JPH0814850B2 - 画像処理装置のエッジ検出回路 - Google Patents

画像処理装置のエッジ検出回路

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JPH0814850B2
JPH0814850B2 JP61185342A JP18534286A JPH0814850B2 JP H0814850 B2 JPH0814850 B2 JP H0814850B2 JP 61185342 A JP61185342 A JP 61185342A JP 18534286 A JP18534286 A JP 18534286A JP H0814850 B2 JPH0814850 B2 JP H0814850B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、画像処理装置のエッジ検出方法及びその
回路に関する。
[従来技術] 2値画像の処理においては、その画像の特徴を抽出す
るため、第12図に示すように、画像の外周図形、即ち2
値の0と1の境界を線画として求めエッジ検出処理が行
われる。
この処理を行うために、デジタル画像では次式の如き
差分を用いる。
Δx・f(i,j) =f(i,j)−f(i−1,j) …(1) Δy・f(i,j) =f(i,j)−f(i,j−1) …(2) Δθ・f(i,j) =Δx・f(i,j)・cosθ =Δy・f(i,j)・sinθ …(3) しかしながらこの方法では、例えば画像線の中に1個
だけ割り込んだ自画像をエッジであると誤って検出して
しまうことがあるように、画像の方向によっては大きな
影響を受け、特に斜め線の検出を正確に行うことができ
ないという問題点がある。
又、他の方法として、マスクパターンをかけて一致す
るところをエッジとするものがある。第13図に代表的な
マスクパターンの列を示した。このパターンは、数学的
には(1)〜(3)式と一致する。ここでφは0でも1
でも良く、マスクが一致するとX部を1とする。
しかしながら、この方式による処理時間は、マスクパ
ターンが4つあるので、全処理時間が(画素数)×(1
パターンの処理時間)×4となり、比較的大きな処理時
間を要してしまうという問題点があった。
〔発明の概要〕
前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、2値画
を記憶する画像メモリと、アドレスデコーダからの指令
信号に基いて前記画像メモリから3行複列の画像データ
を読み出して記憶保持する第1のラッチ回路と、この第
1のラッチ回路に記憶保持されたラッチデータの列和を
同時に求める複数列の加算回路と、この複数列の加算回
路の列端の隣接した2個の加算回路の加算結果を記憶保
持する第2のラッチ回路と、上記第2のラッチ回路に記
憶保持された2個の列和に複数列の加算回路のうちの下
位側の加算回路の列和を配列した態様でもって自己の列
の列和と両隣りの列の列和との総和を求めてエッジを検
出する下位のエッジ検出用ROMと、複数列の加算回路の
うちの上位側の加算回路の自己の列和と両隣りの列和と
の総和を求めてエッジを検出する上位のエッジ検出用RO
Mと、を備えてなるものである。
[実施例] 以下、添付図面を用いてこの発明の実施例を説明す
る。
第1図は原画を記憶した画像メモリの説明図、第2図
は画素マトリクスの説明図、第3図エッジ検出処理の結
果を記憶する画像メモリの説明図である。
第1図に示すように、画像メモリ1には、エッジ検出
すべき2値画3が記憶されている。ここに、黒画素はコ
ード「1」で、白画素は「0」で記憶されているとす
る。
本例では、第2図に示すように、前記画像メモリ1の
被検出画素f0、及びその周囲の画素f1〜f8で画素マトリ
クス5を形成し、全画素f0,f1〜f8の画像データの和S
が2〜4であれば画素f0はエッジであると判定する。
Fn=0 or 1 …(4) S=ΣFn(n=0〜8) …(5) if 2≦S≦4 then =f0=1 …(6) if S<2 or 4<s then f0=0 …(7) そして、第3図に示すように、前記画像メモリ1に対
応する画像メモリ7を準備して、画素F0がエッジであれ
ば画素F0に対応する画素に「1」を記憶すると共に画素
F0がエッジでなければ「0」を記憶する。
本例では、上記条件式2≦s≦4を用いてエッジ部分
を検出するがため、従来例((1)〜(3)式及び第13
図)と異なって、例えば、黒画素で全周を取り囲まれた
白画素部分をエッジと判定してしまうことがなく、又、
例えばコの字形状に黒画素で囲まれた白画素部分をエッ
ジであると誤って検出するようなことがない。
なお、画像メモリ7は、走査順に順次前の画像を消去
することとして画像メモリ1を利用するようにしても良
い。
第4図はエッジ検出回路のブロック図、第5図は画像
メモリの説明図、第6図は画像データラッチ回路のラッ
