JP4402789B2 - 直接変換受信機用のdcオフセット訂正方法及び装置 - Google Patents

直接変換受信機用のdcオフセット訂正方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の方法、および請求項5のプリアンブルに記載されているような方法を実施するオフセット除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
そのような方法およびオフセット除去装置は、たとえば公開されたUK特許出願NR GB2267629に記述されている。それには、デジタルベースバンド信号値対の集合の処理方法が記述され、その場合、I−Qダイアグラムにプロットすると、この従来技術文献のさらなる記述にしたがってプロットされた対が共通円上に所在するように、同相信号値および対応する直交信号値によって各対の集合が構成される。処理は、I方向平均値を生成するために、1つの集合の同相信号値を平均化すること、および、それによりQ方向平均値を生成するために、直交信号値対に同じ演算を実施することよりなる。従来技術文献のさらなる処理は、従来技術文献に広範囲にわたって記述されているような、それによりデジタルベースバンド信号からDCオフセットを除去する目的の他の微調整ステップの後で、このようにして得られたそれぞれの平均値を、個々のそれぞれ同相信号値および直交信号値から減算することからなる。これらの処理ステップを実施する手段を含む装置も、この従来技術文献に記述されている。
【0003】
ただし、この方法、ならびに本明細書に見出されるDCオフセットを決定するための他の信号平均化方法が、常に適切であるとはかぎらず、特に、このDCオフセットが時間に応じて急激かつ大幅に変動可能である場合には適切ではない。最悪状況では、そのような集合の信号値対の一方の半分が、比較的低いDCオフセット値を受け、もう一方の半分が、非常に高いDCオフセット値を受ける、または、その逆である。実際問題として、これら全ての従来技術によるDCオフセット相殺システムにおいて、DCオフセットは、入力するバーストデジタルベースバンド信号値対の全てのサンプルを用いて、平均化演算を実施することによって決定される。したがって、このバーストは、本明細書の請求項1のプリアンブルに記載されているように、デジタルベースバンド信号値対の集合に相当する。ただし、GSMシステムにおいては、自己混合するハイブロッキング信号に起因して、そのようなバーストの中間で、DCオフセットの急激な増大が発生することがあり得る。実際には、これらのハイブロッキング信号は、近傍端子によって生成されるランダムアクセスバーストから発生する。これらがGSMバーストモード受信機のアンテナによってピックアップされると、これらがミキサの局部発振器入力に漏洩することもあり得る。これらの信号が、その周波数が標準信号変調搬送波から十分に離れている搬送波において変調されるような場合であっても、これらの信号は、復調器のアンテナ漏洩、およびこれに続く搬送波信号の直接変換復調期間中におけるその復調器回路内のいわゆる自己混合に起因する、標準DC復調信号に対するDCオフセット信号となりえる。後者のプロセスは、公開された欧州特許出願第0594894A1号に記述されている。これらの動的ブロッキングレベルの振幅は、GSM仕様0505に表明されているように、標準信号バーストの振幅を80dBほども超過することがあり得る。さらに、これらは突然現れることがあり得るので、この最悪状況は、前述の最悪状況を表す標準信号バーストの中間でこれらの信号が現れる場合に相当し、それによって信号値対の集合は、受信機によって受信された信号のバーストに対応する。
【0004】
完全なバーストにわたってこれらの信号を平均化することによって、データ信号におけるDCオフセットを決定することを目的とする平均化方法は、この最悪状況においては、結果的に完全に誤ったDCオフセットを決定することになるはずである。たとえば、最後に言及した欧州特許出願、および、Jan SevenhansとDirk Rabaey共著、Microwave Engineering Europeにより1993年5月出版の論文「The challenges for analogue circuit design in mobile radio VLSI chips」(移動無線VLSIチップにおけるアナログ回路設計に関する挑戦)pp.53−59に記載されたような非常に洗練された平均化方法であっても、DCオフセットを混合する動的ブロッキングレベルの問題は、GSM移動端末の使用増加と共に悪化することがあり得るので、将来十分に安全とはかぎらない。実際問題として、GSM端末を広範囲にわたって使用することにより、これらの自己混合動的ブロッキングレベルの発生確率はかなり増大する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の知られたタイプではあるが、動的に変化するDCオフセットの動的かつ正確な決定を、簡単な形で可能にする方法およびオフセット除去装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、前記方法は、さらに請求項1に記載のステップを含み、前記オフセット除去装置は、さらに請求項5に記載されるように構成されるということによって、この目的が達成される。
