JPH08149174A - 位相比較方法 - Google Patents

位相比較方法

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JPH08149174A
JPH08149174A JP6312360A JP31236094A JPH08149174A JP H08149174 A JPH08149174 A JP H08149174A JP 6312360 A JP6312360 A JP 6312360A JP 31236094 A JP31236094 A JP 31236094A JP H08149174 A JPH08149174 A JP H08149174A
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JP
Japan
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phase
phase comparison
comparison method
point
error
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JP6312360A
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Inventor
Tetsuya Nagai
哲也 長井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信信号点の位置がどこであっても正しく位
相を比較することができる位相比較方法を提供する。 【構成】 直交振幅変調信号の復調に用いた再生搬送波
の位相ズレを検出する位相比較方法において、I−Q平
面上の全領域を、シンボル点を1つずつ中に含む複数の
誤差判定領域11〜14に区分し、受信信号点の誤差判定領
域内における位置が、その誤差判定領域内のシンボル点
と原点とを通る直線のI軸側またはQ軸側のいずれにあ
るかに応じて、位相ズレの修正方向を異にする位相誤差
信号を出力するようにしている。受信信号点がI−Q平
面上のどの位置にくる場合でも正しく位相比較が行なえ
る。また、位相ズレの大きさに応じて、位相誤差信号の
出力レベルを増加させることにより、位相ズレの迅速な
修正が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直交振幅変調(QA
M)信号の復調に際して、再生搬送波の位相と変調波の
位相とを比較する位相比較方法に関し、特に、全ての状
態で正しい位相比較を行なうことを可能にしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】直交振幅変調では、互いに独立する2つ
の信号を直交する2つの搬送波でそれぞれ振幅変調し、
それらを加え合わせて送信信号としている。この信号を
受信した受信側では、受信信号を二つに分岐し、その一
方に発振器で発生された再生搬送波を乗算し、他方にそ
の再生搬送波の位相をπ/2ずらした信号を乗算する同
期検波によって、同相信号と直交信号とを復調し、それ
らの信号の振幅を識別して、同相信号及び直交信号の振
幅の組合せによって表される多値を復号する。
【0003】また、この検波で得られた信号を基に、再
生搬送波と変調波との位相ずれを検出し、発振器で発生
する再生搬送波の位相を補正している。
【0004】こうした動作を行なうディジタル復調装置
は、図8に示すように、変調波をディジタル信号に変換
するアナログ−ディジタル変換器(AD変換器)71と、
再生搬送波を発生する数値制御発振器(NCO)78と、
再生搬送波を用いて信号を同期検波し、同相信号と直交
信号とに分離する検波回路72と、信号のスペクトルを整
形するロールオフフィルタ73と、信号点のタイミングに
おける値を保持するレジスタ74と、復号された4値デー
タを2値データに変換する4−2変換回路75と、再生搬
送波と変調波との位相差を出力する位相比較器76と、位
相比較器76の出力を平滑化してNCO78に出力するロー
パスフィルタ77とを備えており、位相比較器76、ローパ
スフィルタ77及びNCO78によって搬送波再生ループを
形成している。なお、この復調装置は、16QAMから
の復調を想定しており、そのため、4−2変換回路75に
おいて4値データから2値データへの変換を行なってい
る。
【0005】この装置では、AD変換器71でディジタル
信号に変換された変調波が検波回路72で同相信号と直交
