JP4082169B2 - 振幅位相変換器及び振幅位相変換方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多値QAM方式の受信機における振幅位相変換器及び振幅位相変換方法に係り、特に、小規模化が可能な振幅位相変換器と該振幅位相変換器を用いた振幅位相変換方法に関する。
無線通信路を用いてデジタル信号を伝送する方式には幾つかあるが、信号振幅と位相の双方に情報を持たせて効率よく伝送する、直交変調方式の一つである多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式が広く適用されている。
【0002】
図6は、多値QAM受信機の主要部の構成で、受信信号をベースバンド信号に復調した後の構成を示している。
図6において、11は受信信号を2分岐するハイブリッド、12及び12aは2分岐された受信ベースバンド信号を検波する同期検波器、13は同期検波器に搬送波を供給する搬送波再生回路、14は一方の同期検波器に供給する搬送波の位相をπ/2だけシフトする移相器である。そして、2つの同期検波器12及び12aからは多値のデジタル信号が出力される。
【0003】
15及び15aは多値信号をバイナリ信号に変換する多値2値変換器、16は2つの多値2値変換器15及び15aにクロックを供給するクロック発生回路である。そして、多値2値変換器15からI信号が、多値2値変換器15aからQ信号が出力され、復調信号が得られる。
17は多値2値変換器15及び15aが出力するI信号とQ信号とを受けてI−Q平面上の符号点の位相情報を求める振幅位相変換器で、振幅位相変換器17が出力する位相情報が搬送波再生回路13に自動周波数制御(AFC)信号として供給される。つまり、多値QAM受信機においては、符号点の振幅情報から位相情報を求める振幅位相変換器が必要である。
【0004】
そして、多値QAM受信機の小型化のために、振幅位相変換器を小規模化することが求められている。
【0005】
【従来の技術】
第2945003号特許公報の図5には、従来の一般的な振幅位相変換器の構成が逆正接演算器として掲載されている。図4は、従来の振幅位相変換器で、上記逆正接演算器と同じものである。
図4において、175はメモリで、メモリ175にはアドレスとしてI信号とQ信号が供給され、該I信号と該Q信号の組み合わせから決まるアドレスに格納されている位相情報が読み出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図5は、多値QAMにおける符号配置と同一位相になるケースを示す図である。
図5において、横軸はI軸、縦軸はQ軸で、I軸方向とQ軸方向は正規化されたレベルによって区切られて、I−Q平面は正規化されたレベルを一辺に持つ正方形の符号領域で区切られる。そして、1つの正方形の中が1つの符号に対応する。
【0007】
従って、例えばI信号とQ信号が8ビットの場合には、全ての符号領域の数は
28 ×28 =65536
となり、図4におけるメモリ175のアドレス数も65536が必要となる。即ち、この例ではメモリ175に必要な記憶容量は65.536キロ・ワードとなる。もし、位相情報を8ビット精度で出力する必要がある場合には、メモリ175には524.288キロ・ビットの記憶容量が必要になり、振幅位相変換器が大規模になる。
【0008】
ここで、I−Q平面の第一象限から第四象限に割り振られる符号点は同じであるから、I信号とQ信号の正負の符号を別に処理することにすれば第一象限だけで位相情報を求めることができるようになるので、メモリ175の記憶容量は1/4に縮減可能である。それでも、上記と同じパラメタであるとすれば、16.384キロ・ワードが必要で、振幅位相変換器が大規模になることにはあまり変わりがない。
【0009】
これを避けるために、第2945003号特許公報では、その図2に示している如き逆正接演算回路を用いて振幅位相変換器を小規模化しようとしている。しかし、多ビットの信号をハードウェアで処理するものであるため、小規模化には限界があり、又、高速処理が必要な場合には処理機能的にも限界が生ずると考えられる。
【0010】
【特許文献1】
第2945003号特許公報(図2、図5)
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の如く逆正接演算回路に必要なメモリが大容量になる理由は、図5に示したように振幅情報が異なっていても同一位相になるケースが多数あることによる。即ち、符号点が符号領域の中心にあるものとすれば、図5の符号点AとBとは振幅が異なるが位相は同一になり、図5の符号点CとDも振幅が異なるが位相は同一になる。
【0012】