【0007】
このようにして、同相および直交信号値対の両方を、一緒にI−Q平面内の1点とみなし、よく知られた幾何学図形を、I−Q平面内の点の部分集合を介して二次元にフィッティングすることによって、その幾何学図形の中心が求められる。この中心はDCオフセットに相当するので、DCオフセットが正確に決定できる。1つの完全なバースト内のそのような集合または部分集合の後続のいくつかに対して、この演算が繰り返された場合、DCオフセットの急増(ジャンプ)を容易に発見できる。知られている図形をフィッティングするために必要な最少個数の点が用いられるように、部分集合を採用すれば、欠陥検出量が減少するので、最高の精度が得られる。この解決方法は、一切のフィードバックループまたは洗練されたアルゴリズムを必要としないので、非常に簡単な解決が得られる。
【0008】
さらに、本発明のさらなる特徴が請求項2および6に記載されている。
【0009】
このようにして決定されたDCオフセット座標が、元のデータ点のIおよびQ信号値から続いて減算された場合には、DCオフセットが、一層正確に除去されるはずであることも明白である。
【0010】
本発明の他の特徴が請求項3および7に記載されている。
【0011】
このようにして、受信した搬送波変調信号の少なくとも1つのバーストから、DCオフセットを検出して除去する簡単かつ正確な方法が得られる。オフセット除去装置は、請求項7に記載されているように、これによって、そのようなバーストのDCオフセットを除去するようにも構成される。
【0012】
本発明のさらに特徴が請求項4および8に記載されている。
【0013】
バーストから連続する集合および部分集合を選定し、そのような集合の後続のいくつかの集合に前述のステップを繰り返すことによって、DCオフセットを決定する精度を、大幅に増大させることができる。非常に簡単な変形例は、たとえば、そのバーストの開始時に選定されたサンプルの第1集合と、そのバーストの終了時に選定されたサンプルの第2集合とにフィッティング(fitting)演算を実施することから構成できる。この簡単な方法によって、DCオフセットの急増を完全に観察することができる。
【0014】
本発明は、請求項9に記載されているように、そのようなオフセット相殺手段を組み込んだバーストモード受信機にも言及する。
【0015】
添付図面と共に実施形態についての以下の記述を参照することにより、本発明の前述した、および他の目的および特徴は、さらに明白になるはずであり、本発明自体が最もよく理解されるはずである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のDCオフセット除去方法を実現するように構成された、図1のオフセット除去装置Aは、デジタルベースバンド信号値対の集合を受け取る。それにより、これらの対の各々たとえば図示の対SI、SQは、デジタルベースバンド信号のベクトルの同相成分SIと対直交成分SQとを含む。複素I−Q平面内の複素数ベクトルとしてのそのようなベースバンド信号を表す方法について、更に詳細に説明するために、既に述べた従来技術のUK特許出願GB 2267629を参照することとする。
【0017】
装置Aは、入力されるデジタルベースバンド信号の集合の全てのベクトルのこれらの同相成分値および直交成分値が、全て、たとえばI−Q平面内のIおよびQ座標としてプロットされる場合に、これら全ての成分が、よく知られている幾何学図面上に所在するように、デジタルベースバンド信号を操作するためにのみ適する。たとえばGMSKと略称されるGSMガウス最小シフトキーイング(Gaussian Minimum Shift Keying)信号の場合、または、QAMと略称されるハイブリッドファイバ同軸直交振幅変調(hybrid fiber coax quadrature amplitude modulation)信号の場合のように、この図形は円で構成さることもあり得る。ただし、CAPと略称されるキャリアレス振幅/位相(carrierless amplitude/phase)変調のような他の変調スキームを用いると、場合によっては、正方形のような、別の幾何学図形であってもよい。
