JPH08145194A - バタフライ弁 - Google Patents

バタフライ弁

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Publication number
JPH08145194A
JPH08145194A JP28574794A JP28574794A JPH08145194A JP H08145194 A JPH08145194 A JP H08145194A JP 28574794 A JP28574794 A JP 28574794A JP 28574794 A JP28574794 A JP 28574794A JP H08145194 A JPH08145194 A JP H08145194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
mounting groove
receiving material
section
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP28574794A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumori Nakamura
光盛 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP28574794A priority Critical patent/JPH08145194A/ja
Publication of JPH08145194A publication Critical patent/JPH08145194A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が減らせて機械加工量も減少させる
ことができ、製造コストを低減する。 【構成】 弁体の外周部が当接する弁受シート材12の
装着用受材取付溝11を形成し、この受材取付溝11を
蟻溝形断面に形成するとともに、弁受シート材12を前
記受材取付溝11に嵌合可能な凸形状断面に形成し、さ
らに弁受シート材12を構成ゴムにより形成するととも
に、使用温度で取付溝11の底部に沿って広がり抜け止
めする形状記憶合金製の芯材13を内在させ、弁受シー
ト材12を前記受材取付溝11内に圧入可能に構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上水道や工業用水、河
川水、下水道などの配管に介装されるバタフライ弁の、
特に弁体が当接する弁受シートおよびその取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のバタフライ弁は、図6,図7に示
すように、弁体3の閉止位置に対応して、弁箱1の流体
通路2に取付溝4が形成され、この取付溝4の一側部に
凸形断面の合成ゴム製の弁受シート材5を挿入するとと
もに、他側部に逆凸形断面のシート押さえ6を装着し、
このシート押さえ6を取付ビス7で固定することによ
り、弁受シート材5を取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、構成によれ
ば、シート押さえ6や取付ビス7など部品点数が多く、
また取付溝4の機械加工量も多いという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、部品点
数が減らせて機械加工量も減少させることができ、製造
コストを低減することができるバタフライ弁を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のバタフライ弁は、流体通路に回動自在に配
設された弁体の閉止位置に対応する弁箱の流体通路に、
弁体の外周部が当接する弁受材の装着用受材取付溝を形
成し、この受材取付溝を蟻溝形断面に形成するととも
に、弁受材を前記受材取付溝に嵌合可能な凸形状断面に
形成し、さらに弁受材を可撓性材料で構成するととも
に、弁受材に使用温度で取付溝の幅方向に広がり抜け止
めする形状記憶合金製の芯材を内在させ、前記受材取付
溝内に圧入可能に形成したものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、芯材を弁受材を介して加熱
し、さらに弁受材を芯材と共に底側を内方に折り曲げて
変形させ、この状態で受材取付溝に圧入して装着する。
そして、使用温度になると、芯材が受材取付溝内で幅方
向に広がって弁受材を受材取付溝内に抜け止めすること
ができる。これにより、従来のシート押さえや取付ビス
の部品点数が減少させ、さらに受材取付溝の機械加工量
を減少させることができ、製造コストの減少に寄与でき
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るバタフライ弁の一実施例
を図面に基づいて説明する。なお、従来と同一の部材は
同一符号を付し、説明は省略する。
【0008】弁箱1の流体通路2には、矩形状断面の係
止溝部11aと、係止溝部11aの上面中央部に台形状
断面の開口溝部11bとで蟻溝形断面に形成された受材
取付溝11が弁体3の閉止位置に対応して形成されてい
る。
【0009】このシート取付溝11には合成ゴム製の弁
受シート材(弁受材)12が装着されている。この弁受
シート材12は、可撓性のある合成ゴム製で、係止溝部
11aに嵌合されて底部中心に凹溝12cが形成された
係止部12aと、開口溝部11bに嵌合されて天部受け
面12dが流体通路2内に僅かに突出する台形断面の弁
受部12bとで構成されている。そして、この弁受シー
