JPH05322202A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH05322202A JPH05322202A JP4132574A JP13257492A JPH05322202A JP H05322202 A JPH05322202 A JP H05322202A JP 4132574 A JP4132574 A JP 4132574A JP 13257492 A JP13257492 A JP 13257492A JP H05322202 A JPH05322202 A JP H05322202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- header
- outlet
- heat
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 暖房器の排水性を良好にし、熱交換管内の残
留水の凍結による熱交換管の破損を防止できる空気調和
機を得る。 【構成】 暖房器６の熱交換管６ｅを出口側ヘッダ６ｄ
に向って下り勾配となるように傾斜をもたせて構成し
た。
留水の凍結による熱交換管の破損を防止できる空気調和
機を得る。 【構成】 暖房器６の熱交換管６ｅを出口側ヘッダ６ｄ
に向って下り勾配となるように傾斜をもたせて構成し
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の風路内に
配設される暖房器の構造に関するものである。
配設される暖房器の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機は図３、図４
に示すように構成されていた。図３は暖房器の装着状態
を示す概略構成図、図４は、図３のＩＶ−ＩＶにおける
断面を矢印の方向に見た暖房器の正面図である。これら
の図において、１は空気調和機の外箱、２はこの外箱１
の後面に開口されている室内空気吸込口、３は上記箱体
１の上面に開口されている空気吹出口、１ａは上記空気
吸込口２と空気吹出口３との間に形成された風路、４は
上記外箱上部に位置し、上記風路１ａ内に設けられた送
風機、５は上記空気吸込口２近傍に位置し、上記風路１
ａ内に配設されたフィンチューブ形熱交換器、６はこの
熱交換器に近接して上記風路１ａ内に装着された暖房
器、６ａはこの暖房器６に温水を供給するための流入
口、６ｂは暖房器内の温水を排出するための流出口、６
ｃはこの流入口６ａが設けられた入口側ヘッダ、６ｄは
流出口６ｂが設けられた出口側ヘッダ、６ｅはヘッダに
接続され、温水を通過させて熱交換を行なう熱交換管、
６ｆはこの熱交換管に装着されているフィン、６ｇは熱
交換管６ｅを固定しているフレームであり、上記熱交換
管６ｅとは直角となる様構成されている。６ｈは熱交換
管６ｅを接続したヘッダ、７は暖房器６を上記外箱１ｎ
風路内部に取付けるための固定金具であり、上記フレー
ム６ｇが鉛直方向となるよう固定されている。上記暖房
器６は、暖房シーズン時に使用し、まず送風機４にて被
熱交換空気を供給すると共に、暖房器６の流入口６ａよ
り温水を供給し、熱交換管６ｅ及びフィン６ｆ部分を介
して熱交換を行ない、空気吹出口３より温風を排出し暖
房を行なう。暖房シーズン終了時等には、暖房器６内の
熱媒体（水）は熱交換管６ｅ、出口側ヘッダ６ｄを経て
流出口６ｂより排出する。冷房シーズン時には暖房器６
は使用せず、熱交換器５に冷媒を供給し送風機４にて供
給される被熱交換空気と熱交換器５で熱交換し、空気吐
出口３より冷風を排出し冷房を行なう。
に示すように構成されていた。図３は暖房器の装着状態
を示す概略構成図、図４は、図３のＩＶ−ＩＶにおける
断面を矢印の方向に見た暖房器の正面図である。これら
の図において、１は空気調和機の外箱、２はこの外箱１
の後面に開口されている室内空気吸込口、３は上記箱体
１の上面に開口されている空気吹出口、１ａは上記空気
吸込口２と空気吹出口３との間に形成された風路、４は
上記外箱上部に位置し、上記風路１ａ内に設けられた送
風機、５は上記空気吸込口２近傍に位置し、上記風路１
ａ内に配設されたフィンチューブ形熱交換器、６はこの