【0018】
DCオフセットが一切含まれていない場合には、この幾何学図形は、このI−Q平面の原点のまわりに中心が位置する。したがって、UK特許第UK2267629号に、GSMの場合について既に明白に記載されているように、その集合のベースバンド信号のDCオフセットは、原点に対するこの幾何学図形の中心のシフトとして表される。
【0019】
DCオフセットを含まない訂正されたデータ信号を得るために、通常、DCオフセット除去方法は、基本的に、先ずこの中心点のI、Q座標を決定すること、続いて、データ点のI、Q座標からそれぞれ決定された座標を減算することからなる。
【0020】
本発明は、これらの座標を決定する方法を扱う。現在の方法は、中心点の座標を決定するために、ベースバンド信号の各データ信号点のI、Q座標を別々に扱い、基本的に、1つの集合全体にわたってIおよびQ信号値の平均を決定するというものである。主題の方法は、IとQの両座標で構成されるデータ信号ベクトルを、二次元I−Q平面内の1点として考察する二次元方法である。幾何学図形の中心点を決定するために、相互に一致しない集合のこれらのデータ信号点の一部分を介して、その幾何学図形はフィッティングされる。この一部分は、部分集合に対応し、その幾何学図形をフィッティングするために必要な、少なくとも所定の数の明確な不一致点を含む。GSM GMSK変調の場合において、データ点が1つの円上に所在する場合には、この円は、後続の不一致データ点のそのような部分集合を介してこのようにフィッティングされる。円は少なくとも3つの不一致点を介してフィッティングされることができるので、原則として、3つの後続の不一致点をこの円にフィッティングするために使用できる。フィッティング手順の結果として中心点の座標が得られる。このフィッティング手順の副産物として、その値がデータ信号のパワーを表す円の半径も得ることができる。
【0021】
少なくとも3つのデータ点を介して、円をフィッティングする数学的方法は、数学および統計学のテキストブックで知ることができる。その技術分野における当業者によってよく知られているように、そのような方法は複数存在する。望まれる統計的適性に応じて、フィッティングを実施するためには3個より多いデータ点を用いることができる。ただし、望まれる統計的目的に関して使用されるべきフィッティング方法についての検討は、本明細書の範囲外にあるので、ここではこれ以上検討しないこととする。
【0022】
いったん中心点のI、Q座標が得られると、DCオフセットを含まない訂正されたベースバンド信号値対を求めるために、集合のベースバンド信号値対のIおよびQ座標から、中心点のI、Q座標を減算することができる。この問題に関する幾らかの改良について、さらなる段落において説明することとする。
【0023】
図1に示すように、オフセット除去装置Aは、基本的に既に述べた演算を実施する。図1において、それからDCオフセットを除去しようとするデジタルベースバンド信号値対は、SIおよびSQによって概略表示され、出力信号値対は、SI’およびSQ’で表される、DCオフセットを含まない訂正されたデジタルベースバンド信号値対である。さらに、オフセット除去装置Aは、SIおよびSQが部分を形成するデジタルベースバンド信号値対の集合を受け取るように構成される。中心点座標を求めるために、先ずこの集合の部分集合を決定し、続いて、それに対する二次元フィッティングを実施することからなるDCオフセット計算は、オフセット除去装置Aに含まれる計算手段CCMにおいて実施される。この計算手段の出力信号は、図1にICP1およびQCP1によって表されるこの中心点の座標からなる。後者は、オフセット除去装置Aに含まれる減算手段SMに供給される。前記減算手段は、主として、SI’およびSQ’として表される集合の訂正された信号対を供給するために、元のIおよびQ信号値対SIおよびSQから、それらを減算する。次に、これらは、オフセット除去装置Aの出力信号値対として供給される。この演算は、集合の全てのデジタルベースバンド信号値対に実施可能である。
【0024】
ただし、そのような入力データの後続の集合または部分集合は、そのような所定の図形のうちの異なるいくつかの図形上に位置する。これは、たとえば、この平面内の複素数ベクトルとして表されるデジタルベースバンド信号S1からSi+3までで、複素数I−Q平面を表すものとして図2に示される。したがって、これらベクトル各々のI、Q座標は、このデジタルベースバンド信号ベクトルの同相信号値および直交信号値に対応する。したがって、図1の入力信号SIおよびSQは、これら任意のサンプルのIおよびQ座標に対応する。
【0025】
