JPH08144814A - 内燃機関の燃料カット制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料カット制御装置

Info

Publication number
JPH08144814A
JPH08144814A JP6282122A JP28212294A JPH08144814A JP H08144814 A JPH08144814 A JP H08144814A JP 6282122 A JP6282122 A JP 6282122A JP 28212294 A JP28212294 A JP 28212294A JP H08144814 A JPH08144814 A JP H08144814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
internal combustion
combustion engine
fuel
fuel cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6282122A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Habu
信男 土生
Hiroki Wada
裕樹 和田
Toshio Tanahashi
敏雄 棚橋
登志広 ▲高▼田
Toshihiro Takada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP6282122A priority Critical patent/JPH08144814A/ja
Publication of JPH08144814A publication Critical patent/JPH08144814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温リーン雰囲気に伴う触媒の劣化を防止す
るための対策を図った内燃機関の燃料カット制御装置を
提供する。 【構成】 所定の運転状態のときに燃料供給を停止する
燃料供給停止手段を備えた内燃機関の燃料カット制御装
置において、該内燃機関の排気系に設けられた排気ガス
浄化用の触媒コンバータ33内の触媒の温度を検出する
触媒温度検出手段と、前記触媒温度検出手段によって検
出された触媒温度が所定の値より高い場合に、前記燃料
供給停止手段による燃料供給停止制御の実行を禁止する
燃料カット実行禁止手段と、を具備することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃費の向上、排出ガス
の浄化、触媒の加熱防止、エンジンの破損防止等を目的
として、所定の運転状態のときに内燃機関への燃料供給
を停止する(以下、燃料カット又はF/Cともいう。)
制御を行う、内燃機関の燃料カット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の電子制御式燃料噴
射制御装置においては、燃料噴射を一時的に停止する減
速時燃料カット、高回転時燃料カット、最高速燃料カッ
ト等が行われている。減速時燃料カットは、スロットル
弁が全閉でエンジン回転速度が所定値以上のときに、燃
料供給の不必要な減速状態にあると判断し、燃料噴射を
停止して、燃費の向上、排出ガスの浄化、及び触媒の加
熱防止を図るものである。また、高回転時燃料カット
は、エンジン回転速度のレッドゾーン以上への上昇によ
るエンジン破損を防止するため、所定の回転速度(例え
ば8000rpm)以上で燃料噴射を停止し、回転速度
の上昇を抑えるものである。さらに、最高速燃料カット
は、例えば車速180km以上でエンジン回転速度45
00rpmが所定時間続いたような場合に、燃料噴射を
停止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな燃料カットの実行が、排気系に設けられた排気ガス
浄化用の三元触媒を劣化させる原因となっていることが
近年判明してきている。すなわち、燃料カットは、排気
系においてO2 (酸素)過剰の雰囲気すなわちリーン雰
囲気を誘発するものであるが、触媒の温度が高い状態に
おいて燃料カットを実行すると、触媒周辺が高温のリー
ン雰囲気となり、触媒が早期に劣化するのである。
【0004】そのような高温状態かつリーン雰囲気の下
で触媒の劣化が促進される理由は、通説として、以下の
通り説明されている。すなわち、「高温になるほど原子
移動は、より活発化する。それ故、高温状態において
は、触媒内の小粒のPt(白金)は、活発化した原子移
動により互いに結合して大粒のPtとなるとともに、O
2 過剰のため酸化反応を起こして、Ptの粒成長が促進
される。粒成長したPtは、表面積が小さくなり、この
ことは、排気ガスに接触する面積が小さくなることを意
味する。したがって、排気ガス浄化性能の低下に結果す
る。」というものである。
【0005】また、燃料カット時に触媒の冷却を防止す
るため二次空気導入を禁止する技術も知られてはいる
が、そのようなO2 濃度を低く抑える対策では、上述し
た高温時の燃料カットに起因する触媒劣化を十分には防
止することができないことが実験により確認されてい
る。
【0006】かかる実情に鑑み、本発明の目的は、高温
リーン雰囲気に伴う触媒の劣化を防止するための対策を
図った内燃機関の燃料カット制御装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、触媒の温度が
高いときには燃料カットに伴い発生するリーンな排気ガ
スが触媒に流入するのを防止する、という基本的着想に
基づき、以下に記載されるような技術構成を採用するこ
とにより、上記目的を達成するものである。すなわち、
本願第1の発明に係る、内燃機関の燃料カット制御装置
は、所定の運転状態のときに燃料供給を停止する燃料供
給停止手段を備えた内燃機関の燃料カット制御装置にお
いて、該内燃機関の排気系に設けられた排気ガス浄化用
の触媒コンバータ内の触媒の温度を検出する触媒温度検
出手段と、前記触媒温度検出手段によって検出された触
媒温度が所定の値より高い場合に、前記燃料供給停止手
