JPH08147840A - ディスクプレーヤ装置 - Google Patents

ディスクプレーヤ装置

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JPH08147840A
JPH08147840A JP6278008A JP27800894A JPH08147840A JP H08147840 A JPH08147840 A JP H08147840A JP 6278008 A JP6278008 A JP 6278008A JP 27800894 A JP27800894 A JP 27800894A JP H08147840 A JPH08147840 A JP H08147840A
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JP
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disc
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JP6278008A
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Tetsuhiro Shiomi
鉄洋 塩見
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレーを水平状態に保持してローディング動
作するためのローディング機構の構成を簡略化しかつ、
トレーの引出し状態の上下方向のガタ付きを解消するこ
とのできるディスクプレーヤ装置を得る。 【構成】 ディスクフレーヤ装置において、トレー3の
ガイド機構を該トレーの両側縁部に形成したガイドレー
ル4,9と、このガイドレール4,9にそれぞれ係合さ
れるガイドローラ7,11とからなり、一方のガイドレ
ール4が係合されるガイドローラ7はローディングベー
ス部材6に設けられ、他方のガイドレール9が係合され
るガイドローラ11はプレーヤ本体の支持部材10に設
けられ、トレー3の中心部付近の裏面をトレー受けフレ
ーム18で保持するように構成され、トレーのローディ
ング時、一方のガイドレール4がガイドローラ7が係合
された状態でローディングベース部材6と共に下降し、
他方のガイドレール9はガイドローラ11から抜け出
し、トレー3がトレー受けフレーム18に保持された状
態でローディング動作するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザーディスク等に
使用されて好適なディスクプレーヤ装置に関するもの
で、特に、ディスクが収容されるトレーのガイド機構に
係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクプレーヤ装置においてデ
ィスクが収容されるトレーは、プレーヤ本体の前面パネ
ルから引き出された状態でトレー上にディスクが収容さ
れ、トレーがプレーヤ本体内に引き込まれた後、トレー
がローディング位置に下降されトレー上のディスクがタ
ーンテーブルに保持されチャッキング動作されるように
した方式のものがある。
【0003】ここで、図14を参照して従来のトレー及
びそのガイド機構について説明する。符号50で示した
トレーの上面にはディスク径の異なる複数のディスクが
収容される収容部51が設けられている。このトレー5
0の両側縁部にはガイドレール52,53が形成され、
一方のガイドレール52の下面部にはラック54が設け
られている。
【0004】ガイド機構としては図示しないプレーヤ本
体側の枠体に連動フレーム55がその両側の側板55
a,55bの端部を支軸部56,56として回動可能に
支承され、一方の側板55aにガイドローラ57が取り
付けられている。そして、この側板55a側にはローデ
ィングフレーム58が配置され、このローディングフレ
ーム58に水平高さ方向に複数のガイドローラ59,6
0,61が取り付けられている。
【0005】また、他方の側板55bにはアーム62の
一端が支承され、このアーム端にガイドローラ63が取
り付けられている。アーム62の他端はリンク64が支
承され、このリンク端にガイドローラ65が取り付けら
れている。そして、このリンク64の他端部は図示しな
いプレーヤ本体の枠体に支承される。
【0006】上述したガイド機構に対してトレー50の
一方のガイドレール52は、ローディングフレーム58
