JPH08146838A - 画像記録装置および画像記録装置の記録状態通知方法 - Google Patents

画像記録装置および画像記録装置の記録状態通知方法

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JPH08146838A
JPH08146838A JP6290875A JP29087594A JPH08146838A JP H08146838 A JPH08146838 A JP H08146838A JP 6290875 A JP6290875 A JP 6290875A JP 29087594 A JP29087594 A JP 29087594A JP H08146838 A JPH08146838 A JP H08146838A
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JP6290875A
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Hiroshi Hashimoto
宏 橋本
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給電力不要時に本体の電源を逐次切る等の
ユーザによる省電力操作を催促することができる。 【構成】 タイマ26cによって計時された時間に基づ
く非画像記録状態経過時間をMPU26dがインタフェ
ース27を介して外部装置28に報知する構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等の外部装置とのインタフェースを有し、このインタ
フェースを介して外部装置から入力される画像情報に基
づき記録紙に画像記録を省エネルギー制御とともに行う
画像記録装置および画像記録装置の記録状態通知方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像記録装置に電子写真
プロセスを用いたレーザプリンタがある。また、多くの
レーザプリンタは後述する3種類の動作状態を有してい
る。
【0003】第1は、プリント状態であり、記録紙の搬
送等を行いプリント動作を行っている状態である。第2
は、スタンバイ状態であり、常にプリントを直ちに実行
できる状態である。例えばハロゲンヒータを用いた熱定
着器を有するレーザプリンタでは、スタンバイ時はプリ
ント時の定着温度あるいは、それよりやや低めの温度に
維持するように温度制御を行っている。そして、第3
は、スリープ状態であり、近年の省エネルギーに対する
社会的要求から設けられたもので、スタンバイ状態より
も消費電力を低下させた状態である。
【0004】また、画像記録は通常電源投入後所定の初
期処理を行うと、スタンバイ状態となる。そして、スタ
ンバイ状態時に外部装置から画像記録命令を受けるとプ
リント状態に遷移する。画像記録動作が終了すると、プ
リント状態からスタンバイ状態に遷移する。
【0005】さらに、スタンバイ状態が所定時間継続す
ると、スリープ状態に遷移する。また、スリープ状態時
に外部装置から画像記録命令を受けると直ちにプリント
状態に遷移する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
においては記録装置が電源投入されている状態で、使用
されずにどの程度放置されているか、つまり無駄な電力
を消費しているか、をユーザが認識することができなか
った。
【0007】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の目的は、画像記録装置本体の状態が非画像記録情報
となるスタンバイ状態の経過時間を計時して、あるいは
該計時された経過時間と予め設定された所定のスリープ
状態に遷移するまでに要する時間とから残存時間を導出
して外部装置に通知あるいは本体で表示することによ
り、画像記録装置本体の状態が非画像記録情報となるス
タンバイ状態が所定時間継続した場合に、その継続時間
または所定のスリープ状態に遷移するまでに要する残存
時間をユーザに通知または明示して、画像記録装置の無
駄な電力消費状態をユーザに認識させて、不必要時に本
体の電源を逐次切る等のユーザによる省電力操作を催促
することができる画像記録装置および画像記録装置の記
録状態通知方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、外部装置との通信手段を有し、この通信手段を介し
て外部装置から入力される画像情報に基づいて画像記録
を行う画像記録装置であって、非画像記録状態を継続し
ている時間を計時する計時手段と、この計時手段によっ
て計時された時間に基づく非画像記録状態経過時間を前
記通信手段を介して外部装置に報知する報知手段とを設
けたものである。
【0009】本発明に係る第2の発明は、外部装置との
通信手段を有し、この通信手段を介して外部装置から入
力される画像情報に基づいて画像記録を行う画像記録装
置であって、非画像記録状態を継続している時間を計時
する計時手段と、この計時手段によって計時された時間
に基づく非画像記録状態経過時間を表示する表示手段と
を設けたものである。
【0010】本発明に係る第3の発明は、外部装置との
通信手段を有し、この通信手段を介して外部装置から入
力される画像情報に基づいて画像記録を行う画像記録装
置であって、非画像記録状態を継続している時間を計時
する計時手段と、この計時手段によって計時された時間
があらかじめ設定された節電開始時間以上継続した場合
に、所定の電源から本体各部の電力供給状態を低消費電
力供給状態に移行する省電力制御手段と、前記非画像記
録状態開始時間から前記低消費電力供給状態に移行する
までに残存する時間を前記計時手段が計時する時間と前
記あらかじめ設定された節電開始時間とを比較して順次
導出する導出手段と、この導出手段により導出された前
記残存する時間を前記通信手段を介して外部装置に報知
する報知手段とを設けたものである。
【0011】本発明に係る第4の発明は、外部装置との
通信手段を有し、この通信手段を介して外部装置から入
力される画像情報に基づいて画像記録を行う画像記録装
置であって、非画像記録状態を継続している時間を計時
する計時手段と、この計時手段によって計時された時間
があらかじめ設定された節電開始時間以上継続した場合
に、所定の電源から本体各部の電力供給状態を低消費電
力供給状態に移行する省電力制御手段と、前記非画像記
録状態開始時間から前記低消費電力供給状態に移行する
