電話機能を作動させる留守番電話モー
ドと留守番電話機能を作動させない在宅モードとに切り
換え可能な電話装置であって、動作モードが前記留守番
電話モードにセットされた場合には、交換機から電話回
線を介して送られてきた呼出信号を検出すると、当該装
置と前記電話回線とを接続して前記電話回線を介して入
力される発呼側からの入来メッセージを記憶媒体に記憶
する自動応答制御手段と、再生指令があると、前記記憶
媒体に記憶された入来メッセージを再生する再生手段
と、前記交換機から電話回線を介して送られてきた発呼
側電話番号を、前記入来メッセージと対応させて記憶す
る第1の電話番号記憶手段と、前記第1の電話番号記憶
手段に記憶された発呼側電話番号を、表示指令に基づき
表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、所定のキ
ーが押されると、前記第1の電話番号記憶手段に記憶さ
れた発呼側電話番号のうち、音声が含まれていなかった
入来メッセージに対応する発呼側電話番号だけを、前記
表示手段に順次表示させる第3の表示制御手段と、が機
能し、動作モードが前記在宅モードにセットされた場合
には、電話番号を複数個記憶可能であると共に、前記交
換機から電話回線を介して送られてきた発呼側電話番号
を順次記憶する第2の電話番号記憶手段と、前記第2の
電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番号を、表示
指令に基づき前記表示手段に表示させる第2の表示制御
手段と、が機能すること、を特徴としている。
は、動作モードが、留守番電話機能を作動させる留守番
電話モードと留守番電話機能を作動させない在宅モード
とに切り換え可能な電話装置であって、動作モードが前
記留守番電話モードにセットされた場合には、交換機か
ら電話回線を介して送られてきた呼出信号を検出する
と、当該装置と前記電話回線とを接続して前記電話回線
を介して入力される発呼側からの入来メッセージを記憶
媒体に記憶する自動応答制御手段と、再生指令がある
と、前記記憶媒体に記憶された入来メッセージを再生す
る再生手段と、前記交換機から電話回線を介して送られ
てきた発呼側電話番号を、前記入来メッセージと対応さ
せて記憶する第1の電話番号記憶手段と、前記再生手段
による入来メッセージの再生時に、前記第1の電話番号
記憶手段に記憶された発呼側電話番号を表示手段に表示
させる第1の表示制御手段と、所定のキーが押される
と、前記第1の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電
話番号のうち、音声が含まれていなかった入来メッセー
ジに対応する発呼側電話番号だけを、前記表示手段に順
次表示させる第3の表示制御手段と、が機能し、動作モ
ードが前記在宅モードにセットされた場合には、電話番
号を複数個記憶可能であると共に、前記交換機から電話
回線を介して送られてきた発呼側電話番号を順次記憶す
る第2の電話番号記憶手段と、前記第2の電話番号記憶
手段に記憶された発呼側電話番号を、表示指令に基づき
前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、が機
能すること、を特徴としている。
置は、動作モードが、留守番電話機能を作動させる留守
番電話モードと留守番電話機能を作動させない在宅モー
ドとに切り換え可能な電話装置であって、動作モードが
前記留守番電話モードにセットされた場合には、交換機
から電話回線を介して送られてきた呼出信号を検出する
と、当該装置と前記電話回線とを接続して前記電話回線
を介して入力される発呼側からの入来メッセージを記憶
媒体に記憶する自動応答制御手段と、再生指令がある
と、前記記憶媒体に記憶された入来メッセージを再生す
る再生手段と、前記交換機から電話回線を介して送られ
てきた発呼側電話番号を、前記入来メッセージと対応さ
せて記憶する第1の電話番号記憶手段と、前記第1の電
話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番号を、音声が
含まれた入来メッセージに対応する発呼側電話番号と、
音声が含まれていなかった入来メッセージに対応する発
呼側電話番号とに分けて、表示手段に表示させ、所定の
キーが押されると、前記第1の電話番号記憶手段に記憶
された発呼側電話番号のうち、音声が含まれていなかっ
た入来メッセージに対応する発呼側電話番号だけを、前
記表示手段に順次表示させる分別表示制御手段と、が機
能し、動作モードが前記在宅モードにセットされた場合
には、電話番号を複数個記憶可能であると共に、前記交
換機から電話回線を介して送られてきた発呼側電話番号
を順次記憶する第2の電話番号記憶手段と、前記第2の
電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番号を、表示
指令に基づき前記表示手段に表示させる第2の表示制御
手段と、が機能すること、を特徴としている。
置は、請求項1ないし請求項3の何れかに記載の電話装
置において、前記入来メッセージに音声が含まれている