ト材12の内部には、中央部で上方に湾曲する逆U字形
の迂回部13aと、左右両側で係止部12aの底面に沿
って伸びる支持部13bとで構成された板状の芯材13
が長さ方向の全長にわたって内在されている。この芯材
13には形状記憶合金が使用され、弁受シート部材12
の耐熱温度80℃で変形された状態から、図1に示すよ
うに、バタフライ弁の使用温度(常温)で幅方向に広が
って弁受シート部材12を受材取付孔11から抜け止め
する記憶された形状に戻るように処理されている。
【0010】この弁受シート材12の装着作業は、図2
に示すように、まず芯材13を弁受シート部材12と共
に耐熱温度80℃に加熱し、さらに弁受シート部材12
を加圧して、係止部12aを芯材13と共に凹溝12c
を中心に下方に逆U字形に折り曲げた状態に変形させ、
さらに係止部12aから受材取付孔11の開口孔部11
bに圧入させ、図1に示すように弁受シート材12を受
材取付孔11内に装着する。そして、弁受シート材12
が通常の使用温度になることにより、芯材13を記憶さ
れた座孔部11aの底面に沿って幅方向に広がる形状に
戻して、弁受シート部材12を受材取付孔11から抜け
止めする。
【0011】上記実施例によれば、従来に比べてシート
押さえ材や取付ビスが不要で部品点数を少なくできると
ともに、受材取付孔11の機械加工も少なくてすみ、ま
た組立も容易になるので、製造コストを低減することが
できる。
【0012】図4および図5は、上記弁受シート材の変
形例を示す。すなわち、弁受シート材12内の芯材21
が、記憶された形状において係止部12a内でその底面
と平行で凹溝12cを貫通する平面状になるように処理
されたもので、上記実施例と同様の効果を奏することが
できる。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、芯
材を弁受材を介して加熱し、さらに弁受材を芯材と共に
底側を内方に折り曲げて変形させ、この状態で受材取付
溝に圧入して装着する。そして、使用温度になると、芯
材が受材取付溝内で幅方向に広がって弁受材を受材取付
溝内に抜け止めすることができる。これにより、従来の
シート押さえや取付ビスの部品点数が減少させ、さらに
受材取付溝の機械加工量を減少させることができ、製造
コストの減少に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバタフライ弁の弁受シート材の取
付け部の一実施例を示す要部拡大断面図である。
【図2】同弁受シート材の装着作業を示す要部拡大断面
図である。
【図3】同バタフライ弁の部分切欠き斜視図である。
【図4】本発明に係るバタフライ弁の弁受シート材の取
付け部の他の実施例を示す要部拡大断面図である。
【図5】同バタフライ弁の部分切欠き斜視図である。
【図6】従来のバタフライ弁の部分切欠き斜視図であ
る。
【図7】同弁受シート材の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 流体通路 3 弁体 11 受材取付溝 11a 係止溝部 11b 開口溝部 12 弁受シート材 12a 係止部 12b 弁受部 12c 凹溝 12d 天部受面 13 芯材 21 芯材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体通路に回動自在に配設された弁体の閉
    止位置に対応する弁箱の流体通路に、弁体の外周部が当
    接する弁受材の装着用受材取付溝を形成し、この受材取
    付溝を蟻溝形断面に形成するとともに、弁受材を前記受
    材取付溝に嵌合可能な凸形状断面に形成し、さらに弁受
    材を可撓性材料で構成するとともに、弁受材に使用温度
    で取付溝の幅方向に広がり抜け止めする形状記憶合金製
    の芯材を内在させ、前記受材取付溝内に圧入可能に形成
    したことを特徴とするバタフライ弁。
JP28574794A 1994-11-21 1994-11-21 バタフライ弁 Pending JPH08145194A (ja)

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JP28574794A JPH08145194A (ja) 1994-11-21 1994-11-21 バタフライ弁

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JPH08145194A true JPH08145194A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17695532

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JP28574794A Pending JPH08145194A (ja) 1994-11-21 1994-11-21 バタフライ弁

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JP (1) JPH08145194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100922590B1 (ko) * 2007-12-28 2009-10-21 동양다이캐스팅 주식회사 가스압력조절기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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