JPH0814893B2 - 光信号再生装置 - Google Patents

光信号再生装置

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JPH0814893B2
JPH0814893B2 JP62321286A JP32128687A JPH0814893B2 JP H0814893 B2 JPH0814893 B2 JP H0814893B2 JP 62321286 A JP62321286 A JP 62321286A JP 32128687 A JP32128687 A JP 32128687A JP H0814893 B2 JPH0814893 B2 JP H0814893B2
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current
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switch
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和明 堀
勇夫 秋武
美鈴 望月
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク装置の光ピックアップ出力電流
を電圧に変換する変換器に係り、特にS/Nの良い光信号
再生用電流−電圧変換器に関する。
〔従来の技術〕
従来、ディスク装置において光信号再生係の光検出器
の出力電流は全て前置増幅器に入力され電圧信号に変換
されている。なお、この種の装置を記載したものとして
特開昭59-186143号公報が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は照射レーザ光強度の異なるデータ書き
込み時とデータ読み出し時の光検出器出力電流を全て前
置増幅器による電流−電圧変換器に流すため、光検出器
の出力電流が大であるデータ書き込み時を考慮し、電流
−電圧変換抵抗の値を小さく設定して、前置増幅器の飽
和を防いでいる。
前記変換抵抗を小さくした場合、以下の問題点が生じ
る。
サンプリング・サーボ方式におけるトラッキング制御
では第3図に示したピット列と光検出器の出力電流IS
ように、データ領域の最終ピット33の書き込みのための
レーザ照射後、最初のサーボ領域データ33の読み出しま
でに残された時間は約270nsecしかない。つまり、前置
増幅器の出力信号をベースラインレベルでの出力信号レ
ベルに、270nsec以下の時間で整定させる必要がある。
このためには、前置増幅器の電流−電圧変換抵抗Rfを小
さくし、データ書き込み時の光検出器、の出力電流ISW
でも前置増幅器の出力振幅が飽和しないようにしなけれ
ばならない。しかし前置増幅器が飽和しないように電流
−電圧変換抵抗Rfを小さくすると必要な再生信号レベル
が小さくなり、電流−電圧変換器S/Nが劣化する。
次に電流−電圧変換抵抗Rfと変換器のS/Nの関係につ
いて説明する。第4図に変換抵抗Rfの値とその入力換算
雑音電流 の関係を示す。入力換算雑音電流 は抵抗の熱雑音を とすると次のようになる。
ここで K:ボルツマン定数(1.38×10-23) 〔WS/K〕 T:絶対温度 〔K〕 Δf:等価雑音帯域幅 〔Hz〕 である。データ読み出し時の光検出器出力電流をISR
すると変換器のS/Nは となる。このように前置増幅器を飽和させないように電
流−電圧変換抵抗を小さくすると変換器のS/Nは劣化す
る。
本発明の目的は、データ書き込み時の光検出器の出力
電流ISWで制限されている電流−電圧変換抵抗の値を上
記制限ななくすことでデータ読み出し(再生)時の変換
器のS/Nを改善することのできる光信号再生装置を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
照射レーザ光強度の強いデータ書き込み時において
は、第1図に示すように光検出器3の出力電流ISWを電
流源6でΔISだけ分流することで電流−電圧変換器2の
変換抵抗Rfに流れる電流IRを少なくすることができる。
このとき電流源6の引き込む電流ΔISの値を ΔIS=ISW−ISR とすることで、データ書き込み時にも電流−電圧変換抵
抗Rfにはデータ読み出し時の出力電流ISRと同等の電流
しか流れなくなる。
この結果、変換抵抗Rfにはデータ読み出し時の光検出
器3の出力電流ISRより大きな電流は流れなくなり、信
号再生に不要なデータ書き込み時の光検出器3の出力電
流ISWで制限されていた変換抵抗Rfの値をデータ読み込
み時の光検出器3の出力電源ISRで前置増幅器1が飽和
しない値まで大きくすることができる。これにより変換
抵抗Rfの入力換算雑音電流 が低減され前記電流−電圧変換器のS/Nを改善すること
ができる。
〔作用〕 第1図に示した光信号再生部の電流−電圧変換器にお
いて、データ書き込み時にスイッチ5はONとなり光検出
器3の出力電流ISWの一部を分流する。スイッチ5はス
イッチ制御回路4によりスイッチングされる。データ読
み出し時には第2図に示したようにスイッチ5はOFFと
なる。このスイッチのタイミングはレーザダイオードに
電流を流し発光させる書き込みパルスと同期させること
で、光検出器3の出力電流が大きい書き込み時だけ分流
させることができる。電流源6が流す電流ΔISは電流−
電圧変換器2の出力振幅と基準電圧を比較して、データ
書き込み時に変換抵抗Rfに流れる電流IRとデータ読み出
し時に光検出器3の出力電流ISRが等しくなるように制
御される。このためデータ書き込み時にも変換抵抗Rfを
流れる電流は読み出し時の光検出器3の出力電流ISR
等しくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第5図により説明する。レ
ーザ照射の反射光9により出力信号電流ISを発生させる
光検出器3と前記出力信号電流ISを信号電圧に変換する