か否かを判定する判定手段と、該判定手段によって音声
が含まれていないと判定された入来メッセージを、前記
記憶媒体から消去する消去手段と、を備えたことを特徴
としている。
1に記載の電話装置において、動作モードが留守番電話
モードにセットされた場合には、自動応答制御手段が、
交換機から電話回線を介して送られてきた呼出信号を検
出すると、当該装置と電話回線とを接続して、前記電話
回線を介して入力される発呼側からの入来メッセージを
記憶媒体に記憶する。そして、再生指令があると、再生
手段が、記憶媒体に記憶された入来メッセージを再生す
る。つまり、自動応答制御手段及び再生手段により、留
守番電話機としての機能を実現している。
は、第1の電話番号記憶手段が、交換機から電話回線を
介して送られてきた発呼側電話番号を、入来メッセージ
と対応させて記憶する。そして、第1の表示制御手段
が、第1の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番
号を、表示指令に基づき表示手段に表示させる。また、
所定のキーが押されると、第3の表示制御手段が、前記
第1の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番号の
うち、音声が含まれていなかった入来メッセージに対応
する発呼側電話番号だけを前記表示手段に順次表示させ
る。
させない在宅モードにセットされた場合には、電話番号
を複数個記憶可能な第2の電話番号記憶手段が、交換機
から電話回線を介して送られてきた発呼側電話番号を順
次記憶する。そして、第2の表示制御手段が、第2の電
話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番号を、表示指
令に基づき表示手段に表示させる。
電話モードの場合には、自動応答制御手段によって記憶
媒体に記憶される入来メッセージに対応させて、発呼側
電話番号を記憶し、当該装置に表示指令を行うことによ
り、その記憶した発呼側電話番号を表示手段に表示でき
るようにしている。また、在宅モードの場合にも、当該
装置に電話がかかってくる毎に、発呼側電話番号を順次
記憶しておき、当該装置に表示指令を行うことにより、
その記憶した発呼側電話番号を表示手段に表示できるよ
うにしている。
留守番電話モードにセットしておいたにも拘わらず、相
手がメッセージを残さなかった場合、換言するならば相
手を識別可能な入来メッセージが記憶されていなかった
場合でも、発呼側電話番号を見ることにより、誰から電
話がかかってきたのかが分かる。また、使用者が当該電
話装置の動作モードを在宅モードにしたままで留守を
し、その留守中に複数の電話がかかってきたとしても、
後で発呼側電話番号を見ることにより、電話をかけてき
た全ての相手を確認することができる。そして更に、留
守番電話モードにセットしておかなくても、留守中に誰
から電話がかかってきたのかが分かるため、相手先に無
用な電話料金を課金させることが無い。また、留守番電
話モードにセットしておいた場合にメッセージを残さな
かった相手の電話番号だけを表示させて、その相手を非
常に素早く知ることができる。
求項1の電話装置と比較すると、留守番電話モードの時
に機能する第1の表示制御手段が異なっている。そし
て、請求項2の電話装置において、その第1の表示制御
手段は、再生手段による入来メッセージの再生時に、第
1の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番号を表
示手段に表示させる。
請求項1の電話装置と同様の効果が得られる上に、入来
メッセージを再生するだけで、特別な操作を必要とする
ことなく、発呼側電話番号を表示することができる。
求項1,2の電話装置と比較すると、留守番電話モード
の時に機能する手段として、第1の表示制御手段に代え
て、分別表示制御手段が備えられている。そして、その
分別表示制御手段は、第1の電話番号記憶手段に記憶さ
れた発呼側電話番号を、音声が含まれた入来メッセージ
に対応する発呼側電話番号と、音声が含まれていなかっ
た入来メッセージに対応する発呼側電話番号とに分け
て、表示手段に表示させ、所定のキーが押されると、第
1の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番号のう
ち、音声が含まれていなかった入来メッセージに対応す
る発呼側電話番号だけを、表示手段に順次表示させる。
請求項1の電話装置と同様の効果が得られる上に、音声
が含まれた入来メッセージに対応する発呼側電話番号
と、音声が含まれていなかった入来メッセージに対応す
る発呼側電話番号とを、分別して表示できるため、メッ
セージを残さなかった相手を知りたい場合に、その相手
を素早く知ることができる。
押されると、第1の電話番号記憶手段に記憶された発呼
側電話番号のうち、音声が含まれていなかった入来メッ
セージに対応する発呼側電話番号だけを、表示手段に順
次表示させることができる。
求項1ないし請求項3の何れかに記載の電話装置におい