段による燃料供給停止制御の実行を禁止する燃料カット
実行禁止手段と、を具備することを特徴とする。
【0008】また、第2の発明に係る、内燃機関の燃料
カット制御装置は、所定の運転状態のときに燃料供給を
停止する制御を行う内燃機関の燃料カット制御装置にお
いて、該内燃機関の排気系に設けられた排気ガス浄化用
の触媒コンバータ内の触媒の温度を検出する触媒温度検
出手段と、前記触媒温度検出手段によって検出された触
媒温度が所定の値より高い場合において燃料供給停止を
行ったときに、前記触媒コンバータを経由せずに、前記
触媒コンバータより上流側の排気系より直接大気中に排
気ガスを放出させる触媒バイパス手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0009】さらに、第3の発明に係る、内燃機関の燃
料カット制御装置は、アイドル状態かつ機関回転速度が
所定値以上のときに燃料供給を停止する制御を行う内燃
機関の燃料カット制御装置において、該内燃機関の排気
系に設けられた排気ガス浄化用の触媒コンバータ内の触
媒の温度を検出する触媒温度検出手段と、前記触媒温度
検出手段によって検出された触媒温度が所定の値より高
い場合において燃料供給停止を行ったときに、該内燃機
関の排気ガス再循環装置を作動せしめ又は該内燃機関の
吸気弁と排気弁とのオーバラップ量を最大にする排気ガ
ス滞留手段と、を具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の如く構成された、第1の発明に係る、内
燃機関の燃料カット制御装置においては、触媒温度が所
定の値より高い場合に、燃料カットの実行が禁止され
る。したがって、燃料カットに伴う触媒周辺のリーン雰
囲気化すなわちO2 濃度の上昇が抑えられる。このこと
は、前述した高温リーン雰囲気における触媒劣化が防止
される結果となる。
【0011】また、第2の発明に係る、内燃機関の燃料
カット制御装置においては、触媒温度が所定の値より高
い場合において燃料供給停止を行ったときに、その燃料
カットに伴うリーンな排気ガスは、触媒を経由せずに大
気中に放出され、触媒に流入しない。したがって、燃料
カットに伴う触媒周辺のリーン雰囲気化すなわちO2
度の上昇が抑えられる。このことは、従来通りの燃料カ
ットの実行を可能にしつつ、前述した高温リーン雰囲気
における触媒劣化を防止することができる、ということ
を意味する。
【0012】また、第3の発明に係る、内燃機関の燃料
カット制御装置においては、触媒温度が所定の値より高
い場合において燃料供給停止を行ったときに、排気ガス
再循環装置が作動せしめられるか、又は吸気弁と排気弁
とのオーバラップ量が最大にされる。これにより、燃料
カットに伴うリーンな排気ガスが、触媒に流入せずに触
媒より上流側に滞留することとなり、結果として触媒周
辺のリーン雰囲気化すなわちO2 濃度の上昇が抑えられ
る。したがって、従来通りの燃料カットの実行を可能に
しつつ、前述した高温リーン雰囲気における触媒劣化を
防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る燃料カッ
ト制御装置を備えた電子制御燃料噴射式内燃機関の全体
構成図である。エンジン1の燃焼に必要な空気は、エア
クリーナ2でろ過され、スロットルボデー5を通ってサ
ージタンク(インテークマニホルド)11で各気筒の吸
気管13に分配される。なお、その吸入空気流量は、ス
ロットルボデー5に設けられたスロットル弁6により調
節されるとともに、エアフローメータ4により計測され
る。また、吸入空気温度は、吸気温センサ3により検出
される。さらに、吸気管圧力は、バキュームセンサ12
によって検出される。
【0015】また、スロットル弁6の開度は、スロット
ル開度センサ9により検出される。また、スロットル弁
6が全閉状態のときには、アイドルスイッチ10がオン
となり、その出力であるスロットル全閉信号がアクティ
ブとなる。また、スロットル弁6をバイパスするアイド
ルアジャスト通路7には、アイドル時の空気流量を調節
するためのアイドルスピードコントロールバルブ(IS
CV)8が設けられている。
【0016】一方、燃料タンク15に貯蔵された燃料
は、燃料ポンプ17によりくみ上げられ、燃料配管19
を経て燃料噴射弁21により吸気管13に噴射される。
吸気管13ではそのような空気と燃料とが混合され、そ
の混合気は、吸気弁23を介してエンジン本体すなわち
気筒(シリンダ)1に吸入される。気筒1において、混
合気は、ピストンにより圧縮された後、イグナイタ及び
スパークプラグにより点火されて爆発・燃焼し、動力を
発生する。
【0017】なお、点火ディストリビュータ43には、
その軸が例えばクランク角(CA)に換算して720°
CAごとに基準位置検出用パルスを発生するクランク角
センサ45、及び30°CAごとに基準位置検出用パル
スを発生するクランク角センサ47が設けられている。
また、エンジン1は、冷却水通路49に導かれた冷却水
により冷却され、その冷却水温度は、水温センサ51に
よって検出される。
【0018】燃焼した混合気は、排気ガスとして排気弁
24を介して排気マニホルド27に放出され、次いで排
気管29に導かれる。なお、排気管29には、排気ガス
中の酸素濃度を検出するO2 センサ31が設けられてい
る。さらにそれより下流の排気系には、触媒コンバータ
33が設けられており、その触媒コンバータ33には、
排気ガス中の未燃成分の酸化と窒素酸化物の還元とを同
時に促進する三元触媒が収容されている。こうして触媒
コンバータ33において浄化された排気ガスが大気中に
排出される。
【0019】なお、第3実施例に係るエンジンは、NO
x (窒素酸化物)の低減を目的とするEGR(排気ガス
再循環装置)付きのエンジンを想定しており、排気系と
スロットル弁6より下流側の吸気系との間には、排気ガ
スを循環させるための通路25が設けられている。その
ガス再循環量は、その通路の途中に設けられたEGRバ
ルブ26によって調節される。
【0020】また、第4実施例に係るエンジンは、可変
バルブタイミング(VVT)機構付きエンジンを想定し
ており、吸気弁23及び排気弁24の双方が同時に開弁