までに残存する時間を前記計時手段が計時する時間と前
記あらかじめ設定された節電開始時間とを比較して順次
導出する導出手段と、この導出手段により導出された前
記残存する時間を表示する表示手段とを設けたものであ
る。
【0012】本発明に係る第5の発明は、報知手段は、
外部装置からの要求に応じて計時手段によって計時され
た時間に基づく非画像記録状態経過時間を前記通信手段
を介して外部装置に報知するように構成したものであ
る。
【0013】本発明に係る第6の発明は、報知手段は、
導出手段により導出された前記残存する時間を前記通信
手段を介して外部装置に報知するように構成したもので
ある。
【0014】本発明に係る第7の発明は、外部装置との
通信手段を有し、この通信手段を介して外部装置から入
力される画像情報に基づいて画像記録を行う画像記録装
置の記録状態通知方法であって、非画像記録状態を継続
している時間を計時する計時工程と、該計時された時間
に基づく非画像記録状態経過時間を前記通信手段を介し
て外部装置に報知する報知工程とを有するものである。
【0015】本発明に係る第8の発明は、外部装置との
通信手段を有し、この通信手段を介して外部装置から入
力される画像情報に基づいて画像記録を行う画像記録装
置の記録状態通知方法であって、非画像記録状態を継続
している時間を計時する計時工程と、該計時された時間
に基づく非画像記録状態経過時間を表示部に表示する表
示工程とを有するものである。
【0016】本発明に係る第9の発明は、外部装置との
通信手段を有し、この通信手段を介して外部装置から入
力される画像情報に基づいて画像記録を行う画像記録装
置の記録状態通知方法であって、非画像記録状態を継続
している時間を計時する計時工程と、該計時された時間
があらかじめ設定された節電開始時間以上継続した場合
に、所定の電源から本体各部の電力供給状態を低消費電
力供給状態に移行する省電力工程と、前記非画像記録状
態開始時間から前記低消費電力供給状態に移行するまで
に残存する時間を計時される前記非画像記録状態を継続
している時間と前記あらかじめ設定された節電開始時間
とを比較して順次導出する導出工程と、該導出された前
記残存する時間を前記通信手段を介して外部装置に報知
する報知工程とを有するものである。
【0017】本発明に係る第10の発明は、外部装置と
の通信手段を有し、この通信手段を介して外部装置から
入力される画像情報に基づいて画像記録を行う画像記録
装置の記録状態通知方法であって、非画像記録状態を継
続している時間を計時する計時工程と、該計時された時
間があらかじめ設定された節電開始時間以上継続した場
合に、所定の電源から本体各部の電力供給状態を低消費
電力供給状態に移行する省電力工程と、前記非画像記録
状態開始時間から前記低消費電力供給状態に移行するま
でに残存する時間を計時される前記非画像記録状態を継
続している時間と前記あらかじめ設定された節電開始時
間とを比較して順次導出する導出工程と、該導出された
前記残存する時間を表示部に表示する表示工程とを有す
るものである。
【0018】
【作用】第1の発明において、計時手段によって計時さ
れた時間に基づく非画像記録状態経過時間を報知手段が
前記通信手段を介して外部装置に報知して、外部装置の
ユーザに画像記録装置の記録状態を通知することを可能
とする。
【0019】第2の発明において、計時手段によって計
時された時間に基づく非画像記録状態経過時間を表示手
段が表示して、ユーザに画像記録装置の記録状態を明示
することを可能とする。
【0020】第3の発明において、計時手段によって計
時された時間があらかじめ設定された節電開始時間以上
継続した場合に、非画像記録状態開始時間から省電力制
御手段による前記低消費電力供給状態に移行するまでに
残存する時間を導出手段が前記計時手段が計時する時間
と前記あらかじめ設定された節電開始時間とを比較して
順次導出したら、報知手段が該導出された前記残存する
時間を前記通信手段を介して外部装置に報知して、外部
装置のユーザに画像記録装置の記録可能状態から節電さ
れたスリープ状態に移行するまでに要する残存時間を通
知することを可能とする。
【0021】第4の発明において、計時手段によって計
時された時間があらかじめ設定された節電開始時間以上
継続した場合に、非画像記録状態開始時間から省電力制
御手段による前記低消費電力供給状態に移行するまでに
残存する時間を導出手段が前記計時手段が計時する時間
と前記あらかじめ設定された節電開始時間とを比較して
順次導出したら、報知手段が該導出された前記残存する
時間を表示手段が表示して、ユーザに画像記録装置の記
録可能状態から節電されたスリープ状態に移行するまで
に要する残存時間を明示することを可能とする。
【0022】第5の発明において、報知手段は、外部装
置からの要求に応じて計時手段によって計時された時間
に基づく非画像記録状態経過時間を前記通信手段を介し
て外部装置に報知して、外部装置からの要求に応じて外
部装置のユーザに画像記録装置の記録状態を通知するこ
とを可能とする。
【0023】第6の発明において、報知手段は、導出手
段により導出された前記残存する時間を前記通信手段を
介して外部装置に報知して、外部装置からの要求に応じ
て外部装置のユーザに画像記録装置の記録可能状態から
節電されたスリープ状態に移行するまでに要する残存時
間を通知することを可能とする。
【0024】第7の発明において、非画像記録状態を継
続している時間を計時し、該計時された時間に基づく非
画像記録状態経過時間を前記通信手段を介して外部装置
に報知して、外部装置のユーザに画像記録装置の記録状
態を通知する処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0025】第8の発明において、非画像記録状態を継
続している時間を計時して、該計時された時間に基づく
非画像記録状態経過時間を表示部に表示して、ユーザに
画像記録装置の記録状態を明示する処理をプログラマブ
ルに実行可能とする。
【0026】第9の発明において、該計時された時間が
あらかじめ設定された節電開始時間以上継続した場合
に、非画像記録状態開始時間から前記低消費電力供給状
態に移行するまでに残存する時間を計時される前記非画
像記録状態を継続している時間と前記あらかじめ設定さ
れた節電開始時間とを比較して順次導出し、該導出され
た前記残存する時間を前記通信手段を介して外部装置に
報知して、外部装置のユーザに画像記録装置の記録可能
状態から節電されたスリープ状態に移行するまでに要す
