JP3741267B2 - エキスパンションジョイント - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は構造が単純で強度にも優れたエキスパンションジョイントに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
一般に、エキスパンションジョイントは建物躯体間の間隙をカバー材で塞ぐときには、まず各建物躯体に支持部材を固定し、これらの支持部材にホルダを取り付け、さらにホルダに上記間隙を塞ぐカバー材を取りつける構成であった。このため、カバー材を取りつける構成が複雑になり、コストも高かった。
【0003】
これに対し、実公平2−45363号公報に示されるように、直接にホルダを建物躯体に固定するものも知られている。
【0004】
しかし、この場合は全体がバネの施工であるが、カバー材を建物躯体に圧接させる力が不足し、全体がバネのホルダにカバー材を係合するためカバー材の確実な取付施工に難が生じており、またカバー材を強く建物躯体上に保持することはできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点を解消し、構造が簡単で、低コストで施工でき、施工でき、しかもホルダおよびカバー材の保持強度も十分なエキスパンションジョイントを提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るエキスパンションジョイントは、間隙を隔てて一方の建物躯体に固定されて他方の建物躯体側に延びるホルダを取り付け、このホルダに上記間隙を覆うカバー材を固定して成るエキスパンションジョイントにおいて、上記ホルダは、その一端が上記一方の建物躯体に固定されて上記間隙から遠ざかる方向に延出された後、折り返されて成るバネ部を備え、このバネ部からさらに他方の建物躯体側に連続して延びて他端が上記他方の建物躯体に圧接されたことを特徴とする。
【0007】
なお、前記ホルダは、前記一方の建物躯体の固定部に固定されて上記間隙から遠ざかる方向に延出した後、折り返されて他方の建物躯体側に延びる金属バネ部材と、前記他方の建物躯体に圧接する金属部材とを一体に結合したものであるのが好ましい。
【0008】
また、前記ホルダを、長手方向に摺動溝を有するとともに、前記カバー材を固定する金属部材と、この金属部材の両端から挿入固定された金属バネ部材とから構成し、一方の金属部材は前記一方の建物躯体に固定されて上記間隙から遠ざかる方向に延出された後、折り返されて成り、他方の金属バネ部材は前記他方の建物躯体に圧接されるようにするのが望ましい。
【0009】
さらに、前記バネ部には複数の折り曲げ部を形成するのがよい。
【0010】
また、前記ホルダは、予め前記バネ部の折り返し部の角度を、前記一方の建物躯体に固定したときに想定される角度よりも小さく形成しておくのが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明は、間隔を隔てた入隅躯体および平面躯体を構成し、床、壁、天井、屋根等の各躯体にホルダとカバー材を用いるエキスパンションジョイントのものである。
【0012】
入隅躯体の例を以下図1において説明する。符号1は一方の建物躯体で壁躯体である。2は他方の建物躯体、Sは建物躯体1、2間の間隙である。上記建物躯体1、2にはホルダ3を介してカバー材4が取り付けられて上記間隙Sを覆っている。
【0013】
上記両建物躯体1、2には間隙Sの内側を覆う止水板5を取りつけるための取り付け部材6が固定され、各取り付け部材6に形成した嵌合溝7に止水板5の両側端の膨出部が圧入嵌合している。なお、壁躯体1の取り付け部材6にはホルダ3の一方を位置決めする位置決め片8が突出している。
【0014】
上記ホルダ3は、その一端3aを上記一方の建物躯体1に固定して上記間隙Sから遠ざかる方向に延出した後、折り返して垂下した下方をさらに間隙Sの幅方向に折曲げ、他方の建物躯体2側に連続して延出させ、延出した他端3bを上記他方の建物躯体2に接触させて形成して成るもので、金属バネ部材9と金属部材10とから構成されている。
【0015】
金属バネ部材9は、壁躯体1に沿って上記間隙Sから遠ざかる方向(上方)に延出した後、下方に折り返された第一部位の折り返し部14から垂下した下方を、さらに上記間隙Sの幅方向に折り曲げられた第二部位の折り返し部16から他方の建物躯体2側に延びる部分で、バネ効力が働くようバネ部aを構成している。金属バネ部材9には、図2のように、その長手方向(間隙Sの幅方向)に沿ってリブ11が両サイドに形成されてバネ部a全体を補強している。なお、リブ11はバネ効力の剛性を高めたい長さおよび箇所を任意に選定する他、リブ11を設ける代わりに金属バネ材自体を厚肉に形成してもよい。
