JPH0285621A - 空気調和機用除塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は暖房機または冷房機等の空気調和機に関するも
ので、特に、熱交換器のフィンに付着した塵埃を除去す
る除塵装置に関するものである。

［従来の技術］ 第４図は温風暖房機の外観を示す側面図、第５図は第４
図の正″面図、第６図は第５図の平面図、第７図は従来
の空気調和機用除塵装置を示す斜視図である。

第４図乃至第７図において、（１）は温風暖房機のケー
シング、（４２）は前記ケーシング（１）の前面に形成
された温風吹出し口、（４３）は前記ケーシング（１）
の背面に装着された後部カバー、（４４）は前記後部カ
バー（４３）の側面に形成された室内空気取入れ口、（
２５）はケーシング（１）内に配設されて前記室内空気
取入れ口（４４）から導入された室内空気を熱交換する
熱交換器、（４６）は前記熱交換器（２５）の吸気側の
面を覆うようにケーシング（１）の背面にスライド操作
により着脱可能に装着されたフィルタでおる。そして、
従来のフィルタ（４６）は、第７図に示すように、網状
材料により偏平板状に形成されていた。

次に、上記のように構成された従来の空気調和機用除頭
装置の動作を説明する。

温風暖房機の運転に伴い、室内の空気は室内空気取入れ
口（４４）からフィルタ（４６）を通って熱交換器（２
５）に導入され、そこで熱交換されたのち、温風吹出し
口（４２）から室内に供給される。そして、室内の空気
がフィルタ（４６）を通過する際に、空気中の塵埃がフ
ィルタ（４６）で除去される。また、フィルタ（４６）
の塵埃の付着量が増加した場合には、フィルタ（４６）
がケーシング（１）から取外され、清掃により塵埃を除
去して、フィルタ（４６）の目詰りが防止される。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、網状材料よりなるフィルタ（４６）は空気中
の微細な塵埃を通過させるため、長期間の使用に伴い、
その微細な塵埃が熱交換器（２５）のフィンに堆積する
。ところが、従来の空気調和ｖ１用除塵装置は熱交換器
（２５）のフィンに堆積した塵埃を除去する手段を備え
ていないため、塵埃により暖房能力が低下したままの状
態で暖房機が運転されていた。

そこで、本発明は、熱交換器のフィンに堆積した塵埃を
簡単な操作で容易に除去できる空気調和機用除塵装置の
提供を課題とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明にかかる空気調和機用除塵装置は、熱交換器の吸
気側の面を覆うフィルタをケーシングに対しスライド操
作により着脱可能に装着するとともに、そのフィルタの
熱交換器側の面には、フィルタのスライド操作に伴い熱
交換器のフィンに付着した塵埃を除去するブラシを配設
したものでおる。

［作用］ 本発明においては、フィルタをスライドさせるとブラシ
が熱交換器のフィンを清掃するため、簡単な操作でフィ
ンに付着した塵埃を効率よく除去できる。

［実施例］ 以下、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例による空気調和機用除塵装置
を示す斜視図、第２図は本発明の別の実施例による空気
調和機用除塵装置を示す斜視図、第３図は温風暖房機の
内部構成を示す正面図である。なお、本実施例の温風暖
房機の外観構成は、第４図乃至第７図に従って前述した
外観構成と同様であるので、ここでは、重複する説明を
省略する。

第３図において、（１）は温風暖房機のケーシング、（
２）は図示しない別置燃料タンクに接続された定油面器
、（３）は燃料ポンプ、（４）は送油管、（５）は燃焼
筒（６）を内蔵した燃焼器、（７）は前記燃焼筒（６）
により加熱される温水加熱用熱交換器（８）を内蔵した
加熱器である。

（９）は吸気口（１０）と排気口（１１）とを有する吸
排気筒、（１２）は前記吸排気筒（９）の吸気口（１０
）に吸気ホース（１３）を介して接続された燃焼用送風
機、（１４）は前記燃焼用送風機（１２）からの空気を
燃焼筒（６）に送る送風管、（１５）Ｊ、を前記温水加
熱用熱交換器（８）を通過した排気を吸排気筒（９）の
排気口（１１）に導く排気管で必る。

（１７）は前記温水加熱用熱交換器（８）に送湯管（１
８）を介して接続され温流水（１９）を貯留するジスタ
ーンタンク、（１６）は前記ジスターンタンク（１７）
内の温流水（１９）を設定水位（Ｌ）に保持する水位セ
ンサ、（２０）はジスターンタンク（１７）の流入口（
２１）からの温流水（１９）の流れを検知する流水検知
器である。なお、（２９）は前配送渇管（１８）上に配
設された温度検知器である。

（２２）は前記ジスターンタンク（１７）の流出口（２
３）に送湯管（２４）を介して接続された循環ポンプ、
（２５）は前記循環ポンプ（２２）に送湯管（２６）を
介して接続された放熱用の熱交換器であり、放熱用のフ
ィン（２７）と対流ファン（２８）とから構成されてい
る。（３ｏ）は前記熱交換器（２５）で放熱された温流
水（１９）を温水加熱用熱交換器（８）に戻す還流管で
ある。