る残存時間を通知する処理をプログラマブルに実行可能
とする。
【0027】第10の発明において、該計時された時間
があらかじめ設定された節電開始時間以上継続した場合
に、非画像記録状態開始時間から前記低消費電力供給状
態に移行するまでに残存する時間を計時される前記非画
像記録状態を継続している時間と前記あらかじめ設定さ
れた節電開始時間とを比較して順次導出し、該導出され
た前記残存する時間を表示部に表示して、ユーザに画像
記録装置の記録可能状態から節電されたスリープ状態に
移行するまでに要する残存時間を明示する処理をプログ
ラマブルに実行可能とする。
【0028】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像記録装置
における構成を説明する断面図であり、例えばレーザプ
リンタの場合を示してある。
【0029】以下、構成および動作について説明する。
【0030】レーザプリンタ本体1(以下、本体1)
は、記録紙Sを収納するカセット2を有し、カセット2
の記録紙Sの有無を検知するカセット紙有無センサ3、
カセット2の記録紙Sのサイズを検知するカセットサイ
ズセンサ4(複数個のマイクロスイッチで構成され
る)、カセット2から記録紙Sを繰り出す給紙ローラ5
等が設けられている。
【0031】そして、給紙ローラ5の下流には記録紙S
を同期搬送するレジストローラ対6が設けられている。
また、レジストローラ対6の下流にはレーザスキャナ部
7からのレーザ光に基づいて記録紙S上にトナー像を形
成する画像形成部8が設けられている。
【0032】更に、画像形成部8の下流には記録紙S上
に形成されたトナー像を熱定着する定着器9が設けられ
ており、定着器9の下流には排紙部の紙搬送状態を検知
する排紙センサ10、記録紙Sを排紙する排紙ローラ1
1、記録の完了した記録紙Sを積載する積載トレイ12
が設けられている。
【0033】また、前記レーザスキャナ部7は、後述す
る外部装置28から送出される画像信号(画像信号VD
O)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユ
ニット13、このレーザユニット13からのレーザ光を
後述する感光ドラム17上に走査するためのポリゴンモ
ータ14、結像レンズ群15、折り返しミラー16等に
より構成されている。
【0034】そして、前記画像形成部8は、公知の電子
写真プロセスの必要な、感光ドラム17、前露光ランプ
18、一次帯電器19、現像器20、転写帯電器21、
クリーナ22等から構成されている。また、定着器9は
ヒートローラ9a、加圧ローラ9b、ヒートローラ内部
に設けられたハロゲンヒータ9c、ヒートローラの表面
温度を検出するサーミスタ9dから構成されている。
【0035】また、メインモータ23は、給紙ローラ5
には給紙ローラクラッチ24を介して、レジストローラ
対6にはレジストローラ25を介して駆動力を与えてお
り、更に、感光ドラム17を含む画像形成部8の各ユニ
ット、定着器9、排紙ローラ11にも駆動力を与えてい
る。
【0036】そして、26は前記本体1を制御するプリ
ンタ制御装置であり、ROM26a、RAM26b、タ
イマ26c等を具備したMPU(マイクロコンピュー
タ)26d及び各種入出力制御回路(不図示)等で構成
されている。
【0037】更に、プリンタ制御装置26は、インタフ
ェース27を介して外部装置28と通信可能に接続され
ている。またプリンタ制御装置26は、表示インタフェ
ース29を介して、LCD,LED及びキースイッチ等
を有する操作パネル30とも接続されている。
【0038】図2は、図1に示したインタフェース27
の構成を説明する構成図である。
【0039】図において、CPRDYは外部装置が通信
可能な旨を示す信号であり、外部装置28からプリンタ
制御装置26に送出される。
【0040】PPRDYはプリンタ制御装置26が通信
可能な旨を示す信号であり、プリンタ制御装置26から
外部装置28に送出される。
【0041】SBSYはステータス有効信号であり、プ
リンタ制御装置26から外部装置28に送出される。
【0042】CBSYはコマンド有効信号であり、外部
装置28からプリンタ制御装置26に送出される。
【0043】SCはステータス/コマンド信号であり、
ステータス有効信号SBSYがTRUEの場合に、プリ
ンタの内部状態を示すステータスデータとしてプリンタ
制御装置26から外部装置28に送出され、コマンド有
効信号CBSYがTRUEの場合に外部装置28からプ
リンタに対する命令を示すコマンドデータとして外部装
置28からプリンタ制御装置26に送出される。
【0044】CLKはステータス/コマンド信号SCの
同期クロックであり、外部装置28からプリンタ制御装
置26に送出される。外部装置28からのコマンド1つ
に対してプリンタ制御装置26はそのコマンドに対応す
るステータを1つ返送する。すなわち、上記SBSY、
CBSY、SC、CLKの各信号でハンドシェーク形式
のシリアル信号を行っている。
【0045】RDYはレディ信号で、プリンタ制御装置
26がプリント可能な状態のときTRUEとし、プリン
タ制御装置26から外部装置28に送出される。
【0046】PRINTは外部装置28がプリント開始
を指示するときに、TRUEとなるプリント信号であ
り、外部装置28からプリンタ制御装置26に送出され
る。
【0047】VSREQはプリンタ制御装置26が外部
装置28に対して、後述する垂直同期信号VSYNCの
出力を要求する垂直同期要求信号である。
【0048】VSYNCは、外部装置28からプリンタ
制御装置26に対して送出する画像出力の垂直方向(副
走査方向/紙搬送方向)の同期をとる垂直同期信号であ
る。
【0049】HSYNCは、プリンタ制御装置26から
外部装置28に対して送出する画像出力の水平方向(主
走査方向/レーザ走査方向)の同期をとる水平同期信号
である。
【0050】VDOは、外部装置28がプリンタ制御装
置26に対して垂直同期信号VSYNC及び水平同期信
号HSYNCに同期させてドットイメージをシリアルに
送出するところの画像信号である。
【0051】以下、本実施例と第1,第2,第5の発明
の各手段との対応及びその作用について図1,図2等を
参照して説明する。
【0052】第1の発明は、外部装置28との通信手段
(インタフェース27)を有し、この通信手段を介して
外部装置から入力される画像情報に基づいて画像記録を
行う画像記録装置であって、非画像記録状態を継続して
いる時間を計時する計時手段(タイマ26c)と、この