【0016】
金属部材10は他方の建物躯体2に圧接する部分を構成するもので、一方の端部10aはZ字形に形成されて上記金属バネ部材9の端部に重合し、他方の端部3bは鈍角に屈曲形成されている。金属部材10はアルミニウムの押出材や鉄のロールフォーミング材などの種々の加工によって、好ましくは金属バネ部材9よりも剛性を高めた構成とすればよい。他の例も同じである。
【0017】
金属バネ部材9と金属部材10の重合端部とはリベット、ビス等の止具12で一体に結合されている。
【0018】
そして、上記ホルダ3の片方側は金属バネ部材9の一端を上記止水板5の取り付け部材6に重合してボルト、ビス等の止具13で固定されている。このとき、金属部材10の端部3bを他方の建物躯体2に圧接するようにする。
【0019】
上記ホルダ3は、図2、図3に示すように予めバネ部aを、2字形など第一部位とする折り返し部14および第二部位とする折り返し部16の角度を、図1に示すように取付施工後は、上記一方の建物躯体1に上記止具12で固定したときに想定される角度よりも小さく形成しておく。これにより、ホルダ3の取り付け時には、上記一方の建物躯体1に固定したとき金属バネ部材9の特に上記部位のバネ効力によって、上記他端3bが上記他方の建物躯体1に圧接することになる。
【0020】
上記ホルダ3を取りつけるにあたっては、一端3aを壁躯体1の取り付け部材6に重合させ、止具12にて固定する。このとき、取り付け部材6の位置決め片8に上記ホルダ3の一端を係合させる。また、ホルダ3には予め取り付け部材6固定用ボルト13を取付ける小孔15とドライバを挿入できる作業用大孔15aを予め開口しておく。このようにしてホルダ3の一端を固定すると、ホルダ3は壁躯体1に沿って上記間隙Sから遠ざかる方向(上方)に延出した後、第一部位で特にバネ効力が働くように下方に折り返された折り返り部14とこの下方に垂下し、上記間隙Sの幅方向に折り曲げられさらに第二部位のバネ効力が働くように構成した折り返り部16と、この折り返り部16から他方の建物躯体2側に連続して延出した連継部に、さらに金属部材10の片方を連継し、この金属部材10の他端3bは他方の躯体2に圧接される。
【0021】
上記ホルダ3は上記間隙Sに沿って一定の間隔で配置される。なお、ホルダ3の金属部材10が他方の躯体2に圧接する端部には、取り付け部材6を固定するボルト、ビス等の止具13の頭部に係合するのを避けるための凹状切欠き部17が形成されている。
【0022】
次に、間隙Sの長手方向に離間して取付けられたホルダ3の金属部材10には、長尺のカバー材4で覆い、ビス等の止具18によって固定する。カバー材4は断面略L字形でこの側縁は鈎状に屈曲形成され、両側端には気密材19が嵌着されて各建物躯体1、2の表面に当接されている。
【0023】
上記構成によれば、ホルダ3の第一部位の折り曲げ部14のバネ部aは、壁躯体1に沿って建物躯体間の間隙Sから上方に延出し、下方に折り返された垂下部から、さらに上記間隙Sの幅方向に折り曲げられる第二部位の折り曲げ部16から、複合的に弾力がよく効き、例えば温度変化、不同沈下、震動等によって建物躯体1、2が接近、離間方向に変位したときはもちろん、図4のように建物躯体1、2が間隙Sの深さ方向にずれるように変位した場合も、カバー材4はホルダ3の第一部位と第一部位の折り曲げ部14、16のバネ部aによって確実に保持される。特に、バネ部aの変形は撓み変形であるが、バネ部aの折り曲げ部14、16は2個所あり、これら複合の折り曲げ部14、16の上記リブ11のバネ効力を付加したので更に撓みにくいので、全体として強い弾力となり、カバー材4に対する保持力が大きい。このように、金属バネ部材9のバネ部aには複数の折り曲げ部14、16を形成すると共に、材質を異にした金属部材10との組合わせ構成したバネ部aの適材適所の配置をするのが好ましい。
【0024】
また、金属バネ部材9の端部と金属部材10の端部との重合は、図5及び図8のように、上下反対の取付け配置にしてもよい。
【0025】
次に、図6は、同じ形状の建物躯体2、2が間隙Sを隔てて平面状に相対して設置されている場合の例である。Sは建物躯体2、2間の間隙Sである。上記建物躯体2、2にはホルダ3を介してカバー材4が取り付けられて上記間隙Sを覆っている。
【0026】
上記両建物躯体2、2には間隙Sの内側を覆う止水板5を取りつけるための取り付け部材6が固定され、各取り付け部材6に形成した嵌合溝7に止水板5の両側端が嵌合している。
【0027】