図2において、サンプルS1、S2、S3、S4からSi−2まで、Si−1、およびSiは、全て中心点CP1の共通円上C1に位置する。サンプルSi+1、Si+2、および、Si+3は、全て中心点CP2を有するC2で表される第2円上に位置する。ただし、これら全てのデータサンプルは、オフセット除去装置Aによって受け取られる。GSM応用において、これらのデータサンプルは、1つ又は複数のバーストのデジタルベースバンド信号からなり得る。一般に、そのようなバーストは、S1からSnまでのn個のサンプルを含む。図2において、1つのバーストのサンプルS1からSiまでが、第1円C1上に位置し、他方、サンプルSi+1からSn(図示せず)までが、第2円C2上に位置すると仮定される。この状況は、たとえば、これらのGSM応用において、スプリアスハイブロッキング信号の自己混合に起因して発生することがあり得る。80dBにさえ達するデータ信号の振幅を超過する程の振幅を有するこれらのハイブロッキング信号が、アンテナから受信機のミキサの局部発振器入力へ漏洩する。次に、この信号は、ミキサ自体の出力において、DCオフセット信号として現れる。これらのブロッキング信号は、近傍GSM端子からのランダムアクセスバーストに対応する。GSMの浸透増加と共に、そのようなハイブロッキング信号の発生可能性も増大するはずである。
【0026】
したがって、従来技術による平均化技法に関する最悪状況i=n/2において、これらのハイブロッキング信号がバーストの中間に現れ、そのバーストのサンプルの後半に影響する。
【0027】
そのようなバーストのn個のサンプル全てが、1つの円のフィッティング用に用いられると、完全に誤った中心点が見付けられることが図2から明白である。したがって、1つのバースト期間中に変動するこのDCオフセットを追跡するためには、そのバーストに含まれるデータのいくつかの集合に関して、数回にわたって円フィッティングを実施することが必要である。
【0028】
送信機と受信機の間に周波数誤差がない場合には、その技術分野における当業者によってよく知られているように、1つの円に属するサンプルは、GSM GMSK変調スキームの円上の4つの四分円点の1つに位置する。送信機および受信機におけるノイズ、および、DCオフセット自体のわずかな変動に起因して、これらの点は、実際これら4つの四分円点の周りに点のクラウドを構成するはずである。ただし、図に負担をかけ過ぎないために、このクラウドは図に描かれていない。
【0029】
図2において、後続のサンプルS1、S2、S3が、不一致であるものと仮定し、したがって、この図に示すように、この円の異なる四分円点上に位置するものと仮定する。円C1は、これらの3点を介して既にフィッティング可能である。このフィッティングの結果として、Ic1とQc1で表される中心点CP1のIとQ座標が決定され、データ信号S1、S2、S3のDCオフセットを含まない値を求めるために、S1、S2、S3の座標から、これらが、適宜、減算される。
【0030】
DCオフセットの変動する値を追跡するために、この実行は、次の3つのサンプル、すなわちS2、S3、S4などの3つの連続したサンプルの次の部分集合にさえ繰り返すことができる。後者の手順によれば、DCオフセットは最高感度の方法で追跡されることになる。円をフィッティングするために、望まれる統計的関連性に応じて、一層多くの点を用いることができる。このように、DCオフセットの変動検出感度と、フィッティングの統計的関連性との間にトレードオフが存在する。
【0031】
図2に示すように、DCオフセットは、サンプルSiからSi+1へ突然変化する。これは、第1円C1から受け取ったデータ点から、第2円C2への急激なジャンプによって表される。図2において、今後、受け取ったバーストからのデータ信号の残りは、実質的にこのDCオフセットを有するものと仮定する。
【0032】
円フィッティングを実施するために、連続する3つのサンプルの継続集合が用いられる上述した方法にしたがい、データサンプルSi−2、Si−1、Siを介してフィッティングされた円は、実質的には依然として中心点CP1を有する円C1に対応する。ただし、サンプルSi−1、Si、Si+1を介したフィッティングの結果として、完全に異なる円(図2に図示せず)が得られるはずである。データサンプルSi、Si+1、Si+2を介した円形の場合も同様である。中心点CP2および中心点座標1c2とQc2を有するSi+1、Si+2、Si+3を介した円C2はこの場合も異なるはずである。しかし、フィッティングされたこれに後続の全ての円は、この場合も円C2に対応するはずである。
【0033】