計時手段によって計時された時間に基づく非画像記録状
態経過時間を前記通信手段(インタフェース27)を介
して外部装置28に報知する報知手段(MPU26d)
とを設け、タイマ26cによって計時された時間に基づ
く非画像記録状態経過時間をMPU26dがインタフェ
ース27を介して外部装置28に報知して、外部装置2
8のユーザにレーザプリンタ1の記録状態を通知するこ
とを可能とする。
【0053】第2の発明は、外部装置28との通信手段
(インタフェース27)を有し、この通信手段を介して
外部装置28から入力される画像情報に基づいて画像記
録を行う画像記録装置であって、非画像記録状態を継続
している時間を計時する計時手段(タイマ26c)と、
この計時手段によって計時された時間に基づく非画像記
録状態経過時間を表示する表示手段(操作パネル30の
表示部)とを設け、タイマ26cによって計時された時
間に基づく非画像記録状態経過時間を操作パネル30の
表示部が表示して、ユーザに画像記録装置の記録状態を
明示することを可能とする。
【0054】第5の発明は、報知手段(MPU26d)
は、外部装置28からの要求(コマンド)に応じてタイ
マ26cによって計時された時間に基づく非画像記録状
態経過時間をインタフェース27を介して外部装置28
に報知して、外部装置28からの要求に応じて外部装置
28のユーザにレーザプリンタ1の記録状態を通知する
ことを可能とする。
【0055】図3は、図1に示したプリンタ制御装置2
6と外部装置28とのシリアル通信の動作を説明するタ
イミングチャートであり、図1と同一のものには同一の
符号を付してある。
【0056】レーザプリンタ1に電源が投入され、プリ
ンタ制御装置26内のMPU26dのイニシャライズ等
が終了し、シリアル通信可能な状態となると、プリンタ
制御装置26はPPRDYをTRUEとする。
【0057】一方、外部装置28も電源が投入され、イ
ニシャライズ等が終了し、シリアル通信可能な状態とな
ると、外部装置28はCPRDYをTRUEとする。ま
た、外部装置はPPRDYが所定時間TRUEである確
認したうえシリアル通信可能であると判断し、必要であ
れば、CBSYをTRUEし、CLKに同期させて、S
Cラインから8ビットのコマンドを送信する。その後C
BSYをFALSEとし、プリンタ制御装置26からの
ステータス返送を待機する。
【0058】プリンタ制御装置26は、コマンドを受信
すると、その内容に応じたステータスを返送すべくSB
SYをTRUEとする。外部装置28はSBSYのTR
UEを検出すると、CLKの送信を開始し、プリンタ制
御装置26はCLKに同期させてSCラインからステー
タスを返送し、SBSYをFALSEとする。
【0059】なお、プリンタ制御装置26は、CPRD
YのTRUEを所定時間確認すると、シリアル通信可能
と判断し、コマンドを有効と判断する。
【0060】図4,図5は、図1に示したレーザプリン
タ1のプリント動作を示すタイミングチャートである。
以下、プリント動作を説明する。
【0061】プリンタ制御装置26は、プリント受付可
能な状態となるとRDYをTRUEとしプリント受付可
能な旨を外部装置28に報知する。これを受けて外部装
置はプリント要求が発生すれば、PRINTをTRUE
とし、プリント開始を指示する。
【0062】プリンタ制御装置26は、PRINTのT
RUEを検出すると、メインモータ23及びポリゴンモ
ータ14の駆動を開始する。メインモータ23を駆動す
ると、感光ドラム17、定着ローラ(定着器9内)及び
排紙ローラ11が回転する。この時、一次帯電器19、
現像機20、転写帯電器21の高圧の駆動も行う。
【0063】プリンタ制御装置26は、ポリゴンモータ
14の回転が、定常状態となるt1秒後(図4参照)に
給紙ローラクラッチ24をONして給紙ローラ5を駆動
し、記録紙Sをレジストローラ対6に向けて給紙する。
そして、プリンタ制御装置26は、記録紙Sの先端がレ
ジストローラ対6に到達するタイミング(給紙ローラ5
を駆動してからt2秒後)で垂直同期要求信号VSRE
Qを外部装置28に送出するとともに、給紙ローラクラ
ッチ24をOFFして給紙ローラの駆動を停止する。
【0064】外部装置28は、画像情報のドットイメー
ジへの展開を終えて画像信号VDOの出力準備が完了す
ると、垂直同期要求信号VSREQがTRUEであるこ
とを確認し、垂直同期信号VSYNCをTRUEとし、
これに同期してtV秒後に1頁分の画像信号VDOの出
力を開始する。
【0065】プリンタ制御装置26は、垂直同期信号V
SYNCの立ち上がりからt3秒後にレジストローラク
ラッチ25をONし、レジストローラ対6を駆動する。
レジストローラ対6の駆動は、記録紙Sの後端がレジス
トローラ対6を通過するまでの時間t4秒間行う。
【0066】また、この間プリンタ制御装置26は、水
平同期信号HSYNCをレーザ走査に同期した所定のタ
イミングで外部装置28に送出するとともに、画像信号
VDOに基づきレーザユニット13から発光するレーザ
光を変調する。
【0067】外部装置28は、図5に示すように水平同
期信号HSYNCの立ち上がりに同期して1走査分の画
像信号VDOを出力する。
【0068】また、次頁のプリントを行う場合、t5秒
後に再びプリント信号PRINTをTRUEとする。そ
の後1頁目と同様の動作が行われる。
【0069】以上のような動作により記録紙Sは、給紙
ローラ5、レジストローラ対6、画像形成部8、定着器
9、排紙ローラ11へと順次搬送され画像記録がなされ
る。
【0070】図6は、図1に示した定着器9の温度調整
を行うハロゲンヒータ駆動回路の一例を示す回路ブロッ
ク図である。
【0071】図において、定着器9内にあるハロゲンヒ
ータ9cは、後述するSSR33内のトライアック33
aを介して商用電源(交流電源)31に接続されてい
る。SSR33はソリットステートリレーであり、トラ
イアック33a、LED33b、及び不図示のゼロクロ
ス検出回路等で構成され、LED33bが発光するとト
ライアック33aが導通して、ハロゲンヒータが点灯す
る。
【0072】LED33bは、アノードを抵抗器40を
介してDC電源(プリンタ制御26を動作させている電
源、不図示の低圧電源回路により商用電源から作成され
る。)に接続され、カソードをエミッタ接地のNPNト
ランジスタ37のコレクタに接続されている。トランジ
スタ37のベースは、接地された抵抗器39と抵抗器3
8を介してMPU26dの出力ポート接続されている。
【0073】従って、MPU26dが出力ポートをL