上記ホルダ3は、施工前の元のホルダ形状(破線で図示した形状)の一端3aを上記一方の建物躯体2に固定して上記間隙Sから遠ざかる方向に延出した後、折り返し部14で折り返して他方の建物躯体2側に連続して延出させ、延出した他端3bを上記他方の建物躯体2に接触させて形成して成る実線で図示した施工後のもので、金属バネ部材9と金属部材10とから止具12で接続し一体的に構成されている。
【0028】
金属バネ部材9は、し字形、U字形等に第一部位又は第二部位の折り曲げ部14、16を得て折り返された複数のバネ部aを構成している。金属バネ部材9にも、前述のように、その長手方向(間隙Sの幅方向)に沿ってリブ11が形成されて、さらに撓み効力を高め且つ撓み効力の耐久維持を補強されている。
【0029】
金属部材10は、上記金属バネ部材9の撓み効力のバネ部aよりやや全体を強く支持可能に、他方の建物躯体2に圧接する部分を構成するもので、一方の端部10aはZ字形に形成されて上記金属バネ部材9の端部に重合し、他方の端部3bは鈍角に屈曲形成されている。
【0030】
金属バネ部材9と金属部材10の重合端部とはリベット、ビス等の止具12で一体に結合されている。
【0031】
そして、上記ホルダ3は金属バネ部材9の一端を上記止水板5の取り付け部材6に重合してボルト、ビス等の止具13で躯体2に固定されている。このとき、金属部材10の他方の端部3bを他方の建物躯体2に圧接するようにする。
【0032】
この場合も、上記ホルダ3は、図6に点線で示すように、予め前記金属バネ部材9のバネ部aは第一部位と第二部位を図3より近接して撓み効力を高め、さらに、リブ11の付加とともに大きな撓み効力を高め備えるように複合的に配置した複数の折り返し部14、16の角度を、前記一方の建物躯体2に固定したときに想定される角度よりも小さく形成しておく。これにより、ホルダ3の取り付け時には、上記一方の建物躯体3に固定したときに、上記他端3bが上記他方の建物躯体2に圧接することになる。
【0033】
上記ホルダ3を取りつけるにあたっては、金属バネ部材9の一端3aを建物躯体2の取り付け部材6に重合させてビス等の止具13で躯体2に固定する。このようにしてホルダ3の一端3aを固定すると、ホルダ3は建物躯体2に沿って上記間隙Sから遠ざかる方向に延出した後、逆方向に折り返され、さらに上記間隙Sの幅方向に折り曲げられて他方の建物躯体2側に連続して延出し、延出した金属部材10の他端3bは他方の躯体2に撓み効力を維持しながら圧接される。
【0034】
上記ホルダ3は上記間隙Sに沿って一定の間隔で配置される。なお、ホルダ3の金属部材10が他方の躯体2に圧接する端部3bにも、上述のホルダ3と同様に、取り付け部材6を固定するボルトの頭部に係合するのを避けるための凹状切欠き部17が切欠き形成されている。
【0035】
次に、ホルダ3の金属部材10にはカバー材4で覆い、ビス等の止具18によって固定する。カバー材4は断面略C字形に屈曲形成され、両側端には気密材19が嵌着されて各建物躯体2、2の表面に当接されている。
【0036】
上記構成によれば、ホルダ3の金属バネ部材9のバネ部aは建物躯体2に沿って建物躯体間の間隙Sから遠ざかる方向に延出した後、第一部位および第二部位の複数の折り曲げ部14、16で逆方向に折り返されるから、複合的な弾力がよく効き、例えば温度変化、不同沈下、震動等によって図7のように建物躯体2、2が上下方向に変位したときは、カバー材4はホルダ3の金属バネ部材9のバネ部aによって第一部位と第二部位を図3より近接して撓み効力を高め、さらに、リブ11の付加とともに大きな撓み効力を高めるように複合的に配置した複数のバネ部aによって確実に保持される。建物躯体2、2が互いに近接し、あるいは離間したときも同様に対応できる。この場合も、複合的に配置した複数の折り曲げ部14、16は撓み効力と撓み力の維持を高めたので、全体として強い弾力となり、カバー材4に対する保持力が大きい。
【0037】
なお、図8に示されるように、金属部材10の一部20を金属バネ部材9の折り返し部14に続く部位21の全面に重合するようにホルダ3の片方側の強度を強くなるように適材適所の構成に形成してもよい。
【0038】
また、図9及び図10に示されるように、ホルダ3を、長手方向に摺動溝22を有するとともに前記カバー材4を固定する金属部材10と、この金属部材10の両端から挿入固定された金属バネ部材9A、9Bとから構成してもよい。一方の金属バネ部材9Aは前記一方の建物躯体2に固定されて上記間隙Sから遠ざかる方向に延出された後、第一部位と第二部位の折り返された複数の折り曲げ部14、16から成り、他方の金属バネ部材9Bは他方の建物躯体2に圧接されるように屈曲形成されている。なお、金属バネ部材9A、9Bと金属部材10とはカシメにより一体的な加工にて固定すればよい。
【0039】
図11のように、建物躯体1、2が入隅部を形成する場合もカバー材4とホルダ3を略Z字形に変わる構成の他は同様にすればよい。
