JPH05322230A - 液体カーテン空調装置 - Google Patents
液体カーテン空調装置Info
- Publication number
- JPH05322230A JPH05322230A JP15003692A JP15003692A JPH05322230A JP H05322230 A JPH05322230 A JP H05322230A JP 15003692 A JP15003692 A JP 15003692A JP 15003692 A JP15003692 A JP 15003692A JP H05322230 A JPH05322230 A JP H05322230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- liquid curtain
- curtain
- air conditioner
- heat source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度を制御した液体を、開放型にした液体カ
ーテンを用いる液体カーテン空調装置を提供する。 【構成】 空調空間１に液体カーテン３を形成する多数
のノズル２を設けた上部ノズルヘッダー８と該液体を捕
集する下部液体槽９とを備えた液体カーテン部と、該液
体の温度を制御する熱源機器５とを有し、前記液体カー
テン部と熱源機器の間を前記液体が循環する循環機構
４、６とを備えた液体カーテン空調装置であり、前記液
体の循環経路には、ダストを除去するろ過装置７を有
し、また、前記液体カーテンの反空調側の上部ノズルヘ
ッダーと下部液体槽の間に輻射板１０を設けるのがよ
い。
ーテンを用いる液体カーテン空調装置を提供する。 【構成】 空調空間１に液体カーテン３を形成する多数
のノズル２を設けた上部ノズルヘッダー８と該液体を捕
集する下部液体槽９とを備えた液体カーテン部と、該液
体の温度を制御する熱源機器５とを有し、前記液体カー
テン部と熱源機器の間を前記液体が循環する循環機構
４、６とを備えた液体カーテン空調装置であり、前記液
体の循環経路には、ダストを除去するろ過装置７を有
し、また、前記液体カーテンの反空調側の上部ノズルヘ
ッダーと下部液体槽の間に輻射板１０を設けるのがよ
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、輻射型空調装置に係
り、特に温度を制御した液体の液体カーテンを用いて行
う液体カーテン空調装置に関する。
り、特に温度を制御した液体の液体カーテンを用いて行
う液体カーテン空調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、輻射型の空調装置は、図２に示さ
れるように、密閉型の輻射板１３内部に冷水又は温水を
通して行なう方式をとっていた。従来の方式は、一般的
家庭用等の小空間空調用が主体であり、 製品化の発想が暖房主体であった為、熱源である温
水を封じ込める方が、湿気の問題があり、設備上容易で
あると考えた。 冷水循環による冷房も、既存の暖房ラジエター内を
通す方式で、最初から進めた。 装飾として、噴水、滝といったものもあるが、これ
らは空調を考えたものではなかった。
れるように、密閉型の輻射板１３内部に冷水又は温水を
通して行なう方式をとっていた。従来の方式は、一般的
家庭用等の小空間空調用が主体であり、 製品化の発想が暖房主体であった為、熱源である温
水を封じ込める方が、湿気の問題があり、設備上容易で
あると考えた。 冷水循環による冷房も、既存の暖房ラジエター内を
通す方式で、最初から進めた。 装飾として、噴水、滝といったものもあるが、これ
らは空調を考えたものではなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の方式
とは発想を換えて、液体を開放型にして流れの持つ趣き
を積極的にインテリアとして取り込み、空調の快適性を
主目的とした液体カーテン空調装置を提供することを課
題とする。
とは発想を換えて、液体を開放型にして流れの持つ趣き
を積極的にインテリアとして取り込み、空調の快適性を
主目的とした液体カーテン空調装置を提供することを課
題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、空調空間に液体カーテンを形成する多
数のノズルを設けた上部ノズルヘッダーと該液体を捕集
する下部液体槽とを備えた液体カーテン部と、該液体の
温度を制御する熱源機器とを有し、前記液体カーテン部
と熱源機器の間を前記液体が循環する循環機構とを備え
た液体カーテン空調装置としたものである。
に、本発明では、空調空間に液体カーテンを形成する多
数のノズルを設けた上部ノズルヘッダーと該液体を捕集
する下部液体槽とを備えた液体カーテン部と、該液体の
温度を制御する熱源機器とを有し、前記液体カーテン部
と熱源機器の間を前記液体が循環する循環機構とを備え
た液体カーテン空調装置としたものである。