実際には符号領域のどの位置が符号点か特定できないことを考慮して全てのI信号とQ信号を用いて位相情報を求めるので、上記の如く記憶容量が大きくなる。しかし、一旦符号点を決めればいずれの符号領域の中でもほぼ同じ位置が符号点になり、しかも、その位置変動は少ないので、例えば図5の符号点Cと符号点Dを含む符号領域に対応する2つの符号点の位相は近似的に等しいと考えてもよい。本発明は、この考え方に準拠している。
【0013】
第一の発明は、多値QAM方式の受信機における、I信号とQ信号との除算を行なう除算部と、該除算部の除算結果から該除算結果の逆正接の近似値を求める近似値演算部と、該近似値演算部の出力を位相情報に変換する位相変換部とを備える振幅位相変換器であって、該近似値演算部は、I−Q平面の原点を通る等しい角度差の複数の直線がI軸又はQ軸となす角度の正接をアドレスとし、該I−Q平面の原点を通る等しい角度差の複数の直線がI軸又はQ軸となす角度をデータとして格納するメモリを有することを特徴とする振幅位相変換器である。
【0014】
第一の発明によれば、該近似値演算部は、I−Q平面の原点を通る等しい角度差の複数の直線がI軸又はQ軸となす角度の正接をアドレスとし、該I−Q平面の原点を通る等しい角度差の複数の直線がI軸又はQ軸となす角度をデータとして格納している。一方、該除算部が出力するI信号とQ信号との除算結果は当該I信号とQ信号に対応する符号点と該I−Q平面の原点とを結ぶ直線がI軸又はQ軸となす角度の正接である。従って、該除算部の除算結果をアドレスとして当該アドレスに格納されている角度を読み出せば、当該I信号とQ信号に対応する符号点と該I−Q平面の原点とを結ぶ直線がI軸又はQ軸となす角度を求めることができる。そして、このためのアドレス数はI信号とQ信号の双方の値をアドレスとする場合に比較して大幅に少なくできるので、振幅位相変換器の小規模化が可能になる。
【0015】
第二の発明は、第一の発明の振幅位相変換器を用いて行なう振幅位相変換方法であって、上記除算部において、I信号とQ信号との除算を行ない、上記近似値演算部において、該近似値演算部のアドレスのうち、該除算部の除算結果に最も近い値をもつアドレスを選択して当該I信号とQ信号に対応する上記I−Q平面の原点を通る直線がI軸又はQ軸となす角度を求め、上記位相変化部において、求めた角度を位相情報に変換することを特徴とする振幅位相変換方法である。
【0016】
第二の発明によれば、該除算部の除算結果に等しいアドレスが該近似値変換部になくても、当該I信号とQ信号に対応する符号点と該I−Q平面の原点とを結ぶ直線がI軸又はQ軸となす角度を求めることができる。しかも、任意の符号点において該除算結果が該近似値演算部のアドレスに等しくなるように該近似値演算部のアドレス数を増加させる必要がないので、本発明の振幅位相変換部の規模が大きくなることを防止することができる。
【0017】
第三の発明は、第二の発明の振幅位相変換方法において、上記近似値変換部のアドレスのうち、上記除算部の除算結果をはさむ2つのアドレスと該除算結果とを用いて該2つのアドレスに格納されている角度の補間演算を行なって、当該I信号とQ信号に対応する上記I−Q平面の原点を通る直線がI軸又はQ軸となす角度を求めることを特徴とする振幅位相変換方法である。
【0018】
第三の発明によれば、該除算部の除算結果をはさむ2つのアドレスと該除算結果とを用いて2つのアドレスに格納されている角度の補間演算を行なって、当該I信号とQ信号に対応する上記I−Q平面の原点を通る直線がI軸又はQ軸となす角度を求めるので、本発明の振幅位相変換部の規模が大きくなることを防止することができる上に、求めた角度の確からしさを向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の振幅位相変換器である。
図1において、171はI信号とQ信号を受けて除算を行なう除算部、172は除算部171が出力する除算値を受けて該除算値の逆正接を近似的に求める近似値変換部、173は近似値変換部が出力する位相情報、即ち、該除算値の逆正接を位相情報に変換する位相変換部である。
【0020】
ここで、除算部171の構成は幾つかの選択肢があるが、DSP(デジタル信号プロセッサ:Digital Signal Processor)を用いて除算を行なうのが小型化という観点で最も好ましい。
又、位相変換部173の構成は、公知の技術を適用して設計すればよい。
以降、本発明の特徴である近似値変換部を中心に説明を進める。
【0021】
図3は、I−Q平面上の基準位相を示す線で、近似値変換部の出力に必要とされる精度に対応する角度差になるように決めればよい。例えば、近似値変換部の出力に必要な精度が8ビットであれば、I−Q平面の原点を通る等しい角度差の256(=28 )本の直線を設定すればよく、この場合、各々の直線の角度差は1.40625度(=360/256)となる。尚、図3では、図の煩雑化をさけるために360度を角度差10度の直線で分割する例を、第一象限及び第二象限についてだけ示している。