て、判定手段が、発呼側からの入来メッセージに音声が
含まれているか否かを判定し、消去手段が、判定手段に
よって音声が含まれていないと判定された入来メッセー
ジを、記憶媒体から消去する。
音声が含まれていなかった入来メッセージは自動的に消
去されるため、記憶媒体の記憶領域を有効に使用でき
る。
明する。まず、図1は本発明が適用された実施例の留守
番電話機能付き電話装置1の構成を表すブロック図であ
る。
に接続されており、交換機5には電話回線7を介して、
或いは更に図示しない他の交換機及び電話回線を介して
他の電話装置が接続されている。ここで、当該電話装置
1(ここでは便宜上「被呼側」と呼ぶ)には、他の電話
装置(ここでは便宜上「発呼側」と呼ぶ)のダイヤル操
作に応じて、交換機5を介して断続的な呼出信号が入来
する。そして、本実施例では、被呼側が予め交換機5に
発呼側電話番号受信サービスの加入者であることを登録
してあるならば、最初の呼出信号と次の呼出信号の間の
無音区間において、交換機5を介して発呼側の電話番号
(以下、発呼側電話番号という)が当該被呼側に送られ
る交換システムになっており、アメリカではアナログの
交換システムにおいて既に実用化されている。本発明
は、このような交換システムを前提としたものである。
されて上記呼出信号,発呼側電話番号,及び発呼側が電
話を切った際に交換機5から送られてくる繰り返し信号
(ビジトーン)等を受信すると共に、発信時のダイヤル
操作に応じた選択信号(ダイヤル信号)を送信し、更に
通話時におけるアナログ音声信号の送受信等を行う、回
線制御用のネットワーク・コントロールユニット(以
下、NCUという)9と、後述する各制御処理を実行す
るCPU11と、CPU11が実行する制御処理用のプ
ログラムが格納されたROM13と、CPU11の演算
結果等を一時格納するRAM15とを備えている。
信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
ると共に、当該装置内部で生成されたデジタル音声信号
をアナログ音声信号に変換してNCU9に出力する音声
LSI17と、当該装置が留守番電話モードにセットさ
れているときに発呼側へ送出すべき応答メッセージ(以
下、OGM:Outgoing Messageという),発呼側から送
られてきた入来メッセージ(以下、ICM:Incoming M
essageという),及び発呼側電話番号等を記憶するため
の、記憶媒体(記憶手段)としてのダイナミックRAM
(DRAM)21と、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤ
ルといった自動ダイヤルが可能な電話番号を記憶するた
めのDRAM23と、ダイヤル操作用の複数の数字キー
からなるダイヤルキー,当該装置の動作モードを留守番
電話機能を作動させる留守番電話モードと留守番電話機
能を作動させない在宅モードとの何れかに切り換えるた
めのモード切換キー,自動ダイヤルの電話番号を登録す
るための電話帳キー,ワンタッチ操作での発呼(発信)
を行うためのリダイヤルキー,及びDRAM21に記憶
されたICMの再生指令を行うための再生キー等が配設
された操作部25と、電話番号や各種メッセージ等を表
示するための、表示手段としての表示部27と、呼出音
や再生したICMをスピーカ29を介して出力させるた
めのアンプ31と、上記各部を接続するデータバス33
と、受話器35と、受話器35が当該装置の筐体から外
されたときにオフするフックスイッチ37とを備えてい
る。
時における発信動作及び着信動作について概略説明す
る。まず、発信時には、CPU11は、受話器35が外
されてフックスイッチ37がオフしたこと(以下、この
状態をオフフックともいう)をNCU9を介して検出
し、その後、操作部25(ダイヤルキー)の使用者によ
るダイヤル操作に応じた選択信号をNCU9に出力す
る。すると、その選択信号はNCU9から電話回線3を
介して交換機5に送出され、相手側の呼出が行われる。
一方、着信時には、CPU11は、呼出信号が入来した
こと(即ち着信があったこと)をNCU9を介して検出
すると共に、その呼出信号に連動して所定の呼出音をア
ンプ31及びスピーカ29を介して出力する。そして、
CPU11は、呼出信号の検出中にオフフックを検出す
ると、NCU9に電話回線3を閉結させて、受話器35
での通話を可能にする。
記モード切換キーによって当該装置の動作モードが留守
番電話モードにセットされた場合にCPU11が実行す
る処理について、図2〜図7に示すフローチャートに基
づいて説明する。図2は、留守番電話モード時の全体処
理を表すフローチャートである。この処理の実行が開始
されると、まず、ステップ(以下、単にSと記す)11
0にて、呼出信号が入来したか(着信があったか)否か
を判定する、呼出信号検出手段としての処理を実行し、
着信があったと判定した場合には(S110でYE
S)、続くS120にて、呼出信号と共に発呼側電話番
号が送られてきたか否かを判定する。そして、発呼側電
話番号が送られてきたと判定した場合には(S120で
YES)、続くS130にて、その発呼側電話番号を受