している時間(オーバラップ量)を調節することができ
る。
【0021】エンジン電子制御ユニット(エンジンEC
U)60は、燃料噴射制御、点火時期制御、アイドル回
転速度制御などを実行するマイクロコンピュータシステ
ムである。ROM62に格納されたプログラムに従っ
て、CPU61は、各種センサからの信号をA/D変換
回路64又は入力インタフェース回路65を介して入力
し、その入力信号を基づいて演算処理を実行し、その演
算結果に基づいて出力インタフェース回路66を介して
各種アクチュエータ用制御信号を出力する。RAM63
は、その演算・制御処理過程における一時的なデータ記
憶場所として使用される。また、これらのECU内の各
構成要素は、システムバス(アドレスバス、データバス
及びコントロールバスからなる。)69によって接続さ
れている。
【0022】点火時期制御は、エンジン回転速度及び各
センサからの信号により、エンジンの状態を総合的に判
定し、最適な点火時期を決定して、イグナイタに点火信
号を送るものである。また、アイドル回転速度制御は、
アイドルスイッチ10からのスロットル全閉信号などに
よってアイドル状態を検出し、ISCV8を制御して空
気量を調節することにより、最適なアイドル回転速度を
維持するものである。
【0023】燃料噴射制御は、基本的には、エアフロー
メータ4により計測される吸入空気流量とクランク角セ
ンサ45から得られるエンジン回転速度とから算出され
るエンジン1回転当たりの吸入空気量に基づいて、所定
の空燃比を達成すべく燃料噴射量すなわち燃料噴射弁2
1による噴射時間を演算し、所定のクランク角に達した
時点で燃料を噴射するものである。なお、吸入空気流量
は、バキュームセンサ12から得られる吸気管圧力とエ
ンジン回転速度とによって推定してもよい。そして、か
かる演算の際、スロットル開度センサ9、水温センサ5
1、吸気温センサ3、O2 センサ31等からの信号に基
づく補正を加える。
【0024】また、燃料噴射制御には、前記した燃料カ
ット制御が含まれ、本発明は、前述したように、触媒の
温度が高いときに燃料カットに伴い発生するリーンな排
気ガスが触媒に流入するのを防止することにより、高温
リーン雰囲気による触媒劣化についての対策を図ろうと
するものである。以下、どのようにして触媒の温度(触
媒床温)を検出し、触媒床温が高いときどのような制御
を実施するか、について詳細に説明する。
【0025】図2は、触媒床温を推定するための処理の
手順を示す概略フローチャートである。この処理は、所
定の時間周期で実行される。触媒床温は、吸入空気流量
QAにより推定することができる。ただし、触媒床温
は、吸入空気流量の変化に対して一定の遅延時間を有し
て緩やかにその変化が現れる。そのため、吸入空気流量
QAの変化を一定時間遅延させて反映する遅延吸入空気
流量DQA(ディレーOA)をもって触媒床温とする。
【0026】まず、現在のエンジン回転速度NE及び吸
気管圧力PMを読み込む(ステップ102)。次いで、
そのNE及びPMに基づいて所定のマップを参照するこ
とにより、吸入空気流量QAを推定する(ステップ10
4)。この推定は、スピードデンシティ方式のエンジン
において行われているものなので、特に説明は不要であ
ろう。次に、その現在の吸入空気流量QAが前回算出さ
れた吸入空気流量QAOより大きいか否かを判定する
(ステップ106)。大きい場合には、所定量QACだ
け遅延吸入空気流量DQAを増大させ(ステップ10
8)、そうでない場合には、所定量QADだけ遅延吸入
空気流量DQAを減少させる(ステップ110)。最後
に、今回算出されたQAを次回利用できるようにQAO
として記憶する(ステップ112)。こうして求められ
る遅延吸入空気流量DQAは、吸入空気流量QAを緩や
かな速度で追従するものであり、触媒床温を反映する量
として利用することが可能である。
【0027】以下では、触媒床温DQAを用いた減速時
燃料カット実行制御処理について4つの実施例を採り上
げ、説明する。かかる燃料カット実行制御は、燃料噴射
制御の1つとしてその中で最も優先的に処理されるもの
であり、次の燃料噴射時期において減速時燃料カットを
実行すべきか否かを判断するものである。
【0028】第1の発明に係る第1実施例から説明す
る。第1実施例は、触媒床温が高いときには減速時燃料
カットそのものを実行禁止にしようというものである。
そのため、あらかじめ、図3に示すように、エンジン回
転速度NEとエンジン負荷とに基づいて基準触媒床温O
TQAを設定し、それに基づいて減速時燃料カットの実
行を禁止すべき領域を定義する。すなわち、図3に示す
如きマップをあらかじめROM62に記憶しておき、図
4のフローチャートに示す減速時F/C実行制御を行
う。
【0029】まず、現在のエンジン回転速度NEと負荷
とに応じた基準触媒床温OTQAを当該マップより求
め、現在の触媒床温DQA(前述のように図2の処理で
算出される。)がそのOTQAより小さいか否かを判定
する(ステップ202)。その判定結果がNO、すなわ
ち触媒床温が所定の基準より高いと判断されるときに
は、減速時燃料カットの実行は禁止され、燃料噴射の実
行が許可される(ステップ214)。また、判定結果が
YES、すなわち触媒床温が低いと判断されるときに
は、XIDLフラグ(アイドルスイッチ10からのスロ
ットル全閉信号がアクティブ状態のときオンにされ
る。)がオンか、すなわちアイドル状態か否かが判定さ
れる(ステップ204)。アイドル状態でないときに
は、減速時F/Cは実行されず、燃料噴射の実行が許可
される(ステップ214)。
【0030】アイドル状態のときには、次に、現在、減
速時F/C実行中か否か、すなわち前回の本ルーチンの
走行において減速時F/Cを実行したか否かを判定する
(ステップ206)。減速時F/C実行中のときには、
現在のエンジン回転速度NEが所定の燃料復帰回転速度
よりも大きいか否かを判定する(ステップ208)。な
お、その燃料復帰回転速度は、水温センサ51によって
検出される冷却水温度に基づき、図5に示すようなマッ
プを参照することにより決定される。燃料復帰回転速度
よりも大きいときには、継続して減速時F/Cを実行し