【0022】
図2は、図1の構成における近似値変換部の格納情報である。
図2において、アドレス、位相角と記載してある如く、近似値変換部の主要構成要素はメモリである。そして、本発明によれば、以降に詳述する如く該メモリの記憶容量を大幅に縮減できる。
図2においては、位相情報に必要な精度が8ビットであるものとして、アドレスと格納する位相角を第一象限だけについて記載してある。この場合、位相情報の精度が8ビットであるので、I−Q平面を該I−Q平面の原点を通る等しい角度差の256本の直線で分割すればよい。従って、各々の直線の角度差は1.40625度である。そして、第一象限の中では256/4=64分割されるので、1.40625度の整数倍(但し、この整数は64以下である。)の位相角が格納される。
【0023】
この位相角を、除算部が出力するI信号とQ信号の振幅の除算値、即ち、当該I信号とQ信号とで決まる符号点が座標軸となす角度の正接を以て検索しようとするので、アドレスは1.40625度の整数倍の位相角の正接に等しく設定する。
例えば、図5の符号点Dの場合には、I軸方向とQ軸方向の正規化されたレベルを1とすれば、符号点Dと原点を結ぶ直線がI軸となす角度の正接は
1.5/4.5=0.33333・・・
であり、この値が除算部から出力される。
【0024】
しかし、I−Q平面を分割する直線は256本であるので、上記除算値は近似値変換部のアドレスと必ずしも等しくならない。そこで、除算値0.33333を最もよく近似するアドレスを選択して、符号点Dと原点とを結ぶ直線がI軸となす角度を求める。この場合、図2に示す如く、0.330335が最も近い値であるので、符号点Dと原点を結ぶ直線がI軸となす角度を求めるアドレスは0.330335とする。従って、求める位相角は18.28125度となり、正確な位相角18.43495との誤差は0.15370度に過ぎない。
【0025】
実用上、レベル1の符号領域の中の符号点の位置はほぼ一定に設定できるので、位相角の誤差は上記程度であり、十分な精度が得られると考えられる。このように、符号点のI信号とQ信号の符号は別に処理する方式を採用すれば第一象限だけで位相角を求めることができるので、近似値変換部を構成するメモリは64ワードの記憶容量があればよく、従来の技術で第一象限だけで処理する場合でも16.384キロ・ワード必要であったのに対して比較にならないほど小規模化できる。
【0026】
さて、I−Q平面を256分割しているので、符号点がレベル1の符号領域のどこに位置するか判らないという最悪のケースには、求められる位相角の誤差は最大0.7度(=1.40625/2)程度になりうる。このような最悪のケースを考慮してもI−Q平面の分割を10ビット(1,024分割)にすれば誤差を0.176度以下に抑圧することができ、これでも近似値変換部を構成するメモリの記憶容量は256ワードで済むので、本発明が振幅位相変換器を小規模化する効果は非常に大きい。
【0027】
尚、ここでは理解しやすいように10進数で表現しているが、実用的には、アドレスも位相角も2進数で表現するのが通常である。
又、図2では位相角の値に90度を許容しているので、当該位相角を格納するアドレスは無限大になるように記載しているが、実用的には、2進数表示できる最大の値をアドレスにして、当該アドレスの逆正接を位相角として格納するようにすればよい。
【0028】
ところで、近似値変換部のメモリの記憶容量を増加させなくても位相角の近似度を向上させることが可能であるので、以降この技術を説明する。
先の例では除算部の出力が0.33333で等しいアドレスが存在しないので最も近似度がよい0.330355をアドレスに決めて当該アドレスに格納されている位相角18.28125度を以て所要の位相角としたが、更に精度を高めるには除算値0.33333とその前後のアドレス0.303347、0.357806との関係から、アドレス0.303347、0.357806に格納されている位相角を用いて補間して除算値0.33333に対応する位相角とすればよい。
【0029】
演算自体は簡単なので詳細は記載しないが、この場合には、(16.875+1.54675)=18.42175度となり、誤差は0.0132度と非常に縮小される。従って、上記の如く補間をすれば誤差は殆ど無視しうるものとなり、しかも、近似値変換部を構成するメモリの記憶容量を増加させる必要がないという効果が生ずる。
【0030】
上記のように、近似値変換部を構成するメモリの記憶容量を大幅に縮減できた最大の理由は、レベル1の符号領域でI−Q平面を分割して、I信号とQ信号の組み合わせからなるアドレスによって位相角を求めずに、I−Q平面を等しい角度差の直線で分割して、分割したどの領域に所要の位相角があるかによって位相角を求めるようにしたことであるが、これは、前者の場合には位相角が同一になる場合も全てメモリに格納しておく必要があるのに対して、後者の場合には位相角が同一になるケースは予め削除できることを利用したものである。