(OFF)として場合には、LED33bが点灯しない
ので、ハロゲンヒータ9cは点灯せず、出力ポートをH
(ON)とした場合にLED33bが点灯して、ハロゲ
ンヒータ9cが点灯する。
【0074】一方、定着器9内にサーミスタ9dはその
一端をDC電源に接続されており、他端が抵抗器35に
接続されている。また、サーミスタ9dと抵抗器35の
値で決定されるアナログ電圧VtがMPU26dのA/
D変換入力ポートに入力され、MPU26dは定着器温
度を検出している。
【0075】以上の構成において、MPU26dは、ア
ナログ電圧Vtにより定着器温度をモニタして、出力ポ
ートのON/OFFデューティを変化させることにより
定着器9の温度制御を行っている。
【0076】図7,図8は本発明の画像記録装置の制御
を示すフローチャートである。
【0077】図7は本発明の画像記録装置におけるスタ
ンバイ時間計時処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0078】先ずプリント動作中または開始か否かを判
断し(1)、YESであればスタンバイタイマを停止し
また、タイマ値をゼロにクリアする(2)。
【0079】一方、ステップ(1)の判定でNOであれ
ば、スタンバイタイマが計時中か否かを判断する
(3)。なお、スタンバイタイマはMPU26d内のタ
イマ26cにより動作するものであり、起動すると1分
毎に1カウント加算するものである。
【0080】該判断でスタンバイタイマが既に計数中で
なければ、スタンバイタイマを起動し(4)、スタンバ
イタイマ値を操作パネル30のLCDに表示する
(5)。
【0081】一方、ステップ(3)でスタンバイタイマ
が既に計数中であれば、そのままスタンバイタイマ値を
操作パネル30のLCDに表示する(5)。
【0082】図8は本発明に係る画像記録装置における
外部装置との第1の通信処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。なお、(1),(2)は各ステップを示
し、スタンバイ継続時間に関する外部装置との通信処理
手順に対応する。
【0083】外部装置28からインタフェース27を介
してスタンバイ継続時間を要求するコマンドを受信する
と(1)、スタンバイタイマ値を外部装置28に返送す
る(2)。
【0084】なお、スタンバイタイマ値の送信データは
図9に示すごとく、6ビットの2進数で構成されてい
る。
【0085】以下、本実施例と第7,第8の発明の各工
程との対応及びその作用について図7,図8等を参照し
て説明する。
【0086】第7の発明は、外部装置28との通信手段
(インタフェース27)を有し、この通信手段を介して
外部装置から入力される画像情報に基づいて画像記録を
行う画像記録装置の記録状態通知方法であって、非画像
記録状態を継続している時間を計時する計時工程(図7
のステップ(4))と、該計時された時間に基づく非画
像記録状態経過時間を前記通信手段を介して外部装置に
報知する報知工程(図8のステップ(2))とを実行し
て、外部装置のユーザに画像記録装置の記録状態を通知
する処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0087】第8の発明は、外部装置28との通信手段
(インタフェース27)を有し、この通信手段を介して
外部装置から入力される画像情報に基づいて画像記録を
行う画像記録装置の記録状態通知方法であって、非画像
記録状態を継続している時間を計時する計時工程(図7
のステップ(4))と、該計時された時間に基づく非画
像記録状態経過時間を表示部に表示する表示工程(図7
のステップ(5))とを実行して、ユーザに画像記録装
置の記録状態を明示する処理をプログラマブルに実行可
能とする。 〔第2実施例〕次に、第2の実施例について説明する。
第1実施例と第2実施例の違いは、スリープ機能を設け
たか否かである。
【0088】以下、本実施例と第3,第4,第6の発明
の各手段との対応及びその作用について図1,図2等を
参照して説明する。
【0089】第3の発明は、外部装置28との通信手段
(インタフェース27)を有し、この通信手段を介して
外部装置28から入力される画像情報に基づいて画像記
録を行う画像記録装置であって、非画像記録状態を継続
している時間を計時する計時手段(タイマ26c)と、
この計時手段によって計時された時間があらかじめ設定
された節電開始時間以上継続した場合に、所定の電源か
ら本体各部の電力供給状態を低消費電力供給状態に移行
する省電力制御手段(プリンタ制御装置26)と、前記
非画像記録状態開始時間から前記低消費電力供給状態に
移行するまでに残存する時間を前記計時手段が計時する
時間と前記あらかじめ設定された節電開始時間とを比較
して順次導出する導出手段(MPU26dの演算機能)
と、この導出手段により導出された前記残存する時間を
前記通信手段を介して外部装置に報知する報知手段(M
PU26dによる)とを設け、タイマ26cによって計
時された時間があらかじめ設定された節電開始時間以上
継続した場合に、非画像記録状態開始時間からプリンタ
制御装置26による前記低消費電力供給状態に移行する
までに残存する時間をMPU26dがタイマ26cが計
時する時間と前記あらかじめ設定された節電開始時間と
を比較して順次導出したら、MPU26dが該導出され
た前記残存する時間をインタフェース27を介して外部
装置28に報知して、外部装置28のユーザに画像記録
装置の記録可能状態から節電されたスリープ状態に移行
するまでに要する残存時間を通知することを可能とす
る。
【0090】第4の発明は、外部装置28との通信手段
(インタフェース27)を有し、この通信手段を介して
外部装置から入力される画像情報に基づいて画像記録を
行う画像記録装置であって、非画像記録状態を継続して
いる時間を計時する計時手段(タイマ26c)と、この
計時手段によって計時された時間があらかじめ設定され
た節電開始時間以上継続した場合に、所定の電源から本
体各部の電力供給状態を低消費電力供給状態に移行する
省電力制御手段(プリンタ制御装置26)と、前記非画
像記録状態開始時間から前記低消費電力供給状態に移行
するまでに残存する時間を前記計時手段が計時する時間
と前記あらかじめ設定された節電開始時間とを比較して
順次導出する導出手段(MPU26d)と、この導出手
段により導出された前記残存する時間を表示する表示手
段(操作パネル30の表示部)とを設け、タイマ26c
によって計時された時間があらかじめ設定された節電開