チ状態の説明図である。又、第7図及び第8図はエッジ
検出用ROMの回路構成の説明図、第9図及び第10図は画
像メモリへの結果書き込み処理の説明図、第11図は検出
結果を記憶する画像メモリの説明図である。
第4図に示すように、エッジ検出回路はCPU9を有し、
該CPU9と接続されるバス11(データバス)には、プログ
ラム用ROM13と、画像メモリ15とが接続されている。
前記CPU9は全体を総括制御するものである。
前記プログラム用ROM13は、エッジ検出用のプログラ
ムを格納し、第5図で詳述するように前記CPU9と協働
し、所定のアルゴリズムでエッジ検出処理を行うもので
ある。
前記画像メモリ15は、第5図に示すように、1行が32
バイト(256ビット)で256行の画素で形成され、第1図
に示した2値画3を記憶するものである。
前記バス11には、アドレスデコーダ17と、該デコーダ
17と接続される3個の画像データラッチ用のラッチ回路
U,LM,LLが接続されている。
第6図に示すように、ラッチ回路LU,LM,LLは、アド
レスデコーダ17からの指令信号に基いて、第5図に示し
た画像メモリ15の一部から、8ビット×3行の画像デー
タRU,RM,RLを読み出して、これをラッチする。アドレ
スデコーダ17から順次指令される読出し順は、アドレス
大なる方から小なる方への順である。即ち、第5図にお
いて、右から左へ1バイトごと、下から上へ1ビットづ
つ繰り上げられ順である。
前記ラッチ回路LU,LM,LLには、8個の加算回路C0〜C
7(C2,C4,C5は図示せず)が接続され、加算回路C6,C
7と前記アドレスデコーダ17との間には2ビットの中間
データラッチ用のラッチ回路19が接続されている。
各加算回路Ci(i=0〜8)は、ハード回路で構成さ
れ、第6図に示したラッチデータについて、列和Siを2
ビットデータで求めるものである。
Si=Ui+Mi+Li ……(8) ラッチ回路19は、加算回路C6,C7の加算結果S6,S7
S′6,S′7として次のエッジ検出のために保持するもの
である。
前記ラッチ回路19と前記加算回路C0〜C3には、下位の
エッジ検出用ROM21が接続され、該ROM21は、前記アドレ
スデコーダ17及び前記バス11と接続されている。又、前
記加算回路C2〜C7には、上位のエッジ検出用ROM23が接
続され、該ROM23は、前記アドレスデコーダ17及び前記
バス11と接続されている。
エッジ検出用ROM21,23の回路構成を第7図及び第8図
に示した。
エッジ検出用ROM21,23は、12ビットデータで決定され
る多数のアドレスにそれぞれ所定の4ビットデータD′
7〜D′6を対応させて記憶させたものである。
4ビットデータD′7〜D2及びD3〜D′6を形成する各
ビットデータDiは、次式によって決定された「1」又は
「0」の値である。
K=S(i)+S(i-1)+S(i-2) …(9) if 2≦K≦4 then Di=1 …(10) if K>2 or 4<K then Di=0 …(11) 以上の通りに設定される8ビットデータD′7〜D2
びD3〜D′6は、ラッチ回路LMがラッチした8ビットの
画像データの各画素がエッジであるか否かを示すデータ
となる。
エッジ検出用ROM21,23は、前記アドレスデコーダ17か
らのタイミング制御信号(Read)に基いて、各12ビット
データで生成されたアドレス部分の8ビットデータD′
7〜D′6を、第9図に示すように、画像メモリ15のラッ
チ回路LLがラッチした部分に相当する画素L0〜L7に前の
内容を更新して記憶する。
以上示したエッジ検出用ROM21,23の作用により、第5
図に示した画像メモリ15は、第10図に示したように、エ
ッジ検出データで更新され、エッジ形状を記憶するよう
になる。
エッジ検出回路の検出処理を第11図に示した。
図示の如く、ステップ1101でアドレスデコーダ17はラッ
チ回路LU,LM,LLにアドレスセットし、ステップ1102
で、ラッチ19をデータクリアする。
ステップ1103では、ラッチ回路LU,LM,LLが8ビット
データRU,RM,RUを読み出して、ステップ1104で、加算
回路C0〜C7で加算処理を行って列和S0〜S7を求め、ステ
ップ1105でラッチ回路19は前の列和S7,S6を保持する。
次いで、ステップ1106で、エッジ検出ROM21,23は、デ
ータS0〜S7,S′6,S′7よりアドレス生成し、ステップ11
07,1108で、該ROM21,23の内容を画像メモリに書き込ん
で、ステップ1109,1110で次の8ビット処理に移行す
る。
そして最後に、ステップ1111で作成終了を確認し、第
10図に示す結果を得てエッジ検出処理を終了する。
本例では、ハード処理部(ラッチ回路LU,LM,LL,19
及び加算回路C0〜C7並びにエッジ検出用ROM21,23)を主
体として並列処理を行うことができるため、処理を極め
て高速に行うことができる。