信してRAM15に一旦格納すると共に、その発呼側電
話番号を表示部27に表示する。
S120で発呼側電話番号が送られてこなかったと判定
した場合には(S120でNO)、S140に移行し
て、現在受信中の呼出信号に連動してスピーカ29から
呼出音を出力し、続くS150にて、呼出音を所定回数
(例えば5回)だけ鳴らしたか否かを判定する。そし
て、呼出音を未だ所定回数だけ鳴らしていないと判定し
た場合には(S150でNO)、続くS160にて、使
用者が受話器35を外してオフフックされたか否かを判
定し、オフフックされていないと判定すると(S160
でNO)、S140に戻ってS140〜S160の処理
を繰り返す。
判定すると(S160でYES)、S170に進んで、
NCU9に電話回線3を閉結させる。即ち、呼出音を所
定回数だけ鳴らす前に使用者が受話器35を外した場合
には、電話回線3を閉結させて受話器35による通話が
できるようにする。
器35を下ろしてフックスイッチ37がオンされた(以
下、この状態をオンフックともいう)か否かを判定し、
オンフックされたと判定するまで待機する。そして、オ
ンフックされたと判定すると(S180でYES)、使
用者の通話が終了したと判断して、続くS190にて電
話回線3を開放させ、その後、前記S110に戻って着
信待ちの状態になる。
け鳴らしたと判定した場合、即ち、呼出音が所定回数だ
け鳴るまでに使用者が受話器35を外さなかった場合に
は(S150でYES)、S200にて、発呼側へ自動
応答するための応答処理を実行した後、前記S110に
戻る。
に示す如く実行される。即ち、応答処理の実行が開始さ
れると、まず、S310にて電話回線3を閉結し、続く
S320にて、DRAM21に予め記憶されているOG
Mを、音声LSI17及びNCU9を介して電話回線3
に送出する。
が終了したか否かを判定し、OGMの送出が終了してい
ないと判定した場合には(S330でNO)、続くS3
40にて、オフフックされたか否かを判定し、オフフッ
クされていないと判定すると(S340でNO)、前記
S330に戻ってS330,S340の処理を繰り返
す。また、S340にて、オフフックされたと判定する
と(S340でYES)、S350に進んで、OGMの
送出を中止すると共に受話器35による通話を可能と
し、続くS360にて、オンフックされたと判定するま
で待機する。そして、S360でオンフックされたと判
定すると(S360でYES)、S370に進んで電話
回線3を開放させ、その後、当該処理を終了する。即
ち、OGMの送出中に使用者が受話器35を外した場合
には、受話器35による通話ができるようにしている。
したと判定すると(S330でYES)、S380に移
行する。そして、このS380にて、発呼側からのIC
Mを録音するための録音処理を実行した後、当該応答処
理を終了する。ここで、この録音処理(S380)は図
4に示す如く実行される。即ち、録音処理の実行が開始
されると、まず、S410にて、上述したS130で発
呼側電話番号が受信されており、それがRAM15に格
納されているか否かを判定する。そして、発呼側電話番
号が受信済みであると判定した場合には(S410でY
ES)、続くS420にて、その発呼側電話番号を、今
から録音するICMと1対1に対応する属性情報(以
下、ICM属性情報という)としてDRAM21に格納
する処理を実行する。
S410で発呼側電話番号が受信されていないと判定し
た場合には(S410でNO)、S430に移行して、
電話回線3から入来するICMの録音を開始する。尚、
この処理は、発呼側からのアナログ音声信号をNCU9
及び音声LSI17を介してデジタル音声信号として取
り込み、その音声信号に応じたデータ(録音データ)を
DRAM21に格納する、といった手順で実行される。
Mに音声が含まれていない状態が所定時間以上継続した
か否か、換言するならば録音中の信号が所定時間以上、
非音声信号であるか否かを判定する、判定手段としての
処理を実行する。尚、ここで判定される非音声信号と
は、音を含まない無音信号,単一トーンの連続信号,或
いは単一トーンの繰り返し信号(ビジトーン)といった
信号であり、S440では、これらの非音声信号が所定
時間以上継続して入来した場合に肯定判定される。
間以上継続していないと判定した場合には(S440で
NO)、S450に進んで、予め設定された録音時間が
経過したか否かを判定し、その録音時間が経過していな
いと判定した場合には(S450でNO)、続くS46
0にて、オフフックされたか否かを判定する。そして、
オフフックされていないと判定すると(S460でN
O)、前記S440に戻って、S440〜S460の処
理を繰り返す。また、S460にて、オフフックされた
と判定した場合には(S460でYES)、S470に
進んで、ICMの録音を中止すると共に受話器35によ
る通話を可能とし、続くS480にて、オンフックされ
たと判定するまで待機する。即ち、ICMの録音中に使
用者が受話器35を外した場合には、録音を中止して受
話器35による通話ができるようにしている。
