JPH08147524A - 紙葉類識別装置 - Google Patents

紙葉類識別装置

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Publication number
JPH08147524A
JPH08147524A JP6307003A JP30700394A JPH08147524A JP H08147524 A JPH08147524 A JP H08147524A JP 6307003 A JP6307003 A JP 6307003A JP 30700394 A JP30700394 A JP 30700394A JP H08147524 A JPH08147524 A JP H08147524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
paper sheet
identification
light emitting
receiving element
Prior art date
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Pending
Application number
JP6307003A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Miyazaki
晃一 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP6307003A priority Critical patent/JPH08147524A/ja
Publication of JPH08147524A publication Critical patent/JPH08147524A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】発光素子の光軸と受光素子の光軸をずらして配
置することにより受光素子が入力する透過光信号のダイ
ナミックレンジを大きくすることを目的とする。 【構成】受光素子5b及び発光素子5aからなる識別セ
ンサ5を、搬送路2を挟んで上下に対向して設け、且つ
受光素子5bと発光素子5aの光軸をずらした状態で配
置する。該識別センサ5は搬送路2の中心軸を対称に2
個設けられ、該識別センサ5は通過する紙葉類1の印刷
パターンを検出する。また前記識別センサ5には、受光
素子5b寄りにスリット6を設け、発光素子5aより出
力した光はスリット6を通過して受光素子5bに入力さ
れるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類取扱装置に用いら
れて紙葉類の真偽、種別等を識別・判定する紙葉類識別
装置の構成に関する。
【0002】
【従来技術】複数種の紙葉類を取り扱う自動販売機や券
売機等の紙葉類取扱装置には、紙葉類の真偽、種別など
を識別・判定するための紙葉類識別装置が設けられてい
る。図4は従来の紙葉類識別装置の構成を示す図であっ
て、図示しない投入口より装置内に引き込まれた紙葉類
1は、搬送路2に設けられた搬送ローラや搬送ベルト4
等の搬送手段によって装置奥に搬送されていき、その途
中には搬送路2を挟んで上下に対向して設けた受光素子
5b及び発光素子5aからなる一対の識別センサ5が、
搬送路2上の中心軸を対称に2個設けられ、該識別セン
サ5は通過する紙葉類の印刷パターンを検出する。また
前記識別センサ5には、受光素子5b寄りにスリット6
を設け、発光素子5aより出力した光はスリット6を通
過して受光素子5bに入力されるように構成する。以上
のように構成する紙葉類識別装置において、紙葉類1が
識別センサ5間を通過すると、発光素子5aから出力し
た光が紙葉類1を透過し、この透過光は更にスリット6
を通過して受光素子5bに入力される。受光素子5bは
透過光信号を電気信号に変換し、これを図示しない識別
処理手段に入力して前記紙葉類1の印刷パターンを鑑定
し、紙葉類の真偽、種別等を識別・判定する。尚、上記
スリット6は発光素子5aから出力する拡散光のうち1
方向の光のみを受光素子5bに入力させるためであり、
このようにすれば軸方向以外の余分な光を受光せずに、
精度の高い印刷パターンを検出することができる。
【0003】しかしながら、上述した従来の紙葉類識別
装置は、前記透過光信号を変化の大きな波形データとし
て得ることが出来なかった。即ち、前記透過光信号のダ
イナミックレンジが狭く、印刷パターンデータとしては
あまり良いものではなかった。従って、この印刷パター
ンデータと前記識別処理手段内に記憶してある基準パタ
ーンデータとを比較しても照合率が悪く、紙葉類識別装
置の性能上大きな問題となっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
であって、紙葉類の透過光信号のダイナミックレンジを
大きくすることができる紙葉類識別装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【発明の概要】この目的を達成するために本発明に係る
紙葉類識別装置は、発光素子の光軸と受光素子の光軸を
ずらして配置することにより受光素子が入力する透過光
信号のダイナミックレンジを大きくすることを特徴と
し、また紙葉類と発光センサとの間に半透明の白紙を設
けることにより、前記透過光信号のダイナミックレンジ
を大きくすることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面に示した実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る紙葉類識別装置の
第1の実施例の構成を示す図であって、図示しない投入
口より装置内に引き込まれた紙葉類1は、搬送路2に設
けられた搬送ローラ3や搬送ベルト4等の搬送手段によ
って装置奥に搬送されていき、その途中には受光素子5
b及び発光素子5aからなる識別センサ5を、搬送路2
を挟んで上下に対向して設け、且つ受光素子5bと発光
素子5aの光軸をずらした状態で配置する。該識別セン
サ5は搬送路2の中心軸を対称に2個設けられ、該識別