【0031】
最後に、上では、I軸を位相角の基準とし、Q信号のレベルをI信号のレベルで除算した値を使って位相角を求める例を説明したが、Q軸を位相角の基準とし、I信号のレベルをQ信号のレベルで除算した値を使って位相角を求めることもできることを付言しておく。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明により、多値QAM方式の受信機における振幅位相変換器を小規模化することが可能になり、該振幅位相変換器を用いることにより簡易に振幅位相変換を行なうことが可能になる。
即ち、第一の発明によれば、該近似値演算部は、I−Q平面の原点を通る等しい角度差の複数の直線がI軸又はQ軸となす角度の正接をアドレスとし、該I−Q平面の原点を通る等しい角度差の複数の直線がI軸又はQ軸となす角度をデータとして格納している。一方、該除算部が出力するI信号とQ信号との除算結果は当該I信号とQ信号に対応する符号点と該I−Q平面の原点とを結ぶ直線がI軸又はQ軸となす角度の正接である。従って、該除算部の除算結果をアドレスとして当該アドレスに格納されている角度を読み出せば、当該I信号とQ信号に対応する符号点と該I−Q平面の原点とを結ぶ直線がI軸又はQ軸となす角度を求めることができる。そして、このためのアドレス数はI信号とQ信号の双方の値をアドレスとする場合に比較して大幅に少なくできるので、振幅位相変換器の小規模化が可能になる。
【0033】
又、第二の発明によれば、該除算部の除算結果に等しいアドレスが該近似値変換部になくても、当該I信号とQ信号に対応する符号点と該I−Q平面の原点とを結ぶ直線がI軸又はQ軸となす角度を求めることができる。しかも、任意の符号点において該除算結果が該近似値演算部のアドレスに等しくなるように該近似値演算部のアドレス数を増加させる必要がないので、本発明の振幅位相変換部の規模が大きくなることを防止することができる。
【0034】
更に、第三の発明によれば、該除算部の除算結果をはさむ2つのアドレスと該除算結果とを用いて2つのアドレスに格納されている角度の補間演算を行なって、当該I信号とQ信号に対応する上記I−Q平面の原点を通る直線がI軸又はQ軸となす角度を求めるので、本発明の振幅位相変換部の規模が大きくなることを防止することができる上に、求めた角度の確からしさを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の振幅位相変換器。
【図2】 図1の構成における近似値変換部の格納情報。
【図3】 I−Q平面上の基準位相を示す線。
【図4】 従来の振幅位相変換器。
【図5】 多値QAMにおける符号配置と同一位相になるケース。
【図6】 多値QAM受信機の主要部の構成。
【符号の説明】
11 ハイブリッド
12 同期検波器
12a 同期検波器
13 搬送波再生回路
14 移相器
15 多値2値変換器
15a 多値2値変換器
16 クロック発生回路
17 振幅位相変換器
171 除算部
172 近似値変換部
173 位相変換部
175 メモリ
Claims (3)
- 多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式の受信機における、I信号とQ信号との除算を行なう除算部と、該除算部の除算結果から該除算結果の逆正接の近似値を求める近似値演算部と、該近似値演算部の出力を位相情報に変換する位相変換部とを備える振幅位相変換器であって、
該近似値演算部は、
I−Q平面の原点を通る等しい角度差の複数の直線がI軸又はQ軸となす角度の正接をアドレスとし、該I−Q平面の原点を通る等しい角度差の複数の直線がI軸又はQ軸となす角度をデータとして格納するメモリを有する
ことを特徴とする振幅位相変換器。 - 請求項1に記載の振幅位相変換器を用いて行なう振幅位相変換方法であって、
上記除算部において、I信号とQ信号との除算を行ない、
上記近似値演算部において、該近似値演算部のアドレスのうち、該除算部の除算結果に最も近い値をもつアドレスを選択して、当該I信号とQ信号に対応する上記I−Q平面の原点を通る直線がI軸又はQ軸となす角度を求め、
上記位相変化部において、求めた角度を位相情報に変換する
ことを特徴とする振幅位相変換方法。 - 請求項2に記載の振幅位相変換方法において、
上記近似値変換部のアドレスのうち、上記除算部の除算結果をはさむ2つのアドレスと該除算結果とを用いて該2つのアドレスに格納されている角度の補間演算を行なって、
当該I信号とQ信号に対応する上記I−Q平面の原点を通る直線がI軸又はQ軸となす角度を求める
ことを特徴とする振幅位相変換方法。
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