のガイドローラ59、連動フレーム55のガイドローラ
57、ローディングフレーム58のガイドローラ60,
61の順に係合され、トレー50の他方のガイドレール
53はアーム62のガイドローラ63,65の順に係合
される。尚、ローディングフレーム58に別に設けた縦
向きのガイドローラ66はトレー50の裏面に形成した
図示しないガイド溝に係合される。
【0007】このように構成したトレーのガイド機構
は、ローディング動作に連動してローディングフレーム
58が下降すると、連動フレーム55が支軸部56,5
6を回動中心としてガイドローラ57,63側が下降す
ることになり、これによって、トレー50は水平状態を
保持した状態で下動し、いわゆるトレーのローディング
動作が行える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成したローディング機構では、トレー50を水平姿勢
状態でローディング動作させるために連動フレーム55
が必要であった。しかし、連動フレーム55のみではト
レー後部の水平状態が保てないためアーム62及びリン
ク64が必要となり、このため、ローディング機構の構
成が複雑となっていた。
【0009】また、トレー50が引き出された状態で
は、トレーはローディングフレーム58側では2つのガ
イドローラ57,59と、アーム62側では1つのガイ
ドローラ63のみによる支持状態となると共に、連動フ
レーム55自体の剛性が高くないため、トレー50が上
下方向にダカ付きが生じるといった問題があった。
【0010】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、トレーを水平状態に保持してロ
ーディング動作するためのローディング機構の構成を簡
略化しかつ、トレーの引出し状態の上下方向のガタ付き
を解消することのできるディスクプレーヤ装置を得るこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、第1の発明によるディスクプレーヤ装置は、駆動モ
ータ34から伝達機構32,31を介してコントロール
ギア30を回転駆動し、このコントロールギア30から
アイドラギア28を回転駆動し、アイドラギア28に噛
み合うラック27を有するトレー3をガイド機構を介し
て出し入れするようにし、上記トレー3が引き込まれた
あと下降しトレー上のディスクがターンテーブル13に
支持されローディング位置にセットされるようにしたデ
ィスクプレーヤ装置において、トレー3のガイド機構は
該トレー3の両側縁部に形成したガイドレール4,9
と、このガイドレール4,9が係合されるガイドローラ
7,11とからなり、一方のガイドレール4が係合され
るガイドローラ7はローディングベース部材6に設けら
れ、他方のガイドレール9が係合されるガイドローラ1
1はプレーヤ本体の枠体に設けられ、上記トレーの中心
部付近の裏面をトレー受けフレーム18で保持するよう
に構成され、トレー3の下降時、一方のガイドレール4
はガイドローラ7が係合された状態でローディングベー
ス部材6と共に下降し、他方のガイドレール9はガイド
ローラ11から抜け出し、トレーがトレー受けフレーム
18に保持された状態でローディング動作するようにし
たものである。
【0012】また、第2の発明によるディスクプレーヤ
装置は、トレー受けフレーム18を、ローディングベー
ス部材6の下降動作と連動可能にしたものである。
【0013】また、第3の発明によるディスクプレーヤ
装置は、トレー3のローディング状態ではトレー受けフ
レーム18に設けたフック部15にトレー裏面から突出
したボス26を係合し、トレーを位置決めするようにし
たものである。
【0014】
【作用】上述のように構成した第1の発明では、トレー
3のローディング動作によりローディングベース部材6
が下降動作すると、トレー3の一側部がローディングベ
ース部材6と共に下降すると共に、トレー3の他側部は
ガイドローラ11から抜け出し下降する。この際、トレ
ーの裏面を受けているトレー受けフレーム18でトレー
を受けた状態で下降し、これによって、トレー3は水平
姿勢状態を保ったままローディング動作をすることがで
きる。
【0015】また、第2の発明では、トレー受けフレー
ム18をローディングベース部材6の下降動作と連動可
能にしたことで、ローディングベース部材6とトレー受
けフレーム18との下降動作の位相がずれることもな