間以上継続したと判定した場合には(S440でYE
S)、S490に移行して、その非音声信号部分の録音
データをDRAM21から消去する、消去手段としての
処理を実行する。ここで、ICMが始めから非音声信号
で所定時間以上経過した場合には、そのICMの録音デ
ータは残らないこととなるが、ICMの録音を行ったこ
とはDRAM21に記憶される。
合、S450で録音時間が経過したと判定した場合(S
450でYES)、或いはS480でオフフックされた
と判定した場合には(S480でYES)、S500に
移行して、電話回線3を開放させる。そして、続くS5
10にて、今回録音したICMの録音データがDRAM
21内にあるか否かを判定し、録音データがあると判定
した場合には(S510でYES)、そのまま当該録音
処理を終了する。また、S510にて、今回録音したI
CMの録音データがないと判定した場合には(S510
でNO)、S520に進んで、ICM属性情報内の無音
声フラグをセットした後、当該処理を終了する。尚、こ
の無音声フラグは、対応するICMは一旦録音されたも
のの、それが最初から所定時間以上、非音声信号であっ
たため、その全録音データがDRAM21から消去され
た旨を示すフラグである。
号が入来しておらず着信がないと判定した場合には(S
110でNO)、S210に移行して、操作部25の再
生キーがオンされたか否かを判定する。そして、再生キ
ーがオンされていないと判定した場合には(S210で
NO)、続くS220にて、操作部25に設けられた無
音声モードキーが押されたか否かを判定し、無音声モー
ドキーが押されていないと判定した場合には(S220
でNO)、前記S110に戻る。
ーが押されたと判定した場合には(S220でYE
S)、S230に進んで、DRAM21内のICM属性
情報(無音声フラグ及び発呼側電話番号)を読み込み、
続くS240にて、上述した録音処理で無音声フラグが
セットされたICMに対応する発呼側電話番号、即ちD
RAM21内に再生すべき録音データが残されなかった
ICMに対応する発呼側電話番号を選別して、その発呼
側電話番号を表示部27に表示させる、分別表示制御手
段及び第3の表示制御手段としての処理を実行する。
尚、この発呼側電話番号は無音声モードキーが押される
度に順次表示される。また、無音声モードキーを一度押
下すれば、録音データが残されなかったICMに対応す
る発呼側電話番号を順次サイクリックに表示するように
してもよい。
されたと判定した場合には(S210でYES)、S2
50にて、上述した録音処理で録音されたICMを順次
再生すると共に、再生するICMに対応した発呼側電話
番号を表示部27に表示させる再生処理を実行し、その
後S110に戻る。
に示す如く実行される。即ち、再生処理の実行が開始さ
れると、まず、S610にて、録音処理によって録音さ
れたICMがあるか否かを判定する。尚、この判定で
は、無音声フラグのセットされたICMも録音されたI
CMとして扱われる。そしてS610にて、録音された
ICMがないと判定された場合には(S610でN
O)、続くS620にて、表示部27にICMが無い旨
のメッセージを表示してから当該再生処理を終了する。
あると判定した場合には(S610でYES)、S63
0に移行して、今回再生するICMに対応した発呼側電
話番号がDRAM21に記憶されているか否かを判定
し、発呼側電話番号が記憶されていると判定した場合に
は(S630でYES)、続くS640にて、その発呼
側電話番号を表示部27に表示する。
いはS630にて発呼側電話番号が記憶されていないと
判定した場合には(S630でNO)、S650に移行
して、今回再生するICMに対応した無音声フラグをチ
ェックすることにより、そのICMの録音データがDR
AM21に記憶されているか否かを判定する。そして、
ICMの録音データがあると判定した場合には(S65
0でYES)、続くS660にて、その録音データの再
生を開始する再生手段としての処理を実行し、続くS6
70にて、図6に示す有音時処理を実行する。
670)の実行が開始されると、まず、S710にて、
録音データ(ICM)の再生が終了したか否かを判定
し、ICMの再生が終了したと判定した場合には(S7
10でYES)、そのまま当該処理を終了するが、IC
Mの再生が終了していないと判定した場合には(S71
0でNO)、続くS720にて、操作部25のリダイヤ
ルキーがオンされたか否かを判定する。そして、リダイ
ヤルキーがオンされたと判定した場合には(S720で
YES)、続くS730にて、現在再生中のICMに対
応する発呼側電話番号がDRAM21に記憶されている
か否かを判定し、その発呼側電話番号が記憶されている
と判定した場合には(S730でYES)、続くS74
0にて、ICMの再生を中止する。
閉結し、続くS760にて、再生していたICMに対応
する発呼側電話番号にダイヤルし、更に続くS770に
て、オフフックされるまで待機する。つまり、S750
〜S770の処理により、受話器35が下ろされた状態
で発信を行う、所謂オンフックモニタ状態となる。
