JPH08146524A - ウォータースクリーン装置 - Google Patents
ウォータースクリーン装置Info
- Publication number
- JPH08146524A JPH08146524A JP6309471A JP30947194A JPH08146524A JP H08146524 A JPH08146524 A JP H08146524A JP 6309471 A JP6309471 A JP 6309471A JP 30947194 A JP30947194 A JP 30947194A JP H08146524 A JPH08146524 A JP H08146524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- upper nozzle
- nozzle header
- screen device
- receiving tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 対流方式の空調に代えて、スクリーン自体で
輻射空調を行うより高品質なウォータースクリーン装置
を提供する。 【構成】 空調空間に上部ノズルヘッダー２と下部受水
槽６とを備え、該上部ノズルヘッダー２と該下部受水槽
６とを液移送ポンプ４及び濾過装置５を配備した配管で
結んだ液体循環系を有し、前記上部ノズルヘッダー２よ
り噴出した液体により形成されるスクリーン１に、映写
機３等を用いて映写するウォータースクリーン装置にお
いて、前記液体循環系に液体を冷却又は加熱するための
熱源設備８を介在させる。
輻射空調を行うより高品質なウォータースクリーン装置
を提供する。 【構成】 空調空間に上部ノズルヘッダー２と下部受水
槽６とを備え、該上部ノズルヘッダー２と該下部受水槽
６とを液移送ポンプ４及び濾過装置５を配備した配管で
結んだ液体循環系を有し、前記上部ノズルヘッダー２よ
り噴出した液体により形成されるスクリーン１に、映写
機３等を用いて映写するウォータースクリーン装置にお
いて、前記液体循環系に液体を冷却又は加熱するための
熱源設備８を介在させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォータースクリーン
装置に係り、特に冷却又は加熱された液体によって形成
されたスクリーンからの輻射熱を利用して空調に応用す
るスクリーン装置に関する。
装置に係り、特に冷却又は加熱された液体によって形成
されたスクリーンからの輻射熱を利用して空調に応用す
るスクリーン装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ウォータースクリーン装置は、図
４に示されるように屋内かつ多くの人々の前で使用され
ることが多く、熱負荷が多大になることから対流方式に
よる空調設備８、１６を配備していたが、この方法では
空調による気流によりウォータースクリーン装置のスク
リーン１面が乱れる等の欠点があった。
４に示されるように屋内かつ多くの人々の前で使用され
ることが多く、熱負荷が多大になることから対流方式に
よる空調設備８、１６を配備していたが、この方法では
空調による気流によりウォータースクリーン装置のスク
リーン１面が乱れる等の欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決する為、対流方式の空調を行わず、スク
リーン自体で輻射空調を行いより高品質なウォータース
クリーン装置を提供することを課題とするものである。
な問題点を解決する為、対流方式の空調を行わず、スク
リーン自体で輻射空調を行いより高品質なウォータース
クリーン装置を提供することを課題とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、空調空間に上部ノズルヘッダーと下部受
水槽とを備え、該上部ノズルヘッダーと該下部受水槽と
を液移送ポンプ及び濾過装置を配備した配管で結んだ液
体循環系を有し、前記上部ノズルヘッダーより噴出した
液体により形成されるスクリーンに、映写機等を用いて
映写するウォータースクリーン装置において、前記液体
循環系に液体を冷却又は加熱するための熱源設備を介在
させることとしたものである。
に本発明では、空調空間に上部ノズルヘッダーと下部受
水槽とを備え、該上部ノズルヘッダーと該下部受水槽と
を液移送ポンプ及び濾過装置を配備した配管で結んだ液
体循環系を有し、前記上部ノズルヘッダーより噴出した
液体により形成されるスクリーンに、映写機等を用いて
映写するウォータースクリーン装置において、前記液体
循環系に液体を冷却又は加熱するための熱源設備を介在
させることとしたものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば、上記のようにウォータースク
リーン装置に使用される液体を冷温水にすることによ
り、スクリーンを輻射面とした輻射による空調効果が期
待でき、対流方式の空調設備を排除でき、かつ高品質の
ウォータースクリーン装置を提供することができる。
リーン装置に使用される液体を冷温水にすることによ
り、スクリーンを輻射面とした輻射による空調効果が期
待でき、対流方式の空調設備を排除でき、かつ高品質の