熱交換器に近接して上記風路１ａ内に装着された暖房
器、６ａはこの暖房器６に温水を供給するための流入
口、６ｂは暖房器内の温水を排出するための流出口、６
ｃはこの流入口６ａが設けられた入口側ヘッダ、６ｄは
流出口６ｂが設けられた出口側ヘッダ、６ｅはヘッダに
接続され、温水を通過させて熱交換を行なう熱交換管、
６ｆはこの熱交換管に装着されているフィン、６ｇは熱
交換管６ｅを固定しているフレームであり、上記熱交換
管６ｅとは直角となる様構成されている。６ｈは熱交換
管６ｅを接続したヘッダ、７は暖房器６を上記外箱１ｎ
風路内部に取付けるための固定金具であり、上記フレー
ム６ｇが鉛直方向となるよう固定されている。上記暖房
器６は、暖房シーズン時に使用し、まず送風機４にて被
熱交換空気を供給すると共に、暖房器６の流入口６ａよ
り温水を供給し、熱交換管６ｅ及びフィン６ｆ部分を介
して熱交換を行ない、空気吹出口３より温風を排出し暖
房を行なう。暖房シーズン終了時等には、暖房器６内の
熱媒体（水）は熱交換管６ｅ、出口側ヘッダ６ｄを経て
流出口６ｂより排出する。冷房シーズン時には暖房器６
は使用せず、熱交換器５に冷媒を供給し送風機４にて供
給される被熱交換空気と熱交換器５で熱交換し、空気吐
出口３より冷風を排出し冷房を行なう。
【０００３】次に動作について説明する。暖房器６の流
入口６ａより供給された熱媒体は入口側ヘッダ６ｃに入
り、暖房器の上部半分に配置されている熱交換管を通
り、ヘッダ６ｈに入り、暖房器の下部半分に配置されて
いる熱交換管を通り、出口側ヘッダ６ｄの流出口６ｂよ
り排出され、熱源機（図示せず）との間で上記熱媒体を
循環させる。
入口６ａより供給された熱媒体は入口側ヘッダ６ｃに入
り、暖房器の上部半分に配置されている熱交換管を通
り、ヘッダ６ｈに入り、暖房器の下部半分に配置されて
いる熱交換管を通り、出口側ヘッダ６ｄの流出口６ｂよ
り排出され、熱源機（図示せず）との間で上記熱媒体を
循環させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の暖房器の構造で
は、熱交換管が水平に配置されているため排水性が悪
く、暖房器使用後は熱交換管内に排水が残るという欠点
があり、この状態のままで冷房運転を行なった場合、熱
交換管内の排水が凍結し熱交換管が上記残留水の凍結に
よって破損するという問題点があった。
は、熱交換管が水平に配置されているため排水性が悪
く、暖房器使用後は熱交換管内に排水が残るという欠点
があり、この状態のままで冷房運転を行なった場合、熱
交換管内の排水が凍結し熱交換管が上記残留水の凍結に
よって破損するという問題点があった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、暖房器の排水性を良好にし、熱
交換管内の残留水の凍結による破損を防止できる空気調
和機を得ることを目的とする。
ためになされたもので、暖房器の排水性を良好にし、熱
交換管内の残留水の凍結による破損を防止できる空気調
和機を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は暖房器を構成するフレームに対し熱交換管を出口ヘ
ッダ側に向って下り勾配となるように傾斜させ取付けた
ものである。
機は暖房器を構成するフレームに対し熱交換管を出口ヘ
ッダ側に向って下り勾配となるように傾斜させ取付けた
ものである。
【０００７】
【作用】この発明における空気調和機の暖房器は、熱交
換管を出口側ヘッダに向って下り勾配となるように傾斜
させているので、排水性が良好となり、熱交換管内に残
留水が生ぜず冷房運転時等における凍結による熱交換管
の破損を防止出来る。
換管を出口側ヘッダに向って下り勾配となるように傾斜
させているので、排水性が良好となり、熱交換管内に残
留水が生ぜず冷房運転時等における凍結による熱交換管
の破損を防止出来る。
【０００８】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１は暖房器の装着状態を示す概略構成図、図２
は図１のＩＩ−ＩＩにおける断面を矢印の方向に見た暖
房器の正面図である。これらの図において符号１〜５，