(ステップ212)、燃料復帰回転速度以下のときに
は、減速時F/C実行状態から燃料噴射実行状態へと復
帰する(ステップ214)。
【0031】一方、ステップ206において、減速時F
/C実行中でないと判定されたときには、現在のエンジ
ン回転速度NEが所定の燃料カット回転速度よりも大き
いか否かを判定する(ステップ210)。なお、その燃
料カット回転速度は、ステップ208と同様に、水温セ
ンサ51によって検出される冷却水温度に基づき、図5
に示すようなマップを参照することにより決定される。
燃料カット回転速度よりも大きいときには、燃料噴射実
行状態から減速時F/C実行状態へと移行し(ステップ
212)、燃料カット回転速度以下のときには、継続し
て燃料噴射を実行する(ステップ214)。
【0032】以上の処理の内、ステップ204以降の処
理は、従来の減速時F/C実行制御処理と全く同様であ
る。換言すれば、本発明により、触媒床温に基づく条件
が新たに減速時F/Cの実行条件として加えられたこと
となる。
【0033】図6は、第1実施例の制御(実線)と従来
の制御(点線)との比較を例示する図である。車速10
0km/hからの減速時、図3の特性図に示すように、
触媒床温に基づくF/C禁止領域に該当しないため、従
来通りF/Cが実行される。しかし、車速140km/
hからの減速時には、図3の特性図に示すように、触媒
床温に基づくF/C禁止領域に該当するため、従来とは
異なり、F/Cが実行されない。すなわち、第1実施例
においては、触媒床温が高いという条件下ではF/Cが
禁止されるのである。
【0034】次に、第2の発明に係る第2実施例につい
て説明する。第2実施例は、従来通りの条件で減速時燃
料カットを実行するが、触媒高温時には燃料カットに伴
うリーンな排気ガスを触媒に流入させず、直接大気中に
放出させようとするものである。すなわち、図7に示す
ように、触媒コンバータ33をバイパスするためのバイ
パス通路35を設け、排気切替え弁37により、排気ガ
スをバイパス通路35側へ導くことができるようにす
る。その排気切替え弁37は、エンジンECU60によ
って制御されるVSV(負圧切替え弁)39によって作
動せしめられる。
【0035】第2実施例に係る減速時F/C実行制御フ
ローは、図8に示される。ステップ304〜314は、
従来と同様に減速時F/Cの実行条件を判定するもので
あり、第1実施例に係る図4のステップ204〜214
の処理手順と同一である。そのため、説明を省略する。
そして、第2実施例においては、減速時F/C実行(ス
テップ312)後、現在の触媒床温DQAが所定の基準
触媒床温OTQAより大きいか否かを判定する(ステッ
プ316)。その判定処理は、第1実施例に係る図4の
ステップ202と同様である。そして、触媒床温が高い
と判定されたときには、前述したVSVをオンして(ス
テップ318)、排気ガスをバイパスさせる。図9は、
そのような制御のタイムチャートを表したものである。
【0036】次に、第3の発明に係る第3実施例につい
て説明する。第3実施例は、第2実施例と同様に従来通
りの条件で減速時燃料カットを実行するが、F/C実行
後、触媒高温時には、アイドルスピードコントロールバ
ルブ(ISCV)8を全閉にするとともに、EGR(排
気ガス再循環装置)を作動させることにより、排気ガス
が触媒コンバータ33より上流側に滞留するようにさせ
ようというものである。
【0037】具体的には、図10のフローチャートに示
すように、従来通りの減速時F/Cの実行(ステップ4
12)後、触媒床温DQAが所定の基準OTQAより高
いかを判定し(ステップ416)、高いと判定されたと
きには、ISCV8を制御するためのパルス信号のデュ
ーティ比DOPを0%に設定し(ステップ418)、さ
らにEGRをオン、すなわちEGRバルブ26を開弁さ
せる(ステップ420)。図11は、そのような制御の
タイムチャートを示すものであり、車速140km/h
からの減速時に、触媒床温が高くなって、前記したIS
CV及びEGRの制御がなされる様子を例示している。
【0038】次に、同じく第3の発明に係る第4実施例
について説明する。第4実施例は、第3実施例における
EGRの作動に代えて、吸気弁23と排気弁24とのオ
ーバラップ量を最大にすることで、内部的に排気ガス再
循環を起こさせ、第3実施例と同様の効果を得ようとす
るものである。
【0039】具体的には、図12のフローチャートに示
すように、従来通りの減速時F/Cの実行(ステップ5
12)後、触媒床温DQAが所定の基準OTQAより高
いかを判定し(ステップ516)、高いと判定されたと
きには、図13に示すように、排気弁24の作動タイミ
ングを遅らせることで、吸気弁23と排気弁24とのオ
ーバラップ量を最大にする(ステップ518)。こうし
て、第3実施例と同様に、排気ガスが触媒コンバータ3
3より上流側に滞留し、本発明の目的が達成される。図
14は、そのような制御のタイムチャートを示すもので
ある。
【0040】最後に、参考例として、燃料カット状態か
ら燃料供給状態へと復帰するのに際して、触媒床温を利
用した好ましい燃料噴射量の補正について説明する。す
なわち、本参考例は、触媒より上流側の排気系にその触
媒よりセリア(CeO2 )を多くしたO2 トラップ触媒
(酸素吸着触媒)を設け、触媒床温が所定値よりも高い
と判断されたときに、燃料停止から燃料噴射への復帰後
の燃料噴射量を増量側に補正することを特徴とするもの
である。
【0041】具体的には、図15に示すように、従来通
りの減速時F/C実行制御処理(ステップ604〜61
4)の後に、以下のような処理を追加することにより、
高温時における燃料カット実行時間に応じて、燃料復帰
後の燃料噴射量を増量する。まず、減速時F/C実行
(ステップ612)後には、触媒床温DQAが基準値O
TQAよりも大きいか否かを判定し(ステップ61
6)、大きいときには、F/C時間をカウントするため
のカウンタCCUTを所定値KFCだけアップする(ス
テップ618)。そして、燃料噴射の復帰(ステップ6
14)後には、高温中の燃料カットのトータル時間を示
すカウンタCCUTが0より大きいか否かを判定し(ス