く、トレーの水平動作が可能となる。
【0016】また、第3の発明では、トレー3がローデ
ィング動作されると該トレーの裏面に設けたボス26が
トレー受けフレーム18のフック部15に係合され、ト
レーのローディング位置においてトレーが引出し方向へ
の移動もなく位置決めロックが行える。
【0017】
【実施例】以下、本発明によるディスクプレーヤ装置の
実施例をレーザーディスク(以下、LDという)とコン
パクトディスク(以下、CDという)が共用可能ないわ
ゆるコンパチブルタイプのディスクプレーヤ装置を例に
とって図面を参照して説明する。
【0018】図1はディスクプレーヤ装置の全体の斜視
図、図2は前面パネルを取り外した状態のディスクプレ
ーヤ装置内部の平面図、図3は同じく側面図である。
【0019】図1〜図3において、まず、ディスクプレ
ーヤ装置の概要について説明する。符号1はプレーヤ本
体を示し、このプレーヤ本体1の前面に設けた前面パネ
ル2からディスクを収容するトレー3が水平状態に出し
入れされる。トレー3には本例では最外周にディスク径
が30センチのLDが収容可能の収容部3aと、その内
周側にディスク径が20センチのLDが収容可能の収容
部3bと、その内周側にディスク径が12センチのCD
が収容可能の収容部3cと、最内周にディスク径が8セ
ンチのCDが収容可能の収容部3dがそれぞれ同心円状
に形成されている。
【0020】上述したトレー3はその一側部に形成した
ガイドレール4(図1参照)がプレーヤ本体1の支持部
材5に上下動可能に取り付けたローディングベース部材
6の2つのガイドローラ7,7と支持部材5の1つのガ
イドローラ8にスライド可能に支持されている。また、
トレー3の他側部に形成したガイドレール9(図1参
照)はプレーヤ本体1の支持部材10の2つのガイドロ
ーラ11,11にスライド可能に支持されていると共
に、支持部材10から延出しているアーム10aにより
トレー3の上部をガイドしている。尚、ローディングベ
ース部材6は後で詳細に説明する。
【0021】また、トレー3の中心部からトレー後端部
に亘って開口溝12が形成され、トレー中心の開口溝1
2aに対応するように図示しないディスクを回転駆動す
る駆動モータを有するターンテーブル13がプレーヤ本
体1の底部の取付ベース14に支持されて配置されてい
る。このターンテーブル13の中心はトレー3の各収容
部3a〜3dの中心部に位置している。
【0022】また、トレー3の開口溝12bに対応する
ように光学ピックアップ装置15が配置され、この光学
ピックアップ装置15は開口溝12b内に配置した横U
字状のラック付きレール16に沿って反転移動可能であ
る。
【0023】尚、図3においてターンテーブル13の上
方にはディスクを該ターンテーブル13と共に保持する
チャッキング機構17が配置されている。このチャッキ
ング機構17は本発明の要旨ではないため詳細な説明は
省略する。
【0024】一方、トレー3の裏面側にはトレー受けフ
レーム18が配置されている。このトレー受けフレーム
18は図13に斜視図で示すように下部両端に設けた支
点軸19,19がプレーヤ本体1の底部の軸受部20と
支持部材5とに回動可能に支承されている。トレー受け
フレーム18の一端側上部にはカムボス21が設けら
れ、このカムボス21がローディングベース部材6の裏
面に形成した水平カム溝22に係合されている。
【0025】また、トレー受けフレーム18の他端側上
部には上述したカムボス21の軸中心線上に受けローラ
23が支持され、この受けローラ23がトレー3のほぼ
中心部裏面に形成したリブ24(図4参照)に接触して
該トレー3を受けている。さらに、トレー受けフレーム
18の他端側にフック部25を設け、このフック部15
はトレー3の裏面から垂設した鍔付きボス26と係合可
能である(図4参照)。
【0026】次に、トレー3のローディング駆動機構を
図6〜図12について説明する。尚、図6〜図8はロー
ディングベース部材6側から見た図であり、図11及び
図12は支持部材5側から見た図、図13は支持部材5
及びローディングベース部材の分解斜視図である。
【0027】トレー3のローディングベース部材6側に
は図6〜図8に示すようにラック27が形成され、この
ラック27がローディングベース部材6に回転可能に支
承しているアイドラギア28と一体成形した大径状のピ
ニオン29に噛み合っている。アイドラギア28には支