７は従来装置と同様のものである。６はこの発明に係る
暖房器、６ａは暖房運転時上記暖房器６に温水を供給す
るための流入口、６ｂは上記温水の流出口、６ｃは上記
流入口６ａが設けられた入口側ヘッダ、６ｄは上記流出
口６ｂが設けられた出口側ヘッダ、６ｅは出口ヘッダ６
ｄ側に向って約１゜の下り勾配となる様に傾斜をつけて
フレーム６ｇに取付けられた熱交換管であり、上記ヘッ
ダ６ａ，６ｄ，６ｈに連通している。６ｆは上記熱交換
管６ｅに装着されているフィン、６ｈはヘッダ、６ｉは
排水時入口側ヘッダ６ｃに溜った排水を出口側ヘッダに
送るための水抜き管である。
する。図１は暖房器の装着状態を示す概略構成図、図２
は図１のＩＩ−ＩＩにおける断面を矢印の方向に見た暖
房器の正面図である。これらの図において符号１〜５，
７は従来装置と同様のものである。６はこの発明に係る
暖房器、６ａは暖房運転時上記暖房器６に温水を供給す
るための流入口、６ｂは上記温水の流出口、６ｃは上記
流入口６ａが設けられた入口側ヘッダ、６ｄは上記流出
口６ｂが設けられた出口側ヘッダ、６ｅは出口ヘッダ６
ｄ側に向って約１゜の下り勾配となる様に傾斜をつけて
フレーム６ｇに取付けられた熱交換管であり、上記ヘッ
ダ６ａ，６ｄ，６ｈに連通している。６ｆは上記熱交換
管６ｅに装着されているフィン、６ｈはヘッダ、６ｉは
排水時入口側ヘッダ６ｃに溜った排水を出口側ヘッダに
送るための水抜き管である。
【０００９】これらの図において、暖房器６使用後の暖
房器内に残った残留水は、出口ヘッダ６ｄ側に約１゜の
傾斜をつけた熱交換管６ｅによって、入口側ヘッダ６ｃ
及び出口側ヘッダ６ｄに送られる。入口側ヘッダ６ｃに
送られてきた残留水は、水抜き管６ｉを通り、出口側ヘ
ッダ６ｄに送られ、出口側ヘッダ６ｄを経由して流出口
６ｂより排出される。
房器内に残った残留水は、出口ヘッダ６ｄ側に約１゜の
傾斜をつけた熱交換管６ｅによって、入口側ヘッダ６ｃ
及び出口側ヘッダ６ｄに送られる。入口側ヘッダ６ｃに
送られてきた残留水は、水抜き管６ｉを通り、出口側ヘ
ッダ６ｄに送られ、出口側ヘッダ６ｄを経由して流出口
６ｂより排出される。
【００１０】実施例２．上記実施例では、熱交換管６ｅ
が出口側ヘッダ６ｄ側に向って約１゜の下り勾配となる
ように暖房器６を構成したが、暖房器６を風路内に取付
けたとき熱交換管６ｅが約１０傾斜するように暖房器６
を傾けて風路内に取付けても同様な効果を得ることがで
きる。その方法としては、出口ヘッダ６ｄ側フレームの
脚部（最下段の熱交換管より下方に突出したフレーム下
端部）の長さ６ｇ1 を他方の脚部の長さ６ｇ2 より短か
く構成した暖房器とする。
が出口側ヘッダ６ｄ側に向って約１゜の下り勾配となる
ように暖房器６を構成したが、暖房器６を風路内に取付
けたとき熱交換管６ｅが約１０傾斜するように暖房器６
を傾けて風路内に取付けても同様な効果を得ることがで
きる。その方法としては、出口ヘッダ６ｄ側フレームの
脚部（最下段の熱交換管より下方に突出したフレーム下
端部）の長さ６ｇ1 を他方の脚部の長さ６ｇ2 より短か
く構成した暖房器とする。
【００１１】実施例３．さらに、熱交換管６ｅを傾斜さ
せる方法として、フレーム６ｇ下端部の風路部への取付
け個所を出口ヘッダ６ｄ側を他方の取付け個所より低く
なるように取付けて熱交換管が約１゜の傾斜となるよう
に構成してもよい。
せる方法として、フレーム６ｇ下端部の風路部への取付
け個所を出口ヘッダ６ｄ側を他方の取付け個所より低く
なるように取付けて熱交換管が約１゜の傾斜となるよう
に構成してもよい。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば暖房器
の熱交換管を出口ヘッダ側に向って下り勾配となるよう
に傾斜をもたせて構成したので、暖房器の排水性が良好
となり熱交換管内の残留水の凍結による熱交換管の破損
を防止できる効果がある。
の熱交換管を出口ヘッダ側に向って下り勾配となるよう
に傾斜をもたせて構成したので、暖房器の排水性が良好
となり熱交換管内の残留水の凍結による熱交換管の破損
を防止できる効果がある。
【図１】この発明の一実施例による暖房器の装着状態を
示す断面側面図である。