テップ620)、大きいときには、燃料噴射時間TAU
を所定の増量係数TAURだけ増量し(ステップ62
2)、カウンタCCUTの値を所定値KDFCだけダウ
ンさせる(ステップ624)。このようにして、触媒の
2 量に応じた燃料増量を実施することが可能となる。
なお、図16は、そのような制御のタイムチャートを示
す。
【0042】図17は、従来通りの燃料カット制御を行
った場合と、本発明に係る燃料カット制御を行った場合
とにおける、排気ガス有害成分HC(炭化水素)、CO
(一酸化炭素)及びNOx (窒素酸化物)の濃度の比較
を示す図である。本発明によれば、触媒の劣化が防止さ
れるだけではなく、この図に示すように、排出ガス浄化
性能も向上する。それは、減速時における空気過剰によ
る触媒内O2 飽和がなくなり、加速に伴う排気ガスのリ
ーン化に対して触媒が有効にNOx の還元を遂行できる
からである。
【0043】以上、本発明の実施例について述べてきた
が、もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、
様々な実施例を案出することは当業者にとって容易なこ
とである。例えば、各実施例は、減速時燃料カットに関
するものであったが、第1の発明及び第2の発明は、高
回転時燃料カット等にも容易に応用できるものであろ
う。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
触媒の劣化防止対策を図った内燃機関の燃料カット制御
装置が提供される。
【0045】すなわち、第1の発明によれば、触媒温度
が所定の値より高い場合に、燃料カットの実行が禁止さ
れる。したがって、燃料カットに伴う触媒周辺のリーン
雰囲気化すなわちO2 濃度の上昇が抑えられ、その結
果、高温リーン雰囲気による触媒劣化が防止される。
【0046】また、第2の発明によれば、触媒温度が所
定の値より高い場合において燃料供給停止を行ったとき
に、その燃料カットに伴うリーンな排気ガスが、触媒を
経由せずに大気中に放出され、触媒に流入しない。した
がって、燃料カットに伴う触媒周辺のリーン雰囲気化す
なわちO2 濃度の上昇が抑えられ、その結果、従来通り
の燃料カットの実行を可能にしつつ、高温リーン雰囲気
による触媒劣化が防止される。
【0047】また、第3の発明によれば、触媒温度が所
定の値より高い場合において燃料供給停止を行ったとき
に、排気ガス再循環装置が作動せしめられるか、又は吸
気弁と排気弁とのオーバラップ量が最大にされる。これ
により、燃料カットに伴うリーンな排気ガスが、触媒に
流入せずに触媒より上流側に滞留することとなり、触媒
周辺のリーン雰囲気化すなわちO2 濃度の上昇が抑えら
れ、その結果、従来通りの燃料カットの実行を可能にし
つつ、高温リーン雰囲気による触媒劣化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る燃料カット制御装置を
備えた電子制御燃料噴射式内燃機関の全体構成図であ
る。
【図2】触媒床温の算出処理の手順を示す概略フローチ
ャートである。
【図3】エンジン回転速度と負荷とに基づく基準触媒床
温により、減速時燃料カットの実行禁止領域を定義する
マップである。
【図4】第1実施例に係る減速時燃料カット実行制御手
順を示す概略フローチャートである。
【図5】冷却水温度と燃料カット回転速度及び燃料復帰
回転速度との関係を示すマップである。
【図6】第1実施例に係る制御状態を例示するタイムチ
ャートである。
【図7】第2実施例に係る触媒バイパス通路を示す図で
ある。
【図8】第2実施例に係る減速時燃料カット実行制御手
順を示す概略フローチャートである。
【図9】第2実施例に係る制御状態を例示するタイムチ
ャートである。
【図10】第3実施例に係る減速時燃料カット実行制御
手順を示す概略フローチャートである。
【図11】第3実施例に係る制御状態を例示するタイム
チャートである。
【図12】第4実施例に係る減速時燃料カット実行制御
手順を示す概略フローチャートである。
【図13】吸気弁と排気弁とのオーバラップ量を説明す
るための図である。
【図14】第4実施例に係る制御状態を例示するタイム
チャートである。
【図15】参考例に係る減速時燃料カット実行制御手順
を示す概略フローチャートである。
【図16】参考例に係る制御状態を例示するタイムチャ
ートである。
【図17】従来技術に係る燃料カット制御を行った場合
と、本発明に係る燃料カット制御を行った場合とにおけ
る、排気ガス有害成分の濃度の比較を示す図である。
【符号の説明】
1…エンジン本体(気筒) 2…エアクリーナ 3…吸気温センサ 4…エアフローメータ 5…スロットルボデー 6…スロットル弁 7…アイドルアジャスト通路 8…アイドルスピードコントロールバルブ(ISCV) 9…スロットル開度センサ 10…アイドルスイッチ 11…サージタンク(インテークマニホルド) 12…バキュームセンサ 13…吸気管 15…燃料タンク 17…燃料ポンプ 19…燃料配管 21…燃料噴射弁 23…吸気弁 24…排気弁 25…排気ガス循環通路 26…EGRバルブ 27…排気マニホルド 29…排気管 31…O2 センサ 33…触媒コンバータ 35…触媒バイパス通路 37…排気通路切替え弁 39…VSV 43…点火ディストリビュータ 45…クランク角センサ 47…クランク角センサ 49…冷却水通路 51…水温センサ 60…エンジンECU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/08 330 Z 43/00 301 H N Z 45/00 314 R F02M 25/07 550 R (72)発明者 ▲高▼田 登志広 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の運転状態のときに燃料供給を停止
    する燃料供給停止手段を備えた内燃機関の燃料カット制
    御装置において、 該内燃機関の排気系に設けられた排気ガス浄化用の触媒
    コンバータ内の触媒の温度を検出する触媒温度検出手段
    と、 前記触媒温度検出手段によって検出された触媒温度が所
    定の値より高い場合に、前記燃料供給停止手段による燃