始時間以上継続した場合に、非画像記録状態開始時間か
ら省電力制御手段による前記低消費電力供給状態に移行
するまでに残存する時間をMPU26dがタイマ26c
が計時する時間と前記あらかじめ設定された節電開始時
間とを比較して順次導出したら、MPU26dが該導出
された前記残存する時間を操作パネル30の表示部に表
示して、ユーザに画像記録装置の記録可能状態から節電
されたスリープ状態に移行するまでに要する残存時間を
明示することを可能とする。
【0091】第6の発明は、報知手段(MPU26d)
は、導出した前記残存する時間を前記通信手段(インタ
フェース27)を介して外部装置28に報知して、外部
装置28からの要求に応じて外部装置のユーザに画像記
録装置の記録可能状態から節電されたスリープ状態に移
行するまでに要する残存時間を通知することを可能とす
る。
【0092】図10は本発明の画像記録装置におけるス
リープイン残時間計時処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1)〜(9)は各ステップを示
す。
【0093】先ずプリント動作中またはプリント動作開
始か否かを判断し(1)、YESであればスタンバイタ
イマを停止し、また、タイマ値をゼロにクリアする
(3)。
【0094】一方、ステップ(1)の判定でNOであれ
ば、スリープ状態か否かを判断し(2)、YESであれ
ばスタンバイタイマを停止しまた、タイマ値をゼロにク
リアする(3)。
【0095】一方、ステップ(2)の判定でNOであれ
ば、スタンバイタイマが計時中か否かを判断し(4)、
NO、すなわち、スタンバイタイマが既に計数中でなけ
れば、スタンバイタイマを起動し(5)、ステップ
(6)以降に進む。
【0096】一方、ステップ(4)でYESの場合は、
スタンバイタイマ値とスリープイン時間(予め定めた
値)とを比較し(6)、(スタンバイタイマ値)>(ス
リープインタイマ値)であれば、スリープ状態に遷移す
る(7)。
【0097】一方、ステップ(6)で(スタンバイタイ
マ値)<(スリープインタイマ値)であれば、スリープ
イン時間からスタンバイタイマ値を減じた、スリープイ
ン残時間を計算し(8)、スリープイン残時間を操作パ
ネル30のLCDに表示して(9)、処理を終了する。
図11は本発明に係る画像記録装置における外部装
置との第1の通信処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1),(2)は各ステップを示し、ス
タンバイ継続時間に関する外部装置との通信処理手順に
対応する。
【0098】外部装置28からインタフェース27を介
してスリープイン残時間を要求するコマンドを受信する
と(1)、スリープイン残時間値を外部装置28に返送
する(2)。なお、スタンバイタイマ値の送信データ
は、図12に示すごとく、6ビットの2進数で構成され
ている。
【0099】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0100】以下、本実施例と第9,第10の発明の各
工程との対応及びその作用について図7,図8等を参照
して説明する。
【0101】第9の発明は、外部装置28との通信手段
(インタフェース27)を有し、この通信手段を介して
外部装置から入力される画像情報に基づいて画像記録を
行う画像記録装置の記録状態通知方法であって、非画像
記録状態を継続している時間を計時する計時工程(図1
0のステップ(5))と、該計時された時間があらかじ
め設定された節電開始時間以上継続した場合に、所定の
電源から本体各部の電力供給状態を低消費電力供給状態
に移行する省電力工程(図10のステップ(7))と、
前記非画像記録状態開始時間から前記低消費電力供給状
態に移行するまでに残存する時間を計時される前記非画
像記録状態を継続している時間と前記あらかじめ設定さ
れた節電開始時間とを比較して順次導出する導出工程
(図10のステップ(8))と、該導出された前記残存
する時間を前記通信手段を介して外部装置に報知する報
知工程(図11のステップ(2))とを実行して、外部
装置のユーザに画像記録装置の記録可能状態から節電さ
れたスリープ状態に移行するまでに要する残存時間を通
知する処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0102】第10の発明は、外部装置28との通信手
段(インタフェース27)を有し、この通信手段を介し
て外部装置から入力される画像情報に基づいて画像記録
を行う画像記録装置の記録状態通知方法であって、非画
像記録状態を継続している時間を計時する計時工程(図
10のステップ(5))と、該計時された時間があらか
じめ設定された節電開始時間以上継続した場合に、所定
の電源から本体各部の電力供給状態を低消費電力供給状
態に移行する省電力工程(図10のステップ(7))
と、前記非画像記録状態開始時間から前記低消費電力供
給状態に移行するまでに残存する時間を計時される前記
非画像記録状態を継続している時間と前記あらかじめ設
定された節電開始時間とを比較して順次導出する導出工
程(図10のステップ(8))と、該導出された前記残
存する時間を表示部に表示する表示工程(図10のステ
ップ(9))とを実行して、ユーザに画像記録装置の記
録可能状態から節電されたスリープ状態に移行するまで
に要する残存時間を明示する処理をプログラマブルに実
行可能とする。
【0103】上記各実施例によれば、本発明によれば、
スタンバイ状態が所定時間継続した場合に、その継続時
間または所定のスリープ状態に遷移するまでに要する残
存時間をユーザに通知または明示して、画像記録装置の
無駄な電力消費状態をユーザに認識させて、不必要時に
電源を逐次切る等のユーザによる省電力操作を催促する
ことができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、計時手段によって計時された時間に基
づく非画像記録状態経過時間を報知手段が前記通信手段
を介して外部装置に報知するので、外部装置のユーザに
画像記録装置の記録状態を通知することができる。
【0105】第2の発明によれば、計時手段によって計
時された時間に基づく非画像記録状態経過時間を表示手
段が表示するので、ユーザに画像記録装置の記録状態を
明示することができる。
【0106】第3の発明によれば、計時手段によって計
時された時間があらかじめ設定された節電開始時間以上
継続した場合に、非画像記録状態開始時間から省電力制