フィッティングされた円が得られるサンプルから、得られた中心点座標が即座に減算される場合、前述の方法は、後続の3つの異なる訂正された値を生成するはずである。Siが、円C1、Si−1、Si、Si+1を介して描写されない円C1、および、Si、Si+1、Si+2を介して図示されない円C1の部分を形成する前の例に関しては、このようにして、Siに関する3つの異なる修正が求められ、それにより、最初の値だけが正しい。方法が、得られた最新のDCオフセットを用いて各点を連続的に訂正する場合には、このようにして、誤差が発生することがあり得る。ただし、この誤差は、3つの点、すなわち、その円のフィッティングに用いられた所定の個数の点だけに影響する。しかし、この誤差さえも、たとえば、求められた後続の中心点上に関して、後処理の演算を実施することによって除去可能である。これは、DCオフセットの変化を最初に検出し、このステップの後で、ハイブロッキング信号の自己混合に起因するDCオフセットは、そのバーストの残りには一定状態を維持するということに基づいて、正しい中心点の決定ができることを可能にする。次に、いったん、2つの中心点の位置が決定されると、対応する円を変更することが可能であり、その結果、どのサンプルがどの円上に所在するかが明白になる。いったん、これが知られると、正しい減算を行うことができる。
【0034】
ただし、後者の方法は、多くの余分な処理を必要とすることは明白である。したがって、この高精度が必要かどうか、または、一層多くのサンプルを誤った方法で訂正することを許容するが、ビットエラーレートを増大させるように低精度であることが許されるかどうかは用途に依存するはずである。
【0035】
それにより、1つのバーストのデータを、たとえば、2または4のような、人為的な所定の数の集合に人為的に分割し、次に、これらの集合またはその集合の部分集合に関して円フィッティングを実施するような他の手順を使用することも、もちろん可能である。そのような集合の全てのサンプルが1つの共通円に属するかどうかが、直感的に分からないこの場合には、この検出は後で実施され、そのステップの後で、訂正された集合を決定することができる。
【0036】
この余分な処理を実施するためには、双方の計算手段CCM並びに減算手段SMが、1つのバーストのデータ点を一時的に記憶するに十分なメモリを有することが必要である。その上、決定済み中心点の連続値に前述の演算を実施するために、後処理手段が、計算手段(図1には図示せず)に含まれなければならない。
【0037】
さらに、方法の変形例の選定に応じて、計算手段は、1つのバーストの入力サンプルから、円をフィッティングするための集合、および、集合からの部分集合を決定しなければならない。部分集合を決定するためには、そのような部分集合の3つのサンプルは、値において所定の相対または絶対差だけ異なることが必要であるということに基づいて、識別アルゴリズムを使用できる。いったん、そのような部分集合が決定された場合には、この部分集合を介して円を求めるために、円フィッティング手順を使用できる。
【0038】
そのような回路および既述の全ての変形例を実現する方法は、その技術分野における当業者によって一般的に知られているので、本明細書ではさらに詳細には記述しない。既に述べたこれらの機能を実行するために適した実施形態は、デジタル信号プロセッサからなる。前記プロセッサは、望まれる機能またはアルゴリズムを実現するようにプログラムされることが可能である。
【0039】
本発明によるオフセット除去装置Aを含むバーストモード直接変換受信機Rを図3に示す。ここには、GSM応用用受信機が示されているが、本発明のオフセット除去装置は、例えばハイブリッドファイバ同軸用途で使用されるものなど、他の直接変換受信機の一部であってもよい。図3のGSM受信機は、それぞれ高周波搬送波で変調されたデジタル信号に対応するアナログ信号を受信するための、アンテナANTからなるGSM応用における受信手段のような、よく知られた部品を含む。そのような受信手段は、低ノイズ高周波増幅器LNAの入力に結合される。LNAの出力は、受信したアナログ高周波信号を高周波搬送波帯域からベースバンド(0Hz)に変換する、直接変換型の復調手段DEMOに結合される。GSM応用のためのこの復調手段の一実施形態を、図3の図面に示す。この復調手段は、LNAからの出力信号、ならびに、局部発振器信号または90度だけシフトされたこの局部発振器信号を受信する、2つのミキサMIX1、MIX2で構成される。この局部発振器信号およびその90度移相信号は、それぞれ、局部発振器LOおよび90°移相手段によって供給される。アンテナにおける漏洩に起因し、不要信号または寄生信号もミキサに入力される。ミキサは、これらの信号を適宜ベースバンドDC成分に変換する。どのようにして、これが発生するかについては、局部発振器の搬送周波数と異なる周波数の入力信号の場合であっても、公開された欧州特許出願第EP 0594894A1号、8頁に明示されている。
【0040】