    料供給停止制御の実行を禁止する燃料カット実行禁止手
    段と、 を具備することを特徴とする、内燃機関の燃料カット制
    御装置。
  2. 【請求項2】 所定の運転状態のときに燃料供給を停止
    する制御を行う内燃機関の燃料カット制御装置におい
    て、 該内燃機関の排気系に設けられた排気ガス浄化用の触媒
    コンバータ内の触媒の温度を検出する触媒温度検出手段
    と、 前記触媒温度検出手段によって検出された触媒温度が所
    定の値より高い場合において燃料供給停止を行ったとき
    に、前記触媒コンバータを経由せずに、前記触媒コンバ
    ータより上流側の排気系より直接大気中に排気ガスを放
    出させる触媒バイパス手段と、 を具備することを特徴とする、内燃機関の燃料カット制
    御装置。
  3. 【請求項3】 アイドル状態かつ機関回転速度が所定値
    以上のときに燃料供給を停止する制御を行う内燃機関の
    燃料カット制御装置において、 該内燃機関の排気系に設けられた排気ガス浄化用の触媒
    コンバータ内の触媒の温度を検出する触媒温度検出手段
    と、 前記触媒温度検出手段によって検出された触媒温度が所
    定の値より高い場合において燃料供給停止を行ったとき
    に、該内燃機関の排気ガス再循環装置を作動せしめ又は
    該内燃機関の吸気弁と排気弁とのオーバラップ量を最大
    にする排気ガス滞留手段と、 を具備することを特徴とする、内燃機関の燃料カット制
    御装置。
JP6282122A 1994-11-16 1994-11-16 内燃機関の燃料カット制御装置 Pending JPH08144814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6282122A JPH08144814A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 内燃機関の燃料カット制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6282122A JPH08144814A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 内燃機関の燃料カット制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08144814A true JPH08144814A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17648415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6282122A Pending JPH08144814A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 内燃機関の燃料カット制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08144814A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6892527B2 (en) 2002-07-16 2005-05-17 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Catalyst deterioration suppressing apparatus and method
US7055312B2 (en) 2002-10-01 2006-06-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power output apparatus, hybrid power output apparatus, method of controlling the same, and hybrid vehicle
DE10306954B4 (de) * 2002-02-20 2007-01-25 Toyota Jidosha K.K., Toyota Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine für ein Fahrzeug, bei dem die Brennkraftmaschine vorübergehend gestoppt wird, und Betriebssteuervorrichtung
US7469530B2 (en) 2004-03-03 2008-12-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cut control apparatus of internal combustion engine
JP2009019611A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Toyota Motor Corp 過給機付き内燃機関の制御装置
JP2010116870A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Yamaha Motor Co Ltd 車両用内燃機関
US7836683B2 (en) 2006-02-24 2010-11-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and method for internal combustion engine
US8141341B2 (en) 2008-06-17 2012-03-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and control method of vehicle
JP5257552B2 (ja) * 2010-03-19 2013-08-07 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP2014129750A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Suzuki Motor Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