御手段による前記低消費電力供給状態に移行するまでに
残存する時間を導出手段が前記計時手段が計時する時間
と前記あらかじめ設定された節電開始時間とを比較して
順次導出したら、報知手段が該導出された前記残存する
時間を前記通信手段を介して外部装置に報知するので、
外部装置のユーザに画像記録装置の記録可能状態から節
電されたスリープ状態に移行するまでに要する残存時間
を通知することができる。
【0107】第4の発明によれば、計時手段によって計
時された時間があらかじめ設定された節電開始時間以上
継続した場合に、非画像記録状態開始時間から省電力制
御手段による前記低消費電力供給状態に移行するまでに
残存する時間を導出手段が前記計時手段が計時する時間
と前記あらかじめ設定された節電開始時間とを比較して
順次導出したら、報知手段が該導出された前記残存する
時間を表示手段が表示するので、ユーザに画像記録装置
の記録可能状態から節電されたスリープ状態に移行する
までに要する残存時間を明示することができる。
【0108】第5の発明によれば、報知手段は、外部装
置からの要求に応じて計時手段によって計時された時間
に基づく非画像記録状態経過時間を前記通信手段を介し
て外部装置に報知するので、外部装置からの要求に応じ
て外部装置のユーザに画像記録装置の記録状態を通知す
ることができる。
【0109】第6の発明によれば、報知手段は、導出手
段により導出された前記残存する時間を前記通信手段を
介して外部装置に報知するので、外部装置からの要求に
応じて外部装置のユーザに画像記録装置の記録可能状態
から節電されたスリープ状態に移行するまでに要する残
存時間を通知することができる。
【0110】第7の発明によれば、非画像記録状態を継
続している時間を計時し、該計時された時間に基づく非
画像記録状態経過時間を前記通信手段を介して外部装置
に報知するので、外部装置のユーザに画像記録装置の記
録状態を通知する処理をプログラマブルに実行すること
ができる。
【0111】第8の発明によれば、非画像記録状態を継
続している時間を計時して、該計時された時間に基づく
非画像記録状態経過時間を表示部に表示するので、ユー
ザに画像記録装置の記録状態を明示する処理をプログラ
マブルに実行することができる。
【0112】第9の発明によれば、該計時された時間が
あらかじめ設定された節電開始時間以上継続した場合
に、非画像記録状態開始時間から前記低消費電力供給状
態に移行するまでに残存する時間を計時される前記非画
像記録状態を継続している時間と前記あらかじめ設定さ
れた節電開始時間とを比較して順次導出し、該導出され
た前記残存する時間を前記通信手段を介して外部装置に
報知するので、外部装置のユーザに画像記録装置の記録
可能状態から節電されたスリープ状態に移行するまでに
要する残存時間を通知する処理をプログラマブルに実行
することができる。
【0113】第10の発明によれば、該計時された時間
があらかじめ設定された節電開始時間以上継続した場合
に、非画像記録状態開始時間から前記低消費電力供給状
態に移行するまでに残存する時間を計時される前記非画
像記録状態を継続している時間と前記あらかじめ設定さ
れた節電開始時間とを比較して順次導出し、該導出され
た前記残存する時間を表示部に表示するので、ユーザに
画像記録装置の記録可能状態から節電されたスリープ状
態に移行するまでに要する残存時間を明示する処理をプ
ログラマブルに実行することができる。
【0114】従って、画像記録装置本体の状態が非画像
記録情報となるスタンバイ状態が所定時間継続した場合
に、その継続時間または所定のスリープ状態に遷移する
までに要する残存時間をユーザに通知または明示して、
画像記録装置の無駄な電力消費状態をユーザに認識させ
て、不必要時に本体の電源を逐次切る等のユーザによる
省電力操作を催促することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像記録装置における
構成を説明する断面図である。
【図2】図1に示したインタフェースの構成を説明する
構成図である。
【図3】図1に示したプリンタ制御装置と外部装置との
シリアル通信の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図4】図1に示したレーザプリンタのプリント動作を
示すタイミングチャートである。
【図5】図1に示したレーザプリンタのプリント動作を
示すタイミングチャートである。
【図6】図1に示した定着器の温度調整を行うハロゲン
ヒータ駆動回路の一例を示す回路ブロック図である。
【図7】本発明の画像記録装置におけるスタンバイ時間
計時処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る画像記録装置における外部装置と
の第1の通信処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図9】図8に示した第1の通信処理におけるスタンバ
イタイマ値の送信データのデータ構成を説明する図であ
る。
【図10】本発明の画像記録装置におけるスリープイン
残時間計時処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明に係る画像記録装置における外部装置
との第1の通信処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図12】図11に示した第2の通信処理におけるスタ
ンバイタイマ値の送信データのデータ構成を説明する図
である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 26 プリンタ制御装置 26d MPU 28 外部装置 29 表示インタフェース 30 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 302 H04N 1/00 C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置との通信手段を有し、この通信
    手段を介して外部装置から入力される画像情報に基づい
    て画像記録を行う画像記録装置であって、非画像記録状
    態を継続している時間を計時する計時手段と、この計時
    手段によって計時された時間に基づく非画像記録状態経
    過時間を前記通信手段を介して外部装置に報知する報知
    手段とを具備したことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 外部装置との通信手段を有し、この通信