信号とに分解され、それぞれの信号がロールオフフィル
タ73でスペクトル整形された後、この信号の信号点のタ
イミングにおける値のみがレジスタ74に取り込まれる。
この値は4−2変換回路75に読み込まれ、ここで同相信
号及び直交信号の組合せが表す4値のデータから一般的
に扱い易い2値のデータへの変換が行なわれ、変換され
たデータが出力される。
【0006】また、再生搬送波の位相を補正するため、
位相比較器76は、レジスタ74の出力から、数値制御発振
器78の発生する再生搬送波の位相と変調波の位相との差
を検出し、位相誤差信号を出力する。この出力はローパ
スフィルタ77で平滑化され、数値制御発振器78の周波数
制御端子に加えられ、数値制御発振器78は、発生する再
生搬送波の位相を修正する。
【0007】この位相比較器76では、再生搬送波と変調
波との位相差を補正する信号を次のようにして求める。
なお、この明細書では、I−Q平面上の各シンボルのキ
ャリア対雑音比が理論的に最良となる点をシンボル点と
し、実際に受信したシンボルのI−Q平面上の点を受信
信号点とする。
【0008】I−Q平面上において、図9に示すように
(図9では簡単のため第1象限のみを示している)、各
シンボル点1、2、3、4に対する誤差判定領域81〜88
を設定し、受信信号点が+の判定領域82、84、86、88に
あるときは、位相差の位相誤差信号として+レベルの信
号を出力し、また、−の判定領域81、83、85、87にある
ときは、位相差の位相誤差信号として−レベルの信号を
出力する。
【0009】つまり、受信信号の同相成分(I成分)と
対応するシンボル点のI成分との差をx、受信信号の直
交成分(Q成分)と対応するシンボル点のQ成分との差
をyとしたとき、受信信号点が第1象限にある場合に
は、 x>0 且つ y<0 である場合に、位相比較器76は+レベル、 x<0 且つ y>0 である場合に、−レベルの位相誤差信号を出力する。例
えば、受信信号点が89の場合、これはx>0、且つ、y
<0の誤差判定領域84内であるので、+レベルの位相誤
差信号が出力される。NCO78は、この位相誤差信号を
受けて、再生搬送波の位相を遅らせる修正を行ない、そ
の結果、受信信号点がシンボル点の方向に近づく。
【0010】この位相比較は、xとyとを計算するI成
分用及びQ成分用の二つの減算器と、その値の正負を判
別すを判別手段とによって具現化することができる。
【0011】なお、他の象限での誤差判定領域は、図9
を原点Oを中心として回転させた形状となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の位相比
較方法では、受信信号点が x>0 且つ y>0 または x<0 且つ y<0 の範囲にある場合には位相比較を行なうことができない
という問題点があった。
【0013】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、受信信号点の位置がどこであっても正
しく位相を比較することができる位相比較方法を提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、直
交振幅変調信号の復調に用いた再生搬送波の位相ズレを
検出する位相比較方法において、I−Q平面上の全領域
を、シンボル点を1つずつ中に含む複数の誤差判定領域
に区分し、受信信号点の誤差判定領域内における位置
が、その誤差判定領域内のシンボル点と原点とを通る直
線のI軸側またはQ軸側のいずれにあるかに応じて、位
相ズレの修正方向を異にする位相誤差信号を出力するよ
うにしている。
【0015】また、この直線と、受信信号点及び原点を
結ぶ直線との成す角度によって、位相誤差信号の出力レ
ベルを変えるようにしている。
【0016】また、この出力レベルを、この角度の増加
に応じて段階的に増やすようにしている。
【0017】また、誤差判定領域を、I軸と、Q軸と、
I軸またはQ軸に平行な直線とを境界線として区分して
いる。
【0018】また、誤差判定領域を、原点から各シンボ
ル点までの距離の大きさを小さい順に列べたときに隣合
う値同志の平均値を半径とし中心を原点とする円と、原
点を中心とした同一円周上にあるシンボル点の内、隣合
うシンボル点同志の垂直二等分線とを境界線として区分
している。
【0019】さらに、誤差判定領域内に受信信号点が位
置するときの位相誤差信号の出力値を、記憶手段のその
位置と対応付けたアドレスに予め格納し、受信信号点の
位置に応じて、この記憶手段の該当するアドレスから格
納された出力値を読み出すようにしている。