【０００５】前記液体カーテン空調装置において、液体
カーテン部と熱源機器を循環する液体の循環経路には、
液体カーテン内に取り込まれるダストを除去するろ過装
置を設けるのがよく、また、液体カーテンの反空調側に
上部ノズルヘッダーから下部液体槽にかけて輻射板を設
け、反空調側と断熱すると共に、輻射板によって結露水
を受けて下部液体槽に導くように構成するのがよい。ま
た、熱源機器は、空調空間の温度を適正に保つように液
体の温度を冷却又は加熱制御できるものがよい。
カーテン部と熱源機器を循環する液体の循環経路には、
液体カーテン内に取り込まれるダストを除去するろ過装
置を設けるのがよく、また、液体カーテンの反空調側に
上部ノズルヘッダーから下部液体槽にかけて輻射板を設
け、反空調側と断熱すると共に、輻射板によって結露水
を受けて下部液体槽に導くように構成するのがよい。ま
た、熱源機器は、空調空間の温度を適正に保つように液
体の温度を冷却又は加熱制御できるものがよい。
【０００６】
【作用】本発明では、上記のような構成としたことによ
り液体カーテンは、空調空間に直に接しており、直下へ
の噴出の為、空間の空気も流体摩擦により、液体カーテ
ン部では下向きの気流を起しながら、液体と接して輻射
熱だけでなく直接的な熱交換も行なうことができる。ま
た、この際、空気中のダストは、液体中に取り込まれ、
空気の清浄化を行なう。液体循環ラインには、ろ過装置
を設け、この侵入したダストを分離排出することができ
る。
り液体カーテンは、空調空間に直に接しており、直下へ
の噴出の為、空間の空気も流体摩擦により、液体カーテ
ン部では下向きの気流を起しながら、液体と接して輻射
熱だけでなく直接的な熱交換も行なうことができる。ま
た、この際、空気中のダストは、液体中に取り込まれ、
空気の清浄化を行なう。液体循環ラインには、ろ過装置
を設け、この侵入したダストを分離排出することができ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面により具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１ 図１に、本発明の液体カーテン空調装置の一例である構
成図を示す。図１では空調空間（１）の壁面の上部に、
下向きに多数のノズル（２）を配置したノズルヘッダー
（８）を設け、該ノズルヘッダー内に、外部に設けた冷
凍機等の熱源機器（５）で製造された冷水をポンプ
（６）で圧送する。ノズルの直下には液体槽（９）が配
備され、ノズルから流下する液体を捕集する。液体槽
（９）の底部には、外部の熱源機器（５）に通ずる排出
管が設けられ、流下した液体を熱源機器（５）に循環す
る。これら、液体の循環ライン（４）中には、ろ過装置
（７）が設けられる。また、液体カーテンの反空調側に
は輻射板（１０）を設ける。
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１ 図１に、本発明の液体カーテン空調装置の一例である構
成図を示す。図１では空調空間（１）の壁面の上部に、
下向きに多数のノズル（２）を配置したノズルヘッダー
（８）を設け、該ノズルヘッダー内に、外部に設けた冷
凍機等の熱源機器（５）で製造された冷水をポンプ
（６）で圧送する。ノズルの直下には液体槽（９）が配
備され、ノズルから流下する液体を捕集する。液体槽
（９）の底部には、外部の熱源機器（５）に通ずる排出
管が設けられ、流下した液体を熱源機器（５）に循環す
る。これら、液体の循環ライン（４）中には、ろ過装置
（７）が設けられる。また、液体カーテンの反空調側に
は輻射板（１０）を設ける。
【０００８】空調は以下の如く行なわれる。ノズルヘッ
ダー（８）のノズル（２）から、直下に、図３に斜視図
として示すように、ライン状に冷却液体が噴出され、液
体カーテンを形成する。該液体カーテンにより、空調空
間輻射空調を行なう。液体カーテンの温度は、空調空間
の温度センサ（１２）により熱源機器（５）の温度コン
トローラ（１１）に伝わり適正温度になるように熱源機
器（５）の冷凍能力を制御する。上記は冷房用として説
明したが、熱源機器で温水を供給するようにすれば暖房
用としても用いることができる。
ダー（８）のノズル（２）から、直下に、図３に斜視図
として示すように、ライン状に冷却液体が噴出され、液
体カーテンを形成する。該液体カーテンにより、空調空
間輻射空調を行なう。液体カーテンの温度は、空調空間
の温度センサ（１２）により熱源機器（５）の温度コン
トローラ（１１）に伝わり適正温度になるように熱源機
器（５）の冷凍能力を制御する。上記は冷房用として説
明したが、熱源機器で温水を供給するようにすれば暖房
用としても用いることができる。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 （１）インテリアとしての輻射空調装置が提供できる。 （２）輻射のみでなく、気流を積極的に作ることができ