持部材5に支承したコントロールギア30と噛み合い、
このコントローラギア30に図11及び図12に示すよ
うに伝達ギア31,32を介し、伝達ギア32はタイミ
ングベルト33を介して駆動モータ34のプーリ35に
連動している。
【0028】すなわち、駆動モータ34の回転によりプ
ーリ35からタンミングベルト33を経て伝達ギア3
2,31及びコントロールギア30を介してアイドラギ
ア28と共にピニオン29を回し、ピニオン29に噛み
合っているラック27を駆動してトレー3を引出し方向
と引き込み方向とにスライド移動する動作が行われる。
【0029】また、コントロールギア30の一部には図
10に示すように欠歯部36が形成され、この欠歯部3
6はトレー3が引き込み位置に回転動作したとき(図6
参照)、アイドラギア28と噛み合いが外れるように構
成されている。
【0030】一方、コントロールギア30の裏面にはカ
ム溝37が形成されている。このカム溝37はトレー3
を下降させローディング状態に動作させる作用を行うも
のである。詳しくは、カム溝37は図6を参照して説明
すると、コントロールギア30の中心を同一半径とする
ほぼ半円状の第1のカム溝37aと、この第1のカム溝
37aの終端部から連続し、中心方向へ形成された第2
のカム溝37bとからなる。尚、別のカム溝38は前述
したチャッキング機構17を動作させるためのものであ
り、本発明とは直接関係がないため説明は省略する。
【0031】上述したカム溝37にはローディングベー
ス部材6から突出したカムピン39が係合されている。
【0032】図6はカムピン39がカム溝37の第1の
カム溝37aの始端部に位置している状態であり、この
位置はトレー3がプレーヤ本体1から引き出された状
態、つまりトレー3にディスクが収容される状態であ
る。このトレー3の引出し状態では、トレー3は一方の
ガイドレール4にはガイドローラ7と8により支持さ
れ、他方のガイドレール9には2つのガイドローラ1
1,11により支持されていると共に、アーム10aに
よりトレー3の上部をガイドしている。
【0033】すなわち、図6の状態からコントロールギ
ア30が時計回り方向へ回転しアイドラギア28のピニ
オン29を介してトレー3がプレーヤ本体1内に引き込
まれる動作に連動してローディングベース部材6のカム
ピン39に沿ってコントロールギア30の第1のカム溝
37aが移動する。
【0034】そして、図7に示すようにカムピン39に
第1のカム溝37aの終端部が達した位置においてトレ
ー3がプレーヤ本体1内に完全に引き込まれた状態であ
る。このとき、支持部材5側に設けたガイドローラ8は
トレー3のガイドレール4に形成した切欠部4aに対応
し、また、支持部材10側に設けた2つのガイドローラ
11,11がトレー3のガイドレール9に形成した切欠
部9a,9aに対応する。
【0035】また、コントロールギア30の欠歯部36
がアイドラギア28と対応し、コントロールギア30と
アイドラギア28とは噛み合いが外れる。
【0036】この動作のあと、トレー3は下降しローデ
ィング動作する。すなわち、図7の状態からコントロー
ルギア30がさらに時計回り方向へ回転することで、こ
こでカムピン39は第2のカム溝37bの形状により押
し下げられる動作が開始され、このカムピン39の下降
動作によりローディングベース部材6は支持部材5に対
してガイド40,40,40に沿って下降動作する。こ
のローディングベース部材6の下降動作と共にトレー3
及びアイドラギア28も一体に下降動作する。このと
き、ローディングベース部材6と共に下降するアイドラ
ギア28は、支持部材5に形成したガイドホール41内
を下降するようになる。
【0037】ここで、トレー3の下降動作において、ト
レー3の一側部のガイドレール4の切欠部4aからガイ
ドローラ8が外れるが、ガイドレール4はローディング
ベース部材6のガイドローラ7に支持された状態で下降
し、また、トレー3の他側部のガイドレール9の切欠部
9aからガイドローラ11が外れるが、トレー3はその
中心部裏面をトレー受けフレーム18で受けられている
ため水平状態に下降させることができる。
【0038】すなわち、図4に示すようにトレー受けフ
レーム18の受けローラ23によりトレー3の裏面が受
けられている状態において、ローディングベース部材6
と共にトレー3が下降動作すると、該ベース部材6に形
成した水平カム溝22に沿ってカムボス21が支点軸1
9を中心として移動し、トレー受けフレーム18でトレ