【0020】
【作用】そのため、受信信号点がI−Q平面上のどの位
置にくる場合でも正しく位相比較が行なえる。また、位
相ズレの大きさに応じて、位相誤差信号の出力レベルを
増加させることにより、位相ズレの迅速な修正が可能に
なる。
【0021】また、I−Q平面上の位置に対応する位相
誤差信号の出力値を記憶手段に予め格納し、受信信号点
に応じて該当する出力値を読み出すことにより、所定の
位相比較結果を簡単に得ることができる。
【0022】
【実施例】
(第1実施例)各実施例の位相比較方法は、16QAM
を復調する図8のディジタル復調装置の位相比較器にお
いて実施される場合を例に説明する。
【0023】第1実施例の位相比較方法では、図1に示
すように、I−Q平面の全面を、シンボル点1、2、
3、4を中心に置く正方形11、12、13、14で区分し、そ
れらの全てを誤差判定領域としている。そして、各誤差
判定領域11、12、13、14の中を、シンボル点と原点とを
通る直線(基準線)で二分し、基準線よりI軸側の区域
を+区域、基準線よりQ軸側の区域を−区域に定めて、
受信信号点が+区域にある場合には位相比較結果として
+レベルを出力し、受信信号点が−区域にある場合には
位相比較結果として−レベルを出力する。
【0024】従って、受信信号点が15である場合には、
位相比較結果として+レベルを出力し、また、受信信号
点が16である場合には、位相比較結果として−レベルを
出力する。これらの受信信号点15、16は、従来の位相比
較方法では比較結果が得られなかった位置である。
【0025】なお、図1では簡単のために第1象限のみ
を示しているが、他の象限については、これを原点Oを
中心として回転させた特性となる。
【0026】このような位相比較動作は、例えば、読み
出し専用メモリ(ROM)を用いて具現化することがで
きる。この方法では、誤差判定領域の各位置に対応する
出力レベルを予めROMに記憶させておき、受信信号点
の位置をROMに入力して、その位置に応じた出力レベ
ルをROMから出力させる。
【0027】誤差判定領域の各位置は、図2に示すよう
に、I軸及びQ軸上の座標を共に3ビットで表示する。
なお、図2は誤差判定領域13を拡大したものである。
【0028】また、このI座標の値をROMのアドレス
のA0〜A2に対応させ、Q座標の値をROMのアドレ
スのA3〜A5に対応させる。
【0029】一方、ROMには、図3に示すように、6
桁のアドレス(A5,A4,A3,A2,A1,A0)
に対応する出力値D0を格納する。ここでは、D0の1
が+レベル、0が−レベルと決めている。
【0030】このROMに対して、図4に示すように、
受信信号点のI軸座標がアドレスのA0〜A2として、
また、Q軸座標がアドレスのA3〜A5として入力され
るように接続する。従って、いま受信信号点が21である
とすると、ROMからは、その座標(111,101)
に対応するアドレス(101111)の出力値D0(=
1)が出力され、位相比較器から+レベルの位相誤差信
号が出力される。
【0031】なお、図3の設定では位相差が0の場合に
+レベルを出すようにしている。これを、位相差が0の
とき、位相比較器の出力がオフになるように変えるに
は、ROMの出力を1ビット追加して(D1,D0)の
2ビットとし、I成分の値とQ成分の値とが等しいアド
レスではD1が1、それ以外ではD1が0となるように
定め、D1が1のときは位相比較器の出力をオフにすれ
ばよい。
【0032】このように第1実施例の位相比較方法で
は、I−Q平面のすべての点に対して正しい位相比較を
行なうことができ、搬送波再生ループのループゲインを
大きくすることができる。
【0033】(第2実施例)第2実施例の位相比較方法
では、図5に示すように、第1実施例と同じ誤差判定領
域の中を、原点Oとシンボル点とを通る基準線の他に、
その基準線を原点Oを中心として±9°回転した直線に
よって4つの区域に分割し、それらの区域をI軸に近い
側から++、+、−、−−の区域と定め、受信信号点が
それらの区域に位置するとき、その区域に応じたレベル
の位相誤差信号を位相比較器から出力するようにしてい
る。
【0034】各区域に受信信号点が位置したときの位相
比較器の信号レベルの大きさは、 −−<−<0<+<++ の関係を有している。つまり、++区域に受信信号点が
あるときには、大きい+レベルの位相誤差信号が出力さ
れ、+区域にあるときは小さい+レベルの位相誤差信号
が、−区域にあるときは小さい−レベルの位相誤差信号
が、また、−−区域にあるときは大きい−レベルの位相