【0040】
なお、ホルダ3は、全部が金属バネ部材9によって形成されてもよい。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ホルダは、その一端が上記一方の建物躯体に固定されて上記間隙から遠ざかる方向に延出された後、折り返されて成るバネ部を備え、このバネ部の弾力によってホルダを他方の建物躯に強く圧接することができるので、構造が簡単で低コストを可能とするとともに確実な施工と取付けの省力化ができ、しかもカバー材4の保持強度も十分なエキスパンションジョイントを提供することができる。
【0042】
請求項2に係る発明によれば、ホルダは、一方の建物躯体の固定部に固定されて建物躯体間の間隙から遠ざかる方向に延出した後、折り返されて他方の建物躯体側に延びる金属バネ部材と、他方の建物躯体に圧接する金属部材とを一体に結合したものである。このように、全部が同一材質のホルダから成るわけではないので、コストを低く抑えることと共に、複合的に配置した複数の折り曲げ部14、16は撓み効力と撓み力の維持を高めた適材適所の効能を備えるので、全体として強い弾力となり、カバー材4に対する変位保持力が大きい。
【0043】
請求項3に係る発明によれば、ホルダを、長手方向に摺動溝を有するとともに、前記カバー材を固定する金属部材と、この金属部材の両端から挿入固定された金属バネ部材とから構成し、一方の金属部材は前記一方の建物躯体に固定されて上記間隙から遠ざかる方向に延出された後、折り返されて成り、他方の金属バネ部材は前記他方の建物躯体に圧接された構成であるから、建物躯体間の間隙が大きい場合にもホルダの保持力を高く得た対応ができる。
【0044】
請求項4に係る発明によれば、バネ部には複数の折り曲げ部を形成したことにより、第一部位と第二部位の各折り曲げ部は複合的に大きな撓み効力を高め、全体として強い弾力となり、カバー材に対する保持力が大きい。
【0045】
請求項5に係る発明によれば、ホルダは、予め前記バネ部の折り返し部の角度を、前記一方の建物躯体に固定したときに想定される角度よりも小さく形成しておく。これにより、ホルダの取付け施工後には、上記一方の建物躯体に固定したときにホルダの食い付き撓み力を高め、ホルダおよびカバー材の他端が上記他方の建物躯体に圧接することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエキスパンションジョイントを示す縦断面図
【図2】ホルダの金属バネ部材の斜視図
【図3】ホルダの取り付け前の側面図
【図4】建物躯体がずれるように変位した場合のエキスパンションジョイントの断面図
【図5】ホルダの他の例の側面図
【図6】同じ形状の建物躯体が相対して設置されている場合の例の断面図
【図7】建物躯体が変位した状態を示す断面図
【図8】他のホルダの例の断面図
【図9】他の例のエキスパンションジョイントの断面図
【図10】ホルダの他の例を示す斜視図
【図11】入隅部の例を示す断面図
【符号の説明】
1、2 建物躯体
3 ホルダ
4 カバー材
9 金属バネ部材
Claims (5)
- 間隙を隔てて一方の建物躯体に固定されて他方の建物躯体側に延びるホルダを取り付け、このホルダに上記間隙を覆うカバー材を固定して成るエキスパンションジョイントにおいて、
上記ホルダは、その一端が上記一方の建物躯体に固定されて上記間隙から遠ざかる方向に延出された後、折り返されて成るバネ部を備え、このバネ部からさらに他方の建物躯体側に連続して延びて他端が上記他方の建物躯体に圧接された
ことを特徴とするエキスパンションジョイント。 - 前記ホルダは、前記一方の建物躯体の固定部に固定されて上記間隙から遠ざかる方向に延出した後、折り返されて他方の建物躯体側に延びる金属バネ部材と、前記他方の建物躯体に圧接する金属部材とを一体に結合したものである、請求項1記載のエキスパンションジョイント。
- 前記ホルダを、長手方向に摺動溝を有するとともに、前記カバー材を固定する金属部材と、この金属部材の両端から挿入固定された金属バネ部材とから構成し、一方の金属部材は前記一方の建物躯体に固定されて上記間隙から遠ざかる方向に延出された後、折り返されて成り、他方の金属バネ部材は前記他方の建物躯体に圧接された、請求項1記載のエキスパンションジョイント。
- 前記バネ部には複数の折り曲げ部を形成した、請求項1、2又は3に記載のエキスパンションジョイント。
- 前記ホルダは、予め前記バネ部の折り返し部の角度を、前記一方の建物躯体に固定したときに想定される角度よりも小さく形成しておく、請求項1、2、3又は4に記載のエキスパンションジョイント。
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