したがって、この不要DCベースバンド成分が、DCオフセットであり、DCベースバンド信号処理をさらに継続すれば重大な誤差を生じることになるので、このDCオフセットは補償されなければならない。
【0041】
これらミキサの出力信号は、復調された2つのアナログ信号部分の1つの集合からなり、一方の部分は、いわゆる同相チャネルに相当し、もう一方の部分は、いわゆる直交チャネルに相当する。次に、これらの同相および直交アナログチャネルは、低域通過フィルタLPF1およびLPF2において濾波され、さらに、それぞれのA−DコンバータADC1およびADC2において、アナログ−デジタル変換が行われる。したがって、ADC1の出力信号は、デジタル同相ベースバンド信号SIからなり、ADC2の出力信号はデジタル直交ベースバンド信号SQからなる。
【0042】
次に、両方のデジタル信号成分は、さらに、ベースバンド回路BBCで処理される。一般的に、この回路は、オフセット除去装置がその一部を形成するデジタル信号処理ユニットからなる。ただし、後者の機能を区別するために、オフセット除去装置Aは、追加のデジタル信号処理FDSPから分離したデバイスとして図示される。
【0043】
次に、SI’とSQ’で表される訂正されたデータ値は、特定の用途に応じて等化および他の機能に関係する追加処理を実施する追加のデジタル信号処理ユニットFDSPに供給される。この最終処理された情報は、次に、D−AコンバータDACに入力される。このコンバータは、続いて、アナログ信号を、GSM受信機の場合には拡声器LSからなる出力手段に送る。
【0044】
本発明による他の受信機においては、GSMに関連する前述の機能の全てが必要であるとは限らない。ただし、オフセット除去装置およびその作動原理は、依然として、適用される。
【0045】
以上、本発明の原理について特定の装置に関連して説明したが、この説明は例として行ったものにすぎず、首記の請求の範囲に記載の本発明の範囲を限定するものでないことは明確に理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオフセット除去装置Aを表す図である。
【図2】オフセット除去装置の動作を示すI−Qダイアグラムである。
【図3】図1のオフセット除去装置Aを含む直接変換受信機Rの概略図である。
【符号の説明】
A オフセット除去装置
ADC A−Dコンバータ
BBC ベースバンド回路
CCM 計算手段
DEMO 復調手段
LNA 低ノイズ高周波増幅器
LPF 低域通過フィルタ
MIX ミキサ
R バーストモード受信機
SI 同相信号
SM 減算手段
SQ 直交信号

Claims (9)

  1. デジタルベースバンド信号値対の集合内に含まれるデジタルベースバンド信号値対からDCオフセットを除去する方法であって、
    前記集合の各対が1つの同相信号値および対応する1つの直交信号値で構成され、各対の同相信号値がQ軸からプロットされた点までの距離を表し、かつその対の直交信号値が前記Q軸に直交するI軸からそのプロットされた点までの距離を表す、I−Qダイアグラム上にプロットされた場合に、プロットされた点が、前記I軸と前記Q軸によって形成される平面内の所定の幾何学図形上に実質的に所在し、前記方法は、前記DCオフセットを決定するステップと、次いで、前記デジタルベースバンド信号値対から前記DCオフセットを減算し、得られた信号値対を出力信号として供給するステップを含んでおり、
    前記DCオフセットが、デジタルベースバンド信号値対の前記集合内に含まれる信号値対の部分集合を介した前記所定の幾何学図形の二次元フィッティングによって、前記所定の幾何学図形の中心点のIおよびQ座標として決定されることを特徴とする方法。
  2. 前記減算ステップが、前記デジタルベースバンド信号値対の同相信号値から前記中心点の前記I座標を減算するステップと、前記デジタルベースバンド信号値対の直交信号値から前記中心点の前記Q座標を減算するステップとからなり、それにより、得られた同相値および直交値が、前記出力信号を構成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記集合の前記デジタルベースバンド信号値対が、搬送波変調信号の少なくとも1つのバーストからのデジタルベースバンド信号値対の少なくとも一部に対応し、
    それにより、前記部分集合が、前記幾何学図形をフィッティングするために必要な個数と少なくとも同じ個数の実質的に別個の信号値対を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのバーストから前記集合の後続のいくつかを決定するステップを含み、