誤差信号が出力される。
【0035】従って、受信信号点が45と46との場合、ど
ちらもシンボル点4より時計回り方向に位相がずれた状
態であるが、位相のズレがより大きい受信信号点46の方
がより大きいレベルの位相比較結果が出力される。その
ため、位相のズレが大きいときにNCOの補正量が大き
くなり、位相の修正が迅速に行なわれる。
【0036】なお、図5では簡単のために第1象限のみ
を示しているが、他の象限については、これを原点Oを
中心として回転させた特性となる。
【0037】この第2実施例の位相比較方法は、第1実
施例で述べたROMを用い、出力ビット数を増やし、各
アドレスに対応する出力値を、それぞれ区域に応じたレ
ベルの値に設定することにより容易に具現化することが
できる。
【0038】なお、この実施例では、誤差判定領域に位
相差±9°、4段階の変化を持たせているが、位相差の
値は他の値でもよく、また、より多くのレベルの段階を
設けて高精度な位相比較結果が得られるようにすること
もできる。
【0039】(第3実施例)第3実施例の位相比較方法
では、図6に示すように、誤差判定領域51、52、53、54
の区分が、I軸、Q軸と二つの円周、及びシンボル点1
と4とを結ぶ線分の垂直二等分線の二つの円周に挟まれ
た部分から成る境界線で区画されている。ただし、二つ
の円の半径は、小さい方は、原点Oからシンボル点1ま
での距離と原点Oからシンボル点3までの距離との平均
値であり、大きい方は、原点Oからシンボル点1までの
距離と原点Oからシンボル点2までの距離との平均値で
ある。また、各誤差判定領域51〜54を、原点Oとシンボ
ル点1、2、3、4とを通る基準線によって2つの区域
に分割し、I軸側に近い区域を+区域、Q軸側に近い区
域を−区域と定めている。
【0040】なお、図6では簡単のために第1象限のみ
を示しているが、他の象限については、これを原点Oを
中心として回転させた特性となる。
【0041】位相比較器は、受信信号点が+区域に位置
する場合、位相比較結果として+レベルを出力する。ま
た、受信信号点が−区域に位置する場合は−レベルを出
力する。
【0042】この位相比較方法は、第1実施例で述べた
ROMを用い、各アドレスに対応する出力値をその区域
に応じたレベルに設定することにより容易に具現化する
ことができる。
【0043】この第3実施例の位相比較方法では、円周
方向に可能な限り大きく誤差判定領域を設けている。そ
のため、この位相比較方法は、利得制御などにより各受
信信号点の原点Oからの距離のばらつきは小さいが、位
相差が大きい復調装置の位相比較に適している。
【0044】(第4実施例)第4実施例の位相比較方法
では、図7に示すように、第3実施例と同じ誤差判定領
域の中を、原点Oとシンボル点とを通る基準線の他に、
その基準線を原点Oを中心として±9°回転した直線に
よって4つの区域に分割し、それらの区域をI軸に近い
側から++、+、−、−−の区域と定め、受信信号点が
それらの区域に位置するとき、その区域に応じたレベル
の位相誤差信号を位相比較器から出力するようにしてい
る。
【0045】各区域に受信信号点が位置したときの位相
比較器の信号レベルの大きさは、第2実施例と同様、 −−<−<0<+<++ の関係を有している。
【0046】この位相比較方法では、位相差の大きさに
応じて出力レベルを変えて位相誤差信号を出力すること
ができるので、位相差の大きい復調装置に用いることが
適している。
【0047】なお、この位相比較方法でも、第2実施例
と同様、位相差を±9°以外に設定したり、4段階より
も多い段階を設けることが可能である。
【0048】一般的には、位相誤差信号は、誤差判定領
域内においてシンボル点と原点とを結ぶ線分を基準と
し、その線分と、受信信号点と原点とを結ぶ直線との成
す角度(ただし、時計回り方向を正、反時計回り方向を
負)を変数とする関数として設定することができる。
【0049】また、各実施例では16値QAMの場合に
ついて述べたが同様なことが32、64、256などの
多値QAMについても言える。
【0050】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の位相比較方法は、I−Q平面の全ての点に
対して位相比較結果を定義しているため、受信信号点が
どこにあっても正しい位相比較を行なうことができ、搬
送波再生ループのループゲインを大きくすることができ
る。
【0051】また、位相差の大きさに応じて、レベルを
変えた位相比較結果を出力することができる。