WO2014122778A1 (ja) * 2013-02-08 2014-08-14 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
US20140331649A1 (en) * 2013-05-07 2014-11-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device of internal combustion engine and method of controlling the same
WO2015163186A1 (ja) * 2014-04-23 2015-10-29 スズキ株式会社 エンジンの制御装置
KR20160063461A (ko) * 2014-11-26 2016-06-07 현대자동차주식회사 연료 컷 진입 조건 이원화 시스템 및 그 방법
JP2018009535A (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 トヨタ自動車株式会社 自然吸気ガソリンエンジンの制御装置
KR20200066894A (ko) * 2018-12-03 2020-06-11 현대자동차주식회사 삼원 촉매의 산소 퍼지 제어 시스템 및 방법
KR20200066896A (ko) * 2018-12-03 2020-06-11 현대자동차주식회사 삼원 촉매의 산소 퍼지 제어 시스템 및 방법

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10306954B4 (de) * 2002-02-20 2007-01-25 Toyota Jidosha K.K., Toyota Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine für ein Fahrzeug, bei dem die Brennkraftmaschine vorübergehend gestoppt wird, und Betriebssteuervorrichtung
DE10306954B8 (de) * 2002-02-20 2007-06-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine für ein Fahrzeug, bei dem die Brennkraftmaschine vorübergehend gestoppt wird, und Betriebssteuervorrichtung
US6892527B2 (en) 2002-07-16 2005-05-17 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Catalyst deterioration suppressing apparatus and method
US7055312B2 (en) 2002-10-01 2006-06-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power output apparatus, hybrid power output apparatus, method of controlling the same, and hybrid vehicle
CN100387819C (zh) * 2002-10-01 2008-05-14 丰田自动车株式会社 动力输出装置、混合动力输出装置及其控制方法以及混合动力车辆
DE10345561B4 (de) * 2002-10-01 2010-07-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Leistungsabgabevorrichtung, Hybridleistungsabgabevorrichtung, Verfahren zum Steuern derselben und Hybridfahrzeug
US7469530B2 (en) 2004-03-03 2008-12-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cut control apparatus of internal combustion engine
US7836683B2 (en) 2006-02-24 2010-11-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and method for internal combustion engine
JP2009019611A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Toyota Motor Corp 過給機付き内燃機関の制御装置
US8141341B2 (en) 2008-06-17 2012-03-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and control method of vehicle
JP2010116870A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Yamaha Motor Co Ltd 車両用内燃機関
JP5257552B2 (ja) * 2010-03-19 2013-08-07 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP2014129750A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Suzuki Motor Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