しかも本例では、原理的にも第1図〜第3図に示した
方法を応用したものであるがため、エッジ検出精度が良
好である。
以上の実施例では、物体ないし形状を表わす画素を黒
画素「1」としそれ以外の画素を白画素「0」として示
したが、これとは逆に物体ないし形状を表わす画素を白
画素「0」としそれ以外の画素を黒画素「1」で表わす
ことができること勿論である。この場合、(4),
(5)式又は(10),(11)式で示した2≦S≦4,2≦
K≦4なる条件式は、5≦S≦7,5≦K≦7に代えられ
る。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様でも
実施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、2値画(3)を記憶する画像メモリ
(15)と、アドレスデコーダ(17)からの指令信号に基
づいて前記画像メモリ(15)から3行複列の画像データ
(RU,RM,RL)を読み出して記憶保持する第1のラッチ回
路(LU,LM,LL)と、この第1のラッチ回路(LU,LM,LL)
に記憶保持されたラッチデータの列和(Si)を同時に求
める複数列の加算回路(C0〜C7)と、この複数列の加算
回路(C0〜C7)の列端の隣接した2個の加算回路(C6,C
7)の加算結果を記憶保持する第2のラッチ回路(19)
と、上記第2のラッチ回路(19)に記憶保持された2個
の和列に複数列の加算回路(C0〜C7)のうちの下位側の
加算回路(C0〜C3)の列和を配列した態様でもって自己
の列の列和と両隣りの列の列和との総和(K)を求めて
エッジを検出する下位のエッジ検出用ROM(21)と、複
数列の加算回路(C0〜C7)のうちの上位側の加算回路
(C2〜C7)の自己の列和と両隣りの列和との総和(K)
を求めてエッジを検出する上位のエッジ検出用ROM(2
3)と、を備えてなるものである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、3
×3の方形のマトリクスのコード和を求めて中央の画素
がエッジであるか否かを求める構成であるが、本発明に
おいては、画像メモリから3行複数列の画像データを読
み出し、各列に対応した複数の加算回路を設けると共に
下位と上位の複数のエッジ検出用ROMを設けて、複数ビ
ットの画素を並列処理する構成であるから、エッジ検出
をより高速に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は原画を記憶した画像メモリの説明図、第2図は
画素マトリクスの説明図、第3図はエッジ検出処理の結
果を記憶する画像メモリの説明図である。 第4図〜第11図は特許請求の範囲第2項及び第3項に記
載の発明の実施例を示すものであり、第4図はエッジ検
出回路のブロック図、第5図は画像メモリの説明図、第
6図は画像データラッチ回路のラッチ状態の説明図、第
7図及び第8図はエッジ検出用ROMの回路構成の説明
図、第9図及び第10図は画像メモリへの結果書き込み処
理の説明図、第11図は検出結果を記憶する画像メモリの
説明図である。 第12図及び第13図は従来例を示し、第12図はエッジ検出
例の説明図、第13図はマスクパターンの説明図である。 1,15……画像メモリ f0〜f8……画素マトリクス LU,LM,LL……ラッチ回路 C0〜C7……加算回路 21,23……エッジ検出用ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2値画(3)を記憶する画像メモリ(15)
    と、アドレスデコーダ(17)からの指令信号に基づいて
    前記画像メモリ(15)から3行複列の画像データ(RU,R
    M,RL)を読み出して記憶保持する第1のラッチ回路(L
    U,LM,LL)と、この第1のラッチ回路(LU,LM,LL)に記
    憶保持されたラッチデータの列和(Si)を同時に求める
    複数列の加算回路(C0〜C7)と、この複数列の加算回路
    (C0〜C7)の列端の隣接した2個の加算回路(C6,C7)
    の加算結果を記憶保持する第2のラッチ回路(19)と、
    上記第2のラッチ回路(19)に記憶保持された2個の列
    和に複数列の加算回路(C0〜C7)のうちの下位側の加算
    回路(C0〜C3)の列和を配列した態様でもって自己の列
    の列和と両隣りの列の列和との総和(K)を求めてエッ
    ジを検出する下位のエッジ検出用ROM(21)と、複数列
    の加算回路(C0〜C7)のうちの上位側の加算回路(C2〜
    C7)の自己の列和と両隣りの列和との総和(K)を求め
    てエッジを検出する上位のエッジ検出用ROM(23)と、
    を備えてなることを特徴とする画像処理装置のエッジ検
    出回路。
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