示す断面側面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩにおける断面を矢印の方向か
ら見た暖房器の正面図である。
ら見た暖房器の正面図である。
【図３】従来の空気調和機における暖房器の装着状態を
示す断面側面図である。
示す断面側面図である。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶにおける断面を矢印の方向か
ら見た暖房器の正面図である。
ら見た暖房器の正面図である。
１ 空気調和機の外箱 １ａ 風路 ２ 空気吸込口 ３ 空気吹出口 ４ 送風機 ５ 熱交換器 ６ 暖房器 ６ａ 流入口 ６ｂ 流出口 ６ｃ 入口側ヘッダ ６ｄ 出口側ヘッダ ６ｅ 熱交換管 ６ｆ フィン ６ｇ フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 啓一 和歌山市手平６丁目５番66号 三菱電機エ ンジニアリング株式会社伊丹事業所和歌山 支所内 (72)発明者 板倉 功治 和歌山市手平６丁目５番66号 三菱電機エ ンジニアリング株式会社伊丹事業所和歌山 支所内
Claims (1)
- 【請求項１】 空気吸込口と空気吹出口とを有し、この
両口間に風路を形成する箱体と、前記風路内に配設され
冷媒と被熱交換空気とを熱交換させる熱交換器、前記風
路を介し、前記熱交換器に被熱交換空気を供給する送風
機、多数枚のフィンと、このフィン群の両側に並設され
たフレームと、前記フィン群並びにフレームに挿通され
熱媒体を通す熱交換管と前記フレームの外側に位置し、
それぞれ前記熱交換管の連通する入口ヘッダ並びに出口
ヘッダとにより構成され、前記風路内に配設された暖房
器を備えた空気調和機において、前記出口ヘッダ側に向
って下り勾配となるように前記熱交換管を前記フレーム
に対して取付けたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4132574A JPH05322202A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4132574A JPH05322202A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322202A true JPH05322202A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15084504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4132574A Pending JPH05322202A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05322202A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008164213A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Orion Mach Co Ltd | 恒温水槽の冷却装置およびファンクーラ |
| KR100947088B1 (ko) * | 2009-05-18 | 2010-03-10 | (주)네오텍 | 공기조화기의 동파 방지용 전기히터 내장 코일 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4132574A patent/JPH05322202A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008164213A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Orion Mach Co Ltd | 恒温水槽の冷却装置およびファンクーラ |
| KR100947088B1 (ko) * | 2009-05-18 | 2010-03-10 | (주)네오텍 | 공기조화기의 동파 방지용 전기히터 내장 코일 |
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