ウォータースクリーン装置を提供することができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１ 図１に本発明のウォータースクリーン装置の一例である
全体構成図を示す。図１において、１は冷温水の流れる
スクリーンで、該スクリーン１の上部には冷温水が噴出
する上部ノズルヘッダー２があり、ノズルヘッダー２よ
り噴出した冷温水は下部受水槽６にたまる。下部受水槽
６にたまった冷温水は、循環ポンプ４によって循環され
て上部ノズルヘッダー２より噴出される。また循環ポン
プ４の手前には濾過装置５を配置する。また循環ポンプ
４よりなる配管経路とは別経路に、下部受水槽６にたま
った液体を冷却、又は加熱するための熱源機器８を配置
し、ポンプ９によって下部受水槽６と熱源機器の間に冷
温水を移送している。そして、下部受水槽６内に取付け
られた温度センサー７により、水槽内の冷温水温度を検
知し、熱源系の循環ポンプ９の運転・停止を行う。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１ 図１に本発明のウォータースクリーン装置の一例である
全体構成図を示す。図１において、１は冷温水の流れる
スクリーンで、該スクリーン１の上部には冷温水が噴出
する上部ノズルヘッダー２があり、ノズルヘッダー２よ
り噴出した冷温水は下部受水槽６にたまる。下部受水槽
６にたまった冷温水は、循環ポンプ４によって循環され
て上部ノズルヘッダー２より噴出される。また循環ポン
プ４の手前には濾過装置５を配置する。また循環ポンプ
４よりなる配管経路とは別経路に、下部受水槽６にたま
った液体を冷却、又は加熱するための熱源機器８を配置
し、ポンプ９によって下部受水槽６と熱源機器の間に冷
温水を移送している。そして、下部受水槽６内に取付け
られた温度センサー７により、水槽内の冷温水温度を検
知し、熱源系の循環ポンプ９の運転・停止を行う。
【０００７】図２に下部受水槽６の配管接続図を示す。
図２において、熱源機器８によって冷却、又は加熱され
た冷温水が、下部受水槽６へ１０から入り、１２より引
き出されて熱源機器８に戻る。そして、上部ノズルヘッ
ダーに送られる冷温水は、１０の流入口の近傍に設置さ
れた流出口から１１により送られる。これは、熱源機器
８より送られた冷温水が、バイパスされて、熱源機器８
に戻るのを防止するためである。また１５は、熱源機器
８から送られてきた冷温水を有効的にスクリーン側に流
すための板である。
図２において、熱源機器８によって冷却、又は加熱され
た冷温水が、下部受水槽６へ１０から入り、１２より引
き出されて熱源機器８に戻る。そして、上部ノズルヘッ
ダーに送られる冷温水は、１０の流入口の近傍に設置さ
れた流出口から１１により送られる。これは、熱源機器
８より送られた冷温水が、バイパスされて、熱源機器８
に戻るのを防止するためである。また１５は、熱源機器
８から送られてきた冷温水を有効的にスクリーン側に流
すための板である。
【０００８】図２のように下部受水槽６を板１５を介し
て熱源系とスクリーン系を分けておくと、６を蓄熱クッ
ションタンクとして使用できて有効である。即ちスクリ
ーン系流はスクリーンの映像、解像度が最適になるよう
に流量を設定でき、熱源系は、熱源機の能力を最適にす
る流量に各々設定できる。図３に本発明のウォータース
クリーン装置の他の例である全体構成図を示す。図３の
如く、設備を簡単化する為、スクリーン映像循環ライン
を直接冷却８することもできる。上記図において、３は
映写機であり、１３は消音材である。
て熱源系とスクリーン系を分けておくと、６を蓄熱クッ
ションタンクとして使用できて有効である。即ちスクリ
ーン系流はスクリーンの映像、解像度が最適になるよう
に流量を設定でき、熱源系は、熱源機の能力を最適にす
る流量に各々設定できる。図３に本発明のウォータース
クリーン装置の他の例である全体構成図を示す。図３の
如く、設備を簡単化する為、スクリーン映像循環ライン
を直接冷却８することもできる。上記図において、３は
映写機であり、１３は消音材である。
【０００９】
【発明の効果】従来、行われている対流方式の空調設備
に使われている冷温水をウォータースクリーンの液体と
して使用することにより、その流れる面を輻射面として
利用でき、輻射効果による空調を提供することができる
ので、空調設備を安価なものにすることができ、かつ対
流方式の空調による気流からのウォータースクリーン面
の乱れをなくし、より高品質なウォータースクリーンを
提供することができる。
に使われている冷温水をウォータースクリーンの液体と
して使用することにより、その流れる面を輻射面として
利用でき、輻射効果による空調を提供することができる
ので、空調設備を安価なものにすることができ、かつ対
流方式の空調による気流からのウォータースクリーン面
の乱れをなくし、より高品質なウォータースクリーンを
提供することができる。
【図１】本発明のウォータースクリーン装置の一例を示
す全体構成図。
す全体構成図。
【図２】本発明の下部受水槽の配管接続図。
【図３】本発明のウォータースクリーン装置の他の例を
示す全体構成図。
示す全体構成図。
【図４】従来のウォータースクリーン装置の全体構成
図。
図。
１：冷温水の流れるスクリーン、２：ノズルヘッダー、
３：映写機、４：循環ポンプ、５：濾過装置、６：下部