    手段を介して外部装置から入力される画像情報に基づい
    て画像記録を行う画像記録装置であって、非画像記録状
    態を継続している時間を計時する計時手段と、この計時
    手段によって計時された時間に基づく非画像記録状態経
    過時間を表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
    る画像記録装置。
  3. 【請求項3】 外部装置との通信手段を有し、この通信
    手段を介して外部装置から入力される画像情報に基づい
    て画像記録を行う画像記録装置であって、非画像記録状
    態を継続している時間を計時する計時手段と、この計時
    手段によって計時された時間があらかじめ設定された節
    電開始時間以上継続した場合に、所定の電源から本体各
    部の電力供給状態を低消費電力供給状態に移行する省電
    力制御手段と、前記非画像記録状態開始時間から前記低
    消費電力供給状態に移行するまでに残存する時間を前記
    計時手段が計時する時間と前記あらかじめ設定された節
    電開始時間とを比較して順次導出する導出手段と、この
    導出手段により導出された前記残存する時間を前記通信
    手段を介して外部装置に報知する報知手段とを具備した
    ことを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 外部装置との通信手段を有し、この通信
    手段を介して外部装置から入力される画像情報に基づい
    て画像記録を行う画像記録装置であって、非画像記録状
    態を継続している時間を計時する計時手段と、この計時
    手段によって計時された時間があらかじめ設定された節
    電開始時間以上継続した場合に、所定の電源から本体各
    部の電力供給状態を低消費電力供給状態に移行する省電
    力制御手段と、前記非画像記録状態開始時間から前記低
    消費電力供給状態に移行するまでに残存する時間を前記
    計時手段が計時する時間と前記あらかじめ設定された節
    電開始時間とを比較して順次導出する導出手段と、この
    導出手段により導出された前記残存する時間を表示する
    表示手段とを具備したことを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】 報知手段は、外部装置からの要求に応じ
    て計時手段によって計時された時間に基づく非画像記録
    状態経過時間を前記通信手段を介して外部装置に報知す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 報知手段は、導出手段により導出された
    前記残存する時間を前記通信手段を介して外部装置に報
    知することを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 外部装置との通信手段を有し、この通信
    手段を介して外部装置から入力される画像情報に基づい
    て画像記録を行う画像記録装置の記録状態通知方法であ
    って、非画像記録状態を継続している時間を計時する計
    時工程と、該計時された時間に基づく非画像記録状態経
    過時間を前記通信手段を介して外部装置に報知する報知
    工程とを具備したことを特徴とする画像記録装置の記録
    状態通知方法。
  8. 【請求項8】 外部装置との通信手段を有し、この通信
    手段を介して外部装置から入力される画像情報に基づい
    て画像記録を行う画像記録装置の記録状態通知方法であ
    って、非画像記録状態を継続している時間を計時する計
    時工程と、該計時された時間に基づく非画像記録状態経
    過時間を表示部に表示する表示工程とを具備したことを
    特徴とする画像記録装置の記録状態通知方法。
  9. 【請求項9】 外部装置との通信手段を有し、この通信
    手段を介して外部装置から入力される画像情報に基づい
    て画像記録を行う画像記録装置の記録状態通知方法であ
    って、非画像記録状態を継続している時間を計時する計
    時工程と、該計時された時間があらかじめ設定された節
    電開始時間以上継続した場合に、所定の電源から本体各
    部の電力供給状態を低消費電力供給状態に移行する省電
    力工程と、前記非画像記録状態開始時間から前記低消費
    電力供給状態に移行するまでに残存する時間を計時され
    る前記非画像記録状態を継続している時間と前記あらか
    じめ設定された節電開始時間とを比較して順次導出する
    導出工程と、該導出された前記残存する時間を前記通信
    手段を介して外部装置に報知する報知工程とを具備した
    ことを特徴とする画像記録装置の記録状態通知方法。
  10. 【請求項10】 外部装置との通信手段を有し、この通
    信手段を介して外部装置から入力される画像情報に基づ
    いて画像記録を行う画像記録装置の記録状態通知方法で
    あって、非画像記録状態を継続している時間を計時する
    計時工程と、該計時された時間があらかじめ設定された
    節電開始時間以上継続した場合に、所定の電源から本体
    各部の電力供給状態を低消費電力供給状態に移行する省
    電力工程と、前記非画像記録状態開始時間から前記低消
    費電力供給状態に移行するまでに残存する時間を計時さ
    れる前記非画像記録状態を継続している時間と前記あら
    かじめ設定された節電開始時間とを比較して順次導出す
    る導出工程と、該導出された前記残存する時間を表示部
    に表示する表示工程とを具備したことを特徴とする画像
    記録装置の記録状態通知方法。
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JP2006209026A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Kyocera Mita Corp 画像処理装置
US8437052B2 (en) 2005-01-31 2013-05-07 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus

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