    前記集合の後続の1つに対して繰り返されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. デジタルベースバンド信号値対の集合内に含まれるデジタルベースバンド信号値対からDCオフセットを除去するオフセット除去装置(A)であって、
    前記集合の各対が1つの同相信号値および対応する1つの直交信号値で構成され、各対の同相信号値がQ軸からプロットされた点までの距離を表し、かつその対の直交信号値が前記Q軸に直交するI軸からそのプロットされた点までの距離を表す、I−Qダイアグラム上にプロットされた場合に、プロットされた点が、前記I軸と前記Q軸によって形成される平面内の所定の幾何学図形上に実質的に所在し、前記オフセット除去装置(A)は、前記DCオフセットを決定するように構成された計算手段(CCM)を含み、前記オフセット除去装置は、前記計算手段(CCM)に結合された減算手段(SM)をさらに含み、かつ前記集合の前記デジタルベースバンド信号値対の同相信号値および直交信号値をそれぞれ受け取り、前記デジタルベースバンド信号値対から前記DCオフセットを減算し、結果として得られた信号値対を出力信号値対として前記装置(A)の出力端子に供給するように構成されており、
    前記計算手段(CCM)が、デジタルベースバンド信号値対の前記集合内に含まれる信号値対の部分集合を介して前記所定の幾何学図の二次元フィッティングによって、前記DCオフセットを、前記所定の幾何学図形の中心点のIおよびQ座標として決定するように構成されることを特徴とするオフセット除去装置(A)。
  6. 前記減算手段(SM)がさらに、前記中心点の前記I座標および前記Q座標をそれぞれ受け取り、前記同相信号値および前記直交信号値から前記中心点の前記I座標および前記Q座標をそれぞれ減算し、結果として得られた同相信号値および直交信号値を、それぞれ前記オフセット除去装置(A)の前記出力信号値対として供給するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のオフセット除去装置(A)。
  7. 前記集合の前記デジタルベースバンド信号値対が、搬送波変調信号の少なくとも1つのバーストからのデジタルベースバンド信号値対の少なくとも一部に対応し、
    それにより、前記オフセット除去装置(A)、前記計算手段、および前記減算手段が、前記少なくとも1つのバーストからの前記デジタルベースバンド信号値対を受け取るように構成され、
    それにより、前記部分集合が、前記幾何学図形をフィッティングするために必要な個数と少なくとも同じ個数の実質的に別個の信号値対を含むことを特徴とする請求項5に記載のオフセット除去装置(A)。
  8. 前記計算手段(CCM)がさらに、前記少なくとも1つのバーストから前記集合の後続のいくつかを決定し、前記集合の後続のいくつかに対して前記二次元フィッティングを繰り返すように構成されることを特徴とする請求項7に記載のオフセット除去装置(A)。
  9. アナログ搬送波変調信号の少なくとも1つのバーストを受け取るように構成された受信手段(ANT)を含むバーストモード受信機(R)であって、前記バーストモード受信機(R)は、
    前記受信手段に結合され、かつ前記アナログ搬送波変調信号を2つの直交アナログベースバンド信号に復調するように構成された復調手段(DEMO)をさらに含み、前記バーストモード受信機は、アナログデジタル変換手段(ADC1、ADC2)をさらに含み、前記アナログデジタル変換手段(ADC1、ADC2)は、前記復調手段(DEMO)に結合されており、かつデジタルベースバンド信号値対の少なくとも1つの集合を提供するために、前記2つの直交アナログベースバンド信号に対してアナログデジタル変換を実施するように構成され、各対が1つの同相信号値および対応する1つの直交信号値で構成され、各対の同相信号値がQ軸からプロットされた点までの距離を表し、かつその対の直交信号値が前記Q軸に直交するI軸からそのプロットされた点までの距離を表す、I−Qダイアグラム上にプロットされた場合に、プロットされた点が、前記I軸と前記Q軸によって形成される平面内の所定の幾何学図形上に実質的に所在し、前記バーストモード受信機は、前記アナログデジタル変換手段(ADC1、ADC2)に結合されたオフセット除去装置をさらに含み、前記バーストモード受信機(R)は、前記オフセット除去装置(A)に結合され、かつ前記オフセット除去装置(A)の出力信号をさらに処理するように構成された追加のベースバンド処理手段(FDSP)を含み、
    前記オフセット除去装置が、さらに請求項5から8に記載されているように構成されることを特徴とするバーストモード受信機(R)。
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