CN104968901A (zh) * 2013-02-08 2015-10-07 丰田自动车株式会社 内燃机的排气净化装置
WO2014122778A1 (ja) * 2013-02-08 2014-08-14 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
US9512796B2 (en) 2013-02-08 2016-12-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust purification apparatus for internal combustion engine
JP6036855B2 (ja) * 2013-02-08 2016-11-30 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
US9458781B2 (en) * 2013-05-07 2016-10-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device of internal combustion engine and method of controlling the same
US20140331649A1 (en) * 2013-05-07 2014-11-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device of internal combustion engine and method of controlling the same
WO2015163186A1 (ja) * 2014-04-23 2015-10-29 スズキ株式会社 エンジンの制御装置
JP2015206339A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 スズキ株式会社 エンジンの制御装置
DE112015001961B4 (de) * 2014-04-23 2021-04-15 Suzuki Motor Corporation Motorsteuervorrichtung
KR20160063461A (ko) * 2014-11-26 2016-06-07 현대자동차주식회사 연료 컷 진입 조건 이원화 시스템 및 그 방법
CN106194459A (zh) * 2014-11-26 2016-12-07 现代自动车株式会社 用于控制进入燃油切断模式的条件的系统及方法
JP2018009535A (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 トヨタ自動車株式会社 自然吸気ガソリンエンジンの制御装置
KR20200066894A (ko) * 2018-12-03 2020-06-11 현대자동차주식회사 삼원 촉매의 산소 퍼지 제어 시스템 및 방법
KR20200066896A (ko) * 2018-12-03 2020-06-11 현대자동차주식회사 삼원 촉매의 산소 퍼지 제어 시스템 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3788424B2 (ja) エンジンの故障診断装置
JP3684934B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
EP1725750B1 (en) Regeneration controller for exhaust purification apparatus of internal combustion engine
JPH08144814A (ja) 内燃機関の燃料カット制御装置
JP4577656B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP3805098B2 (ja) エンジンの排気ガス浄化制御装置
US7334398B2 (en) Combustion control apparatus and method for internal combustion engine
US7963101B2 (en) Exhaust gas purifying device for an internal combustion engine
JPH11343841A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
CN111577474B (zh) 车载内燃机的控制装置及方法
KR20040002623A (ko) 내연기관의 배기정화장치
JP3356075B2 (ja) 内燃機関
JP2000087736A (ja) 内燃機関
JPH09209742A (ja) 過給機付き内燃機関の排気制御装置
JP4292895B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4161429B2 (ja) 希薄燃焼内燃機関
JP2004245046A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
EP1517030B1 (en) Method and apparatus for detecting deterioration in fuel injection amount of internal combustion engine
JP3489441B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2010174818A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4500765B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4666542B2 (ja) 内燃機関の排気浄化制御装置
JP2002188524A (ja) ターボチャージャ付きエンジンのegr制御装置
JP2001159361A (ja) 内燃機関の白煙排出抑制装置
KR20180067898A (ko) 엔진의 소기 제어 시의 배기 가스 저감 방법