電流−電圧変換器2からなる光信号再生系において、デ
ータ書き込み時の光検出器3の出力信号電流ISWを分流
するためスイッチ5と電流源6が接続されており、前記
電流源6は電流−電圧変換器2の出力電圧が基準電位8
と同等となるように比較器7で制御されている。データ
書き込み時のレーザダイオード駆動回路(図示せず)へ
の書き込みパルス幅は約40nsecと短いパルスとなる。こ
のためスイッチ5は高速なスイッチング動作が必要とな
る。本実施例ではトランジスタ51と52で構成した差動対
によるスイッチング回路5を用いる。トランジスタ51の
コレクタは光検出器3の出力端に接続され、書き込みパ
ルスはスイッチ制御回路4を介して差動対のトランジス
タ51,52のベースにそれぞれ逆相で入力される。
本実施例において基準電位8は第3図に示したディス
ク媒体にピットが書き込まれていない状態での光検出器
3の出力であるベースラインレベルでの変換器2の出力
電圧と同じ値に設定する。これによりデータ書き込み
時、変換器2の出力電圧がベースラインレベルより大き
くなった分は電流源6で分流されるため変換器2の出力
電圧は基準電位より高くならない。つまり変換抵抗Rfに
はデータ書き込み時にもデータ読み出し時の電流ISR
り大きな電流は流れない。しかしベースラインレベルは
ディスク媒体の反射率やレーザダイオードの照射光強度
のバラつきで変化するため前記基準電位も調整する必要
がある。このためディスク1周(トラック)のうち32分
割された1セクタのさらに43分割された1セグメントに
おいて、各セグメントの先頭に存在するピットが書き込
まれていないベースラインレベルにおける変換器2の出
力信号値をそのセグメントでの基準電位として使用す
る。これにより参照すべき基準電位を同一セグメント上
で得られるためたとえ各セグメントごとにベースライン
レベルがずれたとしても正確にベースラインレベルを基
準電位とすることができる。本実施例によれば、比較器
7に与える基準電位8を同一セグメント上のベースライ
ンレベルでの値を使用するためベースラインレベルのバ
ラつきの影響を受けることなく光検出器3の出力電流I
SWを分流できる。この結果、データ書き込み時に変換抵
抗Rfに流れる電流はベースラインレベルと等しくなる。
このため変換抵抗Rfの値はデータ書き込み時の光検出器
3の出力電流ISWではなく、それより小さいデータ読み
出し時の光検出器3の出力電流ISRで前置増幅器1が飽
和しない値により大きく設定することができる。これに
より電流−電圧変換器2のS/Nは改善することができ
る。
更に光ディスク媒体によっては、ピットを書き込むと
その部分の反射率が高くなり再生信号である光検出器3
の出力信号波形が第6図に示すようにピットが書き込ま
れていない状態であるベースラインレベルより上に凸と
なる場合がある。本実施例によれば、スイッチ5のスイ
ッチタイミングと書き込み用レーサ照射が同期している
ので変換抵抗Rfにはデータ書き込み時の光検出器3の出
力電流ISWは流れない。この間は基準電圧8で設定した
ベースラインレベルと同等の電流が流れる。このときの
変換抵抗Rfの値は、データ読み出し時における光検出器
3の最大出力電流ISR MAXにおいて前置増幅器が飽和し
ない値となる。この値でさえデータ書き込み時の光検出
器3の出力電流ISWで前置増幅器が飽和しない場合の変
換抵抗Rfの値より大であるため、変換装置のS/Nは改善
される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電流−電圧変換器2の変換抵抗Rfを
大きくすることができるので電流−電圧変換器2のS/N
を改善する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のうち書き込み時の状態を示す
回路図、第2図は第1図において読み出し時の状態を示
す回路図、第3図はサンプリングサーボ方式における書
き込みとその直後のサーボ領域での光検出器の出力電流
波形を示す説明図、第4図は抵抗値とその入力換算雑音
電流の関係を示すグラフ、第5図は本発明の具体的実施
例を示す回路図、第6図はピット列とその出力信号波形
との関係を示す説明図、である。 1……前置増幅器、2……電流−電圧変換器、3……光
検出器、5……スイッチ、6……電流源、7……比較
器、8……基準電圧、Rf……電流−電圧変換抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクに照射されたビーム光の反射光を
    受信し電流信号に変換して出力する光検出器と、該光検
    出器からの電流信号が与えられ、これを電圧信号に変換
    して出力する前置増幅器、および、該前置増幅器の入力
    端子と出力端子との間に接続された変換抵抗から構成さ
    れた電流・電圧変換器と、前記光検出器からの電流の一
    部を分流して電流源回路に導くためのスイッチと、前記
    電流・電圧変換器の出力電圧と基準電位とを比較して両
    者が等しくなるように、前記電流源回路が前記光検出器
    からの電流を前記スイッチを介して分流するように、該
    電流源回路を制御する比較制御回路と、前記スイッチの
    オン・オフを制御するスイッチ制御回路とを備えた光信
    号再生装置であって、 前記基準電位が、ディスクの各セグメント内のサーボ領
    域におけるピットの書き込まれていない部分を読み取っ
    ているときの前記電流・電圧変換器の出力電圧に等しい
    電位となるように構成されたことを特徴とする光信号再
    生装置。
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JPH01143021A (ja) * 1987-11-30 1989-06-05 Hitachi Ltd 光信号再生装置

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