と判定すると(S770でYES)、続くS780に
て、受話器35による通話を可能にすると共に、通話が
終わってオンフックされるまで待機する。そして、この
S780にてオンフックを検出すると(S780でYE
S)、続くS790にて電話回線3を開放した後、当該
処理を終了する。
応する発呼側電話番号がないと判定した場合には(S7
30でNO)、S800に移行して、表示部27にエラ
ーメッセージ(この場合には、ダイヤルできない旨を示
すメッセージ)を表示させた後、前記S710に戻る。
ンされていないと判定した場合には(S720でN
O)、S810に移行して、操作部25の電話帳キーが
オンされたか否かを判定する。そして、電話帳キーがオ
ンされていないと判定した場合には(S810でN
O)、前記S710に戻るが、電話帳キーがオンされた
と判定した場合には(S810でYES)、S820に
進んで、前記S730の場合と同様に、現在再生中のI
CMに対応する発呼側電話番号がDRAM21に記憶さ
れているか否かを判定し、その発呼側電話番号が記憶さ
れていると判定した場合には(S820でYES)、続
くS830にて、自動ダイヤル(短縮ダイヤル)の登録
枠に空きがあるか否かを判定する。そして、自動ダイヤ
ル(短縮ダイヤル)に空きがあると判定した場合には
(S830でYES)、続くS840にて、現在再生中
のICMに対応する発呼側電話番号を、自動ダイヤルが
可能な電話番号として空き短縮番号のうちの小さい番号
に対応させて登録し、その登録された電話番号と短縮番
号とを表示部27に表示した後、前記S710に戻る。
れていないと判定した場合(S820でNO)、或いは
S830で自動ダイヤルに空きがないと判定した場合に
は(S830でNO)、S800に移行して、表示部2
7にエラーメッセージ(この場合には、登録できない旨
を示すメッセージ)を表示した後、前記S710に戻
る。
生中にリダイヤルキーが押されると、そのICMに対応
した発呼側電話番号へダイヤル発信するようにしてお
り、これにより、留守中に電話をかけてきた相手へ簡単
に連絡できるようにしている。また、ICMの再生中に
電話帳キーが押されると、そのICMに対応した発呼側
電話番号を短縮ダイヤル用の電話番号として空き短縮番
号と共に登録するようにしており、これにより、自動登
録された短縮番号を操作(ダイヤル操作)することによ
って、後で簡単に電話がかけられるようにしている。
ICMの録音データがDRAM21に記憶されていない
と判定した場合には(S650でNO)、S680に移
行して、図7に示す無音時処理を実行する。尚、図7に
示すように、この無音時処理(S680)は有音時処理
(S670)とほぼ同様に実行され、図7において有音
時処理と同じ処理については、図6におけるステップ番
号に「200」を加えた番号を付している。但し、この
無音時処理が実行される場合にはICMの再生が行われ
ないため、無音時処理では、図6におけるS710に代
えて、まずS915にて2秒間が経過したか否かを判定
する点、及び、S930にて、再生しようとしているI
CM(実際にはDRAM21に記憶されていない)に対
応する発呼側電話番号が記憶されていると判定すると
(S930でYES)、直接S950に進んで電話回線
3を閉結する点、が異なっている。
にも、リダイヤルキーが押されると(S920でYE
S)、そのとき再生しようとしたICMに対応する発呼
側電話番号へダイヤル発信がなされ(S950,S96
0)、また、電話帳キーが押されると(S1010でY
ES)、そのICMに対応した発呼側電話番号が自動ダ
イヤル用の電話番号として空き短縮番号と対応した形で
登録される(S1040)。
音時処理の実行を終了するか、或いはS680の無音時
処理の実行を終了すると、S690に進んで、DRAM
21内に次のICMがあるか否かを判定し、次のICM
があれば(S690でYES)、前記S630へ戻って
S630〜S690の処理を繰り返し、次のICMがな
ければ(S690でNO)、当該再生処理を終了する。
番号は、所定の消去キーが操作されるまでは消去されな
いようにしてもよいし、一度出力されたならば消去され
るようにしてもよい。以上説明したように、本実施例の
電話装置1では、留守番電話モードにセットされている
ときに、順次記憶する発呼側からのICMに夫々対応さ
せて、発呼側電話番号をもDRAM21に記憶していき
(S420)、再生キーが押されてICMを再生する際
に、再生するICMに対応した発呼側電話番号を表示部
27に表示するようにしている(S640)。従って、
相手がメッセージを残さなかった場合でも、表示された
発呼側電話番号を見ることにより、留守中に誰から電話
がかかってきたのかが分かる。尚、本実施例では、S1
10とS200の処理が、自動応答制御手段に相当し、
DRAM21とS420の処理とが、第1の電話番号記
憶手段に相当している。そして、S640の処理が、請
求項2記載の第1の表示制御手段に相当している。
音声が含まれていなかったICMの録音データはDRA
M21から消去するようにしている(S440,S49