空調効率を高めることができる。 （３）空気清浄化をすることができる。
ることができる。 （１）インテリアとしての輻射空調装置が提供できる。 （２）輻射のみでなく、気流を積極的に作ることができ
空調効率を高めることができる。 （３）空気清浄化をすることができる。
【図１】本発明の液体カーテン空調装置を示す構成図。
【図２】従来の輻射型空調装置の構成図。
【図３】液体カーテン部の斜視図。
１：空調空間、２：ノズル、３：液体カーテン、４：液
体循環ライン、５：熱源機器、６：ポンプ、７：ろ過装
置、８：ノズルヘッダー、９：液体槽、１０：輻射板、
１１：温度コントローラー、１２：温度センサ、１３：
暖房ラジエータ輻射板
体循環ライン、５：熱源機器、６：ポンプ、７：ろ過装
置、８：ノズルヘッダー、９：液体槽、１０：輻射板、
１１：温度コントローラー、１２：温度センサ、１３：
暖房ラジエータ輻射板
Claims (3)
- 【請求項１】 空調空間に液体カーテンを形成する多数
のノズルを設けた上部ノズルヘッダーと該液体を捕集す
る下部液体槽とを備えた液体カーテン部と、該液体の温
度を制御する熱源機器とを有し、前記液体カーテン部と
熱源機器の間を前記液体が循環する循環機構とを備えた
ことを特徴とする液体カーテン空調装置。 - 【請求項２】 前記液体の循環経路には、ダストを除去
するろ過装置を設けたことを特徴とする請求項１記載の
液体カーテン空調装置。 - 【請求項３】 前記液体カーテンの反空調側の上部ノズ
ルヘッダーと下部液体槽の間に輻射板を設けたことを特
徴とする請求項１又は２記載の液体カーテン空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15003692A JPH05322230A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 液体カーテン空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15003692A JPH05322230A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 液体カーテン空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322230A true JPH05322230A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15488100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15003692A Pending JPH05322230A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 液体カーテン空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05322230A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009529124A (ja) * | 2006-03-08 | 2009-08-13 | バイオラン オーワイ | 温室空気の除湿用装置と方法及び温度 |
| EP1907761B1 (de) * | 2005-07-19 | 2016-11-23 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung und verfahren zur kühlung und entfeuchtung der raumluft |
| CN114001429A (zh) * | 2020-07-13 | 2022-02-01 | 台中科技大学 | 具空气清净及温控的水流式空调系统 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP15003692A patent/JPH05322230A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1907761B1 (de) * | 2005-07-19 | 2016-11-23 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung und verfahren zur kühlung und entfeuchtung der raumluft |
| JP2009529124A (ja) * | 2006-03-08 | 2009-08-13 | バイオラン オーワイ | 温室空気の除湿用装置と方法及び温度 |
| CN114001429A (zh) * | 2020-07-13 | 2022-02-01 | 台中科技大学 | 具空气清净及温控的水流式空调系统 |
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