【0052】また、ROMを用いることによって、所望
の位相誤差結果を簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の位相比較方法での誤差判
定領域を示すI−Q平面図、
【図2】第1実施例の位相比較方法における座標設定
図、
【図3】第1実施例の位相比較方法を実施するときのR
OMの設定データ、
【図4】第1実施例の位相比較方法を実施するときのR
OMの接続を示す図、
【図5】本発明の第2実施例の位相比較方法での誤差判
定領域を示すI−Q平面図、
【図6】本発明の第3実施例の位相比較方法での誤差判
定領域を示すI−Q平面図、
【図7】本発明の第4実施例の位相比較方法での誤差判
定領域を示すI−Q平面図、
【図8】従来のディジタル復調器の構成を示すブロック
図、
【図9】従来の位相比較方法での誤差判定領域を示すI
−Q平面図である。
【符号の説明】
1〜4 シンボル点 11〜14、41〜44、51〜54、61〜64、81〜88 誤差判定領
域 15、16、21、45、46、89 受信信号点 71 AD変換器 72 検波回路 73 ロールオフフィルタ 74 レジスタ 75 4−2変換器 76 位相比較器 77 ローパスフィルタ 78 数値制御発振器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交振幅変調信号の復調に用いた再生搬
    送波の位相ズレを検出する位相比較方法において、 I−Q平面上の全領域を、シンボル点を1つずつ中に含
    む複数の誤差判定領域に区分し、 受信信号点の前記誤差判定領域内における位置が、該誤
    差判定領域内のシンボル点と原点とを通る直線のI軸側
    またはQ軸側のいずれにあるかに応じて、位相ズレの修
    正方向を異にする位相誤差信号を出力することを特徴と
    する位相比較方法。
  2. 【請求項2】 前記直線と、受信信号点及び原点を結ぶ
    直線との成す角度によって、前記位相誤差信号の出力レ
    ベルを変えることを特徴とする請求項1に記載の位相比
    較方法。
  3. 【請求項3】 前記出力レベルを、前記角度の増加に応
    じて段階的に増やすことを特徴とする請求項2に記載の
    位相比較方法。
  4. 【請求項4】 前記誤差判定領域が、I軸と、Q軸と、
    I軸またはQ軸に平行な直線とを境界線とすることを特
    徴とする請求項1乃至3に記載の位相比較方法。
  5. 【請求項5】 前記誤差判定領域が、原点から各シンボ
    ル点までの距離の大きさを小さい順に列べたときに隣合
    う値同志の平均値を半径とし中心を原点とする円と、原
    点を中心とした同一円周上にあるシンボル点の内、隣合
    うシンボル点同志の垂直二等分線とを境界線とすること
    を特徴とする請求項1乃至3に記載の位相比較方法。
  6. 【請求項6】 前記誤差判定領域内に受信信号点が位置
    するときの前記位相誤差信号の出力値を、記憶手段の前
    記位置と対応付けたアドレスに予め格納し、受信信号点
    の位置に応じて、前記記憶手段の該当するアドレスから
    格納された出力値を読み出すことを特徴とする請求項1
    乃至5に記載の位相比較方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003077497A1 (fr) * 2002-03-11 2003-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de reproduction d'une porteuse radioelectrique

Cited By (2)

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WO2003077497A1 (fr) * 2002-03-11 2003-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de reproduction d'une porteuse radioelectrique
US7277502B2 (en) 2002-03-11 2007-10-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Carrier recovery apparatus

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