受水槽、７：温度センサー、８：熱源機器、９：ポン
プ、１３：消音材、１６：空調機器
３：映写機、４：循環ポンプ、５：濾過装置、６：下部
受水槽、７：温度センサー、８：熱源機器、９：ポン
プ、１３：消音材、１６：空調機器
Claims (1)
- 【請求項１】 空調空間に上部ノズルヘッダーと下部受
水槽とを備え、該上部ノズルヘッダーと該下部受水槽と
を液移送ポンプ及び濾過装置を配備した配管で結んだ液
体循環系を有し、前記上部ノズルヘッダーより噴出した
液体により形成されるスクリーンに、映写機等を用いて
映写するウォータースクリーン装置において、前記液体
循環系に液体を冷却又は加熱するための熱源設備を介在
させることを特徴とするウォータースクリーン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6309471A JPH08146524A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | ウォータースクリーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6309471A JPH08146524A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | ウォータースクリーン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08146524A true JPH08146524A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17993395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6309471A Pending JPH08146524A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | ウォータースクリーン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08146524A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005086123A1 (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Masanobu Kujirada | 暖房方法及び装置 |
| KR100881323B1 (ko) * | 2007-05-08 | 2009-02-02 | 심현섭 | 투과식 액체 스크린 장치 및 그 제작방법과 스크린 수용액조성물 |
| WO2019039747A1 (ko) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 주식회사 에스지엠 | 가상 스포츠 시뮬레이션 장치 |
| KR20190044779A (ko) * | 2017-10-23 | 2019-05-02 | 주식회사 에스지엠 | 투과형 스크린을 이용하는 가상 골프 시뮬레이션 장치 |
| KR20190060748A (ko) * | 2019-05-27 | 2019-06-03 | 주식회사 에스지엠 | 투과형 스크린을 이용하는 가상 골프 시뮬레이션 장치 |
| KR20210027327A (ko) * | 2021-03-02 | 2021-03-10 | 주식회사 에스지엠 | 가상 골프 시뮬레이션 장치 |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP6309471A patent/JPH08146524A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005086123A1 (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Masanobu Kujirada | 暖房方法及び装置 |
| KR100881323B1 (ko) * | 2007-05-08 | 2009-02-02 | 심현섭 | 투과식 액체 스크린 장치 및 그 제작방법과 스크린 수용액조성물 |
| WO2019039747A1 (ko) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 주식회사 에스지엠 | 가상 스포츠 시뮬레이션 장치 |
| KR20190044779A (ko) * | 2017-10-23 | 2019-05-02 | 주식회사 에스지엠 | 투과형 스크린을 이용하는 가상 골프 시뮬레이션 장치 |
| KR20190060748A (ko) * | 2019-05-27 | 2019-06-03 | 주식회사 에스지엠 | 투과형 스크린을 이용하는 가상 골프 시뮬레이션 장치 |
| KR20210027327A (ko) * | 2021-03-02 | 2021-03-10 | 주식회사 에스지엠 | 가상 골프 시뮬레이션 장치 |
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