ー3を受けた状態のまま転動する。かくして、トレー3
はローディングベース部材6と同期して回動するトレー
受けフレーム18により水平状態を維持した状態でロー
ディング位置に動作することができる(図5参照)。
【0039】このとき、トレー3のローディング動作に
際して、トレー受けフレーム18に設けたフック部25
がトレー3の裏面から垂設した鍔付きボス26と係合
し、トレー3をローディング位置にロックし位置決めす
ることができる。
【0040】トレー3がローディング位置へ下降動作す
ることで、トレー3上のディスクはターンテーブル13
上に乗り移って支持され、その後、ディスクの上方から
チャッキング機構17が動作してディスクを保持するよ
うになる。
【0041】尚、トレー3がローディング位置からアン
ローディング位置への動作は、駆動モータ34によりコ
ントロールギア30を逆転させることで、上述と逆の動
作が行われてローディングベース部材6と共にトレー3
が上動する。このときもトレー3はローディングベース
部材6と共に連動するトレー受けフレーム18でトレー
中央部分の裏面を受けた状態となって上動させることが
できる。
【0042】上述したように本発明のディスクプレーヤ
装置は、トレー3の引出し状態では一方のガイドレール
4がガイドローラ7と8により支持され、他方のガイド
レール9には2つのガイドローラ11,11により支持
されていると共に、アーム10aによりトレー3の上部
をガイドされているため、トレー3は上下方向へのガタ
付きもなく安定して引き出された状態となるという利点
がある。
【0043】また、トレー3の引き込み状態では、トレ
ー3は一方のガイドレール4が3つのガイドローラ7,
7と8により支持されると共に、トレー3の中央部近傍
の裏面をトレー受けフレーム18のローラ23で受けて
いるため、トレー3が自重で傾斜することもなく安定し
ている。
【0044】また、トレー3のローディング動作及びア
ンローディング動作においては、トレー3の中央部近傍
の裏面を受けているトレー受けフレーム18がトレー3
の上下降動作に追従して該トレー3を受けた状態のまま
上動及び下降するため、トレー3は水平姿勢状態を維持
して動作することができる。
【0045】さらに、トレー3のローディング動作の完
了時、トレー受けフレーム18に設けたフック部15が
トレー3の裏面から垂設した鍔付きボス26と係合する
ため、トレー3は引出し方向への移動がロックされるた
め、ディスクプレーヤの輸送時におけるトレー3のみだ
りな移動を回避することができる。
【0046】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0047】実施例ではLDディスクとCDディスクが
共用可能なコンパチブルタイプのディスクプレーヤを例
にとって説明したが、LDディスクあるいはCDディス
ク専用のディスクプレーヤにも広く適用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による第1
の発明では、トレーのガイド機構は該トレーの両側縁部
に形成したガイドレールと、このガイドレールが係合さ
れるガイドローラとからなり、一方のガイドレールが係
合されるガイドローラはローディングベース部材に設け
られ、他方のガイドレールが係合されるガイドローラは
プレーヤ本体の枠体に設けられ、上記トレーの中心部付
近の裏面をトレー受けフレームで保持するように構成さ
れ、トレーの下降時、一方のガイドレールはガイドロー
ラが係合された状態でローディングベース部材と共に下
降し、他方のガイドレールはガイドローラから抜け出
し、トレーがトレー受けフレームに保持された状態でロ
ーディング動作するようにしたことで、トレー3が自重
で傾斜することもなく、水平姿勢状態を維持した状態で
ローディング及びアンローディング動作することができ
るという効果がある。
【0049】さらに、トレーの引出し状態では一方のガ
イドレールがガイドローラにより支持され、他方のガイ
ドレールには2つのガイドローラにより支持されている
と共に、アームによりトレーの上部をガイドされている
ため、トレーは上下方向へのガタ付きもなく安定した状
態で引き出すことができる。
【0050】また、第2の発明では、トレー受けフレー
ムを、ローディングベース部材の下降動作と連動可能に
したので、ローディングベース部材とトレー受けフレー