0)。従って、発呼側電話番号を記憶するように構成し
たにも関わらず、DRAM21の記憶容量を抑えること
ができる。
含まれていなかったICMに対応する発呼側電話番号
を、無音声フラグにより識別してDRAM21に格納す
るようにし(S510,S520)、操作部25の無音
声モードキーを押すことにより、その発呼側電話番号だ
けを順次表示できるようにしている(S220〜S24
0)。従って、本実施例の電話装置1によれば、メッセ
ージを残さなかった相手を、発呼側電話番号だけを表示
させて素早く知ることができる。
に、そのICMに対応する発呼側電話番号を表示するも
のであった。換言するならば、ICMの再生指令と発呼
側電話番号の表示指令とを共用したものであったが、例
えば、DRAM21に記憶された発呼側電話番号の表示
指令を行うための専用キーを設け、そのキーが押される
度に、記憶された発呼側電話番号を順次表示させるよう
にしてもよい。そしてこの場合にも、相手がメッセージ
を残したか否かに関わらず、表示された発呼側電話番号
を見ることにより、誰から電話がかかってきたのかが分
かる。また、この場合、上記表示指令用のキーが押され
る度に、記憶された発呼側電話番号を順次表示させる処
理が、請求項1記載の第1の表示制御手段に該当する。
番電話モードにセットされている場合に、発呼側電話番
号を順次記憶し、その番号を後で表示できるものであっ
たが、自動応答を行わない在宅モード(通常の電話モー
ド)にセットされている場合にも、呼出信号と共に送ら
れてくる発呼側電話番号を順次DRAM21に記憶する
ようにし、所定のキーを押す度に、その記憶した発呼側
電話番号を表示するように構成してもよい。尚、この場
合には、発呼側電話番号をDRAM21に記憶する処理
とDRAM21とが第2の電話番号記憶手段に対応し、
上記キーの操作に応じて発呼側電話番号を表示させる処
理が第2の表示制御手段に対応することとなる。
先に無用な電話料金を課金させることがなく、相手先が
何かの用で電話をしてきたことが分かる。また更に、留
守番電話モードにセットしておかなくても、留守中に誰
から電話がかかってきたのかが分り、商売等をしている
人にとっては非常に便利である。
ある。
ド時に実行される全体処理を表すフローチャートであ
る。
すフローチャートである。
ーチャートである。
すフローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
11…CPU 13…ROM 15…RAM 17…音声LSI 21,23…DRAM 25…操作部 27…表示
部 29…スピーカ 35…受話器 37…フックスイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 動作モードが、留守番電話機能を作動さ
せる留守番電話モードと留守番電話機能を作動させない
在宅モードとに切り換え可能な電話装置であって、 動作モードが前記留守番電話モードにセットされた場合
には、 交換機から電話回線を介して送られてきた呼出信号を検
出すると、当該装置と前記電話回線とを接続して前記電
話回線を介して入力される発呼側からの入来メッセージ
を記憶媒体に記憶する自動応答制御手段と、 再生指令があると、前記記憶媒体に記憶された入来メッ
セージを再生する再生手段と、 前記交換機から電話回線を介して送られてきた発呼側電
話番号を、前記入来メッセージと対応させて記憶する第
1の電話番号記憶手段と、 前記第1の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番
号を、表示指令に基づき表示手段に表示させる第1の表
示制御手段と、所定のキーが押されると、前記第1の電話番号記憶手段
に記憶された発呼側電話番号のうち、音声が含まれてい
なかった入来メッセージに対応する発呼側電話番号だけ
を、前記表示手段に順次表示させる第3の表示制御手段
と、 が機能し、 動作モードが前記在宅モードにセットされた場合には、 電話番号を複数個記憶可能であると共に、前記交換機か
ら電話回線を介して送られてきた発呼側電話番号を順次
記憶する第2の電話番号記憶手段と、 前記第2の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番
号を、表示指令に基づき前記表示手段に表示させる第2
の表示制御手段と、 が機能すること、 を特徴とする電話装置。 - 【請求項2】 動作モードが、留守番電話機能を作動さ
せる留守番電話モードと留守番電話機能を作動させない
在宅モードとに切り換え可能な電話装置であって、 動作モードが前記留守番電話モードにセットされた場合
には、 交換機から電話回線を介して送られてきた呼出信号を検
出すると、当該装置と前記電話回線とを接続して前記電
話回線を介して入力される発呼側からの入来メッセージ
を記憶媒体に記憶する自動応答制御手段と、 再生指令があると、前記記憶媒体に記憶された入来メッ
セージを再生する再生手段と、 前記交換機から電話回線を介して送られてきた発呼側電
話番号を、前記入来メッセージと対応させて記憶する第