センサ5は通過する紙葉類1の印刷パターンを検出す
る。また前記識別センサ5には、受光素子5b寄りにス
リット6を設け、発光素子5aより出力した光はスリッ
ト6を通過して受光素子5bに入力されるように構成す
る。
【0007】以上のように構成する紙葉類識別装置にお
いて、紙葉類1が識別センサ5間を通過すると、発光素
子5aから出力した光が紙葉類1を透過し、この透過光
は更にスリット6を通過して受光素子5bに入力され
る。ここで、受光素子5bに入力する光は従来の発光素
子5aの軸方向成分ではなく、軸方向より少しずれた成
分であるが、この光成分を検出すれば、軸方向成分に比
べて出力波形のダイナミックレンジが広いことが実験的
に判明した。従って、受光素子5bは軸方向成分より少
しずれた光成分を入力し、この透過光信号を電気信号に
変換し、これを図示しない識別処理手段に入力して前記
紙葉類1の印刷パターンを鑑定し、紙葉類1の真偽、種
別等を識別・判定する。
【0008】図2は紙葉類1の印刷パターンを上述の透
過式光センサで読み取った場合の波形図であって、実線
は発光素子の光軸と受光素子の光軸とをずらした場合、
また点線は発光素子の光軸と受光素子の光軸が一致して
いる場合を示している。これより、実線が点線に比べて
振幅の変化が大きい、即ちダイナミックレンジが広いこ
とがわかる。従って、以上のように発光素子5a及び受
光素子5bを配置し、紙葉類の印刷パターンを検出すれ
ば、比較的変化の大きな出力波形が得られ、これをもと
に照合を行うことによって、照合率の高い鑑定を行うこ
とが出来る。
【0009】図3は本発明に係る紙葉類識別装置の第2
の実施例の構成を示す図であって、従来と異なる点は、
発光素子5aと紙葉類1との間に半透明の白紙7を設け
て構成する点である。このように構成すると、従来の紙
葉類のみに光を透過させた場合に比べて出力波形のダイ
ナミックレンジが広いことが実験的に判明した。従っ
て、紙葉類1が識別センサ5間を通過すると、発光素子
5aから出力した光が先ず白紙7を透過し、続いて前記
紙葉類1を透過し、この透過光は更にスリット6を通過
して受光素子5bに入力する。受光素子5bは透過光信
号を電気信号に変換し、これを図示しない識別処理手段
に入力して前記紙葉類1の印刷パターンを鑑定し、紙葉
類の真偽、種別等を識別・判定する。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述したように、第1の実施例
では識別センサの受光素子と発光素子との光軸をずらし
て配置し、第2の実施例では識別センサの受光素子と紙
葉類との間に半透明の白紙を設けたので、従来に比べて
識別センサより出力される印刷パターンの出力波形のダ
イナミックレンジが向上し、識別処理速度及び識別率の
向上を図るうえで著しい効果を奏する。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙葉類識別装置の第1の実施例の
構成を示す図である。
【図2】紙葉類の印刷パターンを透過式光センサで読み
取った場合の波形図。
【図3】本発明に係る紙葉類識別装置の第1の実施例の
構成を示す図である。
【図4】従来の紙葉類識別装置の構成を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・紙葉類、 2・・・搬送路、3・
・・搬送ローラ、 4・・・搬送ベルト、5・
・・受光素子、5a・・・識別センサ、 5b・
・・発光素子、6・・・スリット、 7・・
・白紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路の上下に設けられ紙葉類を狭持して
    搬送する搬送手段と、前記紙葉類の真贋、種別等を識別
    ・判定する識別手段とを備えた紙葉類識別装置におい
    て、 前記識別手段は、紙葉類の印刷パターンを検出する識別
    センサと、該識別センサの出力に基づいて紙葉類の真
    偽、種別等を識別する識別処理手段より構成し、 前記識別センサは、前記紙葉類に光を照射する発光素子
    と、該発光素子からの光を受光して電気信号に変換する
    受光素子と、該受光素子寄りに設けて1方向のみの光を
    通過させるスリットとからなり、前記発光素子の発光軸
    と前記受光素子の受光軸とをずらして配置することで、
    出力波形のダイナミックレンジを大きくする紙葉類識別
    装置。
  2. 【請求項2】搬送路の上下に設けられ紙葉類を狭持して
    搬送する搬送手段と、前記紙葉類の真贋、種別等を識別
    ・判定する識別手段とを備えた紙葉類識別装置におい
    て、 前記識別手段は、紙葉類の印刷パターンを検出する識別
    センサと、該識別センサの出力に基づいて紙葉類の真
    偽、種別等を識別する識別処理手段より構成し、 前記識別センサは、前記紙葉類に光を照射する発光素子
    と、該発光素子からの光を受光して電気信号に変換する
    受光素子と、該受光素子寄りに設けて1方向のみの光を
    通過させるスリットと、紙葉類と発光素子との間に設け
    た半透明の白紙とからなり、前記発光素子から照射する
    光を前記白紙を通過させた後前記紙葉類に照射すること
    で、出力波形のダイナミックレンジを大きくする紙葉類
    識別装置。
JP6307003A 1994-11-16 1994-11-16 紙葉類識別装置 Pending JPH08147524A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101348868B1 (ko) * 2012-02-16 2014-01-08 주식회사 엘지씨엔에스 매체 인식 장치 및 금융기기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101348868B1 (ko) * 2012-02-16 2014-01-08 주식회사 엘지씨엔에스 매체 인식 장치 및 금융기기
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