ムとの下降動作の位相がずれることもなく、簡単な構成
によりトレーの正確な水平動作が行える。
【0051】また、第3の発明では、トレーのローディ
ング状態ではトレー受けフレームに設けたフック部にト
レー裏面から突出したボスを係合し、トレーを位置決め
するようにしたので、ディスクプレーヤの輸送時におけ
るトレーのみだりな移動を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例によるディスクプレーヤ装置の外観斜視図
である。
【図2】本例のディスクプレーヤ装置の要部の平面図で
ある。
【図3】同じく要部の側面図である。
【図4】トレー引き込み状態の部分断面側面図である。
【図5】トレーローディング状態の部分断面側面図であ
る。
【図6】トレー引出し状態のローディング機構の側面図
である。
【図7】トレー引き込み状態のローディング機構の側面
図である。
【図8】トレーローディング状態のローディング機構の
側面図である。
【図9】アイドラギアの斜視図である。
【図10】コントロールギアの斜視図である。
【図11】トレー駆動機構のアンローディング状態の側
面図である。
【図12】トレー駆動機構のローディング状態の側面図
である。
【図13】支持部材とローディングベース部材とトレー
受けフレームの分解斜視図である。
【図14】従来のトレー支持機構の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 プレーヤ本体 3 トレー 4,9 ガイドレール 4a,9a 切欠部 5,10 支持部材 6 ローディングベース部材 7,8,11 ガイドローラ 10a アーム 13 ターンテーブル 15 光学ピックアップ装置 17 チャッキング機構 18 トレー受けフレーム 21 カムボス 22 水平カム溝 23 受けローラ 24 リブ 25 フック部 26 鍔付きボス 27 ラック 28 アイドラギア 29 ピニオン 30 コントロールギア 34 駆動モータ 36 欠歯部 37 カム溝 39 カムピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータから伝達機構を介してコント
    ロールギアを回転駆動し、このコントロールギアからア
    イドラギアを回転駆動し、アイドラギアに噛み合うラッ
    クを有するトレーをガイド機構を介して出し入れするよ
    うにし、上記トレーが引き込まれたあと下降しトレー上
    のディスクがターンテーブルに支持されローディング位
    置にセットされるようにしたディスクプレーヤ装置にお
    いて、 上記トレーのガイド機構は該トレーの両側縁部に形成し
    たガイドレールと、このガイドレールが係合されるガイ
    ドローラとからなり、一方のガイドレールが係合される
    ガイドローラはローディングベース部材に設けられ、他
    方のガイドレールが係合されるガイドローラはプレーヤ
    本体の枠体に設けられ、上記トレーの中心部付近の裏面
    をトレー受けフレームで保持するように構成され、 上記トレーの下降時、上記一方のガイドレールはガイド
    ローラが係合された状態で上記ローディングベース部材
    と共に下降し、上記他方のガイドレールは上記ガイドロ
    ーラから抜け出し、上記トレーが上記トレー受けフレー
    ムに保持された状態でローディング動作することを特徴
    とするディスクプレーヤ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスクプレーヤ装置に
    おいて、 上記トレー受けフレームは、上記ローディングベース部
    材の下降動作と連動可能にしたことを特徴とするディス
    クプレーヤ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスクプレーヤ装置に
    おいて、 上記トレーのローディング状態では上記トレー受けフレ
    ームに設けたフック部に上記トレー裏面から突出したボ
    スを係合し、トレーを位置決めするようにしたことを特
    徴とするディスクプレーヤ装置。
JP6278008A 1994-11-11 1994-11-11 ディスクプレーヤ装置 Pending JPH08147840A (ja)

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