1の電話番号記憶手段と、 前記再生手段による入来メッセージの再生時に、前記第
1の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番号を表
示手段に表示させる第1の表示制御手段と、所定のキーが押されると、前記第1の電話番号記憶手段
に記憶された発呼側電話番号のうち、音声が含まれてい
なかった入来メッセージに対応する発呼側電話番号だけ
を、前記表示手段に順次表示させる第3の表示制御手段
と、 が機能し、 動作モードが前記在宅モードにセットされた場合には、 電話番号を複数個記憶可能であると共に、前記交換機か
ら電話回線を介して送られてきた発呼側電話番号を順次
記憶する第2の電話番号記憶手段と、 前記第2の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番
号を、表示指令に基づき前記表示手段に表示させる第2
の表示制御手段と、 が機能すること、 を特徴とする電話装置。 - 【請求項3】 動作モードが、留守番電話機能を作動さ
せる留守番電話モードと留守番電話機能を作動させない
在宅モードとに切り換え可能な電話装置であって、 動作モードが前記留守番電話モードにセットされた場合
には、 交換機から電話回線を介して送られてきた呼出信号を検
出すると、当該装置と前記電話回線とを接続して前記電
話回線を介して入力される発呼側からの入来メッセージ
を記憶媒体に記憶する自動応答制御手段と、 再生指令があると、前記記憶媒体に記憶された入来メッ
セージを再生する再生手段と、 前記交換機から電話回線を介して送られてきた発呼側電
話番号を、前記入来メッセージと対応させて記憶する第
1の電話番号記憶手段と、 前記第1の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番
号を、音声が含まれた入来メッセージに対応する発呼側
電話番号と、音声が含まれていなかった入来メッセージ
に対応する発呼側電話番号とに分けて、表示手段に表示
させ、所定のキーが押されると、前記第1の電話番号記
憶手段に記憶された発呼側電話番号のうち、音声が含ま
れていなかった入来メッセージに対応する発呼側電話番
号だけを、前記表示手段に順次表示させる分別表示制御
手段と、 が機能し、 動作モードが前記在宅モードにセットされた場合には、 電話番号を複数個記憶可能であると共に、前記交換機か
ら電話回線を介して送られてきた発呼側電話番号を順次
記憶する第2の電話番号記憶手段と、 前記第2の電話番号記憶手段に記憶された発呼側電話番
号を、表示指令に基づき前記表示手段に表示させる第2
の表示制御手段と、 が機能すること、 を特徴とする電話装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかに記載
の電話装置において、 前記入来メッセージに音声が含まれているか否かを判定
する判定手段と、 該判定手段によって音声が含まれていないと判定された
入来メッセージを、前記記憶媒体から消去する消去手段
と、 を備えた ことを特徴とする電話装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28367494A JP3285285B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 電話装置 |
US08/559,114 US5841838A (en) | 1994-11-17 | 1995-11-16 | Telephone answering unit with caller identification and message recording function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28367494A JP3285285B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08149200A JPH08149200A (ja) | 1996-06-07 |
JP3285285B2 true JP3285285B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17668602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28367494A Expired - Fee Related JP3285285B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285285B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP28367494A patent/JP3285285B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08149200A (ja) | 1996-06-07 |
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