なお、（３１）は図示しない床暖房装置の温水注流管に
接続される出口接続部であり、流量制御弁（３２）、給
湯管（３３）及び前記送湯管（２６）を介して循環ポン
プ（２２）に接続されている。（３４）は前記床暖房装
置の温水還流管に接続される入口接続部でおり、戻し管
（３５）及び前記還流管（３０）を介して温水加熱用熱
交換器（８）に接続されている。

第１図において、（４８）は前記熱交換器（２５）の吸
気側の面を覆うフィルタでおり、ケーシング（１）の背
面に固定された左右一対のガイド（４９）に対してスラ
イド及び着脱可能に装着されている。前記フィルタ（４
８）は網状材料により形成され、その上端には操作部（
５０）が折り曲げられているとともに、熱交換器（２５
）のフィン（２７）に対向する部分には凹部（５１）が
形成されている。（５２）は前記凹部（５１）内に装着
された上下一対のブラシでおり、その先端部がフィン（
２７）の内部に進入するように構成されている。

次に、上記の、ように構成された本実施例の空気調和機
用除塵装置の動作を説明する。゛熱交換器（２５）のフ
ィン（２７）に塵埃が付着した場合には、フィルタ（４
８）をガイド（４９）に沿って上下にスライドさせる。

すると、フィルタ（４８）のブラシ（５２）がフィン（
２７）のフィルタ（４８）側のエツジ相互間の内部で上
下動されて、フィン（２７）に付着した塵埃が除去され
る。したがって、フィルタ（４８）をガイド（４９）に
沿って上下にスライドさせるという簡単な操作で、フィ
ン（２７）をきれいに清掃できる。その結果、熱交換器
（２５）の熱交換能率が改善されて、温風暖房機の暖房
効率が向上する。

なお、フィルタ（４８）をケーシング（１）から取外せ
ば、フィルタ（４８）及びブラシ（５２）を容易に清掃
することができる。

このように、上記実施例の空気調和機用除塵装置は、熱
交換器（２５）の吸気側の面を覆うフィルタ（４８）を
ケーシング（１）に対しスライド操作により着脱可能に
装着するとともに、そのフィルタ（４８）の熱交換器（
２５）と対向する面に凹部（５１）を形成し、その凹部
（５１）内には、フィルタ（４８）のスライド操作に伴
い熱交換器（２５）のフィン（２７）に付着した塵埃を
除去するブラシ（５２）を設けたものでおる。

したがって、フィルタ（４８）の簡単なスライド操作に
より、熱交換器（２５）のフィン（２７）に付着した塵
埃を容易に除去することができ、もって、温風暖房機を
効率よく暖房運転することができる。また、本実施例で
は、ブラシ（５２）が凹部（５１）内に装着されている
ので、ケーシング（１）に対するフィルタ（４８）の取
付構成を変更しなくても、本実施例のフィルタ（４８）
を従来品と交換して使用中の温風暖房機に′ｖｉＬ着す
ることができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
第２図に示すように構成することもできる。即ち、第２
図の実施例においては、前記凹部（５１）の下端に塵埃
回収箱（５３）が設けられている。この実施例の構成に
よれば、ブラシ（５２）で除去された塵埃が塵埃回収箱
（５３）内に確実に回収されるため、ケーシング（１）
の内部または室内を汚すおそれがない。

［発明の効果］ 以上のように、本発明の空気調和機用除塵装置は、熱交
換器の吸気側の面を覆うフィルタをケーシングに対しス
ライド操作により着脱可能に装着するとともに、そのフ
ィルタの熱交換器側の面には、フィルタのスライド操作
に伴い熱交換器のフィンに付着した塵埃を除去するブラ
シを設けたものであるから、フィンに付着した塵埃の清
掃を容易にして、空気調和機を長期間効率よく運転する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気調和機用除塵装置
を示す斜視図、第２図は本発明の１１の実施例による空
気調和機用除塵装置を示す斜視図、第３図は温風暖房機
の内部構成を示す正面図、第４図は第３図のｍ風暖房機
の外観を示す側面図、第５図は第４図の正面図、第６図
は第５図の平面図、第７図は従来の空気調和機用除塵装
置を示す斜視図である。 図において、 １：ケーシング　　　　　２５：熱交換器２７：フィン
　　　　　　４８：フィルタ５２：ブラシ である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人　弁理士　大吉　増雄　外２名 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ケーシング内に配設された熱交換器の吸気側の面
   を覆うように、前記ケーシングにスライド操作により着
   脱可能に装着されたフィルタと、前記フィルタの熱交換
   器側の面に設けられ、フィルタのスライド操作に伴い前
   記熱交換器のフィンに付着した塵埃を除去するブラシと を具備することを特徴とする空気調和機用除塵装置。